JPH0388074A - システム構成設計方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシステムの構成設計を支援するＣＡＤシスデム
に係わり、システムの構成要素の接続条件、実装条件を
考慮し、設計ミスを低減し、設計生産性を高めるのに好
適なシステム構成設計方式％式％ 従来この種の分野の技術としては、下記の文献に開示さ
れたものがあった。

（１）日立評論２株式会社日立製作所、ＶＯＬ６９　、
　Ｎｏ−３、第７７〜８２頁。

（２）情報処理学会、第３０口金国大会、５Ｌ−８、第
１４８５〜１４８６頁。

上記文献に開示される設計方式においては、システムの
構成を設計する場合の機器の情報、接続情報の表現方法
、記憶方式及びユーザインタフェースに関するのもので
あった。そして主にシステムを構成する本体装置（これ
は複数のキャビネットから成る）とそれに接続される機
器の構成設計についてのものであり、本体装置に格納さ
れる基板、ユニット（電源、ＦＤＤ、ＨＤＤ等）等の実
装設計に関するものではなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来の設計方式では、構成設計を行な
った後に、本体装置、接続機器のフロア配置設計が行な
われ、配置不可能な装置又は機器が発生した場合とか、
ユーザからの仕様変更等による構成設計、実装設計の再
設計が必要となった場合に、システムを構成する構成要
素の接続関係の変更と、本体装置への格納位置の変更を
個別に行なわなければならず、構成設計後に実装設計が
不可能になったり、或いは個別に変更を行なうため両者
に不一致の変更ミスが発生する等の問題があった。

本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記従来の
設計方式において、再設計時のシステムタイプの設計と
実装設計とを個別に実施しなければならないという問題
点を除去し、システム構成の変更を決定しながら同時に
実装設計の変更を決定し、またその逆も可能なシステム
構成設計方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するため本発明は、構成設計、実装設計
の結果を接続構成図、装置内配置図として記憶すると共
に、その他に本体装置の筐体、ラック情報、更に外部接
続機器、基板、ユニットの接続条件情報、配置条件情報
を記憶しておくことにより、システムの構成設計又は実
装設計の変更を行なう際に接続関係の変更のみ又は実装
配置位置の変更のみにより、接続構成図と装置内配置図
の両方が変更される処理手段を設けたことを特徴とする
。

〔作用〕

システム構成設計を上記の如く行なうことにより、シス
テムの接続構成の変更と構成要素の装置内配置位置の変
更は、どちらか一方を指定すれば、両方同時に変更され
るため、従来方式のように両方を個別に変更する必要が
なくななると共に、接続構成図と構成要素配置図との間
に不一致も発生しないことになる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の設計方式を適用するシステム構成設計
支援システムの構成を示すブロック図である。

キーボード２より入力したシステムタイプや外部接続機
器の種類、数量等のシステム仕様に対して、処理部４の
自動処理部７において、記憶部６の構成要素情報格納部
８の構成要素情報を検索し、当該システムの構成に必要
な構成要素データと構成要素間の接続構成データを生成
し、該データを作業記憶部５の接続構成中間結果記憶部
９に登録する。更に記憶部６の筐体ラック情報記憶部１
０の筐体ラックに関する情報を検索し、構成要素の装置
内配置位置を決定し、該装置内配置位置データを作業記
憶部５の構成要素配置中間結果記憶部１５へ登録する。

前記構成要素間の接続構成データの生成は、構成要素情
報格納部８に格納している構成要素間の接続可能性等を
決めた所定の接続ルールに従って接続が可能かを判断し
て行なう。また、装置内配置位置データの生成も、筐体
ラック情報記憶部１０に格納している構成要素の配置可
能性等を決めた所定の配置ルールに従って配置が可能か
を判断して行なう。

処理部４の作画処理部１１は、作業記憶部５の接続関係
中間結果記憶部９からの構成要素データと構成要素間の
接続構成データと、構成要素配置中間結果記憶部１５か
ら構成される装置内配置位置データとより、接続構成図
と構成要素配置図を作成し、それぞれ記憶部６の接続構
成図格納部１２と構成要素配置図格納部１３に格納する
。

構成設計、実装設計の変更の際は、キーボード２より入
力したシステム名に対し、処理部４の作画処理部１１に
おいて、記憶部６の接続構成図格納部１２と構成要素配
置図格納部１３を検索し、接続構成図と構成要素配置図
を作成し、デイスプレィ装置１に表示する。これと同時
にこれら接続構成図と構成要素配置図の各データをそれ
ぞれ接続関係中間結果記憶部９と構成要素配置中間結果
記憶部１５に格納する。

キーボード２とマウス３により、デイスプレィ装置１の
接続構成図又は構成要素配置図の構成要素を指定し、追
加、削除、変更等の機能とパラメータからなる変更内容
を入力する。

これに対し、処理部４の変更処理部１４において、記憶
部６の構成要素情報格納部８と筐体ラック情報記憶部１
０の構成要素の情報を検索し、接続構成の変更データと
装置内配置位置の変更データを作成し、作業記憶部５の
接続関係中間結果記憶部９と構成要素配置中間結果記憶
部１５を更新する。

次に、処理部４の作画処理部１１において、この接続関
係中間結果記憶部９と構成要素配置中間結果記憶部１５
の更新データに基づいて接続構成図と構成要素配置図を
変更し、デイスプレィ装置１に表示し、更に記憶部６の
接続構成図格納部１２を構成要素配置図格納部１３を更
新する。次に、処理部４の変更処理部１４において、接
続構成図より構成要素の接続関係の変更例の処理手順を
第２図のフローチャートを用いて説明する。

先ずステップ１０１において、作画処理部１１で接続構
成図格納部１２及び構成要素配置図格納部１３から接続
構成図及び構成要素配置図を読み出し、デイスプレィ装
置１に表示する。次にステップ１０２で接続先を変更す
る構成要素をマウス３で指定する。次にステップ１０３
で、変更先の接続位置をマウス３で指定して入力する。

次にステップ１０４で変更処理部１４は指定された構成
要素に対し、接続変更が可能であるかを前記構成要素情
報格納部８の構成要素情報より判定し、更に変更先の筐
体・ラック情報より該構成要素の配置が可能かを判定す
る。続いてステップ１０５では、変更前の装置より構成
要素配置位置を削除し、変更後の装置内の構成要素配置
位置を決定する。次にステップ１０６で前記構成要素配
置位置の決定に対応して接続構成の接続関係を変更する
。続いてステップ１０７で変更後の接続構成図及び構成
要素配置図をデイスプレィ装置１に表示する。

第３図は接続構成図の例を示す図で、第４図はそれに対
応する構成要素配置図の例を示す図である。第３図に示
すように、メモリ（ＭＥＭ）、中央処理装置（ＣＰＵ）
、フロッピーディスク（ＦＤ）、ディスク装置（ＤＫ）
、各制御部（ＣＨＭ）を具備する接続構成図が接続構成
図格納部１２に格納されている。また、この接続構成図
に対応して第４図に示すように、メモリ（ＭＥＭ）、中
央処理装置（ＣＰＵ）、フロッピーディスク（ＦＤ）、
ディスク装置（ＤＫ）、各制御部（ＣＨＭ）を配置した
構成要素配置図が構成要素配置図格納部１３に格納され
ている。

上記第３図において、フロッピーディスク（ＦＤ）と制
御部（ＣＨＭ）からなる構成要素を部分３０を削除し、
これと同じ構成要素を３１部分に追加したい場合、接続
構成図格納部１２及び構成要素配置図格納部１３から第
３図の接続構成図及び第４図の構成要素配置図を読み出
し、デイスプレィ装置１に表示、上記の手順により、マ
ウスで部分３０のフロッピーディスク（ＦＤ）と制御部
（ＣＨＭ）を指定し、変更内容（削除）を入力すると共
に、マウスで部分３１を指定し変更内容（追加）を入力
する。これにより、第４図の構成要素配置図からＣＨＭ
４０及びＦＤ４１が削除されて第６図に示すようになる
と共に、第６図に示すようにＣＨＭ４３及びＦＤ４４が
追加される。

そしてこの構成要素配置図に応じて、接続構成図が第３
図から第５図のように自動的に変更される。そしてこの
第５図及び第６図がそれぞれ接続構成図格納部１２及び
構成要素配置図格納部１３に格納される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、接続構成の変更と
構成要素の装置内配置位置の変更は、どちらか一方を指
定すれば、両方同時に変更されるために、両方を変更す
る無駄がなくなると共に接続構成図と構成要素配置図と
の不一致も発生しないという優れた効果が得られる。

更に、装置内配置位置の変更が可能なため、コンパクト
な装置の構成が効率よく設計できるという優れた効果も
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の設計方式を適用するシステム構成設計
支援システム構成を示すブロック図、第２図は接続構成
図より構成要素の接続関係の変更例の処理手順を示すフ
ローチャート、第３図及び第５図及び第６図はそれぞれ
本発明のシステム構成設計方式で第３図及び第４図を変
更した図であある。 図中、１・・・・デイスプレィ装置、２・・・・キーボ
ード、３・・・・マウス、４・・・・処理部、５・・・
・作業記憶部、６・・・・記憶部、７・・・・自動処理
部、８・・・・構成要素情報格納部、９・・・・接続関
係中間結果記憶部、１０・・・・筐体ラック情報記憶部
、１１・・・・作画処理部、１２・・・・接続構成図格
納部、１３・・・・構成要素配置図格納部、１４・・・
・変更処理部、１５・・・・構成要素配置中間結果記憶
部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記憶部、作業記憶部、処理部、入出力装置及び表示装置
   を具備し、システム構成の設計を行うＣＡＤシステムで
   あって、 前記記憶部は、構成要素情報を格納する構成要素情報格
   納部と、筐体ラックに関する情報を格納する筐体ラック
   情報格納部と、前記処理部により作成される構成要素配
   置図を格納する構成要素配置図格納部と、前記処理部に
   より作成される接続構成図を格納する接続構成図格納部
   とを有し、前記作業記憶部は、前記処理部により作成さ
   れるシステムを構成する構成要素データと構成要素間の
   接続構成データを格納する接続関係中間結果記憶部と、
   前記構成要素の装置内配置位置データを格納する構成要
   素配置中間結果記憶部とを有し、前記処理部は、前記構
   成要素情報と前記筐体ラックに関する情報を基にして接
   続の可能性を判定し、接続可能ならシステムを構成する
   構成要素データと構成要素間の接続構成データを作成す
   る自動処理部と、前記構成要素データ、前記接続構成デ
   ータ及び前記装置内配置位置データより接続構成図と構
   成要素配置図を作成する作画処理部と、前記表示装置に
   表示する接続構成図及び構成要素配置図のどちらか一方
   に、入力装置により構成要素の追加、削除及び更改のど
   れかを施すことにより、変更する情報、前記構成要素情
   報及び前記筐体ラックに関する情報を基にして接続変更
   の可能性を判定し、可能であるならば前記変更する情報
   を基にして構成要素データ、接続構成データ及び装置内
   配置位置データを新たに作成する変更処理部とを有する
   ことを特徴とするシステム構成設計方式。