JP3012429B2 - レイアウト・データ作成装置 - Google Patents

レイアウト・データ作成装置

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JP3012429B2
JP3012429B2 JP5133736A JP13373693A JP3012429B2 JP 3012429 B2 JP3012429 B2 JP 3012429B2 JP 5133736 A JP5133736 A JP 5133736A JP 13373693 A JP13373693 A JP 13373693A JP 3012429 B2 JP3012429 B2 JP 3012429B2
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正治 大川
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の製造に必要
な幾何学図形の集まり(レイアウト・データ)を作成す
るレイアウト・データ作成装置に関し、特にレイアウト
・データの入力手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレイアウト・データ作成装置とそ
の動作の流れを示す図5を参照すると、まずレイアウト
・データ3に図形を追加する場合、入出力装置2から入
力された図形を内部メモリ301に格納する(手順35
1)。
【0003】内部メモリ301に格納された図形をレイ
アウト・データ3に追加する(手順352)。従来の図
形は、形状の種類・座標値・層名の情報から構成されて
いた。
【0004】次に、レイアウト・データ3に格納された
図形を移動する場合には、入出力装置2により選択され
た図形を内部メモリ302に格納し(手順353)、内
部メモリ302に格納された図形をレイアウト・データ
3から削除する(手順354)。
【0005】次に、内部メモリ302に格納された図形
の座標値を、入出力装置2から入力された座標値により
書き換えることにより、図形の位置を移動する(手順3
55)。
【0006】この内部メモリ302に格納された図形
は、レイアウト・データ3に追加され、レイアウト・デ
ータ3を更新する(手順355)構成となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来のレ
イアウト・データ作成装置では、図形の移動は、図形の
座標値を変更することにより行なうが、このとき、移動
する図形が、回路接続として接してはならない図形に、
間違って接続してしまうという欠点があった。
【0008】特に、レイアウト・データを入出力装置に
拡大表示している場合、移動しようとする図形が、入出
力装置の表示画面に納まらないことがあり、移動したあ
との図形が、表示画面で見える範囲外で、回路接続とし
て接してはならない図形に接することがあり、この様な
場合、図形の接触を検知する手段がなく、レイアウト・
データ作成では致命的なミスとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】レイアウト・データ作成
装置の構成は、入力された図形に等電位番号を付加する
手段と、前記図形の移動時に、移動する図形以外の図形
との接触を検索する手段と、前記移動する図形の等電位
番号と接触した図形の等電位番号とが一致するか否かを
判断する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例の装置とその手順の一
部である図1,図2を参照すると、まず図1に示すレイ
アウト・データ作成装置では、図形の入力を行なう場合
には、最初に等電位追跡ルール1を読み込み、内部メモ
リ101に格納する(手順151)。
【0011】ここで、等電位追跡とは、図形と図形が接
した場合、接した図形の電位をそれぞれの層名で判断し
て同じ電位にすることをいい、この時の図形の層名の判
断となる情報を等電位追跡ルールと呼ぶ。
【0012】等電位追跡ルールは、二つの層名の組で記
述されている。等電位追跡ルールにある層名の図形同士
が接した場合、または組になる二つの層名の図形が接し
た場合には、これらの図形は、等電位追跡の指定がある
と呼ぶ。
【0013】次に、入出力装置2から入力された図形を
内部メモリ102に格納する(手順152)。
【0014】本実施例で扱う図形は、形状の種類・座標
値・層名・等電位番号の情報から構成されており、手順
152で入力された図形には、形状の種類・座標値・層
名が指定され、等電位番号のみが未定義となっている。
【0015】次に、内部メモリ102に格納された図形
の層名が内部メモリ101に格納された等電位追跡ルー
ルに存在するか否かを判断する(手順153)。
【0016】内部メモリ102に格納された図形の層名
が内部メモリ101にない(N)場合は、内部メモリ1
02に格納された図形をレイアウト・データ3に追加す
る(手順166)。
【0017】内部メモリ102に格納された図形の層名
が内部メモリ101にある場合(Y)には、入力した図
形と等電位になる図形をレイアウト・データ3から検索
し内部メモリ103に格納する(手順154)。
【0018】入力した図形に接した図形が存在しない場
合(N)(手順155)、レイアウト・データにある図
形に付加されている等電位(電気的電位の等しい箇所)
番号と重複しない独立した等電位番号を発生し、発生し
た等電位番号を内部メモリ102に付加し(手順16
5)、内部メモリ102に格納された図形をレイアウト
・データ3に格納する(手順166)。
【0019】検索の結果(手順154)、入力した図形
に接した図形が存在する場合(Y)(手順155)、内
部メモリ103に格納された図形の等電位番号を検索し
内部メモリ104に格納する(手順156)。
【0020】次に、内部メモリ104に格納された等電
位番号が単一の場合(N)(手順157)、内部メモリ
104に格納された等電位番号を内部メモリ102に付
加し(手順164)、内部メモリ102に格納された図
形をレイアウト・データ3に格納する(手順166)。
【0021】内部メモリ104に格納された等電位番号
が複数ある場合(Y)(手順157)、内部メモリ10
4に格納された等電位番号を持つ図形をレイアウト・デ
ータ3から検索し内部メモリ105に格納する(手順1
58)。
【0022】次に、内部メモリ105に格納された図形
をレイアウト・データ3から削除し(手順159)、内
部メモリ105に格納された図形のうち、任意の図形の
等電位番号を選択し内部メモリ106に格納する(手順
160)。
【0023】次に、内部メモリ105に格納された全て
の図形の等電位番号を内部メモリ106に格納された等
電位番号に変更し(手順161)、内部メモリ105に
格納された図形をレイアウト・データに格納する(手順
162)。
【0024】次に、内部メモリ106に格納された等電
位番号を内部メモリ102に格納されている図形に付加
し(手順163)、内部メモリ102に格納された図形
をレイアウト・データ3に格納する(手順166)。
【0025】図形の移動を行なう場合には、まず、図2
の入出力装置2で指定された図形をレイアウト・データ
3から選択し内部メモリ107に格納する(手順16
7)。次に、内部メモリ107に格納された図形をレイ
アウト・データ3から削除する(手順168)。次に、
入出力装置2から移動する座標値を取り込み、内部メモ
リ107に格納された図形の座標値を変更し、内部メモ
リ108に格納する(手順169)。
【0026】次に、内部メモリ108に格納された図形
と等電位になり、かつ、内部メモリ108の図形と接す
る図形をレイアウト・データ3から検索し、内部メモリ
109に格納する(手順170)。
【0027】内部メモリ109に格納された図形がない
場合(N)(手順171)、内部メモリ108に格納さ
れた図形をレイアウト・データ3に格納する(手順17
6)。
【0028】内部メモリ108に格納された図形がある
場合(Y)(手順171)、内部メモリ109に格納さ
れた図形に接する図形の等電位番号を検索し、内部メモ
リ110に格納する(手順172)。
【0029】内部メモリ110にある等電位番号が単一
の場合(N)(手順173)、内部メモリ108に格納
された図形をレイアウト・データ3に格納する(手順1
76)。
【0030】内部メモリ110にある等電位番号が複数
ある場合(Y)(手順173)、移動した図形が他の図
形に接触したことを示す表示を入出力装置2に出力する
(手順174)。
【0031】次に、内部メモリ107に格納した移動前
の図形をレイアウト・データ3に格納する(手順17
5)。
【0032】以上で図形の移動が終了する。
【0033】尚、図1のステップP1は、入力された図
形に等電位番号を付加するステップであり、図2のステ
ップP2は図形の移動時に移動する図形以外の図形との
接触を検索するステップであり、ステップP3は接した
図形の等電位番号が一致するかを判断するステップであ
る。
【0034】本発明の第2の実施例の装置及び手順の一
部を示す図3,図4において、図3中の矢印A,B,C
は図4中の同一矢印A,B,Cと各々接続され、図3,
図4とを組み合わせて、この実施例の全体を示す。
【0035】図3中のステップP4は、図形の移動時に
移動する図形以外の図形との接触を検索するステップで
あり、ステップP5は接した図形の等電位番号が一致す
るかを判断するステップである。
【0036】図3,図4に示すレイアウト・データ作成
装置では、図形の移動を行なう場合には、まず、入出力
装置2で指定された図形をレイアウト・データ3から選
択し内部メモリ201に格納する(手順251)。
【0037】次に、内部メモリ201に格納された図形
をレイアウト・データ3から削除する(手順252)。
【0038】次に、入出力装置2から移動する座標値を
取り込み内部メモリ201に格納された図形の座標値を
変更し内部メモリ202に格納する(手順253)。
【0039】次に、内部メモリ202に格納された図形
と等電位になり、かつ、内部メモリ202の図形と接す
る図形をレイアウト・データ3から検索し、内部メモリ
203に格納する(手順254)。
【0040】内部メモリ203に格納された図形がない
場合(N)(手順253)、内部メモリ202に格納さ
れた図形をレイアウト・データ3に格納する(手順26
3)。
【0041】内部メモリ203に格納された図形がある
場合(Y)(手順253)、内部メモリ203に格納さ
れた図形に接する図形の等電位番号を検索し、内部メモ
リ204に格納する(手順254)。
【0042】内部メモリ204にある等電位番号が単一
の場合(N)(手順255)、内部メモリ202に格納
された図形をレイアウト・データ3に格納する(手順2
63)。
【0043】内部メモリ204にある等電位番号が複数
ある場合(Y)(手順255)、移動した図形が他の図
形に接触したことを示す表示を入出力装置2に出力し、
接触して良いか否かの入力を待つ(手順256)。
【0044】入出力装置2から、接触してはいけないと
いう指示があった場合(N)(手順257)、内部メモ
リ201に格納した移動前の図形をレイアウト・データ
3に格納する(手順262)。
【0045】入出力装置2から、接触しても良いという
指示があった場合(Y)(手順257)、内部メモリ2
03に格納された移動後の図形に接する図形と同じ等電
位番号を持つ図形全てをレイアウト・データ3から検索
し、内部メモリ204に格納する(手順258)。
【0046】次に、内部メモリ204に格納された図形
をレイアウト・データ3から削除する(手順259)。
【0047】次に、内部メモリ204に格納された移動
後の図形に接する図形の等電位番号を、内部メモリ20
2に格納された移動後の図形の等電位番号に変更する
(手順260)。
【0048】次に、内部メモリ202に格納された図
形、及び、内部メモリ204に格納された図形をレイア
ウト・データ3に追加する(手順261)。
【0049】以上で図形の移動が終了する。
【0050】
【発明の効果】上記の通り、本発明のレイアウト・デー
タ作成装置では、レイアウト・データを修正する際に、
異なった等電位番号を持つ図形同士の接触を入出力装置
に出力することにより、入出力装置の表示画面で見える
範囲外で、異電位の図形が接触することを防ぐことがで
き、レイアウト・データのミスを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の第1の部分の流れ図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例の第2の部分の流れ図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の第1の部分の流れ図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例の第2の部分の流れ図で
ある。
【図5】従来のレイアウト・データ作成装置の動作の流
れ図である。
【符号の説明】
1 等電位追跡ルール 2 入出力装置 3 レイアウト・データ P1〜P5 ステップ 101〜110,201〜204,301,302
内部メモリ 151〜176,251〜263,351〜356
手順
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−324767(JP,A) 特開 平4−333172(JP,A) 特開 平1−288970(JP,A) 特開 昭62−126467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 H01L 21/82 G03F 1/00 - 1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された図形に等電位番号を付加する
    手段と、前記図形の移動時に、移動する図形以外の図形
    との接触を検索する手段と、前記移動する図形の等電位
    番号と接触した図形の等電位番号とが一致するか否かを
    判断する手段とを備えることを特徴とするレイアウト・
    データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記判断する手段が、等電位番号は複数
    あるか否か判断する手段を備える請求項1記載のレイア
    ウト・データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記判断する手段が、移動した図形に接
    する図形と同じ等電位番号を持つ図形全てを削除する手
    段を備える請求項1記載のレイアウト・データ作成装
    置。
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