JP2002149724A - 通信ネットワークを用いた盤機器の設計支援サーバ装置、システム、および盤機器の設計方法 - Google Patents

通信ネットワークを用いた盤機器の設計支援サーバ装置、システム、および盤機器の設計方法

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JP2002149724A JP2000349502A JP2000349502A JP2002149724A JP 2002149724 A JP2002149724 A JP 2002149724A JP 2000349502 A JP2000349502 A JP 2000349502A JP 2000349502 A JP2000349502 A JP 2000349502A JP 2002149724 A JP2002149724 A JP 2002149724A
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雅利 中川
Atsushi Hosoda
篤志 細田
Hiroaki Aso
広明 阿蘓
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計依頼者が通信ネットワークを介して必要な
機器・部品を入力し、すべての必要情報が格納された場
合に、すべての機器・部品を配置可能とする箱体を自動
的に決定できる、盤機器の設計支援サーバ装置を提供す
る。 【解決手段】盤の設計に必要な部品情報を格納した部品
マスタデータベースと、部品を納める箱体の基本情報を
格納した盤タイプ決定マスタデータベースと、設計情報
を端末装置から入力させるための入力画面提供手段と、
設計情報を格納する設計情報データベースと、設計情報
格納手段と、設計情報に基づいて盤機器の設計を行う設
計手段と、設計結果格納手段とを備える。設計手段は、
設計に必要な情報が設計情報データベースに格納された
後に、この設計情報から配置可能条件を算出し、この条
件に合致した箱体の種別を盤タイプ決定マスタデータベ
ースの情報により決定し、決定した箱体上に必要な機
器、部品の配置を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信ネットワークを利用して、盤機器設計を支援す
るためのサーバ装置、システム、および方法の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の盤機器設計支援システムでは、イ
ンターネットなどの通信ネットワークを利用して、設計
図面等の作成を行っている。すなわち、設計依頼者が汎
用のブラウザソフトを用いて設計支援サーバをアクセス
して、必要な機器・部品を入力して設計依頼すると、サ
ーバ側では、入力された設計情報に基づき自動設計を行
い、図面を自動作成するようなシステムが提案されてい
る。
【0003】このような従来技術としては、たとえば特
開2000−67099に開示されたような技術があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、設計依頼者
の入力した設計情報に基づき設計図面を作成する場合に
は、上記従来システムで十分であるが、入力された部品
・機器を配置可能に収容できる箱体は、設計依頼者が予
め選択し設計情報として入力しなければならなかった。
【0005】しかし、盤機器の設計においては、すべて
の機器・部品を配置することができる箱体を決定するこ
とは最も重要で最も難しい事項である。そのため、箱体
を含めた形で設計を完成させようとすると時間を要し、
依頼者への設計図面の提供は遅れ気味となっていた。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、設計依頼者が通信ネットワークを介
して必要な機器・部品を入力し、すべての必要設計情報
が格納された場合に、すべての機器・部品を配置可能と
する箱体を自動的に決定し、機器・部品の配置設計を行
う、盤機器の設計支援サーバ装置、システム、および盤
機器の設計支援方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の盤機器設計支援サーバは、通信ネ
ットワークを介して、設計依頼者が端末装置から入力し
た、機器や部品の設計情報に基づいて、最適な箱体を選
択して、盤機器の組立て設計を支援する盤機器の設計支
援サーバ装置であって、次のような特徴点を有してい
る。
【0008】すなわち、盤の設計に必要な部品の情報
を、部品を配置する上での最小単位であるブロック部品
ごとに区分して格納した部品マスタデータベースと、盤
を構成する部品を納める箱体の基本情報を、箱体の種別
ごとに区分して格納した盤タイプ決定マスタデータベー
スと、盤の設計情報を、アクセスしてきた端末装置から
入力させるための入力画面提供手段と、入力された設計
情報を格納する設計情報データベースと、設計情報を設
計情報データベースに格納する設計情報格納手段と、設
計情報に基づいて盤機器の設計を行う設計手段と、設計
手段により設計された設計結果を設計情報データベース
に格納する設計結果格納手段とを備えている。
【0009】そして、設計手段は、入力画面提供手段を
通じて設計に必要なすべての情報が、設計依頼者の端末
装置から入力され、設計情報データベースに格納された
後に、この設計情報から配置可能条件を算出し、この条
件に合致した箱体の種別を、盤タイプ決定マスタデータ
ベースを用いて決定し、決定した箱体上に、必要な機
器、部品の配置設計を行う。
【0010】ここで、盤機器には分電盤、配電盤、調光
盤などが含まれ、機器には主に主幹ブレーカが含まれ、
部品には制御回路、調光回路等の回路部品が含まれる。
【0011】このように、入力された設計情報に基づい
て、依頼者が要求するすべての機器、部品を配置できる
箱体が自動決定されるため、箱体上への機器、部品配置
に時間を要せず、迅速に配置設計画面を設計依頼者に提
供することができる。
【0012】請求項2では、請求項1において盤タイプ
決定マスタデータベースは、箱体の種別ごとに収容可能
な機器、ブロック部品の個数情報を有しており、設計情
報データベースに格納された箱体上に配置する機器、部
品の個数を、配置可能条件として設定して、この配置可
能条件と、盤タイプ決定マスタデータベースの部品個数
情報とに基づいて箱体の種別を決定することを特徴とす
る。
【0013】盤タイプ決定マスタデータベースに、個数
情報として箱体に配置可能なブロック部品ごとの収容最
大個数を設ければ、入力された設計情報に含まれる各部
品の個数情報と各収容最大個数から判断して、すべての
部品が収容できる箱体を選択することができる。
【0014】請求項3では、盤タイプ決定マスタデータ
ベースが、箱体の種別ごとに箱体価格情報をさらに有し
ており、設計手段が、箱体価格情報に基づいて、最も安
価な箱体を決定することを特徴とする。配置可能条件に
基づいて複数の箱体種別が選択された場合には、さらに
その中から、最も安価なものが自動選択される。
【0015】請求項4では、決定した箱体が複数存在す
る場合には、それらの複数の箱体を、入力画面提供手段
によって設計依頼者の端末装置に選択可能に表示させる
ことを特徴とする。
【0016】サーバ装置の設計手段によって複数の箱体
が決定された場合であっても、設計依頼者が、端末装置
に表示された複数の箱体の中から最適なものを選択でき
るようにしている。
【0017】請求項5では、設計手段は、各主幹ブレー
カに対して箱体を1個ずつ決定する一方、複数の主幹ブ
レーカに対して決定された複数の箱体を、一体の箱体と
して合成する。
【0018】設計依頼者が複数の主幹ブレーカを1つの
箱体に装着するような要求であった場合には、このよう
に各主幹ブレーカに対して決定された箱体を一体の箱体
として合成する。盤タイプ決定マスタデータベースに各
箱体のサイズ情報や1つの箱体を構成する箱数情報を持
たせれば、容易に合成が可能となる。
【0019】請求項6では、設計情報データベースに情
報が格納されたブロック部品を、箱体に応じて定められ
た配置場所に自動的に配置することを特徴とする。盤タ
イプ決定データベースにブロック部品の収容可能個数
を、部品マスタデータベースに配置位置情報を備えれ
ば、自動配置を実施することができる。
【0020】請求項7では、自動決定された箱体と箱体
上にした部品配置を、依頼者の端末装置から変更可能と
したことを特徴とする。また、請求項8では、設計手段
が、設計依頼者が端末装置で実施する部品の配置変更が
可能かどうかをチェックし、変更しようとした位置が箱
体上の配置不能位置であった場合には依頼者の端末装置
を通じて警告することを特徴とする。
【0021】これにより設計依頼者は、ブロック部品の
配置可能位置の範囲内において、サーバ装置が自動で行
った設計の結果を、自由にかつ誤りなく変更することが
できる。
【0022】請求項9では、設計依頼者の端末装置から
は注文内容を示す物件情報がさらに入力でき、設計情報
格納手段は、物件情報と設計情報に基づいて、物件に対
応する大分類情報と、各盤ごとの設計に対応する小分類
情報とに、階層的に区分して、設計情報データベースに
格納する。
【0023】すなわち、入力された複数の物件情報を1
つの工事物件としてまとめ、1物件の共通情報を大分類
情報とし、その物件に含まれる複数の盤それぞれの設計
情報を小分類情報として、階層的に設計情報データベー
スに格納する。
【0024】請求項10では、請求項9において設計手
段は、設計情報データベースに格納された大分類情報を
変更した場合に、変更内容を関連する小分類情報に反映
させることができる。逆に請求項11では、設計情報デ
ータベースに格納された任意の小分類情報を変更した場
合に、変更内容を関連する他の小分類情報すべて、およ
び大分類情報に反映させることができる。
【0025】大分類情報と小分類情報の中に共通の物件
情報を含めた場合に、いずれかの情報の共通情報を変更
した場合には、他の情報中の共通情報を自動変更するこ
とができ、常に整合性が保たれる。
【0026】請求項12では、設計情報格納手段は、箱
体の決定に必要なブロック部品情報を部品マスタデータ
べ−スより検索し、検索したブロック部品情報と設計情
報データベースに格納された部品数量から、ブロック部
品の必要個数を算出して、設計情報データベースに格納
する。
【0027】部品マスタデータベースに定義されるブロ
ック部品は、1または複数の部品から構成され、ブロッ
ク部品単位でのみ箱体に配置可能となる。部品マスタ
に、ブロック部品ごとの構成部品の実装個数を定義すれ
ば、計算式(入力された部品数量 ÷ 実装個数)によ
って、必要個数を求めることができる。
【0028】請求項13では、設計結果格納手段は、設
計情報データベースに格納されたブロック部品を、部品
マスタデータベースに登録されている構成部品数の異な
るブロック部品に交換して、設計情報データベースに格
納できることを特徴とする。
【0029】この結果、いったん部品配置が実施された
後でも、依頼者の指定等でブロック部品を変更する場合
に、変更しようとするブロック部品と構成部品数の異な
る他のブロック部品に交換して再配置することができ
る。
【0030】請求項14では、部品マスタデータベース
は、ブロック部品ごとに付属情報を有しており、この付
属情報は、盤機器設計支援サーバ装置にさらに備えられ
た部品マスタ更新手段により変更が可能であることを特
徴とする。
【0031】請求項15では、付属情報として、ブロッ
ク部品の配置可能位置、配置位置の優先順位などの配置
位置情報を備える。そして、請求項16では、箱体上に
配置しないダミー部品であることを判別できる情報を、
請求項17では、付属部品の有無情報とその付属部品の
情報を、付属情報として備えている。また、請求項18
では、部品の生産状況を示す情報と、生産中止の場合の
後継部品情報とを、付属情報として備えており、生産中
止部品が選択された場合には、この後継部品に自動的に
変更されることを特徴とする。
【0032】このように部品マスタデータベースには、
種々の付属情報が備えられており、設計手段がこれらの
情報を参照しながら、迅速で精度の高い設計が実現でき
る。
【0033】請求項19に記載の発明システムは、通信
ネットワークを介して複数の端末装置からアクセスでき
るようにした、請求項1〜18のいずれかに記載の盤機
器設計支援サーバ装置を含んで構成されている。
【0034】請求項20に記載の発明方法は、通信ネッ
トワークを介して設計依頼者が端末装置から盤機器設計
支援サーバ装置に入力した注文に関する物件情報と機器
や部品の設計情報に基づいて、箱体および部品からなる
盤を設計する方法であって、盤の設計情報を端末装置か
ら入力させ、入力された設計情報を設計情報データベー
スに格納し、設計情報データベースに格納した機器、部
品の個数情報を配置可能条件とし、この条件に合致する
箱体を選択し、箱体価格情報に基づいて、選択した箱体
の中から最も安価な箱体を決定し、決定した箱体上に部
品配置を行う。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面とともに説明する。
【0036】図1は、盤機器設計支援サーバ装置の要部
構成と、このサーバを含むシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0037】盤機器設計支援サーバ装置1は、インター
ネット、LANなどの通信ネットワークNを通じて、設
計依頼者の端末装置2と接続可能に構成されている。そ
して、設計支援サーバ1には、入力画面提供手段11、
設計情報格納手段12、設計手段13、設計結果格納手
段14、部品マスタ更新手段15を少なくとも備えた処
理装置10と、設計依頼者が入力した情報を格納する設
計情報データベース21、箱体の各種属性等の基本情報
を登録した盤タイプ決定マスタデータベース22、部品
の各種属性等の情報を登録した部品マスタデータベース
23、決定された箱体情報などを格納する設計結果情報
データベース24を少なくとも備えた記録装置20とを
有している。
【0038】入力画面提供手段11は、端末装置2から
情報を入力させるための画面や、端末装置2に設計結果
を表示させるための画面を提供するために稼動される。
この入力画面提供手段11を介して、サーバ装置1は、
工事物件の概要を示す物件情報(図2)、設計に必要な
設計情報(図3)を取り込む。
【0039】図3は、設計情報データベース21のデー
タ構成例を示す図であり、盤機器名称21a、その盤に
格納すべき機器、部品21b、それぞれの数量21cな
どの情報を有している。これらの情報は、入力画面提供
手段11によって提供される入力画面(不図示)等で指
定されたフォーマットに従い入力され、盤機器設計支援
サーバ装置1側に取り込まれる。
【0040】取り込まれた情報は、設計情報格納手段1
2により設計情報データベース21に格納され、設計手
段13により、各種データベースを参照しながら箱体決
定、部品配置設計がなされ、その設計結果は、設計結果
情報データベース24に格納される。
【0041】なお、本明細書の実施例では、設計情報の
データベースとして、依頼者が入力した設計情報格納用
の設計情報データベース21、設計結果格納用の設計結
果データベース24の両方を備えているが、これに限定
されず、1種のデータベースを備えて、依頼者が入力し
た設計情報を格納し、さらに設計手段により設計された
結果を逐次追加格納するようにしてもよい。
【0042】設計手段13が設計処理するために参照す
る部品マスタデータベース23のデータ構成例を図4
に、盤タイプ決定マスタデータベース22のデータ構成
例を図5に示す。
【0043】部品マスタデータベース23は、箱体に機
器、部品を配置する上での最小単位であるブロック部品
ごとに区分してデータが登録されており、ブロック部品
名23a以外の情報として、ブロック部品を構成する部
品種類(実装回路種類)23b、構成する部品数(回路
数)23c、配置位置や優先順位23d、通常使用部品
/ダミー部品の種別23e、付属部品情報23f、生産
中止の場合の後継部品23gなどを有している。これら
の情報は、部品マスタ更新手段15等のツールにより、
新規登録、更新、削除がなされる。
【0044】一方、盤タイプ決定マスタデータベース2
2は、箱体の種別ごとに区分してデータが登録されてお
り、箱体名22a以外の情報として、箱体の大きさを表
わすサイズ情報22b、1つの箱体を構成する「箱」の
数を表わす面数22c、箱体に収容可能な各部品個数2
2d、22e、22f、箱体価格情報22gなどを有し
ている。これらの情報は、更新ツール(不図示)によ
り、新規登録、更新、削除がなされる。
【0045】設計手段13により設計され、設計結果デ
ータベース24に格納された情報は、図6、7に示すよ
うな形態で、通信ネットワークNを介して設計依頼者の
端末装置2に提供される。
【0046】図6は、設計結果データベース24のデー
タ構成例を示す図である。設計開始時に設計情報データ
ベース21に格納された設計情報24a、24b、24
cに加えて、決定されたブロック部品名24d、その必
要個数24eなどの設計結果が格納され配置設計が完了
すると、これらの設計結果情報は、入力画面提供手段1
1により通信ネットワークNを介して、設計依頼者の端
末装置2に返信される。
【0047】図7は他の設計結果情報で、(a)は付属
部品の一覧表、(b)は部品の種類別合計表、(c)は
決定された箱体の一覧表、の一例を示す図である。
【0048】図6、7に示す設計結果情報は一例を示す
もので、上記以外の編集形態で表示させてもよい。少な
くとも設計依頼者の要求する物件に対して決定された箱
体の種別、その箱体に配置すべきブロック部品種別、そ
れぞれのブロック部品個数などの配置位置情報が提供さ
れ、さらに、図15に示すようなブロック部品の配置画
面が端末装置2に提供されればよい。
【0049】図8〜11は、設計依頼者の端末装置2か
らの設計情報入力から設計結果出力までの、盤機器設計
支援サーバ装置1の基本動作を示すフローチャートであ
る。ここでは、「調光盤」の設計を一例として示し、詳
細フローチャート等(図12〜16)および上記各種デ
ータベース(図2〜7)を参照しつつ説明する。
【0050】サーバ装置1は、設計依頼者の端末装置2
から入力した物件情報(図2)を取り込み、設計情報デ
ータベース21にレコードを生成する(以上、図8の1
01〜103)。ここで、具体的なレコード生成方法
を、図12、13のフローチャートに示す。
【0051】入力された物件情報1および2(図2)を
取り込み、これらの物件が相互に関連する場合、たとえ
ば1つの工事物件として取り扱える場合には、1つの依
頼物件として一括処理を行う。この例では、物件情報
1、2は関連物件であるため、両物件情報に共通する物
件番号、物件名称、依頼元などを含む共通情報を親レコ
ード(大分類情報)とし、各物件に含まれる盤機器単位
の設計情報を子レコード(小分類情報)として編集し
て、設計情報データベース21にレコードを生成し、デ
ータを格納する(以上、図12の501〜515)。
【0052】ここで、親、子レコードはデータベース上
で階層的な接続関係を有する。大分類情報に含まれる物
件番号等の共通情報を小分類情報にも持たせた場合、大
分類情報の物件番号を変更すると、同時に小分類情報に
も変更内容が反映される(以上、506〜509)。逆
に、小分類情報内の共通情報を変更した場合は、大分類
情報および他の小分類情報に変更内容が反映される(以
上、511〜515)。
【0053】次に、「1階フリースペース用調光盤」の
設計情報(図3)を、主幹ブレーカ、調光回路、制御回
路と、順次取り込み、データベース格納処理を行う。す
なわち、入力された主幹ブレーカの情報は、設計情報デ
ータベース21に生成された小分類情報のレコードに格
納され(図8の103、104)、入力された調光回路
の情報については、部品マスタデータベース23(図
4)を検索し、部品に対応するブロック部品を選択し、
計算式(入力した部品数21c ÷ 回路数23c)に
より、ブロック部品数を算出したのち、設計情報データ
ベース21に格納される。この処理を、設計情報が入力
された調光回路すべてについて繰り返す(以上、図9の
201〜206)。また、制御回路についても、調光回
路と同様の処理を実行する(以上、207〜212)。
【0054】また、決定されたブロック部品が生産中止
であり、後継部品を示す情報23g(図4)が、部品マ
スタデータベース23の該当のブロック部品情報に含ま
れている場合には、その後継部品に自動変更して、設計
情報データベース21に格納する(以上、図16の90
1〜906)。
【0055】こうして入力された設計情報データベース
21の情報に基づいて、ブロック部品の個数集計、盤マ
スタデータベース23(図5)による箱体の選択、ブロ
ック部品の盤上への配置設計を実行し、設計結果を設計
結果データベース24に格納する(以上、図10の30
1〜311)。
【0056】箱体選択は、部品が配置可能であるかどう
かという配置可能条件によって行われる。すなわち、入
力された部品のブロック部品ごとの個数集計値を配置可
能条件として、この条件と、盤タイプ決定マスタデータ
ベース22の収容可能な各部品個数22d、22e、2
2fとの比較により、実際に配置することができる箱体
を決定する。
【0057】この例では、主幹ブレーカ個数は1、
調光回路A、B、C、D、Eは、それぞれ調光回路ブロ
ックA1、B1、C1、D1、E1が選択されているの
で、調光回路ブロック数集計は14、制御回路a、
b、cは、それぞれ制御回路ブロックa1、b1、c1
が選択されているので、制御回路ブロック数集計は5、
となる(以上、302、303)。
【0058】そして、それぞれのブロック集計数
「1」、「14」、「5」を充たす箱体を盤マスタ決定
データベース22から検索し、箱体種別3〜10が候補
として選択される。箱体を自動決定する場合は、盤タイ
プ決定データベース22の箱体価格情報22gを参照し
て、複数の箱体の中から最も安価な箱体を選出する。自
動決定しない場合は、複数の箱体を設計依頼者の端末装
置2に一覧表示させ、依頼者に1つの箱体を選択させる
ようにする(以上、304〜309)。
【0059】こうして選択された1つの箱体に、ブロッ
ク部品を順に配置し、配置が終了すれば、設計結果を設
計結果データベース24に格納し、配置後のブロック部
品配置画面(図15)を端末装置2に表示させる(以
上、310、311)。
【0060】具体的な部品配置の基本動作を図14のフ
ローチャートに示す。設計情報データベース21からブ
ロック部品を1件ずつ取り出し、盤タイプ決定マスタデ
ータベース22の収容可能部品個数22d、22e、2
2f(図5)、および部品マスタデータベース23の配
置位置情報23d(図4)を参照しながら、順次ブロッ
ク部品を箱体に配置する(以上、601〜606)。
【0061】完了した部品配置について問題があるかど
うかを設計依頼者の端末装置2に問い合わせ、問題がな
ければそのまま終了する。問題や要望があれば、配置位
置そのものの変更や他のブロック部品への交換の操作を
させ、再設計、部品再配置を実施して、結果を設計結果
データベース24に格納する(以上、図11の401〜
406)。
【0062】図15に示すように、配置位置の変更は、
端末装置2の画面上に表示された部品を入れ替えたり、
移動させたりして行う。また、配置不可能な位置への変
更を行おうとした場合には、警告して変更できない旨を
報知する(以上、403、404)。
【0063】以上の主幹ブレーカについての処理を、
「1階フリースペース用調光盤」の設計情報に含まれる
すべての主幹ブレーカについて繰り返し実行する。この
例では、主幹ブレーカは1つのみであるが、2以上の場
合は、以上の設計処理で決定された箱体を一体の箱体と
して合成し、合成したものに合致する箱体に変更する
(以上、407〜411)。盤タイプ決定マスタデータ
ベース22(図5)に有する箱体のサイズ情報22b、
面数22c等により、箱体の合成、変更が可能となる。
【0064】このように、設計依頼者が複数の主幹ブレ
ーカを1つの箱体に装着するような要求であった場合に
は、各主幹ブレーカに対して決定された箱体を一体の箱
体として合成して、設計依頼者の端末装置2に提供する
ことができる。
【0065】全体フローチャート(図8〜11)には示
していないが、部品マスタデータベース23には付属部
品情報23fが含まれており(図4)、付属部品が存在
する場合には、この情報によりブロック部品の付属部品
も同時に決定され、図7(a)に示す付属部品一覧表を
設計依頼者に提供することができる。
【0066】また、部品マスタデータベース23には通
常使用部品/ダミー部品の種別23eが含まれており
(図4)、これにより、そのブロック部品が使用可能か
どうかを判断することができる。たとえば、取り扱って
いる部品が在庫切れになった場合には、そのブロック部
品をダミー部品に変更して、設計手段がこの部品を選択
しないようにすることができる。
【0067】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明によれば、設計依頼者の入力した設計情報と、箱体
とブロック部品の属性を定義した各マスタデータベース
とに基づいて、要求された機器、部品のすべてを配置で
きる箱体が自動決定され、機器、部品の配置設計が行わ
れるため、箱体上への機器、部品配置までに時間を要せ
ず、迅速に設計結果や配置設計画面を設計依頼者に提供
することができる。
【0068】特に請求項2では、ブロック部品の個数情
報から配置可能な箱体を算出するようにしているため、
収容が確実に可能な箱体による設計結果を設計依頼者に
提供することができる。
【0069】請求項3では、盤タイプ決定データベース
に含まれる箱体価格情報に基づき、安価な箱体を選択し
ているので、複数の箱体の中から1つの箱体を自動的に
決定できるとともに、最も安価な箱体による部品配置設
計が実現できる。
【0070】請求項4では、複数の箱体が選出された場
合、それらの箱体の中からいずれかを選択できるように
設計依頼者の端末装置に表示させているため、依頼者の
要望を取り入れて箱体を決定することができる。
【0071】請求項5では、主幹ブレーカに対して箱体
を1個ずつ決定したのち、複数の箱体を一体の箱体とし
て合成できるので、設計依頼者の依頼が1つの盤設計に
対して複数の主幹ブレーカを含むものであっても、最終
的には合成した1つの箱体の設計情報を依頼者に提供す
ることができる。
【0072】請求項6では、盤タイプ決定データベース
には収容可能個数を、部品マスタデータベースには配置
位置情報を備えているため、これらに基づいて、決定さ
れた箱体にブロック部品の自動配置を実施することがで
きる。
【0073】請求項7では、箱体に配置された部品を、
設計依頼者の端末装置から配置変更できるようにしてい
るので、設計依頼者による部品配置の調整が可能とな
る。また、請求項8では、設計依頼者による変更位置が
配置不能位置である場合には警告するようにしているの
で、部品を誤った位置に配置する心配がない。
【0074】請求項9では、物件名称や依頼元などの注
文内容を示す物件情報と、その物件に関する盤機器の設
計情報とを、大分類情報と小分類情報に階層的に区分し
てデータベースに格納しているため、設計情報および設
計結果を盤単位で取り扱うことができるというメリット
がある。
【0075】請求項10では、大分類情報と小分類情報
の中に共通の情報を含む場合に、大分類情報を変更した
ときには同時に小分類情報にも反映させているので、依
頼者が物件情報を変更した場合でも、データベースに格
納された設計情報について変更する必要がなく、常に整
合性が保たれる。逆に、請求項11では、小分類情報の
変更により、大分類情報と関連する他の小分類情報に反
映させることができる。
【0076】請求項12では、部品マスタデータベース
にはブロック部品を構成する部品の個数を有し、この個
数と依頼者が入力した部品数量とによりブロック部品の
必要個数が算出できるので、配置可能な箱体を容易に決
定できる。たとえば、他のブロック部品に変更された場
合であっても、すぐに必要個数が再算出されるため、依
頼者は端末装置の画面を見ながら、最適な部品配置を選
択することができる。
【0077】請求項13では、依頼者が、選択されたブ
ロック部品を他のブロック部品に変更可能としているた
め、いったん部品配置が実施され完了した後でも、設計
依頼者の指定等でブロック部品を変更したい場合に、変
更しようとするブロック部品と構成部品数の異なる他の
ブロック部品に交換して再配置することができる。
【0078】請求項14では、部品マスタデータベース
には、ブロック部品ごとに付属情報を有し、この情報を
部品マスタ更新手段により変更可能としているので、サ
ーバ管理者等が、部品の属性の変化に伴うデータ変更を
容易に実施することができる。
【0079】請求項15では、付属情報として部品の配
置可能位置、配置位置の優先順位などの配置位置情報を
備えているため、部品の配置位置を自動的に決定させる
ことができる。請求項16では、付属情報として通常使
用部品/ダミー部品の種別を備えているため、そのブロ
ック部品が使用可能かどうかを判断することができる。
たとえば、取り扱っている部品が在庫切れになった場合
などに、いったんダミー部品に変更して、設計手段がこ
の部品を選択しないようにすることができる。
【0080】また、請求項17では、付属情報として付
属部品情報を備えているため、選択されたブロック部品
に必要な付属部品も同時に決定され、この付属部品情報
も設計依頼者に提供することができる。請求項18で
は、付属情報として、部品の生産状況を示す情報と生産
中止の場合の後継部品情報を備えているため、選択され
たブロック部品が生産中止の場合でも後継部品に自動的
に選択変更される。あるブロック部品が生産中止となっ
ても、そのブロック部品情報を部品マスタより削除する
必要がなく、部品マスタの保守も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】盤機器設計支援サーバ装置の要部構成と、この
サーバ装置を含むシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】設計依頼者が端末装置から入力する物件情報の
一例を示す図である。
【図3】設計依頼者が端末装置から入力する盤機器の設
計情報の一例を示す図である。
【図4】部品マスタデータベースのデータ構成例を示す
図である。
【図5】盤タイプ決定マスタデータベースのデータ構成
例を示す図である。
【図6】設計結果データベースのデータ構成例を示す図
である。
【図7】(a)は付属部品の一覧表例、(b)は部品の
種類別合計表例、(c)は決定された箱体の一覧表例を
示す図である。
【図8】盤設計支援装置の基本動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図9】盤設計支援装置の基本動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】盤設計支援装置の基本動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】盤設計支援装置の基本動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図12】設計情報に対応した設計情報データベースの
レコード生成例を示すフローチャートである。
【図13】設計情報に対応した設計情報データベースの
レコード生成例を示すフローチャートである。
【図14】箱体への部品自動配置の基本動作の一例を示
すフローチャートである。
【図15】端末装置に表示される配置変更可能な部品配
置画面の一例を示す図である。
【図16】生産中止部品の後継部品への変更の基本動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 盤機器設計支援サーバ装置 11 入力画面提供手段 12 設計情報格納手段 13 設計手段 14 設計結果格納手段 15 部品マスタ更新手段 21 設計情報データベース 22 盤タイプ決定マスタデータベース 22g 箱体価格情報 23 部品マスタデータベース 23d、23e、23f、23g 付属情報 24 設計結果データベース 2 設計依頼者用端末装置 N 通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿蘓 広明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA07 BA04 CA06 KA05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して、設計依頼者が
    端末装置から入力した、機器や部品の設計情報に基づい
    て、最適な箱体を選択して、盤機器の組立て設計を支援
    する盤機器の設計支援サーバ装置であって、 盤の設計に必要な部品の情報を、配置上の最小単位であ
    るブロック部品ごとに区分して格納した部品マスタデー
    タベースと、 盤を構成する部品を納める箱体の基本情報を、箱体の種
    別ごとに区分して格納した盤タイプ決定マスタデータベ
    ースと、 盤の設計情報を、アクセスしてきた端末装置から入力さ
    せるための入力画面提供手段と、 上記入力された設計情報を格納する設計情報データベー
    スと、 上記設計情報を上記設計情報データベースに格納する設
    計情報格納手段と、 上記設計情報に基づいて盤機器の設計を行う設計手段
    と、 上記設計手段により設計された設計結果を、設計情報デ
    ータベースに格納する設計結果格納手段とを備え、 上記設計手段は、上記入力画面提供手段を通じて設計に
    必要なすべての情報が、設計依頼者の端末装置から入力
    され、上記設計情報データベースに格納された後に、こ
    の設計情報から配置可能条件を算出し、この条件に合致
    した箱体の種別を、上記盤タイプ決定マスタデータベー
    スを用いて決定し、決定した箱体上に、必要な機器、部
    品の配置を行うことを特徴とする、盤機器設計支援サー
    バ装置。
  2. 【請求項2】上記盤タイプ決定マスタデータベースは、
    箱体の種別ごとに収容可能な機器、ブロック部品の個数
    情報を有しており、 上記設計情報データベースに格納された、箱体上に配置
    する機器、部品の個数を、上記配置可能条件として設定
    して、この配置可能条件と、盤タイプ決定マスタデータ
    ベースの部品個数情報とに基づいて箱体の種別を決定す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の盤機器設計支援
    サーバ装置。
  3. 【請求項3】上記盤タイプ決定マスタデータベースは、
    箱体の種別ごとに箱体価格情報をさらに有しており、 上記設計手段は、上記箱体価格情報に基づいて、最も安
    価な箱体を決定することを特徴とする、請求項1または
    2に記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  4. 【請求項4】上記条件に合致した箱体が複数存在した場
    合には、上記入力画面提供手段は、設計依頼者の端末装
    置に、それら複数の箱体を選択可能に表示させることを
    特徴とする、請求項1または2に記載の盤機器設計支援
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】上記設計手段は、各主幹ブレーカに対して
    箱体を1個ずつ決定する一方、複数の主幹ブレーカに対
    して決定された複数の箱体を、一体の箱体として合成で
    きることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    の盤機器設計支援サーバ装置。
  6. 【請求項6】上記設計情報データベースに格納されたブ
    ロック部品を、決定した箱体上の、箱体に応じて定めら
    れた配置場所に自動的に配置できることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の盤機器設計支援サーバ
    装置。
  7. 【請求項7】自動的に決定された箱体および箱体上の部
    品配置を、設計依頼者の端末装置からの指定に基づいて
    変更ができることを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
    かに記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  8. 【請求項8】上記設計手段は、 箱体上に配置された部品の配置を変更する際に、変更可
    能かどうかをチェックし、変更しようとした位置が箱体
    上の配置不能位置であった場合には警告することを特徴
    とする、請求項7に記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  9. 【請求項9】設計依頼者の端末装置からは、注文内容を
    示す物件情報がさらに入力でき、 上記設計情報格納手段は、 上記物件情報と上記設計情報に基づいて、物件に対応す
    る大分類情報と、各盤ごとの設計に対応する小分類情報
    とに、階層的に区分して、上記設計情報データベースに
    格納することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに
    記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  10. 【請求項10】上記設計手段は、 上記設計情報データベースに格納された上記大分類情報
    を変更した場合に、関連する小分類情報に変更内容を反
    映させることを特徴とする、請求項9に記載の盤機器設
    計支援サーバ装置。
  11. 【請求項11】上記設計情報データベースに格納された
    任意の小分類情報を変更した場合に、関連する他の小分
    類情報すべて、および大分類情報に変更内容を反映させ
    ることを特徴とする、請求項9または10に記載の盤機
    器設計支援サーバ装置。
  12. 【請求項12】上記設計情報格納手段は、 箱体の決定に必要なブロック部品情報を、部品マスタデ
    ータべ−スより検索し、検索したブロック部品情報と設
    計情報データベースに格納された部品数量から、ブロッ
    ク部品の必要個数を算出して、上記設計情報データベー
    スに格納することを特徴とする、請求項1〜11のいず
    れかに記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  13. 【請求項13】上記設計結果格納手段は、 上記設計情報データベースに格納されたブロック部品
    を、部品マスタデータベースに登録されている構成部品
    数の異なるブロック部品に交換して、上記設計情報デー
    タベースに格納できることを特徴とする、請求項1〜1
    2のいずれかに記載の盤機器設計支援サーバ装置。
  14. 【請求項14】上記部品マスタデータベースは、ブロッ
    ク部品ごとに付属情報を有しており、この付属情報は、
    盤機器設計支援サーバ装置にさらに備えられた部品マス
    タ更新手段により変更が可能であることを特徴とする、
    請求項1〜13のいずれかに記載の盤機器設計支援サー
    バ装置。
  15. 【請求項15】上記部品マスタデータベースは、 上記付属情報として、ブロック部品の配置可能な位置、
    配置位置の優先順位などの配置位置情報を備えているこ
    とを特徴とする、請求項14に記載の盤機器設計支援サ
    ーバ装置。
  16. 【請求項16】上記部品マスタデータベースは、 箱体上に配置しないダミー部品の情報を含んでおり、上
    記付属情報の内容によりダミー部品であることを判別で
    きることを特徴とする、請求項14または15に記載の
    盤機器設計支援サーバ装置。
  17. 【請求項17】上記部品マスタデータベースは、 上記付属情報として、ブロック部品に付随する付属部品
    の有無と、付属部品の情報とを、さらに含んでいること
    を特徴とする、請求項14〜16のいずれかに記載の盤
    機器設計支援サーバ装置。
  18. 【請求項18】上記部品マスタデータベースは、 上記付属情報として、部品の生産状況を示す情報と、生
    産中止の場合の後継部品情報とを、さらに含んでおり、 生産中止の部品が設計情報として選択された場合、上記
    後継部品に自動的に変更されることを特徴とする、請求
    項14〜17のいずれかに記載の盤機器設計支援サーバ
    装置。
  19. 【請求項19】通信ネットワークを介して複数の端末装
    置からアクセスできるようにした、請求項1〜18のい
    ずれかに記載の盤機器設計支援サーバ装置を含んでい
    る、盤設計支援システム。
  20. 【請求項20】通信ネットワークを介して、設計依頼者
    が端末装置から盤機器設計支援サーバ装置に入力した、
    注文に関する物件情報と機器や部品の設計情報に基づい
    て、箱体および部品からなる盤を設計支援する方法であ
    って、 盤の設計情報を端末装置から入力させ、 上記入力された設計情報を設計情報データベースに格納
    し、 上記設計情報データベースに格納した機器、部品の個数
    情報を配置可能条件とし、 この条件に合致する箱体を選択し、 箱体価格情報に基づいて、選択した箱体の中から最も安
    価な箱体を決定し、 決定した箱体上に部品配置を行うことを特徴とする、盤
    設計支援方法。
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