JPH0387476A - 構造物の免震装置 - Google Patents
構造物の免震装置Info
- Publication number
- JPH0387476A JPH0387476A JP22326789A JP22326789A JPH0387476A JP H0387476 A JPH0387476 A JP H0387476A JP 22326789 A JP22326789 A JP 22326789A JP 22326789 A JP22326789 A JP 22326789A JP H0387476 A JPH0387476 A JP H0387476A
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- support beam
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- interposed
- pedestal
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- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 21
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 12
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- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical group C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 5
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は構造物の免震装置に係るものである。
(従来の技術)
第3図は従来のすべり支承タイプの免震構造を示し、構
造物の柱脚(a)下部の礎柱(a′)と基W (b)゛
との間にすべり支承(c)が介装され、同すべり支承(
c)における下面に層着された弗素樹脂板(テフロン板
)(e)が基F!I(b)の上面に装着されたすべり板
(d)上に滑動自在に載架され、また基礎梁(f)と基
礎(b)との間にゴムより構成された水平ばね(g)が
介装され、構造物がすべった際の復元力が得られるよう
に構成されている。
造物の柱脚(a)下部の礎柱(a′)と基W (b)゛
との間にすべり支承(c)が介装され、同すべり支承(
c)における下面に層着された弗素樹脂板(テフロン板
)(e)が基F!I(b)の上面に装着されたすべり板
(d)上に滑動自在に載架され、また基礎梁(f)と基
礎(b)との間にゴムより構成された水平ばね(g)が
介装され、構造物がすべった際の復元力が得られるよう
に構成されている。
図中(h)は柱、(+)は床である。
(発明が解決しようとする課題)
前記従来の免震構造においては、地震時に構造物に作用
する転倒モーメントによって、すべり支承部が浮上ろう
とするが、従来構造には浮上り防止機構を具えていない
ため、−旦、同支承部が浮上ると、再び旧位に復そうと
する際に、構造物に衝撃力が加わり、構造物の破壊の惧
れがある。
する転倒モーメントによって、すべり支承部が浮上ろう
とするが、従来構造には浮上り防止機構を具えていない
ため、−旦、同支承部が浮上ると、再び旧位に復そうと
する際に、構造物に衝撃力が加わり、構造物の破壊の惧
れがある。
通常、浮上りを許容する設計はできず、そのため前記従
来の免震構造は、浮上りの生起する可能性のある、幅に
対して高さが高い構造物には適用できなかった。
来の免震構造は、浮上りの生起する可能性のある、幅に
対して高さが高い構造物には適用できなかった。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、地震時における上部構
造の転倒モーメントによるすべり支承部の浮上りを防止
する構造物の免震装置を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、地震時における上部構
造の転倒モーメントによるすべり支承部の浮上りを防止
する構造物の免震装置を提供する点にある。
(課題を解決するための手段)
前記の目的を遠戚するため、本発明に係る構造物の免震
装置は、構造物の基礎と上部構造との間に、すべり支承
部からなる免震装置を介装した免a基礎において、柱脚
及び/または基礎梁からはね出した支持梁と基礎上の壁
からはね出した受梁との間に、水平ばね兼用浮上り防止
材を介装して構成されている。
装置は、構造物の基礎と上部構造との間に、すべり支承
部からなる免震装置を介装した免a基礎において、柱脚
及び/または基礎梁からはね出した支持梁と基礎上の壁
からはね出した受梁との間に、水平ばね兼用浮上り防止
材を介装して構成されている。
(作 用)
本発明によれば、地震時の転倒モーメントによって構造
物の柱脚が浮上り、同柱脚と構造物の基礎との間に介装
されたすべり支承部が浮上ろうとすると、前記柱脚及び
/または基礎梁からはね出した支持梁と、基礎上の壁か
らはね出した受梁との間に介装された水平ばね兼用の浮
上り防止材によって抑止され、前記すべり支承の浮上り
が防止される。
物の柱脚が浮上り、同柱脚と構造物の基礎との間に介装
されたすべり支承部が浮上ろうとすると、前記柱脚及び
/または基礎梁からはね出した支持梁と、基礎上の壁か
らはね出した受梁との間に介装された水平ばね兼用の浮
上り防止材によって抑止され、前記すべり支承の浮上り
が防止される。
また前記水平ばね兼用の浮上り防止材の水平剛性を、前
記従来の免M構造の水平ばねと同じに調整することによ
って、従来の免震構造における水平ばねが不要となる。
記従来の免M構造の水平ばねと同じに調整することによ
って、従来の免震構造における水平ばねが不要となる。
(実施例)
以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図において、構造物の柱#(1)下部の礎柱(5)
と基礎(2)との間にすべり支承(3)が介装され、同
すべり支承(3)における下面に層着された弗化樹脂板
が、基it! (2)の上面に装着されたステンレス鋼
板製すべり板(4)上に滑動自在に載架されている。
と基礎(2)との間にすべり支承(3)が介装され、同
すべり支承(3)における下面に層着された弗化樹脂板
が、基it! (2)の上面に装着されたステンレス鋼
板製すべり板(4)上に滑動自在に載架されている。
図中(5)は礎柱、(6)は基礎梁である。
而して前記柱脚(1)からは支持梁(7)が片持状には
ね出され、基礎(2)上の地下壁(8)からは前記支持
梁(7)の上部に対向して受梁(9)が片持状にはね出
され、同受梁(9)と前記支持梁(7)との間に、積層
ゴムより構成された水平ばね兼用浮上り防止材00が介
装されている。
ね出され、基礎(2)上の地下壁(8)からは前記支持
梁(7)の上部に対向して受梁(9)が片持状にはね出
され、同受梁(9)と前記支持梁(7)との間に、積層
ゴムより構成された水平ばね兼用浮上り防止材00が介
装されている。
なお前記受梁(9)は水平ばね兼用浮上り防止材00)
から受ける鉛直上向きの力に耐えるよう、必要に応して
壁等の補強材(11)で補強する。
から受ける鉛直上向きの力に耐えるよう、必要に応して
壁等の補強材(11)で補強する。
なお建物隅角部においては、柱fill(1)から前記
支持梁(7)を斜めに跳ね出し、地下壁(8)の隅角部
上に跳ね出された受梁(9)との間に、積層ゴムにより
構成された水平ばね兼用浮上り防止材を介装する場合も
ある。
支持梁(7)を斜めに跳ね出し、地下壁(8)の隅角部
上に跳ね出された受梁(9)との間に、積層ゴムにより
構成された水平ばね兼用浮上り防止材を介装する場合も
ある。
図示の実施例は前記したように構成されているので、l
l!!震時、転倒モーメントによって前記柱脚(11部
分が浮上ろうとすると、同柱脚(1)部分は積層ゴムよ
り構成された前記水平ばね兼用浮上り防止材00)によ
って卯えられているので、柱脚部分のすべり支承(3)
の浮上がりが防止される。
l!!震時、転倒モーメントによって前記柱脚(11部
分が浮上ろうとすると、同柱脚(1)部分は積層ゴムよ
り構成された前記水平ばね兼用浮上り防止材00)によ
って卯えられているので、柱脚部分のすべり支承(3)
の浮上がりが防止される。
また前記水平ばね兼用浮上り防止材0[Dの水平剛性を
、従来の免震構造における水平ばねと同じに調整するこ
とによって、同水平ばねが不要となる。
、従来の免震構造における水平ばねと同じに調整するこ
とによって、同水平ばねが不要となる。
第2図は本発明の他の実施例を示し、基礎梁(6)から
は支持梁(7)が片持状にはね出され、また地下壁(8
)からは受梁(9)が片持状にはね出され、同受梁(9
)と前記支持梁(7)との間に、積層ゴムより構成され
た水平ばね兼用浮上り防止材α0が介装されている。
は支持梁(7)が片持状にはね出され、また地下壁(8
)からは受梁(9)が片持状にはね出され、同受梁(9
)と前記支持梁(7)との間に、積層ゴムより構成され
た水平ばね兼用浮上り防止材α0が介装されている。
図中前記実施例と均等部分には同一符号が附されている
。
。
なお前記受梁(9)は水平ばね兼用浮上り防止材0■か
ら受ける鉛直上向きのカに耐えるよう、必要に応して控
壁(11)で補強する。
ら受ける鉛直上向きのカに耐えるよう、必要に応して控
壁(11)で補強する。
更に前記支持梁(7)は必要に応じて柱脚(+)及び基
礎梁(6)の双方よりはね出して、同各支持梁(7)に
対向して地下壁(8)よりはね出された受梁0■との間
に、夫々水平ばね兼用浮上り防止材0ωを介装してもよ
い。
礎梁(6)の双方よりはね出して、同各支持梁(7)に
対向して地下壁(8)よりはね出された受梁0■との間
に、夫々水平ばね兼用浮上り防止材0ωを介装してもよ
い。
(発明の効果)
本発明によれば前記したように、構造物の基礎と上部構
造との間にすべり支承部を介装した免震装置において、
柱脚及び/または基礎梁からはね出した支持梁と、基礎
上の壁からはね出した受梁との間に、水平ばね兼用の浮
上り防止材を介装したことによって、地震時の転倒モー
メントによって前記柱脚部分のすべり支承が浮上ろうと
するのを抑止し、幅に対して高さの高い柱脚部の浮上り
の惧れのある構造物にも免震装置を適用することである
。
造との間にすべり支承部を介装した免震装置において、
柱脚及び/または基礎梁からはね出した支持梁と、基礎
上の壁からはね出した受梁との間に、水平ばね兼用の浮
上り防止材を介装したことによって、地震時の転倒モー
メントによって前記柱脚部分のすべり支承が浮上ろうと
するのを抑止し、幅に対して高さの高い柱脚部の浮上り
の惧れのある構造物にも免震装置を適用することである
。
また前記水平ばね兼用の浮上り防止材の水平剛性を、従
来の免震構造における水平ばねと同しに調整することに
よって、前記従来の免震構造において使用される水平ば
ねが不要となる。
来の免震構造における水平ばねと同しに調整することに
よって、前記従来の免震構造において使用される水平ば
ねが不要となる。
従って前記水平ばね兼用の浮上り防止材は、構造物・柱
脚部の浮上り防止機能と、免震構造における水平ばねの
機能を兼備しているので、構造が簡略化され、工費が節
減される。
脚部の浮上り防止機能と、免震構造における水平ばねの
機能を兼備しているので、構造が簡略化され、工費が節
減される。
第1図及び第2図は夫々本発明に係る構造物の免震装置
の各実施例を示す縦断面図、第3図は従来の構造物の免
震装置を示す縦断面図である。
の各実施例を示す縦断面図、第3図は従来の構造物の免
震装置を示す縦断面図である。
Claims (1)
- 構造物の基礎と上部構造との間に、すべり支承又は積層
ゴムからなる免震装置を介装した免震基礎において、柱
脚及び/または基礎梁からはね出した支持梁と基礎上の
壁からはね出した受梁との間に、水平ばね兼用浮上り防
止材を介装してなることを特徴とする構造物の免震装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326789A JPH0387476A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 構造物の免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326789A JPH0387476A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 構造物の免震装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387476A true JPH0387476A (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=16795437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22326789A Pending JPH0387476A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 構造物の免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0387476A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090145A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震構造物の引き抜き力対応の支持方法及び支持構造 |
JP2013040502A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Shimizu Corp | 免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物 |
JP2021088878A (ja) * | 2019-12-05 | 2021-06-10 | 大成建設株式会社 | 免震建物の引抜き・転倒防止構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203541A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-16 | Takenaka Komuten Co Ltd | 建物の免震支持方法及び免震支持装置 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22326789A patent/JPH0387476A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203541A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-16 | Takenaka Komuten Co Ltd | 建物の免震支持方法及び免震支持装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090145A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Takenaka Komuten Co Ltd | 免震構造物の引き抜き力対応の支持方法及び支持構造 |
JP2013040502A (ja) * | 2011-08-17 | 2013-02-28 | Shimizu Corp | 免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物 |
JP2021088878A (ja) * | 2019-12-05 | 2021-06-10 | 大成建設株式会社 | 免震建物の引抜き・転倒防止構造 |
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