JPH0386807A - メイクアップ化粧料 - Google Patents

メイクアップ化粧料

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JPH0386807A
JPH0386807A JP22365989A JP22365989A JPH0386807A JP H0386807 A JPH0386807 A JP H0386807A JP 22365989 A JP22365989 A JP 22365989A JP 22365989 A JP22365989 A JP 22365989A JP H0386807 A JPH0386807 A JP H0386807A
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chitosan
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Kenji Mori
憲治 森
Noriko Tsujimura
辻村 典子
Ichiro Oeda
一郎 大枝
Shigeru Okuma
大隈 茂
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キトサン含有セルロース複合粒子の効果によ
り、のび、肌なじみ、密着性など優れた仕上り効果を付
与するメイクアップ化粧料に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、メイクアップ化粧料の最も重要な特性である、の
び、肌なじみ、密着性を改善するために種々な試みがな
されている。
例えば、のびを向上させるためには、球状ナイロン、球
状ポリエチレン、球状ポリスチレン、球状ポリメタクリ
ル酸などの球状合成樹脂粉末が多く用いられているが、
これら球状合成樹脂粉末は帯電性が大きいことから容易
に凝集し、結果として肌に塗布したあとの粉浮きが強く
感じられるため仕上がりが充分に満足されないという欠
点があった。
又、この欠点を改善すべく、特開昭61100514号
公報「粉末化粧料」では、球状セルロース粉末を配合す
る化粧料が提案されているが、のびはよいが、肌なじみ
や密着性に劣るという欠点を有しているため好ましくな
い。
(発明が解決しようとする諜1!り 本発明者らは、上記従来技術の難点を改良せんとして鋭
意研究した結果、キトサン含有セルロース複合粒子を配
合することにより、上記欠点がことごとく解決されるこ
とを見い出し、本発明を完成した。すなわち、本発明の
目的は、のび、肌なじみ、密着性に優れたメイクアップ
化粧料を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、キトサン含有セルロース複合粒子を配合する
ことを特徴とするメイクアップ化粧料である。
本発明に用いられるキトサン含有セルロース複合粒子は
、セルロースをマトリックスにし、塩基性多糖であるキ
トサンを、セルロースマトリックスに均一内包させるこ
とによって得られる。
複合粒子に用いるキトサンは、カニ、エビの甲殻を水洗
いしたのち希塩酸で炭酸カルシウムを除き、水酸化ナト
リウム水溶液中で加熱し、タンパク質を除去したキチン
をアルカリ処理することによって得られるもので、ゲル
形成に必要な重合度を有するものであって、且つ脱アセ
チル化度が70%以上のものである。
複合粒子中のセルロースの原料となるビスコースは、ガ
ンマ価30〜100、アルカリ濃度5〜13重量%(以
下wt%と略記する)のものが用いられる。
複合粒子中のキトサンとセルロースの割合は、セルロー
ス1重量部に対してキトサン0.02〜1重量部である
。キトサンの割合が0.02重量部より少ないと、複合
粒子にキトサンの特性が現われずに、メイクアップ化粧
料の、肌なじみ、密着性が悪くなり好ましくない、又、
キトサンの割合が1重量部を超えると、キトサンがセル
ロースマトリックス中に均一に分散されないため、複合
粒子が不安定になって好ましくない。
本発明に用いるキトサン含有セルロース複合粒子は、上
述した、キトサン及びビスコースを原料として、例えば
次のようにして調製することができる。即ち、 (1)  キトサンを含有するビスコースを準備し、(
2)  キトサン含有ビスコースと水溶性のアニオン性
高分子化合物とを混合して、キトサンを含有したビスコ
ースの微粒子分・散液を生威せしめ、(3ン  上記分
散液を加熱することによって該分nk 911中のビス
コースを凝固させ、次いで酸で中和してキトサンを含有
したセルロースの微粒子を生威し、 (4)  該セルロースの微粒子を母液から分離し、そ
して必要により水洗あるいは乾燥する、ことによって調
製できる。
尚、工程中で使用する水溶性のアニオン性高分子化合物
としては例えば、ポリアクリル酸ソーダ。
ポリスチレンスルホン酸ソーダ等が挙げられる。
本発明においてキトサン含有セルロース複合粒子の配合
量は1.0〜30wt%が好ましい、1.0wt%より
少ないと、のびが悪く好ましくなく、3Qwt%を超え
ても配合量に見合う効果はあまり期待できない。
本発明の化粧料には、顔料、保湿剤、水溶性高分子、界
面活性剤、水、油、ワックス、香料2着色剤、防腐剤、
#I化防止剤、殺菌剤、アミノ酸。
ビタミン、紫外線吸収剤等通常化粧品に用いられる成分
を適宜配合することができる。
本発明は従来の球状合成樹脂粉末や、球状セルロース粉
末を配合した化粧料の欠点が悉く改善されており、のび
、肌なじみ、密着性など優れた仕上り効果を付与するこ
とができる。
本発明の化粧料は、フェースパウダー、パウダーアイシ
ャドウ、パウダーファンデーション、チータル−シュ等
に適用される。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
なお、本発明において、化粧料の実用テストはつぎのよ
うにして行った。
(実用テスト) 専門検査員20名が1日1回、3日間連続して実用テス
トを行ない、下記試験項目のアンケートに回答した。
■のび 使用時、のびがよいと答えた人数。
■肌なじみ 使用時、肌なじみがよいと答えた人数。
■密着性 使用時、つきがよいと答えた人数。
■使用後の刺激感 使用後、皮フに刺激を感したと答えた人数。
実施例1 ブレス状ファンデーション (i)キトサン含有セルロース複合粒子の製造キトサン
(共和油脂■製ニアロンフロック)70gを60℃、5
重量%塩酸水溶液930gに溶解した。この溶液に撹拌
しながら苛性ソーダをpH8になるまで添加してキトサ
ン分散液〈キトサン濃度5型盪%〉を得た。該分散液2
0gとビスコース80g(苛性ソーダ6重量%、セルロ
ース10重置%〉とを撹拌回転数20Orpmで混合し
、キトサン含有ビスコース液を得た。
キトサン含有ビスコース60gとポリアクリル酸ソーダ
(重合度500.濃度12重量%〉水溶?6240 g
 トラ室’II下10分間、 回転B200rpmで混
合し、キトサン含有ビスコースの微粒子を得た。約30
分間かけて80℃に昇温し、さらに30分間、80℃に
て該微粒子を凝固せしめた。ガラスフィルターにて凝固
粒子を濾別し0.5重量%塩酸にて中和し、さらに水洗
してキトサンを含有したセルロースを得た。このキトサ
ン含有セルロース複合粒子は真球状で平均粒子径が60
μmであった。
(ii )ファンデーションの調製 次に第−表の如き配合の原料により、プレス状ファンデ
ーションを製造した。
まず■〜■をヘンシェルミキサーにて混合し、他方■〜
■を80℃で加熱熔解して上記ヘンシェルミキサーに入
れ、混合する。ついでアトマイザにより粉砕し、篩処理
して圧11威形により中皿中に底形して、本発明のプレ
ス状ファンデーションを得た。
第  1  表 得られたプレス状ファンデーションの特性を第4表に示
す、第4表から明らかな如く、本発明のプレス状ファン
デーションは、のび、肌なじみ、密着性に優れ、刺激が
なく、安全性の高いものであった。
比較例1 実施例1において、キトサン含有セルロース複合粒子を
同量の球状ナイロン粉末(平均粒径5μm)に代えた他
は、実施例1と同様にして比較のプレス状ファンデーシ
ョンを得た。
その特性を第4表に示す、第4表から明らかな如く、キ
トサン含有セルロース複合粒子に代えて、球状ナイロン
粉末を用いた比較例1のプレス状ファンデーションは、
のび、肌なじみ、密着性に劣実施例2 アイシャドウ 第  2 表 第2表の如き配合量の原料により、実施例1と同様にし
て、本発明のアイシャドウを得た。
得られたアイシャドウの特性を第4表に示す。
第4表から明らかな如く、本発明のアイシャドウの各種
特性は優れたものであった。
比較例2 実施例2において、キトサン含有セルロース復金粒子を
同量の球状ポリエチレン粉末(平均粒径5μm)に代え
た他は、実施例2と同様にして比較のアイシャドウを得
た。
その特性を第4表に示す、第4表から明らかな如く、キ
トサン含有セルロース複合粒子に代えて、球状ポリエチ
レン粉末を用いた比較例2のアイシャドウは、のび、肌
なじみ、密着性に劣り好ましくなかった。
実施例3 チークルーシュ 実施例1 (i)で調製したキトサン含有ビスコース6
0gとポリアクリル酸ソーダ(重合度3000、濃度8
重量%)水溶液240gとを室温下10分間、回転数6
0Orpmで混合し、キトサン含有ビスコースの微粒子
を得た。以後の処理は実施例1と同様にして、キトサン
含有セルロース複合粒子を得た。平均粒子径は30μm
であった。
次に第3表の如き配合の原料により、実施例1と同様に
して本発明のチークルーシュを得た。
第 表 その特性を第4表に示す、第4表から明らかな如く、本
発明のチークルーシュの各種特性は優れたものであった
比較例3 実施例3においてキトサン含有セルロース複合粒子を同
量の球状セルロース粉末(平均粒径30μm)に代えた
他は、実施例3と同様にして、比較のチータル−シュを
得た。
その特性を第4表に示す、第4表から明らかな如く、キ
トサン含有セルロース複合粒子に代えて球状セルロース
粉末を用いた比較例3のチークルーシュはのび、肌なじ
み、密着性に劣り、好ましくなかった。
〔発明の効果〕
以上の如<、本発明のメイクアップ化粧料は、のび、肌
なじみ、密着性に優れ、皮膚刺激等がなく安全性が高く
、その作用・効果は顕著であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キトサン含有セルロース複合粒子を配合することを特徴
    とするメイクアップ化粧料。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102659A (en) * 1979-01-30 1980-08-06 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd Deep red coloring composition and its preparation
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