JPH038605A - 保管倉庫の格納出庫方法および保管倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 本発明は、平置き保管倉庫に係り、特に収納スペースを
有効に活用する保管倉庫の格納出庫方法および保管倉庫
に関する。

［従来の技術］ 従来の平置き保管倉庫（平家建て保管倉庫）は、例えば
、第３図やあるいは第４図に示すようにほぼ基盤目状に
保管物品を配列し、保管物品の周囲にある通路を介して
フォークリフトが運行して任意の個所における物品の格
納出庫を行なっていた。

したがって、各物品を置くパレットは固定のものであり
、物品の出入れをするためにはどの固定パレットにもア
クセスできるフォークリフト用アクセス通路が必要であ
った。

［発明が解決しようとする課題］ 上に述べたように、従来方式の保管倉庫の方式では、全
倉庫面積に対するフォークリフト用アクセス通路の占有
割合が大きく、保管の実効面積が小さいという欠点があ
った。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を解消するため、本発明の方法にあっては、
保管物品を格納する平置き保管倉庫において、保管物品
を搭載し、かつ、ガイドレール上を個々に一方向に往復
動自在な複数個のパレット台車を前記往復動方向に配列
し、所定の個所に保管物品を保管あるいは所定個所にあ
る保管物品を出１するとき、該所定個所へ至るアクセス
通路を確保するために前記パレット台車をガイドレール
方向に移動して該アクセス通路をフォークリフトを通行
させることにより保管物品を出入れする格納保管方法と
した。

また、本発明の保管倉庫にあっては、保管物品を格納す
る平置き保管倉庫において、フォークリフトの通路の両
側に通路と同一方向に複数列のガイドレールを布設し、
該各ガイドレール上に前進後退可能な可動パレットを配
設した構成とした。

［作用］ 本発明の方法によれば、ガイドレール方向に移動する可
動パレットを個々に任意の長さだけ移動することができ
るので、目的の位置に至るフォークリフト通路から任意
にアクセス通路を設けることができるため、フォークリ
フトがどのパレットにもアクセスできる。

また、本発明の保管倉庫では、上記の作動を行なって任
意のパレット位置へフォークリフトがアクセスできる。

［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明に係る実施例を示す保管倉庫の平面図、
第２図は本発明の格納出庫方法を実施した場合の説明図
（平面図）である。

図において、ｌは保管倉庫、２はフォークリフトの通路
、３はフォークリフト、４はガイドレール、５は可動の
パレット台車、６は固定のパレットである０図の実施例
では、保管倉庫１の中央部にフォークリフト３の通路２
が設けられ、その左側には２木のガイドレール４上を前
進後退可能に可動のパレット台車５の列が４列配設され
る。そして、最左端には固定のパレット６が複数台配設
されている。また、通路２の右側には可動のパレット５
が３列、固定のパレット６が最右端に１列配設されてい
る。

ここで、第２図に示すように、通路２の左側の固定のパ
レット６のうち６ａに保管物を収納、あるいは収納しで
ある保管物を出庫するときには、通路２より固定のパレ
ッ）６ａへ至るフォークリフトのアクセス通路を確保す
るため第１図の状態から可動のパレット列の４列（ア、
イ、つ、二列）の上側の３台の可動パレット５をガイド
レール４、に沿って上側に移動すると、第２図に示すア
クセス通路７が構成され、フォークリフト３は所望の固
定のパレッ）６ａへ到達できる。

また、第２図の可動のパレット５のうち右側の可動パレ
ット５ｂへフォークリフトがアクセスするためには、右
側の可動のパレット３列（オ、力。

キ列）のうち手前の２列（オ、力列）の２番目以降の可
動のパレット６を下側へ移動すると良い。

以上説明したような手順で、どの位置の可動のパレット
、固定のパレットであっても、そのパレットへ至る途中
の可動のパレット５を適宜ガイドレール４に沿って移動
することによってフォークリフト３のアクセス通路を確
保できるので、格納あるいは保管が可能となる。

また、可動のパレット台車に遠隔操作による自動の移動
操作動力手段を付与し、プログラム操作による自動化も
行なうこともできる。

〔発明の効果］ 本発明の保管倉庫や格納保管方法においては、保管の実
効面積割合が拡大しスペース効率が向上するとともに、
フォークリフトの移動経路が短縮されるため、フォーク
リフトの運転手（操作者）の負担が軽減される。また、
コンピュータプログラムによる可動のパレットの移動操
作による自動化も図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の保管倉庫の実施例を示す平面図、第２
図は同じく保管倉庫の実施例を示す平面図、第３図およ
び第４図は従来の保管倉庫の実施例を示す平面図である
。 ｌ・・・保管倉庫、 ２・・・フォークリフトの通路 ３・・・フォークリフト。 ５・・・可動のパレット台車、 ６・・・固定のパレット ４・・・ガイドレール、 ７・・・アクセス通路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）保管物品を格納する平置き保管倉庫において、保
   管物品を搭載し、かつ、ガイドレール上を個々に一方向
   に往復動自在な複数個のパレット台車を前記往復動方向
   に配列し、所定の個所に保管物品を保管あるいは所定個
   所にある保管物品を出庫するとき、該所定個所へ至るア
   クセス通路を確保するために前記パレット台車をガイド
   レール方向に移動して該アクセス通路をフォークリフト
   を通行させることにより保管物品を出入れすることを特
   徴とする保管倉庫の格納出庫方法。
2. （２）保管物品を格納する平置き保管倉庫において、フ
   ォークリフトの通路の両側に通路と同一方向に複数列の
   ガイドレールを布設し、該各ガイドレール上に前進後退
   可能な可動パレットを配設した保管倉庫。