JP2612517B2 - 物品保管設備による物品取扱い方法 - Google Patents
物品保管設備による物品取扱い方法Info
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Description
取扱い方法に関する。
公報に記載の如くのものがある。この従来技術は、棚長
手方向に移動可能な移動棚の走行経路を複数列並設し、
各走行経路の移動棚を走行経路一端側の格納位置と他端
側の作業位置との間で各別に往復走行可能に構成したも
のである。
では、移動棚への入庫は、移動棚を作業位置に設定した
状態で、空いている棚の前面から入庫することを必要と
する。また、移動棚からの出庫も、移動棚を作業位置に
再設定した状態で、当該物品を入れた棚の前面から出庫
することを必要とする。即ち、物品を移動棚の一端から
入庫し、該移動棚の周辺の任意の位置から任意の物品を
出庫する如くができない。
ージコンベヤを並設することも考えられるが、このもの
にあっては、コンベヤの一端から搬入し、他端から搬出
することが必須であり、物品は搬入順でしか搬出できな
い。
管設備において、例外的にコンベヤの側方から任意の物
品を取出し可能とすることも考えられるが、このものに
あっては、コンベヤ側方に大きなフォークハンドリング
スペースを確保する必要があり、ストレージコンベヤを
多列近接して並設することができない。
がら、物品を移動棚の一端から入庫し、該移動棚の周辺
の任意の位置から任意の物品を出庫可能とすることに
て、物品の保管スペース効率、物品の取扱い作業効率を
向上することを目的とする。
は、床面上を荷受位置と出庫作業スペースとの間で棚長
手方向に移動できる移動棚を複数列並設してなるととも
に、各移動棚上に、棚長手方向に駆動できるストレージ
コンベヤを搭載してなる物品保管設備による物品取扱い
方法において、移動棚を荷受位置に停留した状態で、移
動棚上のストレージコンベヤに移動棚の一端から荷を渡
し、この荷をストレージコンベヤにより移動棚の他端側
へと前詰めし、移動棚を出庫作業スペースに引き出した
状態で、移動棚上のストレージコンベヤ上の荷を移動棚
の側方から取出し、ストレージコンベヤ上の前方の荷を
取出した後、ストレージコンベヤ上の後方の荷を上記取
出しによって生じた空スペース分前詰めするようにした
ものである。
棚の一端から入庫された後、ストレージコンベヤ上を前
送りされ、移動棚の中間〜他端側に空きスペースを生ず
ることのない状態に入庫可能とされる。他方、物品の出
庫に際しては、移動棚を棚長手方向に移動し、隣接する
他の移動棚から棚長手方向に所望長ずらして出庫作業ス
ペースに停留せしめる状態で、該移動棚の周辺の任意の
位置(側方)から任意の物品を出庫できる。従って、物
品を移動棚の一端から入庫し、該移動棚の周辺の任意の
位置から任意の物品を出庫でき、物品の取扱い作業効率
を向上できる。
から行なうことを可能とするにあたり、該移動棚を出庫
作業スペースに引き出して隣接する他の移動棚から棚長
手方向にずらし、出庫のためのフォークハンドリングス
ペース等を確保するものであるから、隣接する移動棚を
ハンドリングスペース確保のために離隔設置する必要が
ない。従って、移動棚を多列近接して並設し、物品の保
管スベース効率を向上できる。
面図、図2は保管設備の正面図、図3は保管設備の側面
図、図4は保管設備の入庫フローを示す流れ図、図5は
保管設備の出庫フローを示す流れ図である。
て並設しており、荷受位置に停留する移動棚11の一端
側にはトラバーサ12が配置され、移動棚11の他端側
は出庫作業スペース20(フォークハンドリングスペー
ス)として使用可能とされている。尚、トラバーサ12
は各移動棚11の棚長手方向であるX方向に直交するY
方向、及びZ方向に移動可能とされており、供給コンベ
ヤ13が移送してくる物品1を、荷受位置に停留してい
る所望の移動棚11に移載可能とする。
向けて敷設されたレール14に、車輪15を介して載架
され、棚駆動部16の作動によりその棚長手方向に沿っ
て荷受位置と出庫作業スペース20との間を移動可能と
されている。
4個のストレージコンベヤ17を搭載し、各ストレージ
コンベヤ17をコンベヤ駆動部18の作動により棚長手
方向に駆動可能としている。
コンベヤ17は、2列2段に限らず、1列1段、1列多
段(3段以上)、2列1段、2列多段(3段以上)であ
ってもよい。
ローについて説明する。
る。
ラバースする。
る任意の移動棚11上のストレージコンベヤ17上に移
動棚11の一端から荷を渡す。
動部18の作動により駆動し、荷をストレージコンベヤ
17上にてX方向に前詰めし、保管する。
し方式は、トラバーサの他に、分岐コンベヤ等を用いて
もよい。
動し、該移動棚11を出庫作業スペースに引き出す。
ージコンベヤ17上の必要な荷を取出す。ストレージコ
ンベヤ17上から取出される物品1は、例えば移動棚1
1の適宜位置に設けた出庫表示ランプ等により報知され
得る。例えば、ストレージコンベヤに荷が揃ったことを
知らせる移動棚毎の表示ランプと該当トラックに積込む
物品が、ストレージコンベヤ上のどこにあるかを示す物
品毎の表示ランプで報知する。
動部18の作動により駆動し、上記(2) で生じたストレ
ージコンベヤ17上の空きスペースに後方の荷を前詰め
する。
り駆動し、該移動棚11を荷受位置に戻す。
順位は、図5(B)に示す如く逆でもよい。即ち、移動
棚が荷受位置にあるときだけストレージコンベヤを駆動
するものとしてもよい。
棚11の一端から入庫された後、ストレージコンベヤ1
7上を前送りされ、移動棚11の中間〜他端側に空きス
ペースを生ずることのない状態に入庫可能とされる。他
方、物品の出庫に際しては、移動棚11を棚長手方向に
移動し、隣接する他の移動棚11から棚長手方向に所望
長ずらして出庫作業スペースに停留せしめる状態で、該
移動棚11の周辺の任意の位置(側方もしくは他端)か
ら任意の物品を出庫できる。従って、物品を移動棚11
の一端から入庫し、該移動棚11の任意の位置から任意
の物品を出庫でき、物品の取扱い作業効率を向上でき
る。
意の位置から行なうことを可能とするにあたり、該移動
棚11を出庫作業スペースに引き出して隣接する他の移
動棚11から棚長手方向にずらし、出庫のためのフォー
クハンドリングスペース等を確保するものであるから、
隣接する移動棚11をハンドリングスペース確保のため
に離隔設置する必要がない。従って、移動棚11を多列
近接して並設し、物品の保管スペース効率を向上でき
る。
ためのコンベヤ駆動部18を備えることにより、移動棚
11の一端から入庫された物品をストレージコンベヤ1
7上にてスムースに前送りできる。
コンベヤ17はコンベヤ駆動部18を備えることを必須
とせず、ストレージコンベヤ17上に移動棚11の一端
にて入庫された物品は、その後入庫される新たな物品に
て押込まれながらストレージコンベヤ17上を前送りさ
れるものであってもよい。
スペース20における物品取出しラインを例えば図1に
Pで示す如くに固定化しておき、各移動棚11の移動量
を、当該移動棚11のストレージコンベヤ17上にある
取出し対象物品が上記物品取出しラインPに一致するに
至る移動量に自動制御するものとしてもよい。そしてこ
のとき、当該物品の取出し作業も自動取出装置にて自動
化することもできる。
多列近接して並設しながら、物品を移動棚の一端から入
庫し、該移動棚の周辺の任意の位置から任意の物品を出
庫可能とすることにて、物品の保管スペース効率、物品
の取扱い作業効率を向上することができる。
図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 床面上を荷受位置と出庫作業スペースと
の間で棚長手方向に移動できる移動棚を複数列並設して
なるとともに、各移動棚上に、棚長手方向に駆動できる
ストレージコンベヤを搭載してなる物品保管設備による
物品取扱い方法において、 移動棚を荷受位置に停留した状態で、移動棚上のストレ
ージコンベヤに移動棚の一端から荷を渡し、この荷をス
トレージコンベヤにより移動棚の他端側へと前詰めし、 移動棚を出庫作業スペースに引き出した状態で、移動棚
上のストレージコンベヤ上の荷を移動棚の側方から取出
し、 ストレージコンベヤ上の前方の荷を取出した後、ストレ
ージコンベヤ上の後方の荷を上記取出しによって生じた
空スペース分前詰めすることを特徴とする物品保管設備
による物品取扱い方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202171A JP2612517B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 物品保管設備による物品取扱い方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3202171A JP2612517B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 物品保管設備による物品取扱い方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524614A JPH0524614A (ja) | 1993-02-02 |
JP2612517B2 true JP2612517B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16453144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3202171A Expired - Fee Related JP2612517B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 物品保管設備による物品取扱い方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612517B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187334A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Soufuku Koki Kk | 移動ラック装置とその制御方法 |
KR102528093B1 (ko) * | 2020-12-30 | 2023-05-03 | 강지원 | 기계식 창고 시스템 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0547126Y2 (ja) * | 1988-03-17 | 1993-12-10 | ||
JPH0764403B2 (ja) * | 1988-06-30 | 1995-07-12 | 金剛株式会社 | 物流装置 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP3202171A patent/JP2612517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524614A (ja) | 1993-02-02 |
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