JP2612517B2 - 物品保管設備による物品取扱い方法 - Google Patents

物品保管設備による物品取扱い方法

Info

Publication number
JP2612517B2
JP2612517B2 JP3202171A JP20217191A JP2612517B2 JP 2612517 B2 JP2612517 B2 JP 2612517B2 JP 3202171 A JP3202171 A JP 3202171A JP 20217191 A JP20217191 A JP 20217191A JP 2612517 B2 JP2612517 B2 JP 2612517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
conveyor
article
storage
moving shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3202171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0524614A (ja
Inventor
信博 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP3202171A priority Critical patent/JP2612517B2/ja
Publication of JPH0524614A publication Critical patent/JPH0524614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2612517B2 publication Critical patent/JP2612517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品保管設備による物品
取扱い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】物品保管設備として、特開平2-163207号
公報に記載の如くのものがある。この従来技術は、棚長
手方向に移動可能な移動棚の走行経路を複数列並設し、
各走行経路の移動棚を走行経路一端側の格納位置と他端
側の作業位置との間で各別に往復走行可能に構成したも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、移動棚への入庫は、移動棚を作業位置に設定した
状態で、空いている棚の前面から入庫することを必要と
する。また、移動棚からの出庫も、移動棚を作業位置に
再設定した状態で、当該物品を入れた棚の前面から出庫
することを必要とする。即ち、物品を移動棚の一端から
入庫し、該移動棚の周辺の任意の位置から任意の物品を
出庫する如くができない。
【0004】尚、物品保管設備として、複数列のストレ
ージコンベヤを並設することも考えられるが、このもの
にあっては、コンベヤの一端から搬入し、他端から搬出
することが必須であり、物品は搬入順でしか搬出できな
い。
【0005】また、ストレージコンベヤを用いた物品保
管設備において、例外的にコンベヤの側方から任意の物
品を取出し可能とすることも考えられるが、このものに
あっては、コンベヤ側方に大きなフォークハンドリング
スペースを確保する必要があり、ストレージコンベヤを
多列近接して並設することができない。
【0006】本発明は、移動棚を多列近接して並設しな
がら、物品を移動棚の一端から入庫し、該移動棚の周辺
の任意の位置から任意の物品を出庫可能とすることに
て、物品の保管スペース効率、物品の取扱い作業効率を
向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、床面上を荷受位置と出庫作業スペースとの間で棚長
手方向に移動できる移動棚を複数列並設してなるととも
、各移動棚上に、棚長手方向に駆動できるストレージ
コンベヤを搭載してなる物品保管設備による物品取扱い
方法において、移動棚を荷受位置に停留した状態で、移
動棚上のストレージコンベヤに移動棚の一端から荷を渡
し、この荷をストレージコンベヤにより移動棚の他端側
へと前詰めし、移動棚を出庫作業スペースに引き出した
状態で、移動棚上のストレージコンベヤ上の荷を移動棚
の側方から取出し、ストレージコンベヤ上の前方の荷を
取出した後、ストレージコンベヤ上の後方の荷を上記取
出しによって生じた空スペース分前詰めするようにした
ものである。
【0008】
【0009】
【作用】本発明によれば、下記の作用がある。
【0010】物品は荷受位置に停留せしめられた移動
棚の一端から入庫された後、ストレージコンベヤ上を前
送りされ、移動棚の中間〜他端側に空きスペースを生ず
ることのない状態に入庫可能とされる。他方、物品の出
庫に際しては、移動棚を棚長手方向に移動し、隣接する
他の移動棚から棚長手方向に所望長ずらして出庫作業ス
ペースに停留せしめる状態で、該移動棚の周辺の任意の
位置(側方)から任意の物品を出庫できる。従って、物
品を移動棚の一端から入庫し、該移動棚の周辺の任意の
位置から任意の物品を出庫でき、物品の取扱い作業効率
を向上できる。
【0011】物品の出庫を移動棚の側方任意の位置
から行なうことを可能とするにあたり、該移動棚を出庫
作業スペースに引き出して隣接する他の移動棚から棚長
手方向にずらし、出庫のためのフォークハンドリングス
ペース等を確保するものであるから、隣接する移動棚を
ハンドリングスペース確保のために離隔設置する必要が
ない。従って、移動棚を多列近接して並設し、物品の保
管スベース効率を向上できる。
【0012】
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す保管設備の平
面図、図2は保管設備の正面図、図3は保管設備の側面
図、図4は保管設備の入庫フローを示す流れ図、図5は
保管設備の出庫フローを示す流れ図である。
【0014】保管設備10は、移動棚11を多列近接し
て並設しており、荷受位置に停留する移動棚11の一端
側にはトラバーサ12が配置され、移動棚11の他端側
は出庫作業スペース20(フォークハンドリングスペー
ス)として使用可能とされている。尚、トラバーサ12
は各移動棚11の棚長手方向であるX方向に直交するY
方向、及びZ方向に移動可能とされており、供給コンベ
ヤ13が移送してくる物品1を、荷受位置に停留してい
る所望の移動棚11に移載可能とする。
【0015】然るに、各移動棚11は床面上をX方向に
向けて敷設されたレール14に、車輪15を介して載架
され、棚駆動部16の作動によりその棚長手方向に沿っ
て荷受位置と出庫作業スペース20との間を移動可能と
されている。
【0016】そして、各移動棚11は2列2段をなす全
4個のストレージコンベヤ17を搭載し、各ストレージ
コンベヤ17をコンベヤ駆動部18の作動により棚長手
方向に駆動可能としている。
【0017】尚、各移動棚11に搭載されるストレージ
コンベヤ17は、2列2段に限らず、1列1段、1列多
段(3段以上)、2列1段、2列多段(3段以上)であ
ってもよい。
【0018】以下、保管設備10の入庫フローと出庫フ
ローについて説明する。
【0019】入庫フロー(図4参照) (1) 供給コンベヤ13からトラバーサ12に荷受けす
る。
【0020】(2) トラバーサ12をY方向、Z方向にト
ラバースする。
【0021】(3)トラバーサ12から、荷受位置にあ
る任意の移動棚11上のストレージコンベヤ17上に
動棚11の一端から荷を渡す。
【0022】(4) ストレージコンベヤ17をコンベヤ駆
動部18の作動により駆動し、荷をストレージコンベヤ
17上にてX方向に前詰めし、保管する。
【0023】尚、供給コンベヤから移動棚への荷の受渡
し方式は、トラバーサの他に、分岐コンベヤ等を用いて
もよい。
【0024】出庫フロー(図5(A)、(B)参照) (1)任意の移動棚11を棚駆動部16の作動により駆
動し、該移動棚11を出庫作業スペースに引き出す。
【0025】(2) 移動棚11の側方又は先端からストレ
ージコンベヤ17上の必要な荷を取出す。ストレージコ
ンベヤ17上から取出される物品1は、例えば移動棚1
1の適宜位置に設けた出庫表示ランプ等により報知され
得る。例えば、ストレージコンベヤに荷が揃ったことを
知らせる移動棚毎の表示ランプと該当トラックに積込む
物品が、ストレージコンベヤ上のどこにあるかを示す物
品毎の表示ランプで報知する。
【0026】(3) ストレージコンベヤ17をコンベヤ駆
動部18の作動により駆動し、上記(2) で生じたストレ
ージコンベヤ17上の空きスペースに後方の荷を前詰め
する。
【0027】(4) 移動棚11を棚駆動部16の作動によ
り駆動し、該移動棚11を荷受位置に戻す。
【0028】尚、上記出庫フローにおける(3) と(4) の
順位は、図5(B)に示す如く逆でもよい。即ち、移動
棚が荷受位置にあるときだけストレージコンベヤを駆動
するものとしてもよい。
【0029】次に、本実施例の効果について説明する。
【0030】物品は荷受位置に停留せしめられた移動
棚11の一端から入庫された後、ストレージコンベヤ1
7上を前送りされ、移動棚11の中間〜他端側に空きス
ペースを生ずることのない状態に入庫可能とされる。他
方、物品の出庫に際しては、移動棚11を棚長手方向に
移動し、隣接する他の移動棚11から棚長手方向に所望
長ずらして出庫作業スペースに停留せしめる状態で、該
移動棚11の周辺の任意の位置(側方もしくは他端)か
ら任意の物品を出庫できる。従って、物品を移動棚11
の一端から入庫し、該移動棚11の任意の位置から任意
の物品を出庫でき、物品の取扱い作業効率を向上でき
る。
【0031】物品の出庫を移動棚11の側方を含む任
意の位置から行なうことを可能とするにあたり、該移動
棚11を出庫作業スペースに引き出して隣接する他の移
動棚11から棚長手方向にずらし、出庫のためのフォー
クハンドリングスペース等を確保するものであるから、
隣接する移動棚11をハンドリングスペース確保のため
に離隔設置する必要がない。従って、移動棚11を多列
近接して並設し、物品の保管スペース効率を向上でき
る。
【0032】移動棚11はストレージコンベヤ17の
ためのコンベヤ駆動部18を備えることにより、移動棚
11の一端から入庫された物品をストレージコンベヤ1
7上にてスムースに前送りできる。
【0033】但し、本発明の実施において、ストレージ
コンベヤ17はコンベヤ駆動部18を備えることを必須
とせず、ストレージコンベヤ17上に移動棚11の一端
にて入庫された物品は、その後入庫される新たな物品に
て押込まれながらストレージコンベヤ17上を前送りさ
れるものであってもよい。
【0034】また、本発明の実施においては、出庫作業
スペース20における物品取出しラインを例えば図1に
Pで示す如くに固定化しておき、各移動棚11の移動量
を、当該移動棚11のストレージコンベヤ17上にある
取出し対象物品が上記物品取出しラインPに一致するに
至る移動量に自動制御するものとしてもよい。そしてこ
のとき、当該物品の取出し作業も自動取出装置にて自動
化することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、移動棚を
多列近接して並設しながら、物品を移動棚の一端から入
庫し、該移動棚の周辺の任意の位置から任意の物品を出
庫可能とすることにて、物品の保管スペース効率、物品
の取扱い作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す保管設備の平面
図である。
【図2】図2は保管設備の正面図である。
【図3】図3は保管設備の側面図である。
【図4】図4は保管設備の入庫フローを示す流れ図であ
る。
【図5】図5は保管設備の出庫フローを示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 保管設備 11 移動棚 17 ストレージコンベヤ 18 コンベヤ駆動部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上を荷受位置と出庫作業スペースと
    の間で棚長手方向に移動できる移動棚を複数列並設して
    なるとともに、各移動棚上に、棚長手方向に駆動できる
    ストレージコンベヤを搭載してなる物品保管設備による
    物品取扱い方法において、 移動棚を荷受位置に停留した状態で、移動棚上のストレ
    ージコンベヤに移動棚の一端から荷を渡し、この荷をス
    トレージコンベヤにより移動棚の他端側へと前詰めし、 移動棚を出庫作業スペースに引き出した状態で、移動棚
    上のストレージコンベヤ上の荷を移動棚の側方から取出
    し、 ストレージコンベヤ上の前方の荷を取出した後、ストレ
    ージコンベヤ上の後方の荷を上記取出しによって生じた
    空スペース分前詰めすることを特徴とする物品保管設備
    による物品取扱い方法。
JP3202171A 1991-07-18 1991-07-18 物品保管設備による物品取扱い方法 Expired - Fee Related JP2612517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3202171A JP2612517B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 物品保管設備による物品取扱い方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3202171A JP2612517B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 物品保管設備による物品取扱い方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524614A JPH0524614A (ja) 1993-02-02
JP2612517B2 true JP2612517B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=16453144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3202171A Expired - Fee Related JP2612517B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 物品保管設備による物品取扱い方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2612517B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187334A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Soufuku Koki Kk 移動ラック装置とその制御方法
KR102528093B1 (ko) * 2020-12-30 2023-05-03 강지원 기계식 창고 시스템

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547126Y2 (ja) * 1988-03-17 1993-12-10
JPH0764403B2 (ja) * 1988-06-30 1995-07-12 金剛株式会社 物流装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0524614A (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6679678B2 (ja) 保管設備からの運搬ユニットを提供するための方法
US11858743B2 (en) Method for the order-picking of articles, and order-picking station
US9429930B2 (en) Automated order-picking station for the manual picking of articles from storage containers into an order container
US20120141236A1 (en) Method and storage system for storing and order-picking articles
CA2435115A1 (en) Method and apparatus for container storage and container retrieval
EP0016619B1 (en) Materials handling system and method
JP2018506486A (ja) 保管および取り出しシステムの搬送車両
JPS59102703A (ja) マ−シヤリング作業方法
AU2018265596B2 (en) Goods output buffer for a commissioning facility
EP3129306B1 (en) A multi-storey goods storage arrangement
JP5303914B2 (ja) 自動倉庫の仕分けシステム
JP5930406B2 (ja) ピッキング設備
JP6694126B2 (ja) 立体自動倉庫
JP2004217379A (ja) 処理及び保管設備
US20060045727A1 (en) Apparatus for order picking goods in a goods warehouse
JP2612517B2 (ja) 物品保管設備による物品取扱い方法
US20040131451A1 (en) Load pick-up device and method for the storage of articles in an order-picking system
JPH06115632A (ja) 自動倉庫システム
JPH0157003B2 (ja)
JP3929957B2 (ja) 自動倉庫及びその運転方法
JP4329025B2 (ja) 物品収納設備
JP4329024B2 (ja) 物品収納設備
JP4329023B2 (ja) 物品収納設備
JPH0314721B2 (ja)
JP2570646Y2 (ja) 有軌道台車のラインオフ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961203

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees