JPH0385941A - 電力線搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、電力線（配電線〉を用いて信号を伝送し、
電力線の開閉器などの機器を監視、制御する電力線搬送
装置（システム）に関するものである。

特に、多数の子局を有する中継局が２局以上存在する電
力線搬送装置に間するものである。

［従来の技術］ 従来例の構成を第５図、第６図及び第７図を参照しなが
ら説明する。

第５図は従来の電力線搬送装置を示すブロック図、第６
図は従来の電力線搬送装置の中継局を示すブロック図、
第７図は従来の電力線搬送装置の子局を示すブロック図
である。

第５図において、従来の電力線搬送装置は、複数の子局
（１）と、変圧器（２）、６．６Ｋｖの配を線（３〉及
び変流器（４〉を介して子局（１）に接続された複数の
中継局（５）と、変圧器（６）、配電線（３）に変圧器
（７）を介して接続された３３Ｋｖの配ｔｌｉ（８）−
変流器（９）及び変圧器（１０）を介して接続された親
局である受信部！（１１）とから構成されている。

第６図において、中継局（５）は、ＣＰＵ（５１）と、
このＣＰＵ（５１）に接続された受信部（５２）と、Ｃ
ＰＵ（５１）に接続された送信部（５３）と、ＣＰＵ（
５１）に接続された計測制御部（５４）とから構成され
ている。

第７図ニオイテ、子局（１）は、ＣＰｔＪ（１２）と、
このＣＰＵ（１２）に接続された受信部（１３〉と、Ｃ
ＰＵ（１２）に接続された送信部（１４）と、ＣＰＵ（
１２）に接続された計測制御部（１５）とから構成され
ている。

つぎに、上述した従来例の動作を第８図を参照しながら
説明する。

第８図は、従来の電力線搬送装置の子局（１）からの送
信電文を示す説明図である。

第８図において、送信電文は、同期ワード、子局アドレ
ス、情報、ＣＲＣ及び終りワードから構成されている。

子局（１）は、受信部（１３）により受信した親局（１
１）の指令に基づいて、計測制御部（１５）により計測
した計測情報、自己のアドレスなどを含む送信電文をＣ
ＰＵ（１２）により作成して、その送信電文を送信部（
１４）により配電線（３）及び（８）を介して中継局（
５）へ送信する。

中継局（５）は、受信部（５２）により受信した子局（
１〉からの送信電文を、送信部（５３）により親局〈１
１）へ中継する。

このとき、第５図の点線と実線で示すように、複数の中
継局（５〉が同じ子局（１）からの送信電文を同時に中
継すると、伝送失敗が発生する。

なお、中継局（５）も、受信部（５２）により受信した
親局〈１１〉の指令に基づいて、計測制御部（５４）に
より計測した計測情報、自己のアドレスなどを含む送信
電文をＣＰＵ（５１）により作成して、送信部（５３）
により配電ａ（８）を介して親局（１１）へ送信する。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したような従来の電力線搬送装置では、多重中継に
起因する伝送失敗が発生するという問題点があった。

この発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、伝送失敗を防止することができる電力線搬送装
置を得ることを目的とする。

１課題を解決するための手段］ この発明に係る電力線搬送装置は、以下に述べるような
手段を備えたものである。

（ｉ〉、中継局アドレスを指定できるアドレス設定器を
有し上記中継局アドレスを付加した送信電文を送出する
子局。

（ｉｉ）、受信電文に０局アドレスが付加されていると
きのみこの受信電文を親局へ中継する中継局。

［作用］ この発明においては、中継局アドレスを指定できるアド
レス設定器を有した子局によって、上記中継局アドレス
を付加した送信電文が送出される。

そして、中継局によって、受信電文に自局アドレスが付
加されているときのみ、この受信電文が親局へ中継され
る。

「実施例１ この発明の実施例のＷ４戒を第１図、第２０及び第３図
を参照しながら説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図であり
、基本構成は上記従来装置のものと全く同一である。

第１図において、この発明の一実施例は、上述した従来
装置の子局（１〉の代わりに、子局（１＾）が、中継局
（５）の代わりに、中継局（５＾）が用いられている。

第２図はこの発明の一実施例の中継局（５＾）を示すブ
ロフク図、第３図この発明の一実施例の子局（１＾）を
示すブロック図である。

第２図において、中継局〈５＾〉は、ＣＰＵ（５１＾）
以外は従来の中継局（５）と同一の構成である。

第３図において、子局（１＾）は、ＣＰＵ（１２＾）、
及びＣＰＵ（１２＾〉に接続されたデジタルスイッチな
どのアドレス設定器（１６）以外は従来の子局く１）と
同一の構成である。

つぎに、上述した実施例の動作を第４図を参照しながら
説明する。

第４図は、この発明の一実施例の子局（１八）からの送
信電文を示す説明図である。

第４図において、送信電文は、同期ワード、子局アドレ
ス、中継局アドレス、情報、ＣＲＣ及び終りワードから
構成されている。

まず、中継局アドレスが子局（１＾〉のアドレス設定器
（１６）にマニアルで設定される。第３図では、中継局
アドレス“０１”の例が示されている。

子局（１八）は、受信部（１３）により受信した親局（
１１）の指令に基づいて、計量８１１ｍ部（１５）によ
り計測した計測情報、自己のアドレス、アドレス設定器
（１６）により設定された中継局アドレスなどを含む送
信電文をＣＰＵ（１２＾）により作成して、その送信電
文を送信部（１４）により配電線（３）及び（８）を介
して中継局（５＾）へ送信する。

中継局（５＾）は、受信部（５２）により受信した子局
（１＾）からの送信電文を、ＣＰＵ（５１＾）により解
読し自局アドレスが含まれているときだけ、その送信電
文を送信部（５３）により親局（１１）へ中継する。

このとき、第１図の点線と実線で示すように、複数の中
継局（５＾）が同じ子局〈１＾〉からの送信電文を受信
しても、自局アドレスがきまれでいない中継局（５＾）
はその電文を中継しないので、伝送失敗の発生を防止で
きる。

この発明の一実施例は、上述したように、中継局アドレ
スを設定できるアドレス設定器（１６）を有する子局（
１＾）と、自局アドレスが含まれている電文だけ中継す
る中継局（５＾）とを備えているので、多重中継に起因
する伝送失敗を防止することができるという効果を奏す
る。

［発明の効果］ この発明は、以上説明したとおり、中継局アドレスを指
定できるアドレス設定器を有し上記中継局アドレスを付
加した送信電文を送出する子局と、及び受信電文に自局
アドレスが付加されているときのみこの受信電文を親局
へ中継する中継局とを備えたので、伝送失敗を防止する
ことができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２５
！Ｉはこの発明の一実施例の中継局を示すブロック図、
第３図はこの発明の一実施例の子局を示すブロック図、
第４図はこの発明の一実施例の子局からの送信電文を示
す説明図、第５図は従来の電力線搬送装置を示すブロッ
ク図、第６図は従来の電力線搬送装置の中継局を示すブ
ロック図、第７図は従来の電力線搬送装置の子局を示す
ブロック図、第８図は従来の電力線搬送装置の子局から
の送信電文を示す説明図である。 図において、 （ｌ＾）　・・・　子局、 （１２＾〉　・・・　ＣＰＵ、 （１３）　　・・・　受信部、 （１４）　　・・・　送信部、 （１５）　　・・・　計測制御部、 （１６〉　　・・・　アドレス設定器、（５＾）　・・
・　中継局、 （５１＾〉　・・・　ＣＰＵ、 （５２）　　・・・　受信部、 （５３〉　　・・・　送信部、 （５４）　　・・・　計測制御部、 （１１）　　・・・　親局（送信装置）である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中継局アドレスを指定できるアドレス設定器を有し上記
   中継局アドレスを付加した送信電文を送出する子局、及
   び受信電文に自局アドレスが付加されているときのみこ
   の受信電文を親局へ中継する中継局を備えたことを特徴
   とする電力線搬送装置。