JPH0384611A - 端末エミュレーション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホスト計算機などのエミュレーション機能を
有する端末エミュレーション装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置では、オペレータが操作するキーボ
ード又はマウス等から入力する入力データに応じたホス
ト計算機などからの出力結果を、ＣＲＴなどのデイスプ
レィ上に表示し、上記デイスプレィ上に表示された出力
結果を表示履歴として実メモリ、ディスク装置などの蓄
積手段に蓄積させ、必要に応じて上記表示履歴を実メモ
リ又はディスク装置から読み出して、上記デイスプレィ
上に表示させていた。

〔発明が触法しようとする課題〕

ところが、上記端末エミュレーション装置では、上記デ
イスプレィ上に表示された出力結果のみを表示履歴とし
て蓄積しているだけで、入力履歴は蓄積されていなかっ
た。このため、出力結果の認識には有益であるか、例え
ば同じ動作を繰り返して行わせるためには、同じ操作を
何度も繰り返し行わなければならず、入力操作が煩雑に
なってデータ入力に時間がかかり、上記入力操作に伴う
操作性が悪くなるという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、入力履歴
の蓄積及び表示を可能にして、入力操作を短縮できるよ
うにし、これによって入力操作に伴う操作性を向上させ
ることができる端末エミュレーション装置を提供するこ
とを課題とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、キーボードなどの入力手段からの入力デー
タに応じたホスト計算機などからの出力結果を表示履歴
としてＣＲＴ等の表示部に表示し、該表示履歴を実メモ
リ又はディスク装置などに蓄積する端末エミュレーショ
ン装置において、前記入力手段の入力データを入力履歴
として蓄積制御するＣＰＵなどの蓄積制御手段と、前記
蓄積制御により前記入力履歴のデータを蓄積する実メモ
リ又はディスク装置などの蓄積手段と、前記蓄積された
入力履歴及び表示履歴の表示を指示するマウスなどの表
示指示手段と、前記表示指示に応じて前記入力履歴、表
示履歴を表示させるＣＰＵなどの表示制御手段とを具え
る。

〔作用〕

オペレータの操作によって上記入力手段からデータが入
力すると、蓄積制御手段が上記表示履歴とは別に、上記
入力する入力データを入力履歴として蓄積制御して蓄積
手段に蓄積させる。表示指示手段から入力履歴又は表示
履歴の表示指示があると、表示制御手段が表示制御を行
い、表示部に該当する入力履歴又は表示履歴を表示させ
る。

したがって、オペレータはホスト計算機などからの表示
履歴とは別に蓄積されている入力履歴を表示指示するこ
とにより、同じ動作を繰り返して行う入力操作が容易に
なり、上記入力操作を短縮することができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を第１図乃至第５図の図面に基づき詳細
に説明する。

第１図は、本発明に係る端末エミュレーション装置の概
略構成を示すブロック図である。図において、制御装置
（以下、ｒＣＰＵＪという。）１１は、キーボード１２
又は上記キーボード１２に接続されたポインティングデ
バイスであるマウス１３からの文書データを含む各種デ
ータ、指令などを入力制御しており、入力に応じた指令
と対応するプログラムによって実メモリ１４、ディスク
装置１５及び表示装置１６を総括的に制御すると共に、
サーバネットなどの外部接続された信号線を介してホス
ト計算機やシステム内の装置などの他の装置１７へ上記
入力データを送り、上記他の装置１７から入力データに
応じた演算、処理などの出力結果を取り込んでいる。

実メモリ１４、ディスク装置１５は、本発明に係る入力
履歴、表示履歴の蓄積を実行させるプログラム、文書デ
ータ、キーボード１２又はマウス１３から入力する命令
群やデータ群等を格納している。また、ディスク装置１
５は、上記データのうちで実メモリ１４に格納しきれな
いデータを格納しており、上記ディスク装置１５に格納
されたデータは、必要に応じ制御部１１の制御によって
上記ディスク装置１５から読み出されて上記実メモリ１
４に格納される。

表示装置１６は、ＣＲＴなどのデイスプレィからなり、
上記ＣＰＵ１４の制御に応じて上記他の装置１７からの
出力結果をデイスプレィの画面上に表示している。また
、上記ＣＰＵ１４は、出力結果の履歴である表示履歴及
び入力操作の履歴である入力履歴をポインティングデバ
イスであるマウス１３の指示に基づき、上記表示装置１
６の画面上に表示させている。上記ＣＰＵ１４は、第２
図に示すように、他の装置１７からの出力結果を表示装
置１６の画面上の表示ウィンドウ２ｏに表示させるとと
もに、後述する入力履歴及び表示履歴のウィンドウを起
動させて開く、例えば「入力履歴」、「表示履歴」を表
示させ、マウス１３の移動に連動するカーソルによって
上記「入力履歴」「表示履歴」の指示を可能にしている
。第３図及び第４図は、上記指示によって開かれ、表示
された入力履歴及び表示履歴のウィンドウ２１．２２の
一実施例である。上記ウィンドウ２１．２２内に表示さ
れた文書やコマンドは、上記マウス１３の指示に応して
上記表示ウィンドウ２０内の所望の位置に表示される。

第５図は、本発明に係る入力履歴及び表示履歴の蓄積及
び表示動作を説明するためのフローチャートである。な
お、上記入力履歴及び表示履歴の蓄積及び表示動作のプ
ログラムは、データ入力があると、上記実メモリ１４に
ロードされて実行される。

第５図において、ＣＰＵＩＩは、データ入力が、オペレ
ータの操作による上記キーボード１２からの入力かどう
か判断する（ステップ１０１）。

ここで、上記入力がキーボード１２からの入力の場合に
は、設定された入力ログイン情報（後述する表示履歴を
蓄積する表示ログイン情報とは兄なる）に応じた所定の
蓄積領域に入力したデータを蓄積する（ステップ１０２
）。そして、上記入力データを従来と同様に、表示装置
１６の画面上に表示した後（ステップ１０３）、所望の
他の装置１７に上記データを出力する（ステップ１０４
）また、ステップ１０１において、上記入力がキーボー
ド１２からの入力でない場合には、上記データ入力が他
の装置１７からの入力かどうか判断する（ステップ１０
５）。

ここで、上記データ入力がホストｔ１算機などの他の装
置１７からの入力の場合には、上記入力したデータを表
示した後（ステップ１０６）、設定された表示ログイン
情報に応じた所定の蓄積領域に上記データを蓄積する（
ステップ１０７）。また、上記データ入力が他の装置１
７からの入力でない場合には、マウス１３による入力履
歴指定のオペレータ入力かどうか判断する（ステップ１
０８）。

ここで、上記データ入力がマウス１３による入力履歴の
指定（第２図に示すように、例えばマウス１３に連動す
るカーソル２４によって示唆され、マウスボタンのクリ
ックによって指定する。）の場合には、第３図に示した
ように、入力履歴のウィンドウ２１を起動させて表示装
置１６の画面上に開き、上記ウィンドウ２１内にいまま
での入力履歴を表示する（ステップ１０９）。次に、第
６図に示すように、表示された上記入力履歴の中から所
望の履歴（実施例では、　５ｅｒｃｈ　ｐｒｏｇｒａｍ
ｓｐｅＣ”）を選択して表示ウィンドウ２０内の所望の
位置（例えば上記マウスボタンを押下したままの状態で
カーソル２４を上記表示ウィンドウ２０内の所望の位置
、実施例では最下部に移動させてはなす。）を指定する
と（ステップ１１０）、ステップ１０３に戻って上記指
定された表示ウィンドウ２０内の所望の位置（カーソル
位置）に選択された所望の履歴（“５ｅｒｃｈ　ｐｒｏ
ｇｒａｍｓｐｅｃ　　）が表示される。そして、表示ウ
ィンドウ２０内のデータを他の装置１７に出力する（ス
テップ１０４）。

また、ステップ１０８で、上記データ入力が入力履歴の
指定でない場合には、マウス１３による表示履歴の指定
のオペレータ入力かどうか判断する（ステップ１１１）
。

ここで、上記オペレータ入力が表示履歴の指定でない場
合には、エラーと判断してエラー表示を行う（ステップ
１１２）。また、上記オペレータ入力が表示履歴指定の
場合には、第４図に示したように、表示履歴のウィンド
ウ２２を起動させて表示装置１６の両面上に開き、上記
ウィンドウ２２内にいままでの表示履歴を表示する（ス
テップ１１３）。そして、上記入力履歴の指定と同様に
、表示された上記表示履歴の中から所望の履歴が選択さ
れ、さらに表示ウィンドウ２０内の所望の位置が指定さ
れると（ステップ１１４）、ステップ１０３に戻って上
記指定された表示ウィンドウ２０内の所望の位置に選択
された所望の履歴が表示される。そして、表示ウィンド
ウ２０内のデータを他の装置］７に出力して（ステップ
１０４）、上述した入力履歴及び表示履歴の蓄積及び表
示動作を終了する。

したがって、本発明では、入力されたデータの履歴であ
る入力履歴を表示履歴とは別の蓄積領域に蓄積し、上記
蓄積領域に蓄積した入力履歴を表示部の両面上に表示さ
せることができるので、同一の入力データを繰り返し用
いる場合でも、マウスの上記入力履歴の中からのデータ
の指定動作だけですみ、わざわざキーボードで上記入力
データを繰り返し入力する手間が省けて、データの入力
操作が容易になり、上記入力操作を短縮することができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明では、表示履歴とは別に入
力履歴の蓄積及び表示を行い、上記入力履歴の中からデ
ータを指定することができるようになったので、同一デ
ータを繰り返し入力する際の入力操作の手間が省け、入
力操作が短縮でき、これによって入力操作に伴う操作性
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る端末エミュレーション装置の概略
構成を示すブロック図、第２図は本発明に係る出力結果
の表示の一実施例を示す図、第３図、第４図、第６図は
本発明に係る入力履歴及び表示履歴のウィンドウの一実
施例を示す図、第５図は第１図に示した端末エミュレー
ション装置の入力履歴及び表示履歴の蓄積及び表示動作
を説明するためのフローチャートである。 １１・・・制御装置、１２・・・キーボード、１３・・
・マウス、１４・・・実メモリ、１５・・・ディスク装
置、１６・・・表示装置、１７・・・他の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　入力手段からの入力データに応じた出力結果を表示履
   歴として表示し、該表示履歴を蓄積する端末エミュレー
   ション装置において、 前記入力手段の入力データを入力履歴として蓄積制御す
   る蓄積制御手段と、 前記蓄積制御により前記入力履歴のデータを蓄積する蓄
   積手段と、 前記蓄積された入力履歴及び表示履歴の表示を指示する
   表示指示手段と、 前記表示指示に応じて前記入力履歴、表示履歴を表示さ
   せる表示制御手段と を具えたことを特徴とする端末エミュレーション装置。