JPH0383536A - ワッフルコーン及びその製造法 - Google Patents

ワッフルコーン及びその製造法

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JPH0383536A
JPH0383536A JP1219178A JP21917889A JPH0383536A JP H0383536 A JPH0383536 A JP H0383536A JP 1219178 A JP1219178 A JP 1219178A JP 21917889 A JP21917889 A JP 21917889A JP H0383536 A JPH0383536 A JP H0383536A
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Nobuyuki Murakami
村上 信行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワツフルコーン及びその製造法に関する。
(従来技術〉 従来より可食容器として、最中の皮、アイスクリーム用
コーンカップ及びシュガーコーン(ワツフルコーン)な
どが知られている。
アイスクリーム用コーンカップは、たとえば小麦粉10
0部、砂糖5部及び水130部等を含む混合物を、特公
昭57−59733号公報に開示されているような方法
で、円錐形の焼成型に流し込み、それを焼成した後に、
型から抜いて製品とするものである。
又、アイスクリームなどを充填して食するシュガーコー
ンは、ワツフルコーンとも称され、小麦粉、砂糖、油脂
、膨張剤等を原料とし、これに水を加えて流動性を有す
るバッター生地となし、このバッター生地を180〜2
50℃の鉄板上で焼成し、厚さl〜2 mmのシート状
となし、その後温かいうちに、コーンロール成形機等で
円錐状に巻き上げて成型し、冷却して製品とするもので
ある。
このシュガーコーン(ワツフルコーン)の原料は、小麦
粉100重量部に対し、40〜60重量部のショ糖(砂
糖)を含むものであった。砂糖量がこの範囲より少ない
と円錐状に巻き上げ成型するときに、ひび割れや破損が
生じてしまい、砂糖量がこの範囲より多いと成型性は改
善されるものの、甘味度が強くなりすぎてしまう。また
砂糖の代替としてブドウ糖、乳糖などを用いると、甘味
度は減少するものの、焼色が強くなってしまう等の問題
が生じてしまう。
さらに、従来のシュガーコーン(ワツフルコーン)は、
吸湿性が強く、アイスクリーム等を充填すると、短時間
で食感が軟化する欠点があった。
また焼上り色調が不均一で、組織内の気泡も不均一であ
り、一般に、脆く、運搬保管中に割れることが多かった
。しかも、甘いので菓子以外の食品を充填するのには適
していなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は、従来のシュガーコーン(ワツフルコ
ーン)の問題点が解消され、しかも菓子以外の食品を充
填するのにも適したワツフルコーン及びその製造法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的は、下記の構成を有する本発明によって達成
することができる。
即ち、本発明は、第一に、小麦粉及びデキストリンを含
むシート状焼底物を錐形に巻きあげてなるワツフルコー
ンに関する。
本発明は第二に、小麦粉、デキス) +Jン及び有機酸
類を含むシート状焼底物を錐形に巻き上げてなるワツフ
ルコーンに関する。
本発明は第三に、小麦粉100重量部及びデキス) I
Jン10〜60重量部を含むバッター生地をシート状に
焼成した後、得られた焼成物を錐形に巻きあげて成型す
ることからなるワツフルコーンの製造法に関する。
本発明は第四に、小麦粉100重量部、デキストリン1
0〜60重量部及び有機酸類0.01〜20重量部を含
むバッター生地をシート状に焼成した後、得られた焼成
物を錐形に巻きあげて成型することからなるワツフルコ
ーンの製造法に関する。
本発明のワツフルコーンは、アイスクリームはもちろん
のこと、焼そば、スパゲティナポリタンなどの麺類、生
野菜、ポテトサラダ等のサラダ類などのフィリング材を
充填して食することのできる可食性の容器である。
また本発明において使用されるデキス) IJンとは、
馬鈴薯澱粉、コーンスターチ等の澱粉類をα−アミラー
ゼやβ−アミラーゼ等の酵素、酸、及び熱等を用いて加
水分解したものである。かかるデキストリンのうち酵素
を使用して高温液化法により加水分解した酵素変性デキ
ストリンが好ましく、中でも水分が2〜8重量%の白色
又は淡黄色の粉末でDE (ブドウ糖当量)が2〜20
のものが特に好ましい。
デキストリンの配合量は、小麦粉100重量部に対して
、水分2〜8重量%の粉末として10〜60重量部が適
当であり、30〜50重量部が好ましい。デキストリン
の配合量が小麦粉100重量部に対して10重量部より
少いと、巻き上げ作業時に、ワツフルコーンに割れ、ひ
びが入り、巻き上げが困難となる。また60重量部より
多くても、デキストリンを添加することによる効果はも
はや増大しないばかりか、食感がねちゃついたものとな
る。
本発明において用いられるワツフルコーンの原料中には
小麦粉及びデキス) IJン以外の副資材が配合されて
いてもよい。これらの副資材としては、米粉、ライ麦粉
、大麦粉及びコーンフラワー等の穀mm;コーンスター
チ、ワキシーコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉及
びサゴ澱粉、タピオカ澱粉等の澱粉類;並びにそれらに
α化、エステル化、エーテル化または酸化処理等を施し
た化工澱粉類;大豆油、綿実綿、ごま油、とうもろこし
油、ラード、ヘッド、バター及びショートニング等の動
植物油脂及びそれらを水添硬化、分別した油脂類;ブド
ウ糖、乳糖、果糖、麦芽糖、異性化糖及び転化糖等の糖
類;ソルビトール、マルチトール及びキシリトール等の
糖アルコール;並びに卵白、卵黄、脱脂粉乳、乳化剤、
天然ガム類、カゼインナトリウム、食塩、着色料、フレ
ーバーチョコレート、野菜ペースト、天然調味料、化学
調味料、大豆たん白、膨張剤等がある。
これらのうち、油脂類は小麦粉100重量部に対して、
3〜10重量部の配合量とすることが好ましい。また膨
張剤は小麦粉100重量部に対して、0.5〜1.5重
量部の配合量とすることが好ましい。
さらに、本発明の原料中には、有機酸類が含まれること
が好ましい。ここで有機酸類とは、クエン酸、酢酸、酒
石酸、乳酸、コハク酸、フィチン酸、リンゴ酸、アスコ
ルビン酸などの有機酸やこれらを含有するソース、ケチ
ャツプ、マヨネーズ、ドレッシングなどを言う。これら
有機酸類の配合量は、小麦粉100重量部に対して0.
01〜20重量部とするのが適当であり、有機酸類を含
有するソース等を配合する場合には配合量は多くなる。
この有機酸類の配合によってバッター生地のpHが4.
5〜6.5に調整され、有機酸類を配合した場合には、
配合しない場合に比べて、ワツフルコーンの製造におい
て巻き上げが容易となり、ひびや割れが生じることもな
くなり、また製造されるワツフルコーンの打抜強度も大
きいものとなる。
本発明のワツフルコーンの製造方法の例を以下に示す。
上記の小麦粉及びデキス) IJンの他、上記の副資材
を配合した原料に、小麦粉100重量部に対して60〜
140重量部の水を加え、公知のミキサーを用いて1〜
10分間混合し、流動性を有するバッター生地をつくる
。このバッターを温度170〜230℃に加熱された上
下加熱板の一方に、1枚当り10〜30g1好適には約
20gのバッター生地を厚さ0.2〜0.3 mmのシ
ート状となるように流し込み、他方の加熱板を近接させ
て30〜90秒間、好適には約60秒間焼°或する。
得られたシート状の焼成物を、未だ温かく柔軟性が残っ
ているうちに、コーンロール成型機等を用いて、円錐形
、四角錐形等の錐形に巻き上げて成型する。その後放冷
して製品とする。
(実施例) 以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1.2及び比較例1 配合(重量部〉 上記配合の原料を縦型ミキサーを用いて2分間混合し、
バッター生地を得た。このバッター生地25gを上下加
熱板190℃の焼成機上に円形シート状に流し込み、6
0秒間焼戊した。
焼成後直ちに、得られたシート状焼成物を円錐状に巻き
上げて成型し、放冷して本発明のワツフルコーンを得た
一方、比較例1として砂糖を使用した従来のワツフルコ
ーンを同様の方法にて製造した。
得られたワツフルコーンの評価を行ない表−1に示した
尚、吸湿性(軟化時間)は、ワツフルコーンを15℃の
水に浸漬した場合に、吸水して軟化するまでにかかった
時間(秒)で示す。
また、打抜強度は、ワツフルコーンをレオメータ(10
mm球状プランジャー使用)で破断した時の応力の測定
値(g)で示す。この測定値が小さいほど脆いことを示
す。尚、各々5ケのワツフルコーンの測定値の平均値を
とった。
表 1 実施例3 配合 (重量部) 上記配合の原料を3分間混合し、バッター生地を得た。
バッター生地のpHは5.60であった。得られた流動
性を有するバッター生地30gを温度200℃の平板上
に長方形のシート状に流し込み、50秒間焼成し、シー
ト状焼戊物を得た。
その後、直ちに四角錐に巻き上げ成型し、放冷して水分
3%のワツフルコーンを得た。
得られたワツフルコーンは、巻き上げ作業性が良好で割
れ、ひびの発生もなかった。
又、焼色も均一で形が整い、良好な外観を有していた。
また衝撃に強くしっかりしていた。
さらに、得られたワツフルコーンに温かいソース焼ソバ
を充填して食したところ、焼ソバに対して異味な甘さを
感じさせることもなく、ソースの味が良好に出ていた。
又、軟化も遅かった。
(発明の効果) 本発明によって得られるワツフルコーンは、従来のもの
に比べて組織がしっかりしており、脆さが・なく、ひび
や割れも生じにくい。また生じる気泡も均一である等の
理由により焼上り色調も均一となる。また、ワツフルコ
ーンの吸湿性が少ないため、水分含量の高い食品を充填
しても軟化時間が長く、口溶は等の食感に優れている。
本発明の製造法によれば、ワツフルコーンの巻き上げの
成型性が従来の方法に比べて優れている。
さらに、本発明のワツフルコーンは、砂糖を必須の構成
要素としていないので、従来のシュガーコーンよりも一
般的に甘さが少なく、菓子以外のフィリング材を充填し
て食することにも適している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小麦粉及びデキストリンを含むシート状焼成物を
    錐形に巻きあげてなるワッフルコーン。
  2. (2)小麦粉、デキストリン及び有機酸類を含むシート
    状焼成物を錐形に巻き上げてなるワッフルコーン。
  3. (3)小麦粉100重量部及びデキストリン10〜60
    重量部を含むバッター生地をシート状に焼成した後、得
    られた焼成物を錐形に巻きあげて成型することを特徴と
    するワッフルコーンの製造法。
  4. (4)小麦粉100重量部、デキストリン10〜60重
    量部及び有機酸類0.01〜20重量部を含むバッター
    生地をシート状に焼成した後、得られた焼成物を錐形に
    巻きあげて成型することを特徴とするワッフルコーンの
    製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002039820A3 (en) * 2000-10-24 2003-01-16 Pillsbury Co Food product with enhanced crispiness
JP2011523855A (ja) * 2008-06-13 2011-08-25 ネステク ソシエテ アノニム 食品

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