JPH0381754A - 密着露光方法 - Google Patents

密着露光方法

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Publication number
JPH0381754A
JPH0381754A JP21733089A JP21733089A JPH0381754A JP H0381754 A JPH0381754 A JP H0381754A JP 21733089 A JP21733089 A JP 21733089A JP 21733089 A JP21733089 A JP 21733089A JP H0381754 A JPH0381754 A JP H0381754A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
exposure
cover sheet
light source
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP21733089A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Kita
喜多 紀恭
Hiromitsu Nakabayashi
中林 宏光
Yoshiyuki Hosoi
細井 美幸
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、写真感光材料上にフィルム原稿を重ね密着露
光する方法に関する。
[発明の背景コ 従来、写真感光材料上に画像を形成させるための露光方
法には、光源からの光を画像を有するフィルム原稿に照
射し、これを等倍又は縮小、拡大の機能をもった投影レ
ンズで感光材料上に結像させ露光する方法、画像を有す
るフィルム原稿と感光材料とを重ね密着させ、これに光
源からの光を照射し露光する方法がある。また、露光す
るに当たって、光源からの光を照射する手段としては、
原稿フィルムに順次光をあてる走査露光方法と原稿フィ
ルムの全面に光をあてる静止露光方法とが用いられてい
る。
走査露光方法によれば、比較的小さい光源で露光するこ
とができるので、露光装置をコンパクトにすることがで
きるが、静止露光方法によると、輝度の高い光源を使用
しなければならず、また、光の平行性、均一性を確保す
るために光源から露光面までの距離を大きくしなければ
ならないので、露光装置は大きなものとなる。
印刷製版の分野においては、連続調を有する原稿画像か
ら、網点からなる画像で構成される印刷版が作成される
この印刷版を作成するまでの工程では、多量のフィルム
を用いて、色の取り分け、画像の合成等を行なうという
複雑な作業が行なわれことになるので、文字、レイアウ
トの間違い等のミスがしばしば発生する。更に加えて、
作業の途中にクライアント(発注者)からの価格等の文
字の変更、レイアウトの変更、色の変更等の要求がバラ
バラに入ってくる為、ミスの発生は更に増大する。これ
らミスは事前にチエツクして正しく修正しておかなけれ
ばならない。また、要望される色調、階調に印刷物が仕
上るかどうかを事前にチエツクし、要望される色調、階
調に印刷物が仕上るように修正しておくことも必要であ
る。これらを総称して校正という。
通常、校正は、作成されたフィルム原稿を感光材料に焼
き付ける等して得られた校正物を用いて行なわれており
、校正に用いる校正物を得るためのシステムが種々発表
されている。
例えば特開昭82−280746号、同82−2807
47号、同82−280748号、同62−28074
9号、同62−280750号、同82−280114
9号、同80−42780号等には、分色光を用いてカ
ラー写真感光材料上に分解網原稿を焼付け、校正に用い
る校正物を得、これによって校正を行う方法が記載され
ている。
しかしながらこれらは投影レンズを用いた撮影系で画像
を形成しているために、レンズのフレア等の影響があっ
て、網の小点部が飛び、また大点部がつぶれる傾向があ
り、階調再現性の点で劣化が見られた。
密着焼付は方式は、レンズのフレア等の影響がでないた
めに、分解網原稿の階調再現性は投影レンズを用いた撮
影方式にくらべてすぐれていると考えられる。
しかしながら、これは分解網原稿と写真感光材料とが完
全に密着している場合にいえることであって、写真感光
材料から分解網原稿が浮き上がっていたり、また、2枚
以上の分解網原稿を重ねて露光したりする場合等、分解
網原稿と写真感光材料とが完全に密着していない場合に
は、密着焼付は方式といえども必ずしも充分な階調再現
性は得られない。
写真感光材料から分解網原稿が浮き上がっている場合に
は、写真感光材料に重ねられた分解網原稿の上に透明カ
バーシートを被せ、被せられた領域内を減圧とし分解網
原稿と写真感光材料とを密着させることにより充分な階
調再現性が得られるが、2枚以上の分解網原稿を重ねて
露光する場合には、これらの方法では充分な階調再現性
は得らない。充分な階調再現性を得るためには、露光に
用いる光の平行性が要求される。また、良好な画像再現
性を得るためには露光用の光の均一性が要求されること
になる。
静止露光方法を用いた場合、平行性、均一性のある露光
用の光をうるには大型の光源装置が必要になり、装置の
設置スペースが大きくなり、また、取り扱い性にむずか
しさがでてくる。
前記のように原稿フィルムに順次光をあてる走査露光方
法を用いれば光源は小型で済む。
従来、走査露光方法を行なう場合、散乱光から平行光を
得るために、ハニカムボートやオプチカルファイバーア
レイを光源と原稿との間に入れる事が知られている。
ハニカムボートを用いて所望の近似平行光を得るために
は、ハニカムの光路を長くする必要があり、このために
ハニカムを通過する光は極端に弱くなってしまい、長時
間の露光が必要となり、迅速性が損なわれてしまう。ま
た、オプチカルファイバーアレイを用いた場合には、光
の低下はハニカム程ではないが、充分な光量を得るには
オプチカルファイバーアレイの面積を大きくする必要か
あり、また、得られた光の平行性が充分でないため、原
稿と密着して使用する必要があった。
したがって、印刷製版の時に、網点再現性の高い校正物
を短時間に容易に得ることができる露光方法が求められ
ていた。
[発明の目的コ したがって、本発明の第1の目的は、高品質の写真画像
を得ることができる密着露光方法を提供することにある
本発明の第2の目的は、印刷製版の時に網点再現性の高
い校正物を短時間に容易に得ることができる密着露光方
法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、網原稿に対して網点再現性即ち
階調性の高い画像形成ができ、充分な強さの露光量をも
って露光することができる密着露光方法を提供すること
にある。
[発明の構!f5.1 上記目的は、写真感光材料の上にフィルム原稿を重ね露
光台上に載置したのち、フィルム原稿上に透明カバーシ
ートをかぶせ、該カバーシートを介して前記フィルム原
稿と写真感光材料とを真空密着させた後、光源からの光
をセルフォックレンズアレイを通して前記カバーシート
側から露光することを特徴とする密着露光方法によって
達成された。
本発明で用いるセルフォックレンズアレイは、例えば第
2図に示される様に、セルフォックレンズ素子1を多数
配列したものである。第2図において2はセルフォック
レンズ素子を一体に固定しアレイとする樹脂を、3はセ
ルフォックレンズアレイを固定する枠を示す。
また、上記セルフォックレンズアレイに用いるセルフォ
ックレンズ素子はファイバー状の素子であり、屈折率を
周辺から軸線にかけて変化させ、素子内において光を屈
折率の分布に応じて屈折させ、正立の像を結像させるも
のである。該セルフォックレンズは日本板硝子株式会社
より種々の性能のものが市販されており容易に入手出来
る。
第3図は、セルフォックレンズアレイ4が原稿5.5′
の正立の像6.6′を結像させることを示すものである
セルフォックレンズアレイは正立の像を結像させるので
、従来、複写機においてスキャニング露光を行なう場合
に用いられていたが、平行光線を形成するために用いら
れたことはない。
本発明者等は、セルフォックレンズアレイを用いること
により、本発明の密着露光方法に必要かつ充分な平行光
線が得られることを見出だしたものである。
本発明において、写真感光材料の供給方法、フィルム原
稿、透明カバーシートとの重ね合わせのタイミング、カ
バーシートの供給方法などは何ら制限されるものではな
い。
本発明によれば、印刷製版の分野における校正物ばかり
でなく、種々の高品質の密着写真、例えばポスター等を
得ることができる [実施例] 以下、実施例を示して本発明を更に詳しく説明するが、
本発明は本実施例に限定されるものではない。
真空密着露光を行なう装置として、コニカKonsen
susII (コニカ株式会社製)を用イテ、平行光線
を得るためのハニカムボードをセルフォックレンズに変
えて用いた。
この装置は、感光材料とフィルム原稿、カバーシートを
連続して重ね、真空密着し、光源部を走査することによ
り露光を行なう装置である。
上記コニカKonsensusIIの概要を第1図に示
す。
光源部の中心部には、管状光源ランプ7が、筺体8に固
定されたドラム状の内面反射鏡9及び透過窓10に囲ま
れて設けられている。そしてその外側に、多角筒11が
各筒面にBSG、RS ND等のフィルタ12を配して
回転可能に設けられている。そして、前記透過窓10及
びその下に配されたフィルタ12の下側に保持枠13に
収納されたセルフォックレンズアレイ14が設けられて
いる。保持枠13は筺体8に固定されている。
セルフォックレンズアレイ14の下には、遮蔽板15及
びスリット16が設けられている。遮蔽板15はロータ
リソレノイド17によって開閉される。
セルフォックレンズアレイ14は直径約1軸のファイバ
ー状のセルフォックレンズ素子を多数配列して黒色のシ
リコーン樹脂で固定したもので、正立等倍結像すること
ができる。
基本となるセルフホックレンズ素子の屈折率は中心から
周辺にかけて放物線状の分布を有しており、光はその中
を一定の周期をもって蛇行しながら進む。
中心から周辺にかけて放物線状の屈折率分布を有してい
ないオプチカルファイバー素子とは本質的に異にするも
のである。
第1図において、18は誘導輪を表わす。誘導輪18は
、バネ1つで付勢され、軸20に回転可能に軸着された
アーム21の先端に設けられていて、筺体8が移動する
事で写真感光材料とフィルム原稿との密着を助ける働き
をしている。また、22は原稿台を示す。
23は写真感光材料を、24及び25はフィルム原稿を
、26は透明カバーシートを示す。図において、写真感
光材料23、フィルム原稿24及び25、透明カバーシ
ート26はそれぞれその一部が示されている。
密着露光は、透明カバーシート26を介して写真感光材
料23とフィルム原稿24及び25とを真空密着させ、
遮蔽板15を開き、筺体8をスライドさせることにより
行なわれる。露光時間はスライドの速度を変えることに
より変更することができる。
セルフォックアレイとして、日本板硝子株式会社製のセ
ルの厚みが8m11、光路長が14關のもの及びセルの
厚みが20關、光路長が54m+sのものを用いた上記
装置を用い、以下のようにして本発明を実施することに
よって画像を作成し、本発明の効果を確認した。
感光材料23としてポジタイプのカラーペーパー K 
P −110P (コニカ株式会社製)を、フィルム原
稿25として1501 p i、網点面積10%、50
%、90%の網点スケールタブレットを用いた。また、
2枚重ね原稿と均等になるようにするために、フィルム
原稿24に代え、厚さ 10(1μの透明ポリエステル
フィルムを用いた。
写真感光材料23とフィルム原稿24及び透明ポリエス
テルフィルムとを透明カバーシート26を介して真空密
着させた。
露光は、光源に螢光灯を用い、コツダクラッテンフィル
ター47B(ブルー)、58(グリーン)、25(レッ
ド)を通して分光露光することによって行なった。また
、各分光での露光時間は、各分光で順次露光した時、イ
エロー、マゼンタ、シアンの発色が見られなくなる最少
の露光時間を求め決定した。
原稿1枚の時のマゼンタ色の網点画像を得るために、フ
ィルム原稿である網点スケールタブレットを通してグリ
ーン露光をし、次いで網点スケールタブレットを外した
後にブルー露光とレッド露光を行い、その後所定の第2
露光及び発色現像を行ない、次いで、脱銀漂白、安定処
理を行った。
得られたマゼンタ色の網点画像の原稿網点面積に対する
画像の再現網点面積の関係を表に示す。
次いで、斜めの入射光の影響がより顕著にあられれる原
稿2枚重ねの時のマゼンタ色の網点画像を得るために、
フィルム原稿24の代わりに透明ポリエステルフィルム
を置き、その上に上記フィルム原稿25として用いた網
点スケールタブレットを重ねて、同様にマゼンタ色の網
点画像を形成した。
得られたマゼンタ色の網点画像の原稿網点面積に対する
画像の再現網点面積の関係を次の表に示す。
*1 網点面積測定機サクラエリアダック(コニカ株式
会社製)で測定。
セルフォックレンズアレイは日本板硝子■製A;厚さ 
811%光路長 18wusB;厚さ 20m、光路長
 54wm 上記マゼンタ色の網点画像を形成すると同様にイエロー
色の網点画像、シアン色の網点画像を形成し、同様に評
価したが、結果は上記と同様であった。
上記結果から明らかな様に、セルフォックレンズアレイ
を用いたとき、原稿1枚の場合でも、2枚重ねの場合で
も、網点のつぶれや飛びの問題がない高品質の画像再現
が得られることがわかった。
[発明の効果] 本発明方法によれば、斜めの入射光がカットされるため
網のぼけやとびの現象が解消され、網点再現性即ち画像
の階調性の高い画像形成ができ、また、充分な強さの露
光量をもって露光することができる。また、露光に用い
る露光装置をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法に用いられる真空密着露光を行なう
装置の概要を示す断面図、第2図はセルフォックレンズ
アレイの構造を示す図、第3図はセルフォックレンズア
レイが正立の像を結像させることを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 写真感光材料の上にフィルム原稿を重ね露光台上に載置
    したのち、フィルム原稿上に透明カバーシートをかぶせ
    、該カバーシートを介して前記フィルム原稿と写真感光
    材料とを真空密着させた後、光源からの光をセルフォッ
    クレンズアレイを通して前記カバーシート側から露光す
    ることを特徴とする密着露光方法。
JP21733089A 1989-08-25 1989-08-25 密着露光方法 Pending JPH0381754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044939A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社Screenホールディングス 光規制器具および撮像方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044939A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社Screenホールディングス 光規制器具および撮像方法
WO2017038155A1 (ja) * 2015-08-28 2017-03-09 株式会社Screenホールディングス 撮像方法および光規制器具

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