JPH0271222A - カラー液晶プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は色収差を除去することを可能にした分光フィル
タ及び収束性光伝送体アレイ・使用方式のカラー液晶プ
リンタ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、液晶プリンタは第６図に示すように、電子写真と
組合わせて構成されている。

即ち感光体ドラム１１のまわりに帯電１２．露光３０゜
現像１３．転写分離１４．清掃１５．除電１６などの電
子写真の各プロセスが配置されている。ここで露光３０
のプロセスには液晶プリンタヘッド３Ｉが用いられ該ヘ
ッドは光源、液晶シャッタアレイ、セルフォックレンズ
アレイ等から構成されている。そしてその液晶プリンタ
ヘッド３１にコンピュータ等外部機器からインターフェ
ースコントローラ、フリントコントローラにより制御さ
れた電気信号が入力され、該液晶プリンタヘッドで電気
信号を光信号に変換された光ドツト信号が書きこみ装置
である液晶プリンタに出力されて感光体上に潜像を形成
し、通常の電子写真プロセスにより現像され、カセット
１７から搬送ローラ１８によって供給される転写紙上に
転写画像を形成し定着プロセス１９により定着されて一
連の液晶プリンタによる電子写真プリントが仕上るよう
になっている。

そして、液晶プリンタヘッドの光源には蛍光灯が用いら
れ、又２色以上のフィルタを用いたフルカラー液晶プリ
ンタ装置も作られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、液晶プリンタの液晶プリンタヘッドに用いる集
束性光伝送体アレイ（セルフォックレンズを含む一般名
称）は短焦点レンズの配列に相当するものであり、分光
波長の違いにより結像点が異なる影響が強くでて、色収
差や色のにじみを生ずる原因をはらんでいた。

即ち、液晶プリンタヘッド３１は第５図に示すように露
光ランプ３２，３列の液晶シャッタアレイ３３゜各液晶
シャッタアレイに対応するＢ、Ｇ、Ｈの各分光フィルタ
３４．前記各液晶シヤツタアレイ及び分光フィルタに対
応する各集束性光伝送体アレイ３６が配列され、ブルー
（Ｂ）の透過光に対する結像点はａ点と短く、グリーン
（Ｇ）の透過光に対する結像点はｂ点と中間の長さを示
し赤（Ｒ）の透過光に対する結像点は６点と長く感光材
料Ｐが（Ｇ）の結像点すを通って集束性光伝送体アレイ
に平行な位置にあると、（Ｂ）及び（Ｒ）の光は、感光
材料Ｐ面では結像しないで錯乱円を形成しぼけた状態に
なる。

そして、感光材料Ｐ上の露光ライン上に（Ｂ）光、（Ｇ
）光、（Ｒ）光が順次重ね焼きされて行くとき色のにじ
みや色収差が表れることになり画像品質の低下したプリ
ントになってしまう。

本発明の課題はこのような問題点を解決し色収差の生じ
ない液晶カラープリンタを提供することを目的にする。

〔課題を解決するための手段〕

この目的は、棒状光源と該光源光の照射を受けるように
該光源軸に平行に配列される複数の液晶シャッタアレイ
と該シャッタアレイに対応する透過波長の異なるフィル
タ及び集束性光伝送体アレイとからなるカラー液晶プリ
ンタヘッドで感光材料に画像を結像させる装置において
、集束性光伝送体アレイの色収差を取り除く手段を有す
ることを特徴とするカラー液晶プリンタ装置によって達
成される。

〔実施例〕

本発明のプリンタの実施例についての全体の概要を先ず
第１図によって説明する。しかし、本発明はこれに限定
されるものではない。

本発明の液晶プリンタによって、プリントされる感光体
は本実施例では写真用ハロゲン化銀カラー感光材料（特
にカラーペーパ）Ｐを用いたが、これに限定されるもの
ではない。

カラーペーパ（印画紙）Ｐの元巻部１１１から送り出し
ローラ１１２によって繰り出されたカラーペーパＰはア
キューム調整ローラ１１３及び精密なステッピングモー
タに連結されたステッピング送り出しローラ１１４を経
て、液晶プリンタヘッド１３０によって、ステップ露光
されながら搬送され、ガイドローラ１１５．１１６をへ
て、現像、漂白定着、安定化等が行われる現像装置１５
１へ導入され更に乾燥部１６１に入り、適度の水分％に
乾かされたカラペーパＰはカッタ１６２により画像毎に
一定の長さに切断されて仕上げられ回収される。

ここに液晶シャックアレイ１３２による書きこみは、白
黒画像の場合は液晶セルの幅ｒ十α＝ｑだけ順次ステッ
ピングモータによる感光材料Ｐの送りがなされて間欠停
止され、その都度液晶シャッタアレイにより、書き込み
画像情報が出力され感光材料Ｐ上に露光されて記録され
このような画像の書き込みが順次繰り返されて画像形成
がなされる。

又、カラー画像の場合は、第２−Ａ図及び第２−Ｂ図に
示すように３列の液晶シャッタアレイカベ各液晶セル幅
ｒ＋α−ｑの整数に倍の距離の間隔ｋｑに配列され、各
列の液晶シャッタの通過光はそれぞれＢ、Ｇ、Ｈのフィ
ルタによってＢ、Ｇ。

Ｒ光が露光されるようにしてありこれにより、ステッピ
ングモータによるカラーペーパＰの送りと書き込み露光
をｑきざみで行うことにより各画素の正確な重なり位置
に基づくカラー画像の記録が可能になる。

ここにＢ、Ｇ、Ｒの各液晶シャッタアレイは第２−Ａ図
のように千鳥形の配列でもよく、第２Ｂ図のようにスト
レートの配列のものでもよい。

そしてｌ・は各液晶セルの幅であるがαは千鳥形配列に
おける幅方向の液晶セル間の隙間寸法である。

しかし、第５図に示すようにカラーペーパＰを各液晶シ
ャッタアレイに平行にしてピッチｑの送りをかければ色
収差を生じてしまうことは既に説明した。

そのため本実施例では第３図に示すように蛍光灯１３］
に平行に配置されたＢ、Ｇ、Ｒの各分解光に対応する液
晶シャッタアレイ１３２．　Ｂ、　Ｇ、　Ｒフィルタ１
３４．集束性光伝送体アレイ１３６に対して平行にカラ
ーペーパＰを送るのでなく、ブルー（Ｂ）、グリーン（
Ｇ）、赤（Ｒ）の各党の結像位置ａ、ｂ、ｃを通るよう
にカラーペーパＰの送り面を傾けて矢印で示す方向又は
その反対の方向に送られるようにした。これによって、
Ｂ、Ｇ、Ｈの分解光がカラーペーパＰ上に形成する各画
素の色ずれかない鮮鋭な画像が得られるようになった。

又、上記実施例とは別の実施例を第４図に示す。

蛍光灯１３１．液晶シャッタアレイ１３２．フィルタ１
３４、集束性光伝送体アレイ１３６の構成の配列は前記
実施例のものと同様である。

そして、集束性光伝送体アレイ１３６の下部に均質なガ
ラス又はプラスチック（アクリル材）の透明部材を適度
の厚さにして貼付けである。そして、ブルー（Ｂ）光の
光路に対応する前記透明部材がグリーン（Ｇ）光の光路
に対応するものより厚さを大きくしである。

このようにしてブルー（Ｂ）光とグリーン（Ｇ）光の光
路長が増加することになりブルー（Ｂ）光の結像位置ａ
はａ′に伸びブルー（Ｂ）光の結像位置すはｂ′に伸び
、ａ′、ｂ′は赤（Ｒ）光の結像位置Ｃと同じ距離の位
置になる。従って、カラーペーパＰは各アレイ及びフィ
ルタに平行に矢印の方にステッピング搬送させることが
可能である。こ一 のように前記実施例同様の色ずれのない鮮鋭な画像が安
定して得られるようになった。

〔発明の効果〕

本発明により色収差の起こらない高画質の液晶プリンタ
が簡単な構造で得られるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラー液晶プリンタの概略説明図。 第２’−Ａ図は千鳥形のカラー液晶シャッタアレイの配
置図。 第２−Ｂ図はストレートのカラー液晶シャッタアレイの
配置図。 第３図は本発明に組み込まれたカラー液晶プリンタヘッ
ドの１実施例の側面図。 第４図は本発明に組み込まれたカラー液晶プリンタヘッ
ドの他の実施例の側面図。 第５図は通常のカラー液晶プリンタヘッドの側面図。 第６図は従来の電子写真式液晶プリンタの概要図。 １３０・・・カラー液晶プリンタヘッド１３１・・・蛍
光灯 １３２・・・液晶シャッタアレイ １３４・・・Ｂ、Ｇ、Ｒフィルタ １３６・・・集束性光伝送体アレイ ａ、　ａ’　、　ｂ、　ｂ’　、　ｃ−結像位置Ｐ・・
・ハロゲン化銀カラー感光材料 （カラー印画紙、カラーペーパ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）棒状光源と該光源光の照射を受けるように該光源
   軸に平行に配列される複数の液晶シャッタアレイと該シ
   ャッタアレイに対応する透過波長の異なるフィルタ及び
   集束性光伝送体アレイとからなるカラー液晶プリンタヘ
   ッドで感光材料に画像を結像させる装置において、集束
   性光伝送体アレイの色収差を取り除く手段を有すること
   を特徴とするカラー液晶プリンタ装置。
2. （２）前記色収差を取り除く手段は感光材料露光面が前
   記各フィルタに対応した集束性光伝送体アレイの結像位
   置になるよう傾けさせたことを特徴とする請求項１記載
   のカラー液晶プリンタ装置。
3. （３）前記色収差を取り除く手段は前記各フィルタに対
   応した各集束性光伝送体アレイとそれに平行な感光材料
   間に厚みの異なるガラス又はプラスチック材を対応させ
   て設けたことを特徴とする請求項１記載のカラー液晶プ
   リンタ装置。