JPH0381326A - ポリアミドプレポリマの製造方法 - Google Patents

ポリアミドプレポリマの製造方法

Info

Publication number
JPH0381326A
JPH0381326A JP2198086A JP19808690A JPH0381326A JP H0381326 A JPH0381326 A JP H0381326A JP 2198086 A JP2198086 A JP 2198086A JP 19808690 A JP19808690 A JP 19808690A JP H0381326 A JPH0381326 A JP H0381326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
extruder
nylon salt
prepolymer
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2198086A
Other languages
English (en)
Inventor
Stephen Alan Taylor
スティーブン アラン テイラー
Matthew Benjamin Studholme
マシュー ベンジャミン ステュードホーム
Murray Roy Orpin
マリー ロイ オーピン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BP Chemicals Ltd
Original Assignee
BP Chemicals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BP Chemicals Ltd filed Critical BP Chemicals Ltd
Publication of JPH0381326A publication Critical patent/JPH0381326A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/28Preparatory processes
    • C08G69/30Solid state polycondensation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/505Screws
    • B29C48/67Screws having incorporated mixing devices not provided for in groups B29C48/52 - B29C48/66
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/02Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/28Preparatory processes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリアミドプレポリマをナイロン塩(両性イ
オン構造を有するジカルボン酸とジアミンの化学量論的
付加物)供給原料から製造する新規な方法に関するもの
である。
次いで、得られたプレポリマは、加工品等に処理するの
に適した高分子量のポリアミドの生成用の安定な供給原
料を形成する。
〔従来の技術〕
ヘキサメチレンジアンモニウムアジパミドのオリゴマ(
ナイロン−6,6に対するナイロン塩プレカーサ)の生
成のための代表的バッチ製造プロセスにおいては、該塩
の65%水溶液を適当な攪拌機付反応機内で加熱して、
温度を上昇させる(例えば200℃)。この操作中、反
応器を密閉して蒸気圧を生ぜしめ、かつ該操作中におけ
るジアミン損失を最小限にすることを確実ならしめる。
反応混合物を徐々に縮合するために、温度を漸次275
℃まで高め、その一方で蒸気圧を低減して反応器内の圧
力を一定に維持する。275℃の温度に達したら、さら
に圧力を漸次低減して大気圧とする。このようにして生
成したプレポリマ塩をいわゆる最終装置に充填して、分
子量を所望レベルまで高める。
かかるバッチプロセスは、低粘度の液体(溶液または溶
融物)状態のままか、もしくはナイロン塩の水性スラリ
と溶融物との間で存する極めて狭い温度範囲に亘り容易
に攪拌することのできる乾燥粉末を生ぜしめる反応性ナ
イロン塩組成物に理想的には適したものである。かかる
例には、上述のへキサメチレンジアンモニウムアジパミ
ド、並びにイソフタル酸(IPA)、テトラフタル酸(
T P A)へキサメチレンジアミン(HMD)および
イソホロンジアミン(IPD)の組合せにより誘導され
る後述のタイプHのポリアミド組成物が含まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述のような漸次の縮合の際に、ある好適なナ
イロン塩組成物は広い温度範囲に亘り乾燥ケークとなり
、このため攪拌および熱移動に問題を生じる。さらに、
高いガラス転移温度(例えば、〉150℃を示すポリア
ミド組成物については、溶融物が使用重合温度で極めて
粘稠となり、従って、通常のバッチ反応器において攪拌
するのが、困難となる。また、反応器からの取出しも問
題材料であり、プレポリマの溶融物が反応器の壁に付着
することにより著しい浪費が起こる。かかる組成物の′
代表例は、TPA/HMD/)リメチルへキサメチレン
ジアミン(TMHMD/m−キシリレンジアミン(MX
D)の組合せから誘導され得る、タイプMおよびタイプ
MBで示されるポリアミド組成物である。
TMHMDは2.2.4と2.4.4の異性体の混合物
として用いる。MXDは純粋なメター置換ジアミンとし
て用いるか、もしくは少量のパラ−置換異性体との組合
せで用いることができる。
ポリアミドについては、今日では所望される同様の問題
が存在する。例えば、タイプHのポリアミドについて反
応混合物は大気圧下においては、ナイロン塩の溶融温度
に達するまで正にスラリとして存在する。このことは芳
香族環構造を有する他のナイロン塩に比しく:)水に対
する高い親和性と、(ii)比較的低い融点とを有する
I PA/HMDナイロン塩の存在に恐らくはよるもの
である。逆に、タイプMおよびタイプMBのポリアミド
についての反応混合物は、漸次の縮合中に水が沸騰除去
されるので、塩の乾燥ケークが僅かに105℃の温度で
形成されるという点で異なる。これは、ナイロン塩の組
成物の融点に約240℃で達するまでそのままの状態で
ある。
さらに、受入れることのできる分子量のプレポリマを生
ぜしめるためには、塩の温度をその融点にまで高める前
に、プロセスの一部として、180℃で1時間の固定状
態反応工程を含めるのが好ましい。これは、実験室規模
においては、はぼ好首尾に達成することができるが、か
かる固体状態の反応工程はより高温度においてさえ、ポ
リアミドプレポリマの大規模製造の促進に際しては行う
のが困難である。
概説したような問題は、押出機においてポリアミドプレ
ポリマを生ぜしめることにより解消することができるこ
とを見出した。
〔課題を解決するための手段〕
従って、本発明はモノマのジカルボン酸とモノマのジア
ミンとから化学量論的分量において生成される固体ナイ
ロン塩を縮合することにより誘導され得る、数平均分子
量 3000〜5000を有するポリアミドプレポリマの製
造方法において、縮合処理を押出機において加熱および
減圧下、触媒の存在下に行うことを特徴とするポリアミ
ドプレポリマの製造方法に関するものである。
本発明の特徴は、押出機自体の使用ではなく、加熱およ
び減圧の条件下で押出機を使用して、通常のバッチ処理
中における重縮合の初期段階に特に問題を引起こす固体
ナイロン塩の溶融縮合によりポリアミドプレポリマを製
造することにある。
押出機はスクリュ押出機が適しており、好ましくは十分
にかみ合うスクリュタイプの二軸スクリュ押出機であっ
て、両スクリュが同一方向に回転するものとするが、他
の二軸スクリュ押出機、例えば逆転タイプ、非かみ合い
タイプのものを使用することもできる。同時回転し十分
にかみ合う代表的押出機は、ビートルビティーニスレン
ジ(Betol BTS +age)における一つであ
り、特にはBTS40モデルである。本発明において、
21直径長さの機械を使用したが、所望に応じてこれを
随意に長くすることもできる。
固体供給原料は、モノマのジカルボン酸、例えばテレフ
タル酸(TPA)、イソフタル酸(IPA)または2.
6−ナフタレンジカルボン酸(N D A)とモノマの
脂肪族、脂環式または芳香族ジアミン、例えばヘキサメ
チレンジアミン(HMD) 、)リメチルへキサメチレ
ンジアミン(TMHMD)(2,2゜4および2.4.
4の異性体の混合物)、イソホロジアミン(IPD)、
メタ−およびパラーキシレンジアミン(MXDおよびP
XD)ドデカメチレンジアミン(DDMD)および4.
4′−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)(MBC
HA)との付加物とすることができる。
本発明の方法により製造されたプレポリマは5000の
数平均分子量に相当する0、  4d1g−’までの固
有粘度を有するのが適当である。
本発明の有意な特徴は二軸スクリュ押出機を用いて良好
な色彩を有しかつさらに高い分子量まで重合し得るある
ポリアミドプレポリマを製造する方法にある。供給原料
としてTPA/TMHND塩を用いた一連のナイロン塩
組成物を評価した。これは、タイプMとタイプMBのポ
リアミド組成物の他方において主要成分である。押出し
中に重縮合の速度を促進するためには、触媒または触媒
混合物を押出機にナイロン塩供給原料を供給する前にこ
れに添加し、かつ十分に該原料中に分散させることがで
きる。代表的触媒には、ポリリン酸、次亜リン酸アンモ
ニウムおよび次亜リン酸金属塩等が含まれる。本方法に
おいては、好適触媒は0.025〜0.25重量%、好
ましくは0.1重量%のレベルでナイロン塩に混合され
る微粉末次亜リン酸塩である。
随意に第2触媒を添加して、色彩の安定性について付加
的利益を与えることができる。次亜リン酸アンモニウム
の他に、第2触媒は0゜1〜1.0重量%のレベル、特
には0.5重量%で添加される微粉末次亜リン酸ナトリ
ウムが好ましい。
プレポリマを生成する反応押出しを100〜350℃、
好ましくは100〜320℃の温度で行う。反応温度は
、温度プロフィールを形成する押出機のバレルの長さに
従って変動し得る。
上述したように、芳香族ジカルボン酸を主成分とする多
数のナイロン塩を上述の方法で押し出すことができるが
、最も好ましい塩はTPA’/TMHMDであり、後述
する本方法はこれに基づくものである。TPA/TMH
MDオリゴマを、次の′処理工程におけるタイプMおよ
びタイプMB組成物の生成用の供給原料として使用する
ここで述べる処理を行うためには、特に好適な二軸スク
リュ押出機を用いて該押出機ノくレルに下記のゾーンを
設ける必要がある。
1、粉末供給ゾーン 2、ゾーン1およびゾーン3の間の粉末移送ゾーン 3、ゾーン2をゾーン4から分離し、ゾーン4からゾー
ン2へ揮発性成分が逃げないようにすることができる粉
末シール 4、溶融および反応ゾーン 5、ゾーン4をゾーン6から分離し、プレポリマの生成
前において任意揮発性成分が早期に逃げるのを制限する
ことのできる溶融シール 6、すべての揮発物質を減圧下で除去する脱蔵ゾーン 7、計量およびポンピング(pumping )ゾーン
ゾーン1および2によりナイロン塩/触媒混合物は押出
機のスクリュ上に供給され、ゾーン4に移されて、ここ
でナイロン塩の溶融およびプレポリマを生成するための
縮合反応の実質的部分が行われる。ゾーン4における溶
融の際、ナイロン塩は副生成物として水を生じる。水か
ら生じる蒸気、揮発性ジアミンおよび分解生成物がゾー
ン2(および可能性としてゾーン1)にゾーン3におけ
るシールによって入らないようにする。このシールは、
スクリュのねじ山なしく IIighNess)の断面
により押出機のバレルの内断面に対してナイロン塩粉末
をぎっしり詰め込むことにより生ぜしめる。同様に、溶
融シールがゾーン5に存在して、ゾーン4からゾーン6
への蒸気の流れを制限する。溶融シールは、非搬送混合
ディスク(non−conve7ing mixing
 discs)まなはスクリュがバレルの内断面に密に
適合する該バレルの位置および押出機のタイプに依存す
る狭いピッチの逆ねじスクリュ機素の使用により形成す
るのが適している。溶融シールは、揮発性反応物の十分
な閉じ込めが反応ゾーンで起こり、またゾーン4におけ
る化学量論的不均衡を最小限にすることを確実ならしめ
る。ゾーン6に到達すると、溶融物は(幅広スクリュ機
素を用いて十分な溶融表面の更新および溶融薄膜を介し
ての揮発性成分除去を確実ならしめる)押出しまたは仕
上げのために搬送され、減圧下で揮発性成分の除去処理
に供される。これにより、すべての水蒸気、未反応ジア
ミンおよび揮発性分解生成物が除去される。(i)プレ
ポリマへの許容できる程度の転化を達成し、(11)高
度に色付けされた分解/副生成物を回避しくこれは、供
給および脱蔵ゾーンに窒素ガスを送り込むことにより補
助することができる) 、(iii)高分子量の重合体
の生成のために次の重合工程中に除去される必要がある
縮合の水量を最小限にするためには、十分な減圧下での
揮発性成分の除去が必要であるということに留意すべき
である。ガス抜きゾーン6における減圧下での揮発性成
分の除去に続き、プレポリマ溶融物を搬送し、適当なダ
イを介して押出すかあるいは適当な仕上げ用装置(プレ
ポリマを高分子量ポリマに転化する)に移送する。
仕上げ装置は、(i)プレポリマの生成のために用いる
押出機バレルの拡張部分すなわちより一層長くした押出
機または独立した装置〔例えば、BUSSL (UK)
により市販されている、薄いフィルム反応器のフィルム
ラルーダ−(Film 1ruder )が−例である
〕、あるいは(11)第2二軸スクリュ押出機とするこ
とができる。ギヤポンプを用いて、プレポリマ生成用押
出機から仕上げ装置に溶融物を搬送することができる。
さらに、適当な寸法の加熱型接続管を用いて、2種の装
置間で溶融物を移送することもできる。生成したプレポ
リマを押出し、次の重合のために補集する場合、押出さ
れた溶融物の粒状化は、適当な機械を用いて必要とされ
る。
ポリアミドプレポリマの特性に影響を及ぼす押出機の変
数は供給速度、スクリュ速度、スクリュ機素構成物(s
crew element compo−sition
) 、押出機バレルにおける温度および減圧レベルであ
る。本方法を示す一例としてTPA/TMHMDプレポ
リマの好首尾な製造条件を下記の第1表に示す。押出し
処理に関するデータを第2表に示すが、このデータは上
記変数の作用を示しており、触媒タイプおよび濃度の作
用も含まれており、またプレポリマの色および分子量に
対する作用も示しているビートルBTS40二軸スクリ
ュ押出機用に導き出された最適スクリュ機素構成物を第
3表に示す。
本発明の特別な具体例は、次において供給特性を破壊し
得る、粉末供給ゾーンへの蒸気の侵入を防止する粉末シ
ールにある。詳細は第2図に示される。
押出し処理の一般例を実施例2に示すが、この例はここ
で述べたすべての押出機の運転についての基礎を威すも
のである。
用いた方法の概要を第1図および第2図に示す。
〔発明の効果〕
本発明の方法は、特に大規模において、上述のようなタ
イプMおよびタイプMBのオリゴマプリカーサの製造に
特に適している。
本発明の方法は通常の攪拌形反応器によるポリアミドプ
レポリマの製造において下記の利点を有する。
(+)本方法は重縮合前に多量の水を蒸発させるための
必要性がない。
(ii)ナイロン塩から溶融物生成までの昇温時間およ
び反応器(押出機)における有意に短い滞留時間は、反
応混合物を極めて短い高温に晒すことにより、熱により
誘発される劣化およびゲル形成を最小限とすることを確
実ならしめる。
(i i i)従来の反応器については良く見ても半連
続方法であるのに比較し、本発明の方法は真に連続方法
である。
(i V)プレポリマはより狭い分子量分布すなわち低
多分散系指数を有し、よって最終的ポリアミド生成物は
良好な機械的特性を有し易い。
(V’)押出機は、所要に応じ、より一層高い溶融粘度
を取り扱うことができる。
(vi)押出機はより良好な熱伝達と攪拌とを与える。
本発明の方法は、従来技術に比し下記の優れた点を有す
る。
(i)粉末シールの使用により、揮発性成分を供給セク
ションに逃がすことなくポリアミド化反応を行うことが
できる。
(i i)脱蔵セクションにおける揮発性成分の十分な
除去は、分解生成物や副生成物を確実に排除する。
(iii)本発明の方法は、便利さという点において現
行の方法よりも有意に優れており、費用が低減され、製
品も優れている。
〔実施例〕
実施例1 ポリアミドに対する固有粘度および分子量測定ポリアミ
ドプレポリマの0.15%W / V溶液を材料を濃硫
酸(98,0%、BDHLtd アナーラーグレード(
入nala+ grxd、e)による〕に25℃で12
時間に亘り溶解させることにより調整した。
流れ時間を25℃+0.01℃に制御されたタウンアン
ドメアーサーシリーズ(Townand Metcet
 Se目es)IVの粘度計浴に吊り下げられたBS/
UタイプDのU字管粘度計で測定した。固有粘度は下記
の関係に従い算出した。
y+1.h  =  (An  (t/l、) )  
/C式中、C=濃度、g/100cm3 t=溶液流れ時間9秒 t、=溶媒流れ時間9秒 ηlnh =固有粘度、 dl/g 運動エネルギまたは最終効果についての相互関係は示さ
なかった。
プレポリマ溶液の固有粘度は、下記のマーク−ホウイン
ク(Mg+に−H1)uwink)の式によりプレポリ
マの分子量に関係する。
ηlnh =Kv (Mn) ’ 式中、Kvおよびdはプレポリマ/溶媒系について一定
であり、ゲル透過クロマトグラフィーにより得られるデ
ータからそれぞれe;、067xlO−’および0.7
65として求められる。
実施例2 押出し処理における一般的説明 固有粘度0.29d1g−1(実施例1において述べた
ように測定)のTPA/TMHMDプレポリマを次のよ
うにして製造した。
0.1重量%レベルの微粉末次亜リン酸アンモニウムを
乾燥(水分含量く0.2重量%)TPA/TMHMDナ
イロン塩に分散させ、混合物をビートルBTS40二軸
スクリュ押出機(スクリュ直径40mm、 L/D 2
1 :1.1.2kghr−’の供給速度テノ容量供給
装置「K−TronJによる)。スクリュ速度を110
0rpに設定し、また押出機のバレル温度をバレルセク
ション1〜5およびダイについて、それぞれ130/3
10/300/270/260/230℃に予めセット
した。−旦、押し出し量が観察されると、真空ポンプに
より押出機バレルにおいて減圧が生じ、窒素ガスブリー
ドの使用により508mmHg (20in、Hg)ま
で減圧する。このようにして、生成した気泡なし押し出
し物を水浴で補集し、次の処理工程のために粒状化する
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は反応押出しによるT P A/TMHMDポリ
マの製造工程を示す押し出し機構の概要図、第2図はビ
ートルBTS40二軸スクリュ押出機の粉末シール特性
を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)モノマのジカルボン酸とモノマのジアミンとから
    化学量論的分量において生成される固体ナイロン塩を縮
    合することにより誘導され得る、数平均分子量3000
    〜5000を有するポリアミドプレポリマの製造方法に
    おいて、 縮合処理を押出機において熱および減圧の影響下、触媒
    の存在の下に行うことを特徴とするポリアミドプレポリ
    マの製造方法。 (2)押出機がスクリュ押出機である請求項1記載の製
    造方法。 (3)押出機が、十分にかみ合うスクリュタイプの二軸
    スクリュ押出機であり、両スクリュが同じ方向に回転す
    る請求項1または2記載の製造方法。 (4)モノマのジカルボン酸が芳香族ジカルボン酸であ
    り、またモノマのジアミンが脂肪族、脂環式または芳香
    族ジアミンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    製造方法。(5)プレポリマが0.4dl/gまでの固
    有粘度を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の製
    造方法。 (6)重縮合触媒を固体ナイロン塩を押出機に供給する
    前に該ナイロン塩に添加する請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の製造方法。 (7)触媒をナイロン塩を押出機に供給する前に該ナイ
    ロン塩中で十分に混合する請求項6記載の製造方法。 (8)触媒がポリリン酸、次亜リン酸アンモニウムおよ
    び次亜リン酸金属塩である請求項6または7記載の製造
    方法。 (9)押出機が下記のゾーン、 a)粉末供給ゾーン(1)、 b)ゾーン(1)とゾーン(3)の間に存在する粉末移
    送ゾーン、 c)ゾーン(2)と溶融および反応ゾーン(4)の間に
    存在する粉末シールゾーン(3)であり、このゾーン(
    3)はゾーン(4)からゾーン(2)へ揮発成分が逃げ
    ないようにすることができる、 d)溶融および反応ゾーン(4)から脱蔵ゾーンを分離
    し、かつプレポリマの生成前において任意揮発成分が早
    期に逃げるのを制限することのできる溶融シールゾーン
    、 e)ゾーン(6)からすべての揮発物質を減圧下で除去
    する手段、 f)計量およびポンピングゾーン(7)、 を有するバレルを有し、ゾーン(1)および(2)にお
    ける押出機に供給された固体ナイロン塩/触媒混合物を
    ゾーン(4)に搬送し、ここでナイロン塩の溶融および
    プレポリマ生成のための縮合反応の実質的部分が起こり
    、その場で生じる任意水蒸気、揮発性ジアミンおよびゾ
    ーン(4)において生じる反応の分解生成物がゾーン(
    2)に入らないようにし、同様に溶融シールゾーン(5
    )はかかる生成物がゾーン(4)からゾーン(6)へ入
    るのを防ぎ、ゾーン(6)において、減圧下で揮発成分
    を除去した後に押出しまたは仕上げ用の溶融物を搬送す
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。 (10)粉末シールゾーン(3)を、スクリュのねじ山
    なし断面により押出機バレルの内断面に対してナイロン
    塩をぎっしり詰め込むことにより生ぜしめる請求項9記
    載の製造方法。 (11)溶融シールゾーン(5)を非搬送混合ディスク
    またはスクリュがバレルの内断面に緊密に適合する狭い
    ピッチの逆ねじスクリュ機素の使用により形成する請求
    項9または10記載の製造方法。
JP2198086A 1989-07-27 1990-07-27 ポリアミドプレポリマの製造方法 Pending JPH0381326A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB898917156A GB8917156D0 (en) 1989-07-27 1989-07-27 Process for the preparation of polyamide prepolymers
GB8917156.5 1989-07-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0381326A true JPH0381326A (ja) 1991-04-05

Family

ID=10660701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2198086A Pending JPH0381326A (ja) 1989-07-27 1990-07-27 ポリアミドプレポリマの製造方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0410650A1 (ja)
JP (1) JPH0381326A (ja)
GB (1) GB8917156D0 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150037914A (ko) * 2012-07-27 2015-04-08 셋업 퍼포먼스 반응성 압출에 의한 폴리아미드의 제조 방법, 및 그러한 방법을 적용하도록 채택된 압출기
US10858480B2 (en) 2015-12-02 2020-12-08 Invista North America S.A.R.L. Polymer preparation

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543495A (en) * 1994-03-08 1996-08-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for increasing the molecular weight of polyamides and other condensation polymers
US6833096B2 (en) * 2001-08-29 2004-12-21 General Electric Company Method for removing water and other volatile components from polymer powders
KR102161076B1 (ko) 2013-07-10 2020-09-29 미쯔비시 가스 케미칼 컴파니, 인코포레이티드 폴리아미드 수지의 제조방법
DE102015116724A1 (de) * 2015-10-01 2017-04-06 Technip Zimmer Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Modifikation einer Polymerschmelze aus unextrahiertem Polyamid 6 mit einem oder mehreren Additiven
DE102015014865A1 (de) * 2015-11-17 2017-05-18 Siegward Rockstedt Mehrwellige kontinuierlich arbeitende Misch- und Knetmaschine für plastifizierbare Massen
FR3116059B1 (fr) 2020-11-12 2023-10-20 Arkema France Procede de preparation en continu de prepolymeres de polyamides
FR3116058B1 (fr) 2020-11-12 2023-10-20 Arkema France Procede de preparation en continu de prepolymeres de polyamides formules
CN115806667B (zh) * 2021-09-13 2024-05-24 成都肆零壹科技有限公司 一种半芳香族尼龙连续化聚合工艺
FR3130279A1 (fr) 2021-12-15 2023-06-16 Arkema France Procédé continu de préparation de polyamide par polycondensation

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2593510B1 (fr) * 1985-07-31 1989-07-13 Werner & Pfleiderer Procede pour la preparation de polyhexamethyleneadipamide a viscosite elevee

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150037914A (ko) * 2012-07-27 2015-04-08 셋업 퍼포먼스 반응성 압출에 의한 폴리아미드의 제조 방법, 및 그러한 방법을 적용하도록 채택된 압출기
JP2015522703A (ja) * 2012-07-27 2015-08-06 セットアップ パフォーマンス 反応押出成形によりポリアミドを製造する方法及びその方法を行うのに適合した押出機
US10858480B2 (en) 2015-12-02 2020-12-08 Invista North America S.A.R.L. Polymer preparation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0410650A1 (en) 1991-01-30
GB8917156D0 (en) 1989-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5079307A (en) High molecular weight polyamide production from dicarboxy terminated polyamide prepolymer
KR100633206B1 (ko) 고체상 중합 폴리아미드 고분자
WO2018120702A1 (zh) 半芳香族聚酰胺生产方法及半芳香族聚酰胺
US8297832B2 (en) Process for producing polyamide
JPH0381326A (ja) ポリアミドプレポリマの製造方法
JPH08512070A (ja) 低分子ポリアミドの連続的製造法
JP6355631B2 (ja) 反応押出成形によりポリアミドを製造する方法及びその方法を行うのに適合した押出機
JPH11503778A (ja) ジカルボン酸とジアミンを基材とするポリアミドの製造方法
JPH08311198A (ja) 芳香族ポリアミドの製造方法
JP5481776B2 (ja) ポリアミドの製造方法
JP2023090932A (ja) 重合方法
JP4898075B2 (ja) 単相または多相連続ポリアミド重合方法
JP3247271B2 (ja) ラウリンラクタムの加水分解による連続的な重合方法
JP5387069B2 (ja) ポリアミドの乾燥及び結晶化方法
KR20150114482A (ko) Pa-mxdt/zt 공중합체
JP2009203422A (ja) ポリアミドの連続製造方法
US5696227A (en) Process for the batchwise preparation of polylaurolactam
WO2020122170A1 (ja) 半芳香族ポリアミド樹脂、及びその製造方法
JP2004204027A (ja) ポリアミドの連続製造方法
WO2019189145A1 (ja) 半芳香族ポリアミド樹脂、及びその製造方法
JP2004204026A (ja) 共重合ポリアミドの連続製造方法
CA2022032A1 (en) Process for the preparation of polyamide prepolymers
JP2000234022A (ja) ポリアミドの固相重合体
JPS61123632A (ja) 高重合度芳香族ポリアミドの製造法
JP2850776B2 (ja) ポリ乳酸の製造法