JPH0381210B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0381210B2 JPH0381210B2 JP57179842A JP17984282A JPH0381210B2 JP H0381210 B2 JPH0381210 B2 JP H0381210B2 JP 57179842 A JP57179842 A JP 57179842A JP 17984282 A JP17984282 A JP 17984282A JP H0381210 B2 JPH0381210 B2 JP H0381210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- disk
- recording medium
- information recording
- stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000005345 chemically strengthened glass Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229910003271 Ni-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、光デイスク等の高密度記録再生デイ
スクに関するものである。
スクに関するものである。
デイジタル光デイスク等の高密度記録再生デイ
スクでは、円板状の基板表面に設けられた記録膜
を塵埃、傷等から保護するために、基板の内面側
に記録膜を形成し、これともう一方の基板または
保護部材とをスペーサーを介して一定の間隔をお
いて接着した密封構造を採用している。
スクでは、円板状の基板表面に設けられた記録膜
を塵埃、傷等から保護するために、基板の内面側
に記録膜を形成し、これともう一方の基板または
保護部材とをスペーサーを介して一定の間隔をお
いて接着した密封構造を採用している。
しかしながら、このような密封構造において、
スペーサーと円板の熱膨脹係数が異なる場合に
は、温度変化により円板に応力が生じ、その応力
によつて円板または保護部材に複屈折が現われ、
記録再生信号に悪影響を与えるという問題があ
る。
スペーサーと円板の熱膨脹係数が異なる場合に
は、温度変化により円板に応力が生じ、その応力
によつて円板または保護部材に複屈折が現われ、
記録再生信号に悪影響を与えるという問題があ
る。
このような問題点の解決方法の１つとしては、
スペーサーと円板（例えば化学強化ガラス円板）
の熱膨脹係数を一致させることが考えられる。し
かしながら、一般的な材料として円板に化学強化
ガラス、スペーサーにNi−Fe合金等の金属を用
いようとすると、円板とスペーサーの熱膨脹係数
を完全に一致させることは困難であり、化学強化
ガラス円板に温度変化によるわずかな複屈折が生
ずるのを避け得ない。
スペーサーと円板（例えば化学強化ガラス円板）
の熱膨脹係数を一致させることが考えられる。し
かしながら、一般的な材料として円板に化学強化
ガラス、スペーサーにNi−Fe合金等の金属を用
いようとすると、円板とスペーサーの熱膨脹係数
を完全に一致させることは困難であり、化学強化
ガラス円板に温度変化によるわずかな複屈折が生
ずるのを避け得ない。
本発明の目的は上記問題点を解決することにあ
り、複屈折により記録再生信号に悪影響を与える
ことのない情報記録媒体を提供することにある。
り、複屈折により記録再生信号に悪影響を与える
ことのない情報記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴とする
ところは、スペーサーに応力吸収部を設け、スペ
ーサーの温度変化による膨脹、収縮を吸収して円
板に生ずる応力を小さくしたことにある。
ところは、スペーサーに応力吸収部を設け、スペ
ーサーの温度変化による膨脹、収縮を吸収して円
板に生ずる応力を小さくしたことにある。
以下、本発明の実施例につき図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
第１図Ａは、本発明の一実施例である情報記録
媒体の平面図、第１図Ｂはその断面図を示すもの
である。円板１上に記録部材２を設けられた基板
３は、円周スペーサー４および外周スペーサー５
を介して他の基板３に接着されている。内周スペ
ーサー４には、中心穴６の他、８本の溝７が設け
られている。これらの溝７により内周スペーサー
４の中心部８と外周部９は、梁１０によつて連結
された形状をとつている。内周スペーサー４と円
板１の熱膨脹係数が異なる場合、例えば円周スペ
ーサー４の熱膨脹係数が円板１の熱膨脹係数より
大きいと、温度が上昇すると内周スペーサー４は
円板１を外周に向つて押し広げる応力を発生し、
複屈折が円板１に生じる。しかしながら、この
時、第２図に破線で示すように、はり１０が変化
するため、中心部８による応力ははり１０によつ
て吸収されてわずかなものとなり、外周部９の応
力が主に円板１にかかることになり、円板１にか
かる応力の値は大幅に低減される。したがつて円
板１に発生する複屈折も小さくなる。
媒体の平面図、第１図Ｂはその断面図を示すもの
である。円板１上に記録部材２を設けられた基板
３は、円周スペーサー４および外周スペーサー５
を介して他の基板３に接着されている。内周スペ
ーサー４には、中心穴６の他、８本の溝７が設け
られている。これらの溝７により内周スペーサー
４の中心部８と外周部９は、梁１０によつて連結
された形状をとつている。内周スペーサー４と円
板１の熱膨脹係数が異なる場合、例えば円周スペ
ーサー４の熱膨脹係数が円板１の熱膨脹係数より
大きいと、温度が上昇すると内周スペーサー４は
円板１を外周に向つて押し広げる応力を発生し、
複屈折が円板１に生じる。しかしながら、この
時、第２図に破線で示すように、はり１０が変化
するため、中心部８による応力ははり１０によつ
て吸収されてわずかなものとなり、外周部９の応
力が主に円板１にかかることになり、円板１にか
かる応力の値は大幅に低減される。したがつて円
板１に発生する複屈折も小さくなる。
第３図は本発明の他の実施例を示すもので同一
符号のものは前記実施例と同一のものを示す。前
記実施例との相違点は、はり１０がらせん状に形
成されていることであり、らせん状のはり１０の
変形によつて中心部１０の応力を吸収することで
ある。
符号のものは前記実施例と同一のものを示す。前
記実施例との相違点は、はり１０がらせん状に形
成されていることであり、らせん状のはり１０の
変形によつて中心部１０の応力を吸収することで
ある。
第４図Ａ，Ｂは本発明の他の実施例を示すもの
で同一符号のものは前記実施例と同一のものを示
す。前記実施例との相違点は、スペーサーに波状
の凹凸１１を設け、波状の凹凸１１の変形によつ
て中心部１０の応力を吸収することである。
で同一符号のものは前記実施例と同一のものを示
す。前記実施例との相違点は、スペーサーに波状
の凹凸１１を設け、波状の凹凸１１の変形によつ
て中心部１０の応力を吸収することである。
以上述べた構成を採用することにより、本発明
によれば、スペーサーの厚みや外径の大小によら
ず、円板または保護部材の複屈折を小さくするこ
とができ、良好な記録再生信号を得ることができ
る。
によれば、スペーサーの厚みや外径の大小によら
ず、円板または保護部材の複屈折を小さくするこ
とができ、良好な記録再生信号を得ることができ
る。
第１図Ａは本発明の一実施例である情報記録媒
体を示す平面図、Ｂはその断面図、第２図は応力
吸収部の変形状態を示す部分平面図、第３図は、
本発明の他の実施例である情報記録媒体を示す平
面図、第４図Ａは、本発明の更に他の実施例であ
る情報記録媒体を示す平面図、Ｂはその断面図で
ある。 １……円板、２……記録部材、３……基板、４
……内周スペーサー、５……外周スペーサー、６
……中心穴、７……溝、８……中心部、９……外
周部、１０……はり、１１……波状の凹凸。
体を示す平面図、Ｂはその断面図、第２図は応力
吸収部の変形状態を示す部分平面図、第３図は、
本発明の他の実施例である情報記録媒体を示す平
面図、第４図Ａは、本発明の更に他の実施例であ
る情報記録媒体を示す平面図、Ｂはその断面図で
ある。 １……円板、２……記録部材、３……基板、４
……内周スペーサー、５……外周スペーサー、６
……中心穴、７……溝、８……中心部、９……外
周部、１０……はり、１１……波状の凹凸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円板上に記録部材の設けられた基板を、記録
部材を内側にして他の基板または保護部材とスペ
ーサーを介して一定の間隔をおいて接着した情報
記録媒体において、スペーサーに応力吸収部を設
けたことを特徴とする情報記録媒体。 ２ スペーサーに円周方向またはらせん状に梁を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲１に記載
の情報記録媒体。 ３ スペーサーに円周方向に波状の凹凸部を設け
たことを特徴とする特許請求の範囲１に記載の情
報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57179842A JPS5971145A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57179842A JPS5971145A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 情報記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5971145A JPS5971145A (ja) | 1984-04-21 |
| JPH0381210B2 true JPH0381210B2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=16072847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57179842A Granted JPS5971145A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5971145A (ja) |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP57179842A patent/JPS5971145A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5971145A (ja) | 1984-04-21 |
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