JPH0119243Y2 - - Google Patents

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JPH0119243Y2
JPH0119243Y2 JP1982024939U JP2493982U JPH0119243Y2 JP H0119243 Y2 JPH0119243 Y2 JP H0119243Y2 JP 1982024939 U JP1982024939 U JP 1982024939U JP 2493982 U JP2493982 U JP 2493982U JP H0119243 Y2 JPH0119243 Y2 JP H0119243Y2
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cover
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disc
shaped
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JP1982024939U
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JPS58131437U (ja
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレーザビーム等の光ビームを使用して
情報を記録するための記録担体に関するものであ
る。
従来の一般的な光学再生用ビデオデイスクは、
レーザビームによるフオトレジストの選択的露光
工程を有してマザー原盤を作り、次にこのマザー
原盤からスタンパーを作り、このスタンパーを使
用したプレスで合成樹脂製デイスクを作り、これ
に反射膜及び保護膜を形成することによつて作ら
れていた。この方法を採用すると同一の複製盤を
量産することが可能であるが、必要に応じて情報
を容易に記録することは不可能である。このた
め、基板上にTe等の記録層を設け、ここに透明
アクリルカバーを覆せた構造の光ビーム記録可能
なデイスクが提案されている。ところが、透明カ
バーを設けると、透明カバーを通して記録媒体に
投射するビームのスポツトの大きさを小さくする
ことが困難になる。即ち開口数の大きい対物レン
ズを使用してビームを収束し、これを厚い透明カ
バーを通して記録媒体に投射すれば、カバーの厚
さが収束状態に影響し、スポツトに歪みが生じ
る。従つて、開口数の大きい対物レンズを使用す
ることが困難になり、必然的にビームスポツトが
大きくなり、高密度記録が不可能になる。また、
透明カバーの厚さが場所によつて変化すれば、当
然スポツトも変化し、良好な記録をなすことが不
可能になる。一方、保管時及び再生時には、記録
媒体の保護の点からカバーが必要である。
そこで、本考案の目的は、高密度及び高精度な
記録を可能にすると共に、保管及び再生時に記録
媒体を保護することを可能にするための着脱自在
な保護カバーを外形寸法の大幅な増大を伴わない
で設けることが可能な記録担体を提供することに
ある。
上記目的を達成するための本考案は、光ビーム
を使用して記録を行うことが可能な記録媒体部分
を有する円板状記録基体と、前記円板状記録基体
と同一の直径を有して前記円板状記録基体を覆う
ように形成され且つ前記円板状記録基体に対して
着脱自在に取付けられている円板状の光透過性保
護カバーと、前記円板状記録基体の外周縁と前記
円板状の光透過性保護カバーの外周縁とを着脱自
在に挾持するように断面コ字状に形成された保持
部材とを備えていることを特徴とする記録担体に
係わるものである。
上記考案では、円板状記録媒体と円板状の光透
過性保護カバーとを断面コ字状の保持部材によつ
て挾持することによつて記録媒体と保護カバーと
を一体化するので、保護カバーの着脱を簡単な構
成で容易に行うことが可能になると共に、記録担
体の外形寸法が大きくなることを防ぐことができ
る。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
述べる。
第1図〜第3図に示す本考案の実施例に係わる
光学記録用の記録担体即ち記録デイスク1は、板
状記録基体2と、この基体2に対して着脱自在な
光透過性保護カバー3と、基体2と保護カバー3
とを着脱自在に保持する保持部材4とから成る。
基体2は、スズの溶液の上に溶融ガラスを浮か
して形成した円板状のフロートガラス基板5と、
このフロートガラス基板5の平滑性の良いトツプ
面(自由面)即ち上側主面にアルミニウムを蒸着
することによつて形成した記録媒体薄膜6とから
成る。尚ガラス基板5にはセンタースピンドル用
穴7及び位置合せ用の段部8,9が設けられてい
る。
保護カバー3は、透明アクリル板によつて円板
状に形成されたものであり、この下面に内周側及
び外周側のリング状スペーサ10,11が接着さ
れている。尚、この保護カバー3にもスピンドル
用穴12が設けられている。
保持部材4は伸縮自在なリング状ゴムバンドで
あつて、コの字形断面を有し、上面部分13と下
面部分14とでカバー3と基体2とを着脱自在に
挾持している。
第1図のデイスク1を使用して記録媒体薄膜6
に光ビームで記録を形成する際には、保持部材4
を取り外し、第3図に示す如く基体2からカバー
3を分離し、基体2のみをターンテーブル上に置
き、センタスピンドルを穴7に挿入し、クランパ
で基体2をターンテーブルに固定し、基体2をモ
ータで回転し、信号で変調されたレーザビームを
記録媒体薄膜(6)に投射し、ビームのエネルギーで
薄膜6を融解させ、光学的に読み取ることが可能
なピツト形態の記録を形成する。この場合、保護
カバー3を通して記録ビームを投射しないので、
開口数NAの大きい対物レンズを使用してビーム
を投射してもカバーによるビームスポツトの歪み
が生じない。従つて、開口数NAの大きい対物レ
ンズでビームを収束させて投射し、小さなスポツ
トを得ることが可能になり、高密度記録が可能に
なる。また、保護カバー3を介在させないでビー
ムを投射するので、保護カバー3の場所による厚
さの変化でビームスポツトが変動するような事態
が生じない。
デイスク1の一部又は全部の記録が終了した
ら、基体2の段部8,9に保護カバー3側のスペ
ーサ10,11を位置合せし、更に保持部材4を
装着して基体2とカバー3とを一体化する。これ
により、記録媒体薄膜6がカバー3で保護され
る。しかる後、再生する際には、第1図に示すカ
バー3の付いたデイスク1をデイスク駆動装置に
装着し、再生用ビームを透明カバー3を通して記
録媒体薄膜6に投射し、ピツトの配列に対応した
反射光又は透過光によつて記録を読み取る。尚再
生の場合には、ビームスポツトの径が記録ピツト
よりも大きくて差支えないので、開口数の大きい
対物レンズを使用し、カバー3のスポツトに対す
る影響を軽減することが出来る。
保管又は再生の後に追加記録を行いたい場合に
は、再び保持部材4を外し、カバー3を基体2か
ら分離し、記録媒体薄膜6にビームを直接に投射
して記録をなす。
上述から明らかなように、本実施例のデイスク
1には次の利点がある。
(イ) 保護カバー3が着脱自在であるので、カバー
3を外して記録を行うことが可能になり、高密
度且つ高精度の記録が可能になる。
(ロ) 再生は、カバー3を付けたままで行うことが
可能であるので、大切な記録が保護される。
尚、既に説明したように、再生時にカバー3が
あつても再生性能の低下は少ない。
(ハ) 保持部材4で基体2とカバー3との外周縁を
保持するので、保持が堅牢となり、再生時にデ
イスク1を安定した状態で高速回転することが
可能になる。
(ニ) 保持部材4の上面部分13及び下面部分14
がカバー3及びガラス基板5の面から夫々突出
しているので、デイスク1を重ね合せて保管す
る場合等に於いて、カバー3及びガラス基板5
の損傷及び汚れが少ない。
(ホ) 段部8,9が設けられているので、基体2と
カバー3との位置合せが容易である。
次に、本考案の別の実施例のデイスクを説明す
る。但し、第4図〜第6図に於いて、第1図と同
一符号で示すものは、実質的に同一であるので、
その説明を省略する。
第4図に示す実施例のデイスク1では、両面接
着テープ15がスペーサ10とガラス基板5との
間に配されている。この両面接着テープ15は着
脱自在であるので、記録時にはスペーサ10に接
着させてガラス基板5から取り除く。このように
構成すれば、スピンドル用穴7,12に於ける結
合状態が安定化する。
第5図に示す実施例のデイスク1は、中央部の
結合を安定化するために、カバー3と基体2とに
貫通穴16,17を夫々設け、ここにネジ18を
挿入し、ナツト19で締付けるように構成されて
いる。
第6図に示す実施例のデイスク1では、カバー
3とガラス基板5との中心穴7,12にスピンド
ル用穴20を有するボルト21を挿入し、このボ
ルト21にナツト22を螺合させ、カバー3と基
体2とを挾持するように構成されている。ナツト
22にも勿論スピンドル用穴23があり、再生時
にはナツト22とボルト21との部分を利用して
回動駆動装置に装着する。また記録時には、ボル
ト21とナツト22とをカバー3及び基体2から
取り外し、且つ保持部材4も取り外し、基体2か
らカバー3を分離する。
上記第4図〜第6図の実施例によつても、第1
図の実施例と同様な作用効果を得ることができ
る。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものではなく、本考案の要
旨から逸脱しない範囲で更に変形可能なものであ
る。例えば、保持部材4をゴムバンドとせずに、
第7図及び第8図に示すような屈曲自在な金属バ
ンドとし、このバンドを基体2とカバー3との外
周縁に巻き付け、穴24に先端部25を入れて締
め付け、コの字形部分でカバー3と基体2とを保
持するようにしてもよい。また、第5図のネジ1
8を3箇所程度設けてもよい。またネジ18とナ
ツト19の代りに、プラスチツク製固定子を使用
してもよい。また、第6図の構造の場合には、外
周縁の保持部材4を省いてもよい。また記録媒体
薄膜6をクロム等の金属薄膜又は半導体薄膜とし
てもよい。また特別に記録媒体薄膜6を設けず
に、基板5の表面領域を記録媒体部分とし、基板
5に直接にレーザビームを投射して記録領域を形
成するように構成してもよい。またレーザビーム
で形成する記録領域をピツト以外の形態例えば反
射率を変化させた領域等で形成する場合にも適用
可能である。また、記録媒体薄膜6を一軸異方性
磁性体薄膜例えばMnBi,EuO,MnAlGe等で形
成し、光磁気記録するデイスクにも適用可能であ
る。また光ビームによる加熱でガスが発生する場
合には、必要に応じてガス抜きの小孔を保護カバ
ー3又は基板5に設けてもよい。また両面記録デ
イスクにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係わるデイスクを
示す断面図、第2図は第1図のデイスクの平面
図、第3図は第1図の基体とカバーを分離した状
態を示す断面図、第4図、第5図、及び第6図は
別の実施例のデイスクを示す断面図、第7図は保
持部材の変形例を示す正面図、第8図は第7図の
−線断面図である。 尚図面で用いられている符号に於いて、1はデ
イスク、2は板状記録基体、3は保護カバー、4
は保持部材、5はガラス基板、6は記録媒体薄膜
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光ビームを使用して記録を行うことが可能な記
    録媒体部分を有する円板状記録基体と、 前記円板状記録基体と同一の直径を有して前記
    円板状記録基体を覆うように形成され且つ前記円
    板状記録基体に対して着脱自在に取付けられてい
    る円板状の光透過性保護カバーと、 前記円板状記録基体の外周縁と前記円板状の光
    透過性保護カバーの外周縁とを着脱自在に挾持す
    るように断面コ字状に形成された保持部材と、 を備えていることを特徴とする記録担体。
JP1982024939U 1982-02-25 1982-02-25 記録担体 Granted JPS58131437U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982024939U JPS58131437U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 記録担体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982024939U JPS58131437U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 記録担体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131437U JPS58131437U (ja) 1983-09-05
JPH0119243Y2 true JPH0119243Y2 (ja) 1989-06-05

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ID=30036914

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982024939U Granted JPS58131437U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 記録担体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738340B2 (ja) * 1979-06-14 1982-08-14

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JPS5738340U (ja) * 1980-08-06 1982-03-01

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JPS5738340B2 (ja) * 1979-06-14 1982-08-14

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JPS58131437U (ja) 1983-09-05

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