JPS63833A - 光学式信号記録デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号、音声信号、データおよびコンピュー
タ用ソフト等の情報信号をあらかじめ記録した大容量、
高密度の光学式信号記録ディスクに関するものである。

また本発明は記録再生可能な光学ディスクを使用する装
置に好適な光学式信号記録ディスクを提供するものであ
る。

従来の技術 ディスクに光学的に映像信号、音声信号およびデータ等
を記録し、そのディスクに記録された信号を再生して使
用する光学式信号記録ディスクが実用化されている。こ
れ等の例としてはビデオディスク、コンパクトディスク
、ＣＤ−ＲＯＭと一般に呼ばれているディスクがある。

このようなディスクは第５図、第６図に示すような構造
となっている。第５図シておいて光ディスり５１はキズ
やほこり等に対する光学的な保護を目的とする透明な樹
脂基板５２に、蒸着またはスパッタによりアルミの反射
膜５３を付着し、そしてアルミの反射膜５３がきずつく
のを防ぐためにバックコート膜５４を塗布した構成とな
っている。

この光ディスク５１は平面的には第６図に示すように使
用領域５６と内周部および外周部に夫々非使用領域５６
．５７を有している。使用領域６５には第６図の断面図
で示すように樹脂基板５２に凹凸ピット６８として信号
が記録されている。信号の再生は従来公知のように第６
図矢印６９に示す方向から半導体し一ザ等のレーザ光を
照射し、反射膜６３上に約１μｍ径程度に集光し、記録
された凹凸ピント５８とピットでない部分との反射光量
の差を検出して行う。

このような構成の光学式信号記録ディスクは記録する信
号に基づいて原盤を作製し、原盤から作られるスタンバ
を基にして射出成型により大量。

低コストで樹脂基板５２を製造することにより、安価で
低コストの信号記録ディスクを供給することができ広く
使用されている。

発明が解決しようとする問題点 しかし最近ディスクの記録膜にレーザ光を照射し、記録
膜に穴（ピット）を形成したり、または記録膜の非結晶
状態（アモルファス）と結晶状態の相変化を利用してユ
ーザで自由に信号を記録することのできる光ディスク（
信号を一度だけ記録可能なものは追記型ディスクとよば
れる）や、また前記の相変化を繰り返して行わせること
のできる相変化型の消去可能光ディスクや記録膜にレー
ザ光を照射し記録膜のキューり温度付近での磁場変化を
発生させて信号を記録し、カー効果またはファラディ効
果を利用して信号を再生する光磁気ディスク等が開発さ
れており、これ等の追記型ディスクや消去可能ディスク
を使用して情報信号を自由にユーザで記録再生できる光
学式記録再生装置が開発されている。このような光学式
記録再生装置においても既にデータ等の信号または映像
とか音声等が記録されたディスクの利用可能が要望され
、−膜内な信号、共通するデータ等が記録されている安
価な記録ディスクが使用されようとしている。

記録されたディスクとして第６図、第６図に示したよう
な従来の信号記録ディスクを前記の記録再生装置に使用
した場合には従来の信号記録ディスクはアルミの反射膜
を有しているため約９Ｑ％程度の高い反射率であり、−
方記録再生に使用される追記型および消去可能ディスク
の記録膜の反射率は記録膜によって異なるが大体１０％
〜３０チと低いため、追記型および消去可能ディスクと
信号記録ディスクとでは検出信号のレベルが違うため装
置の性能を維持するためにディスクによりサーボ回路（
フォーカスサーボ、トラッキングサーボなど）や信号処
理回路のゲインを切換える必要があり、装置の複雑化、
コストアップをきたしていた。

問題点を解決するだめの手段 本発明は以上の欠点を改良した光学式信号記録ディスク
を提供するものであり、既にピントにより信号を記録し
た記録ディスクの反射率を記録再生装置で使用する記録
可能ディスク（追記型ディスクや消去可能型ディスクな
ど）の反射率と等しくするために信号記録ディスクの反
射膜を記録可能ディスクの記録膜により構成するもので
ある。

作　　用 このようにして、信号記録ディスクを使用すれば記録再
生装置が使用する記録可能ディスク（追記型ディスク、
消去可能ディスク等）と同一の記録膜により信号記録デ
ィスクを構成するためほぼ同等の反射率となり記録再生
装置のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ等のサー
ボ系および再生信号の処理回路のゲインおよび調整レベ
ル等の信号記録ディスクと記録可能ディスクとでの切換
えが不要となり装置を簡素化でき低廉化をはかることが
できる。

実施例 第１図に本発明の実施例の光学式信号記録ディスク（以
下信号記録ディスクと省略するンを示す。

第１図において信号記録ディスク１は透明な樹脂基板２
を有し、樹脂基板２の上に記録可能な記録＠３を蒸着ま
たはスパッタし、接着剤４により保護用の透明な樹脂基
板５を接層し７た構成となっている。中心部には記録再
生装置のターンテーブルに装着するための中心穴６を有
している。このような信号記録ディスクは平面的には第
２図に示すように使用領域７に既にデータまたは映像信
号等が従来例の如く凹凸ピットとして記録されている領
域８ａと凹凸ピットによる信号が記録されていない領域
８ｂとから戊っている。記録領域部８ａの面積は当然記
録する信号量により変化し、使用領域７の大部分を示め
る場合もあり、はんの−部分を示める場合もある。凹凸
ピットによる記録は従来例で述べたように原盤から作製
されたスタンパを使用し射出成型等により樹脂基板２に
凹凸ピットを設けることにより行う。使用領域７の信号
の未記録領域８ｂはユーザにて当然自由に信号を記録し
て使用することができる。信号の記録再生は第１図の矢
印Ａの如くレーザ光を記録膜３に集光して実施する。こ
のような信号記録ディスク１を使用すれば記録再生装置
にてユーザが信号の記録再生に使用する記録可能ディス
クと信号記録ディスクとの反射率の差異が無くなり従来
のごとく記録可能ディスクと信号記録ディスクとで反射
率が大きく異なることによりサーボ系、および信号処理
系のゲインを切換える必要が無くなる。また使用領域７
の未記録部８ｂにユーザで既記緑部８ａの情報に関連す
る事項等を自由に記録することができ大きなメリットと
なる。ユーザでの信号の記録は記録膜３にレーザ光によ
り記録膜の相変化を利用して行うか、または穴（ピット
）全形成するような方法により行う。

第３図に信号記録ディスクの別の実施例を示す。

第１図、第２図と同一物は同一番号で示す。信号記録デ
ィスク１は使用領域７の全面にわたって信号を記録再生
するのに好適な区間（セクターという）に分離され、各
セクター毎にアドレス信号１１が信号記録部８ａの信号
記録と同様に凹凸ピットとして既に記録されている。そ
して未記録部８ｂには新たにユーザで信号を記録するの
に適するようトラック１２が設けられている。トラック
１２は第４図の断面図にて示す如く凹凸の溝形状となっ
ており、信号記録ｇｓａを作製するときに同時にアドレ
ス信号１１と共に原盤、スタンパにより樹脂基板２に設
ける。このような信号記録ディスク１では未記録部８ｂ
にユーザが新たに信号を記録する場合にトラック１２に
そって高密度の記録を行うことができ、未記録部８ｂを
有効に利用することができるし、またアドレス信号１１
により記録情報の管理が容易となる。記録膜３は第１図
と同様に相変化により信号の記録を行う記録膜又は穴（
ピット）により記録を行う記録膜を使用することが可能
なのは第１図の実施例と同様である。

発明の効果 ゛以上述べたごとく本発明の信号記録ディスクを使用す
れば記録再生装置が使用する記録可能ディスク（追記型
ディスク、消去可能ディスク等）と同一の記録膜により
信号記録ディスクを構成するためほぼ同等の反射率とな
り記録再生装置のフォーカスサーボ、トラッキングサー
ボ等のサーボ系および再生信号の処理回路のゲインおよ
び調整レベル等の信号記録ディスクと記録可能ディスク
とでの切換えが不要となり装置を簡素化でき低兼化をは
かることができる。またユーザで信号記録ディスクの未
記録部に記録可能ディスクと同様に自由に信号を記録す
ることができ、前もって記録すべき信号が少ない信号記
録ディスク（−般に使用領域７のすべてに信号が記録さ
れている場合は少なく、未記録部の方が多い）を有効に
使用することができディスクのコストダウン′ｆｆ：は
かることができ大きな効果が期待できる。

尚本発明は第１図〜第４図の実施例により限定されるこ
となく各種の変形を行うことができる。

例えば記録として穴（ピット）を形成して行う記録膜を
使用する場合には第１図において保護用の基板６を接着
材３にて記録膜３に接着せずに記録膜３と基板５との間
にスペースを設けて穴（ピット）が良好に形成されるよ
うにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学式信号記録ディ
スクの断面図、第２図は第１図の光学式信号記録ディス
クの平面図、第３図は本発明の他の実施例の光学式信号
記録ディスクの平面図、第４図は同光学式信号記録ディ
スクの使用領域の未記録部の断面図、第５図、第６図は
従来例における光学式信号記録ディスクの断面図および
平面図である。 ６・・・・・・中心穴、９，１０・・・・・・使用不可
領域、７・・・・・・使用領域、８ｂ・・・・・・未記
録部、１２・・・・・・トラック。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図　　　　　　／ 第Ｓ図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）予かじめ情報信号が凹凸ピットの形体で記録され
   ている光学式信号記録ディスクにおいて、その反射膜を
   光源から発せられる光ビームにより記録可能な記録膜か
   ら構成することを特徴とする光学式信号記録ディスク。
2. （２）記録可能な記録膜は光源から発せられる光ビーム
   により非結晶状態（アモルファス）から結晶状態への相
   変化を生ぜしめ信号を記録する記録膜であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の光学式信号記録ディ
   スク。
3. （３）記録可能な記録膜は光源から発せられる光ビーム
   により穴（ピット）を形成することにより信号を記録す
   る記録膜であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の光学式信号記録ディスク。
4. （４）予かじめ凹凸ピットの形体で記録されている情報
   信号にアドレス信号を含むことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の光学式信号記録ディスク。