JPH0544104B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544104B2 JPH0544104B2 JP59277304A JP27730484A JPH0544104B2 JP H0544104 B2 JPH0544104 B2 JP H0544104B2 JP 59277304 A JP59277304 A JP 59277304A JP 27730484 A JP27730484 A JP 27730484A JP H0544104 B2 JPH0544104 B2 JP H0544104B2
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- recording layer
- optical disk
- recording
- layer
- dew condensation
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Links
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は光デイスク記憶装置に用いられる光デ
イスクの構造に関する。
イスクの構造に関する。
（従来の技術とその問題点）
光デイスク記憶装置は回転するデイスクにレー
ザ光を照射して情報の記録・再生を行なうもので
ある。これに使用される光デイスクにエアーサン
ドイツチ型の光デイスクと呼ばれるものがある。
これはデイスク内に中空部をもつたもので、通
常、少くとも一方の内側の面にレーザ光によつて
情報を記録できる記録層が設けられた２枚の円形
基板が、外端部と内端部とにそれぞえスペーサを
はさんで一体に貼り合わせたものであり、このよ
うに形成された中空部は密閉されている。
ザ光を照射して情報の記録・再生を行なうもので
ある。これに使用される光デイスクにエアーサン
ドイツチ型の光デイスクと呼ばれるものがある。
これはデイスク内に中空部をもつたもので、通
常、少くとも一方の内側の面にレーザ光によつて
情報を記録できる記録層が設けられた２枚の円形
基板が、外端部と内端部とにそれぞえスペーサを
はさんで一体に貼り合わせたものであり、このよ
うに形成された中空部は密閉されている。
従来、このような光デイスクを長時間使用して
いると情報の記録・再生の誤りが発生するように
なり問題であつた。
いると情報の記録・再生の誤りが発生するように
なり問題であつた。
第３図は従来の光デイスクの断面形状を示す図
である。アクリル樹脂基板１の片側に記録層２を
設け、記録層２を内側にして中空部３を形成する
ようにスペーサ４，５を介して基板１を貼合せた
構造になつており、中空部３は外気と密閉されて
いる。このような光デイスクの長時間使用したと
きに記録再生誤りが起る原因について調べたとこ
ろ、外部の急激な温度変化により、記録層に露が
生ずるためであることがわかつた。すなわと、温
かい環境においたデイスクを冷たい環境に急に持
ちこむと記録層上に露が生じ、この露が記録層と
反応することにより記録・再生特性が劣化するた
めである。
である。アクリル樹脂基板１の片側に記録層２を
設け、記録層２を内側にして中空部３を形成する
ようにスペーサ４，５を介して基板１を貼合せた
構造になつており、中空部３は外気と密閉されて
いる。このような光デイスクの長時間使用したと
きに記録再生誤りが起る原因について調べたとこ
ろ、外部の急激な温度変化により、記録層に露が
生ずるためであることがわかつた。すなわと、温
かい環境においたデイスクを冷たい環境に急に持
ちこむと記録層上に露が生じ、この露が記録層と
反応することにより記録・再生特性が劣化するた
めである。
（発明の目的）
本発明の目的は、長時間保存してもこのような
情報の記録・再生の誤りのない光デイスクを提供
することにある。
情報の記録・再生の誤りのない光デイスクを提供
することにある。
（発明の構成）
本発明の光デイスクはその表面に記録層をもつ
円形基板が少なくとも１枚含まれる複数の円形基
板を、スペーサを介し該記録層を内側として基板
間に中空部が形成されるような構成のエアーサン
ドイツチ型の光デイスクにおいて、前記記録層と
は別に結露層を中空部側の基板上に設けたことを
特徴とする。
円形基板が少なくとも１枚含まれる複数の円形基
板を、スペーサを介し該記録層を内側として基板
間に中空部が形成されるような構成のエアーサン
ドイツチ型の光デイスクにおいて、前記記録層と
は別に結露層を中空部側の基板上に設けたことを
特徴とする。
（構成の詳細な説明）
本発明は上述の構成をとることにより従来技術
の問題点を解決した。
の問題点を解決した。
以下図面を参照して本発明を説明する。
第１図は本発明の光デイスクの断面形状の例を
示す図である。中空部３に面する基板１の面に結
露層２０を設けている。記録層２の熱拡散率より
も大きな熱拡散率をもつ材料を結露層２０として
設けることにより、光デイスクが急激に冷却され
たときに露が結露層２０に生じて記録層２に露が
生じることを防ぐため、情報の記録・再生誤りを
生じない。
示す図である。中空部３に面する基板１の面に結
露層２０を設けている。記録層２の熱拡散率より
も大きな熱拡散率をもつ材料を結露層２０として
設けることにより、光デイスクが急激に冷却され
たときに露が結露層２０に生じて記録層２に露が
生じることを防ぐため、情報の記録・再生誤りを
生じない。
第２図は他の光デイスクの断面形状の例を示す
図である。中空部３に面する基板１の面に結露層
３０を設けている。結露層３０は内端部スペーサ
４と基板１の間を通つて内穴３１につながつてい
る。記録層２の熱拡散率よりも大きな熱拡散率を
もつ材料を結露層３０として設けることにより、
光デイスクが急激に冷却されたときに露が結露層
３０に生じて記録層２に露が生じることを防ぐた
め情報の記録・再生誤りを生じない。
図である。中空部３に面する基板１の面に結露層
３０を設けている。結露層３０は内端部スペーサ
４と基板１の間を通つて内穴３１につながつてい
る。記録層２の熱拡散率よりも大きな熱拡散率を
もつ材料を結露層３０として設けることにより、
光デイスクが急激に冷却されたときに露が結露層
３０に生じて記録層２に露が生じることを防ぐた
め情報の記録・再生誤りを生じない。
（実施例）
以下、本発明の実施例について説明する。
内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝につ
きアクリル樹脂基板に炭化チタンを蒸着マスクに
より第１図のようにデイスク内周部のみにおよそ
1000Å厚で成膜して結露層とした。次に、蒸着マ
スクをかえて５−アミノ−８（ｐ−エトキシアニ
リノ）−２，３−ジシアノ−１，４−ナフトキノ
ン色素を主成分とする825Å厚の有機薄膜を第１
図のように成膜して記録層とした。次に、このよ
うな基板２枚をアクリル樹脂製の内端部スペーサ
及び外端部スペーサにより第１図のように貼り合
せて、ナフトキノン色素の記録層を中空部に密閉
した。
きアクリル樹脂基板に炭化チタンを蒸着マスクに
より第１図のようにデイスク内周部のみにおよそ
1000Å厚で成膜して結露層とした。次に、蒸着マ
スクをかえて５−アミノ−８（ｐ−エトキシアニ
リノ）−２，３−ジシアノ−１，４−ナフトキノ
ン色素を主成分とする825Å厚の有機薄膜を第１
図のように成膜して記録層とした。次に、このよ
うな基板２枚をアクリル樹脂製の内端部スペーサ
及び外端部スペーサにより第１図のように貼り合
せて、ナフトキノン色素の記録層を中空部に密閉
した。
このようにして作製した光デイスクを40℃から
15℃と温度が急激に変化する環境に長時間保存し
ていても、記録・再生の誤りは増加しなかつた。
15℃と温度が急激に変化する環境に長時間保存し
ていても、記録・再生の誤りは増加しなかつた。
結露層を設けないデイスクで同様な評価を行な
つた場合には記録・再生の誤りが増加したことよ
り、結露層を設けた本発明の効果が確定された。
つた場合には記録・再生の誤りが増加したことよ
り、結露層を設けた本発明の効果が確定された。
結露層を800Å厚のTi膜として第２図のように
設けて、実施例１と同様にして評価したところ、
記録・再生の誤りは増加しなかつた。
設けて、実施例１と同様にして評価したところ、
記録・再生の誤りは増加しなかつた。
（発明の効果）
上記実施例から明らかなように、本発明により
長時間保存していも記録・再生の誤りがない光デ
イスクが得られる。
長時間保存していも記録・再生の誤りがない光デ
イスクが得られる。
第１図は本発明の一実施例の光デイスクの断面
図、第２図は本発明の他の実施例の光デイスクの
断面図、第３図は従来のエアーサンドイツチ型光
デイスクの断面図である。 図において、１は基板、２は記録層、３は中空
部、４は内端部、スペーサ、５は外端部スペー
サ、２０，３０は結露層、３１は内穴を示す。
図、第２図は本発明の他の実施例の光デイスクの
断面図、第３図は従来のエアーサンドイツチ型光
デイスクの断面図である。 図において、１は基板、２は記録層、３は中空
部、４は内端部、スペーサ、５は外端部スペー
サ、２０，３０は結露層、３１は内穴を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ その表面に記録層をもつ円形基板が少なくと
も１枚含まれる複数の円形基板をスペーサを介し
該記録層を内側として基板間に中空部が形成され
るような構成のエアーサンドイツチ型の光デイス
クにおいて、前記記録層とは別に結露層を中空部
側の基板上に設けたことを特徴とする光デイス
ク。 ２ 記録層が有機薄膜を主成分とする薄膜である
特許請求の範囲第１項に記載の光デイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277304A JPS61180947A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 光デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277304A JPS61180947A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 光デイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61180947A JPS61180947A (ja) | 1986-08-13 |
| JPH0544104B2 true JPH0544104B2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=17581669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59277304A Granted JPS61180947A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 光デイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61180947A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9334585B2 (en) | 2011-06-15 | 2016-05-10 | Truetzschler Nonwovens Gmbh | Spinning bath vat |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5872768A (en) * | 1996-11-22 | 1999-02-16 | Eastman Kodak Company | Optical discs with cover sheets and pressure equalization of the enclosed air |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59277304A patent/JPS61180947A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9334585B2 (en) | 2011-06-15 | 2016-05-10 | Truetzschler Nonwovens Gmbh | Spinning bath vat |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61180947A (ja) | 1986-08-13 |
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| JPH0421936B2 (ja) | ||
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