JP3085034B2 - 光磁気ディスク - Google Patents

光磁気ディスク

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JP3085034B2
JP3085034B2 JP05167988A JP16798893A JP3085034B2 JP 3085034 B2 JP3085034 B2 JP 3085034B2 JP 05167988 A JP05167988 A JP 05167988A JP 16798893 A JP16798893 A JP 16798893A JP 3085034 B2 JP3085034 B2 JP 3085034B2
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magneto
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裕典 岡澤
栄一 花川
章 黒塚
博之 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体として用いら
れる光磁気ディスク、特にその構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクは、情報機器分野あるい
は音響機器分野など、数々の用途で情報の記録媒体とし
て使用されている。
【0003】図2は、従来の光磁気ディスクの断面図で
あり、層構造を示したものである。このように、従来は
ポリカーボネイトなどの透明基板1上に、情報信号を記
録するための光磁気記録層2が形成されており、この記
録層のさらに上層に保護層3が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の光磁
気ディスクは、光学ヘッドは透明基板1側に、磁気ヘッ
ドは保護層3側に位置し、ディスクを両面から挟むよう
にして使用される。したがってディスクを挟む構造のた
め、光磁気ディスクドライブ装置は薄型化に不利である
ばかりか、磁気ヘッド取付けの構造も複雑となりコスト
高となる。そこで、光学ヘッドと磁気ヘッドを同一側に
配置するドライブ構造が考えられるが、このような構成
にすると磁気ヘッドと光磁気記録層との距離が長くなる
ため、光磁気記録層上で磁気ヘッドからの充分な磁界が
得られず、光磁気記録層上で垂直磁界になりにくい。
【0005】また、基板の片側だけに膜層を設けている
と、膜層の応力によるディスクの反りの問題がある。さ
らに透明基板の複屈折が問題となり、複屈折のでない成
形法が必要とされ、ディスクそのものもコスト高とな
る。
【0006】そこで本発明は、光学ヘッドと磁気ヘッド
を同一側に配置したとき、磁気ヘッドから光磁気記録層
上に充分な垂直磁界を与え、また、ディスクの反りを防
止する光磁気ディスクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明の光磁気ディスクは、ディスク基板上に光磁気
記録層を形成し、前記基板の光磁気記録層とは反対側の
面に高透磁率層を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0008】さらに、光磁気記録層および高透磁率層の
上面の各々に保護層を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、光磁気ディスクに対して光学ヘッド
と磁気ヘッドとを同一側に配置したとき、基板のヘッド
側に光磁気記録層があるため、磁気ヘッドと光磁気記録
層との距離を短くすることができ、光磁気記録層上で磁
気ヘッドからの充分な磁界が得られることとなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面をもとに説明す
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示すディスク
の構造断面図である。同図において、4は保護層であ
り、光磁気記録層5と高透磁率層7をそれぞれ保護する
ものである。5は光学ヘッドもしくは磁気ヘッドにより
情報信号が記録される光磁気記録層である。6は基板で
あり、従来例のように必ずしも透明基板である必要はな
く、透明基板以外であってもかまわない。すなわち、複
屈折の影響は問わず、光透過基板でなくてもよい。7は
高透磁率層であり、基板6と保護層4との間に形成され
ている。
【0012】このような構造をした本実施例の光磁気デ
ィスクにおいては、磁気ヘッド(図示せず)は図1に示
したディスクの下側(光磁気記録層5側)に配置され、
ディスク内の光磁気記録層5から情報信号を記録再生す
る。この際、ディスクには基板6の光磁気記録層5とは
反対側に高透磁率層7が設けられているため、磁気ヘッ
ドでディスクを走査した際には安定して垂直磁界がかけ
られることとなる。また、光学ヘッド(図示せず)はデ
ィスクに対して磁気ヘッドと同一側に配置され、この光
学ヘッドにおいては従来例と同様に、信号が記録再生さ
れる。
【0013】以上のように本実施例によれば、基板のヘ
ッド側に光磁気記録層を設けることにより、ドライブ装
置の光学ヘッドと磁気ヘッドを同一側に配置することが
でき、また反対側に高透磁率層を設けることにより、光
磁気記録層上で、磁気ヘッドからの磁界を垂直に補正で
きる。このようなヘッド配置にすると、基板は光通過の
基板でなくてもよいので、基板材料の制約条件を少なく
することができ、ディスク、ドライブ装置とも構造が簡
素化してコスト安となる。さらに、保護層をディスク表
面の両側に設けているので、ディスクの反りを防止する
ことができ、膜層の応力によるディスクの反りを防止す
ることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の光磁気ディスク構
造によれば、基板のヘッド側に光磁気記録層を設けるこ
とにより、ドライブ装置の光学ヘッドと磁気ヘッドを同
一側に配置することができ、また基板に対して反対側に
高透磁率層を設けることにより、光磁気記録層上で、磁
気ヘッドからの磁界を垂直に補正できる。このようなヘ
ッド配置にすると、基板は光通過の基板でなくてもよい
ので、基板材料の制約条件を少なくすることができ、デ
ィスク、ドライブ装置とも構造が簡素化してコスト安と
なる。さらに、保護層をディスク表面の両側に設けてい
るので、ディスクの反りを防止することができ、膜層の
応力によるディスクの反りを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光磁気ディスクの構造断面
【図2】従来の光磁気ディスクの構造断面図
【符号の説明】
1 透明基板 2、5 光磁気記録層 3、4 保護層 6 基板 7 高透磁率層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−71437(JP,A) 特開 昭61−113153(JP,A) 特開 昭63−244345(JP,A) 特開 平3−137837(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク基板上に光磁気記録層を形成し、 前記基板の光磁気記録層とは反対の面に高透磁率層を形
    し、 前記光磁気記録層および高透磁率層の上面に 各々の層の
    保護ための保護層を設けたことを 特徴とする光磁気ディ
    スク。
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