JPH0380867A - 消臭材 - Google Patents

消臭材

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JPH0380867A
JPH0380867A JP1216065A JP21606589A JPH0380867A JP H0380867 A JPH0380867 A JP H0380867A JP 1216065 A JP1216065 A JP 1216065A JP 21606589 A JP21606589 A JP 21606589A JP H0380867 A JPH0380867 A JP H0380867A
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JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
sheet
material according
aromatic agent
pouch
Prior art date
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Pending
Application number
JP1216065A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Sekiya
関矢 忠良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO CHEM KK
Asahi Pretec Corp
Original Assignee
TAIYO CHEM KK
Taiyo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO CHEM KK, Taiyo Chemical Co Ltd filed Critical TAIYO CHEM KK
Priority to JP1216065A priority Critical patent/JPH0380867A/ja
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  • Cosmetics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、長期間貯蔵しても消臭効果が減少しないよ
うにした(持続するようにした)消臭材に関するもので
ある。
更に詳しくは、■遺体用、病院用、老人用等のシート、
和服等の形状をした消臭材、■人の体温、汗等によって
機能する(作用を開始する)紙装入り消臭材、■水洗便
器に投入することによって機能(作用)し、そのまま水
で流すことができるようにした水溶紙装入り消臭材等に
関するものである。
〈従来の技術と発明が解決しようとする問題点〉遺体は
腐敗して悪臭を発生し易いので、死亡時から火葬または
埋葬時までの期間(特に夏季)、ドライアイスを用いて
冷却したり、消臭剤、芳香剤等を散布することにより、
悪臭の発生を防止し、またマスキングすることが行われ
ている。また、長期間床に臥せる病人(老人)の悪臭を
除去するために病院等においては同様な処置が採られて
いる。しかしながら、消臭剤、芳香剤等を頻繁に散布す
るのは煩雑であると共に、外見上も好ましいものではな
い。
また人の体臭は、時と場所(満員電車内等)によっては
、周囲に極度の不快感を与えるので、消臭を必要とする
ものであるが、いまだ適当な消臭材は開発されていない
更に、水洗便所の悪臭の除去に関しても、従来から種々
の方法、薬剤等が試みられているが未だ完全なものはな
い。
く問題を解決するための手段〉 本願発明は、前記した問題点を解消するためになされた
もので1次の(1)〜(9)の請求項から構成されてい
る。
(1)消臭剤または/及び芳香剤を包接したサイクロデ
キストリン包接化合物が含浸、または表面にコーティン
グしているシートから構成したことを特徴とする消臭材
(2)消臭剤が植物繊維消臭剤である特許請求の範囲第
1項記載の消臭材。
(3)シートが不織布である特許請求の範囲第1項記載
の消臭材。
(4)シートが浴衣、着物等の和服形状に加工されてい
る特許請求の範囲第1項、または第3項記載の消臭材。
(5)消臭剤または/及び芳香剤を包接したサイクロデ
キストリン包接化合物の粉末を小袋に充填してシールし
たことを特徴とする消臭材。
(6)消臭剤が植物繊維消臭剤である特許請求の範囲第
5項記載の消臭材。
(7)小袋が、紙製の袋により形成されている特許請求
の範囲第5項記載の消臭材。
(8)小袋が、水溶性の紙の小袋である特許請求の範囲
第7項記載の消臭材。
(9)小袋が、不織布により形成されている特許請求の
範囲第5項記載の消臭材。
本願発明の消臭材は、消臭剤または/及び芳香剤を包接
したサイクロデキストリン包接化合物が含浸または表面
にコーティングしであるシート、または消臭剤または/
及び芳香剤を包接したサイクロデキストリン包接化合物
の粉末が包装されている小袋から構成されている。
本願の消臭材に使用する消臭剤、芳香剤等として、消臭
剤、芳香剤等を包接したサイクロデキストリン包接化合
物を使用する理由は、単に消臭剤、芳香剤等をそのまま
使用したのでは、これらの薬剤の効果が極めて短期間に
消失してしまい、実用性に欠けるからである(例えば、
シート製造時、または小袋に充填・包装時には、これら
の薬剤の効果が顕著であっても、これを実際に使用する
時までに、これらの薬剤は揮散してしまい効果が消失し
てしまっている。)。
本願発明の消臭材に使用するサイクロデキストリンは、
α−9β−9γ−単独でもよいが、通常はこれらの混合
物(特にこれらの混合物にデキストリン等の糖質を含有
したもの)が使用される。
また、サイクロデキストリンとしては、分岐サイクロデ
キストリン(マルトシルサイクロデキストリン)等でも
よい。
消臭剤としては、茶抽出物(食品と開発 vol、22
.No、4 1987.p、  134)、植物抽出物
(日本農芸化学会誌 Vow、33゜No、6 198
5.p、385.)等を主成分とした通常の市販の消臭
剤(例えば、商品名 デスミー、奥野製薬■製)が使用
できる。
芳香剤としては、フィトンチッド、ストロベリー オレ
ンジ、ラベンダー等が汎用される。
本願発明に使用するシートとしては、材質を問わないが
、不織布がコストの点で有利である。
本願発明に使用する小袋の材質は、通気性と適度の強度
があればその種類を問わないが、布としては不織布が経
済的に有利である。ただし、水溶性の紙に包装したもの
は、水洗便所に投入してそのまま流せるものであるから
特別な用途がある(請求項8)。
次に本願発明に係る消臭材に付いて請求項層に説明する
請求項(1): 本請求項のシートの製造方法を工程順に説明すると次の
通りである。
(イ)サイクロデキストリン、水、消臭剤または/及び
芳香剤を混合し撹拌する。
使用する水の量は、撹拌に支障を来たさない程度の最小
量を使用する。
撹拌時間は、通常数時間以上を必要とする。
これらの粉末を定法により乾燥して粉末とする。
(ロ)上記粉末に界面活性剤、金属石鹸、ウレタン系樹
脂、エポキシ系樹脂等を添加接水を加え十分撹拌し、均
一な化合物を作る。
(ハ)サイズプレス法等を用いて、乳化物を不織布等に
含浸させる(通常、ニップ圧 23kg/cm、不織布
スピード 40m/分)。
その後シリンダードライヤー等を用いて乾燥する(乾燥
温度 115℃、不織布スピード 1m/分)。
上記シートは、主として、遺体用、病院用、老人用で有
り、シーツ、上掛け、浴衣等の着物等の任意の形状に加
工して使用することができる。
請求項(2): 本請求項は、最適な消臭剤を記載したもので有る。更に
具体的な消臭剤の例は前記した通りで有る。
請求項(3): 本請求項は、シートの材質を例示したもので有る。不織
布はコストが易い点で好適な材質で有る。
請求項(4): 本請求項は、シートを浴衣、着物等の和服形状に加工し
て使用することが好ましいのでその例を示したちので有
る。
請求項(5): 本請求項の消臭材は、消臭剤または/及び芳香剤を包接
したサイクロデキストリン包接化合物の粉末を定法によ
り作製し、この粉末を小袋(5×5X2cm、材質は特
に限定しない)に充填してシールすることにより製造さ
れる。
本請求項の消臭材の用途は、主として人の体臭の消臭で
ある(ただし、水溶牲の材質を使用した場合を除く。)
。すなわちこの消臭材は、人体に密着させておくことに
より、体温が上昇し、発汗した時等に、消臭剤等が自然
に包接化合物から遊離して効力を発揮するものである。
請求項(6)二 本請求項は、前記請求項(2)の記載と同様な趣旨であ
る。
請求項(7): 本請求項は、小袋の材質として使い捨てに好適である紙
を使用することを明記したもので有る。
請求項(8): 本請求項は、小袋の材質として水溶牲の紙を使用する。
その理由は、水洗便所の消臭に好適であるからである。
すなわち、本消臭剤を便器に投入すれば、袋を形成して
いる水溶紙が解けて、サイクロデキストリン包接化合物
の粉末は、水と接触する。すると直ちに包接化合物(消
臭剤、芳香剤等)を遊離され、消臭力が発揮されること
となる。
更に具体的に、水溶牲、分散性の良い水溶紙としては、
ディゾルボ(三島製紙■l!りが挙げられる。
請求水(9): 本請求項は、布製の小袋の材質として不織布がコストの
点から好ましいために明示したものである。
〈発明の効果〉 本発明に係る消臭材は、以上の様に構成したから、製造
後時間が経過しても、下記のような特有の効果を有する
(1)本願発明に係るシート等を使用して遺体を包装す
れば、確実に悪臭を中和、分解反応で消臭し、またマス
キングすることができるので、悪臭の発散充満を確実に
防止することができ安心して葬儀を行うことができると
いう効果を有する。
更に遺体に限らず、病人、老人等に使用すれば、病室か
ら不快臭を除去することができるという効果を有する。
(2)小袋に入れた消臭剤を身に着ければ、実際に消臭
を必要とする時に体臭を除去(消去)することができる
(3)特に水溶紙を使用した消臭剤を使用すれば、水洗
便所の悪臭を除去することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)消臭剤または/及び芳香剤を包接したサイクロデ
    キストリン包接化合物が含浸、または表面にコーティン
    グしているシートから構成したことを特徴とする消臭材
  2. (2)消臭剤が植物繊維消臭剤である特許請求の範囲第
    1項記載の消臭材。
  3. (3)シートが不織布である特許請求の範囲第1項記載
    の消臭材。
  4. (4)シートが浴衣、着物等の和服形状に加工されてい
    る特許請求の範囲第1項、または第3項記載の消臭材。
  5. (5)消臭剤または/及び芳香剤を包接したサイクロデ
    キストリン包接化合物の粉末を小袋に充填してシールし
    たことを特徴とする消臭材。
  6. (6)消臭剤が植物繊維消臭剤である特許請求の範囲第
    5項記載の消臭材。
  7. (7)小袋が、紙製の袋により形成されている特許請求
    の範囲第5項記載の消臭材。
  8. (8)小袋が、水溶性の紙の小袋である特許請求の範囲
    第7項記載の消臭材。
  9. (9)小袋が、不織布により形成されている特許請求の
    範囲第5項記載の消臭材。
JP1216065A 1989-08-24 1989-08-24 消臭材 Pending JPH0380867A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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