JPH0380423B2 - - Google Patents

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JPH0380423B2
JPH0380423B2 JP59015788A JP1578884A JPH0380423B2 JP H0380423 B2 JPH0380423 B2 JP H0380423B2 JP 59015788 A JP59015788 A JP 59015788A JP 1578884 A JP1578884 A JP 1578884A JP H0380423 B2 JPH0380423 B2 JP H0380423B2
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JP
Japan
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resin
sheet
decorative sheet
layer
vinylidene fluoride
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JP59015788A
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Hiroyuki Endo
Mitsuru Ito
Takeshi Nakahira
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Kureha Corp
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Kureha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパチンコ盤に代表される遊戯盤の表装
材である化粧シート、すなわち遊戯盤化粧シート
の製造方法に関する。
パチンコ盤の縦断面は、第1図に示すように、
通常ベニヤ板等からなる基板1上に、化粧シート
2を貼り合わせ、その上に釘3が打ちこまれた構
造を有している。ここで、化粧シート2の縦断面
は、第2図に示すように、例えば透明な樹脂シー
ト4の裏に、遊戯を楽しむための絵柄等の模様5
を印刷し、その上に白色塗装された層6を介して
紙7が裏打された構造を有している。
透明樹脂シート4としては、従来セルロイドが
主に用いられてきたが、本発明者等は、フツ化ビ
ニリデン系樹脂からなる表面層と、メタクリル系
樹脂からなる層の少なくとも2層の積層物が、セ
ルロイドを上回る性能を有することを見出し、こ
のような透明樹脂シートを使用する遊戯盤を提案
している(特開昭58−206780号)。すなわち、こ
の積層物からなる透明樹脂シートは、汚れにく
く、また汚れても、容易に汚れを取り除き得るほ
か、薬品に侵されず、しかも透明性に優れ、その
下に付した遊戯盤の模様をより鮮やかに際立たせ
る等の特徴を有する。そのため、パチンコ盤の様
な釘を有する遊戯盤に限らず、広く遊戯盤の表層
材としての化粧シートに用いられるものとして注
目されている。
しかしながら、この特開昭58−206780号公報に
開示された透明樹脂シートの使用にも問題点が見
出された。すなわち、この透明樹脂シート2を紙
7と貼り合わせるに際して、ホツトプレス法を採
用すると、セルロイドを用いたと同程度または、
それ以上の表面光沢が得られるが、得られる化粧
シートがカールしやすいという欠点を有する。こ
のように得られた化粧シートがカールしやすい
と、これをベニヤ板1等の裏板と貼合わせる際の
作業性が悪くなる。他方、ホツトプレス法の代わ
りに、冷間ロール法を採用すると、カールは少な
くなるが、表面光沢は、セルロイドに比べて悪く
なつてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑み、カールしにく
く、表面光沢性がセルロイドと同等またはそれ以
上であり、且つ特開昭58−206780号公報に開示し
たものと同等に汚れにくく、耐薬品性を有し、鮮
やかな模様の透視性をも示す遊戯盤化粧シートの
製造方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、上述の目的で研究した結果、フ
ツ化ビニリデン系樹脂を表層とする透明樹脂シー
トを用いて表面光沢のよい化粧シートを得るに
は、やはりホツトプレス法が適しているとの認識
を持ち、更にホツトプレスによりカールの発生し
にくい製造条件を求めて研究した結果、従来の紙
に代えて熱収縮性の合成紙を用いることにより、
上述した諸特性に優れ且つカールの発生しにくい
化粧シートが得られることを見出した。
本発明の遊戯盤化粧シートの製造方法は、この
ような知見に基づくものであり、より詳しくは、
厚さが2〜10μmのフツ化ビニリデン系樹脂から
なる表面層と、メタクリル系樹脂からなる層の少
なくとも2層の積層物からなる透明樹脂シート
を、該フツ化ビニリデン系樹脂からなる表面層と
は逆の面において、接着剤を介して、ホツトプレ
スにより熱収縮性の合成紙と貼り合わせることを
特徴とするものである。
以下、本発明を、図面を参照して、更に詳細に
説明する。
第3図は、本発明により製造されるべき化粧シ
ートの一例の縦断面図である。この化粧シート1
2は、透明樹脂シート14と、模様15が印刷さ
れた熱収縮性の合成紙17とを、模様15を内側
にして、接着剤層18を介して、積層してなる。
また、この例において、透明樹脂シート14は、
フツ化ビニリデン系樹脂からなる表面層14a、
メタクリル系樹脂からなる層14b、塩化ビニル
系樹脂からなる層14cを、この順序で積層して
なる。
本明細書において合成紙とは、合成高分子物質
を主たる素材とし、これに紙的性質を付与する加
工をしたものであり、合成繊維紙、プラスチツク
フオームペーパー、プラスチツクフイルムペーパ
ー等を包含するものである。このうち、本発明に
おいて好適に用いられるのは熱収縮性の合成紙で
あり、プラスチツクフイルムペーパーのような延
伸された合成紙が、特に好ましく用いられる。そ
の理由は、透明樹脂シートとホツトプレスにより
貼り合わせる際に、延伸による歪の収縮応力を、
得られる化粧シートにおけるカール発生防止に有
効に利用できるからである。
透明樹脂シート14の表面層14aを構成する
フツ化ビニリデン系樹脂は、フツ化ビニリデンの
単独重合体(以下、「PVDF」と略称する)に限
定されるものではなく、フツ化ビニリデンを70モ
ル%以上とし、これと共重合可能なコモノマー1
種以上との共重合体、あるいはこれらの少なくと
も1種をマトリクス樹脂とする組成物が用いられ
る。中でも、PVDFと、以下に示すメタクリル系
樹脂、特にポリメタクリル酸メチル(以下、
「PMMA」と称す)とからなる組成物は、PVDF
の収縮応力を緩和させる効果があるためと思われ
るが、得られる化粧シートのカールをより一層小
さくする効果がある。また、表面光沢性を増す効
果も有する。メタクリル系樹脂は、表面層中、5
〜50重量%、特に10〜40重量%の範囲で用いるこ
とが好ましい。この範囲より小さいと、表面光沢
性の改善等の効果が乏しく、この範囲を越えて添
加すると、耐薬品性、耐汚れ性等の特性が低下す
るためである。PVDF単独に比べて、メタクリル
系樹脂との混合樹脂が、より増大した光沢を与え
るのは、PVDFとメタクリル系樹脂との相溶性が
良く、PVDFの球晶が小さくなることに基づくも
のと考えられる。
フツ化ビニリデン系樹脂からなる表面層14a
の厚さは、2〜10μm、好ましくは2.5〜9μm、よ
り一層好ましくは、3〜8μmの範囲が用いられ
る。上記範囲より薄いと、たとえばパチンコ盤に
おけるように、得られる化粧盤に釘打して使用す
る場合の釘洗浄に際して、下層への薬液の浸入が
生じてしまう。他方、上記範囲より厚いと、透明
性を失うためである。
フツ化ビニリデン系樹脂とともに表面層14a
を構成し、あるいは層14bを構成するメタクリ
ル系樹脂としては、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチルの少なくとも一方を主たる構成単位
とする樹脂または樹脂組成物であり、例えば、
PMMA、ポリメタクリル酸エチル、あるいはメ
タクリル酸メチルもしくはメタクリル酸エチルの
少なくとも一方を50モル%以上とし、メタクリル
酸メチルおよびメタクリル酸エチル以外のメタク
リル酸アルキル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸アルキ
ル等をコモノマーとする共重合体、またはこれら
重合体の少なくとも1種を主成分とする組成物が
用いられる。好ましくは、上記列記したモノマー
のみからなる単独重合体、共重合体が用いられ、
より一層好ましくは、PMMA、メタクリル酸メ
チルとアクリル酸メチルとの共重合体、メタクリ
ル酸メチルとアクリル酸ブチルとの共重合体が用
いられる。なお、共重合体としては、ランダムコ
ポリマーに限らず、例えばグラフトコポリマー等
も用いられ、アクリル系飽和架橋ゴムにメタクリ
ル酸メチルを主とするモノマーをグラフト重合し
たものは、その好ましい一例である。
また、上記した以外にも、メタクリル系樹脂組
成物を与える好ましい成分としては、制電性樹
脂、除電剤、紫外線吸収剤等が適宜用いられる。
メタクリル系樹脂からなる層は、2〜10μmと
薄いフツ化ビニリデン系樹脂からなる表面層14
aとの組合せで取扱いに適した厚さの透明樹脂シ
ート14を与える裏打層として、あるいは第3図
に示すように塩化ビニル系樹脂等の他の樹脂層1
4cとの間に位置してフツ化ビニリデン系樹脂か
らなる表層14aとの間での接合性を改善する中
間層としての機能を有する。したがつて、その厚
さの上限は、全体として透明性を損なわない透明
樹脂シートを与える範囲で適当に選択され、ま
た、後者のような中間層としての効果は1μm以
上の厚さで発揮される。
メタクリル系樹脂からなる層14bは、フツ化
ビニリデン系樹脂からなる表面層14aと接して
いることが接着性の面から好ましいが、必ずしも
接していることを要件とするものではなく、表面
層とメタクリル系樹脂からなる層との両方に接着
性のある層が介在していても良い。
透明樹脂シート14は、上記フツ化ビニリデン
系樹脂からなる層14aとメタクリル系樹脂から
なる層14bの2層のみであつても良いが、例え
ば第3図にその一例を示すように、更に積層接着
可能で透明性を損なわない樹脂層14cを積層さ
せてもよい。例えば、塩化ビニル系樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、熱可塑性ポリエステル等が用い
られ得る。この場合、この付加的な層14cの占
める厚さ比率は、透明樹脂シート14中の80%以
上、特に90%以上を占めることが望ましい。中で
もカールをより一層少なくするためには、この付
加層14cを軟質または半硬質の塩化ビニル系樹
脂で構成することが望ましい。ここで、軟質また
は半硬質の塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニル系
樹脂と可塑剤、加工助剤からなる組成物であり、
可塑剤が塩化ビニル系樹脂中25phrより多いとき
軟質と呼び、少ないとき半硬質と区別している。
可塑剤は、物理的緩和により外部可塑化作用をな
すものである。この様な可塑剤を含むことによ
り、柔軟となり、透明樹脂シートと合成紙との貼
り合わせにより生ずる僅かなカールを緩和吸収し
てしまうことができ、カールを生じない様にでき
る。
尚、参考迄に特開昭58−206780号の実施例に用
いられている「HC−500L」(呉羽化学工業の製
造に係る内部可塑化塩化ビニルの商品名)は、共
重合により加工性を改良した塩化ビニル系樹脂で
あり、ポリ塩化ビニルを可塑化する作用はなく、
加工助剤としての作用を有するのみである。した
がつて、この実施例においては、上記したような
意味での可塑剤の使用は、開示されていない。
透明樹脂シートを構成する上記各層を積層させ
るには公知の方法が採用され、例えば共押出で積
層する方法、なかでも共押出積層後、フツ化ビニ
リデン系樹脂層面を冷却ロールに接して冷却させ
る方法が好ましく用いられる。
透明樹脂シートと合成紙とを貼り合わせるには
透明樹脂シートにおけるフツ化ビニリデン系樹脂
シートにおけるフツ化ビニリデン系樹脂からなる
表面層とは反対側の面である裏面と、合成紙の印
刷された面とを、接着剤を介し、ホツトプレスに
より貼り合わせる。尚、模様15は第3図では合
成紙17に印刷しているが、透明樹脂シート14
の裏面に印刷しても良い。
接着剤18は、特に限定されるものでなく、入
手性、作業性等の観点で、代表的には、アクリル
系接着剤のようなホツトメルト型接着剤が、例え
ば、1〜50μm程度の厚さで好ましく使用され
る。
ホツトプレスの温度は、プレスされているとき
の圧力、時間とも関係し、一律に決められない
が、表面の光沢性を得るべく、表面層14aが軟
化される程度に温度、圧力、時間が決定されれば
良い。
この様にして得られた化粧シート12は、ベニ
ヤ板に代表される基板上に接着剤を介し、貼り合
わされ、遊戯盤に用いられる。基板に貼り合わさ
れる際に用いられる接着剤としては、接着剤が基
板と合成紙とに対し接着力を十分に有するとき
は、直接基板と合成紙とを接着させる方法が採ら
れる。例えば、アクリル系接着剤は合成紙とベニ
ヤ板とに対し接着力を十分に有する故、直接これ
らの接着剤として使用できる。しかしながら、ポ
リ酢酸ビニルの様な接着剤では合成紙とベニヤ板
とに対し接着力を十分有しない。かかる場合に
は、ポリ酢酸ビニルが通常の紙と合成紙とに対し
ても、通常の紙とベニヤ板とに対しても、十分な
接着力を有する故、合成紙とベニヤ板との間に通
常の紙を介し、接着させる方法が採用される。
以下に実施例を示す。
実施例 1 [透明樹脂シートの構成] (A) フツ化ビニリデン系樹脂 インヒヤレントビスコシテイが1.0dl/g
(0.4g/dl濃度のジメチルホルムアミド溶液の
30℃における値)のPVDFペレツト (B) メタクリル系樹脂 PMMA (C) ポリ塩化ビニル系樹脂 次に示す配合処方からなるコンパウンドを使用
した。
ポリ塩化ビニル 90重量部 (平均重合度=700) 加工助剤 10重量部 錫系安定剤 4重量部 滑剤 0.1重量部 上記成分をヘンシエル・ミキサーで120℃にて
10分間混合し、コンパウンドを得た。
次に、(A)を32押出機で235℃にて、(B)を40押
出機で235℃にて、(C)を75押出機で200℃にて押
出し、3層複合Tダイス内で複合流動させて押出
した。これを、60℃ローラーで冷却し、引取り、
次いで90℃ローラーで冷却し、緩和熱処理して厚
さ(A)層1μm、(B)層4μm、(C)層185μmのシートを
得た。
[合成紙] 厚さ130μmの2軸延伸されたポリプロピレン
シートからなる合成紙にオフセツト印刷し、アク
リル系ホツトメルト接着剤(乾燥後厚さ約30μ
m)を印刷面に塗布乾燥した。
[化粧シートの製造方法] 上記透明樹脂シートにおけるポリ塩化ビニル系
樹脂層側の面と合成紙の印刷面を重ね合わせ、ホ
ツトプレス機で温度120℃、圧力100Kg/cm2、時
間6分加圧した後、取り出し、冷却プレス機で冷
却した。
この化粧シートのカール性は、縦47cm、横60cm
の化粧シート(注、通常のパチンコ盤の化粧シー
トの大きさ)において生じたカールの高さで表示
すると、1mmであつた。
またこの化粧シートの表面光沢性、耐汚れ性に
ついては、次の様な試験を行なつた。即ち、この
化粧シートを用いたパチンコ盤を、人の出入りの
多い場所にセツトし、1日8時間パチンコ球を自
動循環させた後、毎日一回使用球を洗浄し、繰り
返した。洗浄方法は水中に2%の家庭用洗剤「マ
ジツクリン」(花王石鹸)で5分間洗浄し、更に
水で5分間洗浄したものである。パチンコ球を自
動循環させる前の表面光沢度はJISZ8741に従い、
シートの法線より光の入射角度60°で測定したと
ころ80%であつた。これに対し、30日間上記の様
にパチンコ球を循環させた後、パチンコ盤の最も
汚れやすい一番上部の釘付近の表面光沢度の保持
率(初期値を100%として計算した)は、同様に
測定したところ91%であり、90日間経過後では88
%であつた。しかも球による傷つきは認められな
かつた。
またこの化粧シートの耐薬品性の試験は次の様
にして為された。即ち、薬品としては85%濃度の
リン酸を1とし、94%濃度の硝酸を4とする比率
からなる混合液を用い、(A)層表面上に筆で塗布し
た。塗布後、10秒間そのまま放置し、直ちに水洗
し、布でふいて風乾した方法である。この方法に
より、下地層には観察され得る変形が認められな
かつた。
また、透明樹脂シートの曇価は4%であつた。
実施例 2 実施例1のポリ塩化ビニル系樹脂に可塑剤ジオ
クチルフタレートを15重量部更に配合した他は実
施例1と同様に行なつた。その結果カールが全く
なく、他の特性は実施例1と同一の結果が得られ
た。
実施例 3 実施例1の表面層のPVDFの替わりにPVDF85
重量%、PMMA15重量%からなる組成物とした
他は実施例1と同様に行なつた。その結果、カー
ルは全くなく、表面光沢度は85%であり、その他
の特性は実施例1と同一の結果が得られた。
比較例 実施例1の合成紙の替わりに、厚さ200μmの
アート紙に化粧印刷し、アクリル系ホツトメルト
接着剤を、印刷面に乾燥後厚さ約30μmに塗布
し、乾燥させたものを使用した他は、実施例1と
同様に行なつた。その結果、カールにより化粧シ
ートに重ね合わされ巻紙状となつた。その他の特
性は実施例1と同様であつた。
以上に示した通り、本発明の製造方法に係る遊
戯盤化粧シートは、カールが少なく、表面光沢度
がセルロイドと同程度またはそれ以上であり、加
えて耐薬品性、耐汚性に優れており、その上、化
粧シートを構成する透明樹脂シートの透明性は曇
価を7%以下とするものが得られ、遊戯盤化粧シ
ートとして極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパチンコ盤の部分断面図、第2
図は第1図の化粧シート2の断面を示す。第3図
は第2図における化粧シート12に相当する本発
明になる化粧シート22の一実施態様の部分断面
図を示す。 1……ベニヤ板、2,12……化粧シート、3
……釘、4,14……透明樹脂シート、14a…
…表面層(フツ化ビニリデン系樹脂層)、14b
……メタクリル系樹脂層、14c……ポリ塩化ビ
ニル系樹脂層、5,15……模様、7……紙、1
7……合成紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 厚さが2〜10μmのフツ化ビニリデン系樹脂
    からなる表面層と、メタクリル系樹脂からなる層
    の少なくとも2層の積層物からなる透明樹脂シー
    トを、該フツ化ビニリデン系樹脂からなる表面層
    とは逆の面において、接着剤を介して、ホツトプ
    レスにより熱収縮性の合成紙と貼り合わせること
    を特徴とする遊戯盤化粧シートの製造方法。 2 合成紙が延伸されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の遊戯盤化粧シ
    ートの製造方法。 3 透明樹脂シートがフツ化ビニリデン系樹脂か
    らなる表面層と、メタクリル系樹脂からなる層に
    加えて、軟質または半硬質の塩化ビニル系樹脂層
    を有し、該塩化ビニル系樹脂層の厚さが透明樹脂
    シートの厚さの90%以上であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の遊戯
    盤化粧シートの製造方法。 4 表面層がフツ化ビニリデン系樹脂に加えてメ
    タクリル系樹脂を含有する特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の遊戯盤化粧シー
    トの製造方法。 5 メタクリル系樹脂が表面層中に5〜50重量%
    含まれていることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の遊戯盤化粧シートの製造方法。
JP1578884A 1984-01-31 1984-01-31 遊戯盤化粧シ−トの製造方法 Granted JPS60161148A (ja)

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JP4958552B2 (ja) * 2004-08-11 2012-06-20 株式会社カネカ フッ化ビニリデン系樹脂フィルム
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JPS58206780A (ja) * 1982-05-28 1983-12-02 呉羽化学工業株式会社 遊戯盤

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