JPH0380343A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

Info

Publication number
JPH0380343A
JPH0380343A JP1217937A JP21793789A JPH0380343A JP H0380343 A JPH0380343 A JP H0380343A JP 1217937 A JP1217937 A JP 1217937A JP 21793789 A JP21793789 A JP 21793789A JP H0380343 A JPH0380343 A JP H0380343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
random access
processing circuit
circuit
access memory
arithmetic processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1217937A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Torii
鳥居 孝之
Yoshiaki Hashiya
嘉朗 橋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1217937A priority Critical patent/JPH0380343A/ja
Publication of JPH0380343A publication Critical patent/JPH0380343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば舞台やスタジオなどに配設される複
数の照明負荷を記憶調光制御する場きなどにおいて好適
に用いられる演算処理装置に関する。
従来の技術 近年、マイクロコンピュータあるいはマイクロプロセッ
サの驚異的な発達に伴って、様々な分野にマイクロコン
ピュータが適用されるようになってきている。演劇や歌
謡演奏などの各種公演を主としていわゆる舞台芸術の分
野においても、マイクロコンピュータが用いられる。舞
台芸術の照明演出の分野においては、マイクロコンピュ
ータ発明以前から調光操作卓装置が表出手段として使用
されている。この調光操作卓装置は、調光が行われる照
明負荷が配設される舞台やスタジオとは離れた調光室に
置かれ、舞台やスタジオなどに配設されたスポットライ
トなどの白熱灯灯具を含む照明器具を制御する位相制御
装置などの調光装置を遠隔制御する能力を有している。
調光操作卓装置には、多くの場合スライドボリウム様の
フェーダと呼ばれる操作部が設けられ、制御手段系統を
構成する。フェーダは照明器具による照明状態を明から
暗l\、または暗から明へ滑らかに変容させる場合に主
として用いられる。すなわちフェーダは、スライドボリ
ウムなどと同様に可変抵抗器を含んで構成され、調光装
置の制御入力電圧を変化させる。これによって調光装置
は、前記入力電圧のレベルに応じた点弧位相角でサイリ
スタやトライアックくいずれも商標名)などの電力制御
用半導体素子を点弧する。このようにしてフェーダによ
って照明器具の明るさを変化させることができる。
また調光操作卓装置には、制御手段として前記フェーダ
とは別に、直点灯スイッチなどが設けられる。この直点
灯スイッチは、調光装置にマイクロコンピュータが導入
される以前には短絡スイッチとして用いられ、当該スイ
ッチを押下することによって調光装置の入力信号レベル
を最大値とし、これによって調光装置は最大の照度で照
明器具を点灯させる。
先に説明したように、照明負荷の調光制御にマイクロコ
ンピュータが導入されることによって、記憶調光装置が
実現され、舞台照明の分野における調光操作卓装置も変
容を遂げることとなる。すなわち従来の調光制御は、公
演の際に、場面(シーン)毎にフェーダを操作して照明
負荷の照度を調整して所望の明かりを作らねばならず、
前記調光操作卓を操作する操作者に多大な負担が掛かつ
ていた。一方、マイクロコンピュータを導入した記憶調
光装置が実現されることによって、マイクロコンピュー
タの記憶機能を用いて各場面毎の照明状態を予めメモリ
に記憶させておき、公演時には前記場面を自動的に再生
する方法が採られるようになってきた。これによって操
作者は、照明演出の予め定められるプログラムに従って
調光操作卓を操作するという立場を解放され、それ以外
のより創造的な仕事に専念できるようになった。
しかしながら記憶調光装置は、照明負荷の照度を時刻制
御する装置である単なるタイムスイッチなどとは異なる
。すなわち舞台やスタジオなどにおける照明においては
、その照明を受ける演技者あるいは演奏者が存在し、し
たがってそのような演技者や演奏者が行う演劇や公演な
どにおいては、動作や演出時間にばらつきが存在し、こ
れらのばらつきへの対応や即興的な照明演出であるいわ
ゆるアドリブに対応できるか否かという点において記憶
調光を行う調光操作卓と、タイムスイッチの間に根本的
な相異点が存在する。このような即興的な照明演出の再
生には、たとえば前記直点灯スイッチなどが用いられる
。すなわち記憶調光操作卓の操作者は、演技者あるいは
演奏者の舞台やスタジオにおける演技、あるいは演奏に
合わせて、直点灯スイッチを操作し照明演出を行う。
しかしながらこのようなマイクロコンピュータが導入さ
れ、かつ直点灯スイッチなどを設けて即興的な調光制御
を行う機能を有する記憶調光装置においては、処理時間
遅れという問題点が生じる。
すなわち、マイクロコンピュータが導入される以前の調
光操作卓装置における直点灯スイッチは単なる短絡スイ
ッチであるから、操作者が照明負荷を点灯する時機ある
いは機会などを得てから、スイツナを押下し、それによ
って実際に照明負荷が点灯出力されるまでの時間遅れは
、主に操作者の反応操作時間に起因して生じるものであ
る。
一方、マイクロコンピュータが導入された記憶調光制御
装置では、上記反応操作時間に加えて、マイクロコンピ
ュータにデータを入出力する際に要する処理時間の遅れ
が加わることになる。このような時間遅れは、操作者の
主観によるところが非常に大きいため、具体的に定量化
して例示することは難しいけれども、概ね100m秒程
度全項として、これ以上の反応時間を要して照明負荷が
点灯すると、その点灯時機は「遅い」という感触を操作
者に与えてしまう、特に舞台芸術と呼ばれる分野におい
ては、表演上前述したような点灯時機のずれは致命的で
あり、極端に反応時間が掛かる場すには、その照明演出
の品質を低下することになる。
マイクロコンピュータが導入された各種装置においては
、大型計算機におけると同様に、デュプレックスシステ
ムあるいはタンデムシステムがとられている。第7図に
前記タンデムシステムの基本的構成を示す、一般に、入
出力装置の入出力速度は、マイクロコンピュータなどの
演算速度に比してかなり遅い、たとえば、1演算時間が
数百マイクロ秒のマイクロコンピュータに対して、入出
力装置の1人出力時間は数ミリ秒である。したがって演
算動作と入出力動作を、1つのクロック信号に同期して
動作する中央処理回路(CPU)で行う31、入出力待
ち時間の間中未処理回路は次の処理を行うことができず
、したがってこの待ち時間のために時間的な無駄が多大
となる。そこでシステム全体のスルー1ツト(処理回路
が単位時間当りに行う仕事の量〉などの処理能力を向上
するために、前記タンデムシステム構成が用いられる。
第7図に示される演算処理装置1においては5マイクロ
コンピユータなどによって実現される主処理回路2に対
して入力装置3はフロントエンドプロセッサ4を介して
接続されている。また出力袋Wt6および印字装置7な
どもまたフロントエンドプロセッサ5を介して主処理回
路2に接続されている。記憶調光制御装置が第7図示の
演算処理装置1の構成で実現され、マイクロコンピュー
タなどによってスイッチの処理が行われる場合、出力袋
W、6としてフロントエンドプロセッサ5に接続される
負荷数(調光回路数)は、概ね50〜200回路程度で
あり、これらの負荷を調光あるいは点滅制御するための
入力装置3であるフェーダやスイッチなどの数も概ね前
記負荷数と同数設置される。
上述した演算処理装置1におけるタンデムシステムのフ
ロントエンドプロセッサ4.5は、主処理回路2と同様
に1つの完結したマイクロコンピュータシステムによっ
て実現され、中央処理回路(CPU)、計算手順や制御
手順などのプログラムが予め記憶されている記憶素子で
あって通常書き換え不可能なリードオンリメモリ(RO
M)、計算の中間結果や計算結果あるいは記憶データな
どを記憶する記憶素子であって通常書き換え可能である
が電源による電力付勢が消勢されると記憶内容が消滅す
るランダムアクセスメモリ(RAM)、および周辺装置
とのインタフェース回路を有している。
したがって上述したタンレムシステム構成をとる調光装
置すなわち演算処理装置1では、周辺装置であるフェー
ダや直点灯スイッチからの入力は、まずフロントエンド
プロセッサ4に入力され、当該フロントエンド10セツ
サによって一旦処理される。フロントエンドプロセッサ
4は、直点灯スイッチなどのオン/オフ状愈を通信手段
によって主処理回路2へ通告する。主処理回路2は、フ
ロントエンドプロセッサ4からの入力に基づく演算の結
果を、発光ダイオード(LED)表示装置や、陰陽線管
(CRD)表示装置などへの出力データとしてフロント
エンドプロセッサ5に通信手段を介して与える。
このように近年のマイクロコンピュータを導入した演算
処理装置においては、キーボードやフェーダなどの外部
機器を制御するフロントエンドプロセッサと、たとえば
記憶調光制御装置などにおいては、調光データの演算に
専念する主処理回路といったようにその処理内容を分担
した構成とすることによって、演算処理装置全体のスル
ーブツト向上を図ることが一般的に行われている。
次に、第7図における主処理回路2とフロントエンドプ
ロセッサ4,5のデータ通信手段について簡単に以下説
明する。中央処理回路(cps)のデータ通信手段とし
ては、R3−232Cインタフエースなどに代表される
シリアルデータ通信や、セントロニクス(商標名)イン
タフェースなどに代表されるパラレルデータ通信などの
電気的な通信手段がある。これらの通信手段の特徴は、
コンピュータ内部のデータを電気通信用の信号に変換し
、他方の中央処理回路(CPU)の送受信部に伝送し、
当該送受信部にて復号の後に利用される。このような通
信手段は、大型計算機などの大規模なシステムにおいて
通常採用されており、中央処理回路と周辺のデータ端末
装置との問はデータ通信用の信号線で接続される。
このような通信手段は、通信伝送線を用いることによっ
て中央処理回路とデータ端末装置の配置の自由度が向上
し、遠隔地の他のコンピュータシステムとのデータ交換
が可能になるなどの点において浸れ、大きな長所を有し
ている。
しかながら上述したように、データ通信信号線でプロセ
ッサ同士を接続してデータの交換を行う方法では、符号
化や復す化に処理時間が掛かるために全体のスルーグツ
トが低下する。一般に、コンピュータ内部でデータを処
理する時間に比べて、これらのデータ通信手段によって
データの交信を行う速度は遅い、信号の変復調装置を必
要とするためシステムの価格が高くなるなどといった欠
点を有している。
したがって上述した通信手段の特徴は銀行のオンライン
システムや旅客列車や旅客航空機の座席予約システムな
どのような、大規模なシステムを構築する場合に有利で
あり、動作反応時間などといった処理時間の速さが重要
となる前述のような記憶調光装置においては、処理速度
の遅さが障害となり、前記データ通信装置は記憶調光操
作卓装置のプロセッサ相互間のデータ通信手段として用
いることができない。
第8図は、プロセッサ相互間のデータ通信手段としてデ
ュアルポートランダムアクセスメモリ10を用いた構成
を示すブロック図である。デュアルポートランダムアク
セスメモリは、通常のランダムアクセスメモリと同様に
、データの読出しおよび書込みが随時に行うことができ
、さらに一般のRA Mと大きく異なり、RAMの記憶
セルを指定するアドレス線と読み書きするデータが入出
力されるデータ線とがそれぞれ2組独立に設けられてい
る。これによって各処理回路8,9は、はとんど制限な
く、デュアルポートランダムアクセスメモリ10の内容
を随時に読出しおよび書込むことができる。
したがってデュアルポートランダムアクセスメモリ10
の各2組のアドレス端子およびデータ端子に、処理回路
8,9のアドレス端子およびデータ端子をアドレスバス
ライン11.12およびデータバスライン13.14を
介して接続し、処理回路8.9がデュアルポートランダ
ムアクセスメモリ10に対して相互に独立にデータを書
込みおよび読出しを行うことによって、処理回路8,9
相互間でデータの通信を行うことができる。
たとえば処理回路8から処理回路9にデータを送出する
場合を考える。まず処理回路8が、デュアルポートラン
ダムアクセスメモリ10の所定のストア領域15に対し
て送出すべきデータを書込む、書込むデータの量は、デ
ュアルポートランダムアクセスメモリ10の許容容量内
であれば、書込みのバイト数は制限されない。次に他方
の処理回路9が、アドレスバスライン12を介してデュ
アルポートランダムアクセスメモリ10のストア領域1
5を指定し、処理回路8によって先に書込まれたストア
内容をデータバスライン14を介して読出し、これによ
って矢符16,17方向へデータの通信が行われること
になる。
このように、シリアル通信でデータ伝送を行う場合には
、或る所定期間に伝送できるデータ量はたとえば1バイ
トと決められるが、上述のデュアルボートランダムアク
セスメモリ10を用いた方式によれば、原理的にはデュ
アルポートランダムアクセスメモリ10の許容容量内で
、大量のデータ通信が可能となる。また極端に大きな量
のデータを送るときには、デュアルポートランダムアク
セスメモリ10に対するアクセス時間の蓄積が無視でき
なくなるけれども、一般にはシリアル伝送と比較して、
格段に大きな単位時間当りのデータ伝送量を有する。
また、一般の通信制御手順においては、一方の処理回路
8は他方の処理回路9に対して伝送すべきデータが全て
送出されたことを示す信号を送出し、処理回路8はこの
信号に応答して送出されたデータの引き取り準備を行う
ことになる。一方、第8図示のデュアルポートランダム
アクセスメモリ10を用いたデータ通信においては、所
定のストア領域15にデータが書込まれたか否かを、た
とえば約IQm秒間隔で定期的に読出しを行うことによ
って検出し、このデータの書込みが検出された際に、所
定ストア領域15のデータを引き取ることとなる。
この検出の方法としては、たとえば処理回路9は予め所
定のストア領域15のストア内容を特定のデータパター
ンで書込んで消去しておく、これによって新たなデータ
が処理回路8によって書込まれれば、処理回路9は容易
にこれを検出することができる。また処理回路9がデュ
アルポートランダムアクセスメモリ10の所定のストア
領域■5について、定期的にデータの読出しを行うこと
によって、前回の続出しデータと全回の読出しデータと
の間に相異があった場合に、処理回路9では、処理回路
8からデュアルポートランダムアクセスメモリ10に対
する新たなデータの書込みが行われたことを検出できる
第9図は、上述したデータ通信の処理動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップn1からステップ
n2へ進むと処理回路9は、デュアルポートランダムア
クセスメモリ10の所定ストア領域15のストア内容を
読出して内部のメモリに一旦スドアする。ステップn3
では、ステップri 2における前回の読出しデータと
今回の読出しデータとの比較を行う、ステップn4にお
いて、ステップn3での比較結果に基づいて相異の有無
が判断される。
ステップn4の判断が否定の4 、ezには、ステップ
n2へ戻り、同様な動作を繰り返す、この動作の繰り返
し間隔は、たとえば約10m秒間隔で予め定められる。
ステップrr 4の判断が肯定のP4訃には、ステップ
r+ 5へ進み、読出され、−旦スドアされた所定スト
ア領域のデータを引き取ることによって当該処理動作が
終了する。
このように処理回路8.9間にデュアルポートランダム
アクセスメモリ10を介在したデータ通信は、上記説明
では処理回路8から処理回路9へのデータ通信を行う場
きに説明したけれども、処理回路9から処理回路8への
データ通信も可能であり、したがって原理的に双方向通
信可能な通信手段である。
発明が解決しようとする課題 第8図を参照して、上述したようにデュアルポートラン
ダムアクセスメモリ10に対するデータの書込みおよび
読出しは、処理回路8,9において相互に他方の処理回
路の書込みおよび読出し動作に影響されることなく自由
に行うことができるけれども、デュアルポートランダム
アクセスメモリ10の記憶セルの同一アドレス領域に対
して処理回路8.9が同時にデータの書込みおよび読出
しを行うアクセス動作が行われる場1には、その動作は
制限される。
すなわち、デュアルポートランダムアクセスメモリ10
の記憶容量は、たとえば2Kbyte程度の充分大きな
容量を有し、双方の処理回路8゜9が同一アドレス領域
を同時にアクセスする機会は確率的には小さいけれども
、たとえば処理回路8.9相互間でやりとりされるデー
タの大きさが比較的小さい場合には、たとえば処理回路
9が定期的にデュアルポートランダムアクセスメモリ1
0を読出している途中に処理回路8が新たにデータを書
込むといったような同一記憶セルに対する同時アクセス
が発生しやすくなる。
このように処理回路9がデュアルポートランダムアクセ
スメモリ10の所定のストア領域からデータを読出して
いる最中に、処理回路8がその同一スドア領域に対して
データの書込みを行うと、処理回路9が読出すデータは
、読出し中に書き換わりが発生しているためにその内容
は信頼性に欠けるものとなってしまう。
同様にして、処理回路9の書込み動作と処理回路8の読
出し動作とが同時期に行われた場合および処理回路8,
9の双方が同時期に同一スドア領域に対して書込みを行
う場合のいずれにおいても、その書込まれたストア内容
および読出されたストア内容は信頼性に欠け、このよう
な動作およびデータに基づいて処理回路8,9が周辺機
器を制御することは、誤動作などを招来し、信頼性に欠
ける危険な行為である。
そこでこのような危険行為を検出するために、デュアル
ポートランダムアクセスメモリにはビジ一端子と呼ばれ
る専用の信号端子が設けられており、前記危険行為を防
止するための構成が設けられている。
第10図は、前記危険行為を防止するための従来の典型
的な構成を示すブロック図である。デュアルポートラン
ダムアクセスメモリ20には、アドレス端子ADR、デ
ータ端子DATA、およびビジー信号端子BUSYなど
がそれぞれ一対設けられている。デュアルポートランダ
ムアクセスメモリ20には、当該デュアルポートランダ
ムアクセスメモリ20を介してデータの双方向通信を行
う処理回路18.19が、アドレスバスライン21.2
2およびデータバスライン23.24を介して相互に接
続される。
さらにデュアルポートランダムアクセスメモリ20と処
理回路18.19相互間には、たとえば一対のD型フリ
ップフロップ回路25.26が設けられる。フリップフ
ロップ回路25のデータ入力端子りには電源電圧V D
Dが与えられ、クロック入力端子CKにはデュアルポー
トランダムアクセスメモリ20のビジ一端子BUSYが
接続される。
また出力端子Qは、処理回路18の割込み信号入力端子
INTに接続され、クリア端子CLRには入出力端子I
10が接続される。このような構成は、デュアルポート
ランダムアクセスメモリ20と処理回路19との間に設
けられるフリップフロップ回路26においても同様であ
る。
たとえば処理回路18が、デュアルポートランダムアク
セスメモリ20に対して読出しまたは書込みなどのアク
セス動作を開始する前に、次の2つの前処理が行われる
。すなわちフリップフロップ回路25のリセットと、後
述されるステータスあるいはフラグの初期化である。
後述されるように、フリップフロップ回路25の出力Q
は、処理回路18に対する割込み信号として与えられる
ので初期化される。このフリップフロップ回路25の初
期化は、処理回路18の入出力端子I10からのクリア
信号が7リツプフロツプ回路25のクリア端子CLRに
与えられることによって行われる。このような前処理は
、処理回路19およびフリップフロップ回路26におい
ても同様に行われる。
以下、処理回路18がデュアルポートランダムアクセス
メモリ20にアクセス動作中に、他方の処理回路19も
またデュアルポートランダムアクセスメモリ20に対し
てアクセス動作を行い、当該デュアルポートランダムア
クセスメモリ20の同一アドレス領域に対して同時期に
アクセスが行われたP4合を考え、画処理回路18.1
9のアクセスにおいては、処理回路18側が処理回路1
9側に対して後着した堝きを想定する。
デュアルポートランダムアクセスメモリ20には、前述
したようにこのような同一アドレス領域の同時アクセス
を検出する論理回路が製造時に搭載されており、アクセ
ス後着側の処理回路に対してビジー信号を出力するよう
に構成されている。
したがって同一アドレス領域をアクセスした処理回路1
8.19に対して、デュアルポートランダムアクセスメ
モリ20のビジー信号出力端子BUSYからは、クリッ
プフロップ回路25に対してのみデータセット信号がク
ロック入力端子CKに出力される。これによってフリッ
プフロラ1回路25は、データ入力端子りに与えられる
電源電圧V、。を出力端子Qに保持し、処理回路18に
割込み信号が入力される。
処理回路18は、割込み信号に応答して、その割込み信
号の受信の直前に開始された書込みまたは続出し動作を
一時中断し、デュアルポートランダムアクセスメモリ2
0のアクセス動作において同一アドレス頭載の重複が発
生した旨をステータスに書込むか、または重複発生フラ
グが立てられる。このような処理が終了すると、処理回
路18は、再び割込み信号受信直前に開始された動作を
再開する。さらに処理回路18では、デュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ20のアクセス動作が終了した時
点で、前記ステータスやフラグの内容を確認する。
ステータスあるいはフラグの内容の確認において、処理
回路18がデュアルポートランダムアクセスメモリ20
をアクセス中に、他方の処理回路19のアクセス動作と
アドレス重複が発生した状態を示しているP4キには、
書込み内容および続出し内容に信頼性がないと判断し、
たとえばデュアルポートランダムアクセスメモリ2oか
らのデータ読出し動作が行われた場合には、読出したデ
ータを破棄し、再度読出し動作を行う、またデュアルポ
ートランダムアクセスメモリ20へのデータ書込み動作
が行われていた場合には、再度同一データを書込む、こ
れによってデュアルポートランダムアクセスメモリ20
に対するデータの書込みおよび読出し動作の信頼性を向
上することができる。
第11図は、同一アドレス領域に重複アクセスが発生し
た場合における動作を説明するためのタイミングチャー
トである。第11図(1〉および同図(2〉に示される
ように、デュアルポートランダムアクセスメモリ20に
対して先に処理回路19がアクセス中に、処理回路18
が同一アドレス領域をアクセスすると、そのアクセス時
点において同図(3)に示されるビジー信号BUSYは
立下り、処理回路18がアクセス中に処理回路19のア
クセス動作が終了した時点で再び立上る。
このビジー信号BUSYの立上りタイミングで7リツプ
フロツプ回路25は、データ入力端子りに与えられる電
源電圧V、。を出力端子Qに保持し、これによって処理
回路18には割込みが掛けられる。
このように第totz示のitによれば、デュアルポー
トランダムアクセスメモリ20の両アドレスポートに同
一アドレス指定信号が与えられる場合には、当該アクセ
スにおいて後着側の処理回路においてそのアクセス動作
が再度繰り返される。
しかしながら、デュアルポートランダムアクセスメモリ
20に対して、処理回路18.19から同時期に同一ア
ドレス鎖酸を指定した読出し動作においてはデータの書
き換わりが生じていないために、データの信頼性もまた
低下することはない。
したがってこのような同一アドレス同時読出しにおいて
もアクセス後着側の処理回路において読出し動作を繰り
返すことは、処理時間をむやみに長期化することになる
特に第10図に示されるような演算処理装置が、調光l
1In装置の記憶調光操作卓において用いられる場合に
は、操作反応時間の遅れが処理回路内部における処理時
間の蓄積によって生じ、記憶調光操作卓装置の操作性の
低下を招来する。
本発明の目的は、デュアルポートランダムアクセスメモ
リを介在した演算処理回路相互間の演算処理動作におけ
る処理時間を可及的に短縮することができる演算処理装
置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、演算処理動作を行う複数の演算夕き理回路と
、これらの演算処理回路相互間に介在されるデュアルポ
ートランダムアクセスメモリとを含む演算処理装置にお
いて、 複数のアドレス指定信号に応答して、各アドレス指定信
号によってアドレス指定されたストア鎖酸の書込みまた
は読出し動作を行い、その書込みまたは読出し動作中に
前記演算処理回路のうちの或る演算処理回路からアドレ
ス指定信号が与えられた場合において、そのアドレス指
定信号が前記ストア領域をアドレス指定するときには、
ビジー信号を前記式る演算処理回路に導出するデュアル
ポートランダムアクセスメモリと、 前記演算処理回路は、アドレス指定信号を発生してデュ
アルポートランダムアクセスメモリへ与え、書込みのた
めに書込みを行うべきデータを与え、アドレス指定した
ストア領域のストア内容をデュアルポートランダムアク
セスメモリから読出し、割込み信号に応答して、その割
込み信号の受信の直前に開始した書込みまたは読出し動
作を再度行うように構成され、さらに、 前記複数の演算処理回路のうちの複数が同時に読出し勤
f1状態であることを検出する読出し状態検出手段と、 読出し状態検出手段の出力に応答し、読出し状態検出手
段によって同時読出し動作状態でないことが検出された
ときには、デュアルポートランダムアクセスメモリの対
応するビジー信号を割込み信号として書込みまたは読出
し動作が後から開始された演算処理回路に与え、同時読
出し動作状態であることが検出されたときには、ビジー
信号が前記演算処理回路に与えられるのを禁止する禁止
回路とを含むことを特徴とする演算処理装置である。
作  用 本発明に従う演算処理装置においては、演算処理動作を
行う複数の演算処理回路は、デュアルポートランダムア
クセスメモリを介して相互に接続される。デュアルポー
トランダムアクセスメモリは、演算処理回路からの複数
のアドレス指定信号に応答して、各アドレス指定信号に
よってアドレス指定されたストア領域の書込みまたは読
出し動作を行う、またデュアルポートランダムアクセス
メモリは、書込みまたは読出し動作中に、前記演算処理
回路のうちの或る演算処理回路からアドレス指定信号が
与えられた場合において、そのアドレス指定信号が前記
ストア領域をアドレス指定するときには、ビジー信号を
前記式る演算処Fl!回路に送出する。
演算処理回路は、アドレス指定信号を発生してデュアル
ポートランダムアクセスメモリへ与えるとともに、書込
みのためにデータを与えて書込みを行い、またアドレス
指定したストア領域のストア内容をデュアルポートラン
ダムアクセスメモリから読出す、さらに演算処理回路は
、割込み信号の入力に応答して、割込み信号の受信の直
前に開始した書込みまたは読出し動作を再度行うように
構成されている。
さらにまた本発明においては、読出し状態検出手段と禁
止回路とが設けられる。読出し状態検出手段は、複数の
演算処理回路のうちの複数が同時にデュアルポートラン
ダムアクセスメモリに対して読出し動作状態であること
を検出する。禁止回路は、読出し状態検出手段の出力に
応答して、前記同時読出し動作状態でないことが検出さ
れたときにデュアルポートランダムアクセスメモリから
導出されるビジー信号を演算処理回路の割込み信号とし
て、書込みまたは読出し動作が後から開始された方の演
算処理回路に与える。
一方、読出し状態検出手段によって、同時続出し動作状
態が検出されたときには、禁止回路は前記ビジー信号が
前記演算処理回路に与えられるのを禁止する。これによ
って複数の演算処理回路のうちのの複数がデュアルポー
トランダムアクセスメモリに対して同時期に読出し動作
状態となった場合においても、デュアルポートランダム
アクセスメモリから導出されるビジー信号が読出し動作
状態の複数の演算処理回路のいずれにも与えられず、し
たがって同時期に複数の演算処理回路がデュアルポート
ランダムアクセスメモリからアドレス指定したストア領
域のストア内容を読出すことができ、読出し動41を再
度繰り返すことは行われない。これによって演算処理装
置におけるデユア・ルボートランダムアクセスメモリに
対するデータの書込みまたは読出し動作の処理速度が向
上し、デュアルポートランダムアクセスメモリを介した
データの通信速度を、そのデータの信頼性を低下するこ
となく向上することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の基本的構成を示すブロック
図であり、第2図は記憶調光制御装置27の全体の構成
を示すブロック図である。記憶調光制御袋、t27には
、入力装置であるフェーダ装置29や直点灯スイッチ3
0がフロントエンドプロセッサ31を介して主処理回路
28に接続される。主処理回路28には、出力装置であ
る表示装置33や照明負荷36に対する電力付勢を行っ
て調光レベルを制御する調光器34、および印字装置3
5などがフロントエンドプロセッサ32を介して接続さ
れる。
記憶調光制御装置27においては、調光データの演算を
主に行う主処理回路28とともに、入出力機器29,3
0.33,34.35の制御を行い、主処理回路28が
行う調光データの演算のもととなるデータを出力するフ
ロントエンドプロセッサ31.32が設けられる。この
ように入出力速度が主処理回路28の演算速度に比較し
て遅い入出力装置を制御するフロントエンドプロセッサ
31.32が設けられることによって、各種処理の効率
を向上し、記憶調光M御装置27全体のスルーブツトな
どの処理能力の向上が図られている。
上述した記憶調光制御袋vj127において、主処理回
路28とフロントエンドプロセッサ31.32との間に
は、デュアルポートランダムアクセスメモリ37.38
がそれぞれ介在され、データの双方向通信が行われる。
記憶調光制御装置27においては、予めリハーサル時な
どにおいてフェーダ装置29などの入力手段にて各場面
(シーン〉毎の照明状態を主処理回路28の図示しない
メモリに記憶させておき、公演時にはそれら場面毎にメ
モリにストアされた照明状態を再生するとともに、直点
灯スイッチ30などの操作による即興的な演出を加えた
調光制御を行う、これによって主処理回路28からはフ
ロントエンドプロセッサ32を介して調光器34に各場
面毎の調光レベルデータが与えられる。調光器36は、
与えられる調光レベルデータに基づいて照明負荷36を
電力付勢し、これによって照明負荷36の調光レベルは
所定の調光レベルに制御される。
第1図には第2図示の主処理回路28とフロン■・エン
ドプロセッサ31の処理回路31aとの間に介在される
デュアルポートランダムアクセスメモリ37の構成が示
されており、第3図は代表的なデュアルポートランダム
アクセスメモリの端子配列を示す平面図である。第3図
に示されるように、デュアルポートランダムアクセスメ
モリにおいては、各一対のアドレス入力端子A L、、
 A *および各一対の入出力端子l10L、Ilo、
が設けられている。また、同一アドレス領域に対する同
時アクセスに対してビジー信号を出力する一対のビジー
信号出力端子BUSYL、、BUSY、が設けられてい
る。
再び第1図を参照して、上述した端子構成を有するデュ
アルポートランダムアクセスメモリ37は、その一対の
アドレス入力端子ADRおよび一対のデータ入出力端子
DATAは、アドレスバスライン39.40およびデー
タバスライン41゜42を介してそれぞれ主処理回路2
8および処理回路31aに接続される。またデュアルポ
ートランダムアクセスメモリ37と処理回路28,31
aとの間は、データの書込みおよび読出しを行うための
書込み信号線11.12および読出し信号線13.14
でそれぞれ接続されている。
さらにデュアルポートランダムアクセスメモリ37と処
理回路28.31aとの間には、読出し状態検出手段を
構成する論理積回路47とフリツアフロツブ回路43,
44.およびデュアルポートランダムアクセスメモリ3
7からのビジー信号が処理回路28.31aへ入力され
ることを禁止する禁止回路として論理和回路48.49
とフリップフロップ45.46が設けられる。
論理積回路47には、読出し信号1fl13,14から
読出し信号が反転入力され、その出力はフリップフロッ
プ43.44の各クロック入力端子CKに与えられる。
フリップフロップ43のデータ入力端子りには電源電圧
V0゜が与えられており、出力端子Qは論理和回路48
を介してフリップフロップ45のクリア信号入力端子C
LRに与えられる。
フリップフロップ45のデータ入力端子りには電源電圧
V0゜が与えられ、クロック入力端子CKはデュアルポ
ートランダムアクセスメモリ37のビジー信号出力端子
BUSYに接続され、出力端子Qは処理回路31 aの
割込み信号入力端子INTに接続される。
また処理回路31aの入出力端子I10は、論理和回路
48を介してフリップフロップ回路45のクリア信号入
力端子CLRに接続され、サイクル信号出力端子Sは、
フリップフロップ43のクリア信号入力端子CLRに接
続される。処理回路31aにおいて、図示しないメモリ
にストアされた命令の7エツチ、解釈、実行の一連の処
理動作の始めに出力されるサイクル信号がサイクル信号
出力端子Sから出力されることによって、フリップフロ
ップ回路43の出力がクリアされる。同様にして、デュ
アルポートランダムアクセスメモリ37と主処理回路2
8との間には、フリップフロップ回路44;46および
論理和回路4つが接続される。
第1t!l示の構成および第4図と第5図のフローチャ
ートを参照して、本実施例の動作を以下説明する。処理
回路31aは、デュアルポートランダムアクセスメモリ
37に対して読出しまたは書込みのアクセス動作を開始
する前に、ステップm2およびステップm3に示される
前処理を行う、すなわちステップm2においては、フリ
ップフロップ回路43をリセットし、ステップrn 3
においては、第5図のフローチャートのステップm6に
示されるフラグあるいはステータスフラグをたとえば「
00」にする。
このような前処理が終了した挟、処理回路31aは、ス
テップm4においてデュアルポートランダムアクセスメ
モリ37に対するデータの書込みまたは読出し動作に関
する処理を行う、ステップm4の処理が終了すると、処
理回路31aはステップm5において前記フラグ値を判
断する。フラグ値がたとえば「OO」の場合には処理が
一旦終了し、たとえばrFFJの場合にはステップm2
へ戻り、再度上述した処理が繰返される。
すなわち、主処理回路28がデュアルポートランダムア
クセスメモリ37の特定のストア領域に対してデータの
書込みまたは読出し動作中に、ステップm4において処
理回路31aがアドレスバスライン39を介して主処理
回路28がアドレス指定した前記ストア領域のアドレス
指定を行うと、デュアルポートランダムアクセスメモリ
37からはビジー信号が出力され、これによって第5図
のフローチャートに示される割込み処理が行われる。
第5図に示されるように、処理回路31aが所定のプロ
グラム50を実行中に、その割込み入力端子INTに割
込み信号が与えられるとプログラム50を一時中断し、
ステップm6において割込み発生のフラグを立てる処理
を行った後、再びプログラム50へ復帰する。
したがってデュアルポートランダムアクセスメモリ37
に対して再処理回路28.31aが同時期に書込みまた
は読出し動作が行われた場きに、当該書込みまたは読出
し動作が再度行われ、書込みデータまたLi読出みデー
タの信頼性の低下を防止する。
このように処理回路28.31a間がデュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ37を介して接続されることによ
って、再処理回路28.31aはそれぞれアドレスバス
ライン39.40を介してアドレス指定信号をデュアル
ポートランダムアクセスメモリ37へ与え、書込みおよ
び読出し信号線11.Z 2:13.14を介して書込
み信号および読出し信号を与えることによって、データ
バスライン41.42を介してデュアルポートランダム
アクセスメモリ37の所定のストア領域にデータを書込
み、またアドレス指定したストア鎖酸からそのストア内
容を読出すことができる。これによってたとえば処理回
路31 aが先にデュアルポートランダムアクセスメモ
リ37の所定ストア領域に書込んだデータを、その書込
み後において主処理回路28が前記所定ストア領域から
前記書込まれたデータを読取ることによってデータ通信
が行われる。同様にして主処理回路28から処理回路3
1aへのデータ通信もまた行われる。
第6図は、デュアルポートランダムアクセスメモリ37
の同一スドア領域に対して画処理回路28.31aから
同時期にデータの読出しが行われるJ1%きの動作を説
明するためのフローチャートである。、以下説明のため
に、デュアルポートランダムアクセスメモリ37に対す
るアクセス動作は。
処理回路31a側が主処理回路28側に対して後着した
Jll!身を想定する。
第6図(1)および同12I(2)に示されるように、
デュアルポートランダムアクセスメモリ37に対して同
時期に画処理回路28,31aからデータの読出しが行
われる4き、後着側の処理回路31aからアドレスバス
ライン39を介してアドレス指定信号がアドレス信号入
力端子ADHに入力すると、デュアルポートランダムア
クセスメモリ37からフリップフロップ回路45に与え
られるビジー信号はローレベルに立下る(同図(3)参
照)。また画処理回路28.31aからの読出し信号R
Dが共にローレベルとなる期間が論理積回路47によっ
て検出され(同図(4)〜同図(6)参照)、フリップ
フロップ回路43のデータ入力端子りに与えられる電源
電圧y ooが出力端子Qに出力され、処理回路31a
からフリップフロップ回路43にクリア信号が与えられ
るまで保持される。
フリップフロップ回路43からの出力は、論理和回路4
8を介してフリップフロップ回路45のクリア信号入力
端子CLHに与えられるので、処理回路31aからのシ
ステム信号がフリップフロップ回路43のクリア信号入
力端子CLRに与えられるまでの期間Tだけその出力レ
ベルは保持される〈第6図(7)および第6図(8)参
照)。
したがって期間Tにおいては、デュアルボートラ・ンダ
ムアクセスメモリ37からのビジー信号がフリップフロ
ップ回路45に与えられても、データ入力端子りに与え
られる電源電圧■。。は出力端子Qに出力されず、処理
回路31aの割込み信号入力端子INTに割込み信号が
入力されることばない。
以上説明したように2両処理回路28,31aが同時期
にデュアルポートランダムアクセスメモリ37の同一ス
ドア領域からデータの読出しを行う1%きにおいても、
従来のように後着側の処理回路31aに対して割込み処
理が行われることなはく、シたがって同時期に同一アド
レス領域から画処理回路28.31aがデータの読出し
を行うことが可能となる。
なお、処理回路31aは、入出力端子I10から論理和
回路48を介してクリア信号をフリップフロップ回路4
5に与えることによって、データの読出しまたは書込み
動作が行われる前の前処理において初期化を行うことが
できる。また、処理回路31aのシステム信号がフリッ
プフロップ回路43にクリア信号として与えられること
によって、処理回路31aがデュアルポートランダムア
クセスメモリ37に対する読出し動作が終了するまでの
期間Tの間だけ、フリップフロップ回路43の出力をハ
イレベル状態とし、主処理回路28のデュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ37に対するアクセス終了時に発
生するビジー信号でフリップフロップ回路45の出力が
ハイレベルとなることを禁止する。
同様にして、画処理回路28.31aが同時期にデュア
ルポートランダム、アクセスメモリ37からデータの読
出しを行う4きにおいて、主処理回路28側が処理日R
31a側に対して後着したときにも、論理積回路47、
論理和回路49、およびフリップフロップ回路44.4
6によって主処理回路28に割込み信号が入力されるこ
とは禁止される。
以上説明した実施例では、2つの処理回路28゜3ta
からデュアルポートランダムアクセスメモリ37に対し
てデータの読出しまたは書込みを行う場合について説明
したけれども、さらに3以上の複数の演算処理回路を含
み、デュアルポートランダムアクセスメモリに対して同
時期にアクセス動作することができる演算処理装置につ
いても本発明は実施することができる。
発明の効果 本発明によれば、デュアルボートランダムアクセスメモ
リを介して演算処理回路が相互に接続される演算処理装
置において5続出し状態検出手段および禁止回路を設け
るようにしたので、読出し状態検出手段によって同時読
出し動作状態が検出された場合には書込みまたは読出し
動作が後から開始された演算処理回路に対してビジー信
号が与えられることが禁止される。これによって演算処
理装置におけるデータの書込みまたは読出し動作の処理
速度が向上し、データの信頼性を低下することなくデー
タ通信の速度を向上し、演算処理装置の処理速度の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第tV4は本発明の一実施例の基本的構成を示すブロッ
ク図、第2図は記憶調光制御装置27の構成を示すブロ
ック図、第3図は代表的なデュアルポートランダムアク
セスメモリの端子配列を示す平面図、第4図は処理回路
31aの処理プログラムを示すフローチャート、第5図
はその割込み処理を示すフローチャート、第6図は本発
明の一実施例の動作を示すタイミングチャート、第7億
は従来の一般的な演算処理装置1の構成を示すブロック
図、第8図はデュアルポートランダムアクセスメモリ1
0を用いたデータ通信を説明するためのブロック図、第
9図はデータ通信の処理動作を示すフローチャート、第
10図は従来の処理回路18.19とデュアルポートラ
ンダムアクセスメモリ20の構成を示すブロック図、第
11図はその動作を説明するためのタイミングチャート
である。 27・・・記憶調光制御装置、28・・・主処理回路、
30・・・直点灯スイッチ、31.32・・・フロント
エンドプロセッサ、31a・・・処理回路、34・・−
調光器、36・・・照明負荷、37.38・・・デュア
ルポートランダムアクセスメモリ、43〜46・・・フ
リップフロップ回路、47・・・論理積回路、48.4
9・・・論理和回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 演算処理動作を行う複数の演算処理回路と、これらの演
    算処理回路相互間に介在されるデュアルポートランダム
    アクセスメモリとを含む演算処理装置において、 複数のアドレス指定信号に応答して、各アドレス指定信
    号によつてアドレス指定されたストア領域の書込みまた
    は読出し動作を行い、その書込みまたは読出し動作中に
    前記演算処理回路のうちの或る演算処理回路からアドレ
    ス指定信号が与えられた場合において、そのアドレス指
    定信号が前記ストア領域をアドレス指定するときには、
    ビジー信号を前記或る演算処理回路に導出するデュアル
    ポートランダムアクセスメモリと、 前記演算処理回路は、アドレス指定信号を発生してデユ
    アルポートランダムアクセスメモリへ与え、書込みのた
    めに書込みを行うべきデータを与え、アドレス指定した
    ストア領域のストア内容をデュアルポートランダムアク
    セスメモリから読出し、割込み信号に応答して、その割
    込み信号の受信の直前に開始した書込みまたは読出し動
    作を再度行うように構成され、さらに、 前記複数の演算処理回路のうちの複数が同時に読出し動
    作状態であることを検出する読出し状態検出手段と、 読出し状態検出手段の出力に応答し、読出し状態検出手
    段によつて同時読出し動作状態でないことが検出された
    ときには、デュアルポートランダムアクセスメモリの対
    応するビジー信号を割込み信号として書込みまたは読出
    し動作が後から開始された演算処理回路に与え、同時読
    出し動作状態であることが検出されたときには、ビジー
    信号が前記演算処理回路に与えられるのを禁止する禁止
    回路とを含むことを特徴とする演算処理装置。
JP1217937A 1989-08-24 1989-08-24 演算処理装置 Pending JPH0380343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217937A JPH0380343A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 演算処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217937A JPH0380343A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 演算処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0380343A true JPH0380343A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16712045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1217937A Pending JPH0380343A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 演算処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0380343A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072605A1 (ja) * 2007-12-06 2009-06-11 Nec Corporation アレイプロセッサ向けアドレス生成装置と方法並びにアレイプロセッサ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108068A (en) * 1979-02-13 1980-08-19 Mitsubishi Electric Corp Memory control system
JPS615363A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 共有メモリの制御装置
JPS62119661A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Fuji Electric Co Ltd 共有メモリに対するアクセス管理方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108068A (en) * 1979-02-13 1980-08-19 Mitsubishi Electric Corp Memory control system
JPS615363A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 共有メモリの制御装置
JPS62119661A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Fuji Electric Co Ltd 共有メモリに対するアクセス管理方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072605A1 (ja) * 2007-12-06 2009-06-11 Nec Corporation アレイプロセッサ向けアドレス生成装置と方法並びにアレイプロセッサ
US8452943B2 (en) 2007-12-06 2013-05-28 Nec Corporation Apparatus and method for address generation for array processor and array processor
JP5428862B2 (ja) * 2007-12-06 2014-02-26 日本電気株式会社 アレイプロセッサ向けアドレス生成装置と方法並びにアレイプロセッサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2584957B2 (ja) ホスト指示結合式の装置
JP3285629B2 (ja) 同期処理方法及び同期処理装置
JPS6115263A (ja) 処理装置間指令転送制御方式
JPS59220821A (ja) コンピユ−タの共有バス制御装置
JPH0380343A (ja) 演算処理装置
JPS62105594A (ja) 複数機器グル−プ制御システム
KR100681371B1 (ko) 듀얼 클럭 시스템의 포스트 라이트 버퍼, 컴퓨터 시스템 및 데이터 전송 방법
JP2743780B2 (ja) 分散処理装置
JPS6136859A (ja) インタフエ−ス制御装置
JPS6162961A (ja) 入出力機器
JPS6072053A (ja) 機番設定方式
JP2000347712A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH03145094A (ja) 負荷制御システム
JPH06164595A (ja) シリアルバス制御装置
JPH02260391A (ja) 照明制御システム
JP2924232B2 (ja) コマンドチェック装置
JPH0254897A (ja) 照明制御システム
JPH03179533A (ja) ソフトウェアの処理能力評価用回路
JPH04148262A (ja) 同報転送装置
JPS61184655A (ja) デ−タ転送方式
JPS6340953A (ja) 入出力制御装置の識別番号設定方式
JPS6074797A (ja) 遠隔制御装置
JPH0934826A (ja) 複数装置のバス資源共有方式
JPH0476656A (ja) マルチディスプレイシステム装置
JPS61187004A (ja) 監視制御盤の拡張ユニツト