JPS62119661A - 共有メモリに対するアクセス管理方式 - Google Patents

共有メモリに対するアクセス管理方式

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JPS62119661A
JPS62119661A JP25877885A JP25877885A JPS62119661A JP S62119661 A JPS62119661 A JP S62119661A JP 25877885 A JP25877885 A JP 25877885A JP 25877885 A JP25877885 A JP 25877885A JP S62119661 A JPS62119661 A JP S62119661A
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shared memory
access
signal
cpu
address
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3  室吐の貴紳なt先明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数個の例えばマイクロプロセッサ(以下、
単にCPUともいう。)で構成されるマルチプロセッサ
システムにおいて、複数個のCPU間で共有されるメモ
リに対するアクセス管理方式に関する。
〔従来の技術〕
例えば、マイクロプロセッサを用いたマイクロコンピュ
ータシステムでは、複数個のプロセッサに処理を分散さ
せる、いわゆるマルチプロセッサ方式がシステムの処理
能力を向上させる目的で採用される。
か〜る場合に、CPU相互間の情報の伝達方法としては
、下記の3種がおる。
■個々の情報(信号)ごとに専用の信号線を設け、ディ
ジタル入出力として扱う方法。
■伝送回路を設け、その通信機能による方法。
■各CPU間で共通して読み書き可能な共有メモリを設
け、CPU間で交換する情報の共有メモリへの書き込み
、読み出しを行なうことによって(共有メモリを介して
)情報伝達を行なう方法。
通常、交換される情報量が比較的大量で、かつCPU相
互間のハードウェア上の結合が密に構成できる場合は、
上記■の共有メモリを介する方式がよく用いられる。
第4図に、2つのCPUが共有メモリを利用する場合の
囲路構成例を示す。ここで、CPU1および2はそれぞ
れ個有のローカル・アドレス・コントロール・バスA1
およびA2とローカル・データ・バスD1およびD2を
有している。共有メモリ5にはコモン・アドレス・コン
トロール・バスA3とコモン・データ・バスD3が接続
されている。CPU1および2け、それぞれゲート回路
3および4を介してコモン・アドレス・コント四−ル・
バスA3とコモン・データ・バスD6を介して共有メモ
リ5へのアクセス(メモリへのデータの書き込み、読み
出し)を行なう。調停回路8け、コモン・バスA3.D
3上でCPU1および2が競合することを避けるために
、ゲート回路6および4を制(財)するためのイネーブ
ル信号E5゜E4およびCPU1.2へのWait信号
W1.W2を発生する。アクセス監視回路6および7は
ローカル・アドレス・コントロール・バスA1.A2の
情報からCPU1,2が共有メモリ5ヘアクセスしてい
るか否かを判定し、アクセスしている場合にはアクセス
信号AC1またはAC2を出力(アクティブに)する。
以下、その動作について説明する。
(1)CPUIのみが共有メモリ5にアクセスをする場
合(第5A図参照) ■CPtJIはアクセスする共有メモリ5のアドレスf
ll[t−、ローカル・アドレス・コントロール・バス
A1へ出力する。アクセス監視回路6は、それを識別し
てアクセス信号AC1を出力する。
■調停回路8は、アクセス信号AC1によりCPtJl
が共有メモリ5ヘアクセスしていることを検知すると、
イネーブル信号E3をアクティブにしてゲート回路3を
開き、CPU1のローカル・バスA1.Dlと共有メモ
リ5のコモン・バスA3 、D5を連けいさせる。
■この結果、CPU1はゲート回路3を介してコモン・
アドレス・コントロール・バスA3とコモン・データ・
バスD3とを駆動して共有メモリ5へのアクセスを行な
う。
■調停回路8はアクセス監視回路6のアクセス信号AC
1の変化から、CPU1の共有メモリ5へのアクセスが
終了したことを検出すると、イネーブル信号E3をアク
ティブな状態からアクティブでない状態に、ゲート回路
3を閉じてローカル・バスA1およびDlとコモン・バ
スA6およびD3とを切り離す。
(2)CPUiが共有メモリ5ヘアクセス中にCPU2
がアクセスしようとした場合(第5B図参照) ■このとき、CPU1は前項(1)の■〜■に従って共
有メモリ5ヘアクセスしている。
■CPU2はアクセスしようとする共有メモリ5の該当
するアドレス情報をローカル・アドレス・コントロール
・バスA2へ出力する。アク−5= セス監視回路7はそれを識別して、アクセス信号AC2
を出力(アクティブに)する。
■調停回路8は、CPU1が共有メモリ5へのアクセス
中に、CPU2が共有メモリ5ヘアクセスしようとして
いることをアクセス信号AC2により検知すると、ゲー
ト回路6へのイネーブル信号E3はアクティブに、ゲー
ト回路4へのイネーブル信号E4はアクティブでない状
態に保ったままで、CPU2へのwait信号W2をア
クティブにしてCPU2をWait(待機)状態にし、
CPU1のアクセスが終了するまでCPU2を待機させ
る。
■(1)の0項と同じ。
■調停回路8は、ゲート回路4へのイネーブル信号E4
をアクティブにしてゲート回路4を開き、CPU2のロ
ーカル・バスA2およびD2ト共有メモリ5のコモン・
バスA3おヨヒD3とを連けいさせる。
0次に、調停回路8は、CPU2へのWalt信号W2
をアクティブな状態からアクティブでな6一 い状態にしてCPU2をWait状態から解放し、共有
メモリ5へのアクセスを実行させる。
■調停回路8はアクセス監視回路7のアクセス信号AC
2の変化から、CPU2の共有メモリ5へのアクセスが
終了したことを検出すると、イネーブル信号E4をアク
ティブな状態からアクティブでない状態にし、ゲート回
路4を閉じて四−カル・バスA2およびD2とコモン・
バスA3およびD3とを切り離す。
(3)CPU1および2が同時に共有メモリ5ヘアクセ
スしようとした場合(第5C図参照)■CPU1および
2は、アクセスする共有メモリ5のアドレス情報をそれ
ぞれのローカル・アドレス・コント胃−ル・バスA1お
よびA2へ出力する。
■調停回路8けアクセス監視回路6および7のアクセス
信号AC1およびλC2から、CPU1および2が共有
メモリ5へ同時にアクセスしようとしていることを検出
すると、予め決められた優先順位に従って優先順位の高
い方のアクセスを許可し、他方をW、it状態にする。
たとえば、CPU1の優先順位がCPU2より高い場合
、調停回路8は第5c図に示すように、CPU1のゲー
ト回路3へのイネーブル信号E3をアクティブにしてC
PU1が共有メモリ5ヘアクセスできるようにし、他方
CPU2に対してはゲート回路4のイネーブル信号E4
をアクティブでない状態に保ったまま、CPU2のWa
It信号をアクティブにしてCPU2をWait状態に
し、CPU1のアクセスが終了するまで待機させる。
■以下は(2)の0〜0項と同じ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上のような従来の共有メモリ制御方式
においては、共有メモリのひとつのアドレスに書かれる
情報の流れが常に単方向であって、1回のメモリアクセ
スで読み、書きできるデータである場合(例えば、第4
図において特定のアドレスに対しては常にCPU1が書
き込み、CPU2がそれを読み出す場合)は問題ないが
、以下のような場合に問題が生じてくる。すなわち、(
a)データ(情卿が共有メモリの複数のアドレスから得
られるデータにて構成される場合において、このような
データに対する書き込み動作と読み出し動作が同時に発
生し、調停回路に管理された結釆第6図に示されるよう
なアクセスが行なわれると、正しい読み出し結果(AB
または、j/ n/ )とならず、同図(ロ)の如く誤
ったデータ(AB’)となる。
(b)複数のCPUが同一データに対して演算、書き込
み動作を行なう場合、一般にメモリ内のデータに対する
演算は、メモリからデータの読み出し→CPU内での演
算→演算結果のメモリへの書込みという3段階で実現さ
れる。従って、同一データに対する複数CPUの演算動
作(1を加算)が同時に発生し、調停回路によって管理
された結果第7図に示されるようなアクセスが行われる
と、最終的なデータは正しい結果(この場合はx+2)
とならず、同図(ハ)の如く誤ったもの(x+1)とな
る。
したがって、本発明は共有メモリへのアクセスを管理す
る調停回路に簡単な回路を付加することによって、共有
メモリへアクセスすること以外の特別な操作をすること
なしに、同−CPUが連続して共有メモリにアクセスで
きるような状態、すなわち共有メモリの排他制御機能を
付与することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
複数のプロセッサと1つの共有メモリとからなるマルチ
プロセッサシステムにおいて、プロセッサから選択的に
出力される第1.第2のアドレス信号を監視し各々に対
応して第1.第2の信号を出力するアクセス監視回路と
、この第1信号にてセットされ第2信号にてリセットさ
れる双安定回路(フリップフロップ)とを各プロセッサ
毎に設けるとともに、各双安定回路からの出力にもとづ
いて共有メモリに対するアクセス権を管理する1つの調
停回路を設ける。
〔作用〕
共有メモリを互いに素な2通りのアドレス(単−アクセ
スアドレス、排他アクセスアドレス)で二重に定義し、
排他アクセスアドレスによるアクセスでセットされ単一
アクセスアドレスによるアクセスでリセットされる信号
と、いずれか一方のアドレスでアクセスされていること
の論理和を用いて共有メモリの調停回路に対するアクセ
ス要求信号とすることにより、共有メモリを排他アクセ
スアドレスでアクセスすると共有メモリの調停回路に対
する見かけ上のアクセス要求信号がセットされ、以後は
共有メモリを単一アクセスアドレスでアクセスしてリセ
ットされるまでアクセス要求信号がセットされ続けるよ
うにし、一旦獲得した共有メモリのアクセス権を他のC
PUに明は渡すことのないようにする。これにより、そ
の間は排他アクセスアドレスによって任意に共有メモリ
をアクセスすることができるので、共有メモリの排他制
御を容易に実現することができる。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明の実施例を、第2図にそのタイミングチ
ャートを、またW、3図に共有メモリのアクセス状態に
関する状態遷移図をそれぞれ示す。
なお、第1図と同じものまたは同等のものには同一の数
字、記号を付して示している。
共有メモリ5は、CPU1またけ2からみてアドレス空
間において共通部分を持たない互いに素な2通りのアド
レスでそれぞれ定義しく例えば、4にバイトのメモリの
場合、16進辰示で4000〜4FFF番地と、800
0〜8FFF番地でアクセスできるように定義する。)
、以後、一方を単一アクセスアドレス、他方を排他アク
セスアドレスと称するものとする。アクセス監視回路6
および7け、ローカル・アドレス・コントロール・バス
A1およびA2のアドレス情報から、CPU1および2
が共有メモリ5ヘアクセスしようとしていることを判別
し、それが単一アクセスアドレスの場合は単一アクセス
信号AC3またはAc4を、また排他アクセスアドレス
の場合は排他アクセス信号AC5またはAc1をそれぞ
れ出力する。セット/リセットフリップフロップFF1
およびFF2は排他アクセス信号AC5またはAc1で
排他モード信号M1.M2をセット(アクティブに)し
、単一アクセス信号AC3またはAc4でリセット(ア
クティブでない状態に)する。
こ〜で、第1図の動作について第2図を参照して説明す
る。
(1)共有メモリ5に対してCPU1およびCPU2が
相ついで連続アクセスする場合(メモリの排他制御を必
要とする場合) ■CPU1はアクセスする共有メモリ5の排他アクセス
アドレスをローカル・アドレス・コントロール・バスA
Iへ出力スル。
■アクセス監視回路6はローカル・アドレス・コントロ
ール・バスA1上のアドレス情報カラ、CPU1が共有
メモリ5に排他アクセスしていることを判別して、排他
アクセス信号AC5を出力する。これにより、セット/
リセットフリップフロップFFiは排他モード信号M1
をアクティブにし、その結果CPU1のアクセス信号A
C1がアクティブになる。
■調停回路8はアクセス信号AC1によりCPU1が共
有メモリ5ヘアクセスしていることを検知すると、W、
it信号W1をアクティブでない状態に保ったままでイ
ネーブル信号E1をアクティブにする。
■ゲート回路3のイネーブル信号E3は排他アクセス信
号AC5とイネーブル信号E1との論理積によりアクテ
ィブとなり、ゲート回路3が開いてCPU1のローカル
・バスAI 、Dl、!:共有メモリ5のコモン・バス
A3.D3を連ffいさせる。
■この結果、CPU1けゲート回路3を介してコモンψ
アドレス・コントロール・バスA3とコモン・データ・
バスD3を駆動して、共有メモリ5へのアクセスを行な
う。
■CPU1の共有メモリ5へのアクセス終了にヨリロー
カル・アドレス・コントロール・バスA1が変化し、C
PU1の排他アクセス信号AC5はアクティブでない状
態になる。このため、ゲート回路3のイネーブル信号E
3もまたアクティブでない状態となり、ゲート回路3を
閉じる。
■CPU1の排他アクセス信号AC5がアクティブでな
い状態になったのちも、セット/リセットフリップフロ
ップFF1はその出力(排他モード信号M1)をアクテ
ィブな状態に保ち続け、その結果CPU1のアクセス信
号AC1はアクティブのままとなり、調停回路8の出力
(イネーブル信号E1)もアクティブの状態を継続する
■CPU2は、アクセスする共有メモリ5の排他アクセ
スアドレス情報をローカル・アドレス・コントロール・
バスA2へ出力スル。
■アクセス監視回路7はローカル・アドレス・コントロ
ール・バスA2上のアドレス情報カラ、CPU2が共有
メモリ5に排他アクセスしていることを判別して排他ア
クセス信号AC6を出力する。これにより、セット/リ
セットフリップフロップFF2は排他モード信号M2を
アクティブにセットし、CPU2のアクセス信号AC2
をアクティブにする。
[相]調停回路8はアクセス信号AC2により、CPU
2が共有メモリ5ヘアクセスしようとしていることを検
知するが、アクセス信号AC1によすC’PU jの共
有メモリ5へのアクセスが見かけ上継続しているため、
イネーブル信号E2をアクティブでない状態に保ったま
までCPU2のWa i t M号W2をアクティブに
して、CPU1の共有メモリ5に対する連続アクセスが
終了するまでCPU2を待機させる。
@CPU1は共有メモリ5に対する連続アクセスの最後
のアクセスを行なうときに、アクセスする共有メモリ5
の単一アクセスアドレスをローカル・アドレス・コント
ロール・バスA1へ出力する。
0アクセス監視回路6はローカル・アドレス・コントロ
ール・バスA1上のアドレス情報から、C’PU1が共
有メモリ5へ単一アクセスしていることを判別して、単
一アクセス信号AC3を出力(アクティブに)する。こ
れにより、セット/リセットフリップフロップFF1の
出力(排他モード信号M1)はアクティブでない状態に
リセットされるが、CPU1のアクセス信号AC1は単
一アクセス信号AC3との論理和により、アクティブな
状態に保たれる。
■単一アクセス信号AC5とイネーブル信号E1の論理
積により、ゲート回路3のイネーブル信号E3がアクテ
ィブとなり、ゲート回路3が開いてCPU1のローカル
・バスAI 、Dl、!:共有メモリ5のコモン・バス
As 、D3を連けいさせる。
0CPU1はゲート回路5を介して、コモン・アドレス
場コントロール魯バス人3とコモン管データ・バスD3
を駆動して、共有メモリ5へのアクセスを行なう。
■CPU1の共有メモリ5へのアクセス終了にヨリ、ロ
ーカル・アドレス・コントロール−バスA1が変化する
。アクセス監視回路6は、これを判別して単一アクセス
信号AC3をアクティブでがい状態にするとともに、そ
れと排他モード信号M1との論理和出力であるアクセス
信号AC1をアクティブでない状態にする。
■調停回路8けアクセス信号AC1の変化により、CP
U1の共有メモリ5に対するアクセスが終了したことを
検知してイネーブル信号E1゜E6をアクティブでない
状態にし、ゲート回路3を閉じてCPU1のローカル・
バスAI、D1、!:共有メモリ5のコモ/・バスA3
.D5とを切り離す。
0次に、調停回路8はイネーブル信号E2をアクティブ
にし、この結果イネーブル信号E2と排他アクセス信号
AC乙の論理積(イネーブル信号E4)はアクティブと
なり、ゲート回路4が開いてCPU2のローカル・バス
A2.D2ト共有メモリ5のコモン・バスA3.Due
連けいさせる。
[相]さらに、調停回路8は、CPU2のWait信号
W2をアクティブでない状態にしてCPU2をWait
状態から抜は出させ、共有メモリ5へのアクセスを行な
わせる。
■以下、先の■〜■、0〜0で説明したCPU1のアク
セスと同様の動作により、CPU2の共有メモリ5に対
する連続アクセスを完了させる。
(2)メモリの排他制御を必要としない場合本発明では
、メモリの排他側−を必要としない場合、共有メモリを
単一アクセスアドレスでアクセスすることによって、在
米方式と同等のアクセスが可能である。すなわち、 ■CPU1(2)は、共有メモリ5を単一アクセスアド
レスでアクセスする。
■アクセス監視回路6(7)は、単一アクセス信号A(
j(AC4)を出力し、その結果調停回路8へのアクセ
ス信号AC1(AC2)がアクティブとなる。
■このとき、共有メモリ5が他のCPUによってアクセ
スされていなければCPU1(2)のアクセスが受は付
けられ、その結果CPU1(2)に対するWait信号
W1(W2)がアクティブでない状態に保たれたままで
、イネーブル信号E1(E2)がアクティブになる。
■イネーブル信号E3(E4)は単一アクセス信号Ac
t(AC4)とイネーブル信号E1(E2)の論理積に
よってアクティブとなり、その結果ゲート回路3(4)
が開いてCPtJI(2)のローカル・バスA1および
Dl(A2およびD 2 ) 、!:共有メモリ5のコ
モン・バスA5g!びD5とを連けいさせる。
■CPU1(2)はゲート回路6(4)を介してコモン
・アドレス・コントロール・バスA3とコモン・データ
・バスD6を駆動して共有メモリ5へのアクセスを行な
う。
■CPU1(2)の共有メモリ5へのアクセス終了によ
りローカル・アドレス・コントロール・バスAI(A2
)が変化し、CPU1(2)の単一アクセス信号AC3
(AC4)はアクティブでない状態となる。これにより
、ゲート回路6(4)のイネーブル信号E3 (E4)
もまたアクティブでない状態になり、ゲート回路3(4
)を閉じる。
■この結果、CPU1(2)の共有メモリ5に対するア
クセス信号は、セット/リセットフリップフロップFF
1(FF2)の出力信号M1(M2)も含めて全てアク
ティブでない状態となり、調停回路8は他のCPUから
共有メモリ5へのアクセス要求があれば、直ちにそれを
受は付ける。
以上の動作を別の角度から説明すると第3図の遷移図の
如くなるが、その詳しい説明は重複することになるので
省略する。なお、同図のT1は共有メモリをアクセスし
ていない状態、T2は共有メモリへの一時的なアクセス
状態、Tgは共有メモリへの連続的なアクセス状態、T
 4 * 75は共有メモリ以外へのアクセス、T6.
T7は単一アクセスアドレスによる共有メモリへのアク
セス、T8は単一アクセスアドレスによる共有メモリへ
のアクセスの終了、T 9 * T 1Qは排他アクセ
スアドレスによる共有メモリへのアクセスをそれぞれ示
している。
〔発明の効果〕
本発明によれば、共有メモリに対してCPUが断続的に
アクセスする場合でも、共有メモリの調停回路に対する
アクセス要求を保持し続けて、見かけ上共有メモリへの
アクセスを連続させ、一旦獲得した共有メモリへのアク
セス権を保持し続けることによって、その間に他のCP
Uが共有メモリへアクセスすることを防ぐ、いわゆるメ
モリの排他制御を簡単な回路により実現することができ
る利点がもたらされる。すなわち、ハードウェアとして
従来技術によるメモリの調停回路にフリップフロップ等
の簡単な回路を付加するだけで、排他制御の有無に応じ
て共有メモリをアクセスするためのアドレスを使い分け
ることのほかは、排他制御のための特別な操作をいっさ
い必要とせずに共有メモリの排他制御を実現することが
できるため、実質的なプログラムの処理速度(CPUの
実行時間)の低下を生じないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は第1図
の動作を説明するためのタイミングチャート、第6図は
本発明における共有メモリアクセスの状態遷移図、第4
図はマルチプロセッサシステムの従来例を示す構成図、
第5A図はWl4図において1つのCPUのみが共有メ
モリをアクセスする場合の動作を説明するタイミングチ
ャート、第5B図は第4図において1つのCPUが共有
メモリをアクセスしているときに他のCPUがアクセス
しようとする場合の動作を説明するタイミングチャート
、第5C図は第4図において2つのCPUが同時に共有
メモリをアクセスした場合の動作を説明するタイミング
チャート、第6図は第4図においてデータが共有メモリ
の複数のアドレスから得られるデータにて構成される場
合に2つのCPUのアクセスが競合したときの問題点を
説明するためのタイミングチャート、第7図は同じ(第
4図において複数のCPUが同一データに対して演算、
書込動作を行なう場合に2つのCPUのアクセスが競合
したときの問題点を説明するだめのタイ2ングチヤート
である。 符号説明 1.2・・・・・・CPU、3.4・・・・・・ゲート
回路、5・・・・・・共有メモIJ、617・・・・・
・アクセス監視回路、8・・・・・・調停回路、A1−
A3・・・・・・アドレスバス、D1〜D3・・・・・
・データバス、FF1.FF2・・・・・・セット/リ
セットフリツブフロラ7’、0FL1〜OR4・・・・
・・オアゲー)、ANl 、AN2・・・・・・アンド
ゲート。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎    清 第2図 Wl −一−−−−−−−−−−−−−−−−一−−−
−−−−−−−−−−第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のプロセッサと、これらのプロセッサによつて共通
    にアクセスされる1つの共有メモリとを備えてなるマル
    チプロセッサシステムにおいて、プロセッサから選択的
    に出力される第1、第2のアドレス信号を監視し各々に
    対応して第1、第2の信号を出力するアクセス監視回路
    と、該第1信号にてセットされ第2信号にてリセットさ
    れる双安定回路とを各プロセッサ対応に設けるとゝもに
    、各双安定回路からの出力にもとづいて前記共有メモリ
    に対するアクセス権を管理する共通の調停回路を設け、
    いずれか1つのプロセッサが少なくとも第1アドレス信
    号を出力して共有メモリに対するアクセス権を獲得した
    ときは、そのプロセッサが第2アドレス信号を出力する
    迄継続してアクセス権を保有することを特徴とする共有
    メモリに対するアクセス管理方式。
JP25877885A 1985-11-20 1985-11-20 共有メモリに対するアクセス管理方式 Granted JPS62119661A (ja)

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JP25877885A JPS62119661A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 共有メモリに対するアクセス管理方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647246A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Okuma Machinery Works Ltd Control system for common memory
JPH0380343A (ja) * 1989-08-24 1991-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 演算処理装置
JP2009223455A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステム

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JPS59229662A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 共有メモリ制御回路

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