JPH0379341A - 溶接性の良好な塗装鋼板 - Google Patents
溶接性の良好な塗装鋼板Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/227—Surface roughening or texturing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、鋼板に亜鉛めっきまたは各種の合金めっきを
施し、さらに各種化成処理および有機樹脂塗装を施した
塗装鋼板であって、圧接溶接性、特に電気抵抗溶接性の
優れた塗装鋼板に関する。
施し、さらに各種化成処理および有機樹脂塗装を施した
塗装鋼板であって、圧接溶接性、特に電気抵抗溶接性の
優れた塗装鋼板に関する。
〈従来技術〉
近年、亜鉛めっきまたは各種の合金めっき鋼板が自動車
外板を中心として採用されており、さらに耐食性の向上
のため、上記めっき鋼板上に化成処理および有機樹脂塗
装が施されている。
外板を中心として採用されており、さらに耐食性の向上
のため、上記めっき鋼板上に化成処理および有機樹脂塗
装が施されている。
このような鋼板において、めっき処理、化成処理および
有機樹脂塗装の処理によって得られる樹脂層の厚みはよ
り耐食性を上げるために大きい方が望ましいと考えられ
てきた。
有機樹脂塗装の処理によって得られる樹脂層の厚みはよ
り耐食性を上げるために大きい方が望ましいと考えられ
てきた。
しかしながら、これらの厚みを大きくしてぃくと、圧接
溶接時、特に電気抵抗溶接時に塗装鋼板表面と圧接電極
端子との抵抗が大きくなりすぎ、通電不良を起こし溶接
ができない。 すなわち溶接可能な溶接電流範囲がない
という問題がある。
溶接時、特に電気抵抗溶接時に塗装鋼板表面と圧接電極
端子との抵抗が大きくなりすぎ、通電不良を起こし溶接
ができない。 すなわち溶接可能な溶接電流範囲がない
という問題がある。
また溶接時において、圧接電極端子に有機樹脂が焼きつ
き付着し、そのため圧接電極端子の表面抵抗値を著しく
大きくし、端子の損耗を助長し溶接ができなくなる。
すなわち連続打点性が劣るという問題もある。
き付着し、そのため圧接電極端子の表面抵抗値を著しく
大きくし、端子の損耗を助長し溶接ができなくなる。
すなわち連続打点性が劣るという問題もある。
そのためこの問題を解決するために、各種化成処理およ
び有機樹脂中に導電性物質を配合し、導電性を改善する
方法も考えられる。 しかし、このような導電性物質を
配合することは、耐食性が低下したり、鋼板を加工する
際に導電性物質の粉末が析出、剥離、集積し、その粉末
がプレス品の表面に打コン疵を発生させたりするなど有
害な場合が多々ある。
び有機樹脂中に導電性物質を配合し、導電性を改善する
方法も考えられる。 しかし、このような導電性物質を
配合することは、耐食性が低下したり、鋼板を加工する
際に導電性物質の粉末が析出、剥離、集積し、その粉末
がプレス品の表面に打コン疵を発生させたりするなど有
害な場合が多々ある。
〈発明が解決しようとする課題〉
そこで本発明は上記事実に鑑みなされたものであって、
導電性物質の配合なしでも、圧接溶接時に塗装鋼板表面
と圧接電極端子との抵抗が大きくなりすぎず、通電不良
を起こさない圧接溶接性の優れた塗装鋼板を提供するこ
とを目的とする。
導電性物質の配合なしでも、圧接溶接時に塗装鋼板表面
と圧接電極端子との抵抗が大きくなりすぎず、通電不良
を起こさない圧接溶接性の優れた塗装鋼板を提供するこ
とを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
すなわち本発明は、めっき鋼板に化成処理および有機樹
脂塗装を施した塗装鋼板において、前記鋼板の塗装すべ
き表面の平均あらさRaが有機樹脂被膜厚みdの2倍以
上であり、1インチあたりの山の数PPIが80以上で
あることを特徴とする溶接性の良好な塗装鋼板を提供す
る。
脂塗装を施した塗装鋼板において、前記鋼板の塗装すべ
き表面の平均あらさRaが有機樹脂被膜厚みdの2倍以
上であり、1インチあたりの山の数PPIが80以上で
あることを特徴とする溶接性の良好な塗装鋼板を提供す
る。
また、前記鋼板は、レーザー光線を調質圧延ロールに照
射し、規則的な凹凸を表面に施した前記ロールにて調質
圧延をし、前記凹凸を前記鋼板に転写した鋼板を用いる
溶接性の良好な塗装鋼板がよい。
射し、規則的な凹凸を表面に施した前記ロールにて調質
圧延をし、前記凹凸を前記鋼板に転写した鋼板を用いる
溶接性の良好な塗装鋼板がよい。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の塗装鋼板は、鋼板の塗装すべき面の平均あらさ
Raと有機樹脂被膜厚みdとがRa≧2dの関係にあり
、さらに1インチあたりの山の数PPIが80以上とな
るように加工したものである。
Raと有機樹脂被膜厚みdとがRa≧2dの関係にあり
、さらに1インチあたりの山の数PPIが80以上とな
るように加工したものである。
本発明の対象となる鋼板は、各種めっきを施した各種め
っき鋼板上に、各種化成処理および有機樹脂塗装を施し
たものである。 なお、これらの処理に用いる成分・組
成、および方法等は、特に限定されない。
っき鋼板上に、各種化成処理および有機樹脂塗装を施し
たものである。 なお、これらの処理に用いる成分・組
成、および方法等は、特に限定されない。
ここでめっき鋼板としては、亜鉛めっき鋼板および亜鉛
系合金めっき鋼板をはじめ、アルミニウムめっき鋼板、
ニッケルめっき鋼板等が挙げられる。
系合金めっき鋼板をはじめ、アルミニウムめっき鋼板、
ニッケルめっき鋼板等が挙げられる。
また化成処理としては、クロメート処理、またはリン酸
塩処理等が一般的である。
塩処理等が一般的である。
さらに有機樹脂塗料としては、特殊変性エポキシ、エポ
キシエステル等のエポキシ系塗料、あるいはウレタン系
塗料等が挙げられる。
キシエステル等のエポキシ系塗料、あるいはウレタン系
塗料等が挙げられる。
本発明によれば、鋼板の塗装すべき面は粗面化されてい
て、その平均粗さRaを有機樹脂被膜厚みdの2倍以上
(Ra≧2d)にすることにより、鋼板粗面の山部を覆
っている有機樹脂が電気抵抗溶接の端子と接し、加圧お
よび予備通電にて融解し、端子以外の部分に排除される
際に、鋼板粗面の谷部への堆積を容易にすることができ
る。 そのため溶接端子への付着を防止し、安定した溶
接を行なうことができ、さらには連続打点数を確保する
ことができる゛ようになる。 また、鋼板粗面の1イン
チあたりの山の数PPIを80以上(PPI≧80)と
することにより、上述した溶接電流が安定して流れる場
所を確保し、安定した溶接電流範囲を確保することがで
きる。
て、その平均粗さRaを有機樹脂被膜厚みdの2倍以上
(Ra≧2d)にすることにより、鋼板粗面の山部を覆
っている有機樹脂が電気抵抗溶接の端子と接し、加圧お
よび予備通電にて融解し、端子以外の部分に排除される
際に、鋼板粗面の谷部への堆積を容易にすることができ
る。 そのため溶接端子への付着を防止し、安定した溶
接を行なうことができ、さらには連続打点数を確保する
ことができる゛ようになる。 また、鋼板粗面の1イン
チあたりの山の数PPIを80以上(PPI≧80)と
することにより、上述した溶接電流が安定して流れる場
所を確保し、安定した溶接電流範囲を確保することがで
きる。
上述した塗装鋼板を製造するのに用いる鋼板としては、
適度に粗面加工を施した鋼板を用いるのがよい、 粗面
加工としては、ショット、レーザーなどの加工法がある
が、規則性、容易性などの観点からレーザーを用いた粗
面加工が望ましい。 レーザーによる粗面加工は、レ
ーザーを調質圧延ロールに照射して望ましくは規則的な
凹凸を形成し、この凹凸を有する調質圧延ロールにより
鋼板を適度な圧下率で調質圧延してこの凹凸を鋼板に転
写することにより行う。
適度に粗面加工を施した鋼板を用いるのがよい、 粗面
加工としては、ショット、レーザーなどの加工法がある
が、規則性、容易性などの観点からレーザーを用いた粗
面加工が望ましい。 レーザーによる粗面加工は、レ
ーザーを調質圧延ロールに照射して望ましくは規則的な
凹凸を形成し、この凹凸を有する調質圧延ロールにより
鋼板を適度な圧下率で調質圧延してこの凹凸を鋼板に転
写することにより行う。
〈実施例〉
以下に、本発明を実施例に基づいて、さらに具体的に説
明する。
明する。
(実施例)
供試材は、板厚0.8mmの低炭素焼鈍板を使用し、調
質圧延機によって、Ra1.O〜2.0μm%PPI
二50〜150のショットダル鋼板および、レーザー光
線を高密度エネルギーとして調質圧延機のワークロール
に、リング状に盛り上った盛り上り部を規則的に模様付
けしたワークロールにて調質圧延を施して、Rag、8
〜1.2pm% PPI : 30〜120のレーザー
ダル鋼板とし、電気めっきにて両面に20 g/a2の
Zn−12%Ni合金めつきを施した後、片面側にクロ
メート処理(片面90mg/m’(クロム酸量))およ
びエポキシ樹脂塗装(特殊変性エポキシ樹脂)(片面0
.35μm〜1.0μm)をクロメート処理側に施し、
150℃で焼付を行ない製作した9、 溶接は、上述鋼
板のダイレクトスポット電気抵抗is ti端子に塗装
面が接する板組にて行なった。 溶接チップはCF型先
端径6mm銅製のものを用い、加圧力200kgfにて
行なった。
質圧延機によって、Ra1.O〜2.0μm%PPI
二50〜150のショットダル鋼板および、レーザー光
線を高密度エネルギーとして調質圧延機のワークロール
に、リング状に盛り上った盛り上り部を規則的に模様付
けしたワークロールにて調質圧延を施して、Rag、8
〜1.2pm% PPI : 30〜120のレーザー
ダル鋼板とし、電気めっきにて両面に20 g/a2の
Zn−12%Ni合金めつきを施した後、片面側にクロ
メート処理(片面90mg/m’(クロム酸量))およ
びエポキシ樹脂塗装(特殊変性エポキシ樹脂)(片面0
.35μm〜1.0μm)をクロメート処理側に施し、
150℃で焼付を行ない製作した9、 溶接は、上述鋼
板のダイレクトスポット電気抵抗is ti端子に塗装
面が接する板組にて行なった。 溶接チップはCF型先
端径6mm銅製のものを用い、加圧力200kgfにて
行なった。
また特性の評価として、一般に冷延鋼板の溶接性として
有している性能(溶接可能電流範囲R:3KA、連続打
点数3000点以上)を評価上の基準とした。
有している性能(溶接可能電流範囲R:3KA、連続打
点数3000点以上)を評価上の基準とした。
なお連続打点数とは、各溶接可能電流範囲の中間電流値
にて連続的に溶接を行ない、各打点数での融着部径を測
定し、4.5xrτ(t:板厚)より融着部径が大きい
状態を保持している打点数を示す。
にて連続的に溶接を行ない、各打点数での融着部径を測
定し、4.5xrτ(t:板厚)より融着部径が大きい
状態を保持している打点数を示す。
表
表1に示した本発明例によれば、Ra≧2.d、PPI
≧80とすることにより、冷延鋼板釜の溶接可能電流範
囲および連続打点数が得られた。 実施例ではダイレク
トスポットにて各電極端子に有機樹脂が接する板組みに
ての場合の溶接を実施したが、本発明はこれに限るもの
でなく、電極端子が片側に2本配置されたシリーズスポ
ット溶接においてもよく、また鋼板の板組みが上述以外
の板組みの場合、たとえば、有機樹脂被覆面同士が接す
る板組みであったり、有機樹脂被覆面と有機樹脂が被覆
されてない鋼板表面とが接する板組みでもよい。 また
レーザーダル鋼板においては、上述した請求範囲の鋼板
粗面、Ra≧2d%PPI≧80を比較的容易に安定し
て安価に製造することができる。
≧80とすることにより、冷延鋼板釜の溶接可能電流範
囲および連続打点数が得られた。 実施例ではダイレク
トスポットにて各電極端子に有機樹脂が接する板組みに
ての場合の溶接を実施したが、本発明はこれに限るもの
でなく、電極端子が片側に2本配置されたシリーズスポ
ット溶接においてもよく、また鋼板の板組みが上述以外
の板組みの場合、たとえば、有機樹脂被覆面同士が接す
る板組みであったり、有機樹脂被覆面と有機樹脂が被覆
されてない鋼板表面とが接する板組みでもよい。 また
レーザーダル鋼板においては、上述した請求範囲の鋼板
粗面、Ra≧2d%PPI≧80を比較的容易に安定し
て安価に製造することができる。
に電気抵抗溶接性に優れた塗装鋼板を得ることができる
。 特に導電性物質を配合せずに塗装鋼板を得ることが
できるため、安価でかつ耐食性劣化およびプレス時の打
コン疵の発生なしに、総合的な品質上優れ、特には、溶
接性に優れた塗装鋼板を得ることができる。
。 特に導電性物質を配合せずに塗装鋼板を得ることが
できるため、安価でかつ耐食性劣化およびプレス時の打
コン疵の発生なしに、総合的な品質上優れ、特には、溶
接性に優れた塗装鋼板を得ることができる。
〈発明の効果〉
Claims (2)
- (1)めっき鋼板に化成処理および有機樹脂塗装を施し
た塗装鋼板において、 前記鋼板の塗装すべき表面の平均あらさRaが有機樹脂
被膜厚みdの2倍以上であり、1インチあたりの山の数
PPIが80以上であることを特徴とする溶接性の良好
な塗装鋼板。 - (2)請求項1に記載の鋼板において、レーザー光線を
調質圧延ロールに照射し、規則的な凹凸を表面に施した
前記ロールにて調質圧延をし、前記凹凸を前記鋼板に転
写した鋼板を用いる溶接性の良好な塗装鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21528289A JPH0379341A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 溶接性の良好な塗装鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21528289A JPH0379341A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 溶接性の良好な塗装鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379341A true JPH0379341A (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=16669739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21528289A Pending JPH0379341A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 溶接性の良好な塗装鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0379341A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5501568A (en) * | 1993-07-01 | 1996-03-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wafer aligning apparatus |
US7041382B2 (en) * | 2002-07-29 | 2006-05-09 | Jfe Steel Corporation | Coated steel sheet provided with electrodeposition painting having superior appearance |
US20100084820A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-04-08 | Nok Corporation | Sealing device and production method thereof |
JP2010247399A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Kobe Steel Ltd | スポット溶接性に優れた樹脂塗装亜鉛めっき鋼板 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP21528289A patent/JPH0379341A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5501568A (en) * | 1993-07-01 | 1996-03-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wafer aligning apparatus |
US7041382B2 (en) * | 2002-07-29 | 2006-05-09 | Jfe Steel Corporation | Coated steel sheet provided with electrodeposition painting having superior appearance |
US20100084820A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-04-08 | Nok Corporation | Sealing device and production method thereof |
US8561999B2 (en) * | 2006-12-14 | 2013-10-22 | Nok Corporation | Sealing device and production method thereof |
DE112007003017B4 (de) * | 2006-12-14 | 2015-09-17 | Nok Corporation | Abdichtvorrichtung und Verfahren zum Herstellen dieser Vorrichtung |
JP2010247399A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Kobe Steel Ltd | スポット溶接性に優れた樹脂塗装亜鉛めっき鋼板 |
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