JPH0378356B2 - - Google Patents
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- JPH0378356B2 JPH0378356B2 JP59082588A JP8258884A JPH0378356B2 JP H0378356 B2 JPH0378356 B2 JP H0378356B2 JP 59082588 A JP59082588 A JP 59082588A JP 8258884 A JP8258884 A JP 8258884A JP H0378356 B2 JPH0378356 B2 JP H0378356B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 6
- 238000003079 width control Methods 0.000 claims description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はエレベータの安全装置、特にエレベー
タ用のトランジスタインバータ装置の安全装置の
改良に関する。
タ用のトランジスタインバータ装置の安全装置の
改良に関する。
エレベータのかご駆動用の誘導電動機は、例え
ば図面に示すような回路により制御されている。
ば図面に示すような回路により制御されている。
図面において、1は三相交流電源、2は電源投
入スイツチ、3は接触器、4,5は複数のダイオ
ードを組合せてなる整流器、6は昇圧トランス、
7は抵抗値の大きな、例えば100Ω程度の抵抗器、
9は平滑用コンデンサであり、昇圧トランス6、
整流器5、抵抗器7、ダイオード8で平滑用コン
デンサ9の充電回路を構成している。
入スイツチ、3は接触器、4,5は複数のダイオ
ードを組合せてなる整流器、6は昇圧トランス、
7は抵抗値の大きな、例えば100Ω程度の抵抗器、
9は平滑用コンデンサであり、昇圧トランス6、
整流器5、抵抗器7、ダイオード8で平滑用コン
デンサ9の充電回路を構成している。
10は電圧検出回路であり、整流器4の直流側
の電圧を検出し、この電圧がある一定以上になれ
ば、起動OK信号を制御装置11へ出力する。こ
の制御装置11は起動OK信号が出力されていな
ければ接触器3をオンにしないように構成されて
いる。
の電圧を検出し、この電圧がある一定以上になれ
ば、起動OK信号を制御装置11へ出力する。こ
の制御装置11は起動OK信号が出力されていな
ければ接触器3をオンにしないように構成されて
いる。
すなわち、これはもし起動OK信号が出力され
ていないときに接触器3をオンにすると、三相交
流電源1の整流電圧と平滑用コンデンサ9の両端
の電圧の間の電圧差が大きいために突入電流が流
れ、接触器3の損傷、溶着等あるいは整流器4を
構成するダイオードを破壊させるためである。
ていないときに接触器3をオンにすると、三相交
流電源1の整流電圧と平滑用コンデンサ9の両端
の電圧の間の電圧差が大きいために突入電流が流
れ、接触器3の損傷、溶着等あるいは整流器4を
構成するダイオードを破壊させるためである。
11は複数のトランジスタから構成されるイン
バータ装置、12は誘導電動機、13は誘導電動
機12の電流指令発生装置、14は電流指令発生
装置13からの電流指令によりインバータ装置1
1のトランジスタをオン−オフ制御するパルス幅
(PWM)制御装置、15は前記インバータ装置
11のトランジスタへのオン−オフ指令をしや断
し、インバータ装置11を構成するすべてのトラ
ンジスタをオフさせるためのベースしや断装置、
16はベースしや断装置15へベースしや断指令
を送るベースしや断指令発生装置である。
バータ装置、12は誘導電動機、13は誘導電動
機12の電流指令発生装置、14は電流指令発生
装置13からの電流指令によりインバータ装置1
1のトランジスタをオン−オフ制御するパルス幅
(PWM)制御装置、15は前記インバータ装置
11のトランジスタへのオン−オフ指令をしや断
し、インバータ装置11を構成するすべてのトラ
ンジスタをオフさせるためのベースしや断装置、
16はベースしや断装置15へベースしや断指令
を送るベースしや断指令発生装置である。
このベースしや断指令発生装置16は、エレベ
ータのかごの停止時に接触器3がオフする以前に
ベースしや断指令を発生し、この場合に基づきベ
ースしや断装置15を介してインバータ装置11
のトランジスタをオフさせるようになつている。
また、通常、前記の指令発生時に電流指発生装置
13の電流指を零にしている。
ータのかごの停止時に接触器3がオフする以前に
ベースしや断指令を発生し、この場合に基づきベ
ースしや断装置15を介してインバータ装置11
のトランジスタをオフさせるようになつている。
また、通常、前記の指令発生時に電流指発生装置
13の電流指を零にしている。
これは、仮に何らかの故障によりエレベータの
停止時にインバータ装置11のベース電流がしや
断されなくても接触器3で電流を切らずに駆動を
停止させるためである。
停止時にインバータ装置11のベース電流がしや
断されなくても接触器3で電流を切らずに駆動を
停止させるためである。
さらにベースしや断指令は上記以外、例えばイ
ンバータ装置11のトランジスタに過電流(ノイ
ズによるトランジスタの誤動作等)が流れた場合
にも過電流検出装置(図示せず)の検出出力を受
けて発生するようにしてあり、これによりインバ
ータ装置11のトランジスタの破壊を防ぐように
している。
ンバータ装置11のトランジスタに過電流(ノイ
ズによるトランジスタの誤動作等)が流れた場合
にも過電流検出装置(図示せず)の検出出力を受
けて発生するようにしてあり、これによりインバ
ータ装置11のトランジスタの破壊を防ぐように
している。
しかるに、上記の構成において仮にベースしや
断指令発生装置16が故障してベースしや断指令
を発生しない事態が生ずると、インバータ装置1
1のトランジスタに過電流が流れたとしても瞬時
にトランジスタをオフさせることができずトラン
ジスタを破壊させてしまうおそれがある。したが
つてベースしや断指令発生装置10が故障した場
合には、この故障を早期に検知する必要がある
が、従来この検知装置は設けられていない。
断指令発生装置16が故障してベースしや断指令
を発生しない事態が生ずると、インバータ装置1
1のトランジスタに過電流が流れたとしても瞬時
にトランジスタをオフさせることができずトラン
ジスタを破壊させてしまうおそれがある。したが
つてベースしや断指令発生装置10が故障した場
合には、この故障を早期に検知する必要がある
が、従来この検知装置は設けられていない。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、ベ
ースしや断指令発生装置16の故障を何ら付加回
路を設けることなく、電流指令発生装置13の電
流指令をエレベータの停止時に零にすることな
く、ある一定の電流を流すようにして置くことに
よつて容易に検出し得るようにしたエレベータの
安全装置を提供するものである。
ースしや断指令発生装置16の故障を何ら付加回
路を設けることなく、電流指令発生装置13の電
流指令をエレベータの停止時に零にすることな
く、ある一定の電流を流すようにして置くことに
よつて容易に検出し得るようにしたエレベータの
安全装置を提供するものである。
以下に本発明の一実施例を従来例の説明に用い
た図面を参照して説明する。
た図面を参照して説明する。
すなわち、本発明の構成は電流指令発生装置1
3を除きすべて同一である。
3を除きすべて同一である。
そこで、この電流指令発生装置13の構成を従
来では前記の通りエレベータの停止時にその電流
指令が零になるようにしていたが、これを零にす
ることなくエレベータの停止時においてもある一
定電流値となる電流指令が存在するようにする。
来では前記の通りエレベータの停止時にその電流
指令が零になるようにしていたが、これを零にす
ることなくエレベータの停止時においてもある一
定電流値となる電流指令が存在するようにする。
すなわち、駆動電力の停止以外の通常及び非常
停止時には必ず一定電流値となる電流指令が存在
するようにする。なお、通常運転時に電流指令発
生装置13には図示しない速度制御装置からトル
ク指令が与えられると共に、かご速度信号が与え
られ、これに応じた電流指令を送出する。また、
ベースしや断指令発生装置16へはインバータ装
置の過電流検出装置、エレベータの速度異常検出
装置または停電検出用の電源異常検出装置等図示
しない安全装置からの動作信号が入力され、ベー
スしや断信号を発するようになつている。
停止時には必ず一定電流値となる電流指令が存在
するようにする。なお、通常運転時に電流指令発
生装置13には図示しない速度制御装置からトル
ク指令が与えられると共に、かご速度信号が与え
られ、これに応じた電流指令を送出する。また、
ベースしや断指令発生装置16へはインバータ装
置の過電流検出装置、エレベータの速度異常検出
装置または停電検出用の電源異常検出装置等図示
しない安全装置からの動作信号が入力され、ベー
スしや断信号を発するようになつている。
このようにすれば、ベースしや断指令発生装置
16が故障した場合に誘導電動機12には電流が
流れ磁気騒音を発生し故障を知らせることができ
る。しかもエレベータ停止時には接触器3はオフ
なので、誘導電動機12への電流は充電回路を構
成する昇圧トランス6、整流器5、抵抗器7、ダ
イオード8を介して供給されるが、低抗器7は
100Ω程度の大きな値のものであるために平滑用
コンデンサ9の両端の電圧が低下し、電圧が一定
値以上でなければ起動OK信号を出力しない電圧
検出回路10のチエツクにかかりエレベータは起
動できないこととなる。
16が故障した場合に誘導電動機12には電流が
流れ磁気騒音を発生し故障を知らせることができ
る。しかもエレベータ停止時には接触器3はオフ
なので、誘導電動機12への電流は充電回路を構
成する昇圧トランス6、整流器5、抵抗器7、ダ
イオード8を介して供給されるが、低抗器7は
100Ω程度の大きな値のものであるために平滑用
コンデンサ9の両端の電圧が低下し、電圧が一定
値以上でなければ起動OK信号を出力しない電圧
検出回路10のチエツクにかかりエレベータは起
動できないこととなる。
上記の現象により直ちにベースしや断指令発生
装置16の故障を検知できインバータ装置11の
トランジスタの破壊を未然に防止することが可能
となる。
装置16の故障を検知できインバータ装置11の
トランジスタの破壊を未然に防止することが可能
となる。
本発明は上記のようにエレベータの停止時に電
流指令発生装置からの電流指令を零にすることな
く、一定値の電流指令を流しておくようにしたの
で、ベースしや断指令発生装置からのベースしや
断指令が発生しない場合には誘導電動機に電流が
流れ磁気騒音を発生しかつ電圧検出回路のチエツ
クによりエレベータも起動しなくなるので容易に
ベースしや断指令発生装置の故障を検出すること
ができる。しかも何ら付加回路を必要としないの
で製造コストを高騰させることもない。
流指令発生装置からの電流指令を零にすることな
く、一定値の電流指令を流しておくようにしたの
で、ベースしや断指令発生装置からのベースしや
断指令が発生しない場合には誘導電動機に電流が
流れ磁気騒音を発生しかつ電圧検出回路のチエツ
クによりエレベータも起動しなくなるので容易に
ベースしや断指令発生装置の故障を検出すること
ができる。しかも何ら付加回路を必要としないの
で製造コストを高騰させることもない。
図は従来及び本発明のエレベータの安全装置の
一実施例を示す回路図である。 1……三相交流電源、4……整流器、10……
電圧検出回路、11……インバータ装置、12…
…誘導電動機、13……電流指令発生装置、14
……パルス幅制御装置、15……ベースしや断装
置、16……ベースしや断発生装置。
一実施例を示す回路図である。 1……三相交流電源、4……整流器、10……
電圧検出回路、11……インバータ装置、12…
…誘導電動機、13……電流指令発生装置、14
……パルス幅制御装置、15……ベースしや断装
置、16……ベースしや断発生装置。
Claims (1)
- 1 三相交流電源に接触器を介して接続され直流
電流を供給する整流器と、この整流器に平滑用コ
ンデンサを介して接続されエレベータ駆動用の誘
導電動機に所望の交流電力を供給する複数のトラ
ンジスタからなるインバータ装置と、前記接触器
と整流器の接続体に対し三相交流電源に並列接続
された前記平滑用コンデンサの充電回路と、前記
インバータ装置の直流側電圧を検出し、この検出
電圧が一定値以上になつた時にエレベータの起動
OK信号を出力する電圧検出回路と、前記起動
OK信号に基づいて前記接触器をオン制御する制
御装置と、前記インバータ装置のトランジスタの
ベース電流をしや断するためのベースしや断装置
と、このベースしや断装置へベースしや断指令を
送るベースしや断指令発生装置と、前記ベースし
や断装置を介して前記インバータ装置のトランジ
スタをオン−オフ制御するパルス幅制御装置と、
このパルス幅制御装置に所定の電流指令を送る電
流指令発生装置とを有するエレベータの安全装置
において、前記電流指令発生装置を、エレベータ
の停止時に、前記電流指令を零にすることなく、
一定の電流値の電流指令を発生させて、前記充電
回路を介して誘導電動機に電流を供給し磁気騒音
を発生させて前記ベースしや断指令発生装置の故
障を検出するように構成したことを特徴とするエ
レベータの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59082588A JPS60228378A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | エレベ−タの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59082588A JPS60228378A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | エレベ−タの安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228378A JPS60228378A (ja) | 1985-11-13 |
JPH0378356B2 true JPH0378356B2 (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=13778637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59082588A Granted JPS60228378A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | エレベ−タの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228378A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583991A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの制御装置 |
JP4606744B2 (ja) * | 2004-01-27 | 2011-01-05 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59082588A patent/JPS60228378A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60228378A (ja) | 1985-11-13 |
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