JP2001112289A - インバータ装置及びモータ駆動装置 - Google Patents

インバータ装置及びモータ駆動装置

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JP2001112289A
JP2001112289A JP28319999A JP28319999A JP2001112289A JP 2001112289 A JP2001112289 A JP 2001112289A JP 28319999 A JP28319999 A JP 28319999A JP 28319999 A JP28319999 A JP 28319999A JP 2001112289 A JP2001112289 A JP 2001112289A
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Japan
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circuit
power supply
control circuit
drive
fan
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Application number
JP28319999A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hirayama
平山  宏
Naoki Takada
直樹 高田
Masayuki Hirota
雅之 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ装置及びモータ駆動装置において、
高い信頼性を確保しつつ、交流電圧の遮断後に早期に保
守点検を開始でき、安価で、設置スペースを縮小するこ
と。 【解決手段】インバータ装置及びモータ駆動装置におい
て、主回路コンバータ2で整流された直流を平滑して主
回路直流電源とする主回路平滑コンデンサ3と、制御回
路コンバータ8で整流された直流を平滑して制御回路直
流電源とする制御回路平滑コンデンサ9とを有し、主回
路直流電源をファン駆動回路駆動電源に変換するファン
駆動回路用電源回路6を設けると共に、制御回路直流電
源を制御回路駆動電源に変換する制御回路用電源回路1
0を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置及
びモータ駆動装置に係り、特に主回路直流電源と制御回
路直流電源とを有するインバータ装置及びモータ駆動装
置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ装置を図5を用いて説
明する。図5において、1は交流電源、2は主回路コン
バータ、3は主回路平滑コンデンサ、4はインバータ
部、5はモータ、6はファン駆動回路用電源回路、7は
ファン、8は制御回路コンバータ、9は制御回路平滑コ
ンデンサ、10は制御回路用電源回路、11は制御回
路、12はファン駆動回路である。
【0003】図5に示す従来のインバータ装置は、主回
路コンバータ2及び主回路平滑コンデンサ3から主回路
直流電源を得ると共に、制御回路コンバータ8及び制御
回路平滑コンデンサ9から制御回路直流電源を得るよう
にしている。主回路直流電源はインバータ部4によりモ
ータ駆動電源として供給され、制御回路直流電源は制御
回路用電源回路10によりマイクロコンピュータ等の制
御回路11の電源、ファン駆動回路12の電源として供
給される。このように主回路直流電源と制御回路直流電
源とを独立して構成することにより、故障、エラー状態
等の際に、主回路直流電源側の通電を停止してインバー
タ部4を停止しかつ制御回路直流電源の通電を行って制
御回路11によりアラーム表示等を行うことができ、こ
れにより信頼性の高いものとすることができる。
【0004】この従来のインバータ装置おいては、交流
電源1を遮断すると、制御回路直流電源側の平滑コンデ
ンサ9のチャージ電圧は、制御回路11、ファン駆動回
路12の電源として消費され、放電されるが、主回路直
流電源側の平滑コンデンサ9のチャージ電圧は、放電抵
抗で消費され、平滑コンデンサ9の静電容量と放電抵抗
の抵抗値の時定数で放電される。
【0005】なお、従来技術に関連するものとして、特
開昭62−77887号公報に記載されたものが挙げら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインバ
ータ装置おいては、主回路直流電源側の平滑コンデンサ
9の放電は、放電抵抗を介して行われるために、放電時
間が長くなり、保守点検を早期に開始できないという不
都合があった。なお、この従来のインバータ装置おい
て、放電抵抗の抵抗値を小さくして時定数を小さくすれ
ば放電時間は短縮されるが、抵抗値を小さくした場合に
は、放電抵抗の発熱量が大きくなるため、容量を大きく
しなければならず、高価となり、設置スペースが大きく
なるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、故障、エラー状態等の際
に主回路直流電源側の通電を停止してインバータ部を停
止しかつ制御回路直流電源の通電を行って制御回路によ
りアラーム表示等を行って高い信頼性を確保することが
でき、しかも、交流電源遮断後に早期に保守点検を開始
することができると共に、放電抵抗を小型化又は無くし
て安価で設置スペースの減少又は解消を図ることができ
るインバータ装置及びモータ駆動装置を得ることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、交流電源から供給される交流
を整流して直流に変換する主回路コンバータと、この主
回路コンバータで整流された直流を平滑して主回路直流
電源とする主回路平滑コンデンサと、前記主回路直流電
源をモータ駆動電源に変換してモータに供給するインバ
ータ部と、前記主回路直流電源をファン駆動回路駆動電
源に変換するファン駆動回路用電源回路と、このファン
駆動回路用電源回路から入力して前記インバータ部等の
冷却用のファンを駆動するファン駆動回路と、交流電源
から供給される交流を整流して直流に変換する制御回路
コンバータと、この制御回路コンバータで整流された直
流を平滑して制御回路直流電源とする制御回路平滑コン
デンサと、前記制御回路直流電源を制御回路駆動電源に
変換する制御回路用電源回路と、この制御回路用電源回
路から入力すると共に前記インバータ部を制御する制御
回路とを有する構成にしたことにある。
【0009】本発明の第2の特徴は、交流電源から供給
される交流を整流して直流に変換する主回路コンバータ
と、この主回路コンバータで整流された直流を平滑して
主回路直流電源とする主回路平滑コンデンサと、前記主
回路直流電源をモータ駆動電源に変換してモータに供給
するインバータ部と、前記主回路直流電源をファン駆動
回路駆動電源に変換するファン駆動回路用電源回路と、
このファン駆動回路用電源回路から入力して前記インバ
ータ部等の冷却用のファンを駆動するファン駆動回路
と、交流電源から供給される交流を整流して直流に変換
する制御回路コンバータと、この制御回路コンバータで
整流された直流を平滑して制御回路直流電源とする制御
回路平滑コンデンサと、前記制御回路用電源を制御回路
駆動電源に変換する制御回路用電源回路と、この制御回
路用電源回路から入力すると共に前記インバータ部及び
前記ファン駆動回路を制御する制御回路とを有し、前記
ファン駆動回路は前記制御回路の停止時の出力信号が前
記ファンへの駆動信号となるように構成したことにあ
る。
【0010】本発明の第3の特徴は、交流電源から供給
される交流を整流して直流に変換する主回路コンバータ
と、この主回路コンバータで整流された直流を平滑して
主回路直流電源とする主回路平滑コンデンサと、前記主
回路直流電源をモータ駆動電源に変換してモータに供給
するインバータ部と、前記主回路直流電源をファン駆動
回路駆動電源に変換するファン駆動回路用電源回路と、
このファン駆動回路用電源回路から入力して前記インバ
ータ部等の冷却用のファンを駆動するファン駆動回路
と、交流電源から供給される交流を整流して直流に変換
する制御回路コンバータと、この制御回路コンバータで
整流された直流を平滑して制御回路直流電源とする制御
回路平滑コンデンサと、前記制御回路直流電源を制御回
路駆動電源に変換する制御回路用電源回路と、この制御
回路直流電源回路から入力すると共に前記インバータ部
を制御する制御回路とを有し、前記ファン駆動回路は、
ファン駆動回路用電源回路から入力されて前記ファンに
直流電源を与えるトランジスタと、前記ファン駆動回路
用電源回路の入力電圧が所定以下に低下したときに前記
ファンへの停止信号を出力するリセット手段を有する構
成にしたことにある。
【0011】本発明の第4の特徴は、モータと、このモ
ータに電力を供給するインバータ装置とを備え、前記イ
ンバータ装置は、交流電源から供給される交流を整流し
て直流に変換する主回路コンバータと、この主回路コン
バータで整流された直流を平滑して主回路直流電源とす
る主回路平滑コンデンサと、前記主回路直流電源をモー
タ駆動電源に変換してモータに供給するインバータ部
と、前記主回路直流電源をファン駆動回路駆動電源に変
換するファン駆動回路用電源回路と、このファン駆動回
路用電源回路から入力して前記インバータ部等の冷却用
のファンを駆動するファン駆動回路と、交流電源から供
給される交流を整流して直流に変換する制御回路コンバ
ータと、この制御回路コンバータで整流された直流を平
滑して制御回路直流電源とする制御回路平滑コンデンサ
と、前記制御回路直流電源を制御回路駆動電源に変換す
る制御回路用電源回路と、この制御回路用電源回路から
入力すると共に前記インバータ部を制御する制御回路と
を有する構成にしたことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図4を用いて説明する。図1は本発明のモータ駆動装
置の一実施例を示すブロック図、図2は図1のモータ駆
動装置の回路図、図3は図1のモータ駆動装置におけるフ
ァン駆動回路の回路図、図4は図1のモータ駆動装置に
おける主回路平滑コンデンサの放電特性を説明する図で
ある。なお、従来の図5と同一符号は、同一物及び相当
物を示す。
【0013】図1及び図2において、1は交流電源、2
は主回路コンバータ、3は主回路平滑コンデンサ、4は
インバータ部、5はモータ、6はファン駆動回路用電源
回路、7はファン、8は制御回路コンバータ、9は制御
回路平滑コンデンサ、10は制御回路用電源回路、11
は制御回路、12はファン駆動回路、13は主回路スイ
ッチ、14は制御回路スイッチ、16は放電抵抗であ
る。
【0014】交流電源1は、この実施例では、商用電源
であり、3相200Vの交流である。主回路コンバータ
2は、交流電源1から供給される交流を整流して直流に
変換するように複数のダイオードを組合わせて構成さ
れ、主回路スイッチ13を介して交流電源1側と接続さ
れている。主回路平滑コンデンサ3は、主回路コンバー
タ2で整流された直流を平滑して主回路直流電源とする
ものである。
【0015】インバータ部4は、主回路直流電源をモー
タ駆動電源に変換してモータ5に供給するものであり、
具体的には半導体スイッチング素子及びダイオード等を
複数組合わせて構成され、主回路直流電源の直流をモー
タ駆動電源の交流に変換するものである。モータ5は、
3相交流誘導電動機であり、インバータ部4により回転
数制御される。
【0016】ファン駆動回路用電源回路6は、主回路直
流電源をファン駆動回路駆動電源に変換するスイッチン
グ電源であり、スイッチング素子6a及びトランス6b
を組合わせて構成されている。ファン駆動回路12は、
ファン駆動回路用電源回路6から入力してインバータ部
4の冷却用ファン7を駆動するものであり、具体的説明
は後述する。ファン7は、直流モータ及び羽根から構成
され、インバータ部4等を冷却する。
【0017】制御回路コンバータ8は、交流電源1から
供給される交流を整流して直流に変換するように複数の
ダイオードを組合わせて構成されている。制御回路平滑
コンデンサ9は、制御回路コンバータ8で整流された直
流を平滑して制御回路直流電源とするものである。
【0018】制御回路用電源回路10は、制御回路直流
電源を制御回路駆動電源に変換するスイッチング電源で
あり、スイッチング素子10a及びトランス10bを組
合わせて構成され、前記ファン駆動回路用電源回路6と
は独立している。制御回路11は、マイクロコンピュー
タ等で構成され、制御回路用電源回路10から入力さ
れ、インバータ部4の回転制御信号及びファン駆動回路
12へのファン駆動停止指令信号等を出力する。
【0019】次に、ファン駆動回路12の詳細を図3を
用いて説明する。図3において、R1〜R9は抵抗、C
1〜C5はコンデンサ、Q1、Q2はトランジスタ、P
C1はフォトカプラ、D1はダイオード、ZD1はツェ
ナーダイオード、15はリセットICである。
【0020】ファン7は、インバータ装置の小型化が求
められているため、風量を高くすることができる直流電
源型としている。ファン7の直流電源は、ファン駆動回
路用電源回路6から直流24Vが供給され、トランジス
タQ1、Q2を駆動することにより与えられる。
【0021】フォトカプラPC1は、制御回路11から
の出力信号S1がLレベルの場合にオフし、Hレベルの
場合にオンする。即ち、制御回路11の出力信号S1が
Lレベルで与えられた場合にフォトカプラPC1がオフ
してファン7への駆動指令が与えられ、出力信号S1が
Hレベルで与えられた場合にフォトカプラPC1がオン
してファン7への停止指令が与えられ、出力信号S1が
ファン駆動停止指令信号となる。制御回路11が停止し
た場合には、制御回路11の出力信号S1がLレベルと
なるので、ファン7への駆動指令を与えることと同様に
なる。
【0022】また、リセット手段を構成するリセットIC
15は、出力信号S2を出力する。リセットIC15は、
ファン駆動回路用電源回路6の出力電圧12Vを抵抗R
8とR9の分圧比で入力して監視し、通常時にHレベル
の出力信号S2を出力し、ファン駆動回路用電源回路6
の出力電圧12Vが所定のしきい値より低くなった時に
Lレベルの出力信号S2を出力する。
【0023】フォトカプラPC1とリセットIC15の出
力側とは接続点Aにて接続され、この接続点Aはトラン
ジスタQ1のベース側に接続されている。これにより、
制御回路11の出力信号S1がLレベルでかつリセット
ICの出力信号S2がHレベルの場合のみ、トランジスタ
Q1、Q2に十分なベース電流が流れ、ファン7が駆動
する。制御回路11の出力信号S1がHレベル、又はリ
セットICの出力信号S2がLレベルである場合には、接
続点Aの電位が不十分で、Q1にベース電流が流れず、
ファン7は停止する。
【0024】従って、ファン7が運転中に、ファン駆動
回路用電源回路6の出力電圧12Vが所定のしきい値よ
り低下したときに、リセットIC15は、Lレベルの出力
信号S2を出力し、トランジスタQ1、Q2のベース電
流を阻止して、ファン7を停止する。これにより、ファ
ン駆動回路用電源回路6の出力電圧が低下し、トランジ
スタQ1、Q2のベース電流が低下してコレクタ・エミ
ッタ飽和電圧が大きくなり、トランジスタQ1、Q2が
破壊してしまうことを防止できる。
【0025】次に、交流電源1を遮断した場合における
主回路平滑コンデンサ3及び制御回路平滑コンデンサ9
のチャージ電圧の放電動作を説明する。
【0026】主回路スイッチ13及び制御回路スイッチ
14を開路すると、主回路平滑コンデンサ3のチャージ
電圧はファン駆動回路用電源回路6を通して放電され、
制御回路平滑コンデンサ9のチャージ電圧は制御回路用
電源回路10を通して放電される。
【0027】主回路平滑コンデンサ3は、図4に示す放
電特性にてチャージ電圧を放電する。
【0028】図4において、21は従来例における放電
抵抗のみによるチャージ電圧の放電特性、22は本発明
におけるチャージ電圧の放電特性である。
【0029】この従来例における放電抵抗のみによるチ
ャージ電圧の放電特性21によれば、電源遮断されてか
らコンデンサチャージ電圧が所定以下に低下するのに極
めて長時間を要する。
【0030】これに対し、本発明におけるチャージ電圧
の放電特性22によれば、電源遮断されると、主回路平
滑コンデンサ3のチャージ電圧によりファン駆動回路用
電源6を通してファン7を駆動し、これにより放電さ
れ、期間T1に示すようにチャージ電圧を急激に低下す
ることができる。主回路平滑コンデンサ3のチャージ電
圧が低下し、ファン駆動用電源回路の出力電圧が所定の
しきい値まで低下すると、リセットIC15が動作してフ
ァン7は停止されるが、残されているチャージ電圧によ
りファン駆動回路用電源回路6を動作させて放電され、
期間T2に示すように放電抵抗のみを介して放電するよ
り大きく放電して低下することができる。ファン駆動回
路用電源回路6が動作しないチャージ電圧まで低下する
と、T3に示すようにファン駆動用電源回路が停止し、
主回路直流電源側の放電抵抗16のみで放電される。な
お、区間T1、T2においても放電抵抗16による放電
は行われている。
【0031】本発明の実施例においては、主回路直流電
源側の主回路平滑コンデンサ3がファン駆動回路用電源
回路6に接続され、制御回路直流電源側の制御回路平滑
コンデンサ9が制御回路用電源回路10に接続されてい
るので、主回路側及び制御回路側の両方の交流電源が遮
断された場合でも、主回路平滑コンデンサ3のチャージ
電圧はファン駆動回路用電源回路6を通して放電するこ
とができると共に、制御回路平滑コンデンサ9のチャー
ジ電圧は制御回路用電源回路10を通して放電すること
ができ、主回路平滑コンデンサ3及び制御回路平滑コン
デンサ9の両方のチャージ電圧を短時間で低下すること
ができる。これにより、交流電圧を遮断後に早期に保守
点検を開始することができると共に、放電抵抗16を小
型化又は無くして安価で設置スペースの減少又は解消を
図ることができる。
【0032】また、主回路コンバータ2及び主回路平滑
コンデンサ3から主回路直流電源を得ると共に、制御回
路コンバータ8及び制御回路平滑コンデンサ9から制御
回路直流電源を得るようにしているので、故障、エラー
状態等の際に、主回路直流電源側の通電を停止してイン
バータ部4を停止しかつ制御回路直流電源の通電を行っ
て制御回路11によりアラーム表示等を行うことがで
き、これにより信頼性の高いものとすることができる。
【0033】さらには、制御回路11の停止時の出力信
号S1が前記ファン7への駆動信号となるようにファン
駆動回路12を構成しているので、制御回路平滑コンデ
ンサ9の放電が先に終了して制御回路11が停止しても
ファン7を継続して運転することができる。
【0034】また、ファン駆動回路用電源回路6の入力
電圧が所定以下に低下したときにファン7への停止信号
を出力するリセット手段をファン駆動回路12に有して
いるので、主回路平滑コンデンサ3の放電によりチャー
ジ電圧が低下してトランジスタQ1、Q2のベース電流
が低下すると、ファン7を停止し、トランジスタQ1、
Q2の破壊を防止することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、故障、エラー状態等の
際に主回路直流電源側の通電を停止してインバータ部を
停止しかつ制御回路直流電源の通電を行って制御回路に
よりアラーム表示等を行って高い信頼性を確保すること
ができ、しかも、交流電圧を遮断後に早期に保守点検を
開始することができると共に、放電抵抗を小型化又は無
くして安価で設置スペースの減少又は解消を図ることが
できるインバータ装置及びモータ駆動装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ駆動装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のモータ駆動装置の回路図である。
【図3】図1のモータ駆動装置におけるファン駆動回路
の回路図である。
【図4】図1のモータ駆動装置における主回路平滑コン
デンサの放電特性を説明する図である。
【図5】従来のモータ駆動装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…主回路コンバータ、3…主回路平滑
コンデンサ、4…インバータ部、5…モータ、6…ファ
ン駆動回路用電源回路、7…ファン、8…制御回路コン
バータ、9…制御回路平滑コンデンサ、10…制御回路
用電源回路、11…制御回路、12…ファン駆動回路、
13…主回路スイッチ、14…制御回路スイッチ、15
…リセットIC、16…放電抵抗、R1〜R9…抵抗、C
1〜C5…コンデンサ、Q1、Q2…トランジスタ、P
C1…フォトカプラ、D1…ダイオード、ZD1…ツェ
ナーダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 直樹 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 (72)発明者 広田 雅之 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H571 AA10 BB03 BB07 CC05 FF06 GG05 HA01 HA08 HA16 HA18 JJ03 JJ26 LL23 LL43 MM08 MM14 PP04 5H572 AA10 BB03 BB07 CC05 DD03 DD07 FF06 GG05 HA01 HA08 JJ03 JJ26 LL24 LL45 MM09 MM14 PP03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から供給される交流を整流して直
    流に変換する主回路コンバータと、この主回路コンバー
    タで整流された直流を平滑して主回路直流電源とする主
    回路平滑コンデンサと、前記主回路直流電源をモータ駆
    動電源に変換してモータに供給するインバータ部と、前
    記主回路直流電源をファン駆動回路駆動電源に変換する
    ファン駆動回路用電源回路と、このファン駆動回路用電
    源回路から入力して前記インバータ部等の冷却用のファ
    ンを駆動するファン駆動回路と、交流電源から供給され
    る交流を整流して直流に変換する制御回路コンバータ
    と、この制御回路コンバータで整流された直流を平滑し
    て制御回路直流電源とする制御回路平滑コンデンサと、
    前記制御回路直流電源を制御回路駆動電源に変換する制
    御回路用電源回路と、この制御回路用電源回路から入力
    すると共に前記インバータ部を制御する制御回路とを有
    することを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】交流電源から供給される交流を整流して直
    流に変換する主回路コンバータと、この主回路コンバー
    タで整流された直流を平滑して主回路直流電源とする主
    回路平滑コンデンサと、前記主回路直流電源をモータ駆
    動電源に変換してモータに供給するインバータ部と、前
    記主回路直流電源をファン駆動回路駆動電源に変換する
    ファン駆動回路用電源回路と、このファン駆動回路用電
    源回路から入力して前記インバータ部等の冷却用のファ
    ンを駆動するファン駆動回路と、交流電源から供給され
    る交流を整流して直流に変換する制御回路コンバータ
    と、この制御回路コンバータで整流された直流を平滑し
    て制御回路直流電源とする制御回路平滑コンデンサと、
    前記制御回路直流電源を制御回路駆動電源に変換する制
    御回路用電源回路と、この制御回路用電源回路から入力
    すると共に前記インバータ部及び前記ファン駆動回路を
    制御する制御回路とを有し、前記ファン駆動回路は前記
    制御回路の停止時の出力信号が前記ファンへの駆動信号
    となるように構成したことを特徴とするインバータ装
    置。
  3. 【請求項3】交流電源から供給される交流を整流して直
    流に変換する主回路コンバータと、この主回路コンバー
    タで整流された直流を平滑して主回路直流電源とする主
    回路平滑コンデンサと、前記主回路直流電源をモータ駆
    動電源に変換してモータに供給するインバータ部と、前
    記主回路直流電源をファン駆動回路駆動電源に変換する
    ファン駆動回路用電源回路と、このファン駆動回路用電
    源回路から入力して前記インバータ部等の冷却用のファ
    ンを駆動するファン駆動回路と、交流電源から供給され
    る交流を整流して直流に変換する制御回路コンバータ
    と、この制御回路コンバータで整流された直流を平滑し
    て制御回路直流電源とする制御回路平滑コンデンサと、
    前記制御回路直流電源を制御回路駆動電源に変換する制
    御回路用電源回路と、この制御回路用電源回路から入力
    すると共に前記インバータ部を制御する制御回路とを有
    し、前記ファン駆動回路は、ファン駆動回路用電源回路
    から入力されて前記ファンに直流電源を与えるトランジ
    スタと、前記ファン駆動回路用電源回路の入力電圧が所
    定以下に低下したときに前記ファンへの停止信号を出力
    するリセット手段を有することを特徴とするインバータ
    装置。
  4. 【請求項4】モータと、このモータに電力を供給するイ
    ンバータ装置とを備え、前記インバータ装置は、交流電
    源から供給される交流を整流して直流に変換する主回路
    コンバータと、この主回路コンバータで整流された直流
    を平滑して主回路直流電源とする主回路平滑コンデンサ
    と、前記主回路直流電源をモータ駆動電源に変換してモ
    ータに供給するインバータ部と、前記主回路直流電源を
    ファン駆動回路駆動電源に変換するファン駆動回路用電
    源回路と、このファン駆動回路用電源回路から入力して
    前記インバータ部等の冷却用のファンを駆動するファン
    駆動回路と、交流電源から供給される交流を整流して直
    流に変換する制御回路コンバータと、この制御回路コン
    バータで整流された直流を平滑して制御回路直流電源と
    する制御回路平滑コンデンサと、前記制御回路用電源を
    制御回路駆動電源に変換する制御回路用電源回路と、こ
    の制御回路直流電源回路から入力すると共に前記インバ
    ータ部を制御する制御回路とを有することを特徴とする
    モータ駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074849A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Pentax Corp モータ制御回路および内視鏡操作部耐久試験装置
JP2007185018A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 電力変換装置
JP2013090475A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータ装置

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