JPH037788A - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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Publication number
JPH037788A
JPH037788A JP1142811A JP14281189A JPH037788A JP H037788 A JPH037788 A JP H037788A JP 1142811 A JP1142811 A JP 1142811A JP 14281189 A JP14281189 A JP 14281189A JP H037788 A JPH037788 A JP H037788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
yarns
warp
base fabric
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1142811A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ueno
上野 昭男
Renzou Minagawa
皆川 錬造
Hiroo Hanzawa
宏朗 榛沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP1142811A priority Critical patent/JPH037788A/ja
Publication of JPH037788A publication Critical patent/JPH037788A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調ダクトの継手部カバー材の如き各種配管の
カバー材として使用される粘着テープ、特に治具を用い
ることなく指先にて容易に切断可能な粘着テープに関す
るものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来、こ
の種の粘着テープとしてはアルミニウム箔単体若しくは
該アルミニウム箔に不織布や和紙やクラフト紙等の補強
材を成層してなるテープ支持体の一面に粘着剤層を成層
してロール状に捲取せしめてなるものが一般に使用され
ているが、テープ支持体自体が縦横いずれの方向に対し
ても強度が大きいために指先にて切断し難く、また切断
面が直線状にならないため、使用に際しては鋏やカッタ
ー等の治具を必要としていた。
本発明は上記従来品の課題を解決すべ〈発明さ軌たもの
であって、テープ支持体として熱可塑性樹脂のフラット
ヤーンで織成する基布を使用するものであり、経糸を緯
糸に対して低デニール、高打込み密度で成形したテープ
基布を用いて縦横の引張強度をアンバランスに構成して
、これに無延伸低密度ポリオレフィンフィルムを積層し
、更にドライラミネート接着剤層を介してアルミニウム
箔を積層することにより、使用に充分な機械的強度を有
し、且つ指先にて簡単に、しかも直線状に切断できる粘
着テープを提供ゼんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記に鑑み発明されたものであって、熱可塑性
樹脂製フラットヤーンによる経緯糸を、経糸を緯糸に対
して約172の低デニールで、且つ経糸を緯糸の打込み
密度より約2倍の高密度で打込んだテープの基布に、ポ
リオレフィン系フィルムを積層してなるテープ支持体の
一面に、ドライラミネート接着剤層を介してアルミニウ
ム箔を成層である。
以下、本発明を図面についてその特徴とするところを詳
述すれば、第1図は本発明粘着テープの一実施例を示す
一部拡大分解斜視図、第2図は同上一部拡大断面図で、
図中Aは熱可塑性樹脂製フラットヤーンによる経緯糸を
、経糸を緯糸に対して約172の低デニールで、且つ経
糸を緯糸の打込み密度より約2倍の高密度で打込んだテ
ープの基布が使用されているものであって経糸が75〜
150デニール、20〜60本/吋、緯糸は200〜4
00デニル、11〜25本/吋程度のものが好ましく用
いられBは基布Aの一面に成層された無延伸ポリオレフ
ィン系フィルムであって、密度0.910〜0.924
g/ccの低密度ポリエチレンフィルム若しくは密度0
.89〜0.92g /ccのポリプロピレンフィルム
が使用されるものであり、Cはポリオレフィン系フィル
ムBの面上に成層された厚さ5〜50μ程度のアルミニ
ウム箔であってドライラミネート接着剤層を介して積層
される。ドライラミネート用接着剤としてはポリウレタ
ン系接着剤が好ましく使用される。Dは基布Aの他面に
成層されたホントメルト型粘着剤の如き粘着剤層である
尚、図中Bはポリオレフィン系フィルムで構成され上記
基布Aの経糸及び緯糸のほつれを防止すると共に、本発
明粘着テープの使用に際し機械的強度の向上を助長し、
指先にて簡単にしかも直線的に切断可能な性能を付与す
る層であって低密度ポリエチレンやポリプロピレン樹脂
等が用いられる。
また、粘着剤層りとしてはテープ支持体たる基布Aおよ
びドライラミネート接着剤層Eが耐熱性に劣り、しかも
これが極度に分子配向されていることから、乾燥工程等
において長時間高温に曝される通常の溶剤型の粘着剤を
使用した場合には分子配向が戻り、初期目的とするハン
ドカット性や切断の方向性が得られなくなるので、塗布
工程が比較的短いホットメルト型粘着剤や比較的熱の影
響を受けない工程紙(粘着剤の転写)の使用が良好であ
る。
第4図は本発明粘着テープの他の実施例を示す一部拡大
断面図で、基布Aの他面に前記低密度ポリエチレンフィ
ルム若しくは前記ポリプロピレンフィルムを素材とした
無延伸ポリオレフィンフィルムからなるBを合わせ成層
してなるものであって、これにより基布Aの両面が固定
されるために切断性が一段と助長せしめられる。また、
必要に応じて粘着剤NDの面上には剥離紙を付着させて
もよい。
ここで、本発明の粘着テープの横方向の引裂性(以下単
に「引裂性」というときは指先による横方向の引裂性を
意味する)について説明する。
一般にシート状基材の一面に多数のフラットヤンを並列
して接着して形成した積層シートを該ヤーンの方向に交
叉する方向に引裂こうとした場合、該ヤーンの引張強度
が該ヤーンと基材との間の接着強度より小さくないとき
は、ヤーンは切断される前に基材から剥がれて隣の方に
すりよってしまい、数本のヤーンが一束となって引裂応
力を受けることとなり、応力が数本のヤーンに分散する
゛・結果となって、引裂が困難となる傾向がある。
応力を受けて一本一本切断されていくので、比較的小さ
い応力(−本のヤーンの切断に要する応力と基材の引裂
きに要する応力上の合計)により、極めて容易にして且
つヤーンが剥がれたり切れ目が曲がったりすることなく
きれいに引裂くことができるのである。
本発明者等は、以上の知見に基づいて実験を重ねた結果
、次の事実をも見出した。即ち、熱可塑性樹脂からなる
前記基布にポリオレフィン系フィルムをドライラミネー
トしてなるテープ支持体を用いた粘着テープにおいて、
満足すべき引裂性を得るには前記条件の他に、基布中の
経糸の引張強度がフラットヤーンの1本当りおよそ1.
2 kg以下が好ましく、また指先で引裂く際の切れ目
の直線性を確保する上で、緯糸はフラットヤーンの1本
当りおよそ経糸の2倍以上の引張強度を有していルミニ
ウム箔をボリウレクン系接着剤を使用しトライラミネー
ト法で成層し、且つ前記基布の他の面上に直接又は低密
度ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルムを介
して厚さ110μのホントメルト型粘着層を成層してな
るものである。
尚、ハンドカット性は指先にて粘着テープを横方向に引
裂いた時の引裂き易さで、○印は簡単に引裂けたもの、
X印は指先で引裂けなかったものを示し、また切断方向
性は粘着テープの端から横方向に3mmのノツチを入れ
て30m/分の速度で〔実施例〕 次に、本発明の実施例を以下の表とともに、更に詳述す
ると、表は本発明粘着テープにおける基布の引張強度の
差によるハンドカット性および切断の方向性を示したも
のである。
これらの実験に用いた粘着テープは基布の一面に、厚さ
20μの低密度ポリエチレンフィルムを成層してテープ
支持体を形成するとともに前記低密度ポリエチレンフィ
ルムの面上に厚さ7μのア示している。従って、実験N
027.8.9は比較例を表す。
注1.基布はポリプロピレンフラットヤーンで、経糸の
デニールが115、打込み密度が11〜56本/吋、緯
糸のデニールが320で、打込め密度が11〜25本/
吋のものを用いた。
注20本発明においてはヤーン1本当りの引張強度は次
のようにして算出される。基布の縦横それぞれ5cm幅
当りの引張強度を測定し、その値を5cm幅中に存在す
るヤーンの本数で除してヤーン−本当りの引張強度を求
める。
表に見られるように前記条件の他に引張強度が一部に使
用される粘着テープとして優れた効果を発揮する一方、
基布を構成するフラットヤーンの経糸と緯糸のデニール
及び打込み密度の選択組合せにより縦横アンバランスに
構成するとともに該基布の一面にポリオレフィン系フィ
ルムを成層しているためにハンドカットによって容易に
切断でき、しかも直線的な切断ができることがら貼着作
業等において鋏やカッター等治具を要することなく極め
て手軽に使用できる利点がある。
、指先によるより優れた引裂性を示すとともに切断の方
向が引張強さに優る緯糸に沿ってより直線的に引裂くこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上本発明を実施例に基づき詳述したが、本発明に係る
粘着テープは基布の使用によって捲線作業等の使用に耐
え得る充分なる強度が得られ、空調ダクトの継手部カバ
ー材の如き各種配管のカバ部欠截分解斜視図、第2図は
同上一部拡大断面図第3図は同上斜視図、第4図は同上
他の実施例を示す一部拡大断面図である。
基布 ポリオレフィン系フィルム アルミニウム箔 粘着剤層 接着剤層 0 経糸 緯糸 1 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂製フラットヤーンによる経緯糸を、
    経糸を緯糸に対して約1/2の低デニールで、且つ経糸
    を緯糸の打込み密度より約2倍の高密度で打込んだテー
    プの基布に、ポリオレフィン系フィルムを積層してなる
    テープ支持体の一面に、ドライラミネート接着剤層を介
    してアルミニウム箔を成層するとともに該テープ支持体
    の他面に粘着剤層を成層してロール状に捲取せしめてな
    る粘着テープ。
JP1142811A 1989-06-05 1989-06-05 粘着テープ Pending JPH037788A (ja)

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JP1142811A JPH037788A (ja) 1989-06-05 1989-06-05 粘着テープ

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