JPS63207881A - 易引裂性発泡粘着テ−プ - Google Patents

易引裂性発泡粘着テ−プ

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Publication number
JPS63207881A
JPS63207881A JP4175987A JP4175987A JPS63207881A JP S63207881 A JPS63207881 A JP S63207881A JP 4175987 A JP4175987 A JP 4175987A JP 4175987 A JP4175987 A JP 4175987A JP S63207881 A JPS63207881 A JP S63207881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
adhesive tape
foamed
foamed film
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4175987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ueno
上野 昭男
Katsuhiko Yamamoto
勝彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP4175987A priority Critical patent/JPS63207881A/ja
Publication of JPS63207881A publication Critical patent/JPS63207881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は農産物や工業製品等の包装容器、特に段ボー
ル容器等の封緘の用に供される易引裂性発泡粘着テープ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の粘着テープとしてはテープ原反としてク
ラフト紙を用いた紙粘着テープや両軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムを用いた合成樹脂製粘着テープが一般に使用
されていたが、手切れ性や切断の方向性に劣る等の問題
点を有するために使用に際し特別の治具を必要とする等
梱包作業が頗る煩雑なものとなっていた。
そこで、昨今では上記粘着テープに代わり紙粘着テープ
に合成樹脂製−軸延伸フィルムを成層した易引裂性の紙
粘着テープや比較的横方向に引裂き易い布テープが使用
されるに至った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記紙粘着テープや布テープは前者にあ
っては、手切れ性や切断の方向性に優る反面、耐水性や
クッション性等に劣り、一方後者にあっては切断の方向
性には優るも、クッション性や経済性に劣る等の問題点
を有していた。
この発明は、上記従来品の欠点を解消すべ〈発明された
ものであって、手切れ性や切断の方向性に優れ、且つ柔
軟にしてクッション性を有する易引裂性発泡粘着テープ
を提供せんとするものである。
〔問題を解決する−ための手段〕
この発明は上記に鑑み発明されたものであって横軸方向
に少なくとも2倍延伸してなる合成樹脂製横軸延伸発泡
フィルムの一面に接着層を成層してなるテープ基材を延
伸方向が短手方向に位置するようにロール状に捲纏せし
めることにより問題点を解決した。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に示す実施例について更に詳細に
説明すれば、第1図はこの発明の易引裂性発泡粘着テー
プの一実施例を示す斜視図で、図中1はポリプロピレン
を素材とした横軸延伸発泡フィルムであり、2は横軸延
伸発泡フィルム1の一面に成層された接着層であり、3
は必要に応じ横軸延伸発泡フィルム1の他面に付着され
る背面処理剤であり、4は必要に応じ横軸延伸発泡フィ
ルム1の一面に付着されるプライマーであり、このよう
にして形成されたテープ基材Aは延伸方向が短手方向に
位置するようにロール状にt’41!される。
この発明の易引裂性発泡粘着テープにおいて、横軸延伸
発泡フィルム1としてはポリプロピレンを素材とした発
泡倍率1.1〜5.0倍の発泡フィルムを横軸方向に少
なくとも2倍、好ましくは5〜15倍延伸して、その厚
さを25〜500μとしたものが適当である。
ここにおいて、発泡倍率が1.1倍未満の場合には初期
目的とするクッション性や柔軟性が得られないために表
面の凹凸等被接着物の形態に影響される等の問題点が残
り、一方発泡倍率が2倍未満の場合には縦方向に対する
強度が弱くなる等の問題点がある。次いで、延伸倍率で
あるが、延伸倍率が2倍未満の場合は充分な分子配向が
得られないことから手切れ性が悪いばかりでなく横軸方
向に沿って引裂くとき直線的な切断方向性が得られなく
なる問題点があり、逆に延伸倍率が20倍以上になると
手切れ性や切断方向性は向上するも縦方向に対する強度
が得られないばかりか、初期目的とするクッション性や
柔軟性も得られない。
次いで厚さであるが、厚さが25μ未満の場合には目的
とするクッション性や柔軟性が得られず、逆に厚さが5
00μ以上の場合には手切れ性が困難になり、この発明
の目的が損なわれる。
次に、この発明の実施例を以下の表とともに更に詳述す
ると、第1表はこの発明の易引裂性発泡粘着テープの発
泡倍率の差による手切れ性および切断方向性を示したも
のである。
尚、手切れ性は指先で粘着テープを引裂いたときの引裂
き易さで、O印は簡単に引裂けたもの、△印爪を立てて
引裂けるもの、X印は指先で引裂けなかったものを示し
、切断方向性は粘着テープの端から横方向に3111m
のノツチを入れて30m / mmの速度で引裂いた時
の切断状態で、O印は切断の方向が殆ど一直線であった
もの、X印は直線にならなかったものを示している。
第   1   表 発泡倍率 エレメンドルフ 手切れ 切断の引裂強さく
g)  性   方向性 未発泡  180      X    Xl、1  
120      △   01.5  105   
  0   02.0   98     0  0 5.0   87     0   06.0   8
3     0    X次に、第2表はこの発明の易
引裂性発泡粘着テープの延伸倍率の差による手切れ性お
よび切断方向性を示したものである。
尚、手切れ性は指先で粘着テープを引裂いたときの引裂
き易さで、O印は簡単に引裂けたもの、Δ印爪を立てて
引裂けるもの、X印は指先で引裂けなかったものを示し
、切断方向性は粘着テープの端から横方向に3mmのノ
ツチを入れて30m/mmの速度で引裂いた時の切断状
態で、○印は切断の方向が殆ど一直線であったもの、X
印は直線にならなかったものを示している。
第   2   表 延伸倍率 エレメンドルフ 手切れ 切断の引裂強さく
g)  性   方向性 0   180      X    X2  120
     △   0 また、この発明において使用されるテープ基材の原反と
しては合成樹脂製横軸延伸発泡フィルムの一面若しくは
両面に該横軸延伸発泡フィルムの易引裂性を減じない他
の性質のフィルムをラミネートした成層フィルムを使用
しても差支えない。
〔発明の効果〕
以上より明らかなように、この発明の易引裂性発泡粘着
テープは横軸方向に少なくとも2倍延伸してなる合成樹
脂製横軸延伸発泡フィルムの一面に接着層を成層してな
るテープ基材を延伸方向が短手方向に位置するようにロ
ール状に捲纏せしめてなる構成よりなるため、テープ原
反に内蔵された発泡粒子によりクッション性と柔軟性が
付与せしめられ、これより手触りや被接着物へのフイ・
ノ良好ならしめられ、作業性が一段と向上せしめられる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の易引裂性発泡粘着テープの一実施例
を示す斜視図、第2図は同上一部拡大断面図を示すもの
である。 1−一横軸延伸発泡フイルム 2−一接着層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)横軸方向に少なくとも2倍延伸してなる合成樹脂
    製横軸延伸発泡フィルムの一面に接着層を成層してなる
    テープ基材を延伸方向が短手方向に位置するようにロー
    ル状に捲纏せしめてなることを特徴とする易引裂性発泡
    粘着テープ。
  2. (2)横軸延伸発泡フィルムの発泡倍率が5倍以下であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の易引裂
    性発泡粘着テープ。
  3. (3)横軸延伸発泡フィルムが横軸方向に2〜20倍延
    伸された厚さ25〜500μのポリオレフィン系発泡フ
    ィルムであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の易引裂性発泡粘着テープ。
JP4175987A 1987-02-25 1987-02-25 易引裂性発泡粘着テ−プ Pending JPS63207881A (ja)

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JP (1) JPS63207881A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02180976A (ja) * 1988-12-29 1990-07-13 Mitsui Petrochem Ind Ltd 易引き裂き性に優れたシートまたはフィルムおよびそれらの用途
JP2001253033A (ja) * 2000-03-09 2001-09-18 Sekisui Chem Co Ltd マーキングフィルム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02180976A (ja) * 1988-12-29 1990-07-13 Mitsui Petrochem Ind Ltd 易引き裂き性に優れたシートまたはフィルムおよびそれらの用途
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