JPH0376764A - 粉体塗料組成物 - Google Patents

粉体塗料組成物

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JPH0376764A
JPH0376764A JP21193989A JP21193989A JPH0376764A JP H0376764 A JPH0376764 A JP H0376764A JP 21193989 A JP21193989 A JP 21193989A JP 21193989 A JP21193989 A JP 21193989A JP H0376764 A JPH0376764 A JP H0376764A
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powder
powder coating
coating
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pigment
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俊和 池田
Tsutomu Kawada
河田 勉
Mamoru Morita
守 森田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は均一なメタリック感のある塗膜が得られる粉体
塗料組成物に関する。
〈従来の技術及びその解決すべき課題〉従来からメタリ
ック感のある粉体塗料の製造方法として、鱗片状バール
強勢を他の粉体室#+成分と溶融ブレンド法にて混合し
て製造する方法と、鱗片状バール顔料を他の粉体塗料成
分と溶融しないでブレンドするドライブレンド法にて混
合して製造する方法とが知られている。前者で得られた
粉体塗料はメタリック感のある塗膜が得にくいので、主
として後者のドライブレンド法が採用されている。
しかしながら、後者の方法により得られた粉体塗料も静
電塗装した場合、バール顔料と他の粉体塗料成分とは帯
電性が異なるため、被塗物にバール顔料が付着しにくく
、使用する粉体塗料と塗着する粉体塗料の成分が一致せ
ず、塗着する塗膜にはバール顔料分が少なくなり、その
結果均一なメクリック感のある塗膜が得られないという
問題点があった。
本発明は、このような現状に鑑み、鋭意検討した結果、
均一なメタリック感のある塗膜が得られるドライブレン
ド法による粉体塗料組成物を見出し、本発明に到ったも
のである。
く課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明は、粉体塗料に鱗片状バール顔料とア
ルミニウムオキサイド微粉末とがドライブレンド法にて
混合されていることを特徴とするメタリック感のある粉
体塗料組成物に関する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する粉体塗料としては、熱硬化性粉体塗料
が好適であり、例えばエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂等の公知の各種結合剤樹脂及び硬化剤を
必須成分とし、更に必要に応じ各種体質顔料、着色顔料
、染料、表面調整剤等の添加剤などを配合した成分から
なる。その粉体塗料の製造方法としては前記樹脂と硬化
剤とが実質的に架橋反応を起こさない程度の温度にて前
記成分の混合物をエクストルーダー、熱ロール、ニーダ
−等により溶融練合し、冷却後粉砕する方法が代表的な
ものとして挙げられるが、これらに限定されるものでは
なく、従来から公知の他の製造方法も採用出来ることは
言うまでもない。そして、本発明の粉体塗料組成物は前
記粉砕後、鱗片状バール顔料とアルミニウムオキサイド
微粉末とをドライブレンドして得られる。
鱗片状バール顔料としては、天然雲母の表面をアナター
ゼ型酸化チタン、ルチル型酸化チタン、酸化鉄等でコー
ティングしたものが代表的なものとして挙げられ、粒径
は約i0〜250μ、特に塗膜にブツ等の生じにくく、
平滑な塗膜が得られる粒径20〜80μのものが好まし
い。
鱗片状バール顔料の配合割合は全粉体塗料組成物中1〜
10重量%、好ましくは2〜6重量%が適当である。
本発明は前記鱗片状バール顔料と同時にアルミニウムオ
キサイド微粉末を併用させたことに特徴あり、アルミニ
ウム微粉末を併用することにより予想外にも鱗片状バー
ル顔料の塗着効率がよくなり、その結果均一なメタリッ
ク感のある塗膜が得られることを見出したものである。
アルミニウムオキサイド微粉末は粒径100mμ以下、
好ましくは5Qrnμ以下のものが前記効果が顕著に出
る。
アルミニウムオキサイド微粉末の配合割合は金粉体塗料
組tL物中0.02〜1.0重量%が適当であり、この
範囲より少ないと前記効果が十分発揮されず、また前記
範囲より多いと塗面状態に悪影響を及ぼす傾向が出てく
る。
本発明の粉体塗料組成物は以上説明した構成成分からな
り、約150メツシユバスの粒径を有するものが適当で
ある。
本発明の粉体塗料組成物は通常の各種塗装方法により塗
装することが可能であるが、特に塗着効率の良い静電ス
プレー法が望ましい。
また、塗膜を硬化させる焼付条件は使用する結合剤樹脂
と硬化剤の種類により異なるが、通常150〜250℃
、5〜30分間程度が適当である。
〈発明の効果〉 本発明の粉体塗料組成物は粉体塗料に鱗片状バール顔料
をドライブレンドする際、アルミニウムオキサイド微粉
末を併用配合しているので、塗装時に粉体塗料と、鱗片
状バール顔料との分離が押さえられ、均一なメタリック
感のある塗膜が得られる画期的な塗料である。
以下、本発明を実施例により、更に詳細に説明する。な
お、実施例中「部」は重量基準で示す。
実施例1〜6及び比較例1〜3 第1表に示す樹脂、硬化剤、顔料及び表面調整剤からな
る成分を第1表に示す配合割合(単位「部」)でヘンセ
ルミキサーにて1分間攪拌混合し、115℃の温度条件
下で押出機にて溶融練合し、冷却後パンタムミルにて微
粉砕した。この粉砕物を150メツシユ金網で篩い、次
いでパスしたものに鱗片状バール顔料及びアルミニウム
オキサイド微粉末を第1表に示す配合割合で配合し、均
一にドライブレンドし、粉体塗料を調製した。
得られた粉体塗料を金属板に膜厚100μmになるよう
に静電スプレー(−80KV印加〉にて塗布し、180
℃、20分間焼付けた。
得られた塗板につき塗膜外観、エレクセン試験及び耐衝
撃性の試験をし、その結果を第1表下欄に示した。
第1表の試験結果からも明らかな通り、本発明の実施例
より得られた塗膜は塗膜性能を低下させることなく、均
一なるメタリック感のある塗膜を得ることが出来た。
一方、アルミニウムオキサイド微粉末を配合しない比較
例においては不均一なメタリック感の塗膜となり、実用
的な塗膜は得られなかった。
「アルマテックスPD−7310」 (三井東圧化学社製商品名)〔メルトインデックス(g
/10分)15〜20、エポキシ囁18〜19.5’l 「バイロンGV−110J(日本ユビカ社製商品名〉 
〔軟化点92±4℃、水酸基価49±3.5、分子量2
600±200〕「エポトートDT−114J(東部化
成社製商品名)〔エポキシ当量900〜980、軟化点
95〜100℃〕 「エポトートDT−111J(東部化成社製商品名〉 
〔エポキシ当量450〜500、軟化点63〜67℃〕 注5)  「エピコート#1004J  (油化シェル
エポキシ社製商品名)〔エポキシ当量875〜975、
軟化点98℃] 「ヒュルスB1530J  (ケミッシュ・ウエルケ・
ヒュルス社製商品名)Cカプロラクタムでブロック化し
たイソホロンジイソシアネート付加物〕 注1) 注3) 注2) 注4) 注6) 「イリオジン163J(メルク・ジャパン社製商品名〉
 〔金網で篩った粒径40〜60μのもの〕 注8)  「アルミニウムオキサイドC」 (日本アエ
ロジル社製商品名)〔平均粒径20mμ、60mμ以下
の粒子99.9%以上〕 塗膜のメタリック感の均一性、平滑性を目視判断した。
◎:均一なメタリック感があり、かつ平滑性良好 O:均一なメタリック感があり、わずかにブツ発生 ×:不均一なメタリック感 注10)  J I 5−Z−2247に基づ(注目)
JIS−に−54006,13,3に基づく(%′φX
500g) 注7) 注9)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉体塗料に、鱗片状バール顔料とアルミニウムオキサイ
    ド微粉末とがドライブレンド法にて混合されていること
    を特徴とするメタリック感のある粉体塗料組成物。
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