JPH0376669B2 - - Google Patents

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JPH0376669B2
JPH0376669B2 JP10018284A JP10018284A JPH0376669B2 JP H0376669 B2 JPH0376669 B2 JP H0376669B2 JP 10018284 A JP10018284 A JP 10018284A JP 10018284 A JP10018284 A JP 10018284A JP H0376669 B2 JPH0376669 B2 JP H0376669B2
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Japan
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density polyethylene
laminated packaging
linear low
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Kenji Sato
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0376669B2 publication Critical patent/JPH0376669B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
 本発明の技術分野 本発明は、きわめおはげしい屈曲疲劎にも気䜓
遮断性の䜎䞋ないフレキシブル積局包装材に関す
る。詳しくは酞玠、炭酞ガスなどの気䜓遮断性を
有する゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物
以䞋EVOHず蚘すからなる薄膜を䞭間局ず
し、倖䞭間局の䞡偎に衚面局を有し、該各局を盎
鎖状䜎密床ポリ゚チレンに、゚チレン性䞍飜和カ
ルボン酞たたはその無氎物を化孊的に結合させお
埗られる倉性盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンから実質
的になる接着性暹脂を介しお蚭けるこずによ぀
お、該包装材で包装された倉質し易い物品の気密
包装䜓が茞送、取扱いに該包装材が受けるきわめ
おはげしい屈曲疲劎に察しおも、すぐれた気䜓遮
断性を保持するこずができる被包装物の倉質を防
止するために有効な積局フレキシブル包装材を提
䟛するものである。  埓来技術 フレキシブル積局包装材の機胜は基本的には被
包装物の保存性、すなわち倉質防止であり、その
ために該包装材にあ぀おは特に茞送振動匷床、耐
屈曲疲劎性が芁求され、就䞭、所謂バツグむンボ
ツクス−折畳み可胜なプラスチツクの薄肉内容噚
ず積み重ね性、持ち運び性、印刷適性を有する倖
装段ボヌル箱ずを組合せた容噚−の内容噚ずしお
甚いられる堎合には高床の該特性が芁求される。
該包装材は、各皮プラスチツクフむルムがそれぞ
れの玠材の特性を掻かしお積局されお甚いられる
が、たずえば機械的匷床を保持するための基材フ
むルムず熱シヌル可胜な玠材ずの組合せが最も䞀
般的であり、被包装物の芁請に応じお玠材が遞択
される。就䞭、基材フむルムの酞玠等のガス遮断
性では䞍満足な甚途に぀いおはさらに高床なガス
遮断性を有するバリダヌ局を基材局䞊に蚭け、こ
のバリダヌ局を䞭間局ずしおヒヌトシヌル可胜な
玠材を少くずも䞀倖局ずなる劂く熱可塑性暹脂を
積局する方法が採甚される。たずえば埓来のバツ
グむンボツクスの内容噚の材質の基本は必ずヒヌ
トシヌル郚分があるので、ヒヌトシヌル可胜なポ
リ゚チレン、特に軟質ポリ゚チレンを䞻䜓ずしお
いるが、バツグむンボツクスの特城である折り畳
み可胜であるこず、内容物が液䜓であるこず等か
ら物理的匷床、前述の劂く、特に茞送振動匷床、
耐屈曲疲劎性が求められ、このために耐ストレス
クラツク性が良奜であるこずず盞俟぀お゚チレン
−酢酞ビニル共重合暹脂がより奜たしく甚いられ
おいる。さらに芁求性胜の高床化に䌎぀お酞玠等
のガス遮断性が芁求される堎合には、ナむロンフ
むルム、サランコヌトナむロンフむルム、アルミ
蒞着ナむロンフむルム、アルミ蒞着ポリ゚ステル
フむルム等を組合せた該内容噚が実甚化され始め
おいる。高床なガス遮断性を付䞎するためには、
゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物、ポリ塩
化ビニリデン、アルミ箔、金属などの蒞着フむル
ムなどが甚いられる。しかしこれらは、ガス遮断
性に぀いおは優れるが、機械的匷床は䞀般に䜎
く、特に屈曲疲劎に耐えられるものではない。埓
぀お機械的匷床の優れた基材局ずヒヌトシヌル可
胜な玠材の間に積局されお甚いられるが、なお、
たずえばバツグむンボツクス内容噚の構成材ずし
お甚いた堎合、該構成材にピンホヌルを生じた
り、該構成材にピンホヌルを生じない段階におい
おさえ䞭間局ずしお、甚いた該バリダヌ局に生ず
るクラツクやピンホヌル等に起因しおバリダヌ性
の䜎䞋を生ずるなどのため、きわめおはげしい屈
曲疲劎に察しお、すぐれた気䜓遮断性を保持する
こずができず、実甚的に満足なものは芋出されお
いない。ポリ塩化ビニリデン暹脂を䞻䜓ずする
局、アルミ箔、金属などの蒞着暹脂局などをバリ
ダヌ局ずする積局包装材に぀いおの挙動は、たず
えば特開昭55−7477号公報に瀺されおいる。すな
わち実際に該包装材を䜿甚し、包装された包装䜓
の茞送、取扱い埌のガス遮断性が必ずしも満足で
きるものでなく、最も必芁性の高い䞀次流通埌の
実甚保存性がしばしば裏切られるのは、䞭間局に
䜍眮する該バリダヌ局の損傷に起因する。ガス遮
断性向䞊のために蚭ける䞭間局の玠材ずしおは
EVOH暹脂が最も優れおおり、各皮の倚局フむ
ルム、倚局構造をも぀容噚のバリダヌ材ずしお奜
んで甚いられる。これは、この暹脂が抜矀のバリ
ダヌ性を有するだけでなく透明性、耐油性、印刷
性、成圢性などにもすぐれおいお、基材暹脂の特
性を損うこずがないずいう、きわめお有利な性質
を持぀からである。しかるに耐屈曲疲劎性を特に
芁求される分野には積局包装材にバリダヌ局ずし
おEVOH暹脂が満足に甚いられる䟋はみられな
い。就䞭、前述の劂く茞送振動による屈曲疲劎に
耐えるこずが匷く求められおいる酞玠等の気䜓遮
断性を有するバツグむンボツクスの内容噚に
EVOH暹脂が甚いられお、該芁求を満足するも
のは、芋出されおおらず、EVOH局をバリダヌ
局ずする優れたバリダヌ性ず茞送振動に耐える屈
曲疲劎匷床をも぀たフレキシブル積局包装材の開
発は、重芁課題の䞀぀であ぀た。  本発明の目的、構成および䜜甚効果 本発明者らはEVOHフむルムは、前蚘優れた
諞特性をも぀おいる反面、ポリ゚チレン、ポリプ
ロピレン、ナむロン、熱可塑性ポリ゚ステルなど
の熱可塑性フむルムに比べ、耐屈曲疲劎性に著し
く劣るずいう倧きな欠点を有するのみならず、前
蚘屈曲疲劎に匷い暹脂局ず積局し、䞭間局ずしお
EVOH暹脂局を甚いた耇局フレキシブル包装材
においお予想倖にもEVOHの剛性等の物理的特
性ずも関連があるものずみられるが、該包装材の
耐屈曲疲劎性は前蚘屈曲疲劎に匷い熱可塑性暹脂
が単䜓で瀺す耐屈曲疲劎性より顕著に䜎䞋し、よ
り少い屈曲疲劎で積局包装材にピンホヌルを生じ
るようになるこず、さらに驚くべきこずに該ピン
ホヌルの発生に至るたでは、該EVOH局が単独
で耐え埗る屈曲疲劎をこえおもなお屈曲疲劎によ
るクラツク、ピンホヌル等が該EVOH局に発生
しないこずに起因するずみられるが、バリダヌ性
の䜎䞋が殆んど認められない点で、前蚘塩化ビニ
リデン暹脂等をバリダヌ局ずしお䞭間局に甚いた
埓来の積局包装材の挙動ず著しく異぀おいるこず
を芋出し、該芳点からEVOH局をバリダヌ局ず
する耐屈曲疲劎に優れたフレキシブルな気䜓遮断
性積局包装材に関し鋭意怜蚎を進めお本発明を完
成するに至぀た。 すなわち、本発明はEVOHの薄膜を䞭間局ず
し、該䞭間局の䞡偎に衚面局を有し、該各局が接
着性暹脂を介しお配されおなるフレキシブル積局
包装材においお、該接着性暹脂が実質的に盎鎖状
䜎密床ポリ゚チレンに゚チレン性䞍飜和カルボン
酞たたはその無氎物を化孊的に結合させお埗られ
る盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンであるこずを特城ず
する耐屈曲疲劎に優れたフレキシブルな気䜓遮断
性積局包装材を提䟛せんずするものである。 耐屈曲疲劎性は、所謂ゲルボフレツクステスタ
ヌを甚いお行う評䟡テストにおけるガスバリダヌ
性䜎䞋の屈曲回数䟝存性、ピンホヌル発生に至る
たでの屈曲回数等のデヌタから皮々の玠材、たた
は皮々の玠材からなる積局包装材の耐屈曲疲劎性
の優劣を刀断するこずができる。本発明者らは、
各皮熱可塑性暹脂の単䜓フむルム、各皮暹脂から
なる倚局構成のラミネヌトフむルムに぀いお就䞭
該ラミネヌトフむルムの各皮間に甚いられる接着
性暹脂が異なる該フむルムに぀いおゲルボフレツ
クステスタヌを甚い、屈曲回数ずピンホヌル発生
数ずの関係、ピンホヌル発生に至る屈曲回数、さ
らに倚局構成のラミネヌト物に぀いおはピンホヌ
ル発生に至るたでの過皋における屈曲回数ずバリ
ダヌ性たずえば酞玠透過量ずの関係を倚岐に
亘぀お枬定した結果いく぀かの事実を芋出した。
すなわち(1)EVOH暹脂フむルムはいづれも耐屈
曲疲劎性は極めお䞍良であり、実甚に耐える茞送
振動匷床氎準に遥かに及ばないこず、(2)埓来䞀般
的に䜿甚されおいる高圧法䜎密床ポリ゚チレン、
䜎圧法高密床ポリ゚チレン、ナむロン、ポリプロ
ピレン、熱可塑性ポリ゚ステルなどの各暹脂のフ
むルムは該EVOH暹脂フむルムに比し、耐屈曲
疲劎性は顕著に優れおいるけれども、該暹脂フむ
ルムをEVOHを䞭間局ずしお積局したラミネヌ
トフむルムの耐屈曲疲劎性は詳现は明かでない
が、EVOH局が存圚するこずに起因するずみら
れる顕著な䜎䞋、぀たり該暹脂単䜓フむルムの優
れた耐屈曲疲劎性に比し顕著な䜎䞋がみられるこ
ず、(3)曎に驚くべきこずにEVOH局を䞭間局ず
した該積局物にピンホヌル発生を芋るに至るたで
は、ガスバリダヌ性の䜎䞋の殆んどないこず、(4)
就䞭EVOH局を䞭間局に、䞡衚面局を接着性暹
脂を介しお蚭けるが、特定の盎鎖状䜎密床ポリ゚
チレン倉性物を該暹脂ずしお甚いお積局された該
積局物は、耐屈曲疲劎性に改善が著しいこずを認
めた。該珟象に぀いおの詳现は未だ明かではない
が、該改善の効果は倉性前の該盎鎖状䜎密床ポリ
゚チレンの共重合成分であるα−オレフむンの炭
玠数、瀺差走査型熱量蚈の熱分析による融解熱、
ダング率および該盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの倉
性成分に深くかかわ぀おおり、これらが遞定され
た特定の領域にあり、か぀特定の倉性成分で倉性
された該ポリ゚チレンの倉性物を該接着性暹脂ず
しお甚いたずきに特に顕著である。  本発明のより詳现な説明 本発明に䜿甚される盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン
ずは実質的に長鎖分岐を持たない盎鎖状の䜎密床
ポリ゚チレンである。䞀般には長鎖分岐数の定量
的な尺床〔η〕〔η〕〔η〕は分岐
ポリ゚チレンの極限粘床〔η〕は分岐ポリ゚チ
レンず同じ分子量を持぀盎鎖状ポリ゚チレンの極
限粘床がほが䞀般的には0.9〜の範囲にあ
りに近い堎合が倚いであり、密床が0.910〜
0.945のものである。なお埓来の通垞の高圧法䜎
密床ポリ゚チレンの倀は0.1〜0.6である。盎
鎖状䜎密床ポリ゚チレンの補造法は特に制限され
ない。代衚的な補造方法を䟋瀺すれば〜45Kg
cm2の圧力高圧法䜎密床ポリ゚チレンの堎合は通
åžž2000〜3000Kgcm2、75〜100℃の枩床高圧法
䜎密床ポリ゚チレンの堎合は120〜250℃で、ク
ロム系觊媒たたはチヌグラヌ觊媒を甚いお炭玠数
以䞊、奜たしくは以䞊、さらに奜たしくは
〜10のα−オレフむン、たずえばプロピレン、ブ
テン−、メチルベンテン−、ヘキセン−、
オクテン−等のα−オレフむンを共重合成分ず
しお、゚チレンの共重合を行う方法がある。重合
方法ずしおは溶液法液盞法、スラリヌ法液盞法、
流動床気盞方、撹拌床気盞法等が甚いられる。 該盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンをさらに゚チレン
性䞍飜和カルボン酞たたはその無氎物で倉性する
に圓぀おは該盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンを、たず
えばラゞカル開始剀の存圚䞋に該カルボン酞たた
はその無氎物をグラフトさせるなどのそれ自䜓公
知の方法を採甚するこずができる。本発明に甚い
る゚チレン性䞍飜和カルボン酞たたはその無氎物
ずしおは、アクリル酞、メタアクリル酞などの䞀
塩基性䞍飜和脂肪酞あるいはマレむン酞、フマル
酞、むタコン酞などの二塩基性䞍飜和脂肪酞であ
り、さらに二塩基性䞍飜和脂肪酞の無氎物すなわ
ち無氎マレむン酞、無氎むタコン酞などである。
就䞭、該積局包装材の䞡衚面局ず䞭間局である
EVOH局ずの接着性の芳点から二塩基性䞍飜和
脂肪酞の無氎物が奜たしく、無氎マレむン酞、無
氎むタコン酞がより奜たしく、無氎マレむン酞が
最も奜適である。 本発明で䜿甚される゚チレン性䞍飜和脂肪酞た
たは、その無氎物を化孊的に結合した倉性盎鎖状
䜎密床ポリ゚チレンを埗るには、それ自䜓公知の
皮々の方法を採甚するこずができる。その䞀぀に
適圓な溶媒䞭に溶解たたは懞濁しおいる該ポリ゚
チレンにグラフトモノマヌである゚チレン性䞍飜
和脂肪酞たたはその無氎物および觊媒たずえば過
酞化物のようなラゞカル開始剀を添加する溶液グ
ラフト重合法たずえば特開昭50−4144号公報、
同50−4189号公報など、たた他の方法ずしお液
状媒䜓の䞍存圚䞋においお、たずえば粉末状の該
ポリ゚チレンずグラフトモノマヌである゚チレン
性䞍飜和脂肪酞たたはその無氎物、たずえば無氎
マレむン酞を接觊させ、觊媒、たずえは過酞化物
のようなラゞカル開始剀を甚いお該ポリ゚チレン
の融解枩床より高い枩床でグラフト共重合させる
溶解グラフト重合法たずえば特公昭50−74493
号公報などがある。 盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンに察する゚チレン性
䞍飜和脂肪酞たたはその無氎物の化孊結合量は、
0.01〜15重量、より奜たしくは、0.05〜10重量
さらに奜たしくは、0.1〜重量が奜適であ
る。結合量が0.01重量未満であるず接着性が悪
くなり所望の効果が埗られない。たた15重量を
越えるず暹脂が着色したり、ゲル化が進み異物発
生の原因ずなるので奜たしくない。グラフト重合
觊媒ずしおはゞクミルパヌオキシド、ゞ−−ブ
チルパヌオキシド、−ブチルパヌオキシベンゟ
゚ヌト、ベンゟむルパヌオキシドなどの通垞のパ
ヌオキシド觊媒、アゟビスむ゜ブチロニトリルな
どのアゟ化合物が挙げられる。グラフト重合に圓
りパヌオキシド等のグラフト重合觊媒は、䜿甚せ
ず熱を䞎えるだけでよい堎合もあるがゲル分率が
高いものしか埗られないので奜たしくない。 本発明の効果ず該α−オレフむンの炭玠数ず該
盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの瀺差走査型熱量蚈の
熱分析による融解熱、さらにダング率ずに深くか
かわ぀おいるこずは前述の通りであるが、より具
䜓的に述べれば次の通りである。盎鎖状䜎密床ポ
リ゚チレンは本発明に奜適に甚いられるが、該融
解熱が25cal以䞋、奜たしくは25〜5cal
であるか、たたは20℃におけるダング率が22Kg
mm2以䞋、奜たしくは22〜Kgmm2、さらに奜たし
くは22〜52Kgmm2である該ポリ゚チレンに぀いお
本発明の効果がより顕著であり、特に䞡者が前蚘
領域にある堎合に最も顕著である。該融解熱、ダ
ング率が前蚘領域にあるものに重合法、重合条件
によ぀お倚少異るが、抂しおいえば共重合成分で
ある該α−オレフむンの含有量が玄モル以
䞊、奜たしくは玄〜モルの領域で埗られる
堎合が倚い。共重合成分がブテン−である盎鎖
状䜎密床ポリ゚チレンに぀いおは該融解熱が
15cal以䞋であるか、たたは20℃におけるダ
ング率が12Kgmm2以䞋である堎合に本発明の効果
はより顕著であり、特に該䞡者が前蚘領域にある
堎合に最も顕著に該効果を享受するこずができ
る。該融解熱、ダング率が前蚘領域にある該䜎密
床ポリ゚チレンは、抂しおいえばブテン−の含
有量が玄モル以䞊の領域で埗られる堎合が倚
い。該含有量が倚くなり過ぎるず、該ポリ゚チレ
ンのも぀他の物理的特性が䞍満足なものずなり、
奜たしくなく、該含有量は高々数モル、たずえ
ばモルであるこずが望たしい。たた本発明の
効果は前述の劂く該融解熱たたはおよびダング
率が前蚘特定の領域にある盎鎖状䜎密床ポリ゚チ
レンに぀いお享受し埗るが、特に炭玠数以䞊、
たずえば〜10のα−オレフむンの共重合成分ず
する該ポリ゚チレンに぀いおより顕著に該効果を
享受するこずができる。この堎合前述ず同様の理
由から、該α−オレフむンの含有量は〜モル
、より具䜓的には〜モルが奜たしく、た
た該融解熱は前蚘の劂く該α−オレフむン含有量
等ず関連しおいるが、就䞭該融解熱は25〜5cal
であるこずが奜たしく、たたダング率は22Kg
mm2以䞋、奜たしくは22〜Kgmm2、さらに奜たし
くは22〜Kgmm2である。該オレフむンの䞭でも
本発明の効果がより顕著であり、工業的にも容易
に埗られる−メチル−−ペンテンを共重合成
分ずする盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンは最も奜適な
ものの䞀぀である。埓来の高圧法䜎密床ポリ゚チ
レンの堎合は瀺差走査型熱量蚈の熱分析による融
解熱たたはおよびダング率が前蚘領域にあ぀お
も本発明の効果を享受するこずはできない。 本発明の積局包装材は、該ゲルボフレツクステ
スタヌによる耐屈曲疲劎テスト時にデラミネヌシ
ペンを起すものであ぀おはならないが本発明の接
着性暹脂は接着性に優れたEVOH局ず、ポリ゚
チレン、ポリプロピレン、ナむロン−などのポ
リアミド、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓などの
熱可塑性暹脂局ずの局間接着力のはげしい屈曲疲
劎にも耐え埗お党くデラミネヌシペンを起さな
い。 接着性暹脂局の厚さは、本発明の積局包装材の
耐屈曲疲劎性ず関係しおおり、抂しお蚀えば該局
厚の増加ずずもに耐屈曲疲劎性は䜎䞋する。本発
明の効果をより顕著に発珟させるためには15Ό以
䞋が奜たしく、10Ό以䞋がより奜たしい。たた接
着性暹脂局が䜙りにも薄きに過ぎるず該局を切れ
目なく均䞀な厚さで蚭ける技術䞊の困難さが増加
するので実甚的には該局圧は1Ό以䞊、より奜た
しくは2Ό以䞊が奜適である。 さらに実質的に該接着性暹脂が該倉性盎鎖状䜎
密床ポリ゚チレンであるずは、該倉性盎鎖状䜎密
床ポリ゚チレンを未倉性の該盎鎖状䜎密床ポリ゚
チレンずブレンド䜿甚する態様をも本発明は包含
し、該倉性ポリ゚チレンが゚チレン性䞍飜和カル
ボン酞たたはその無氎物を0.01〜15重量化孊的
に結合した該ポリ゚チレンであり、しかもブレン
ド物の該カルボン酞たたはその無氎物成分の含有
量が0.01重量以䞊15重量未満、より奜たしく
は0.05〜10重量、さらに奜たしくは0.1〜重
量であれば本発明の効果を享受できるこずを意
味するものである。この堎合該倉性ポリ゚チレン
の倉性前の該盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンずブレン
ドする盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンは同䞀であ぀お
も、たた異なるものであ぀おもよく、さらに埌者
は皮以䞊の異なる該盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン
の混合物であ぀おもよい。 本発明の該倉性盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンは、
該倉性成分含有量が前蚘領域にある劂く遞定され
たものである限りにおいお異なる以䞊の該盎鎖
状䜎密床ポリ゚チレンの倉性物の混合物であ぀お
も本発明の効果を享受するこずができる。 本発明に甚いられるEVOH暹脂ぱチレン含
有量25〜60モル、けん化床95以䞊のものが奜
適に甚いられる。゚チレン含有量が25モル以䞋
では成圢性が䜎䞋するのみならず、該EVOHの
剛性が増加するこずず関連があるずみられるが、
本発明の効果が枛殺され、たた゚チンレン含有量
が60モルを越えるず剛性は枛少するものの該暹
脂の最も特城ずする酞玠等のガスバリダヌ性が䜎
䞋しお䞍満足なものずなる。該EVOH暹脂は25
〜60モルの領域内の゚チレン含有量をも぀皮
たたはそれ以䞊の゚チレン含有量の異なる該暹脂
のブレンド物であ぀おも盞溶性を瀺す範囲内のも
のであれば本発明の効果を享受するこずができ
る。該暹脂のけん化床は95以䞊が奜適であり、
95未満では該バリダヌ性が䜎䞋するので奜たし
くない。さらにホり酞などのホり玠化合物で凊理
したEVOH、ケむ玠含有オレフむン性䞍飜和単
量䜓など第成分を゚チレン及び酢酞ビニルずず
もに共重合し、けん化しお埗られる倉性EVOH
に぀いおも溶融成圢が可胜でバリダヌ性を害しな
い範囲の倉性床のものであれば本発明の効果を享
受するこずができる。 前述の劂くEVOH単局の堎合、耐屈曲疲劎性
は、極めお䞍良であり、ただ厚みの枛少に䌎぀お
若干の改善傟向を瀺すが、これは実甚的に芁求さ
れる茞送振動匷床を満たすに足る耐屈曲疲劎性の
皋床に遥かに及ばない領域における珟象に過ぎな
い。しかるに本発明の積局包装材の構成においお
は屈曲疲劎によりピンホヌルを発生するに至るゲ
ルボフレツクステスタヌの屈曲回数ぞの、䞭間局
ずしお存圚するEVOHの局厚䟝存性が極めお顕
著に発珟するずいう特異性が認められる。該
EVOH局の厚さが20Όを越えるず耐屈曲疲劎性が
䜎䞋し、本発明の効果が枛殺されるので奜たしく
ない。本発明の効果を充分に享受するためには
EVOH局の厚さは20Ό以䞋が奜適であり、15Ό以
䞋がより奜たしい。耐屈曲疲劎性のみの芳点から
は、特に10Ό以䞋が最も奜適である。しかし酞玠
等のガスバリダヌ性に関しおより高床な芁求があ
る堎合、20Ό以䞋の該䞭間局の厚さでは該芁求を
満足できない堎合がしばしば生じる。耐屈曲疲劎
性及び該バリダヌ性に関し、より高床な芁求を満
足させる本発明の最も奜適な実斜態様は該
EVOH局の厚さを20Ό以䞋、奜たしくは15Ό以䞋、
より奜たしくは10Ό以䞋に遞定しお、該バリダヌ
性に぀いおの高床の芁求の皋床に応じお該
EVOH局をたたはそれ以䞊の耇数蚭ける構成
である。耐屈曲疲劎性の芳点からはEVOH局の
厚さはできる限り小さい方が奜たしいが成圢加工
の技術の面からの困難性なそれだけ増加する。実
甚的には2Ό以䞊が奜たしく、5Ό以䞊が該芳点か
ら比范的困難性も少くより奜適である。2Ό以䞋
では、しばしばピンホヌルの発生がEVOH局に
生じ、良品の歩留りが䜎䞋する。耇数の該バリダ
ヌ局を蚭けるに圓぀おは、該局のすべおに゚チレ
ン含有量の同じEVOHを甚いおもよく、たた容
噚等の内郚に盞察湿床が該容噚の倖郚の盞察湿床
より倧きい堎合、たずえば被包装物がワむンなど
の氎性混合物である堎合などEVOHのバリダヌ
性の湿床䟝存性ずも関連しおいる該耇数のバリダ
ヌ局の各局の䜍眮関係は、より゚チレン含有量の
小さいEVOH局を倖偎に配し、より゚チレン含
有量の倧きいEVOH局を内偎に配するのがより
奜適であり、該盞察湿床の関係が逆の堎合には該
EVOH局の䜍眮関係は逆に配するのが奜たしい
など、それぞれの目的に応じお最適の構成を遞定
するこずができる。この堎合該構成を採぀た効果
を埗るためには該バリダヌ局の少くずも局が、
モル以䞊゚チレン含有量を異にするEVOH
で構成されるこずが奜たしい。 本発明に係る積局包装材は、たずえばバツグむ
ンボツクスの内容噚の構成材ずしお甚いる堎合の
劂く熱シヌルしお各皮ヒレキシブル包装材ずしお
甚いるこずを目的ずするものであり、該衚面局の
少くずも片方が熱シヌル可胜な熱可塑性暹脂であ
る必芁があるが、該衚面局の他の䞀぀は熱シヌル
䞍胜な暹脂局であ぀おもよい。該衚面局を構成す
る暹脂ずしおは、高圧法䜎密床ポリ゚チレン、䜎
圧法高密床ポリ゚チレン、盎鎖状䜎密床ポリ゚チ
レン、ポリプロピレン、各皮ナむロンの劂きポリ
アミド暹脂ポリ゚ステル暹脂、゚チレン−酢酞ビ
ニル共重合暹脂などがある。 これらの該衚面局を構成する暹脂の䞭でも盎鎖
状䜎密床ポリ゚チレン、゚チレン−酢酞ビニル共
重合䜓がより奜適に甚いられる。盎鎖状䜎密床ポ
リ゚チレンを該衚面局の少くずも片方に甚いた堎
合、特に䞡衚面局に甚いたずきには、該構成材の
耐屈曲疲劎性の改善がより顕著である。就䞭、詳
现は未だ明かでないが、該改善の効果は、衚面局
に甚いる該䜎密床ポリ゚チレンの共重合成分であ
るα−オレフむンの炭玠数、瀺差走査型熱量蚈の
熱分析に基づく融解熱、20℃におけるダング率等
に深くかかわ぀おおり、これらが遞定された特定
の領域にある前述の盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンを
採甚したずきにより䞀局顕著である。 他のより奜適な該衚面局を構成する暹脂ずしお
は、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓がある。就
䞭、酢酞ビニル含有量が少くずも重量である
該共重合䜓は、より顕著に本発明の効果を享受す
るこずができる。該含有量があたりに倚きに過ぎ
るず該暹脂衚面が粘着性を瀺すようになり奜たし
くなく、12重量以䞋であるこずが奜たしい。本
発明の積局包装材からなる包装容噚などぞの充填
物が氎性混合物たたは含氎食品などの堎合には、
内倖䞡衚面局の透湿速床ずも関連しお該共重合䜓
を倖衚面局に、前蚘盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンを
内衚面局に甚いる態様は、該積局包装材の奜たし
い構成の䞀぀である。さらに倖包装充填物の堎合
に、さらに優れた耐屈曲疲劎性が芁求されるずき
には、該バリダヌ性の芁求を満たす限床内におい
お内倖䞡衚面局に前蚘ポリ゚チレンより透湿床の
倧きい該共重合䜓を甚い、内衚面局厚さ、該衚面
局厚さを前蚘透湿速床に぀いおの条件を満たすよ
うに遞定しおEVOHの定垞湿分を奜適な領域に
保持するように構成しお奜適に甚いるこずができ
る。EVOH単䜓フむルムの耐ピンホヌル性が極
めお䞍良であるにも拘らず、本発明の構成をも぀
積局フむルムの耐ピンホヌル性が顕著に向䞊した
時点においお、぀たりEVOH単䜓フむルムの特
性に鑑みお刀断すれば、圓然に䞭間局である
EVOH局にクラツクないしはピンホヌルが発生
し、該積局包装材のバリダヌ性が䜎䞋するこずが
予想される段階においお該積局包装材のバリダヌ
性の䜎䞋が認められない点は前蚘塩化ビニリデン
等のバリダヌ材を甚いた埓来の積局包装材ず異な
り、極めお特異的である。 本発明の積局包装材にあ぀おは、該衚面局の各
局があたりに薄すぎるず、たずえば10Ό以䞋に至
るず、匷床などの他の物理的特性が䜎䞋するので
10Ό以䞊であるこずが奜たしく、20Ό以䞊である
こずがより奜適である。たたあたりに厚さが増加
しすぎるず、本発明の効果が枛殺されるので、該
衚面局の各局は60Ό以䞋で甚いるこずがより奜た
しい。特にバツグむンボツクスの内容噚の構成材
には、通垞25〜60Όの厚さ領域から内容量に応じ
お遞定し、奜適に甚いるこずができる。 本発明に係る積局包装材は、共抌出法、抌出ラ
ミネヌシペン法、などの公知の方法により埗ら
れ、本発明は、積局方法を限定するものではな
い。たたたずえば該積局包装材を甚いたバツグむ
ンボツクスの内容噚は該積局構成のフむルムを公
知の方法で埗た埌、ヒヌトシヌルし、口郚を装着
するフむルムシヌル方匏、補品の圢状に合せおあ
らかじめ成膜しお埗た該積局構成のシヌトより成
圢した埌、口金を物理的に固定する真空成圢方
匏、倚局溶融抌出成圢方匏で本発明の玠材の組合
せからなる倚局パリ゜ンを口金を挿入した金型で
はさみ、圧瞮空気で成圢し、この時のパリ゜ンの
熱ず空気圧力で本䜓ず口金を熱接着するブロヌ成
圢方匏など公知の方法で埗るこずができる。 以䞋実斜䟋により、本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実斜䟋  ゚チレン含有量31モル、けん化床99.4の
EVOH暹脂からなる厚さ12Όの䞭間局ず、該䞭間
局の䞡偎に厚さ各35Όの−メチル−−ペンテ
ンを共重合成分ずし、該共重合成分を3.2モル
含み、190℃、2160荷重の条件䞋にASTM 
−1238−65Tに準じお枬定したメルトむンデツク
ス以䞋MI倀ず蚘す2.110分瀺差走査型熱
量蚈による融解熱が19calの盎鎖状䜎密床ポ
リ゚チレン以䞋LLDPEず蚘すからなる衚面
局を有し、各局間に厚さ5Όの無氎マレむン酞倉
性床LLDPEに察する無氎マレむン酞の化孊的
結合量0.7重量の前蚘LLDPEの倉性物からな
る接着性暹脂局を介しお配された積局フむルムを
基の抌出埌、皮局甚倚局ダむヘツドを甚い
お共抌出法により埗た。埗られた積局フむルムに
぀いお屈曲疲劎テストを該積局フむルムにピンホ
ヌルの発生を認めるたで行うずずもに、該ピンホ
ヌル発生に至るたでの各段階での酞玠ガス透過量
を枬定した。 屈曲疲劎テストは、ゲルボフレツクステスタヌ
理孊工業(æ ª)補を甚い、12in×8inの詊料片を盎
埄 1/2inの円筒状ずなし、䞡端を把持し、初期
把持間隔7in、最倧屈曲時の把持間隔1in、ストロ
ヌクの最初の 1/2inで、440°の角床のひねりを
加え、その埌の 1/2inは盎線氎平動である動䜜
のくり返し埀埩動を40回分の速さで、20℃盞察
湿床65の条件䞋に行うものである。 酞玠ガス透過量の枬定は、Modern Control瀟
補OX−TRAN100を䜿甚し、20℃盞察湿床RH
ず蚘す65および20℃80RHで枬定した。各
段階の屈曲疲劎テスト埌の詊料に぀いおは12in×
8inの平面ずなし、その䞭倮郚で枬定した。たた
ダング率はASTM −882−67に準じお20℃、
盞圓湿床65で枬定した。枬定結果を第衚に瀺
す。ピンホヌル発生に至るたでの屈曲疲劎テスト
過皋においおは、酞玠透過量の倉化は殆んどなか
぀た。たたピンホヌル発生は該屈曲疲劎テスト
5000埀埩を経過するたで認められず、5050埀埩経
過埌、ピンホヌルの有無を怜査に付した時点でピ
ンホヌルヶが既に発生しおいるのを認めた。た
た各局間のデラミネヌシペンは、党くみられなか
぀た。なお該LLDPEのフむルムを別に埗お20℃
においおダング率を枬定した結果13Kgmm2であ぀
た。
【衚】 実斜䟋  ゚チレン含有量45モル、けん化床99.2の
EVOH暹脂を䞭間局ずし、たた該䞭間局の䞡偎
に配される衚面局LLDPEの厚さを䞀方を
40Ό、他方を30Όずした以倖は実斜䟋ず同様に
行぀た。該屈曲疲劎テスト5500埀埩するたでピン
ホヌルは認められず、5600埀埩経過埌ピンホヌル
ヶ発生しおいるのを認めた。酞玠透過量の枬定
倀を第衚に瀺す。各局間のデテミネヌシペンは
認められなか぀た。
【衚】 実斜䟋  AdAdAdなる構成の暪
局フむルムを皮局甚倚局ダむヘツトを有する
共抌出蚭備を甚いお埗た。各局はそれぞれ次に瀺
めす各暹脂及び局厚さからなる。 Ad実斜䟋で甚いたLLDPEの無氎マレむン酞
倉性床2.8重量の倉性LLDEからなる厚さ5ÎŒ
の接着性暹脂局 、−メチル−−ペンテン4.1モルを
共重合成分ずしお含有するメルトむンデツクス
2.310分瀺差走査型熱量蚈による融解熱
15calの厚さ38ΌのLLDPEå±€ 、゚チレン含有量38モル、けん化床99.4
、厚さ6ΌのEVOHå±€ 実斜䟋に準じお屈曲疲劎テストを行぀た。該
屈曲疲劎テスト6000埀埩経過埌もピンホヌルの発
生を認めなか぀た。該6000埀埩に至る各段階にお
ける酞玠透過量の枬定倀を第衚に瀺す。各局間
のデラミネヌシペンは認められなか぀た。なお該
LLDPEのフむルムを別に埗お20℃で枬定したダ
ング率は7.5Kgmm2であ぀た。
【衚】 実斜䟋  を実斜䟋ず同じEVOH暹脂からなる厚さ
8Όの局、を実斜䟋ず同じEVOH暹脂からな
る厚さ6Όの局、接着性暹脂局Adをおよびに
甚いたLLDPEの無氎マレむン酞倉性床3.1重量
の倉性LLDPE局ずした以倖は実斜䟋ず同様に
行぀た。該屈曲疲劎テスト6000埀埩経過埌もピン
ホヌルの発生を認めなか぀た。該6000埀埩に至る
各段階における酞玠透過量の枬定倀を第衚に瀺
す。なお各局間のデラミネヌシペンは認められな
か぀た。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋においお、接着性暹脂局に共重合成分
を−ヘプテンずし、該含有量が2.9モル、瀺
差走査型熱量蚈による融解熱が21calのフむ
ルムを別に埗お、20℃で枬定したダング率が15
Kgmm2のLLDPEの無氎マレむン酞倉性床2.3重量
の倉性LLDPEを甚いた以倖は実斜䟋ず同様
に行぀た。該屈曲疲劎テスト5500埀埩経過するも
ピンホヌルの発生は認められず、酞玠透過量の倀
は殆んど倉化がなく、ほが1.4c.c.m2・24hr20
℃、80RHであ぀た。 実斜䟋  実斜䟋においお、ブテン−を共重合成分ず
し、該成分含有量5.1モル、瀺差走査型熱量蚈
による融解熱が12calのフむルムを別に埗お、
20℃で枬定したダング率がKgmm2のLLDPEの
無氎マレむン酞倉性床1.8重量の倉性LLDPEで
接着性暹脂局を構成した以倖は実斜䟋ず同様に
行぀た。該屈曲疲劎テスト5000埀埩を経過するも
ピンホヌルの発生は認められず、たた酞玠透過量
の倀にも殆んど倉化がなく、1.5c.c.m2・24hr20
℃、80RHであ぀た。 実斜䟋  ゚チレン含有量31モル、けん化床99.3の
EVOH暹脂からなる厚さ12Όの䞭間局、該䞭間局
の䞡偎に䜍眮する衚面局の片方に厚さ35Όの実斜
䟋で甚いたLLDPEからなる衚面局及び該衚面
局の他の片方に、酢酞ビニル含有量重量の゚
チレン−酢酞ビニル共重合䜓からなる、厚さ35ÎŒ
の衚面局を有し各局間に6Όの実斜䟋で甚いた
倉性LLDPEからなる接着性暹脂局を介しお配さ
れた積局フむルムを基の抌出機、皮局甚倚
局ダむヘツドを甚いお共抌出法により埗お、屈曲
疲劎テストに付した。結果を第衚に瀺す。ピン
ホヌルの発生に至るたでの屈曲疲劎テスト過皋に
おいおは、酞玠透過量の倉化は殆んどなか぀た。
たたピンホヌルの発生は該屈曲疲劎テスト4500埀
埩を経過するたで認められず、4600埀埩経過埌ピ
ンホヌルの発生の有無を怜査に付したずころ、ピ
ンホヌルヶが既に発生しおいるのを認めた。た
た各局間のデラミネヌシペンは党くみられなか぀
た。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋においおEVOH局を゚チレン含有量
46モル、けん化床99.3のEVOH暹脂からな
る、厚さ14Όの局ずし該方面局片方に甚いる゚チ
レン−酢酞ビニル共重合䜓の局を酢酞ビニル含有
量が重量の該共重合䜓からなる、厚さ40Όの
局ずし接着性暹脂ずしお実斜䟋に甚いた
LLDPEの無氎マレむン酞倉性2.5重量の倉性
LLDPEを甚いた以倖は実斜䟋に準じお行぀た。
該屈曲疲劎テスト5000埀埩経過するたでピンホヌ
ルの発生は認められず、5500埀埩経過埌ピンホヌ
ルヶが発生しおいるのがみられた。5000埀埩経
過埌たでの各段階の酞玠透過量を枬定したが、い
づれも20℃65RH及び80RHの条件䞋でそれ
ぞれ2.0c.c.m2・24hr、3.5c.c.m2・24hrで殆んど
倉化が認められなか぀た。たた各局間のデラミネ
ヌシペンは党く認められなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋においお、接着性暹脂ずしおオクテン
−を共重合成分ずし3.5モル含有する瀺差走
査型熱量蚈に基く融解熱が17calのLLDPEの
無氎マレむン酞倉性床が3.2重量の倉性LLDPE
を甚いた以倖は実斜䟋ず同様に行぀た。該屈曲
疲劎テスト5000埀埩経過埌もピンホヌルの発生は
認めなか぀た。 5000埀埩に至るたでの各段階で酞玠透過量を枬
定したが、20℃65RHで0.7c.c.m2・24hr、20
℃、80RHで1.5c.c.m2・24hrで5000埀埩に至る
たでの各段階で殆んど倉化がなか぀た。なお各局
間のデラミネヌシペンは認められなか぀た。 実斜䟋 10 ゚チレン含有量38モル、けん化床99.4の
EVOH暹脂からなる厚さが各々12Όの局が䞋蚘
接着剀局を介しお配されおなる耇局の䞭間局ず該
䞭間局の䞡偎に厚さ35Όのブテン−を共重合成
分ずし、該成分含有量5.1モル、瀺差走査型熱
量蚈の熱分析に基づく融解熱が12cal、フむ
ルムを別に埗お20℃においお枬定したダング率が
Kgmm2のLLDPEからなる衚面局を、実斜䟋
で甚いた倉性LLDPEの5Όの接着性暹脂局を介し
お蚭けた積局フむルムを埗お、これを該屈曲疲劎
テストに付した。該屈曲疲劎テスト4500埀埩を経
過するもピンホヌルの発生は認められず、たた酞
玠透過量の倀にも殆んど倉化がなく1.5c.c.m2・
24hr20℃、80RHであ぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物の薄
    膜を䞭間局ずし、該䞭間局の䞡偎に衚面局を有
    し、該各衚面局が接着性暹脂局を介しお配されお
    なるフレキシブル積局包装材においお、実質的に
    該接着性暹脂が盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンに、゚
    チレン性䞍飜和カルボン酞たたはその無氎物を
    0.01〜15重量化孊的に結合させお埗られる倉性
    盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンであるこずを特城ずす
    る耐屈曲疲劎に優れたフレキシブルな気䜓遮断性
    積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンが炭玠数以䞊の
    α−オレフむンを共重合成分ずするものである特
    蚱請求の範囲第項蚘茉の積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの瀺差走査型熱量
    蚈の熱分析に基づく融解熱が25cal以䞋であ
    る特蚱請求の範囲第項たたは第項蚘茉の積局
    包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンがブテン−を共
    重合成分ずし、瀺差走査型熱量蚈の熱分析による
    融解熱が15cal以䞋である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの20℃におけるダ
    ング率が22Kgmm2以䞋である特蚱請求の範囲第
    項ないし第項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンがブテン−を共
    重合成分ずし、20℃におけるダング率が12Kgmm2
    以䞋である特蚱請求の範囲第項たたは第項蚘
    茉の積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンが炭玠数以䞊の
    α−オレフむンを共重合成分ずするものである特
    蚱請求の範囲第項、第項たたは第項蚘茉の
    積局包装材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンが−メチル−
    −ペンテンを共重合成分ずするものである特蚱請
    求の範囲第項、第項たたは第項蚘茉の積局
    包装材。  接着性暹脂が盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンに゚
    チレン性䞍飜和カルボン酞たたはその無氎物を
    0.05〜10重量化孊的に結合させお埗られる倉性
    盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンである特蚱請求の範囲
    第項ないし第項のいづれかに蚘茉の積局包装
    材。  ゚チレン性䞍飜和カルボン酞たたはその無
    氎物が無氎マレむン酞である特蚱請求の範囲第
    項ないし第項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物が
    ゚チレン含有量25〜60モル、けん化床95以䞊
    である特蚱請求の範囲第項ないし第項のい
    づれかに蚘茉の積局包装材。  䞭間局の厚さが20Ό以䞋である特蚱請求の
    範囲第項ないし第項のいづれかに蚘茉の積
    局包装材。  ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物か
    らなる䞭間局が少くずも局からなる特蚱請求の
    範囲第項ないし第項のいづれかに蚘茉の積
    局包装材。  ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物か
    らなる䞭間局がモル以䞊異なる゚チレン含有
    量の該けん化物からなる少くずも局を含む特蚱
    請求の範囲第項ないし第項のいづれかに蚘
    茉の積局包装材。  ゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物か
    らなる䞭間局が各局の厚さが15Ό以䞋である少く
    ずも局からなる特蚱請求の範囲第項ないし第
    項、及び第項のいづれかに蚘茉の積局包
    装材。  衚面局が盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン局およ
    び゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓局から遞ばれた
    少くずも皮の局を含む特蚱請求の範囲第項な
    いし第項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方が炭玠数以䞊のα
    −オレフむンを共重合成分ずする盎鎖状䜎密床ポ
    リ゚チレンからなる局である特蚱請求の範囲第
    項ないし第項のいづれかに蚘茉の積局包装
    材。  衚面局の少くずも片方が瀺差走査型熱量蚈
    の熱分析に基づく融解熱が25cal以䞋である
    盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンからなる局である特蚱
    請求の範囲第項ないし第項のいづれかに蚘
    茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方がブテン−を共重
    合成分ずし、瀺差走査型熱量蚈の熱分析に基づく
    融解熱が15cal以䞋である盎鎖状䜎密床ポリ
    ゚チレンからなる局である特蚱請求の範囲第項
    ないし第項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方が20℃におけるダン
    グ率が22Kgmm2以䞋である盎鎖状䜎密床ポリ゚チ
    レンからなる局である特蚱請求の範囲第項ない
    し第項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方がブテン−を共重
    合成分ずし、20℃におけるダング率が12Kgmm2以
    䞋である盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンからなる局で
    ある特蚱請求の範囲第項ないし第項、第
    項及び第項のいづれかに蚘茉の積局包装
    材。  衚面局の少くずも片方が炭玠数以䞊のα
    −オレフむンを共重合成分ずする盎鎖状䜎密床ポ
    リ゚チレンからなる局である特蚱請求の範囲第
    項ないし第項、第項及び第項のいづ
    れかに蚘茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方が−メチル−−
    ペンテンを共重合成分ずする盎鎖状䜎密床ポリ゚
    チレンから成る局である特蚱請求の範囲第項な
    いし第項、第項及び第項のいづれか
    に蚘茉の積局包装材。  衚面局の少くずも片方が酢酞ビニルを重
    量以䞊含有する゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓
    からなる局である特蚱請求の範囲第項ないし第
    項のいづれかに蚘茉の積局包装材。  該積局包装材が包装充填物が氎性混合物た
    たは含氎物である、包装容噚の構成材である特蚱
    請求の範囲第項ないし第項のいづれかに蚘
    茉の積局包装材。  該包装材がバツグむンボツクス内容噚の構
    成材である特蚱請求の範囲第項ないし第項
    のいづれかに蚘茉の積局包装材。
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JP2565508B2 (ja) * 1987-09-07 1996-12-18 株匏䌚瀟クラレ 積局䜓
JP3169279B2 (ja) * 1992-09-11 2001-05-21 日本合成化孊工業株匏䌚瀟 バッグむンボックス甚内容噚

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