JPH0376560A - 水性液状調味料 - Google Patents

水性液状調味料

Info

Publication number
JPH0376560A
JPH0376560A JP1210109A JP21010989A JPH0376560A JP H0376560 A JPH0376560 A JP H0376560A JP 1210109 A JP1210109 A JP 1210109A JP 21010989 A JP21010989 A JP 21010989A JP H0376560 A JPH0376560 A JP H0376560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous liquid
liquid seasoning
meat
extract
seasoning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1210109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2673906B2 (ja
Inventor
Hisashi Takano
高野 恒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1210109A priority Critical patent/JP2673906B2/ja
Publication of JPH0376560A publication Critical patent/JPH0376560A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2673906B2 publication Critical patent/JP2673906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、充填後輸送中の振動などでの泡立ちを防止し
た密封容器入り水性液状調味料に関するものである。
(従来の技術) 従来より、原料として水ないし水溶性原料を主体として
積極的には油を用いていないため、比較的粘度も低い液
状調味料を容器に収容したもの、すなわち、容器入りの
水性液状調味料が各種製造されている。具体的には、例
えばセバレー!・ドレッシングの油相を除いて水相だけ
としたものを容器に収容した形の、容器入りノンオイル
ドレッシングなどが挙げられる。εころで、この種の水
性液状調味料は、油相が水相の上に載置された形のセパ
レートドレッシングなどと異なり、多少とも消泡効果の
ある油が使われていないため、輸送中の車の振動などに
より泡が立ち、これがなかなか消えないことがある。し
たがって、通常、透明な容器に充填されるこの製品の外
観を損うので、その解決が望まれていた。この泡立ち現
象は配合成分、原料ヒして、例えば醤油、酢、果汁など
を比較的冬型に含有させた場合に着しい。またこのよう
な泡立ちは外観上見映えが悪いばかりでなく製品の充填
量を不揃いに見せる点でも無視できない問題である。
(発明が解決しようとする課題〉 このような問題を解決するため合成品の消泡剤の使用が
考えられるが、食品用ヒして許可されるものはごくわず
かであり、食品の安全上からできればそのような消泡剤
の使用は避けた方がよい。
そのため合成品の消泡剤に類するものを用いないでも泡
が立ちにくい新しい水性液状調味料の開発が要望されて
いる。
本発明はこのような要望を満足する新規な水性液状調味
料を提供するこヒを目的ヒする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、従来の水性液状調味料の難点を克服する
ため鋭意研究を璽ねた結果、肉エキスな極く少量添加し
たものがすぐれた泡立ち防止性を示し、しかも製品の風
味にも実質的に影響を与えないことを見出しこの知見に
基づき本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、肉エキスを0.02〜0.1重量%
含有することを特徴とする密封容器入り水性液状調味料
を提供するものである。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の水性液状調味料ヒは、液状の調味料ではあるが
、原料として油を積極的に用いていないものをいう。し
たがって原料として油を用いた結果、油(ないし油相)
が水相の上に分離して載置きれた形のもの、および油が
水相内に乳化分散した形の液状調味料は、本発明の水性
液状調味料からは除外される。
本発明においては、上記のように極めて少量の肉エキス
を含有する点を除いて水性液状調味料の組成、成分は特
に制限はなく、通常の公知の水性液状調味料と同様の組
成、成分が用いられる。
このような液体調味料の具体例としては、一般に和風の
ソース、油を使っていない、すなわちノンオイルタイプ
のドレッシングなどを挙げることができる。
このような水性液状調味料における成分の組成をあげる
ヒ醤油(好ましくは使用割合5〜30重量%など)、酢
(好ましくは使用割合2〜10本量%など)、果汁(好
ましくは使用割合3〜15瑣量%など)などを1種又は
2f!以上含有しているものである。
またこの水性液状調味料は、ねぎ、大根、玉ねぎ、しそ
、パセリなどの野菜の細片、おろしたもの、粉末を適量
含有していてもよいことはもちろんである。
この水性液状調味料にはさらに通常含有される調味成分
を含有させることができ、この例としては砂糖、食塩、
化学調味料、香辛料、かつおぶし、みりんなどがあげら
れる。
さらに液体調味料がキサンタンガム系分散剤やデンプン
などを含んでいる時に発泡が起きやすいことがあるが、
このような場合にも本発明はその発泡を有効に防ぐこと
ができる。
本発明に用いられる肉エキスは、畜肉、鯨等の肉及び/
又は骨から抽出して得られるものであり、一般には濃縮
したペースト状のものないし粉末化したものがあるので
、それを入手使用すればよい。具体的にはビーフ、チキ
ン、ボーク、鯨等を原料ヒする肉エキスのi種又は2種
以上が用いられるが、特に牛肉エキスが好ましい。
この肉エキスの添加量は、0.02〜0.1重量%、好
ましくは0.04〜0.08重皿%である。肉エキスの
添加量が0.02重量%未満では、泡立ち防止効果が十
分でなく、0.1電量%を越えると肉エキスの風味が出
てしまい製品の特徴とする風味を損ない易いので望まし
くない。
なお、肉エキスがどのような機作によって泡立ちの防止
に効くのかはよくわかっていないが、泡の安定性を損な
うのに何らかの寄与をしているものと思われる。
本発明の水性液状調味料の製造方法は特に制限はなく、
通常の水性液状調味料の製造方法と同様である。
(試験例) 下記の配合で牛肉エキスを添加し第1表に示すとおり7
種類の水性液状調味料を調製した。
原料の種類      配合割合(重量%〉醤油   
      20 酢             22 辛子粉         1 ホワイトペラパー    0.5 食塩          3.0 砂糖          3.0 牛肉エキス(ペースト状) 0.00A−0,2 清水         残 部 100.0 上記調味料の各々を200TTlf)容のガラスビンに
170m1充填しく液高130+nm)、藍により密封
して上部に空間部(20關高)を有する状態のビン詰め
とした。次に輸送中等の振動を考慮して、手ではげしく
上下に5回振って5分後の泡の高さを測定した。
この結果を第1表に示す。
第  1  表 (注)(イ)泡立ちの評価基準 O;泡立ちほとんどなし。
Δ;わずかにあり。
X;かなりあり。
なお、泡立ちとして示した数値は 立った泡の高さ(++ua)を示す。
(ロ)風味の評価基準 O;牛肉エキスの風味はとんど感 じられず。
△;牛肉エキスの風味わずかに感 する。気にならない程度。
×;牛肉エキスの風味かなり感す る。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1 次の配合で全原料を混合して水性液状調味料を製造し、
200増容ガラスビンに170m1充填し蓋をして密封
した。
原料の種類      配合割合(型部%)醤油   
      15.0 酢              10.0砂糖    
      7.5 グルタミン酸ソーダ   0.6 ねぎ          3,5 かつおぶし       0・ 5 香辛料         0.3 みりん        4.0 牛肉エキス(ペースト状)0.04 しそエツセンス      0.01 清水          残 部 実施例2 実施例1と同様の方法で下記組成で各成分な混合し野菜
入り水性液状調味料を製造し、実施例1と同様にしてガ
ラスビンに充填し蓋により密封した。
原料の種類 食塩 大根おろし 玉ねぎ うす口醤油 砂糖 ゆず果汁 ガーリックパウダー レッドペラパー 酢 ホワイトベラバー 牛肉エキス(粉末状) 清水 配合割合 3゜ 20゜ 15゜ 15゜ 5゜ 2゜ 1゜ 0゜ 4゜ 0゜ 0゜ 残部 実施例3 実施例1と同様の方法で下記組成で各成分を混合し水性
液状調味料を製造し、実施例1で同様に充填した。
原料の種類      配合割合(乗員%)ワインビネ
ガー      25.0 食塩            4.2 異性化糖         10.0 レツドベツバー        0. 8粉末オニオン
        2.1 粉末ガーリツク       0.5 粉末ホワイトペツパー    0.2 ブラツクペツパーコース   0.2 パセリ           0.1 デイル          0.1 ボークエキス(ペースト状)0.02 キサンタンガム       0.15清水     
       残部 (発明の効果) 本発明の密封容器入り水性液状調味料は輸送中の振動な
どによる泡立ちが生じ難く、外観の優れた製品を与える
。そして、天然物質由来の物質である肉エキスを含有す
るので安全性の点の問題がなく、水性液状調味料の本来
の風味に悪影響を及ぼすこともないヒいう優れた効果を
奏する。
実施例1〜3で調製した密封容器入り各水性液状調味料
を手ではげしく上下に5回ふったのち、5分後の液表面
の泡立ちをみたところ泡立ちは全くなく、肉エキスの風
味が全く感じられなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 肉エキスを0.02〜0.1重量%含有することを特徴
    とする密封容器入り水性液状調味料。
JP1210109A 1989-08-16 1989-08-16 水性液状調味料 Expired - Lifetime JP2673906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210109A JP2673906B2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 水性液状調味料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210109A JP2673906B2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 水性液状調味料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0376560A true JPH0376560A (ja) 1991-04-02
JP2673906B2 JP2673906B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=16583961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1210109A Expired - Lifetime JP2673906B2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16 水性液状調味料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2673906B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2673906B2 (ja) 1997-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2239586A (en) A process for the preparation of a sauce for meat
JP5032208B2 (ja) 微細化香辛料含有組成物
JPH0376560A (ja) 水性液状調味料
US6245375B1 (en) Dressing
JPH08214831A (ja) レモン風味を有する液体調味料
JPH0476662B2 (ja)
JPS58190369A (ja) 液状又はペ−スト状調味料組成物
JP5796296B2 (ja) 焙煎ごま含有食品
US2035136A (en) Condimentation of food products
JP4311535B2 (ja) 分離液状調味料の製造法
JP2673906C (ja)
JPH08205813A (ja) わさび風液状調味料
JPS5813366A (ja) みそ含有乳化液状ドレッシング
JP2815517B2 (ja) 調味ペースト
JP2747799B2 (ja) 液状調味料
JPH036782B2 (ja)
JPH09140350A (ja) 分離型液体調味料
JP4290903B2 (ja) 削り節含有炊飯用液体調味料
KR950012621B1 (ko) 분리형 드레싱 및 그 제조방법
JPS585163A (ja) みそ含有乳化液状ドレッシング
JPH1014524A (ja) 香油含有食品の製造方法
JPH1146716A (ja) 出汁汁用パック
JPS601860B2 (ja) フライ用ドレツシングの製造方法
JPH07327630A (ja) 日本そば用の液状調味料
JP2023121202A (ja) 濃縮液状スープ