JPH0375392B2 - - Google Patents

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JPH0375392B2
JPH0375392B2 JP63329058A JP32905888A JPH0375392B2 JP H0375392 B2 JPH0375392 B2 JP H0375392B2 JP 63329058 A JP63329058 A JP 63329058A JP 32905888 A JP32905888 A JP 32905888A JP H0375392 B2 JPH0375392 B2 JP H0375392B2
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JP
Japan
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engine
vehicle body
exhaust pipe
center pillar
exhaust
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JP63329058A
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JPH01223093A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、排気管をエンジンの前部から下方を
迂回させて車体後方に延長させることなく、エン
ジンの後部から車体後方に向つて排気管を延長さ
せた自動二輪車に関するものである。
従来技術 車体巾方向に亘つて複数のシリンダが配列され
ているエンジンを備えた第3図ないし第4図に図
示の自動二輪車(特開昭56−149273号公報)は公
知である。
第3図ないし第4図に図示の自動二輪車におい
ては、中央の2本シリンダ02の車体後方に気化
器04が配設されるとともにその中央シリンダ0
2の前部からエンジン01の下方を迂回して車体
後方に向つて排気管06が延長され、また左右の
両シリンダ03の車体前方に気化器05が配設さ
れるとともにその左右シリンダ03の後部から車
体後方に向い左右一対のセンターピラー08の内
側を迂回してリヤカウリング外に達するように排
気管07が延長されており、エンジン01の下方
に位置する排気管本数を減らして大きなバンク角
を取ることができるようになつている。
解決しようとする課題 第3図ないし第4図に図示の従来の自動二輪車
では、左右両外側シリンダ03はセンターピラー
08よりも著しく外側方へ張出しているので、こ
の左右外側シリンダ03の排気ポートに接続され
ている排気管07を左右一対のセンターピラー0
8の内側に通す場合に、中央シリンダ02の後方
気化器04との干渉を避ける必要上、このセンタ
ーピラー08を上方に弯曲させなければならなか
つた。
ところがセンターピラー08では、この前端に
一体に固着されたヘツドパイプ09とその後端に
一体に固着されたボトムプレート010とに大き
な荷重が加わるとともにシートレール011の前
端取付部012にも荷重が加わり、前述したよう
にセンターピラー08が上方に弯曲していると、
その長さが長くなつて曲げ応力が大きくなるの
で、センターピラー08を太くする必要があり、
車体重量増加が避けられない。
課題を解決するための手段および作用効果 本発明は、このような難点を克服した自動二輪
車の改良に係り、前後車輪を支持するフレームに
多気筒エンジンが搭載される自動二輪車におい
て、該フレームは、前車輪を支持するヘツドパイ
プからリヤフオークを軸支する部位迄、側面形状
で略直線的に延長する左右一対のセンターピラー
を備え、前記多気筒エンジンは、該センターピラ
ーより下方に配設され、該多気筒エンジンの排気
ポートは、該エンジンの後部に形成されるととも
に前記センターピラーを通る鉛直面より内方に配
置され、該排気ポートに連結する排気管は、車体
後方に延長するとともに車体前方部分から中間部
分に向つて順次太くなり、さらに該中間大径部分
から車体後方部分に向つて順次細くなる中太形状
となり、該排気管の前方小径部は、前記センター
ピラーの直線部分で挟まれた空間内に配置された
ことを特徴とするものである。
本発明では、前後車輪を支持するフレームに多
気筒エンジンが搭載される自動二輪車において、
該フレームは、前車輪を支持するヘツドパイプか
らリヤフオークを軸支する部位迄、側面形状で略
直線的に延長する左右一対のセンターピラーを具
備せしめ、前記多気筒エンジンは、該センターピ
ラーより下方に配設し、該多気筒エンジンの排気
ポートを、該エンジンの後部に形成されるととも
に前記センターピラーを通る鉛直面より内方に配
置し、該排気ポートに連結する排気管は、車体後
方に延長するとともに車体前方部分から中間部分
に向つて順次太くし、さらに該中間大径部分から
車体後方部分に向つて順次細くなる中太形状し、
該排気管の前方小径部は、前記センターピラーの
直線部分で挟まれた空間内に配置したため、前記
左右一対のセンターピラーをできるだけ短縮し
て、該センターピラーに加わる曲げモーメントに
よる応力を減少させることができ、その結果、前
記センターピラーを短くして、車体重量の軽減を
図ることができる。
実施例 以下、第1図ないし第2図に図示された本発明
の一実施例について説明する。
第1図および第2図において、エンジン1の排
気ポート2に連結された排気管3は、センターピ
ラー10、およびバツクステー11の内側に配設
されるとともに、シートレール12水準にまで彎
曲形成せられ、シートレール12項反部直後位置
において車体中心軸に彎曲され、さらに車体中心
線を越えて、左右両側の排気管がリヤホイーール
13上方でクロスし、同リヤホイール13上方に
配設された左右一対のサイレンサー4に連結され
ている。
またセンターピラー10の前端にヘツドパイプ
16が一体に付設され、このヘツドパイプ16に
フロントフオーク17が旋回自在に取付けられ、
このフロントフオーク17にフロントホイール1
8が回転自在に枢支されている。
しかも、前記排気管3、およびサイレンサー4
は、サイドカバー14、およびこれと一体のリヤ
カウリング15の内方に位置し、かつ全曲状態の
リヤホイール13(第1図における二点鎖線で示
される)と干渉しないように形成配位せられてい
る。
さらにリヤホイール13をその後端で枢着して
いるリヤフオーク19は、その前端でセンターピ
ラー10の下端に隣接しているボトムプレート2
0に上下へ揺動自在に枢支されている。
さらにまた排気管3は、車体後方に延長すると
ともに、車体前方部分に位置するか小径部分3a
から中間部分3bに向つて順次太くなり、さらに
この中間大径部分3bから車体後方部分に向つて
順次細くなる後方小径部分3cを備えた中太形状
に形成されている。
第1図、および第2図に示された実験例は、以
上のように構成されており、左右の排気管3をリ
ヤホイール13上方でクロスさせることによつ
て、長さを稼ぐことができるため、クロスさせな
いで排気管3を配設する場合に比し、サイレンサ
ー4を前方に配置することが可能となり、さら
に、サイレンサー4をリヤホイール13上方、リ
ヤカウリング15の内側に配設することにより排
気系がコンパクト化され、空気抵抗の小なる車体
形状が得られる。
また排気管3は左右一対のセンターピラー10
およびバツクステー11の内側に配置されるとと
もにサイドカバー14およびリヤカウリング15
の内方に配置されているため、該排気管3を覆う
特別なカバー部材を必要とせず、外観が洗練され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る排気装置を備
えた自動二輪車の側面図、第2図は第1図におけ
る要部平面図、第3図は従来の自動二輪車の側面
図、第4図はその平面図である。 1……エンジン、2……排気ポート、3……排
気管、4……サイレンサー、10……センターピ
ラー、11……バツクステー、12……シートレ
ール、13……リヤホイール、14……サイドカ
バー、15……リヤカウリング、16……ヘツド
パイプ、17……フロントフオーク、18……フ
ロントホイール、19……リヤフオーク、20…
…ボトムプレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前後車輪を支持するフレームに多気筒エンジ
    ンが搭載される自動二輪車において、 該フレームは、前車輪を支持するヘツドパイプ
    からリヤフオークを軸支する部位迄、側面形状で
    略直線的に延長する左右一対のセンターピラーを
    備え、 前記多気筒エンジンは、該センターピラーより
    下方に配設され、該多気筒エンジンの排気ポート
    は、該エンジンの後部に形成されるとともに前記
    センターピラーを通る鉛直面より内方に配置さ
    れ、 該排気ポートに連結する排気管は、車体後方に
    延長するとともに車体前方部分から中間部分に向
    つて順次太くなり、さらに該中間大径部分から車
    体後方部分に向つて順次細くなる中太形状とな
    り、 該排気管の前方小径部は、前記センターピラー
    の直線部分で挟まれた空間内に配置されたことを
    特徴とする自動二輪車。 2 前記エンジンは、該エンジンより車体前方に
    気化器等の吸気装置を備えたことを特徴とする前
    記特許請求の範囲第1項記載の自動二輪車。
JP32905888A 1988-12-28 1988-12-28 自動二輪車 Granted JPH01223093A (ja)

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JP32905888A JPH01223093A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 自動二輪車

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JP18771981A Division JPS5889423A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 自動二輪車の排気装置

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JPH01223093A JPH01223093A (ja) 1989-09-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6235546B2 (ja) * 2015-11-24 2017-11-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889423A (ja) * 1981-11-25 1983-05-27 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置

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JPS5889423A (ja) * 1981-11-25 1983-05-27 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置

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