JP2001355439A - 自動二輪車の二次エア供給装置 - Google Patents
自動二輪車の二次エア供給装置Info
- Publication number
- JP2001355439A JP2001355439A JP2001134184A JP2001134184A JP2001355439A JP 2001355439 A JP2001355439 A JP 2001355439A JP 2001134184 A JP2001134184 A JP 2001134184A JP 2001134184 A JP2001134184 A JP 2001134184A JP 2001355439 A JP2001355439 A JP 2001355439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary air
- air supply
- supply device
- engine
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000429 assembly Methods 0.000 abstract description 7
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 2
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 2
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 2
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】Ｖ型エンジンのデッドスペースを有効に活用
し、コストや重量の低減を図るとともに、外観や商品性
を向上させた自動二輪車の二次エア供給装置である。 【解決手段】車体フレームにＶ型エンジン３を搭載し、
このＶ型エンジン３は、シリンダアッセンブリ１５Ｆ，
１５Ｒが車両の進行方向に沿って前後に側面視でＶ字状
に配置される。車体フレームには燃料タンクと運転シー
トが車両前後方向に備えられ、前記エンジン３のシリン
ダヘッド１７Ｆ，１７Ｒにエキゾーストパイプ２１Ｆ，
２１Ｒが接続される。二次エア供給装置２３が車体フレ
ーム２近くに配設のカバー２７で覆われる。二次エア供
給装置２３は、二次エアバルブ２４とこのエアバルブ２
４上流側のエアクリーナと、二次エアバルブ２４からの
二次エアをエンジン３に供給する二次エア供給パイプ２
６Ｆ，２６Ｒとを備え、前記カバー２７で２次エアバル
ブ２４とエアクリーナとを覆ったものである。
し、コストや重量の低減を図るとともに、外観や商品性
を向上させた自動二輪車の二次エア供給装置である。 【解決手段】車体フレームにＶ型エンジン３を搭載し、
このＶ型エンジン３は、シリンダアッセンブリ１５Ｆ，
１５Ｒが車両の進行方向に沿って前後に側面視でＶ字状
に配置される。車体フレームには燃料タンクと運転シー
トが車両前後方向に備えられ、前記エンジン３のシリン
ダヘッド１７Ｆ，１７Ｒにエキゾーストパイプ２１Ｆ，
２１Ｒが接続される。二次エア供給装置２３が車体フレ
ーム２近くに配設のカバー２７で覆われる。二次エア供
給装置２３は、二次エアバルブ２４とこのエアバルブ２
４上流側のエアクリーナと、二次エアバルブ２４からの
二次エアをエンジン３に供給する二次エア供給パイプ２
６Ｆ，２６Ｒとを備え、前記カバー２７で２次エアバル
ブ２４とエアクリーナとを覆ったものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＶ型エンジンを搭載
した自動二輪車の二次エア供給装置に関する。
した自動二輪車の二次エア供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの排気ガスを浄化する手段とし
て、排気ガス中に二次エアを供給し、排気ガス中のＨＣ
（炭化水素）、ＣＯ（一酸化炭素）等をＨ２Ｏ（水）や
ＣＯ２（二酸化炭素）に変換するものがある。
て、排気ガス中に二次エアを供給し、排気ガス中のＨＣ
（炭化水素）、ＣＯ（一酸化炭素）等をＨ２Ｏ（水）や
ＣＯ２（二酸化炭素）に変換するものがある。
【０００３】排気ガス中に二次エアを供給する手段とし
ては、例えば排気ポートの途中に大気と連通するパイプ
を設け、排気脈動を利用して二次エアを吸い込むように
したものがある。
ては、例えば排気ポートの途中に大気と連通するパイプ
を設け、排気脈動を利用して二次エアを吸い込むように
したものがある。
【０００４】シリンダを前後に側面視Ｖ字状に配置した
Ｖ型エンジンの二次エア供給パイプの配管レイアウト例
としては、例えば特開昭５９−１０８８１６号公報に示
すように、二次エア供給パイプがシリンダの周囲を横方
向に回るように配管したものや、特開昭５９−９０７１
５号公報に示すように、二次エア供給パイプがシリンダ
に沿って縦方向に配管されたものがある。
Ｖ型エンジンの二次エア供給パイプの配管レイアウト例
としては、例えば特開昭５９−１０８８１６号公報に示
すように、二次エア供給パイプがシリンダの周囲を横方
向に回るように配管したものや、特開昭５９−９０７１
５号公報に示すように、二次エア供給パイプがシリンダ
に沿って縦方向に配管されたものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二次エ
ア供給パイプをシリンダの周囲を横方向に回るように配
管すると外観を損ねてしまい好ましくない。
ア供給パイプをシリンダの周囲を横方向に回るように配
管すると外観を損ねてしまい好ましくない。
【０００６】また、二次エア供給パイプをシリンダに沿
って縦方向に配管するとパイプの長さが長くなり、コス
トや重量が増加するといった問題点が生じる。
って縦方向に配管するとパイプの長さが長くなり、コス
トや重量が増加するといった問題点が生じる。
【０００７】さらに、上述したシリンダ配置のＶ型エン
ジンで、両シリンダのエキゾーストパイプ取付け位置が
シリンダの前部でかつ前後のシリンダで左右別である場
合、後側のシリンダのエキゾーストパイプ取付部の反対
側に有効利用されていないデッドスペースが生じてい
る。
ジンで、両シリンダのエキゾーストパイプ取付け位置が
シリンダの前部でかつ前後のシリンダで左右別である場
合、後側のシリンダのエキゾーストパイプ取付部の反対
側に有効利用されていないデッドスペースが生じてい
る。
【０００８】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、Ｖ型エンジンに形成されるデッドスペースを活
用してコストや重量の低減を図り、外観や商品性を向上
させた自動二輪車の二次エア供給装置を提供することを
目的とする。
もので、Ｖ型エンジンに形成されるデッドスペースを活
用してコストや重量の低減を図り、外観や商品性を向上
させた自動二輪車の二次エア供給装置を提供することを
目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の二次エア供給装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項１に記載したように、シリンダアッセンブリ
が車両の進行方向に沿って前後に側面視でＶ字状に配置
されたエンジンを車体フレームに搭載し、前記エンジン
には排気ガスを浄化する手段としての二次エア供給装置
が備えられ、上記車体フレームに燃料タンクおよび運転
シートを備えるとともに前記エンジンのシリンダヘッド
にエキゾーストパイプが接続され、そのエキゾーストパ
イプ下流側にマフラを備えた自動二輪車の二次エア供給
装置において、前記二次エア供給装置は、二次エア供給
手段である二次エアバルブと、この二次エアバルブの上
流側に設けられるエアクリーナと、二次エアバルブから
の二次エアを前記エンジンに供給する二次エア供給パイ
プとを備え、前記二次エアバルブとエアクリーナとを前
記車体フレームの近くに配設されたカバーにて側面から
覆ったものである。
の二次エア供給装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項１に記載したように、シリンダアッセンブリ
が車両の進行方向に沿って前後に側面視でＶ字状に配置
されたエンジンを車体フレームに搭載し、前記エンジン
には排気ガスを浄化する手段としての二次エア供給装置
が備えられ、上記車体フレームに燃料タンクおよび運転
シートを備えるとともに前記エンジンのシリンダヘッド
にエキゾーストパイプが接続され、そのエキゾーストパ
イプ下流側にマフラを備えた自動二輪車の二次エア供給
装置において、前記二次エア供給装置は、二次エア供給
手段である二次エアバルブと、この二次エアバルブの上
流側に設けられるエアクリーナと、二次エアバルブから
の二次エアを前記エンジンに供給する二次エア供給パイ
プとを備え、前記二次エアバルブとエアクリーナとを前
記車体フレームの近くに配設されたカバーにて側面から
覆ったものである。
【００１０】上述した課題を解決するために、本発明に
係る自動二輪車の二次エア供給装置は、請求項２に記載
したように、前記二次エア供給装置は、前記エンジンの
車両幅方向側方で、かつ、上記エンジンに隣接配置され
たものであったり、さらに、請求項３に記載したよう
に、前記燃料タンクと運転シートとを車両前後方向に配
設する一方、前記二次エア供給装置は、前記燃料タンク
と運転シートの下方かつ前記マフラより上方に配設され
たものである。
係る自動二輪車の二次エア供給装置は、請求項２に記載
したように、前記二次エア供給装置は、前記エンジンの
車両幅方向側方で、かつ、上記エンジンに隣接配置され
たものであったり、さらに、請求項３に記載したよう
に、前記燃料タンクと運転シートとを車両前後方向に配
設する一方、前記二次エア供給装置は、前記燃料タンク
と運転シートの下方かつ前記マフラより上方に配設され
たものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車の
二次エア供給装置の実施形態について添付図面を参照し
て説明する。
二次エア供給装置の実施形態について添付図面を参照し
て説明する。
【００１２】図１は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す右側面図である。図１に示すように、この自
動二輪車１は車体フレーム２を有し、この車体フレーム
２の中央下部にＶ型エンジン３が搭載される。エンジン
３の上方には燃料タンク４が設けられ、また、この燃料
タンク４の後方には運転シート５が設置される。
一例を示す右側面図である。図１に示すように、この自
動二輪車１は車体フレーム２を有し、この車体フレーム
２の中央下部にＶ型エンジン３が搭載される。エンジン
３の上方には燃料タンク４が設けられ、また、この燃料
タンク４の後方には運転シート５が設置される。
【００１３】車体フレーム２の前頭部にはステアリング
機構６が設けられる。このステアリング機構６には、前
輪７を回動自在に支持するフロントフォーク８が備えら
れ、このフロントフォーク８はステアリング機構６のア
ッパーブラケット９ａとロアーブラケット９ｂとによっ
て平行に固定される。また、アッパーブラケット９ａに
はハンドルバー１０が設けられ、このハンドルバー１０
により前輪７が左右に回動自在に操舵される。
機構６が設けられる。このステアリング機構６には、前
輪７を回動自在に支持するフロントフォーク８が備えら
れ、このフロントフォーク８はステアリング機構６のア
ッパーブラケット９ａとロアーブラケット９ｂとによっ
て平行に固定される。また、アッパーブラケット９ａに
はハンドルバー１０が設けられ、このハンドルバー１０
により前輪７が左右に回動自在に操舵される。
【００１４】一方、車体フレーム２の中央下部に架設さ
れたピボット軸１１にはスイングアーム１２がピボット
軸１１廻りにスイング自在に枢着され、このスイングア
ーム１２の後端に後輪１３が回動自在に支持される。
れたピボット軸１１にはスイングアーム１２がピボット
軸１１廻りにスイング自在に枢着され、このスイングア
ーム１２の後端に後輪１３が回動自在に支持される。
【００１５】図２は、エンジン３を左前方から眺めた斜
視図である。図１および図２に示すように、エンジン３
は、クランクケース１４上に二本のシリンダアッセンブ
リ１５Ｆ，１５Ｒを車両の進行方向軸に沿って前後に側
面視Ｖ字状に配置した空冷Ｖ型二気筒エンジンであり、
各シリンダアッセンブリ１５Ｆ，１５Ｒはそれぞれシリ
ンダブロック１６Ｆ，１６Ｒとシリンダヘッド１７Ｆ，
１７Ｒとを有する。
視図である。図１および図２に示すように、エンジン３
は、クランクケース１４上に二本のシリンダアッセンブ
リ１５Ｆ，１５Ｒを車両の進行方向軸に沿って前後に側
面視Ｖ字状に配置した空冷Ｖ型二気筒エンジンであり、
各シリンダアッセンブリ１５Ｆ，１５Ｒはそれぞれシリ
ンダブロック１６Ｆ，１６Ｒとシリンダヘッド１７Ｆ，
１７Ｒとを有する。
【００１６】図３は前後のシリンダアッセンブリ１５
Ｆ，１５Ｒの概略平面図であり、図４は、前後のシリン
ダアッセンブリ１５Ｆ，１５Ｒ間を左前方から眺めた拡
大斜視図である。
Ｆ，１５Ｒの概略平面図であり、図４は、前後のシリン
ダアッセンブリ１５Ｆ，１５Ｒ間を左前方から眺めた拡
大斜視図である。
【００１７】図３に示すように、シリンダヘッド１７
Ｆ，１７Ｒ内には後方に向かって延びる吸気ポート１８
が形成され、これらの吸気ポート１８にキャブレタ１９
がそれぞれ接続される（図１参照）。また、各シリンダ
ヘッド１７Ｆ，１７Ｒ内には斜前方に向かって延びる排
気ポート２０Ｆ，２０Ｒがそれぞれ形成され、これらの
排気ポート２０Ｆ，２０Ｒにエキゾーストパイプ２１
Ｆ，２１Ｒがそれぞれ接続される。各エキゾーストパイ
プ２１Ｆ，２１Ｒは後方に向かって湾曲して延設され、
その下流側にはマフラ２２がそれぞれ接続される（図１
および図２参照）。
Ｆ，１７Ｒ内には後方に向かって延びる吸気ポート１８
が形成され、これらの吸気ポート１８にキャブレタ１９
がそれぞれ接続される（図１参照）。また、各シリンダ
ヘッド１７Ｆ，１７Ｒ内には斜前方に向かって延びる排
気ポート２０Ｆ，２０Ｒがそれぞれ形成され、これらの
排気ポート２０Ｆ，２０Ｒにエキゾーストパイプ２１
Ｆ，２１Ｒがそれぞれ接続される。各エキゾーストパイ
プ２１Ｆ，２１Ｒは後方に向かって湾曲して延設され、
その下流側にはマフラ２２がそれぞれ接続される（図１
および図２参照）。
【００１８】前側シリンダアッセンブリ１５Ｆのエキゾ
ーストパイプ２１Ｆは例えばシリンダブロック１６Ｆの
右前部に接続され、また、後側シリンダアッセンブリ１
５Ｒのエキゾーストパイプ２１Ｒは前側と反対側、すな
わちシリンダブロック１６Ｒの左前部に接続される。
ーストパイプ２１Ｆは例えばシリンダブロック１６Ｆの
右前部に接続され、また、後側シリンダアッセンブリ１
５Ｒのエキゾーストパイプ２１Ｒは前側と反対側、すな
わちシリンダブロック１６Ｒの左前部に接続される。
【００１９】ところで、このエンジン３には排気ガスを
浄化する手段としての二次エア供給装置２３が備えられ
る。この二次エア供給装置２３は、エンジン３に隣接配
置され、排気ポート２０Ｆ，２０Ｒ内に二次エアを供給
し、排気ガス中のＨＣ（炭化水素）、ＣＯ（一酸化炭
素）等をＨ２Ｏ（水）やＣＯ２（二酸化炭素）に変換す
るものである。
浄化する手段としての二次エア供給装置２３が備えられ
る。この二次エア供給装置２３は、エンジン３に隣接配
置され、排気ポート２０Ｆ，２０Ｒ内に二次エアを供給
し、排気ガス中のＨＣ（炭化水素）、ＣＯ（一酸化炭
素）等をＨ２Ｏ（水）やＣＯ２（二酸化炭素）に変換す
るものである。
【００２０】二次エア供給装置２３は、図４に示すよう
に、例えば二次エア供給手段である二次エアバルブ２４
と、この二次エアバルブ２４の上流側に設けられるエア
クリーナ２５と、二次エアバルブ２４と各排気ポート２
０Ｆ，２０Ｒとを接続する二次エア供給パイプ２６Ｆ，
２６Ｒ等から構成される。
に、例えば二次エア供給手段である二次エアバルブ２４
と、この二次エアバルブ２４の上流側に設けられるエア
クリーナ２５と、二次エアバルブ２４と各排気ポート２
０Ｆ，２０Ｒとを接続する二次エア供給パイプ２６Ｆ，
２６Ｒ等から構成される。
【００２１】二次エア供給装置２３の二次エアバルブ２
４とエアクリーナ２５とは前後のシリンダアッセンブリ
１５Ｆ，１５Ｒ間で、かつ前側シリンダアッセンブリ１
５Ｆのエキゾーストパイプ２１Ｆが接続される側、本実
施形態においては視押し幅方向側方であるエンジン３の
右側に配置され、車体フレーム２の近くに配設されたカ
バー２７によって側面から覆われる。
４とエアクリーナ２５とは前後のシリンダアッセンブリ
１５Ｆ，１５Ｒ間で、かつ前側シリンダアッセンブリ１
５Ｆのエキゾーストパイプ２１Ｆが接続される側、本実
施形態においては視押し幅方向側方であるエンジン３の
右側に配置され、車体フレーム２の近くに配設されたカ
バー２７によって側面から覆われる。
【００２２】二次エアバルブ２４の例えば前側からは前
側二次エア供給パイプ２６Ｆが前側シリンダブロック１
６の側面に沿って前方に向かって延び、前側排気ポート
２０Ｆに接続される。また、二次エアバルブ２４の例え
ば後側からは後側二次エア供給パイプ２６Ｒが前側シリ
ンダブロック１６Ｆと後側シリンダブロック１６Ｒとの
間、いわゆるＶバンクの間を通って後側シリンダブロッ
ク１６Ｒの左側に向かって延び、後側排気ポート２０Ｒ
に接続される。
側二次エア供給パイプ２６Ｆが前側シリンダブロック１
６の側面に沿って前方に向かって延び、前側排気ポート
２０Ｆに接続される。また、二次エアバルブ２４の例え
ば後側からは後側二次エア供給パイプ２６Ｒが前側シリ
ンダブロック１６Ｆと後側シリンダブロック１６Ｒとの
間、いわゆるＶバンクの間を通って後側シリンダブロッ
ク１６Ｒの左側に向かって延び、後側排気ポート２０Ｒ
に接続される。
【００２３】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【００２４】上述したように、Ｖ型エンジン３のいわゆ
るＶバンクを有効的かつ積極的に活用し、周囲をカバー
２７で覆った二次エア供給装置２３およびこれから延び
る両二次エア供給パイプ２６Ｆ，２６Ｒを後側シリンダ
ブロック１６Ｒのエキゾーストパイプ２１取付部の反対
側にあるデッドスペースに配置したことにより、Ｖ型エ
ンジンのいわゆるＶバンクのスペースを活用して二次エ
ア供給パイプを配設でき、配管が短くなってコストや重
量が低減できると共に、配管の外部への露出が減って外
観が向上し、商品性を高めることができる。
るＶバンクを有効的かつ積極的に活用し、周囲をカバー
２７で覆った二次エア供給装置２３およびこれから延び
る両二次エア供給パイプ２６Ｆ，２６Ｒを後側シリンダ
ブロック１６Ｒのエキゾーストパイプ２１取付部の反対
側にあるデッドスペースに配置したことにより、Ｖ型エ
ンジンのいわゆるＶバンクのスペースを活用して二次エ
ア供給パイプを配設でき、配管が短くなってコストや重
量が低減できると共に、配管の外部への露出が減って外
観が向上し、商品性を高めることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係る自動二輪車の二次エア供給
装置によれば、二次エア供給装置は、二次エア供給手段
である二次エアバルブと、この二次エアバルブの上流側
に設けられるエアクリーナと、二次エアバルブからの二
次エアを前記エンジンに供給する二次エア供給パイプと
を備え、前記二次エアバルブとエアクリーナとを前記車
体フレームの近くに配設されたカバーにて側面から覆っ
たので、配管長を短くして重量やコストの低減を図るこ
とができ、配管の外部への露出が減って外観が向上す
る。
装置によれば、二次エア供給装置は、二次エア供給手段
である二次エアバルブと、この二次エアバルブの上流側
に設けられるエアクリーナと、二次エアバルブからの二
次エアを前記エンジンに供給する二次エア供給パイプと
を備え、前記二次エアバルブとエアクリーナとを前記車
体フレームの近くに配設されたカバーにて側面から覆っ
たので、配管長を短くして重量やコストの低減を図るこ
とができ、配管の外部への露出が減って外観が向上す
る。
【図１】本発明に係る自動二輪車の二次エア供給装置の
一実施形態を示す自動二輪車の右側面図。
一実施形態を示す自動二輪車の右側面図。
【図２】Ｖ型エンジンを左前方から眺めた斜視図。
【図３】Ｖ型エンジンの前側および後側シリンダアッセ
ンブリの概略平面図。
ンブリの概略平面図。
【図４】Ｖ型エンジンの前側および後側シリンダアッセ
ンブリ間を左前方から眺めた拡大斜視図。
ンブリ間を左前方から眺めた拡大斜視図。
１ 自動二輪車 ３ Ｖ型二気筒エンジン １５Ｆ 前側シリンダアッセンブリ １５Ｒ 後側シリンダアッセンブリ １６Ｆ 前側シリンダブロック １６Ｒ 後側シリンダブロック １７Ｆ 前側シリンダヘッド １７Ｒ 後側シリンダヘッド ２０Ｆ 前側排気ポート ２０Ｒ 後側排気ポート ２１Ｆ 前側エキゾーストパイプ ２１Ｒ 後側エキゾーストパイプ ２３ 二次エア供給装置 ２４ 二次エアバルブ（二次エア供給手段） ２６Ｆ 前側二次エア供給パイプ ２６Ｒ 後側二次エア供給パイプ ２７ カバー
Claims (3)
- 【請求項１】 シリンダアッセンブリが車両の進行方向
に沿って前後に側面視でＶ字状に配置されたエンジンを
車体フレームに搭載し、前記エンジンには排気ガスを浄
化する手段としての二次エア供給装置が備えられ、上記
車体フレームに燃料タンクおよび運転シートを備えると
ともに前記エンジンのシリンダヘッドにエキゾーストパ
イプが接続され、そのエキゾーストパイプ下流側にマフ
ラを備えた自動二輪車の二次エア供給装置において、前
記二次エア供給装置２３は、二次エア供給手段である二
次エアバルブ２４と、この二次エアバルブ２４の上流側
に設けられるエアクリーナ２５と、二次エアバルブ２４
からの二次エアを前記エンジン３に供給する二次エア供
給パイプ２６Ｆ，２６Ｒとを備え、前記二次エアバルブ
２４とエアクリーナ２５とを前記車体フレーム２の近く
に配設されたカバー２７にて側面から覆ったことを特徴
とする自動二輪車の二次エア供給装置。 - 【請求項２】 前記二次エア供給装置２３は、前記エン
ジン３の車両幅方向側方で、かつ、上記エンジン３に隣
接配置されたことを特徴とする請求項１記載の自動二輪
車の二次エア供給装置。 - 【請求項３】 前記燃料タンク４と運転シート５とを車
両前後方向に配設する一方、前記二次エア供給装置２３
は、前記燃料タンク４と運転シートの下方かつ前記マフ
ラ２２より上方に配設されたことを特徴とする請求項１
または２に記載の自動二輪車の二次エア供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001134184A JP3580268B2 (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 自動二輪車の二次エア供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001134184A JP3580268B2 (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 自動二輪車の二次エア供給装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20043796A Division JP3284893B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | Ｖ型エンジンの二次エア供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001355439A true JP2001355439A (ja) | 2001-12-26 |
| JP3580268B2 JP3580268B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=18981913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001134184A Expired - Lifetime JP3580268B2 (ja) | 2001-05-01 | 2001-05-01 | 自動二輪車の二次エア供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3580268B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2264293A1 (es) * | 2002-05-24 | 2006-12-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Aparato de suministro de aire secundario para motocicleta. |
| EP2915971A1 (en) * | 2014-03-05 | 2015-09-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
| EP2915972A1 (en) * | 2014-03-05 | 2015-09-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001134184A patent/JP3580268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2264293A1 (es) * | 2002-05-24 | 2006-12-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Aparato de suministro de aire secundario para motocicleta. |
| EP2915971A1 (en) * | 2014-03-05 | 2015-09-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
| EP2915972A1 (en) * | 2014-03-05 | 2015-09-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
| JP2015180812A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-10-15 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
| US9316138B2 (en) | 2014-03-05 | 2016-04-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle type vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3580268B2 (ja) | 2004-10-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4684826B2 (ja) | 鞍乗り型車両の車体前部構造 | |
| JP3836665B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP4546310B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンの排気システム | |
| JP4205297B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン取付構造 | |
| JP5010943B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン懸架装置 | |
| JP2007076423A (ja) | 自動二輪車のカウリング | |
| JP4167635B2 (ja) | 車両用ｖ型エンジンの燃料供給装置 | |
| JP2010100224A (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| CN101239642B (zh) | 跨骑式车辆 | |
| JP6099193B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP3580268B2 (ja) | 自動二輪車の二次エア供給装置 | |
| JP2006193026A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP4028691B2 (ja) | 自動二輪車のカウリング構造 | |
| JP3284893B2 (ja) | Ｖ型エンジンの二次エア供給装置 | |
| JP3727641B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
| US7252172B2 (en) | Saddle-ride type vehicle | |
| JP2007062601A (ja) | 小型車両における気化器配設構造 | |
| JP4383002B2 (ja) | 自動二輪車のリヤフェンダ構造 | |
| JP2002002573A (ja) | 自動二輪車用エンジンの吸気装置 | |
| JPH11278344A (ja) | 自動２輪車の冷却装置 | |
| JP4418446B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2000303850A (ja) | 自動二輪車 | |
| JP2001041076A (ja) | 自動二輪車の排気ガスセンサ取付構造 | |
| JPS6193264A (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
| WO2023175744A1 (ja) | 鞍乗型車両 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040224 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040518 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040629 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040712 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140730 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |