JPH0374295A - 曳航用ケーブル - Google Patents

曳航用ケーブル

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JPH0374295A
JPH0374295A JP21067389A JP21067389A JPH0374295A JP H0374295 A JPH0374295 A JP H0374295A JP 21067389 A JP21067389 A JP 21067389A JP 21067389 A JP21067389 A JP 21067389A JP H0374295 A JPH0374295 A JP H0374295A
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tension
cable
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resisting wire
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Takeshi Morita
森田 斌
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は海底の地質構造や、海中の様子等を観察する
装置であるテレビカメラや水中ロボットと船上の制御装
置を接続する際に、好適な曳航ケ[発明の概要] 本発明の曳航ケーブルは、光ファイバや同軸ケーブル等
を伝送ラインとするようなケーブルに対して坑張力線に
より杭張力を付与する際に、ケブルコアに対して少なく
とも3層の坑張力線を撚り合わせ、ケーブルコアに近い
内側の2層の坑張力線をS巻きとするときは、その外側
に位置する第3層の坑張力線をZ巻きとしたものである
そのため、ケーブルに引張力が作用したときでもケーブ
ルが回転して捻られることが少なくなると同時に□、ケ
ーブルの柔軟性を維持することができ、小さなドラムに
巻いて使用することを可能にするものである。
〔従来の技術] 海洋調査船等において、テレビカメラや各種のセンサ、
ロボット等を曳航し、信号を伝送するケーブルの場合は
、曳航または重力に対して十分に耐えることができる杭
張力と同時に、ケーブルが曳航されたときにケーブル自
体が回転しないようにすることが要請される。
従来、このような用途に使用されるケーブルにはケーブ
ルコアの外周に2層の坑張力線を撚り合わせ、1層の坑
張力線が時計方向に撚り合わせられているときは、2層
目の坑張力線は反時計方向に撚り合わせる、いわゆる、
交互2重撚ケーブルが使用されている。
第2図はこのような交互撚り2重ケーブルの一例を示す
断面図であって、lは光フイバア心線、または同軸ケー
ブルまたは制御線等を集合したケーブルコアである。
このケーブルコアの外周には、硬鋼綿またはFRP等か
らなる線径が3.5mm、本数が14の第1の杭張力線
2が撚り会わされており、更にその外側には、線径が2
.0mm、本数が32本の第2の坑張力線3が撚り会わ
されている。
そして、第1の杭張力線2がS撚りのときは、第2の坑
張力線3はZ撚りとなるように相互に反対方向に撚られ
ている。
4は例えばポリエチレン、またはポリプロピレン等から
なる外部シースを示しているが、この外部シース4は省
略することができる。
従来のこのような交互2重撚りケーブルは、曳航等によ
ってケーブルに張力が引加されたときには、第iの杭張
力線2と第2の坑張力線3は互いに逆方向に回転するよ
うにトルクを発生するため、第1、及び第2の杭張力線
2.3の線径、本数等を適当に定めると原理的にケーブ
ルの撚り戻しが発生しない様にすることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記したように逆方向のトルクによって
回転が発生しない条件は、例えば、第1の杭張力線2を
構成している鋼線の本数をNその線径をdl+巻線径D
1.撚りピッチ角を01とし、同様に第2の坑張力線3
を構成する鋼線の本数をN2、その線径をd21巻線径
D2゜撚りピッチ角を02としたとき N 2  ・ d2 −  υz”blna2となるよ
うに設計する必要がある。
ところが第2図を見られば容易に理解できるように、D
 I< D 2であるから、上記(1)式を満足するた
めには、通常N l< N 2となり、第1、および第
2の坑張力線のピッチ角を等しくすると、所望の杭張力
を得るためには図示されているように、第1の杭張力線
2の線径d、が第2の坑張力線3の線径d2より太くす
る必要がある。
このように坑張力線が太くなるとケーブルの硬直性が顕
著になり、例えば、小さなドラムに曳航用のケーブルを
巻き取ることが困難になる。
また、杭張力線2と坑張力線3のピッチ角θを異なるよ
うに設計すると、ケーブルの破断強度が低下するという
問題が発生する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、かかる問題点を解消することを目的にとして
成されたもので、ケーブルコアの外周に第1の方向に撚
り合わせた2層の第1の坑張力線と、前記第1の方向と
異なる方向に撚り合わせた1層の第2の坑張力線とを順
次層状に巻回したものである。
[作用1 第1の坑張力線が発生する回転トルクと、第2の坑張力
線が発生する回転トルクがほぼ等しくなるように設定す
る際に、第1の坑張力線が2層構造にされているため、
この領域の鋼線の本数を従来の場合よりも多くすること
ができ、結果的に第1の坑張力線の線径が小さくなり、
柔軟性を向上することができる。
[実施例] 第1図は本発明の曳航用ケーブルの一実施例を断面図で
示したもので、11はケーブルコア、12はケーブルコ
ア11の外周に巻き回されている第1の抗張力綿であっ
て、この第1の坑張力線は2層構造12A、12Bによ
って構成されている。
また13は第1の坑張力線12のさらに外周に巻き回さ
れている第2の坑張力線を示し、前述したように、第1
の杭張力線12と、第2の杭張力線13は相互に反対方
向に撚りを入れて巻かれている。
なお、14は外部シースであるが、この外部シス14は
ケーブルの種類によっては省略することもある。
本発明の実施例では、図示されているようにテブルコア
11に近い層の杭張力Ml 2Aの線径は1..5mm
、本数は29本とされており、その上の層12Bの杭張
力線の線径が2.0mm、本数が27本とされている。
そして、張力が印加されたときに、この第1の杭張力#
J112が発生する回転トルクとほぼ等しい回転トルク
を発生するように、第2の杭張力線13は線径が2.0
mmとし、その本数が32本となるように設定されてい
る。
本発明の実施例は、上記ように杭張力線の寸法を設定し
、双方の杭張力線を同一ピッチで相互に逆方向になるよ
うに巻き回すことにより、ケーブルに回転力を生じない
ための条件となる、次の式をほぼ満足するものである。
(ただし、N、d、D、θは本数、線径、巻き線径、ピ
ッチ角を示し、添え字1.2.3は坑張力線12A、1
2B、13を示す。) この実施例によるとケーブルに引張力が加わったとき、
回転トルクが第1層(12A、12B)と、第2層(1
3)でキャンセルされ、ケーブルが捻れることが防止さ
れる。
また、ケーブルを構成する杭張力線の最大線径は2.0
mmであり、この線径のもので従来とほぼ同一の抗張力
を得ながら、より柔軟性が優れたケーブルとすることが
できる。
なお、一般的に上式はd1〜da、 01〜θ3の差を
小さくすることことが可能になり、杭張力線の線径を細
くすることができるから、ケーブル外形及び破断強度を
一定とした場合、従来の構造のケーブルより柔軟性が優
れ、例えば、ドラム巻きする時に、従来のケーブルでは
ケーブル外径の50倍の径が必要とされたが、本発明の
場合はケーブル外径の40倍のドラムに巻き込むことが
可能になった。
図中、11はケーブルコア、]、2A、1.2 Bは2
層の第1の杭張力線、13は第2の杭張力線を示す。
[発明の効果] 以」二説明したように、本発明の曳航用ケーブルは、杭
張力線を3層構造とし、ケーブルコアに近い方の2層の
杭張力線をS巻きにした時は、その上層にある第3層の
杭張力線をZ巻きにするようにしているため、高い強度
で張力が印加された時でも回転トルクの発生がなくなり
、加えて柔軟性が優れているという効果がある。
また、小さなケーブルドラムに巻き込むことを可能にす
るため、特に、曳航用のケーブルとして取扱が容易にな
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の曳航用ケーブルの一実施例を示す断面
図、第2図は従来の曳航用ケーブルの断面図である。  0 第 1 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーブルコアの外周に第1の方向に撚り合わせた
    2層の第1の坑張力線と、前記第1の方向と異なる方向
    に撚りあわせた1層の第2の坑張力線とを順次層状に巻
    回したことを特徴とする曳航ケーブル。
  2. (2)第1の坑張力線が発生する回転トルクと第2の坑
    張力線が発生する回転トルクがほぼ等しくなるように前
    記各坑張力線の本数、線径、及び層心径が設定されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の
    曳航ケーブル。
JP1210673A 1989-08-17 1989-08-17 曳航用ケ―ブル Expired - Lifetime JP2511832B2 (ja)

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JPH0374295A true JPH0374295A (ja) 1991-03-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022528590A (ja) * 2019-01-28 2022-06-15 エル・ヴェー・エー リニューワブルズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 沖合海底ケーブルおよび洋上ウインドファーム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101418U (ja) * 1980-12-13 1982-06-22
JPS5814485U (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 トキコ株式会社 容積型回転機

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JP2511832B2 (ja) 1996-07-03

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