JPS63305710A - 海底ケ−ブルの布設または引揚げ方法 - Google Patents

海底ケ−ブルの布設または引揚げ方法

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JPS63305710A
JPS63305710A JP62141404A JP14140487A JPS63305710A JP S63305710 A JPS63305710 A JP S63305710A JP 62141404 A JP62141404 A JP 62141404A JP 14140487 A JP14140487 A JP 14140487A JP S63305710 A JPS63305710 A JP S63305710A
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torque
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修 河田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、海底ケーブル分岐装置の布設または引揚げ方
法に関し、詳しくは海底ケーブル分岐装置を互いにねじ
れ合うことなく布設し、または引揚げるための方法に関
するものである。 [従来の技術1 一般の海底ケーブル分岐伝送路の概念を第8図に示す、
ここで、1,2.3はケーブルであり、これらケーブル
1〜3によってA、B、Cの3地点を接続している。5
は分岐装置であり、各ケーブル1〜3を相互に接続し、
各ケーブル1〜3の伝送路を空間的、時間的もしくは周
波数的に切り替え分岐する機能を有している。 このように3方向に分岐した伝送路を海底に布設するk
めの一般的な方法を以下に述べる。 第9図は海底ケーブル分岐の一般的な布設方法の説明図
である。まず、第9図(a)および(b)に示すように
、布設船lOによりケーブル2をB地点から分岐点りま
で布設し、そのケーブル2の先端に浮標11を取り付け
て放置する。次に、第9図(C) に示すように、布設
船lOによつてケーブル3をC地点からD点まで布設す
る。そして、第9図(d)に示すように、既に布設しで
あるケーブル2を船上に巻き上げ、ケーブル2および3
のそれぞれの端に分岐装置5を接続するとともに、船内
のタンクに積載しであるケーブル1を分岐装置5の他端
に接続する。 このようにして、3本のケーブル1.2.3は分岐装置
5を介して接続される。最後に、第9図(e)に示すよ
うに、ケーブル1を船内から海底へ繰出すことにより、
3本のケーブルが接続された分岐装置を海底に沈降させ
、かつケーブルlをA地点まで布設して全ての伝送路の
建設を終了する。 このような布設に用いられる海底ケーブルの構造は多種
多様であるが、何れにしても抗張力体を有し、布設時ま
たは引揚げ時にケーブルに加わる巨大な張力に耐え得る
ように設計されている。 第1G図はこのような海底ケーブルの構造の一例を示し
ている。この例では光ファイバを伝送媒体としたもので
ある。ここで、21は複数の光フアイバ伝送体を含むユ
ニット、22はユニット21を保護するための金属パイ
プ、23は抗張力体、24は抗張力体23を押さえるた
めの金属バイブ、25はプラスチック外被である。 第11図は第10図に示す海底ケーブルの一部分を破断
して示す断面図である。抗張力体23は、通常、第11
図に示すように、鉄線等を特定の方向に巻きつけて構成
した集合体である。このような巻きつけをS撚りと称し
、手前に向かって右回りに巻きつけである。 そこで、抗張力体23に張力Fが付加されると、第12
図に示すように円周方向に作用する回転トルクTが発生
する。この回転トルクTは次式(1)で与えられる。 F:張力 D:撚り線の巻きつけ層心径 p:撚りのピッチ 以上述べたよう・々ことかられかるように、一般に、撚
り線を抗張力体としたケーブルは、張力Fが付加される
と、回転トルクTが発生し、ケーブル自体がねじれると
いう性質を有している。そのねじれの方向は、張力が増
大する時は撚りがほどける方向であり、逆に張力が減少
する時は撚りが締まる方向になる。  ・ 第13図は、第10図に示した海底光フアイバケーブル
を用いて測定した張力付加時におけるケーブル端の回転
量の一例定例を示す、ここで、横軸は張力であり、縦軸
は回転量である。 以上の点を考慮した上で、今、分岐装置5に接続される
ケーブル全てが、第13図に示すような同一の張力−回
転特性をもった場合を想定し、第9図(e)に示した布
設におけるケーブルのねじれ現象を第14図によって説
明する。 分岐装置5よりも下方にある2木のケーブル2.3は、
接続されたケーブルが沈降するに従って吊り下がってい
るケーブル長が徐々に減少するので、自重によってケー
ブルに加わる張力もまた徐々に減少する。そのため、ケ
ーブル2.3には撚り線が締まろうとする方向に回転ト
ルクが作用する。いま、全てのケーブル1,2.3の抗
張力体の撚り方向が全てS方向である(手前に向かって
右回りに巻きつけである)とすると、ケーブル2.3の
ねじれようとする方向はケーブルを上から見ると、第1
4図に示すように、両者共右回りとなる。 一方、これらのケーブルを吊り下げているケーブル1は
、当初、船内にある時は張力が付加されていなかったも
のが、海底へ投入されるとケーブル2.3および分岐装
置5の重量を受けて張力が加わることになり、撚り線が
ほどけようとする方向にねじれようとする。この方向は
、分岐装置5の側では、第14図に示したように、やは
り上から見て右回りになる。 このように分岐装置5を含めた3本のケーブルを海底に
沈降させていくと、分岐装置5を中心に上方から見て全
て右回りのねじれを引き起こそうとするので、ケーブル
の沈下に伴って分岐装置5は回転し、ケーブル2および
3は、互いにからみ合フて第15図のような状態となっ
て布設される。 このようなねじれが生じることは、ケーブルにとっては
極端に小さな曲げ半径での曲がりを引き起こすことにな
り、そのために伝送特性および機械特性の劣イビを招き
、またケーブルの外被に使用したプラスチックが損傷を
受けるなどの問題が生じる。 一方、このような分岐装置5を含む伝送路が何らかの障
害となった場合は、分岐装置5あるいはケーブルを取り
替えるために布設船lO上に引揚げて、回収する必要が
ある。そこで、例えばケーブルlを探線し、このケーブ
ルから分岐装置5およびケーブル2.3を引揚げる際の
ケーブルのねじれ現象を第14図と同様に第16図を参
照して説明する。 海底においては、分岐装置5から下の2本のケーブル2
.3には張力がなく、引揚げるに従い、ケーブル2.3
の自重によって張力が増大するとともに、回転可能な長
さも増大してくる。このため、ケーブル2.3には撚り
線がほどけようとする回転トルクが作用する。この方向
は、S撚りケーブルの場合、第16図に示すように、船
側から見て左回りの方向となる。一方、分岐装置5に接
続されているケーブル1には、張力作用区間が短くなり
、はどけていた撚り線が元に戻ろうとするために、ケー
ブル2.3とは逆に締まろうとする回転トルクが作用す
る。この方向も第16図に示すように、布設船側から見
て左回りの方向となる。このため、分岐装置5は全体と
して左回りに回転し、ケーブル2および3は互いにから
み合い、第15図とはちょうど逆にねじれた状態で船上
に引揚げられることとなる。 このようにケーブルが相互にねじれ合うことは、上述し
たように伝送特性や機械特性を損なうばかりでなく、船
上に引揚げた際に、例えばケーブル2に障害があって取
り替、えたい場合でも、これをケーブル3から取り外す
ことは容易でなく、作業を極端に困難なものにするとい
う問題があった。 二のようなケーブルの回転によるねじれを防止する方法
として、ケーブルに張力が付加された際にケーブル自体
にトルクが発生しないように特殊な抗張力体構造を有す
るいわゆるトルクバランスケーブルを用いる方法がある
。 第17図はこのようなトルクバランスケーブルの構造の
一例を示すものである。このケーブルは、少くとも2層
の抗張力撚線体31.32を有し、これら撚線体31.
32が互いに逆方向に撚られている。 抗張力体31.32の線径や撚りピッチが特定の条件を
満たす場合にのみ、互いのトルクを打ち消すことによっ
てケーブル自体にトルクが発生しないようにできる。 【発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、一般にケーブルは長くなるほどねじれに
対する剛性が急激に減少するので、ケーブル2.3に発
生したトルクによりケーブル33および分岐装置5が容
易に回転することになり、第15図と同様にケーブル相
互のねじれが発生し、そのため上述の問題点を解消する
ことはできない。 第18図は上述のような特長をもつトルクバランスケー
ブル33をケーブル1の代わりに分岐装置5の上部側に
接続した場合の布設もしくは引揚げ方法を示す。この場
合、ケーブル33には張力が付加することによるトルク
は発生しないが、分岐装置5の下部側に接続した通常の
ケーブル2.3は、第14図と同様の右回転トルク(布
設時)もしくは第16図と同様の左回転トルク(引揚げ
時)が作用することになる。 以上に述べてきたように、従来のような海底ケーブルの
布設/引揚げ方法を用いる限り、海底ケーブル分岐部に
ねじれが生じ、そのためにケーブルの曲がりによる伝送
特性、機械特性の劣化を招いたり、また、布設船上での
ケーブルなどの取扱いが困難になるという問題点があっ
た。 そこで、本発明の目的は、上述の問題点を解決し、海底
ケーブル分岐部にねじれが生ずることのない安定した海
底ケーブルを布設し、または引揚げる方法を提案するこ
とにある。 E問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本発明は、第1および第
2の海底ケーブルを分岐装置を介して分岐して布設また
は引揚げる方法において、第1および第2の海底ケーブ
ルを、それぞれ張力を付加したときに互いに逆方向の回
転トルクを生じるように予め定めておき、それら第1お
よび第2の海底ケーブルを分岐装置に接続し、次に、分
岐装置に第3の海底ケーブルを接続し、第3の海底ケー
ブルによって分岐装置を海底に投入し、あるいは海底か
ら引揚げ、その投入あるいは引揚げ時に第1、第2およ
び第3ケーブルの間にねじれが生じないようにすること
を特徴とする。 [作 用1 本発明においては、少なくとも分岐装置の下部側に、張
力による発生トルクを互いに打ち消すようにした2本の
ケーブルを接続して、分岐装置を海底に布設し、もしく
は海底から引揚げるので、分岐装置を中心としたケーブ
ルのねじれの発生が無く、安定した布設/引揚げ工事を
実施できる。 さらにまた、船上におけるケーブルおよび分岐装置の取
扱いも容易になり、作業効率が向上する。 [実施例1 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の第1の実施例を説明する図である。第
1図において、ケーブル41とケーブル42とは、張力
付加時に発生する回転トルクが互いに逆向きであり、相
手のトルクを打消すようにする。これらのケーブル41
と42は分岐装置5の下部側に接続されている。ケーブ
ル43は、このような分岐装置5に接続され、布設船1
0から海底面へ沈下させるか、もしくは海底面から布設
船lOへ引揚げるものである。ケーブル43の構造は、
例えば、第1O図に示すようにすることができる。ケー
ブル41およびケーブル42の構造についても特に制限
は無く、第10図と全く同じでよい、これらのケーブル
同士のトルクを打消すためには、両者の断面構造を変え
る必要は全く無く、単に両者の抗張力体23の撚り方向
を逆転させておけばよい、すなわち、例えばケーブル4
1の抗張力体を第2図(a)に示すようにS方向(手前
に向けて右回り)に撚る場合は、ケーブル42の抗張力
体は、第13図(b)に示すようにZ方向(手前に向か
って左回り)に撚っておけばよい。 このように、それぞれのケーブルの撚り方向を互いに逆
向きにすることにより、例えば布設の際には、第3図(
a)に示すように、ケーブル41および42に発生する
トルクはそれぞれ布設船lOから見て右回りおよび左回
りとなる。それぞれのケーブルの抗張力体構造は撚り方
向が逆の点を除いて全く同一であり、トルクの大きさも
同一であるため、これらのトルクの合力であるケーブル
回りのトルクは完全に打消されることになり、そのため
分岐装置5およびケーブル43が回転するということが
なくなる。また、引揚げの際には、第3図(b) に示
すように、発生トルクは逆転するが、布設の場合と同様
に相互に打ち消し、回転を抑制することができる。 一方、ケーブル43が例えばケーブル41と同じ抗張力
体構造を有しているとすると、布設に伴い右回りの回転
トルクを発生する。これを第18図に示す布設の場合と
比較すると、分岐装置5を境界にしてトルクの印加状態
が全く逆であることがわかる。すなわち、第18図の例
では分岐装置5上のケーブル33がトルクを発生せず、
分岐装置5下のケーブル2.3が回転しようとするのに
対し、第3図では分岐装置5下のケーブル41および4
2にトルクが発生せず、分岐装置5上のケーブル43に
トルクを発生する。発生しているトルクは、第18図と
第3図とではほぼ同一であるにもかかわらず、分岐装置
5のねじれ現象は全く異なり、第3図の構成ではほとん
どねじれは発生しない。 この差異は第4図に示す実験結果によって容易に説明さ
れる。 第4図は図示したような種々のケーブル構成体に対して
一定の張力とトルクを端末に同時に印加したときの端末
の回転量とトルクとの関係を示すものである。ここで、
(a)はS撚り1木と2撚り1本とによる構成体、(b
)はトルクバランスケーブル1本による構成体、(C)
はS撚り2本による構成体、(d)はS撚り1本による
構成体である。 ケーブル構成体(a)〜(d) による相関関係の這い
は、張力が加わることによるケーブル自体がねじれよう
とする0捻性と、外力としてのトルクに抗しようとする
ねじれ剛性との相関によって生じる・相違である。 例えば、(d)の場合、ケーブルはS撚りになっている
ため、張力が加わるだけで自分自身が左回りの回転をす
る性質を有しており、トルクが0でも一定の回転をして
いる。そのため、さらに左回りのトルクが加わると、こ
の傾向が一層増長されるため、急激な回転量増加となる
。(C)の場合も、もともと左回り回転の性質を持って
おり、回転は発生するが、形状が3点保持となっている
ので、外力としてのねじれに対するねじれ剛性が(d)
に比べて大きく、従って、回転量の増加はゆるやかであ
る。 一方、第18図に相当する(b)の場合には、発生トル
クがバランスしているために、ケーブル自体がねじれよ
うとする性質がなく、そのため外力トルクがOの場合は
全く回転を示さないが、外力に対するねじれ剛性は(d
)と比べてほぼ同等しかなく小さいため、外力トルクの
増大に対しては回転を抑えることができない。 これらの場合に対して、(a)の場合、すなわち第3図
に相当する場合には、ケーブル自体の0捻性が無い上に
、(C)と同様の形状効果(3点保持)によるねじり剛
性の高さと相俟って回転量は他の3例に比べて極めて少
なくほとんど問題がなくなる。 以上、説明したように、分岐装置5の下部に接続される
ケーブルの発生トルクを0にし、0捻性をなくしておけ
ば、布設および引揚げにおける分岐部のねじれは生じず
、先の従来技術で述べたように、伝送特性や機械特性を
劣化させたり、船上作業を困難なものにすることなく、
安定した布設および引揚げ作業が可能になる。 しかもまた、本実施例の方法によれば、ケーブルには特
殊なトルクバランスのケーブルを用いる必要もなく、単
に従来の通常ケーブルの抗張力線の撚り方向を変えるだ
けでよいから、経済的に伝送路を構成することが可能と
なる。 第5図は本発明の第2の実施例であって、分岐装置5に
接続されるケーブル44.45に第17図に示したよう
なトルクバランスケーブルを用いるものである。この場
合も、分岐装置5の下のケーブルにトルクを発生させな
い点で、第1の実施例と同様である。 第6図は本発明の第3の実施例であって、分岐装置5の
下部のケーブル構成はN1の実施例と同じく、逆向ぎの
発生トルクを持つケーブルを接続し、ケーブル41およ
び42に発生するトルクを相互に打ち消し、分岐装置5
の上部のケーブル46にトルクバランスケーブルを用い
た場合の実施例である。この場合には、第1の実施例と
比べて、分岐装置5上のケーブルからの発生トルクを消
すことができるので、分岐装置5の上下のトルクを完全
に打ち消すことかでき、一層安定した布設/引揚げが可
能になるという利点がある。 第7図は分岐装置5の上下のケーブル44..45.4
6を全てトルクバランスケーブルとした本発明の第4の
実施例であり、第5図と第6図に示す実施例の複合形態
である。 この布設方法においても分岐装置5の上下のケーブルか
らの発生トルクが無く、完全にケニブル44.45およ
び分岐装置5の回転を抑制できるので、安定した布設/
引揚げが可能なことはいうまでもない、しかもまた、こ
の144の実施例では、分岐装置5を介してケーブル3
本が全て対称形に配置されることから、布設する時のケ
ーブルと引揚げる時のケーブルとが必ずしも一致する必
要がない利点もある。このことは、種々の要因で発生す
る修理を考えた場合、必要なケーブルのみを引揚げるこ
とができるため、工事作業の簡易化、工期の短縮化など
にも大きく貢献できるという利点を有している。 [発明の効果〕 以上に説明したように、本発明においては、少なくとも
分岐装置の下部側に、張力による発生トルクを互いに打
ち消すようにした2本のケーブルを接続して分岐装置を
海底に布設し、もしくは海底から引揚げるので、分岐装
置を中心としたケーブルのねじれの発生が無く、安定し
た布設/引揚げ工事を実施できるという効果がある。さ
らにまた、船上におけるケーブルおよび分岐装置の取扱
いも容易になり、作業効率が向上するという効果もある
。 なお、以上では、海底ケーブルとして光フアイバケーブ
ルの場合について述べてきたが、本発明は従来のメタル
ケーブルの場合も含めて海底ケーブル全般に適用できる
ことは勿論である。但し、上述したところから明らかな
ように、光フアイバケーブルのように、ねじれの悪影響
を受けやすい場合に特に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図、第2図は
ケーブルの抗張力体の一例を示す図、第3図は本発明の
第1の実施例におけるトルクの説明図、 第4図は印加トルクと端末回転量との相関図、第5図〜
第7図は本発明の第2〜第4の実施例を示す構成図、 第8図は一般の海底ケーブル分岐の状態の概念説明図、 第9図は分岐海底ケーブルの一般的な布設方法の説明図
、 第10図は海底ケーブルの構造の一例を示す図、第i1
図は海底ケーブルを一部破断して示す断面図、 第12図および第13図は海底ケーブルに発生する回転
の説明図、 第14図および第15図は従来の海底ケーブル布設の説
明図、 第16図は従来の海底ケーブル引揚げの説明図、第17
図はトルクバランスケーブルの構造の一例を示す図、 第18図はトルクバランスケーブルを使用した布設方法
の一例を示す図である。 1 、 2.3.41,42.43−・・海底ケーブル
、5・・・分岐装置、 1G・・・布設船、 11・・・浮標、 21・・・ユニット、 22.24−・・金属パイプ、 23・・・抗張力体、 25・・・外被、 31・・・内層の抗張力体、 32・・・外層の抗張力体、 33.44,45.46−・・トルクバランスケーブル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1および第2の海底ケーブルを分岐装置を介して
    分岐して布設または引揚げる方法において、 前記第1および第2の海底ケーブルを、それぞれ張力を
    付加したときに互いに逆方向の回転トルクを生じるよう
    に予め定めておき、 それら第1および第2の海底ケーブルを前記分岐装置に
    接続し、 次に、前記分岐装置に第3の海底ケーブルを接続し、 該第3の海底ケーブルによって前記分岐装置を海底に投
    入し、あるいは海底から引揚げ、その投入あるいは引揚
    げ時に前記第1、第2および第3ケーブルの間にねじれ
    が生じないようにすることを特徴とする海底ケーブルの
    布設または引揚げ方法。 2)前記第3の海底ケーブルは、張力付加時に回転トル
    クを発生しないトルクバランスケーブルであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の海底ケーブルの
    布設または引揚げ方法。 3)前記第1および第2の海底ケーブルは、トルクバラ
    ンスケーブルであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の海底ケーブルの布設または引
    揚げ方法。
JP14140487A 1987-06-08 1987-06-08 海底ケ−ブルの布設または引揚げ方法 Expired - Fee Related JPH0815364B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044372A1 (en) * 1997-04-03 1998-10-08 Global Marine Systems Limited Method and apparatus for joining underwater cable

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998044372A1 (en) * 1997-04-03 1998-10-08 Global Marine Systems Limited Method and apparatus for joining underwater cable
US6353695B1 (en) 1997-04-03 2002-03-05 Global Marine Systems Limited Method and apparatus for joining underwater cable

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