JPH112749A - 多心光ファイバケーブル - Google Patents

多心光ファイバケーブル

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JPH112749A
JPH112749A JP9157140A JP15714097A JPH112749A JP H112749 A JPH112749 A JP H112749A JP 9157140 A JP9157140 A JP 9157140A JP 15714097 A JP15714097 A JP 15714097A JP H112749 A JPH112749 A JP H112749A
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JP
Japan
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grooved spacer
optical fiber
cable
outer periphery
optical fibers
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JP9157140A
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Daisuke Iwakura
大輔 岩倉
Ichiro Kobayashi
一郎 小林
Yasuhiro Kamikura
康弘 上倉
Hideyuki Iwata
秀行 岩田
Hiroyuki Akimoto
裕之 秋元
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバの心数の極めて多い多心光ファイ
バケーブルにおいて、ケーブル内のデッドスペースの有
効利用を図り、光ファイバ心線の増設を可能にすると共
に、ケーブルの可撓性を改善する。 【解決手段】 中心抗張力体１と、その外周に一方向撚
りされた、光ファイバ心線の通線が可能な中空パイプ３
と、その外周に設けられた、外周に多数本のＳＺらせん
溝６を有する溝付きスペーサ５と、ＳＺらせん溝６に収
容されたテープ状多心光ファイバ心線７と、溝付きスペ
ーサ５の外周にＳＺ撚りされた多数本のセグメント型溝
部材９と、セグメント部材９の溝１０に収容されたテー
プ状多心光ファイバ心線７とでケーブルを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状多心光フ
ァイバ心線を用いた多心光ファイバケーブルに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】多心光ファイバケーブルのうちでも特に
光ファイバの収容心数を多くすることを考慮したケーブ
ルとしては、特開平８−２１１２６２号公報に記載され
ているようなケーブルが公知である。この多心光ファイ
バケーブルは、中心に抗張力体を有し、外周に多数本の
ＳＺらせん溝を有する溝付きスペーサと、この溝付きス
ペーサの各溝に収容された多数枚のテープ状多心光ファ
イバ心線と、前記溝付きスペーサの外周に、溝を外側に
向けてＳＺ撚りされた多数本のセグメント型溝部材と、
このセグメント部材の溝の中に収容された多数枚のテー
プ状多心光ファイバ心線とを備えるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このタイプの多心光フ
ァイバケーブルで、光ファイバの収容本数をより多くす
る手段としては、１溝当たりのテープ状多心光ファイバ
心線の収容枚数を一定とすれば、溝付きスペーサの外径
を大きくしてＳＺらせん溝の本数を多くすることが考え
られる。溝付きスペーサの外径を大きくすれば、その外
周にＳＺ撚りされるセグメント型溝部材の本数も多くす
ることができる。
【０００４】しかし溝付きスペーサの外径を大きくする
と、中心の抗張力体とＳＺらせん溝間の寸法が大きくな
り、ケーブル内のデッドスペースが大きくなるだけでな
く、溝付きスペーサの剛性が大きくなるためケーブルの
可撓性が低下するという問題がある。
【０００５】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、ケーブル内のデッドスペースの有効利用を図ると共
に、ケーブルの可撓性を改善した多心光ファイバケーブ
ルを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明に係る多心光ファイバケーブルは、中心抗張力体
と、この中心抗張力体の外周に一方向に撚り合わされ
た、光ファイバ心線の通線が可能な多数本の中空パイプ
と、この中空パイプの撚り合わせ層の外周に設けられ
た、外周に多数本のＳＺらせん溝又は一方向らせん溝を
有する溝付きスペーサと、この溝付きスペーサの各溝に
収容された多数枚のテープ状多心光ファイバ心線と、前
記溝付きスペーサの外周に、溝を外側に向けてＳＺ撚り
又は一方向撚りされた多数本のセグメント型溝部材と、
このセグメント型溝部材の溝に収容された多数枚のテー
プ状多心光ファイバ心線とを備えていることを特徴とす
るものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
を参照して詳細に説明する。図１において、１はポリエ
チレン等の被覆２を有する中心抗張力体である。この中
心抗張力体１の外周には多数本の中空パイプ３が一方向
に撚り合わされている。中空パイプ３は光ファイバ心線
の通線が可能な内径を有している。
【０００８】この中空パイプ３の撚り合わせ層の外周に
は、テープによる押さえ巻き４を施した上で、溝付きス
ペーサ５が設けられている。この溝付きスペーサ５は外
周にらせん方向が１周以内で周期的に反転する多数本の
ＳＺらせん溝６を有している。このような溝付きスペー
サ５は、ポリエチレン等の押出成形により、又は押出成
形と溝の切削加工により形成することができる。溝付き
スペーサ５の各ＳＺらせん溝６には、テープ状多心光フ
ァイバ心線７が多数枚積層された状態で収容されてい
る。
【０００９】また溝付きスペーサ５の外周には、テープ
による押さえ巻き８を施した上で、多数本のセグメント
型溝部材９が、その溝１０を外側に向けて、らせん方向
が１周以内で周期的に反転するようにＳＺ撚りされてい
る。各セグメント型溝部材９の溝１０には、テープ状多
心光ファイバ心線７が多数枚積層された状態で収容され
ている。さらにセグメント型溝部材９の撚り合わせ層の
外周には、テープによる押さえ巻き１１を施した上で、
シース１２が被覆されている。
【００１０】この多心光ファイバケーブルは以上のよう
な構造であるので、中空パイプ３の撚り合わせ層を設け
た分だけ溝付きスペーサ５の外径が大きくなり、ＳＺら
せん溝６の本数と、セグメント型溝部材９の本数を多く
することができ、したがって光ファイバの収容本数を多
くすることができる。また溝付きスペーサ５内に中空パ
イプ３の撚り合わせ層を設けたことにより、従来のよう
に溝付きスペーサの内部が充実構造ではなくなるので、
ケーブルとしての可撓性が良好になる。さらに中空パイ
プ３を設けたことにより、ケーブル布設後に光ファイバ
心線を増設する必要が生じたときには、中空パイプ３内
に気送通線法により光ファイバ心線を通線して、光ファ
イバ心線を増設することができる。
【００１１】以上の実施形態では、溝付きスペーサの溝
をＳＺらせん溝とし、セグメント型溝部材の撚りをＳＺ
撚りとしたが、これはケーブル布設後の中間後分岐を可
能にするためであるから、中間後分岐を考慮しなけれ
ば、溝付きスペーサの溝を一方向らせん溝にすることも
できるし、セグメント型溝部材の撚りを一方向撚りにす
ることもできる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
心抗張力体と溝付きスペーサとの間に中空パイプの撚り
合わせ層を設けたことにより、ケーブル布設後に光ファ
イバ心線の増設が可能となり、ケーブル内のスペースの
有効利用を図ることができると共に、ケーブルの可撓性
が向上し、取り扱いが容易になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る多心光ファイバケーブルの一実
施形態を示す断面図。
【符号の説明】
１：中心抗張力体 ２：被覆 ３：中空パイプ ５：溝付きスペーサ ６：ＳＺらせん溝 ７：テープ状多心光ファイバ心線 ９：セグメント型溝部材 １０：溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上倉 康弘 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 秋元 裕之 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】中心抗張力体（１）と、 この中心抗張力体の外周に一方向に撚り合わされた、光
    ファイバ心線の通線が可能な多数本の中空パイプ（３）
    と、 この中空パイプ（３）の撚り合わせ層の外周に設けられ
    た、外周に多数本のＳＺらせん溝（６）又は一方向らせ
    ん溝を有する溝付きスペーサ（５）と、 この溝付きスペーサ（５）の各溝（６）に収容された多
    数枚のテープ状多心光ファイバ心線（７）と、 前記溝付きスペーサ（５）の外周に、溝（１０）を外側
    に向けてＳＺ撚り又は一方向撚りされた多数本のセグメ
    ント型溝部材（９）と、 このセグメント型溝部材（９）の溝（１０）に収容され
    た多数枚のテープ状多心光ファイバ心線（７）、 を備えていることを特徴とする多心光ファイバケーブ
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000047114A (ko) * 1998-12-31 2000-07-25 강병호 접이식 그루브와 그것의 사용방법
JP2002267887A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Sanwa Denki Kogyo Co Ltd 光コネクタハウジング
KR100510251B1 (ko) * 1997-07-15 2006-09-13 니뽄 덴신 덴와 가부시키가이샤 광케이블용 스페이서 및 광케이블

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JP4499943B2 (ja) * 2001-03-09 2010-07-14 三和電気工業株式会社 光コネクタ構造

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