JPH0373847B2 - - Google Patents

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JPH0373847B2
JPH0373847B2 JP18368581A JP18368581A JPH0373847B2 JP H0373847 B2 JPH0373847 B2 JP H0373847B2 JP 18368581 A JP18368581 A JP 18368581A JP 18368581 A JP18368581 A JP 18368581A JP H0373847 B2 JPH0373847 B2 JP H0373847B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は焦点検出装置、特にカメラの交換レン
ズ等が有する色収差による誤差を除去した焦点検
出装置に係る。
焦点検出装置には、色収差を有するレンズを介
して入射する被写体光を、可視領域及び可視領域
以外の波長に対して感度を有する受光素子によつ
て光電変換し、その受光素子の出力によつて焦点
検出を行なうものがある。このような装置では、
レンズの色収差のため、異なる波長の光に対して
異なつた焦点検出をしてしまう。例えば、受光素
子としてシリコンフオトセルを用いた場合、被写
体をタングステンランプ等の色温度の低い光源で
照明した時と、同じ被写体を昼光や螢光灯等の色
温度の高い光源で照明した時とでは、レンズの色
収差によつて異なつた焦点検出が行なわれる。特
に、長焦点レンズではこの色収差が大きい。従つ
て一眼レフのカメラに長焦点を交換レンズを装着
し、この長焦点レンズを介して入射した被写体光
を前記のような受光素子によつて光電変換し、そ
の光電出力によつて焦点を検出すると、色収差に
よる焦点検出誤差が著しく大きくなる。この焦点
検出誤差はレンズの操出量にして数百ミクロンに
達する場合がある。
次に、この色収差と焦点検出誤差の発生との関
係について詳細に説明する。
第1図は、被写体を照明する各種光源の相対分
光分布と波長との関係を示す。縦軸は相対分光分
布を示し、横軸は波長を示す。グラフAは螢光灯
の光、グラフBは昼光、グラフCはA光源(タン
グステンランプ等)の光をそれぞれ示す。第2図
は、受光素子の分光感度を示す。同図のグラフD
はシリコンフオトセルの分光感度を示し、その感
度のピークは約800nmで赤外領域にある。第3図
は、撮影レンズの色収差を示す。光線lは可視領
域の波長の光を示し、光線l′は前記可視光と同一
光源から出た赤外領域の波長の光を示す。同図よ
り、可視光lの焦点fと、赤外光l′の焦点f′とは
位置がΔZだけ異なることがわかる。第4図は、
撮影レンズの色収差と波長との関係を示す。同図
の縦軸は第3図示の可視光に対する焦点のずれ
ΔZを示し、横軸は波長を示す。第1図乃至第4
図から明らかなように第2図のグラフDの特性を
有するシリコンフオトセルを用いて焦点検出を行
なつた場合、グラフAの特性を有する螢光灯で被
写体を照明すれば、第3図及び第4図示のレンズ
色収差による焦点検出誤差ΔZは小さい。しかし
グラフB及びCで示される特性を有する昼光、A
光源(色温度約2800℃の光源)のように赤外光の
含有比が大きいと、レンズの色収差のため検出さ
れる焦点は第3図のfに近い位置になり、可視光
に対する焦点誤差ΔZが大きくなる。
この焦点検出誤差ΔZを除去するための手段と
しては、焦点を検出する受光素子の外側に可視光
のみを透過するフイルタを設け、それによつて誤
差の原因となる赤外光等、可視光以外の光を除去
した光を用いて焦点検出をすることが考えられ
る。しかし、このようにすることは赤外光による
情報を捨てることであり、従つて検出可能な被写
体光の波長領域が可視光領域に限定されてしまう
という問題が生じる。以下に、このフイルタを用
いた方法について詳細に説明する。
第2図のグラフDで示した分光特性を有するシ
リコンフオトセルに、第5図のグラフIで示され
た特性の透過率を有するフイルタを用いると、フ
オトセルの分光感度は等価的に第2図のグラフE
で示すように赤外光に対する感度が低下し、赤外
収差による焦点検出誤差Δzは小さくなる。更に
フイルタにより第2図のグラフFで示すように波
長400〜700nmの可視領域だけでフオトセルの感
度を制限すれば、一般にレンズは可視光に対して
収差が小さくなるように設計されているので、第
4図示のように色収差特性も400〜700nmの可視
波長域では比較的平坦となり、色収差による焦点
検出誤差はほとんど無視しうる程になる。従つて
色収差による焦点検出誤差を除くための最も簡単
な方法としては第2図のグラフFのような特性の
可視光だけに感度を有するフオトセルを用いて焦
点検出することが考えられる。しかし光源が第1
図のグラフB,C等の様に赤外光を多く含む場合
に、赤外光を全く利用しないのは、検出可能な明
るさの下限が高くなるという問題が生じる。
本発明は、検出可能な波長領域や明るさの下限
を制限することなく、撮影レンズの色収差及び/
又は球面収差による焦点検出誤差を除去すること
を目的とする。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
本発明の一実施例の焦点検出装置の概略の構成
を第6図に示す。本装置は一眼レフカメラに適用
した場合の例である。焦点検出部1はレンズLを
透過する光により、レンズLの“合焦位置からの
ズレの量”を検出し、焦点検出信号を発生する。
焦点検出部1に備えられている光電変換素子、例
えばシリコンフオトダイオードが可視光以外に赤
外にも感度を有するために、焦点検出部1が赤外
光を含む光を用いて焦点検出を行なつている場合
にはレンズLの赤外収差のために、焦点検出部1
の焦点検出信号は可視光のみを使用して焦点検出
を行なつている場合の焦点検出信号に対して一定
の焦点検出誤差を生じている事になる。色温度測
定装置2は被写体の色温度に関する量を測定す
る。情報伝達手段3は交換レンズLの色収差量情
報を伝達する。焦点位置補正装置4は色温度に関
係する出力及びレンズの色収差の情報から焦点位
置補正量を演算して焦点検出部1からの“合焦位
置からのズレ量”に加算して所定範囲の波長の光
に対して正しい合焦信号を作り出す。この正しい
焦点信号がレンズ駆動装置5及び表示装置6に伝
達される。赤外撮影の場合に、赤外フイルムセレ
クト7は信号を出力し、補正装置4によつて演算
された可視での正しい焦点検出さらに撮影レンズ
Lに固有の赤外収差量だけ補正をさらに加え、鮮
明な赤外写真を撮影可能にする。
前述した一眼レフカメラでは、レンズLや3の
信号を出力する手段が交換レンズ本体17に設け
られており、それ以外の要素がカメラ本体に設け
られている。
次に色温度測定装置2の具体例について説明す
る。
第7図は、色温度測定装置2の光学系で、この
光学系は集光レンズ8、並びに例えば第5図のI
の可視透過特性及びJの赤外反射特性を有する波
長選択ミラー9を設け、可視部を主に含む光を受
光部10で受光し、赤外部を主に含む光を受光部
11で受光する構成になつている。この光学系で
はさらに可視光だけを透過させフイルター12を
設け、露出測定も同時に行う。又、選択ミラーと
受光素子の組合せに関しては、第9図のような分
光感度特性の2出力を与える市販のカラーセンサ
ーをもつてフイルタの代用とする事も可能であ
る。第8図は色温度測定装置2の回路構成を示
す。第7図の装置は、接点10a,10b,11
a,11bを介してこの第8図の装置に接続され
ている。可視部を主に含む光によつて受光部10
に発生した光電流は演算増幅器13により対数変
換されてVvなる電圧に変換される。赤外部を主
に含む光によつて受光部11に発生した光電流は
演算増幅器14により対数変換されてViなる電
圧に変換される。差動増巾部15は適当なオフセ
ツト電圧Vvにのせて“色温度に関する量〃Vc=
(Vv−Vi)+Vrを出力する。又、端子16に発生
した出力Vvを用いて露出(フイルムの露光量)
を決める事も可能である。
尚、第7図示の光学系の代りに第10図示の光
学系を用いることもできる。
第10図示の光学系も第7図示の光学系と同様
に集光レンズ8、波長選択ミラー9、可視光用受
光素子10′、及び赤外光用受光素子11′を備
え、同様の出力を発生する。
次に本発明の装置4とこの周辺部の具体例を第
11図、第12図を用いて説明する。前記の構成
をもつ色温度測定装置2から出力された“色温度
に関する量”−Vc(この具体例の場合第8図の出
力Vcを反転した負出力が出力されている)が交
換レンズ本体17の端子18に接続され、焦点位
置補正装置4から一定電圧Voが端子19に接続
される。交換レンズ本体17は撮影レンズLの色
収差特性を示すパラメータとして抵抗値r1,r2
有する抵抗を内蔵する。抵抗r1,r2はどのような
被写体の色温度にも対応する色収差情報を発生す
る。図示のごとく抵抗r2の一端は端子18に抵抗
r1の一端は端子19に接続され、両抵抗r1,r2
他端は結合されて端子20に接続された構成を有
する。端子20は焦点位置補正装置4の電流電圧
変換部21に接続され、この変換部21は電圧
Vzを出力する。変換部21の出力Vzは、 Vz=r/r2Vc−r/r1Vo (1) で与えられる量である。この式を満たす電圧Vc
とVzとの関係は第12図の一点鎖線で示すグラ
フKのごときものとなる。第12図は横軸に電圧
Vc、縦軸に電圧Vzと電圧Vzに対応する焦点検出
誤差ΔZをとり、焦点検出部1の光電変換素子と
して分光感度が第2図グラフEのようなものを使
用した場合の例を図示している。被写体を照明す
る光源として螢光灯、昼光、Wランプを使用した
場合、色温度測定装置2から出力される電圧Vc
はそれぞれ図のVc(1),Vc(2),Vc(3)であり、
(Vc(1),Vc(2),Vc(3)は光の波長に対応していると
考えてよい。)第4図のごとき収差特性を有する
撮影レンズLを介して第2図のグラフEのような
分光感度特性を有する受光素子で焦点検出した場
合の焦点検出誤差ΔZは実測又は計算によればそ
れぞれ第12図のa,b,cとなる。即ち、可視
光のみを使用した場合(螢光灯)には色収差の影
響は受けずΔZ=oであるが、昼光、Wランプ等
赤外光の含まれる比率が大きくなるにつれてΔZ
は増大する。この様子を第12図の実線のような
折れ線で示すグラフMで近似的に示される。この
グラフMから各電圧Vcに対応する焦点検出誤差
ΔZが推定可能となり、色収差による検出誤差を
補正する事が可能となる。実際にはb,cを結ぶ
一点鎖線で示すグラフKが示すVc−Vz特性とな
るように、且つ撮影レンズLの色収差パラメータ
r1,r2を前記(1)式に満たすようにr1,r2の値を決
定する。こうして得られた出力Vzはマルチプレ
クサ及びA/D変換器22のA/D変換器によ
り、Vz>0の時はそのままA/D変換をうけ、
Vz0の場合A/D変換された出力は一定値0
となり、A/D変換後のVzに相当する出力は結
局第12図の実線の様な特性が実現される事にな
る。マルチプレクサ及びA/D変換器22内での
マルチプレクサとA/D変換器の配置は焦点検出
部1の出力信号がデジタル量がアナログ量かに応
じて並び変えるものとする。
第13図は焦点検出部1の出力がアナログ信号
である場合の、マルチプレクサ及びA/D変換器
22の構造を示す。ここでマルチプレクサ及び
A/D変換器22では、アナログマルチプレクサ
が焦点検出部1からのアナログ信号出力及び電流
電圧変換部21からのアナログ信号Vzとを時分
割方式でA/D変換器へ伝達し、ここでA/D変
換されデイジタル信号になる。次に、このデイジ
タル信号はマイクロコンピユータ23に伝えられ
る。
第14図は焦点検出部1の出力がデイジタル信
号である場合の、マルチプレクサ及びA/D変換
器22の構造を示す。先ず、電流電圧変換部21
からのアナログ信号がA/D変換器によつてデイ
ジタル信号となる。次に、このデイジタル化され
た信号と、更に焦点検出部1からのデイジタル信
号とがデイジタルマルチプレクサに送られ、ここ
で両信号が時分割され、それぞれマイクロコンピ
ユータ23に伝えられる。
この様にして得られたデイジタル化された焦点
検出信号と前記Vzをデイジタル化した補正信号
はマイクロコンピユータ23において適当な重み
で加算され、マイクロコンピユータ23は補正さ
れた焦点検出信号を表示部24及び駆動装置25
に出力する。そしてその出力に応じて表示部24
は焦点調節状態を示し、駆動装置25はレンズL
を合焦位置に移動させる。
このように被写体光に含まれる光を検出し、こ
の光に対するレンズLの色収差に応じてΔZに相
当する量だけ焦点検出信号を補正してやることに
より可視光がレンズLを介してフイルム面上に合
焦する為の焦点検出信号、すなわち、正しい焦点
検出信号を常に得ることができる。
もちろん交換レンズごとに該レンズ固有の色収
差に対応した抵抗r1,r2を設けておけばどのよう
な種類の交換レンズを装着しても正しい焦点検出
信号を得ることができる。
次に本発明の別の具体例を第15図及び第16
図を用いて説明する。焦点位置補正装置4から一
定電圧Voが交換レンズ本体17の入力端子20
1に供給される。端子201はレンズLの収差特
性を表現するそれぞれ抵抗値r1,r2,r3の抵抗を
介して出力端子202,203,204に接続さ
れており、各出力は再び焦点位置補正装置4に含
まれる電流・電圧変換部211,212,213
により変換をうけ、各電流電圧変換部211,2
12,213はそれぞれr/r1Vo,r/r2Vo,r/r3Vo なる電圧を出力する。これら撮影レンズの収差特
性を示す電圧パラメータr/r1Vo,r/r2Vo,r/r3Vo (又は抵抗パラメータr1,r2,r3)の設定の仕方は
いろいろなやり方が可能であるが、1つの例を第
16図を用いて説明する。
第16図は横軸に波長及び色温度測定装置2の
出力Vcをとり、縦軸に収差及び焦点検出誤差ΔZ
をとつて、光源として螢光灯を用いた場合のVc
=Vc(1)においてそれぞれ第2図D,E,Fの感
度特性を有する受光素子により焦点検出を行なつ
た場合の焦点検出誤差をg,g′,g″に、又光源と
して昼光を用いた場合のVc=Vc(2)においてそれ
ぞれ第2図D,E,Fの分光感度特性を有する受
光素子により焦点検出を行なつた場合の焦点検出
誤差量をh,h′,h″に、又光源としてA光源を用
いた場合のVc=Vc(3)においてそれぞれ第2図D,
E,Fの分光感度特性を有する受光素子により焦
点検出を行なつた場合の検出誤差をi,i′,i″に
プロツトしたものである。さて図で実線で示すグ
ラフOは撮影レンズの収差特性(第4図)を書き
直したものであり、この収差特性曲線を表わすパ
ラメータとして前記r1,r2を用いる。r1,r2の決
め手は例えば赤外部で実線で示すグラフOに重な
る直線すなわち図の一点鎖線で示すグラフPを考
え、波長λ=750nmの単色光(このときVc=
Vc(750))に対する赤外収差量ΔZ750に対応してあ
らかじめ定められた変換係数ηを用いてΔZ750=
ηr/r1Voなる関係を満たすr1を内臓抵抗値とし、 又図の縦軸Vc=Vc(0)における一点鎖線で示すグ
ラフPによる縦軸の切片の値ΔZ0に対応してΔZ0
=ηr/r2Voなる関係を満たすr2を内蔵抵抗値とす ればよい。又r3は主に球面収差の影響により撮影
レンズごとに異なつた値として存在するレンズ固
有の一定量の検出誤差ΔZsを補正するためにΔZs
+ΔZsp=η・r/r3Voなる関係を満たす値の内蔵抵 抗である。(ΔZspは適当に定められた定数で
ROMに記憶されている) 実際の焦点補正の手順を順を追つて説明する。
焦点検出部1からの焦点検出信号Z及び色温度測
定装置2からの信号Vc及び前記撮影レンズ収差
量を示す電圧出力r/r1Vo,r/r2Vo,r/r3Voは適宜 マルチプレクサにより選別されてA/D変換器に
送られマイクロコンピユータのメモリに記憶され
る。焦点検出部1からの出力Zがデジタル量の時
はマルチプレクサーによりA/D変換器を介さず
マイクロコンピユータ23に入力する。マイクロ
コンピユータ23のROMにはあらかじめ受光素
子の分光感度に応じて傾き補正因子Pが記憶され
ており、その値は例えば受光素子が第2図のグラ
フDの分光感度を有する時、対応する出力h,i
ののつている破線で示すグラフQは撮影レンズの
収差特性を表わす一点鎖線で示すグラフPよりわ
ずかに大きくP=1.1となり、又受光素子が第2
図のグラフEの分光感度を有する時には対応する
出力h′,i′ののつている2点鎖線で示すグラフR
の傾きは一点鎖線で示すグラフPの傾きの約1/2 でありP=0.5となる。又一点鎖線で示すグラフ
Pが負の側では収差の影響はほぼ零であるから、
色収差による焦点検出誤差補正量ΔZcは ΔZc=MAX〔{(ΔZ750+ΔZp)/(Vc(750)−Vc(0)
×Vc−ΔZp}×P,O〕 (2) となる。ここでMAX(A,B)はA,Bのうち
値の大きい方の値をいみしている。マイクロコン
ピユータ23は(2)式に相当する演算を行ない、焦
点位置信号Zに色収差の補正分ΔZcの補正を施
し、さらに球面収差に対応する補正分ΔZsを施し
てZ−ΔZc+ΔZsの量を焦点検出信号として表示
及び駆動装置に出力する。又第15図214の赤
外フイルムセレクトがセツトされている時にはマ
イクロコンピユータ23はさらにΔZ750の補正を
加えてZ−ΔZc+ΔZs+ΔZ750なる値を焦点検出信
号として出力する。
以上のように本発明によると撮影レンズの色収
差及び/又は球面収差による焦点検出誤差を補正
するので、広い波長領域及び低い輝度レベルでも
正確な焦点検出をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は被写体を照明する各種光源の相対分光
分布と波長との関係を示す図、第2図は受光素子
の分光感度を示す図、第3図及び第4図は撮影レ
ンズの色収差を示す図、第5図はフイルタの透過
率特性を示す図、第6図は本発明の一実施例の焦
点検出装置の概略の構成を示す図、第7図及び第
8図は色温度測定装置の具体的構成を示す図、第
9図はカラーセンサの分光特性を示す図、第10
図は色温度測定装置の別の光学系を示す図、第1
1図は本発明の具体例の焦点検出装置を示す図、
第12図は第11図示の装置の出力を示す図、第
13図及び第14図はマルチプレクサ及びA/D
変換器の構成を示す図、第15図は本発明の別の
具体例の焦点装置を示す図、第16図は第15図
示の装置の出力を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕、L……レンズ、1
……焦点検出部、2……色温度測定手段、4……
補正手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影レンズの色収差量に関する第一情報を電
    気信号として発生する収差情報発生手段を有する
    レンズ鏡筒が着脱可能なカメラであつて、 前記レンズ鏡筒から前記第一情報を受信する為
    に前記収差情報発生手段に接続される接点手段
    と、 前記撮影レンズの結像面と予定焦点面とのデフ
    オーカス量を算出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の分光感度分布に応じた第二
    情報を記憶する記憶手段と、 前記接点手段を介して受信される前記収差情報
    発生手段の前記第一情報と前記記憶手段に記憶さ
    れた前記第二情報とから補正情報を求め、該補正
    情報に基づいて前記デフオーカス量を補正して補
    正済デフオーカス量を算出する補正手段とを有
    し、 前記補正手段の補正済デフオーカス量に基づい
    て焦点検出動作を行うことを特徴とするカメラ。 2 前記記憶手段に記憶された第二情報は、前記
    撮影レンズを通過する光の色温度により決定され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    カメラ。 3 撮影レンズを通過する可視光及び赤外光を含
    む自然光を用いて撮影レンズの結像面と予定焦点
    面とのデフオーカス量を算出する焦点検出手段
    と、前記焦点検出手段の分光感度分布情報に応じ
    て前記デフオーカス量を補正する補正手段とを有
    するカメラボデイに、着脱可能なレンズ鏡筒であ
    つて、 撮影レンズと、 前記撮影レンズの色収差量に関する収差情報を
    電気信号として発生する収差情報発生手段と、 前記レンズ鏡筒から前記収差情報を出力する為
    に前記収差情報発生手段を前記カメラボデイの補
    正手段に接続する接点手段とを備え、 前記デフオーカス量を補正する為に前記収差情
    報発生手段の収差情報を前記補正手段に出力する
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
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