JP4933274B2 - 焦点調節装置、その制御方法及び撮像装置 - Google Patents

焦点調節装置、その制御方法及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、各種光源条件下でのピント精度の改善に関するものである。
早い合焦動作を重視する一眼レフカメラ等の撮像装置では、2像のずれから直接にデフォーカス量が検知できる位相差検出方式が広く採用されている。しかしながら、撮影する際の光源がその時々で異なることで、以下の問題が生じる。
図7は従来からある撮像装置における各種光源の分光分布と、レンズの色収差による相対的なピント位置を示したグラフであり、横軸が波長、縦軸は相対エネルギー、もしくは相対的なピント位置を示す。
同図より、蛍光灯の波長成分としては、620nmより長波長成分はほとんど含まれていないのに対し、フラッドランプは長波長側になるほど、相対感度が強くなることがわかる。
一方レンズの色収差は、同図に示す様に波長に応じてピント位置が変わり、長波長側になると焦点距離が伸びる方向になることがわかる。
したがって、長波長成分の少ない蛍光灯と、長波長成分の非常に多いフラッドランプでは、検出するピント位置が異なることになり、結果として撮像面側のピントがずれてしまうという問題が生じる。
この光源の分光感度に応じて、焦点検出系のピント位置がずれる問題に対して、ピント位置を補正するカメラが例えば文献1、2により開示されている。これらの文献には、分光感度の異なる2種類のセンサーの出力を比較して光源の種類を判別し、ピント位置の補正を行うことにより、光源の分光によるピントずれを補正する方法が開示されている。
特公平1−45883号公報 特開2000−275512号公報
文献1や文献2のような「撮影レンズからの入射光を複数の光束に分割して、複数のセンサー出力を比較し光源を検知する方法」は、この光源を検出するための複数のセンサーに被写体の同一部分からの光を分割して入射させる必要がある。(なお、以下これら複数のセンサーの例として、2種類の異なる分光感度を持ったセンサーを考え、一方の分光感度を持ったセンサーを第1の測光センサー、もう一方を第2の測光センサーとする。そして、このような光源の種類を特定するためのセンサーを光源検知センサーと記す。)
しかしながら実際には、正確に同一部分の光を第1の測光センサーと第2の測光センサーに分配照射することができない場合がある。その要因は、カメラ内部に発生するゴーストや、撮影レンズに入射してから光源検知センサーに到達するまでの光路中で発生するシェーディングや、デフォーカスによる視差などの影響である。以下、これらの問題について説明する。
まずゴーストについてだが、これは本来第1の測光センサー、第2の測光センサーに入射することを想定していない光が、カメラ内部の部品に反射されることなどによって、第1の測光センサー、もしくは第2の測光センサーに入射してしまう現象である。このゴーストによって第1の測光センサーと第2の測光センサーに入射する光のバランスが崩れてしまい、正確な光源検知が行えなくなってしまう。
次にシェーディングについて説明する。図8のように位相差AFセンサー内の一対のラインセンサー近傍に第1の測光センサー、第2の測光センサーを配置したとする。すると、光源検知センサーのために新たに光束を分割する手段を設けることなく、AFセンサーにもともと存在するメカ、光学系によって入射光束が分割され、第1の測光センサー、第2の測光センサーに照射されるというメリットがある。しかしながら、撮影レンズから均一な一様光が入射した場合の第1の測光センサー、および第2の測光センサー上の光量分布は、AF光学系の持つシェーディングによって図9(a)のようになり、均一にはならない。そのため、例えば図9(b)に示すような白黒の被写体が観測されたとすると、第1の測光センサー、第2の測光センサーへ照射される光量は、図9(c)に示す斜線部の面積になる。これらの面積は一致しないため、第1の測光センサーと第2の測光センサーの出力バランスが崩れて正確な光源検知が行えなくなる。
最後にデフォーカスによる視差の影響について説明する。ここでも図8のように、AFセンサー内のAFラインセンサー近傍に光源検知センサーが配置された構成を想定し、例として図9(b)に示すような白黒の被写体をデフォーカスして観測している場合を考える。デフォーカスした状態では、第1の測光センサーと第2の測光センサーは被写体の同一部分を見ておらず、例えば図10のようにずれた位置を見ている。このように第1の測光センサーと第2の測光センサーに視差がある場合は、被写体の同一部分の光が光源検知センサーに入射しないため、正確な光源検知が行えない。この図10の例では、被写体の白部が第2の測光センサーにしかかかっていないため、第2の測光センサーのみ出力が大きくなってしまう。
このようにいくつかの要因によって、第1の測光センサーと第2の測光センサーに入射する光のバランスが崩れると、光源検知センサーの出力に信頼性がなくなり、正確な補正量が算出できない。
また、第1の測光センサー、もしくは第2の測光センサーの出力が小さい場合も、第1の測光センサー、第2の測光センサーの光検出精度が悪化するため、やはり光源検出センサーの出力に信頼性がなくなり、正確な補正量が算出できない。
(発明の目的)
これらを鑑み、本発明の目的は、光源検出センサーの出力の信頼性が低いと判定されたときに、光源検出による補正を行うか否かを切り替える、もしくは信頼性に応じて補正量を調整することによって、より良好なピント補正を行うことである。
このような課題を解決するために、本発明の技術的特徴としては、撮影レンズの合焦状態に応じて前記撮影レンズのデフォーカス量を検出し、前記撮影レンズを透過した光束の第1の波長領域を測光する第1の測光手段と、前記第1の波長領域に含まれ前記第1の波長領域よりも狭い第2の波長領域を測光する第2の測光手段のそれぞれの出力とに応じて、前記デフォーカス量に基づく前記撮影レンズの合焦動作を補正する焦点調節装置の制御方法であって、前記第1の測光手段の出力と前記第2の測光手段の出力の大きさを比較し、前記第1の測光手段の出力よりも前記第2の測光手段の出力の方が大きい場合には、合焦動作の補正を行わないように制御する。
以上の実施の形態によれば、被写体の分光によるピントずれを補正するシステムにおいて、光源検知センサーの出力に信頼性が低い場合でもより高精度にAFを行うことができる。
以下、図1から図6を用いて、本実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態においては、焦点調節装置を含む撮像装置の一例としてデジタル一眼レフレックスカメラを用いて説明する。
<断面図からみたカメラの構成>
図1は本実施の形態における、デジタル一眼レフレックスカメラの断面図である。図1において101はカメラ本体であり、その前面には撮影レンズ102が装着される。撮影レンズ102は交換可能であり、またカメラ本体101と撮影レンズ102はマウント接点群112を介して電気的にも接続される。さらに撮影レンズ102の中には、絞り113があり、カメラ内に取り込む光量を調整できるようになっている。
103はメインミラーであり、ハーフミラーとなっている。メインミラー103はファインダー観察状態では撮影光路上に斜設され、撮影レンズ102からの撮影光束をファインダー光学系へと反射する一方、透過光はサブミラー104を介してAFユニット105へと入射する。また撮影状態では撮影光路外に退避する。
AFユニット105は位相差検出方式のAFセンサーである。位相差方式による焦点検出については公知の技術であるため、具体的な制御に関してはここでは省略する。簡潔に説明すると、撮影レンズ102の二次結像面を焦点検出ラインセンサー上に形成し、位相差信号を得ることによって、撮影レンズ102の合焦状態(デフォーカス量)を検出する。そして、その検出結果をもとに不図示のフォーカシングレンズを駆動して焦点検出を行うというものである。なおAFユニット105においては、図8に示すような位相差検出のためのラインセンサーの画素の近傍に第1の測光センサー、第2の測光センサーが配置され、光源検知センサーを形成するものとし、その分光特性に関しては後述する。
108は被写体からの反射光(被写体像)を受光して電気信号に光電変換して映像信号を出力する撮像手段である撮像素子であり、106はローパスフィルター、107はフォーカルプレーンシャッターである。
109はファインダー光学系を構成する撮影レンズ102の予定結像面に配置されたピント板であり、110はファインダー光路変更用のペンタプリズムである。114はアイピースであり、撮影者はここからピント板109を観察することによって、撮影画面を確認することができる。また111はAEユニットであり、測光を行う際に使用する。
115はレリーズボタンであり、半押し、全押しの状態を持つ二段押し込み式のスイッチである。レリーズボタン115が半押しされることによって、AE、AF動作などの撮影前の準備動作が行われ、全押しされることによって、撮像素子108が露光されて撮影処理が行われる。以下、半押しされた状態をSW1がONした状態、全押しした状態をSW2がONした状態、と記すことにする。
<ブロック図からみたカメラの構成>
次に図2を用いて、本実施の形態のカメラのブロック構成について説明する。なお、図1と同じ部材については、同じ番号を付すことにする。
図2において、撮影レンズ102から入射した光線は、絞り113を通過し、ミラーボックス201に到達する。ミラーボックス201は前述のメインミラー103とサブミラー104で構成され、入射光を透過光と反射光に分割しそれぞれをAFユニット105、及びAEユニット111へと導く状態と、入射光をそのまま撮像素子108に導く状態と、で切り替えられる。
撮影レンズ102は、ピント調節のためにレンズ駆動手段207によって駆動させられる。そして、絞り113は絞り駆動手段205によって、ミラーボックス201はミラー駆動手段204によって駆動される。そして、シャッター107はシャッター駆動手段203によって、それぞれ駆動される。
撮影制御手段213は、AEユニット111からの測光情報をもとに、露光時の絞り値、シャッタースピードを決定し、シャッター駆動手段203と絞り駆動手段205を制御する。またAFユニット105からの信号によって、合焦させるのに必要なレンズの駆動量を決定する。さらに、AFラインセンサー近傍に配置された光源検知センサー202の出力から、被写体の分光によるピントずれの補正量を算出した上で、最終的なレンズ駆動量を決定し、レンズ駆動手段207を制御する。詳しくは後述するが、光源検知センサーの出力からピント補正量を算出する際には、撮影レンズ102の色収差情報を必要とする。(なお、この色収差情報は、撮影レンズのレンズ位置に応じた色収差に関する情報であり、被写体距離や焦点距離毎にデータが記憶されている。)
そのため、撮影制御手段213は、レンズ通信手段206によってレンズマイコン208の中にある不図示のROMテーブルから撮影レンズ102の色収差情報を読み出す。
露光時においては、ミラー駆動手段204によって、メインミラー103、およびサブミラー104を撮影光路上から退避させる。そして、シャッター駆動手段203によってシャッター107を駆動し、所定の露光時間だけ露光を行うことによって、撮影レンズ102からの光束を撮像素子108に結像させる。ここで撮像素子108は、CMOSやCCDなどの半導体素子からなる。
撮像素子108から出力された映像信号は、A/D変換手段209によりデジタル信号に変換されて信号処理手段210に入力される。信号処理手段210においては、輝度信号や色信号を形成するなどの信号処理を行って、カラー映像信号が形成される。
表示手段211と記録手段212は、それぞれ撮影した画像を表示、記録保存する個所であり、信号処理手段210で形成されたカラー映像信号を表示、および保存する。
<測光センサーの分光特性>
次に図3を用いて第1の測光センサーと第2の測光センサーの分光特性を説明する。図3(a)は第1の測光センサーと第2の測光センサーのフィルター構造の模式図であり、同図の301が第1の測光センサー、302が第2の測光センサーである。本実施の形態においては、第1の測光センサーと第2の測光センサーは図8に示すようにAFユニット内のAFラインセンサー近傍に配置されている。通常のAFユニットにおいては、すでに説明したように補助光を照射した場合も焦点検出を行えるように、補助光の波長を加味して700nm程度までの光を取り込めるように、IRカットフィルターが搭載されている。よって、第1の測光センサー301と第2の測光センサー302の前には共通してこのIRカットフィルター304が存在する。そして、第2の測光センサー302の前のみに別の分光特性をもつフィルター303を配置することによって、全体として第1の測光センサーと第2の測光センサーで異なる分光感度分布を持たせる構成になっている。
図3(b)は第1の測光センサーと第2の測光センサーを構成する各部材の分光特性である。同図においてiは両測光センサー301、302の分光感度分布であり、iiはIRカットフィルター304の分光透過率、iiiは第2の測光センサーの前面に塗布されるフィルター303の分光透過率である。同図のiより、第1、第2の両測光センサーは400nm程度以上の光に対して感度を持ち、また、同図のiiに示されるIRカットフィルターの分光透過率のグラフより、波長が750nm程度以上の入射光に関してはカットされる。このため、全体としては第1の測光センサー301は波長400〜750nm程度の範囲に対して感度を持つような分光特性になる。また第2の測光センサー302は前面に同図のiiiに示されるような波長600nm程度以上の光のみ透過する特性のフィルター303が配置されているため、波長600〜750nm程度の範囲の光に対して感度を持つような分光特性になっている。すなわち第2の測光センサー302で検知できる光は、第1の測光センサー301で検知できる光の波長領域に含まれる構成である。よって、両測光センサーに被写体の同一部分の光が入射した場合は、必ず第2の測光センサーの出力の方が小さくなる。
<焦点調節動作のフロー>
次に本実施の形態におけるカメラシステムの焦点調節動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
図1で示したレリーズボタン115が半押しされ、SW1がONになると、AF動作がスタートし、ステップS102の処理を行う。ステップS102は、AF補助光を使用するか、しないかを確認するステップである。仮に補助光を使用する場合はステップS103に進み、光源検知センサーの出力によるピントずれの補正を行わないで、通常のAF動作を行う。これは、補助光を使用してAFを行う場合は、撮影レンズ内のROMに補助光を使用した場合のピント補正量が記憶されており、光源検知センサーを使用せずとも、これを利用して最適なピント補正を行うことが可能だからである。ステップS102において、補助光を使用しない場合は、ステップS104に進む。
ステップS104では、AFラインセンサー、および光源検知センサーの蓄積、読み出しを行い、AFラインセンサーの出力から合焦するためのレンズ駆動量を、2像のずれから公知の方法で算出する。ここで算出されるレンズ駆動量は、光源検知センサーの出力を考慮しない結果である。次にステップS105に進む。
ステップS105においては、読み出した光源検知センサーの出力、すなわち第1の測光センサー301の出力S1(≧0)と、第2の測光センサー302の出力S2(≧0)の比(=S2/S1)を計算する。(S2/S1)を算出したら、ステップS106に進む。
ステップS106では、得られた(S2/S1)に対してのエラー処理を行う。すなわち、理想的な状態においては、第1、第2の測光センサーの前にあるフィルターは、図3(b)に示したような特性を持つ。このため、第1の測光センサーの方が、第2の測光センサーよりもブロードな分光感度を持つ(幅の広い波長領域を測光する)。逆にいうと第2の測光センサーが測定する波長領域は、第1の測光センサーが測定する波長領域に含まれ、第1の測光センサーの波長領域よりも狭い波長領域である。そのため、S1≧S2となり、これより0≦(S2/S1)≦1が成立する。
しかし前述のように、
(I)カメラ内部に発生するゴースト
(II)撮影レンズに入射してから光源検知センサーに到達するまでの光路中で発生するシェーディング
(III)デフォーカスによる視差
等によって、0≦(S2/S1)≦1の関係は必ずしも成立しない。そこでステップS106においては、(S2/S1)≧1となってしまった場合に、光源検知センサーの出力がエラーであると判定し、ステップS107に進み、ピント補正量を0とする。0≦(S2/S1)≦1の場合は、ステップS108に進む。
ステップS108では、光源検知センサーの出力S1、S2の信頼性判定を行う。被写体がある一定値以上の輝度であれば、光源検知センサーの蓄積、読み出しを行った場合は、S1、S2共にある一定量を超えた値が出力されるが、低輝度の場合にはS1、S2が小さくなり、ノイズなどによって、必ずしもS1≧S2が成立しなくなる。特にダーク状態での出力はS1≒S2≒0となる。このような状態でS2/S1を算出すると、0≦(S2/S1)≦∞と非常に広い範囲の値をとることになってしまう。(S2/S1)≧1の場合はステップS106にて判定されピント補正量が0となるが、(S2/S1)≧1とならない場合でも、S1、S2が低い低輝度の場合は(S2/S1)の値に信頼性がなく、正確な補正量を算出することができない。そこでステップS108においては、S1の閾値Sthをカメラ内に持ち、S1≦Sthの場合は、光源検知センサーの信頼性が不十分として、最終的な補正量に減衰係数をかけて補正量を減らす処理を行う。例として図5に、S1の出力と減衰係数の関係を示す。ここではS1がSthを下回ると、S1に比例して減衰係数を変化させているが、減衰係数の決定の方法はこの限りではない。このように処理することによって、S1、S2の信頼性に応じてピント補正量を決定することができる。つまり、信頼性が低い場合には、補正を抑制するので、誤ったピント補正を極力防止することができる。ステップS108が終了したら、ステップS109に進む。
ステップS109においては、ステップS105にて算出したS2/S1の値に応じて、図6に示すテーブルからピント補正係数を読み出す。図6は不図示のカメラマイコン内のROMに記憶されたものであり、光源検知センサーの出力S1、S2の比に応じたピント補正係数を示すものである。なお、AFを調整する際に使用する、基準となる光源下においては、ピント補正量は0とする。このために、図6で示した点Aの横軸は、予め基準となる光源下で出力された(S2/S1)の値であり、ここでは例として0.6とした。一方、ピント補正量は0であるため、縦軸は0となる。ステップS109にてピント補正係数を取得したら、ステップS110に進む。
ステップS110では、レンズと通信することによって、装着された撮影レンズ102の光源検知センサーの出力を得た際のレンズ位置に対応する色収差データを読み出す。色収差データはレンズマイコン208内にある不図示のROMに記憶されている。撮影レンズ102の色収差データを読み出したら、これにステップS109で求めたピント補正係数を乗じてピント補正量を求める。さらにステップS108で算出した減衰係数をかけて、最終的なピント補正量を決定する。最終的なピント補正量が求まったら、ステップS111にすすむ。
ステップS111においては、ステップS104で求めたレンズ駆動量にピント補正量を加算し、最終的なレンズ駆動量を算出する。そしてステップS112にてレンズを駆動し、AF動作が終了する。
<効果、その他の実施形態など>
上述の実施の形態によれば、被写体の分光によるピントずれを補正する場合に、ゴーストやシェーディング、視差などの影響による誤検出が起こることを防ぐことができる。また、光源検知センサーの出力に信頼性がない場合に、ピント補正量が信頼できる値となるよう調整することができる。したがって、従来よりもより高精度のAFを実現できる。
なお上述の説明では、第1の測光センサーの分光感度(もしくは分光透過率)は第2の測光センサーの分光感度(もしくは分光透過率)よりも広い帯域とした。そして、第1の測光センサーの出力よりも第2の測光センサーの出力の方が大きい場合には光源検知結果によるピント補正を行わない構成とした。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、第1の測光センサーの出力よりも第2の測光センサーの出力の方が大きい場合には、撮影レンズを予め決められた量移動させ、再度、図4のフローのような焦点調節動作を行うように構成してもよい。これにより、より誤差の少ない精度の良いAFが実現可能となる。
また、上述の説明では、AFラインセンサーの出力から合焦するためのレンズ駆動量を、2像のずれから算出し、このレンズ駆動量にピント補正のためのレンズ駆動量を加算し、最終的なレンズ駆動量を算出する構成とした。しかしながら、AFラインセンサーにより得られる合焦状態(デフォーカス量)を補正するための補正値を予めレンズ毎に記憶させておき、デフォーカス量を補正した後にピント補正されたレンズ駆動量を算出するよう構成してもよい。
また、上述の説明では、位相差AF方式の説明を主にしたが、これに限るものではない。例えば、撮像面とは異なる撮像センサーにおいてレンズの位置を移動させながら複数の合焦状態、つまり画像の鮮鋭度を求めて合焦位置を検出する方式をとったとする。このとき、撮像面と焦点検出のための撮像センサーでは、分光感度が異なるとすると、検出されるピント位置が異なってくる。例えば撮影の際の光源が長波長成分の少ない蛍光灯の場合と長波長成分の多いフラットランプの場合とでピントずれが発生する。したがって、この光源の違いによるピントずれを補正する必要があるが、このときも本発明の思想を使用することにより、誤った補正を抑制することができる。
なお通常、波長領域が狭いところで光電変換された被写体像の信号量が、外光の影響をうけて波長領域がそれよりも広いところで光電変換された被写体像の信号量よりも大きくなることはない。
また、上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
一眼レフレックスカメラと交換レンズから成るカメラシステムの断面図である。 一眼レフレックスカメラと交換レンズから成るカメラシステムのブロック図である。 光源検知センサーの構成と分光特性を説明する図である。 カメラシステムの構成要素であるカメラ本体および交換レンズの動作を示すフローチャートである。 カメラシステムの第1の測光センサーの出力に対応し、ピント補正量を減衰させる減衰係数を説明するための図である。 カメラシステムの第1と第2の測光センサーの出力比に対応し、ピント補正を行う補正係数の説明図である。 光源の分光分布と、撮影レンズの色収差を示す図である。 AFセンサー内の、AFラインセンサーと光源検知センサーの構成を示す図である。 光源検知センサーにシェーディングが発生した際の、第1と第2の測光センサーの出力を説明するための図である。 光源検知センサーに視差が発生した際の、第1と第2の測光センサーの出力を説明するための図である。
符号の説明
101 カメラ本体
105 AFユニット
102 撮影レンズ
202 光源検知センサー
301 第1の測光センサー
302 第2の測光センサー

Claims (4)

  1. 撮影レンズの合焦状態に応じて前記撮影レンズを移動させて合焦動作を行う焦点調節手段と、
    前記撮影レンズを透過した光束の第1の波長領域を測光する第1の測光手段と、
    前記第1の波長領域に含まれ前記第1の波長領域よりも狭い第2の波長領域を測光する第2の測光手段と、
    前記第1の測光手段と前記第2の測光手段の出力に応じて、前記焦点調節手段による前記合焦動作を補正する補正手段と、
    前記第1の測光手段の出力と前記第2の測光手段の出力の大きさを比較し、前記第1の測光手段の出力よりも前記第2の測光手段の出力の方が大きい場合には、前記補正手段による前記合焦動作の補正を行わないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の測光手段の出力と前記第2の測光手段の出力のいずれか一方予め決められた値よりも低い場合には、前記補正手段による前記合焦動作の補正を抑制するように制御することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の焦点調節装置の出力に基づいて焦点調節された状態での入射光を受光する撮像手段を備えた撮像装置。
  4. 撮影レンズの合焦状態に応じて前記撮影レンズのデフォーカス量を検出し、
    前記撮影レンズを透過した光束の第1の波長領域を測光する第1の測光手段と、前記第1の波長領域に含まれ前記第1の波長領域よりも狭い第2の波長領域を測光する第2の測光手段のそれぞれの出力に応じて、前記デフォーカス量に基づく前記撮影レンズの合焦動作を補正する焦点調節装置の制御方法であって、
    前記第1の測光手段の出力と前記第2の測光手段の出力の大きさを比較し、前記第1の測光手段の出力よりも前記第2の測光手段の出力の方が大きい場合には、前記合焦動作の補正を行わないように制御することを特徴とする焦点調節装置の制御方法。
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