JP5170266B2 - 撮像装置およびカメラボディ - Google Patents
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<構成>
本発明の一実施の形態によるデジタルカメラ100の断面図を図1に示す。
被写体からの被写体光束は撮像レンズ3の撮像光学系3aを透過し、ミラー4によって上方へ屈曲され、フォーカシングスクリーン(ファインダスクリーン)5に結像する。フォーカシングスクリーン5に結像し拡散した被写体像は、ペンタプリズム6、接眼光学系8を透過し接眼ファインダ9より観察される。また、フォーカシングスクリーン5に結像し拡散した被写体像はペンタプリズム6を通り、測光装置7の集光光学系7aにより集光されて測光センサ(測光素子、すなわち受光部材)7bに入射する。
<制御ブロック図>
デジタルカメラ100の制御ブロック図を図3に示す。
制御により、受光した被写体像を光電変換して蓄積した被写体像画像データを画像処理部53に出力する。
。
<カメラの動作>
本実施の形態におけるデジタルカメラ100は、ユーザーが設定した撮像処理条件により撮像動作及び撮像画像の処理を行う撮影モード、背面液晶モニタ13に表示されたメニュー画面を見ながら各種機能の設定を行うメニューモード、背面液晶モニタ13に撮影済みの画像を表示させる画像表示モード等の動作モードを持つ。メニューモードおよび画像表示モードについては周知の処理であるため説明を省く。
<撮影モードでの処理>
撮影モードでは、レリーズ釦60の半押操作により、被写体輝度値が算出される測光処理や、撮像光学系3a内の焦点調節光学系を調整して所定の被写体へ合焦させる合焦処理等が行われる。被写体輝度値が算出されると、必要に応じてシャッター速度や絞り値等の撮像設定値を決定する。なお、上述したレリーズ釦60が半押操作されることにより行われる処理、すなわち実際の撮像動作前に行われる準備処理を、撮像準備処理と称する。これに引き続きレリーズ釦60の全押操作が行われると、撮像準備処理で設定された前記撮像設定値を基に撮像処理が行われる。
<シフトおよびティルトによる入射光束の光路変化>
撮像レンズ3の撮像光学系3aがシフトまたはティルトされていない場合の、測光センサ7bおよび測距センサ10aへの被写体光束の光路について説明する。
すように、撮像レンズ3の撮像光学系3aがシフト又はティルトされていない状態では、シフト操作およびティルト操作を行わない通常の撮像レンズを装着した場合と同様に、ミラー4により上方へ屈曲された被写体光束はフォーカシングスクリーン5に結像し拡散する。フォーカシングスクリーン5により拡散された被写体光束は、ペンタプリズム6を通り集光光学系7aにより集光され、測光センサ7bにより受光される。これにより、測光部56において被写体輝度が測定される。
<測光、測距方法の切換>
上述したように、撮像レンズ3の撮像光学系3aを所定量以上にシフト又はティルトさせると、測光部56による測光処理および測距部57による測距処理が不安定又は不能になるため、正確に測光処理および合焦処理が行えなくなる。
<撮像処理のフロー>
以下、本実施の形態によるデジタルカメラ100の撮影モードにおいて、レリーズ釦60が押圧操作されることにより開始される撮像処理の流れを、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101では、撮像レンズ3から取得されるレンズ情報に基づいて、カメラボディ1に取付けられている撮像レンズ3において、撮像光学系3aのシフト操作もしくはティルト操作が可能であるか否かが判定される。カメラボディ1に取付けられている撮像レンズ3がシフト操作もしくはティルト操作可能である場合は、ステップS102に移り、カメラボディ1に取付けられている撮像レンズ3がシフト操作およびティルト操作不可能である場合は、ステップS103へ移る。
例えば、上述したように、シフト量又はティルト量が所定値以上となり、測光処理および合焦処理を撮像素子12の出力信号に基づき行う際には、被写体輝度の算出時に被写体像の中央部分の画像データのみを用いる周知の中央重点測光を行うとしても良い。また、上記の所定値(例えばシフト量が±2mmもしくはティルト量が±3度)を第一所定値とし、さらに第一の所定値よりシフト量又はティルト量が大きい第二所定値(例えばシフト量が±3mm以上もしくはティルト量が±4度以上の場合)を設けてもよい。この場合、シフト量又はティルト量が第一所定値以上となった際には、測光処理および合焦処理を撮像素子12の出力信号によって行う。さらにシフト量又はティルト量が第二所定値以上になった際には、撮像素子12の出力信号に基づき被写体輝度を算出する際に、被写体像の中央部分の画像データのみを用いる周知の中央重点測光を行うとしても良い。これにより、シフト量又はティルト量が大きくなり、ケラレが生じた場合であっても精度良く測光処理を行うことができる。
2 レンズマウント
3 撮像レンズ
4 ミラー
5 フォーカシングスクリーン
6 ペンタプリズム
7 測光装置
8 接眼光学系
9 接眼ファインダー
10 測距装置
11 シャッター
12 撮像素子
13 背面モニタ
50 制御部
51 撮像駆動部
52 撮像素子部
53 画像処理部
54 記憶部
55 外部記憶部
56 測光部
57 測距部
58 シフト量算出部
59 ティルト量算出部
60 レリーズ釦
61 操作部
62 レンズ駆動部
Claims (6)
- 被写体を結像する撮像レンズからの被写体光束を受光し電気信号に変換する撮像素子と、
被写体の輝度を検出する測光センサを有する測光手段と、
瞳分割された1対の被写体光束に基づく位相差方式により焦点検出を行う測距手段と、
前記撮像レンズの偏心量が所定値以上であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記撮像レンズの偏心量が所定値以上であると判定された場合は、前記撮像レンズからの被写体光束が前記撮像素子に結像される状態において、前記撮像素子の出力信号に基づいて画像データの中央部分を用いた中央重点測光により輝度を算出し、前記撮像素子の出力信号に基づいてコントラスト方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行う第一撮像準備処理手段と、
前記判定手段により前記撮像レンズの偏心量が所定値未満であると判定された場合は、前記測光手段により被写体の輝度を求め、前記測距手段の前記位相差方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行う第二撮像準備処理手段とを具備することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記判定手段は、前記偏心量が第一所定値以上であるか、この第一所定値より大きい第二所定値以上であるかを判定し、
前記第一撮像準備処理手段は、前記偏心量が前記第一所定値以上となった際には、前記撮像素子の出力信号に基づいて輝度を算出し、前記撮像素子の出力信号に基づいてコントラスト方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行い、前記偏心量が前記第二所定値以上となった際には、前記撮像素子の出力信号に基づいて画像データの中央部分を用いた前記中央重点測光により輝度を算出して撮像準備処理を行うことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
前記撮像レンズのレンズ情報を検出するレンズ情報検出手段を更に備え、
前記撮像レンズの偏心量は前記レンズ情報検出手段で検出されたレンズ情報に基づくことを特徴とする撮像装置。 - 請求項3に記載の撮像装置において、
前記レンズ情報検出手段は、前記撮像レンズがシフト可能もしくはティルト可能であるかを前記レンズ情報として検出することを特徴とする撮像装置。 - 撮像レンズを着脱可能なデジタルカメラのカメラボディにおいて、
被写体を結像する前記撮像レンズからの被写体光束を受光し電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像レンズのレンズ情報を検出するレンズ情報検出手段と、
被写体の輝度を検出する測光センサを有する測光手段と、
瞳分割された1対の被写体光束に基づく位相差方式により焦点検出を行う測距手段と、
前記レンズ情報検出手段によって検出されたレンズ情報に基づいて、前記撮像レンズの偏心量が所定値以上であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記撮像レンズの偏心量が所定値以上であると判定された場合は、前記撮像レンズからの被写体光束が前記撮像素子に結像される状態において、前記撮像素子の出力信号に基づいて画像データの中央部分を用いた中央重点測光により輝度を算出し、前記撮像素子の出力信号に基づいてコントラスト方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行う第一撮像準備処理手段と、
前記判定手段により前記撮像レンズの偏心量が所定値未満であると判定された場合は、前記測光手段により被写体の輝度を求め、前記測距手段の前記位相差方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行う第二撮像準備処理手段とを備えることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項5に記載のカメラボディにおいて、
前記判定手段は、前記偏心量が第一所定値以上であるか、この第一所定値より大きい第二所定値以上であるかを判定し、
前記第一撮像準備処理手段は、前記偏心量が前記第一所定値以上となった際には、前記撮像素子の出力信号に基づいて輝度を算出し、前記撮像素子の出力信号に基づいてコントラスト方式により焦点検出を行って撮像準備処理を行い、前記偏心量が前記第二所定値以上となった際には、前記撮像素子の出力信号に基づいて画像データの中央部分を用いた前記中央重点測光により輝度を算出して撮像準備処理を行うことを特徴とするカメラボディ。
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