JPH0373517B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0373517B2 JPH0373517B2 JP60209578A JP20957885A JPH0373517B2 JP H0373517 B2 JPH0373517 B2 JP H0373517B2 JP 60209578 A JP60209578 A JP 60209578A JP 20957885 A JP20957885 A JP 20957885A JP H0373517 B2 JPH0373517 B2 JP H0373517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber crawler
- wheel
- raceway surface
- core
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 8
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- BWMISRWJRUSYEX-SZKNIZGXSA-N terbinafine hydrochloride Chemical compound Cl.C1=CC=C2C(CN(C\C=C\C#CC(C)(C)C)C)=CC=CC2=C1 BWMISRWJRUSYEX-SZKNIZGXSA-N 0.000 description 4
- 201000004647 tinea pedis Diseases 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴムクローラに係る。
第1図A,Bは従来に於ける農機用ゴムクロー
ラの使用断面説明図であつて、1はゴムクローラ
本体、2は芯金、3はスチームコード、4は転輪
である。図Aは外転輪タイプを示すものであつ
て、これは転輪4がゴムクローラ内周面側に突出
してなる芯金2の角体P,P外側面を走行回動す
るのであり、このものでは走行中に振動が比較的
に少ないことが知られているが、ゴムクローラ本
体1との接触面に水虫現象を生じさせ、芯金剥離
の原因をなさしめたり、またクローラ外れが起り
易い問題がある。図Bは中転輪タイプを示すもの
であつて、即ち芯金2の角体P、P間を転輪4′
が走行することから水虫現象はないものゝ、隣り
合う芯金間で転輪4′が落ち込むことから走行中
の振動が大となる問題がある。これを防止するに
は隣り合う芯金間の間隔を小さくなるようにすれ
ば良いが、土石が排出され難く、且つクローラ外
れが生じ易くなる問題がある。
ラの使用断面説明図であつて、1はゴムクローラ
本体、2は芯金、3はスチームコード、4は転輪
である。図Aは外転輪タイプを示すものであつ
て、これは転輪4がゴムクローラ内周面側に突出
してなる芯金2の角体P,P外側面を走行回動す
るのであり、このものでは走行中に振動が比較的
に少ないことが知られているが、ゴムクローラ本
体1との接触面に水虫現象を生じさせ、芯金剥離
の原因をなさしめたり、またクローラ外れが起り
易い問題がある。図Bは中転輪タイプを示すもの
であつて、即ち芯金2の角体P、P間を転輪4′
が走行することから水虫現象はないものゝ、隣り
合う芯金間で転輪4′が落ち込むことから走行中
の振動が大となる問題がある。これを防止するに
は隣り合う芯金間の間隔を小さくなるようにすれ
ば良いが、土石が排出され難く、且つクローラ外
れが生じ易くなる問題がある。
これに対し建機用は第2図A,Bに示す如く断
面十字状の転輪5が芯金6の角体K,K間で、且
つ角体上面を転輪軌道面としながら走行するので
あつて、このものでは水虫現象はないものゝ上記
同様に振動が大となる問題がある。但し、このも
のでは角体の縦巾寸法lを大とすることによつ
て、この問題を解消できるものゝ転輪軌道面がス
チールコードから外周側へ大きく離れていること
から、屈曲時には引掛り現象が起生し、芯金剥離
の原因をなし耐久性を劣化させる問題がある。
面十字状の転輪5が芯金6の角体K,K間で、且
つ角体上面を転輪軌道面としながら走行するので
あつて、このものでは水虫現象はないものゝ上記
同様に振動が大となる問題がある。但し、このも
のでは角体の縦巾寸法lを大とすることによつ
て、この問題を解消できるものゝ転輪軌道面がス
チールコードから外周側へ大きく離れていること
から、屈曲時には引掛り現象が起生し、芯金剥離
の原因をなし耐久性を劣化させる問題がある。
本発明は如上の問題点を解決せんとするもので
あつて、従来に於ける中転輪タイプの長所をその
まゝに備え、これに対し中転輪タイプの欠点を改
善したゴムクローラに係る。
あつて、従来に於ける中転輪タイプの長所をその
まゝに備え、これに対し中転輪タイプの欠点を改
善したゴムクローラに係る。
以下、本発明実施の一例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第3図は断面説明図、第4図は平面図、第5図
は転輪との係合状態を示す拡大詳細図である。図
面で10は芯金であつて中央内部に角体11,1
1の間隔Eをゴムクローラ本体の中央部位置に於
ける係合孔12の横巾uより大ならしめると共
に、各角体内側面を上端から下方の中央に向つて
左右対称の二段傾斜する傾斜壁面f,gに形成し
てなる。しかして、転輪13は中心部を除くその
左右周面部を上記同様の二段傾斜壁面f′,g′に形
成するのである。
は転輪との係合状態を示す拡大詳細図である。図
面で10は芯金であつて中央内部に角体11,1
1の間隔Eをゴムクローラ本体の中央部位置に於
ける係合孔12の横巾uより大ならしめると共
に、各角体内側面を上端から下方の中央に向つて
左右対称の二段傾斜する傾斜壁面f,gに形成し
てなる。しかして、転輪13は中心部を除くその
左右周面部を上記同様の二段傾斜壁面f′,g′に形
成するのである。
本実施例に於いては転輪13との接触面が所謂
転輪軌道面14となるのであつて、該転輪軌道面
14の長さ寸法lは係合孔12の縦長mを短くし
ないで長く取ることができるのであり、このこと
は振動を小となすのほか走行中に噛み込んだ土石
の排出を困難ならしめるようなことはない。ま
た、転輪軌道面14が溝深さhの低い位置に形成
されていることは、スチールコードからの距離t
が低くなることから、屈曲時に於いても何ら引掛
り現象を生じさせないものとなるのである。
転輪軌道面14となるのであつて、該転輪軌道面
14の長さ寸法lは係合孔12の縦長mを短くし
ないで長く取ることができるのであり、このこと
は振動を小となすのほか走行中に噛み込んだ土石
の排出を困難ならしめるようなことはない。ま
た、転輪軌道面14が溝深さhの低い位置に形成
されていることは、スチールコードからの距離t
が低くなることから、屈曲時に於いても何ら引掛
り現象を生じさせないものとなるのである。
なお、角体内側部の上部傾斜壁面fは転輪13
の外れ防止上に著効を奏するものである。また、
転輪13及び該軌道面14が摩耗しても両者の当
りが何ら変らないものとなるのであつて、半永久
的に円滑で且つ確実な作動が得られるものとなる
のである。
の外れ防止上に著効を奏するものである。また、
転輪13及び該軌道面14が摩耗しても両者の当
りが何ら変らないものとなるのであつて、半永久
的に円滑で且つ確実な作動が得られるものとなる
のである。
上記実施例では角体の縦巾lと芯金本体の翼巾
寸法nとは同一寸法のものであるが、第6図に示
す如く角体11,11の長さ寸法lを芯金本体の
翼巾寸法nより大なる如くなすことができ、この
ような転輪軌道面が広くなるように構成したもの
は振動を可及的に小さくできる上で著効を奏する
ものである。
寸法nとは同一寸法のものであるが、第6図に示
す如く角体11,11の長さ寸法lを芯金本体の
翼巾寸法nより大なる如くなすことができ、この
ような転輪軌道面が広くなるように構成したもの
は振動を可及的に小さくできる上で著効を奏する
ものである。
本発明は以上の如く構成せしめるものであつ
て、係合孔に関係なくその寸法を長くできるほ
か、振動を小ならしめると共に引掛りの発生を皆
無にでき、また摩耗に関係なく水虫現象や転輪外
れのないゴムクローラとなすことのできるもので
ある。
て、係合孔に関係なくその寸法を長くできるほ
か、振動を小ならしめると共に引掛りの発生を皆
無にでき、また摩耗に関係なく水虫現象や転輪外
れのないゴムクローラとなすことのできるもので
ある。
なお、芯金の角体内側面を左右対称の二段に傾
斜する傾斜壁面に形成することは、角体上面を転
輪軌道面とする建機用タイプのものに比べて角体
の肉厚を薄く出来て軽量化に寄与するものとなる
のである。
斜する傾斜壁面に形成することは、角体上面を転
輪軌道面とする建機用タイプのものに比べて角体
の肉厚を薄く出来て軽量化に寄与するものとなる
のである。
第1図A,Bは従来に於ける農機用ゴムクロー
ラの使用断面説明図、第2図は従来に於ける建機
用ゴムクローラを示すものでAは断面図、Bは平
面図、第3図以下は本発明に係るゴムクローラを
示すものであつて第3図は断面説明図、第4図は
同平面図、第5図は転輪との係合状態を示す拡大
詳細図、第6図は他の例を示す。 1……ゴムクローラ本体、2……芯金、3……
スチールコード、4,5……転輪、6,10……
芯金、11……角体、12……転輪。
ラの使用断面説明図、第2図は従来に於ける建機
用ゴムクローラを示すものでAは断面図、Bは平
面図、第3図以下は本発明に係るゴムクローラを
示すものであつて第3図は断面説明図、第4図は
同平面図、第5図は転輪との係合状態を示す拡大
詳細図、第6図は他の例を示す。 1……ゴムクローラ本体、2……芯金、3……
スチールコード、4,5……転輪、6,10……
芯金、11……角体、12……転輪。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 芯金の対向する角体間隔をゴムクローラ本体
の中央部位置に於ける係合孔巾より大ならしめる
と共に、各角体内側面を上端から下方の中央に向
つて左右対称の二段に傾斜する傾斜壁面に形成し
て転輪軌道面となさしめたことを特徴とするゴム
クローラ。 2 転輪軌道面の長さ寸法を芯金本体の翼巾寸法
より大となるように構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のゴムクローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20957885A JPS6271764A (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | ゴムクロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20957885A JPS6271764A (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | ゴムクロ−ラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271764A JPS6271764A (ja) | 1987-04-02 |
JPH0373517B2 true JPH0373517B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=16575151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20957885A Granted JPS6271764A (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | ゴムクロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271764A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63258276A (ja) * | 1987-04-16 | 1988-10-25 | Bridgestone Corp | ゴムクロ−ラ |
KR0148024B1 (ko) * | 1990-02-14 | 1998-08-17 | 카타다 테쯔야 | 캐터필러차량의 고무벨트 |
US5380076A (en) * | 1990-02-14 | 1995-01-10 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Rubber crawler belt of a tracked vehicle |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555063A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-22 | Iseki & Co Ltd | Crawler device in moble laboring machine |
JPS5741586B2 (ja) * | 1978-02-24 | 1982-09-03 | ||
JPS5915744U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | 二井 国男 | 建築壁用伸縮自在小舞 |
JPS601082A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-07 | Fukuyama Gomme Kogyo Kk | 弾性帯クロ−ラ |
JPS60143187A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Fukuyama Gomme Kogyo Kk | 弾性帯クロ−ラ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54151037U (ja) * | 1978-04-13 | 1979-10-20 | ||
JPS6124463Y2 (ja) * | 1980-08-20 | 1986-07-22 |
-
1985
- 1985-09-21 JP JP20957885A patent/JPS6271764A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741586B2 (ja) * | 1978-02-24 | 1982-09-03 | ||
JPS5555063A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-22 | Iseki & Co Ltd | Crawler device in moble laboring machine |
JPS5915744U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | 二井 国男 | 建築壁用伸縮自在小舞 |
JPS601082A (ja) * | 1983-06-18 | 1985-01-07 | Fukuyama Gomme Kogyo Kk | 弾性帯クロ−ラ |
JPS60143187A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Fukuyama Gomme Kogyo Kk | 弾性帯クロ−ラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6271764A (ja) | 1987-04-02 |
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