JPH0373222A - ワイヤ放電加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、門形構造のワイヤ放電加工機に関する。

〔従来の技術〕

このようなワイヤ放電加工機は、例えばマンフレート・
フオイレル著「放電金鴎加工Ｊ　１９ｇ３年、ヴユルツ
プルク発行の３１ベージ２．１０図に０ 示され、３０ページ以降に説明されている。更に２９〜
３０ページには、強度、耐振性及び熱的安定性について
加工機設計に課される高度の要求が述べられている。

門形構造では、開いたＣ形架台を持つ加工機より、大き
い剛性及び大きい減衰能力従って低振動が得られる。

従来技術によれば、門形構造の加工機架台は、一般に加
工機台の１ｉ１２ｉ側に互いに離れて設けられる側柱と
、これらの側柱を結合して閉じた枠にする架橋体とから
成っている。ワイヤ放ｓ如工機は異なる大きさ及び全体
寸法で必要とされかつ作られるので、異なる大きさに構
成される加工機架台が必要になる。

このような加工機の加工課題は常に多様であるため、例
えば大きい厚さを持つ小さい工作物に対しては、Ｘ軸方
向及びｙ軸方向には小さい案内往復台移動しか必要でな
いが、大きい厚さのため架橋体における大きい行程及び
大きい出力が必要である。逆に、面に分布した小さい開
口を加工せねばならないような大きい長さの工作物もあ
る。従ってＸ軸方向に小さくまたｙ軸方向に大きく更に
Ｘ軸方向に興なる大きさの案内往復台移動を行なう加工
機が必要になる。

ワイヤ放電加工機の設計においてはこれらの加工機の大
きさ階級が連続的に規定されるため、案内往復台の移動
範囲従って出力範囲は、それに応じて著しく異なる加工
要求を充分考慮することができない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、区分される構造要素により興なるよう
に構成される交換可能な独立した構ａｓ位を矛盾なく構
成して、加工！ＩＷに個々に適合可能な可変寸法の加工
機にこれらの構造単位をまとめることができ、加工機架
台の剛性及び＃振性を悪化しないようにすることである
。

〔１ＫｌＩ！Ｉを解決するための手段〕２つの側柱と架
橋体とを持つ加工機台と、工作、機材け台枠と、この工
作、機材け台枠より上にあってワイヤ案内転向装置を持
つ上部片持ち腕と、工作、機材け台枠より下にあってワ
イヤ案内転向装置を持つ下部片持ち腕と、工作、機材け
台枠に対して、Ｘ軸方向、ｙ軸方向及び２軸方向に片持
ち腕を相９＃移動させるため制御可能な移動駆動装置を
備えた案内往復台及び案内摺動片とを有する、門形構造
のワイヤ放１に加工機において、この課題を解決するた
め本発明による加工機は、１つ又は複数の部分から成り
第１の構１ｔｉ単位を形成する門形柱と、宜つ又は複数
の部分から成り第２の独立した構造単位を形成しかつ交
換可能で門形柱に載置可能でこれに固定的に結合可能な
架橋体と、架橋体より上及び下で案内片に沿ってそれぞ
れＸ軸方向に移動可能で交換可能で第３及び第４の独立
した構造単位を形成する案内往復台と、第３及び第４の
構ａＩＩＡ位の案内往復台に設けられてｙ軸方向に移動
可能で交換可能な独立した単位として構成される案内摺
動片、及びこれらの案内摺動片に結合されてワイヤ案内
転向装置を備えた上部及び下部片持ち腕とを有する。

〔発明の効果〕

加工機架台を２つの架台構造要素即ち門形柱及び架橋体
に区分することにより、製造上の著しい利点が生じ、更
に与えられた門形柱上に例えば軽いか又は重い架橋体を
載せることができる。更にＸ軸上の上部及び下部の案内
往復台はＸ軸方向に同じ構造とすることができる。重い
か又は軽い案内往復台を使用することも可能である。

〔実施態様〕

第重の構造単位としての門形柱は、加工機台とその両側
でこれと一体に結合される側柱とから成ることができる
。門形柱を互いに固定的に結合される複数の部分から、
例えば加工機中央台とその両側にあって側柱を持つ開方
台から製造するのもよい。この製造態様は、特に大形の
加工機になるべく適用可能である。更にこの構造は、両
方の側方臼に何方へ突出する側柱を設けることも可能に
するので、Ｘ軸方向における案内往復台の行程を長くす
ることができる。

別の有利な特徴は請求項５ないし１０から明らかである
。側柱と架橋体との結合が取外し可能であることによっ
て、例えば案内片を変更するため架橋体を交換すること
ができる。しかし例えば厚い工作物において大きい加工
を行なうため、架橋体をもつと大きいか又は長いもの又
はもつと小さいか又は短いものに交換することも可能で
ある。

最後に、種々の構成が多数の構造系列で設計され、加工
の要求に大幅に合わせた加工機にまとめることができる
ので、本発明による加工機４台の構成には、製造におい
てら付加的な利点が伴う。

案内往復台及び片持ち腕を含む加工機架台全体のモジュ
ール構成の大きい利点は、個々の要素又は素子に限られ
ず、ドイツ連邦共和国特許第２０５２１２３号明細書に
よる従来技術に対して顕著である。この明細書の第１図
によれば、門形構造の第１の交差往復台はｙ軸方向に移
動可能であり、これに設けられる第２の交差往復台はＸ
軸方向に移動可能である。後者は更に４つの別な往復台
を持ち、しかもそれぞれＵ軸用、ｙ軸用、２軸用及び下
部ワイヤ案内ヘッドの垂直案内用の往復台を持っている
。従ってこの構造の加工機は６つの往復台案内片を必要
とし、そのうちＵ軸及びＶ軸案内片は円錐切削面を持つ
軸道曲線を生ずるのに用いられる。Ｕ軸往復台は、ＸＭ
住復台に設けられて下部ワイヤ案内ヘッド用往復台案内
片保持体に妨げられるので、その移動可能性は限られて
いる。

前記明ｓｔｙの第２図の構造による妨害は一層晶だしく
生ずる。そこにはＸ軸及びｙ軸用に２つの完全な交差往
復台が存在する。これに加えて２軸案内片と下部ワイヤ
案内ヘッド用案内片がある。ここでは両方のＸ軸往復台
がその運動を互いに妨げる。本発明ではこの妨害がなく
なり、Ｘ軸又はＵ軸及びＵ軸又はＶ軸にある往復台の大
部分の構造素子を同じにすることができる。

〔実施例〕

本発明のそれ以外の特徴及び詳細は、図面に示す実施例
の以下の説明から明らかになる。

第１図には、両側に側柱２を持つ加工機台！かう成る門
形柱ダがＲで示されている。側柱２には架橋体１１が取
外し可能に結合されている。

門形柱Ｐは例えば鋳物から一体に作ることができる。第
８図ないし第１１図かられかるように、特に大形の加工
機では、３つの部分、しかも加工機中央台３と側柱２を
持つ両側の測方台４とから作ることができる。第１Ｏ図
及び第１１図に示すように、側柱２が側方台４に対して
両側で外方へ屈曲していると、案内往復台の行程をＸ軸
及びＵ軸の方向へ８２に増大することができる。更に第
８図ないし第１１図かられかるように、加工機台１は中
空箱として構成され、その内部空間５は下降可能な昇降
容器６及び電極ワイヤの導入又は導出装置を収容するの
に使用することができる。加工機台ｌには工作物又は工
作ＩＩＩ！ＩＷｔ締付ける装置が取付けられて、第２図
のように工作、機材け台枠８として構成されている。

独立した構造単位としの架橋体Ｈは、第４図ないし第６
図に示すように、なるべく直方体状の中実体又は中空体
として形成されるが、三次元骨組としても形成すること
ができる。興なる加工機設計を可能にするために、架橋
体１１は交換可能で、結合装置１４により側柱２へ固定
的に結合可能である。架橋体１１はその上側及び下側に
Ｘ軸及びＵ軸用の案内片１２及び１３を備えている。こ
れらの案内片に沿って、それぞれ独立の構造単位を形成
する上部及び下部案内往復台２１及び３１が、訂算機に
より制御される図示しない駆動装置によりＸ軸及びＵ軸
の方向に移動可能である。

下部案内往復台３１には、案内摺動Ｉ：ｉ素子５２によ
り下部案内摺動片５１がｙ軸上に支持され、この案内摺
動片は下部片持ち腕５３に終り、この下部片持ち腕に下
部ワイヤ案内ヘッド７２が設けられている。下部片持ち
腕５３は密封片９により下部案内往復台３１及び加工機
台ｌに対して密封されている。

上部案内往復台２１には、案内摺動片素子４２により上
部案内摺動片４１が支持され、この案内摺動片は水平な
片持ち腕４３に終り、この片持ち腕４３に取付けられる
垂直な片持ち腕５９にあるスリーブ案内軌道４６に、ス
リーブ案内摺動片４５が２軸４４上に支持されている。

このスリーブ案内摺動片４５には上部ワイヤ案内ヘッド
７１が支持されている。

第４図ないし第７図には、個々の架台又は構造素子の実
施例が示されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるワイヤ放電加工機の斜視図、第２
図は加工機の正面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線による
加工機の断面図、第４図、第５図及び第６図は架橋体の
正面図、中実架橋体の断面図及び中空架橋体の断面図、
第７図は往復台案内素子を持つ架橋体の正面図、第８図
は側柱を持つ加工機台の斜視図、第９図は３部分構成の
加工機台の分解斜視図、第１Ｏ図は３部分構成の別の加
工機台の斜視図、第１１図は第１Ｏ図による加工機台の
分解斜視図である。 １・・・加工８１台、２・・・側柱、８・・・工作、機
材け台枠、１１・・・架橋体、１２．１３・・・案内中
、２１．３１・・・案内往復台、４１．５１・・・案内
摺動片、４３．５３・・・片持ち腕、Ｐ・・・門形柱。 ベシュレンクテル・ハフトウング 第 ７ 図 第 図 第 図 第 ０ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ａ）２つの側柱と架橋体とを持つ加工機台と、 ｂ）工作物締付け台枠と、 ｃ．１）この工作物締付け台枠より上にあつてワイヤ案
   内転向装置を持つ上部片持ち腕と、 ｃ．２）工作、機材け台枠より下にあつてワイヤ案内転
   向装置を持つ下部片持ち腕と、 ｄ）工作物締付け台枠に対してｘ軸方向、ｙ軸方向及び
   ｚ軸方向に片持ち腕を相対移動させるため制御可能な移
   動駆動装置を備えた案内往復台及び案内摺動片と を有するものにおいて、 ｅ）１つ又は複数の部分から成り第１の構造単位を形成
   する門形柱（Ｐ）と、 ｆ）１つ又は複数の部分から成り第２の独立した構造単
   位を形成しかつ交換可能で門 形柱（Ｐ）に載置可能でこれに固定的に結合可能な架橋
   体（１１）と、 ｆ．１）架橋体（１１）より上及び下で案内片（１２、
   １３）に沿つてそれぞれｘ軸方向に移動可能で交換可能
   で第３及び第４の独立した構造単位を形成する案内往復
   台（２１、３１）と、 ｆ．２）第３及び第４の構造単位の案内往復台（２１、
   ３１）に設けられてｙ軸方向に移動可能で交換可能な独
   立した単位として構成される案内摺動片（４１、５１）
   、及びこれらの案内摺動片に結合されてワイヤ案内転向
   装置を備えた上部及び下部片持ち腕（４３、５３） とを有することを特徴とする、門形構造のワイヤ放電加
   工機。 ２　第１の構造単位としての門形柱が、加工機台（１）
   と、その両側でこれと一体に結合されて架橋体（１１）
   との固定結合用結合面及び結合装置を持つ側柱（２）と
   から成ることを特徴とする、請求項１に記載のワイヤ放
   電加工機。 ３　同形柱（Ｐ）が、互いに固定的に結合される３つの
   部分、しかも加工機中央台（３）と側柱（２）を持つ両
   側の側方台（４）とから成り、これらの側柱（２）が架
   橋体（１１）との固定結合用結合面及び結合装置を持つ
   ていることを特徴とする、請求項１に記載のワイヤ放電
   加工機。 ４　一体の架橋体（１１）が、同形柱（Ｐ）の側柱（２
   ）と固定結合用結合面及び結合装置（１４）と、その上
   側及び下側に取付けられてｘ軸方向に延びる案内往復台
   （２１、３１）用案内片（１２、１３）とを持つている
   ことを特徴とする、請求項１に記載のワイヤ放電加工機
   。 ５　側柱（２）と架橋体（１１）とを固定的に結合する
   結合装置（１４）が取外し可能に構成されていることを
   特徴とする、請求項２ないし４に記載のワイヤ放電加工
   機。 ６　両方の案内往復台（２１、３１）の構造が同じであ
   ることを特徴とする、請求項１に記載のワイヤ放電加工
   機。 ７　それぞれ上部及び下部案内摺動片素子（４２、５２
   ）にある交換可能な上部及び下部案内摺動片（４１、５
   １）がｙ軸方向に移動可能であることを特徴とする、請
   求項１に記載のワイヤ放電加工機。 ８　ｙ軸方向に移動可能な案内摺動片（４１）に片持ち
   腕が取付けられて、ｚ軸方向に延びるスリーブ案内軌道
   （４６）を持ち、 このスリーブ案内軌道にスリーブ案内摺動片（４５）が
   案内され、このスリーブ案内摺動片の下端に、上部ワイ
   ヤ案内転向装置を持つワイヤ案内ヘッド（７１）が設け
   られていることを特徴とする、請求項１ないし７に記載
   のワイヤ放電加工機。 ９　ｙ軸方向に移動可能な下部案内摺動片（５１）に片
   持ち腕（５３）が取付けられて、ワイヤ案内ヘッド（７
   ２）内に設けられるワイヤ案内転向装置を持つているこ
   とを特徴とする、請求項１ないし７に記載のワイヤ放電
   加工機。 １０　ｘ軸方向及びｙ軸方向に移動可能な上部及び下部
   案内往復台（２１、３１）及び案内摺動片（４１、５１
   ）が、上部及び下部片持ち腕（４３、５３）及びワイヤ
   案内ヘッド（７１、７２）と共に計算機制御されて、同
   期して、また水平面内でｘ軸方向及びｙ軸方向に、上部
   ワイヤ案内ヘッド（７１）と下部ワイヤ案内ヘッド（７
   ２）との間に任意に選択可能でプログラム化可能な相対
   ずれで駆動可能であり、かつ位置ぎめ可能であることを
   特徴とする、請求項１ないし５の１つ又はそれ以上に記
   載のワイヤ放電加工機。