JPH037277A - ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体 - Google Patents

ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体

Info

Publication number
JPH037277A
JPH037277A JP1141987A JP14198789A JPH037277A JP H037277 A JPH037277 A JP H037277A JP 1141987 A JP1141987 A JP 1141987A JP 14198789 A JP14198789 A JP 14198789A JP H037277 A JPH037277 A JP H037277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
substituted
lower alkyl
formula
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1141987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623151B2 (ja
Inventor
Tameo Iwasaki
岩崎 為雄
Kazuhiko Kondo
近藤 一彦
Yuzo Matsuoka
松岡 雄三
Mamoru Matsumoto
守 松本
Masaki Sugiura
杉浦 正毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP1141987A priority Critical patent/JPH0623151B2/ja
Publication of JPH037277A publication Critical patent/JPH037277A/ja
Publication of JPH0623151B2 publication Critical patent/JPH0623151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、肝障害の治療・予防剤として有用な新規ビフ
ェニル化合物、その製法及びその合成中間体に関する。
(従来の技術) 肝臓は解毒、各種の代謝、栄養素の貯蔵など、種々の機
能を有する重要な臓器であるが、ウィルス、薬物、アル
コール等の様々な原因により障害を受け〈急性肝炎、慢
性肝炎、脂肪肝等の肝疾患を生じ、最終的には、肝硬変
に至ることがある。
特に、細胞の浸潤及び肝線維化等を伴う慢性肝炎及び肝
硬変は、難治原性の疾患として知られている。
従来、このような肝障害の治療剤としては、例えば、ジ
メチル4,4°−ジメトキシ−5,6,5°  6° 
−ビス(メチレンジオキシ)−2,2’−ビフェニルジ
カルボキシレート (DDB)等の対称型オクク置換ビ
フェニル化合物が知られている〔特開昭60−2095
82号〕。
(発明の構成及び効果) 本発明者らは、鋭意研究の結果、DDBの如き従来公知
の対称型オクタ置換ビフェニル化合物と異なり、次式の
非対称型へキサ置換ビフェニル誘導体が、肝障害に対し
優れた治療・予防効果を奏することを見出した。
s (但し、R1は置換もしくは非置換アミノ基又は置換も
しくは非置換含窒素複素単環式基、R2は低級アルキル
基、R3−R11は、2個が水素原子であり他のものが
低級アルコキシ基であるか又は隣接する2つの基が互い
に結合して低級アルキレンジオキシ基を形成することを
表す。)本発明のビフェニル化合物の具体例としては、
一般式(1)において、R′が低級アルキル基、ヒドロ
キシ低級アルキル基及びフェニル基から選ばれる基で置
換されたアミノ基;低級アルキル基もしくはヒドロキシ
低級アルキル基で置換されたピペラジル基又はモルホリ
ノ基である化合物があげられる。
また好ましい化合物は、R1−R5の内、Rz又はRS
の一方が水素原子であり他の2つが低級アルコキシ基で
あるか又は互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を
形成し、さらにR6−R1の内、R6又はR1の一方が
水素原子であり他の2つが低級アルコキシ基であるか又
は互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成する
化合物である。
また、更に好ましい化合物は、R3及びR4が低級アル
コキシ基、RS及びR1が水素原子であるか又はR3及
びR・が水素原子、R4及びRsが互いに結合して低級
アルキレンジオキシ基を形成し、かつR&及びR7が互
いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成する化合
物、或いはR3及びR6が水素原子、R4及びRSが互
いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成し、R7
及びR11が低級アルコキシ基である化合物である。
ここに、低級アルキル基、低級アルコキシ基及び低級ア
ルキレン基としては、炭素数1〜6のアルキル基、アル
コキシ基及びアルキレン基をあげることができ、炭素数
1〜4のものがとりわけ好ましい。
本発明によれば、一般式(I)で示されるビフェニル誘
導体は、一般式 (但し、Yは低級アルキリデン基を表し、他の記号は前
記と同一意味を有する。) で示される環状ジエステル化合物を還元し、得られる一
般式 R3 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
ビフェニルカルボン酸化合物、そのカルボキシル基にお
ける反応性誘導体又はその塩と一般式 %式%() (但し、R1は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物又はその塩とを縮合反応させて製造することがで
きる。
化合物(n)の還元反応は、常法に従い、実施すること
ができる。例えば、当該還元反応は、ラネーニフケル、
白金、ロジウム又はパラジウム系触媒の存在下、接触還
元によって実施できる。溶媒としては、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、低級アルカノール等慣用の溶媒を用
いることができ、反応は常圧〜加圧下、室温〜加温下、
例えば10〜50℃で好適に進行する。
ビフェニルカルボン酸化合物(II[)のカルボキシル
基における反応性誘導体と化合物(TV)との縮合反応
は、例えば、脱酸剤の存在又は非存在下に実施すること
ができる。当該反応性誘導体としては、例えば、対応す
る酸ハライド、混合酸無水物、活性エステル等を、また
脱酸剤としては、例えば、水酸化アルカリ金属、炭酸ア
ルカリ金属、炭酸水素アルカリ金属、N、 N−ジアル
キルアミノピリジン、ピリジン、トリアルキルアミン、
NN−ジアルキルアニリン及びN−アルキルモルホリン
等をいずれも好適に用いることができる。
一方、遊離のカルボン酸化合物(III)と化合物(■
)との縮合反応は、例えば、縮合剤の存在又は非存在下
で実施することができる。縮合剤としては、例えば、N
、N’  −ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−シ
クロへキシル−N゛ −モルホリノカルボジイミド、N
−エチル−N’  −(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド等慣用の縮合剤をいずれも好適に用いる
ことができる。上記縮合反応はいずれも、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン
、ジクロロメタン、酢酸エチル、アセトニトリル等慣用
の溶媒中、冷却下〜室温付近、例えば0〜20°Cで好
適に進行する。
上記反応において、原料化合物は、そのまま又は塩のい
ずれの形でも使用することができる。例えば、化合物(
III)及び水酸基を有する化合物(■)は、所望によ
り、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウ
ム塩等として、また化合物(TV)は、無機及び有機酸
付加塩として反応に一供することもできる。
かくして得られた本発明の目的物(r)は、ビフェニル
骨格上にそれぞれ異なる置換基が結合した非対称型構造
を持つ点で、DDBの如き従来公知の対称型ビフェニル
化合物とは、化学構造が異なる新規化合物であり、かつ
種々の肝障害、例えば細胞の変性・壊死、肝の線維化、
脂肪の貯留、うっ血等に対し、優れた治療、軽減あるい
は保護効果を発揮する有用な医薬化合物である。例えば
、マウスに検体を経口投与後、四塩化炭素を経口投与し
て、肝障害の指標となる血漿グルタミック・ビルビック
・トランスアミナーゼ(GPT)活性の上昇を調べたと
ころ、本発明の目的物である2−(4−(2−ヒドロキ
シエチル)ピペラジニルカルボニル)−5,6−メチレ
ンジオキシ−2゛(2−メチルフェニルオキシカルボニ
ル)−4゛5゛ −ジメトキシビフェニルは、100m
g/kg投与で、血51 GPT活性の上昇を90%以
上抑制した。本発明の目的物(1)は、かかる薬効に基
づき、慢性肝炎、急性肝炎、脂肪肝、うっ血肝及び肝硬
変等の治療・予防剤として用いることができる。
本発明の目的物(1)は遊離の形でも、またその薬理的
に許容し得る塩の形でも医薬用途に用いることができる
。薬理的に許容し得る塩としては、無機又は有機塩基と
の塩、例えばアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、
カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシ
ウム塩等)、アンモニウム塩(例えば、テトラメチルア
ンモニラム塩、テトラエチルアンモニウム塩等)があげ
られる。
本発明の目的物(r)は、経口的にも非経口的にも投与
することができるが、とりわけ、経口投与するのが好ま
しく、また、常法により、例えば錠剤、カプセル剤、散
剤、注射剤の如き医薬製剤として、適宜使用することが
できる。
本発明の目的物(1)の投与量は、患者の年齢・体重・
状態あるいは疾患の程度などにより異なるが、通常1日
当りの投与量は0.1〜500mg/kgであり、好ま
しくは1〜300 mg/kgである。
尚、本発明の原料化合物である環状ジカルボン酸エステ
ル化合物(II)は、新規化合物であり、一般式 (但し、Xはハロゲン原子を表し、他の記号は前記と同
一意味を有する。) で示される2−ハロゲノ安息香酸化合物又はそのカルボ
キシル基における反応性誘導体と一般式(但し、記号は
前記と同一意味を有する。)で示される化合物とを縮合
反応させて一般式(但し、記号は前記と同一意味の有す
る。)で示されるジハロゲノ化合物とし、該化合物(■
)を、例えば、銅粉、ヨウ化銅(r)等の存在下、分子
内閉環反応させて製造することができる。
実施例 1 (1)5.6−メチレンジオキシ−4°、5゛ −ジメ
トキシ−2’  −(2−ヒドロキシメチルフェニルオ
キシカルボニル)−2−ビフェニルカルボン酸ラクトン
31.4gをジオキサン1.22に溶解し、該溶液に1
0%パラジウム−炭素9.2gを加え、3気圧水素中で
水素添加する0反応後、触媒をろ去し、ろ液を減圧濃縮
する。残渣をエーテルで粉末化してろ取することにより
、5,6メチレンジオキシー4”、5° −ジメトキシ
−2゜−(2−メチルフェニルオキシカルボニル)−2
−ビフェニルカルボン酸25.3gを得る。
M、p、193〜195℃ (2)上記(1)の生成物20gをジオキサン230 
mlに溶解し、該溶液にチオニルクロリド10mff1
及びジメチルホルムアミド0,5vtlを加え、3時間
加熱還流する0反応液から溶媒を減圧留去後、残渣にト
ルエンを加え、溶媒を減圧留去する。残渣をエーテル及
び石油エーテルの混液から再結晶することにより、5,
6−メチレンジオキシ−2゛(2−メチルフェニルオキ
シカルボニル)−4゛5゛ −ジメトキシ−2−ビフェ
ニルカルボン酸クロリド2.06gを得る。
M、p、145〜147℃ (3)上記(2)の生成物6.8gをテトラヒドロフラ
ン60rn1に溶解し、該溶液を2−アミノ−2−メチ
ルプロピルアルコール24.5gのテトラヒドロフラン
3〇−溶液に、撹拌下、−20”C以下で滴下する。反
応液を室温で1時間撹拌後、溶媒を減圧留去し、残渣に
酢酸エチル及びクエン酸水溶液の混液を加えて有機層を
分取する。有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を減圧留去し、
残渣を酢酸エチルから再結晶することにより、N−(2
−メチル−3−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5,
6−メチレンジオキシ−2’  −(2−メチルフェニ
ルオキシカルボニル)−4”、5′ −ジメトキシ−2
−ビフェニルカルボキサミドロ、3gを得る。
M、p、177〜181°C 実施例 2〜7 (11対応原料化合物を実施例1−(31と同様に処理
することにより、下記第1表記載の化合物を得る。
実施例 8及び9 (1)対応原料化合物を実施例1−(1)と同様に処理
することにより、下記第2表記載の化合物を得る。
第2表 (2)対応原料化合物を実施例1−(2)及び(3)と
同様に処理することにより、下記第3表記載の化合物第
3表 〔原料化合物の調製〕 参考例 1 (1−a)  ヒベロヂール500g及びシクロヘキシ
ルアミンを含むベンゼン溶液を、ディーン・シュタルク
装置で脱水しながら還流する。反応液から溶媒を留去し
、残渣をイソプロピルエーテル及びヘキサンの混液から
再結晶して、N−(3,4メチレンジオキシベンジリデ
ン)−N−シクロヘキシルアミン597gを得る。
上記生成物158gのテトラヒドロフラン溶液に、n−
ブチルリチウムを冷却下加える。更に、同温でヨウ素の
テトラヒドロフラン溶液を滴下後、反応液を室温に戻し
、水に注ぐ。析出界をろ取し、水洗後、ジオキサン、酢
酸及び水の混液に溶解し、室温で一夜放置する。反応液
から溶媒を留去し、水で希釈後、析出界をろ取、洗浄、
乾燥して、2−ヨード−3,4−メチレンジオキシベン
ズアルデヒド118gを得る。
M、  p、137〜13 B ’c (1−b)  2−ブロモ−4,5−ジメトキシベンズ
アルデヒド・ジメチルアセタール59gのテトラヒドロ
フラン溶液に、冷却下、n−ブチルリチウムを加え放置
した後、ヨウ素のテトラヒドロフラン溶液を滴下して再
び放置する。反応液に酢酸及び水を加え、pH2とした
後、室温に戻して一夜放置する。反応液から溶媒を留去
し、残渣を洗浄、乾燥後、酢酸エチルから結晶化して、
2−ヨード−4,5−ジメトキシベンズアルデヒド43
gを得る。
M、p、139〜141℃ (2−a)上記(1−a)の生成物15gのジオキサン
溶液及びレゾルシノールを酢酸緩衝液に加え、更に撹拌
上亜塩素酸ナトリウムを徐々に加で撹拌後、濃縮する。
濃塩酸でpH1として、析出具をろ取し、洗浄、乾燥し
て、2−ヨード−3,4−メチレンジオキシ安息香酸1
4gを得る。
上記生成物13g、チオニルクロリド及びピリジンをジ
オキサンに加え、還流する0反応液から溶媒を留去し、
更にトルエンと共沸して、2−ヨード−3,4−メチレ
ンジオキシ安息香酸クロリド14.5gを得る。
M、  p、69〜70℃ (2−b)上記(1−b)の生成物を(2−a)と同様
に処理して、2−ヨード−4,5−ジメトキシ安息香酸
クロリドを得る。
M、p、151〜154℃ (3)サリチルアルコールのジメチルアセトアミド溶液
に、窒素ガス気流中トリエチルアミン及び4−ジメチル
アミノピリジンを加え、更に冷却攪拌下、(2−a)の
生成物62.1gのジメチルアセトアミド懸濁液を滴下
し、攪拌後徐々に室温に戻し、更に撹拌する。反応後再
び冷却し、トリエチルアミンを加え、更に(2−b)の
生成物52.8gのジメチルアセトアミド溶液を滴下す
る。混合物を室温で一夜攪拌後、水−酢酸の混液に注ぎ
、有機層を分取する。有機層を洗浄、乾燥後溶媒を留去
し、残渣をトルエンから再結晶して、2−ヨード−3,
4−メチレンジオキシ安息香酸2−((2−ヨード−4
,5−ジメトキシフェニル)カルボニルオキシ〕ベンジ
ルエステル89.4gを得る。
M、p、128〜130°C (4)銅粉のジメチルホルムアミド懸濁液を攪拌下、還
流した後、上記(1)の生成物89.5gのジメチルホ
ルムアミド溶液を滴下し、還流する。反応液をろ過し、
ろ液を減圧濃縮する。残渣に酢酸エチルを加え、水洗後
、ろ過する。ろ液を洗浄、乾燥後溶媒を留去し、残渣を
トルエンから再結晶して、5.6−メチレンジオキシ−
4’ 、5’ −ジメトキシ−2’  −(2−ヒドロ
キシメチルフェニルオキシカルボニル)−2−ビフェニ
ルカルボン酸ラクトン53.7gを得る。
M、p、176〜179℃ 参考例 2及び3 対応原料化合物を参考例1と同様に処理することにより
、下記第4表記載の化合物を得る。
第4表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は置換もしくは非置換アミノ基又は置換
    もしくは非置換含窒素複素単環式基、R^2は低級アル
    キル基、R^3〜R^8は、2個が水素原子であり、他
    のものが低級アルコキシ基であるか又は隣接する2つの
    基が互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成す
    ることを表す。) で示されるビフェニル誘導体又はその薬理的に許容しう
    る塩。 2、R^1が低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル
    基及びフェニル基から選ばれる基で置換されたアミノ基
    ;低級アルキル基もしくはヒドロキシ低級アルキル基で
    置換されたピペラジル基又はモルホリノ基である請求項
    1記載の化合物。 3、R^3〜R^5は、R^3及びR^5の一方が水素
    原子であって他の2つが低級アルコキシ基であるか又は
    互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成し、さ
    らにR^6〜R^8は、R^6及びR^8の一方が水素
    原子であって他の2つが低級アルコキシ基であるか又は
    互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成する請
    求項2記載の化合物。4、一般式 (但し、R^2は低級アルキル基、R^3〜R^8は、
    2個が水素原子であり他のものが低級アルコキシ基であ
    るか又は隣接する2つの基が互いに結合して低級アルキ
    レンジオキシ基を形成することを表す。) で示されるビフェニルカルボン酸化合物、そのカルボキ
    シル基における反応性誘導体又はその塩と一般式 R^1−H (但し、R^1は置換もしくは非置換アミノ基又は置換
    もしくは非置換含窒素複素単環式基を表す。)で示され
    る化合物又はその塩とを縮合反応させ、要すれば、生成
    物を薬理的に許容しうる塩とすることを特徴とする、一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1〜R^8は前記と同一意味を有する。)
    で示されるビフェニル誘導体又はその薬理的に許容し得
    る塩の製法。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^3〜R^8は、2個が水素原子であり他の
    ものが低級アルコキシ基であるか又は隣接する2つの基
    が互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成し、
    Yは低級アルキリデン基を表す。)で示される環状ジエ
    ステル化合物を還元し、得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^2は低級アルキル基、他の記号は前記と同
    一意味を有する。) で示されるビフェニルカルボン酸化合物、そのカルボキ
    シル基における反応性誘導体又はその塩と一般式 R^1−H (但し、R^1は置換もしくは非置換アミノ基又は置換
    もしくは非置換含窒素複素単環式基を表す。)で示され
    る化合物又はその塩とを縮合反応させ、要すれば、生成
    物を薬理的に許容しうる塩とすることを特徴とする、一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    ビフェニル誘導体又はその薬理的に許容し得る塩の製法
    。 6、R^1が低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル
    基及びフェニル基から選ばれる基で置換されたアミノ基
    ;低級アルキル基もしくはヒドロキシ低級アルキル基で
    置換されたピペラジル基又はモルホリノ基である請求項
    4又は5記載の製法。 7、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^2は低級アルキル基、R^3〜R^8は、
    2個が水素原子であり他のものが低級アルコキシ基であ
    るか又は隣接する2つの基が互いに結合して低級アルキ
    レンジオキシ基を形成することを表す。) で示されるビフェニルカルボン酸化合物又はその塩。
JP1141987A 1989-06-02 1989-06-02 ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体 Expired - Lifetime JPH0623151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1141987A JPH0623151B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1141987A JPH0623151B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH037277A true JPH037277A (ja) 1991-01-14
JPH0623151B2 JPH0623151B2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=15304761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1141987A Expired - Lifetime JPH0623151B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0623151B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188986A (en) * 1991-05-17 1993-02-23 United Microelectronics Corporation Hydrogen peroxide in basic solution to clean polycrystalline silicon after phosphorous diffusion
US6642252B2 (en) 2000-11-07 2003-11-04 Bristol-Myers Squibb Company Acid derivatives useful as serine protease inhibitors
US6713467B2 (en) 2000-11-07 2004-03-30 Bristol-Myers Squibb Company Acid derivatives useful as serine protease inhibitors
US6906192B2 (en) 2000-11-07 2005-06-14 Bristol Myers Squibb Company Processes for the preparation of acid derivatives useful as serine protease inhibitors
CN102250085A (zh) * 2010-05-21 2011-11-23 四川大学 联苯双酯衍生物及其在制备自身免疫性疾病药物中的应用
CN103059015A (zh) * 2011-10-19 2013-04-24 四川大学 联苯双酯衍生物、制备方法及其在治疗自身免疫性疾病中的应用
CN103058982A (zh) * 2011-10-19 2013-04-24 四川大学 含卤素取代的联苯双酯衍生物、制备方法及其用途

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100657A (en) * 1990-05-01 1992-03-31 The Procter & Gamble Company Clean conditioning compositions for hair

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188986A (en) * 1991-05-17 1993-02-23 United Microelectronics Corporation Hydrogen peroxide in basic solution to clean polycrystalline silicon after phosphorous diffusion
US6642252B2 (en) 2000-11-07 2003-11-04 Bristol-Myers Squibb Company Acid derivatives useful as serine protease inhibitors
US6713467B2 (en) 2000-11-07 2004-03-30 Bristol-Myers Squibb Company Acid derivatives useful as serine protease inhibitors
US6906192B2 (en) 2000-11-07 2005-06-14 Bristol Myers Squibb Company Processes for the preparation of acid derivatives useful as serine protease inhibitors
CN102250085A (zh) * 2010-05-21 2011-11-23 四川大学 联苯双酯衍生物及其在制备自身免疫性疾病药物中的应用
CN103059015A (zh) * 2011-10-19 2013-04-24 四川大学 联苯双酯衍生物、制备方法及其在治疗自身免疫性疾病中的应用
CN103058982A (zh) * 2011-10-19 2013-04-24 四川大学 含卤素取代的联苯双酯衍生物、制备方法及其用途

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623151B2 (ja) 1994-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3176935B2 (ja) ドーパミンリセプタサプタイプ特異性リガンドとしてのn―アミノアルキルジベンゾフランカルボキサミド
EP0407200B1 (en) Cinnamamide derivatives
JPH0272170A (ja) ナフトエ酸ラクトン誘導体
AU1976000A (en) Nonsteroidal antiinflammatories
JPH11505236A (ja) フェニルジヒドロベンゾフラン
JPH06510030A (ja) 新規な3,5−ジ−tert−ブチル−4− ヒドロキシフェニル誘導体、それらの製造方法および薬剤
JPS63239259A (ja) 薬剤化合物
JPH0273062A (ja) インドロン誘導体およびその製造法ならびにそれを含有する医薬
JPH0369910B2 (ja)
JPH037277A (ja) ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体
KR20210065944A (ko) Dp 길항제
CN1341099A (zh) 含有稠合环取代基的2-氨基吡啶
JP3041834B2 (ja) N―アミノアルキル―2―アントラキノンカルボキサミド;ドーパミンレセプターサブタイプに特異的な新しい配位子
JPH02256656A (ja) 新規なポリアミン化合物及びグルタミン酸レセプター遮断剤
JPH037246A (ja) ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体
JP3091233B2 (ja) 新規n―アミノアルキル―1―ビフェニレンイル―2―カルボキサミド、新しいドーパミンレセプター・サブタイプ特定リガンド
FR2758560A1 (fr) Nouveaux derives d'acides aminophenylboronique, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
JPS5959664A (ja) アントラニル酸エステル類
JPH0543455A (ja) 肝障害の予防・治療剤
JPH02152950A (ja) ジヒドロカフェイン酸誘導体およびそれを有効成分として含有する治療剤
US5182404A (en) Biphenyl derivatives, process for preparing the same and intermediates therefor
US5233057A (en) Biphenyl derivatives, process for preparing the same and intermediates therefor
JPH0311076A (ja) ビフェニル誘導体、その製法及びその合成中間体
TW541295B (en) A novel substituted alkylteraamine derivative for use as tachykinin antagonist
CZ286781B6 (en) Pharmaceutical preparation for treating cancer and diseases caused by abnormally increased cell proliferation