JPH0372451A - 鏡像体型異性体の富化方法 - Google Patents

鏡像体型異性体の富化方法

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JPH0372451A
JPH0372451A JP2206925A JP20692590A JPH0372451A JP H0372451 A JPH0372451 A JP H0372451A JP 2206925 A JP2206925 A JP 2206925A JP 20692590 A JP20692590 A JP 20692590A JP H0372451 A JPH0372451 A JP H0372451A
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JP
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cis
cyano
phenoxybenzyl
isomer
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JP2206925A
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Michael J Robson
ミツチエル・ジヨン・ロブソン
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/49Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C255/53Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing cyano groups and hydroxy groups bound to the carbon skeleton

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は殺虫剤として有用なジハロスリンの活性な一対
の鏡像体型異性体の富化方法に関する。
“ジハロスリン” (“cyhalothrin )と
いう−般名でも呼ばれている化合物すなわちα−シアノ
−3−フェノキシベンジル−シス−1α−シアノ−3−
フェノキシベンジル(1S、シス)リフルオロ−1−プ
ロペン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレート、その製造方法およびそれを殺虫剤と
して使用することは、特に米国特許第4.183゜94
8号明細書に記載されている。この化合物は4種の異性
体の混合物であり、これらの異性体は下記A−Dの如く
便宜上記載されている。
異性体A:(+)−乞ヱー酸とα−(S)−アルコール
とから誘導されるエステル。
異性体B:(−)−シス−酸とα−(R)−アルコール
とから誘導されるエステル。
異性体C:(+)−シス−酸とα−(R)−アルコール
から誘導されるエステル。
異性体D:(−)−シス−酸とα−(S)−アルコール
から誘導されるエステル。
ジハロスリンそれ自体は例えば40〜60重量%の異性
体AおよびBと60〜40重量%の異性体CおよびDと
を含有しており、周囲温度で粘稠な液体である。これは
冷却によっては結晶化することができない。
異性体Aおよび異性体Bは同一の物理的性質、例えば溶
解度、融点等を有し、偏光面を回転させる方向のみにお
いて異なり、従って一対の鏡像体を形成している。同様
に、異性体Cおよび異性体りも第2の一対の鏡像体を形
成している。
家バエ(Musca domestica)に対するテ
ストでは異性体Aが4種の異性体のなかで最も活性な殺
虫剤であり、また異性体BおよびDは殺虫剤として不活
性であることが、P、 D、ベントレイ等、Pe5ti
c。
Sci、、  11. (2)、  156〜64(1
980)から知られている。
事実、異性体Aは、上記のテストでは公知の殺虫剤パー
メスリン(permethrNn)よりも約25倍以上
活性であり、従って異性体Aは現在まで報告された最も
活性な合成殺虫剤の1種となっている。異性体Aのみを
殺虫剤組成物の活性成分として使用するのが望ましいが
、異性体Aの単独使用を経済的に実現するのは容易では
ない;その理由は異性体Aの酸成分とアルコール成分と
を不整合成技術(chiral 5ynthetic 
technique)で調製し且つその不整性(chi
rality)を変えない方法で両成分を反応させるこ
とが要求されることにある。この種の技術の水準は、上
記の合成を高価な薬剤を使用して分離することを必要と
する好ましくない異性体化合物の副生を伴うことなしに
経済的な方法で行い得るという程度には達していない。
異性体Aおよび異性体Bからなる一対の鏡像体が不整合
成や化学的分割を必要としない物理的手段によって異性
体Cおよび異性体りから容易に分離でき、また許容でき
る薬効を有する殺虫剤製品が上記の一対の鏡像体を用い
て経済的に調製することができる方法が最近開発された
上記方法によれば、(S)−α−シアノ−3−フェノキ
シベンジル(1R、シス)−3−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル(1S、シス)リフルオロ−1−プロペ
ン−1−イル) −2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレートおよび(R)−α−シアノ−3−フェノ
キシベンジル(IS、シス)−3−α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1−プロ
ペン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレートをラセミ体の比率で含有し、且つα−シ
アノ−3−フェノキシベンジル−3(2−クロロ−3−
フェノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1−プ
ロペン−■−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレートの他の異性体を実質的に含有しない一
対の鏡像体型異性体から本質的になる結晶性物質(以下
「生成物」という)を得ることができる。該方法は以下
の工程、すなわち(a)6個までの炭素原子を有する低
級アルカノールおよび8個までの炭素原子を有する液状
アルカンから選択した有機溶剤を用いてジハロスリンの
濃厚溶液を調製する工程、 (b)  上記溶液を一20°C〜+lO℃の範囲の温
度に冷却し、且つ必要に応じて、一対の鏡像体型異性体
の結晶を所要量冷却した液体に添加し、しかもその際加
えた結晶をその後、固体の未溶解状態で残留させる工程
、 (C)  上記溶液を該溶液から結晶性物質を沈澱させ
るのに十分な時間上記温度に保持する工程、(dl  
沈澱した結晶性物質を溶液から分離する工程、および (e)  更に必要に応じて、上記結晶性物質を再結晶
する工程、 の各工程からなる。
上記において「実質的に含有しない」とは、ジハロスリ
ンの他の異性体の合計重量が「生成物」のIO重量%以
下であることを意味している。
好ましいアルカノール溶剤はエタノール、イソ−プロパ
ノール、ブタン−1−オール、ブタン−2−オール、ペ
ンタン−1−オール、およびイソ−プロパノール/l−
ブタノール(1: 1) 、イソプロパノール/1,2
−エタンジオール(2: 1)混合物でありイソプロパ
ノールが特に好ましい。
好ましい液体アルカン溶剤はn−ヘキサンおよびn−へ
ブタンである。
「濃厚溶液」とは、ジハロスリンと溶剤とを重量比で好
ましくは2:1〜l:5、最も好ましくはl:lで含有
するものを意味している。
上記方法で使用するジハロスリンは、対応するトランス
異性体および(E)異性体を10重量%まで含有し得る
。少なくとも純度95%のジハロスリンを使用すれば一
般的に「生成物」が高収率および高純度で得られるので
、そのような純度のジハロスリンを使用するのが好まし
い。
上記方法を一対の鏡像体型異性体の結晶の所定量を加え
て行うと、通常は「生成物」を溶液から沈澱させるのに
要する時間を短縮することができる。(溶液に添加する
のに十分な純度の所定量の一対の鏡像体型異性体は、ジ
ハロスリンを高性能液体クロマトグラフィー(HPLC
)にかけ、所望の一対の鏡像体型異性体を存在する他の
異性体から分離することにより得ることができる。)上
記方法は、必要に応じて微かに加温して溶液を調製し、
次いで該溶液をまず0〜10℃の範囲の温度で第1の時
間冷却し、その間に実質的な量の「生成物」を結晶化し
、そしてその後溶液を一15℃〜−5℃の範囲の温度に
第2の時間冷却し、結晶化を実質的に完了させその後沈
澱した結晶を回収することにより行うことが好ましい。
「生成物」と共沈している可能性のある他の異性体を生
成物から除去するために再結晶が必要である場合は、こ
の再結晶をいずれか適当な再結晶溶剤、例えば「生成物
」を得る上記方法で有用なものとして前述した溶剤を使
用することにより行うことができる。
本発明者は、上記の方法の少なくとも(e)の工程を塩
基の存在下に行うときは「生成物」の収率が実質的に向
上することを見い出した。この収率の向上は、(R) 
−a−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R、乞ヱ)
−3−α−シアノ−3゜3.3−トリフルオロ−1−プ
ロペン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレートと (S)−α−シアノ−3−フェノ
キシベンジル(IS、シス)−3−α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1−プロ
ペン−1−イル)−2゜2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレートとを含む一対の鏡像体型異性体エピ化す
ることによって溶液中で(S)−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル(1R,シス)−3−α−シアノ−3−
フェノキシベンジル(1S、シス)リフルオロ−1−プ
ロペン−1−イル) −2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシレートおよび(R)−α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル(1S、  シス)−3−α−シアノ
−3,3,3ニトリフルオロ−1−プロペン−1−イル
)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート
を含む一対の鏡像体型異性体を形成させ、これをその後
溶液から「生成物Jとして沈澱させることにより得られ
る。
従って、本発明によれば、α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジル−3−α−シアノ−3゜3.3−1リフルオロ
−1−プロペン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートの溶液中において、(S)−
α−シアノ−3−フェノキシベンジル(IR9乞7.)
−3−(Z−クロロ−3−フェノキシベンジル(1S、
シストリフルオロ−1−プロペン−■−イル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートと (R)
−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1s、シス)
−3−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1S、シ
ス)リフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレートとるを含む一
対の鏡像体型異性体を比較的濃厚にする方法が提供され
る;この方法は(R)−α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル(IR。
シス)−3−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1
S、シストリフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2
,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートと (
S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(IS、シ
ス)−3−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1S
、シストリフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの一対の
鏡像体型異性体を含有する溶液に塩基を作用させてエピ
化を行うことからなる。
前記の如きアルコールが本発明の適当な溶剤であり、イ
ソプロパノールが特に好ましい。塩基は反応条件下で安
定であれば有機または無機のいずれでもよい。有機アミ
ン、特に第2級および第3級アミン、および複素環塩基
、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ
ブチルアミン、および2.2.6.6−チトラメチルピ
ベリジンが有用である。ジイソプロピルアミンは特に好
ましく、該アミンは高度のエピ化を生じるとともに処理
時のジハロスリンの分解量を最少限とする。この分る。
別の有用な塩基は下記の構造を有するIH−1,5,9
−1−リアザビシクロ(4,4,0)デカ−9−1( アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物および
炭酸塩、更に酢酸の如き有機の弱酸のアルカリ金属塩も
有用であり、無水炭酸カリウムおよび酢酸カリウムが特
に好ましい。
本発明の特に好ましい実施態様では、ジハロスリンの溶
液を無水炭酸カリウムを含有するカラムに通してエピ化
を行う。
本発明方法は、前述の技術により「生成物」を結晶化さ
せた後の母液の濃縮を行うのに特に有用である。濃縮化
と結晶化の両方を組合せて行うことによって、存在して
いるすべてのジハロスリンを所望の鏡像体対の状態で効
果的に回収することができる。
「生成物」は2種の異った形状のもの(以下「生成物I
」および「生成物■」という)の一方の状態で沈澱させ
ることができる。例えば「生成物■」は緩慢にしか沈澱
せず従って所期の収率を達成するのに必要な時間は好ま
しくは少なくとも7〜15日あるいはそれ以上である。
「生成物■」は極めて迅速に沈澱し、良好な収率は1〜
6日の期間で得ることができる。
添加した一対の鏡像体型異性体の結晶がHPLC分離に
より得られたものである場合は、沈澱は通常は「生成物
■」の状態である。この沈澱した生成物■を数回再結晶
し、次の結晶化の核として使用すると「生成物■」が得
られる機会が増大するが、「生成物■」を実際に沈澱さ
せる前に多数回の結晶化を行う必要が生じる。−旦得ら
れた「生成物■」は次の結晶化の核剤として使用すると
常に「生成物」を「生成物■」の状態で沈澱させるであ
ろう。
「生成物工」は白色の結晶性物質であり、上記の方法で
沈澱させた場合は36〜42℃の融点を有している。残
っている異性体Cおよび異性体りを再結晶により除去す
ると「生成物」は41〜42℃で融解する。赤外吸収ス
ペクトル分析の結果は、「生成物■」が混合結晶の複合
物(conglomerate)から或っており、該混
合結晶中では各々の単一の結晶が単一の異性体、すなわ
ち異性体Aまたは異性体Bの分子から或っており、各々
の異性体の結晶の量はほぼ同量であるこ゛とを示してい
る。従って「生成物rjはラセミ混合物である。これら
の結晶は微細な針状であり、上述の通りジハロスリンの
濃厚溶液からでも比較的ゆっくりと晶出する。濾過によ
る「生成物」の捕集も、微針状晶がフィルターを目詰り
させる傾向があるのでゆっくりと行う。
「生成物■」の特徴は47℃以上、例えば48〜50℃
の融点を有することである。この形状の「生成物■」は
より速く晶出し且つその結晶は斜方晶形状の形状を有す
るが実際は単斜晶系である。従ってこの形状の結晶は上
述の低融点状態の針状結晶の場合の如くフィルターを目
詰りさせる傾向、が無いので濾過により容易に捕集する
ことができる。
上記の高い方の融点のものの赤外吸収スペクトルおよび
X線結晶学分析の結果は、各々の単一の結晶が結晶格子
中に規則正しく配列した同量の異性体Aと異性体Bから
成っていることを示している。従ってこの状態のものは
ラセミ化合物である。
「生成物■」の結晶状態に関するデータを下記の方法に
より、すなわちフィリップスPW 11004サイクル
X線回折計を使用し、かつグラファイトモノクロメータ
−からのMo−KcL放射を行うことにより約0.13
 X O,13X 0.12IIIfflの寸法の結晶
のX線回折特性を調べることにより集めた。θ−20ス
キャンモードを0.5S″′1のスキャンスピード、O
08°のスキャン幅で使用し、且つ3<θ〈25°の反
射をに、 R,アダムス等、Inorg、 Chem、
、 1980.19゜2956に記載の方法を使用して
測定した。「生成物■」について得られたデータは下記
の如く要約することができる。
結晶形:単斜晶系 空間群:C2/c a = 34.764(5)、b = 7.023(2
>、c = 18.624(3) Aβ= 101.9
5(3) ’   U = 4448.46人”、Z=
8密度、= 1.343g −al、 F (000)
= 1856(Me Kt)= 1.77cm ’、(
M++ K=c、)=0.71069人上記の結晶格子
は二種の異性体AおよびBの規則的に充填された交互針
から成っており、AおよびBの各々のトリフルオロメチ
ル基は二重結合を横切ってシクロプロパン基に対してト
ランス(すなわち、Z−構造)の位置にある。単位セル
は4分子の各々の鏡像体異性体を含有している。
上記「生成物」を殺虫剤組成物に調合することができ、
該組成物は害虫の駆除およびコントロールに有用である
。上記の活性成分以外については、それらの殺虫剤の調
製および使用方法は前記の米国特許第4.183.94
8号明細書(該明細書の開示は本明細書に参照文献とし
て包含される)に記載の調製方法および使用方法と同一
である。
次に本発明を次の実施例により説明する。
各実施例において、異性体Aは1R、シス−8異性体と
称する。すなわち、この異性体はカルボキシレート基に
結合したシクロプロパン環の炭素原子において(R)構
造を有し、>Zはシクロプロパン環上の2個の水素原子
間の関係を表わし且つシアノ基を有する炭素原子におい
て(S)構造を有している。異性体BはlS、シスーR
異性体と称し、異性体Cは1R、シスーRそして異性体
りは1S、’i:A−8異性体と称する。実施例1〜3
では、塩基が存在していない溶液から「生成物Jを分離
することを説明する。従ってこれらの実施例は本発明の
ものではない。
X亘亘ユ この実施例では、α−シアノ−3−フェノキシベンジル
−シス−3−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1
S、シストリフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2
゜2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを、そ
の成分である対の鏡像体型異性体へ分離することを説明
する。
分離すべき物質として、種々の溶離液を用いて0.25
+amのシリカゲル板(分析用グレード)上でサンプル
を薄層クロマトグラフ分離にかけたものを用いた。存在
している二対の鏡像体に対応する2成分が少量分離され
た。2成分に対する平均R7値は次の通りであった。
物質の分離は、「プレプPAK−500Jシリカカラム
を備えたウォターズ・アソシエーツ・システム(Wat
ers As5ociates System)500
装置を使用して高性能液体クロマトグラフィーにより行
った。
この装置に1S、乞ヱーS;/1R、乞、(−R鏡像体
対と1・R,乞7.−8/ I S、 >X−R鏡像体
対との55 : 45混合物から成る0、5gのジハロ
スリンを装入した。溶離液はジエチルエーテル/石油エ
ーテル(沸点40〜60℃)混合物(1: 9)であり
、且つ流速は0.21?/minであった。4サイクル
後各両分を集めた。第1の画分はプロトン磁気共鳴(p
、 m、 r、 )分光分析により1R、>7.−R/
I S。
シス−8鏡像体対として同定され、且つ第2の画分は1
R、乞Z−8/1S、’y7.−R鏡像体対として同定
された。各々の両分は約98%の純度を有し、共に注入
した量の約60%に相当している。
p、 m、 r、データは下記の通りである(CDC1
3中のδ値)。
この実施例ではジハロスリンの溶液からIR。
シス−8/1S、  シス−異性体対を結晶化すること
を説明する。結晶種として使用した結晶は前記の実施例
1の方法で得たものである。
43.2重量%の1R、シス−8異性体およびlS。
−シアノ−3−フェノキシベンジル−3−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1
−プロペン−I−イル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パンカルボキシレートのシス−異性体の混合物455.
6gを、水素化カルシウムを用いて蒸留により予め乾燥
させた460−のイソプロパノール中に溶解した。溶解
は混合物を約50℃に加温することにより行った。該溶
液をポリテトラフルオロエチレンで被覆した磁石で攪拌
しながら3℃に冷却し、次いでα−シアノ−3−フェノ
キシベンジル−3−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(1S、シストリフルオロ−1−プロペン−1−イル
)−2,2−ジメチルシクロプロパンの1R、シス−8
異性体およびlS、シスーR異性体の混合物の少量の結
晶を種として加えた。上記の温度で攪拌を9日間続けて
、次いで懸濁液を一10℃に冷却し且つポリテトラフル
オロエチレン製パドルで7日間激しく攪拌した。
分離した固体を3℃で濾別し、吸引乾燥し、3℃で10
0−の40〜60°石油エーテルで1回洗浄し、真空デ
シケータ−中の五酸化リン上で恒量になるまで乾燥して
97.6 gの白色結晶を得た。この「生成物」は毛管
気液クロマトグラフィーで調べたところ出発原料の1R
、シス−8異性体およびIS。
シスーR異性体のl:l混合物86.9重量%を含有し
ていた。得られた固体を300−の乾燥40〜50゜石
油エーテル中に溶解し、該溶液を攪拌しながら3℃に冷
却しモしてα−シアノ−3−フェノキシベンジル−3−
α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1S、シストリ
フルオロ−l−プロペン−1−イル)−2,2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボキシレートのIR。
シス−8異性体およびlS、シスーR異性体の混合物の
少量の結晶を結晶種として加えた。2時間後得られた白
色の懸濁物を3℃で濾過し、濾過物を吸引乾燥した。真
空デシケータ−中の五塩化リン上で更に乾燥して73.
6 gの白色固体を得た。該固体は、α−シアノ−3−
フェノキシベンジルー3−(孟−2−クロロ−3−フェ
ノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1−プロペ
ン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレートの1R、シス−8異性体および1S、>7
.−R異性体の混合物(融点36〜42°C)92重量
%を含有していた。
亙愚旦ユ 6.4gの1R、>7−S異性体、6.4gのIs。
乞7.−R異性体、3.2g(D I S、 >7−8
異性体および3.2gの1R、シスーR異性体から成る
ジハロスリン異性体の混合物をn−ヘキサン(20,、
d )中に溶解し且つ一5℃の温度に保ちながら窒素雰
囲気下で攪拌した。溶解および冷却後、数ミリグラムの
ラセミ混合物(実施例2の方法で得られ且つ融点が41
.5〜42.0℃になるまで再結晶により更に精製した
もの)を加えついで一5℃で16時間攪拌を続けた。沈
澱した固体を0℃に冷却した焼結ガラスロート上に濾過
して集め、且つ一5℃に冷却したヘキサンで2回洗浄し
た。このようにしてジハロスリン異性体について少なく
とも99%の純度を有しm、 p、が48〜49.5℃
であり且つ少なくとも96.3%の1R、乞ヱーSおよ
び18.乞7.−R異性体を同じ比率で含有している9
、 30 gの物質を得た。
赤外分析の結果、上記の「生成物」は実施例2の「生成
物」とは異なっていることが判った。結晶形も異なって
おり針状晶というよりも斜方晶系であり且つこのことは
より高い融点を有することとともに「生成物」がラセミ
化合物であって、その個々の結晶は等量の1R、&X−
8異性体および1S、>7.−R異性体を含有し、両異
性体の分子は結晶格子全体に規則正しく配列しているこ
とを示している。
赤外線吸収(液体パラフィン マル(mull))  
:1050、1030.1010.990.970 (
肩) 、 963.950゜935、920.908.
904.895.888.873.838.830(肩
) 、 820.805.795.785.760.7
48.725゜702、695.650(J 夫皇亘1 この実施例ではジハロスリン溶液中の一対のlR,>:
l−8/I S、’i7.−R鏡像体の濃厚化を説明す
る。
実施例2の方法で「生成物」を結晶化および分離した後
、濾液と洗液を合わせたものを減圧下で溶剤を除去する
ことによって濃縮し、得られた油状物を毛管気体−液体
クロマトグラフィー(OV1701カラムを205℃で
使用)で調べたところ、約33重量%の一対+7) t
 R,>x −S/ I S、 シスーR鏡像体と約6
7重量%の一対の1R、>X−R/IS、−zX−8鏡
像体を含有するα−シアノ−3−フェノキシベンジル−
3−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1S、シス
トリフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレート(約97重量%
)から成るものであった。
上記物質の1部(1,0g)を周囲温度でインプロパノ
ール(1,3d)中に溶解し、各種の有機および無機塩
基(0,1g )で処理した。サンプルを間隔をおいて
取出し、イソプロパノールで稀釈し、且つその組成を気
体−液体クロマトグラフィーで調べた。結果を次の表に
示す。
上記表中で使用した塩基は次の通りである。
TMP = 2.2,6.6−チトラメチルピベリジン
TEA = )リエチルアミン EDIA−エチルジイソプロピルアミンDIBA−ジイ
ソブチルアミン CIA =ジイソプロピルアミン に2CO,=無水炭酸カリウム “アムバーリスト“A21はフリーの水酸基型の塩基性
イオン交換樹脂である。“アムバーリスト”は登録商標
である。
上記表中の結果からして、反応時間が長くなるとある種
の塩基によ−っては材料がある程度分解することが明ら
かである。これらの実験において溶液中「生成物」が4
0〜50%の範囲の値にまで濃厚となった。
X檄剋亙 この実施例では、無水炭酸カルシウムを使用してジハロ
スリン溶液中の「生成物」を濃厚化することを説明する
97%の純度を有し且つ33%の一対の1R、シス−8
/1S、  シスーR鏡像体と67%の一対のIR。
シス−8/1S、  シス−8鏡像体を含有するα−シ
アノ−3−フェノキシベンジル−1α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル(1S、シストリフルオロ−1−プロ
ペン−l−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート(3,0g)の乾燥イソプロパノール(
IC7)溶液を無水炭酸カリウム(9g)とイソプロパ
ノール(lOm/)を含有するカラムの頂部に装入した
。該材料をイソプロパノールを(24J)を使用してI
n//minの速度でカラムから溶出した。溶出完了後
溶出液を減圧下で蒸発させて濃縮し、残留油状物(2,
9g、97%〉を得た。該油状物は気体−液体クロマト
グラフィーによれば99%の純度を有し且つ47%の一
対の1R、シス−3/IS、シスーR鏡像体型と53%
の一対の1R、シス−8/IS、  シス−8鏡像体型
を含有するものであった。
艷i思ユ この参考例では、本発明方法により一対のIR。
が改良されることを説明する。
42重量%の一対の1R、シス−8/1S、  シスR
異性体および58%の一対のlS、シス−3/1R、シ
スーR鏡像体を含有するジハロスリン混合物(200重
量部)およびイソプロパノールを、ガラスピーズを含有
している2個の丸底フラスコ中に入れ、−5℃に冷却し
且つラセミ化合物状の一対の1R、シス−8/1S、シ
スーR異性体の結晶(4重量部)を各々のフラスコに加
えた。一方のフラスコにはI H−1,5,9−トリア
ザビシクロ(4,4,0)デカ−9−エン(0,5重量
部)を加え、次いで両方のフラスコを一5℃で1日間回
転し、その後沈澱した結晶性物質を濾過して集め、冷ヘ
キサンで洗浄し且つ乾燥した。
塩基を加えた実験では119重量部の結晶性物質が得ら
れ、この結晶性物質は92重量%の1R、シス−8/I
S、  シスーRを含有しており、これは装入したジハ
ロスリンの68%の収率である。これに対して塩基を使
用しなかった実験では、収量はわずかに39重量%であ
り、一対の1R、シス−8/1S、  シスーR異性体
の含有量は94重量%であり、収率は装入したジハロス
リンのわずか20%であった。
見(亘ユ この参考例では本発明の方法を使用して「生成物■」を
高収率で得る方法を説明する。ポリテトラフルオロエチ
レンパドル攪拌機を備えた容器に、工業用ジハロスリン
混合物(100重量部、純度90.2重量%、一対の1
R、シス−8/1S、  シスーR鏡像体型異性体の含
有量43重量%、一対のlS。
シス−8/1R、シスーR鏡像体型異性体の含有量57
重量%)、イソプロパノール(100容量部)およびジ
イソプロピルアミン(3,5重量%〉を装入し、且つ内
容物を一2℃に冷却し、その後一対のIR。
シス−8/is、  シスーR鏡像体型異性体(「生成
物■」の形態、7.5重量%)を添加した。3日後内容
物の一部を濾過器に放出し且つ同容量の上記の予め冷却
しである混合物を容器に加えた。更に一定時間経過後再
度内容物の一部を濾過器に放出し、その放出分を新しい
混合物で補充した。これを全部で8回繰返し、その後内
容物全部を濾過器に排出した。「生成物」を0℃に冷却
しであるジャケット付焼結ガラスを通して濾過して集め
、−5℃に予め冷却しである2X0.5床容積のイソプ
ロパノールを用いて焼結ガラス上でスラリー洗浄を行っ
た。次に「生成物」を真空デシケータ−中で恒量になる
まで乾燥し且つ分析したところ「生成物」はラセミ化合
物の形態のジハロスリンの一対の1R、シス−8/1S
、  シスーR鏡像体型異性体(融点49〜50°C)
から戒っていた。方法の詳細は次の表に述べてあり、該
表からして、43%(638g ) (D一対のI R
,>7−S/ I S、  >7゜−S鏡像体型異性体
を含有している1483.8 gのジハロスリンの装入
物から全部で1033.7 gの結晶生成物が得られ、
その97%(1003g )が所望の一対の鏡像体型異
性体であることが判るであろう。このことは少なくとも
365gの回収した結晶性物質が一対の1R、シス−8
/1S、  シスーR鹸像体型異性体の塩基接触エピ化
により得られ、装入したジハロスリンに対する約70%
の全体の収率となっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(R)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1
    R、シス)−3−(Z−2−クロロ−3,3,3−トリ
    フルオロ−1−プロペン−1−イル)−2,2−ジメチ
    ルシクロプロパンカルボキシレートと(S)−α−シア
    ノ−3−フェノキシベンジル(1S、シス)−3−(Z
    −2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペ
    ン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
    ボキシレートとの一対の鏡像体型異性体と有機溶剤とか
    らなる溶液に塩基を作用させてエピ化を行うことを特徴
    とする、α−シアノ−3−フェノキシベンジル−3−(
    Z−2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロ
    ペン−1−イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
    ルボキシレートの溶液中の、(S)−α−シアノ−3−
    フェノキシベンジル(1R、シス)−3−(Z−2−ク
    ロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペン−1−
    イル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
    ートおよび(R)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
    ル(1S、シス)−3−(Z−2−クロロ−3,3,3
    −トリフルオロ−1−プロペン−1−イル)−2,2−
    ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを含む一対の
    鏡像体型異性体の富化方法。 2、有機溶剤が6個までの炭素原子を有する低級アルカ
    ノールである特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、低級アルカノールがイソプロパノールである特許請
    求の範囲第2項に記載の方法。 4、塩基が第2級または第3級アミンあるいは複素環塩
    基である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、塩基がジイソプロピルアミン、2,2,6,6−テ
    トラメチルピペリジンまたは1H−1,5,9−トリア
    ザビシクロ−〔4,4,0〕−デカ−9−エンである特
    許請求の範囲第4項に記載の方法。
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