JPH037225A - アルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好な薬剤組成物 - Google Patents

アルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好な薬剤組成物

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JPH037225A
JPH037225A JP2026139A JP2613990A JPH037225A JP H037225 A JPH037225 A JP H037225A JP 2026139 A JP2026139 A JP 2026139A JP 2613990 A JP2613990 A JP 2613990A JP H037225 A JPH037225 A JP H037225A
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昌庸 黒野
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誠 佐藤
Shigeaki Yoshina
吉名 重亮
Yoshiya Kondo
芳哉 近藤
Tsuneaki Inoue
井上 恒昭
Akiharu Inoue
井上 秋晴
Kiichi Sawai
喜一 澤井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性
の良好な薬剤組成物に係り、難治性疾患とされる各種の
糖尿病合併症の予防乃至治療に際して利用される。
(従来の技術) 糖尿病に関しては特殊な慢性的合併症例えば糖尿病性の
白内障、網膜症、神経障害、腎障害等の難治性疾患の発
生する場合がある。
これらの糖尿病合併症に対する予防乃至治療薬開発研究
の一環として、アルドース還元酵素阻害物質の探索があ
る。何故ならば、アルドース還元酵素はヒト及び他の動
物においてアルドース例えばグルコースやガラクトース
を還元して対応するポリオールであるソルビトールやガ
ラクチトールに変換する酵素であり、生成したこのソル
ビトールやガラクチトールが糖尿病患者やガラクチトー
ル血症患者の水晶体、末梢神経、腎臓等に蓄積する場合
に、上記の合併症の発現することが知られていたからで
ある(”Jap、 J、 Opthamo!、”第20
巻、第399頁(1978年)、”let 、 Con
gr 、 Ser 。
Excerpta Med、”第 403 巻、第 5
94 頁、 (1977年)及びMethaba l 
lsm”第28巻、第456頁(1979年)。
本出願人会社も従来からアルドース還元酵素阻害物質に
関する研究開発を行ってきており、その結果下記の一般
式にて示される光学活性型ヒダントイン誘導体が優れた
アルドース還元酵素阻害作用を示し、従って前記の難治
性糖尿病合併症の予防や治療に育効であるとの知見を得
て、その旨の特許出願を既になしている(特開昭[il
 −2QO991及び同11i3−57588)。
1式中Wはハロゲノメチル基、1トチトラゾール−5−
イル基、−GOOR基[Rは水素、アルキル基、−(C
H2CH2)。CH3基(。はI −113の整数を意
味する)又は置換フェニル基を意味する]、基[R1及
びR2は同−又は異なり、それぞれ水素、アルキル基、
−(CH2CH20)、CHi基(、、は 1−113
の整数を意味する)又は置換フェニル基を意味し、又は
R+及びR2は一緒にて且つ隣接する窒素原子と共に或
は更に他の窒素原子又は酸素原子と共に5−6員の複素
環を形成していることができる]、−CH20Ra基(
R3は水素又はアルキル基を意味する)、又は基 4 / −Cal12N \ 5 (R4及びR6は同−又は異なり、それぞれ水素又はア
ルキル基を意味する)を意味し、Xは酸素又は硫黄原子
を意味し、 Y及び2は同−又は異なり、それぞれ水素
、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキン基又はアルキ
ルメルカプト基を意味する1 (発明が解決しようとする課題及び発明の目的)上記の
ヒダントイン誘導体を有効成分とする薬剤の製剤化を常
法により試み、得られた経口製剤の溶解性を調べ、又ヒ
トに投与して吸収率を調べた処、溶解性が不充分であり
、吸収率も約40%であり、生物学的利用率に課題のあ
ることが判明した。
一般に、製剤化において薬物の生体内吸収性及び生物学
的利用率を向上させることは、薬理作用の一定発現及び
個体差に伴う副作用の低減を図る観点から極めて重要で
あり、従って精力的に研究されている事柄である。しか
しながら、薬物の生体内吸収性及び生物学的利用率は使
用される薬物の種類により異なるので、その向上のため
の手法は様々である。
上記のヒダントイン誘導体に関して生じたような課題、
即ち溶解性や溶解速度を改善する一般的な方策としては
、イオン性又は非イオン性界面活性剤を配合することが
知られている。しかしながら、糖尿病合併症は難治性疾
患であり治癒には継続的な長期投与が行われるものであ
り、このような場合に製剤に界面活性剤が配合されてい
ると生体粘膜等に損傷を惹起することが懸念される。
従って、本発明の主たる目的は、上記のヒダントイン誘
導体を有効成分とする糖尿病合併症予防乃至治療用のア
ルドース還元酵素阻害性薬剤組成物であって、その投与
に際して生体内での溶解性が良好であり、その結果吸収
性や生物学的利用率の著しく改善された薬剤組成物を提
供することにある。
本発明の附随的な目的は、薬物であるヒダントイン誘導
体の放出を制御し得る上記の薬剤組成物を提供すること
にある。
(課題を解決し、目的を達成する手段及び作用)本発明
によれば、既述の一般式にて示される光学活性型ヒダン
トイン誘導体(以下においては「原体」と称することも
ある)が製剤用高分子担体に均斉分散せしめられ、これ
により原体が改質されている薬剤組成物により上記の主
目的が達成され、又薬物であるヒダントイン誘導体の放
出制御担体として、更に水溶性高分子物質を含有してい
る薬剤組成物により上記の附随的目的が達成され、これ
らの結果として既述の課題が解決される。
既述の一般式にて示される光学活性型ヒダントイン誘導
体の内で具体的な化合物の代表例としてはd−[i−フ
ルオロ−23−ジヒドロ−2’、5’−ジオキソ−スピ
ロcan−t−ベンゾピラン−4,4′−イミダゾリジ
ン]−2−カルボキサミド、d−2−クロロメチル−〇
−フルオロー2.3−ジヒドロースピロ[41!−1−
ベンゾビラン4.4”−イミダゾリジン]−2’、5’
−ジオン及びd−2−ブロモメチル−6−フルオロ−2
,3−ジヒドロ−スピロ[4]ll−1−ベンゾピラン
−4,4′−イミダゾリジンコー2’、5’−ジオンを
例示することができる。
本発明において使用される製剤用高分子担体は糖類、糖
アルコール類、多価アルコール類、高級アルコール類、
アミン糖類、塩基性アミノ酸類、これらの脂肪酸エステ
ル類、アミン系高分子物質、セルロース系高分子物質、
ビニール系高分子物質、アクリル系高分子物質、グリフ
ール類、塩基性蛋白質及び天然高分子物質であり、これ
らの内の少なくとも一つが選択される。この場合に糖類
及びその脂肪酸エステル類としては精製白糖、蔗糖、乳
糖、グルフース、デンプン、サイクロデキストリン、蔗
糖脂肪酸エステル等を例示することができる。糖アルコ
ール類及びその脂肪酸エステル類としてはベンナツト、
キシリット、ヘキシット等及びこれらの脂肪酸エステル
類を例示することができる。多価アルコール類及びその
脂肪酸エステル類としてはエチレングリコール、グリセ
リン七ノステアリン酸エステル等を例示することができ
る。高級アルコール類及びその脂肪酸エステル類として
はセタノール、ステアリルアルコール等を例示すること
ができる。アミノ酸類及びその脂肪酸エステル類として
はガラクトサミン、グルフサミンカブリル酸エステル等
を例示することができる。塩基性アミノ酸類及びその脂
肪酸エステル類としてはアルギニン、リジンカプリレー
ト等を例示することができる。アミン系高分子物質とじ
てはドデシルアミン、ウンデシルアミン等を例示するこ
とができる。セルロース系高分子物質としてはヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース等を例示することができる。ビニール系高分子物
質としてはポリビニールピロリドン等を例示することが
できる。アクリル系高分子物質としてはポリアクリルア
ミド等を例示することができる。グリコール類としては
ポリエチレングリコール等を例示することができる。
塩基性タンパク質としてはプロテアーゼインヒビター 
トリプシンインヒビター等を例示することができる。天
然高分子物質としてはゼラチン、ペプシン、アルブミン
、グロブリン、プロタミン、カゼイン、アラビアゴム、
プルラン、グルコマンナン等を例示することができる。
これらの製剤用高分子担体と原体、即ち有効成分である
ヒダントイン誘導体とは配合され、原体は製剤用高分子
担体中に均斉に分散されて「改質原体」となされ、この
改質原体に更に他の成分が添加配合されて製剤化される
が、上記の改質原体になすための製剤用高分子担体と原
体との配合比は咳担体の種類にも依存するが、−船釣に
はl:l程度である。
一方、薬物放出制御担体としての水溶性高分子物質とし
ては、上記の製剤用高分子担体として例示した物質と重
複する処があるが、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、プ
ルラン、ポリビニールアルコ−ル ゴム等を例示することができる。これらの水溶性高分子
物質は水分、例えば有効成分としての原体が経口剤とし
て製剤化される場合には投与に伴い消化管液殊に胃液を
徐々に吸収しながら膨潤し、次いで次第に溶解する性質
を育しており、従って生体内での原体の放出を制御する
ためには水溶性高分子物質の比重、膨潤性、粘着性等を
考慮し、少なくとも 1種類、好ましくは2種類又はそ
れ以上の水溶性高分子物質が目的に応じて選択され、組
み合わせて用いられる。
本発明による薬剤組成物の投与形態としては一般的には
経口投与であり、剤型としては例えば錠剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤等であって製剤化に際しては薬理学的に
許容される賦形剤、滑沢剤、結合剤、矯味矯臭剤、崩壊
補助剤、コーティング剤、防腐剤、着色剤、その他の製
剤用添加物を必要に応じて使用することができる。
投与量は選択される原体の種類、対象とする疾患の種類
、患者の年齢、体重及び症状、治療に要すると推定され
る期間等に依有して異なるが、例えば成人の糖尿病患者
に合併症の予防目的で投与する場合には原体であるヒダ
ントイン誘導体換算で約10 − 2000mg/日で
あり、■ー3回7日に分割して投与するのが好ましい。
(実施例等) 次ぎに、製剤例及び試験例により、本発明を更に詳細に
且つ具体的に説明する。
尚、以下の製剤例及び試験例においては有効成分である
ヒダントイン誘導体としてd−6−フルオロ−2,3−
ジヒドロ−2’,5’−1−ベンゾピラン−4■−1−
ベンゾビランー4.4’−イミダゾリジンコー2−カル
ボキサミド (以下、 「原体人」と称する)が専ら採
択されたが、d−2−クロロメチル−6−フルオロ−2
,3−ジヒドロ−スピロ[4+1−1−ベンゾピラン−
4,4’−イミダゾリジン]−2’、5’−ジオン、d
−2−ブロモメチル−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ
−スピロ[4H−1−ベンゾピラン−4,4’−イミダ
ゾリジンコー2″、5′−ジオンを採択しても同様の結
果が得られる。
抜隻丞」 製剤用高分子担体として精製白糖及びアルブミンを採択
し、それぞれ各種の割合で原体人と配合して被験薬剤組
成物とした。
実験動物としては体重50g前後のSD系雄性う、トを
使用し、30%ガラクトース含宵粉末食の給餌下に上記
の被験薬剤組成物を1日当り 1回とし、0.4−5m
g/kgの用量で強制的に経口投与し、ガラクトース食
給餌開始から9白目(被験薬剤組成物及び原体ムを粉末
しない対照物の最終投与から 1日後)に実験動物の坐
骨神経を摘出してガラクチトール蓄積量を一1定し、被
験薬剤組成物投与群におけるガラクチトール蓄積50%
抑制用量(EDsa−原体入換算値)を算出した。
結果は下記の表1及び2に示される通りであり、製剤用
高分子分子担体として精製白糖又はアルブミンを用いる
場合にはこれらの担体と原体との配合比をl:1程度と
するのが適当であることが判明した(このような配合比
の原体と担体との均斉分散物が「改質原体」である)。
退二」 11Jlu(原体Δの溶解速度定数比)a)試料 供試試料として、原体Aと各種の製剤用高分子担体とを
に〇又はMlの比率で均斉に混合又は溶解させたもの(
選択された製剤用高分子担体の物性による)を用いた。
b)試験方法 「日本薬局方」第11改正、一般試験法の内の「溶出試
験法」に準する。
試験法:パドル法、50rpm。
サンプルの量、液量:原体Aとして50mg+mla 溶出試験液、液量:崩壊試験法による第1液、pH1,
2,900m1゜ サンプリング時間 : 2.4.8.8.10.20.
30゜BO及び120分。
C)定量法 試験開始後に溶出液を経時的に5ml宛秤取し、該液の
吸光度を波長282nmで測定し、予め作成しておいた
検量線に測定吸光度値を照合して原体人の放出量を求め
、これから溶解速度定数を常法により求め、コントロー
ルとしての原体人に対する溶解速度定数比を算出した。
d)結果及び考察 結果は下記の表3及び4に示されている通りであり、原
体人の溶解速度は処方される製剤用高分子担体の覆類や
量を適当に設定することにより増加せしめ得ることが判
明した。
L(原体A:1!剤用高分用高分子担体 : 9)1(
原体人=製剤用高分子担体:l:1、即ち改質原体) 鼠y巳【」 処方: 原体A              30.0(g )
精製白@             30.0結晶セル
ロース         15.6カルボキシメチルセ
ルロース カルシウム           8.4ポリビニルピ
ロリドン       4.2乳糖         
    30,6ステアリン酸マグネ/ウム     
1.212Q、O(g) 原体人を精製白糖に均斉分散させて改質原体りこなした
後に結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースカル
シウム 乳糖を添加して練合し、次いで乾燥させた後ゐこステア
リン酸マグネシウムを添加混合し、その後番こ打錠処理
して素錠を得た(各素錠は原体人を30mg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
製済Ll 処方: 原体1              30.0 (g)
結晶セルロース         40.0カルボキシ
メチルセルロース カルシウム           8,4乳糖    
          40.4ステアリン酸マグネシウ
ム     1.2120、0 (g) 原体人を結晶セルロース30.0g中に添加し均斉分散
させて改質原体になした後に、残余の結晶セルロース、
カルボキシメチルセルロースカルシウム及び乳糖を添加
して練合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マグネ
シウムを添加混合し、その後に打錠処理して素錠を得た
(各素錠は原体五を3Qmg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
製J!IJL! 処方: 原体A              3(1.(1 (
g)グルコース           30.0結晶セ
ルロース         15,8カルボキシメチル
セルロース カルシウム           8・4トウモロコシ
澱粉        12.0乳糖         
     22.2ラウリル硫酸ナトリウム     
 0.8ステアリン酸マグネシウム     1.21
20、0 (g) 原体人をグルコースに添加し均斉分散させて改質原体に
なした後に結晶セルロース、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、トウモロコシ澱粉及び乳糖を添加して練
合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マグネシウム
を添加混合し、その後に打錠処理して素錠を得た(各素
錠は原体Aを3011g宛含有)。
これらの素錠には常法によりフイルムコーテイングが施
される。
1肢医」 処方: 原体人            30.0 (g)精製
白糖           30.0結晶セルロース 
        15.6カルボキシメチルセルロース カルシウム           8゜4トウモロコシ
澱粉        12.0乳糖         
     23.4ステアリン酸マグネシウム    
 1.2120.0 (g) 原体人を精製白糖に添加し均斉分散させて改質原体にな
した後に結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース
カルシウム、トウモロコシ澱粉及び乳糖を添加して練合
し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マグネシウムを
添加混合し、その後に打錠処理して素錠を得た(各素錠
は原体人を3hg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
土上JIIAA引ユ 処方: 原体A              30.0 (g)
結晶セルロース          15.6カルボキ
シメチルセルロース カルシウム           8.4トウモロコシ
澱粉        12.0ポリビニルピロリドン 
      4.2乳糖              
48.6ステアリン酸マグネシウム     1.21
20.0 (g) 原体Aに結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース
カルシウム、 トウモロコシ澱粉、ポリビニルピロリド
ン及び乳糖を添加して棟合し、次いで乾燥させた後にス
テアリン酸マグネシウムを添加混合し、その後に打錠処
理して素錠を得た(各素錠は原体Aを30II1g宛含
有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
隨1監」(錠剤の溶解速度定数比) 供試試料として、製剤例1−4により得たる錠剤を使用
し且つ試験例2と同様にして、但し比較製剤例1による
錠剤における原体Aに対する溶解速度定数比を算出した
結果は下記の表5に示される通りであり、製剤用高分子
担体の種類や量を適宜設定することにより溶解速度を調
整し得ることが判明した。
表」 iLi!J!L4(原体人の血中濃度)a)試料 供試試料として、製剤例4及び比較製剤例1によル錠剤
(フィルムコート錠)を用いた。
b)試験方法 健常人ボランデフ6名を2つのグループに分け、一方の
グループには製剤例4による錠剤を、他方のグループに
は比較製剤例1による錠剤を経口投与した後に経時的に
採血し、この血液を遠心処理して血漿を得、これを塩酸
酸性にして薄層クロマトグラフィーにより分画し、次い
で高速液体クロマトグラフィーにかけた後に吸光度を波
長284nmで測定し、予め作成しておいた検量線に測
定吸光度値を照合することにより原体人の血中1度値を
求め、その後に3名の平均値を算出した。
C)結果及び考察 結果は第1図に示される通りであり、曲線上面積(A[
1C112時間)はそれぞれ 製剤例4   : 11020n * hr/ml比較
製剤例1 :  812ng @ hr/mlであって
、本発明による薬剤組成物(製剤例4−原体と製剤用高
分子担体とを用いて原体を一旦改質原体となし、この改
質原体を用いる以外は常法に従って製剤化したもの)は
常法による薬剤組成物(比較製剤例1−原体を改質原体
化せずに、諸成分を次々と添加配合して製剤化しったも
の)と比較した場合に高い血中濃度を維持し、その生物
学的利用率は約2倍に達することが判明した。
乱肚五」(カプセル剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
グルコース            30.0結晶セル
ロース         15.6カルボキシメチルセ
ルロース カルシウム           8.4トウモロコン
澱粉        12.0乳糖         
     23.4ステアリン酸マグネシウム    
 0.6120.0 (g) 原体Aをグルコースに湿潤、溶解、均斉分散させて改質
原体になした後に乳糖、結晶セルロース、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム及びトウモロコシ澱粉の粉末
を添加して練合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸
マグネシウムを添加して混合し、この混合粉末をゼラチ
ンカプセルに充填してカプセル剤を得た(各カプセルは
原体人を30mg宛含有)。
尚、このカプセル剤の溶解速度定数比は、比較製剤例1
によるフィルムコート錠に対して3.54であった。
1肚且」(錠剤) 処方: 原体1             30.0 (g)ブ
ドウ糖             30.0結晶セルロ
ース         15.8カルボキシメチルセル
ロース カルシウム          8.4トウモロコシ澱
粉        12.0乳糖          
    23.4ステアリン酸マグネシウム     
0.6120.0 (g) 原体入をブドウ糖に添加し均斉に分散させて改質原体に
なした後に結晶セルロース、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、トウモロコシ澱粉及び乳糖を添加して練
合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マグネシウム
を添加混合し、その後に打錠処理して素錠を得た(各素
錠は原体Aを30mg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
k肛桝」(錠剤) 処方: 原体人            30.0 (g)キシ
リット           30.0カルボキシメチ
ルセルロース カルシウム           8.4結晶セルロー
ス         15.Bトウモロコシ澱粉   
     12.0乳糖              
23.4ステアリン酸マグネシウム    0.812
0.0 (g) 原体ムをキシリットに湿潤、溶解、均斉分散させて改質
原体になした後に結晶セルロース、カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム、 トウモロコシ澱粉及び乳糖を添
加して練合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マグ
ネシウムを添加混合し、その後に打錠処理して素錠を得
た(各素錠は原体人を30mg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
1剋五」(錠剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
ステアリルアルコール      30.0結晶セルロ
ース         15.6カルボキシメチルセル
ロース カルシウム           8.4トウモロコシ
澱粉        12.0乳糖         
     23.4ステアリン酸マグネシウム    
 0.6120.0 (g) [体A ヲステアリルアルコールに湿潤、溶解、均斉分
散させて改質原体になした後に結晶セルロ−ス、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム、トウモロコシ澱粉及
び乳糖を添加して練合し、次いで乾燥させた後にステア
リン酸マグネシウムを添加混合し、その後に打錠処理し
て素錠を得た(各素錠は原体人を30mg宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムコーティングが施
される。
1肚阻」(カプセル剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
グリセリンモノステアレート   30.0ヒドロキシ
プロピルメチル セルロース          30.0乳糖    
          23.4ステアリン酸マグネシウ
ム    0.8120.0 (g) 原体Aをグリセリンモノステアレートに添加し均斉に分
散させて改質原体になした後にヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース及び乳糖を添加し、練合して更に均斉分散
させ、次いで乾燥させ、これにステアリン酸マグネシウ
ムを添加して混合し、この混合粉末をゼラチンカプセル
に充填してカプセル剤を得た(各カプセルは原体Aを3
0mg宛含有)。
髪週に堕(カプセル剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
ヒドロキシプロピルメチル セルロース          30.0乳糖    
         59.4ステアリン酸マグネシウム
    0.6120.0 (g) Iif体Aをヒドロキシプロピルメチルセルロースに添
加し均斉に分散させて改質原体になした後に乳糖を添加
し、練合して更に均斉分散させ、次いで乾燥させ、これ
にステアリン酸マグネシウムを添加して混合し、この混
合粉末をゼラチンカプセルに充填してカプセル剤を得た
 (各カプセルは原体Aを30mg宛含有)。
製IJL旦(カプセル剤) 処方: 原体A              3G、0 (g)
キシリット           30.0カルボキシ
メチルセルロー    30.0乳糖        
      29.4ステアリン酸マグネシウム   
  o、G120.0 (g) 原体Aをキシリットに湿潤、溶解、均斉分散させて改質
原体になした後にカルボキシメチルセルロース及び乳糖
を添加し、練合して更に均斉分散させ、次いで乾燥させ
、これにステアリン酸マグネシウムを添加して混合し、
この混合粉末をゼラチンカプセルに充填してカプセル剤
を得た(各カプセルは原体人を306宛含宵)。
鼠見1u(カプセル剤) 処方: 原体A 30.0  (g) ブドウ糖 30.0 ヒドロキシプロピルメチル セルロース          30.0乳糖    
          29.4ステアリン酸マグネシウ
ム     O,G120.0 (g) 原体Aをブドウ糖に添加し均斉に分散させて改質原体に
なした後にヒドロキシプロピルメチルセルロース及び乳
糖を添加し、練合して更に均斉分散させ、次いで乾燥さ
せ、これにステアリン酸マグネシウムを添加して混合し
、この混合粉末をゼラチンカプセルに充填してカプセル
剤を得た(各カプセルは原体Aを30B宛含育)。
籠克に口(カプセル剤) 処方: 原体A グルコサミン プルラン ao、o  (g) 30.0 30.0 29.4 0.6 120.0  (g) 乳糖 ステアリン酸マグネシウム 原体人をグルコサミンに添加し均斉に分散させて改質原
体になした後にプルラン及び乳糖を添加し、練合して更
に均斉分散させ、次いで乾燥させ、これにステアリン酸
マグネシウムを添加して混合し、この混合粉末をゼラチ
ンカプセルに充填してカプセル剤を得た (各カプセル
は原体人を30B宛含宵)。
囮IL旦(力′プセル剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
ドデシルアミン          30.0プルラン
            30.0結晶セルロース  
       15.0乳糖            
  14.4ステアリン酸マグネシウム     0.
6120.0 (g) 原体人をドデシルアミンに湿潤、溶解、均斉分散させて
改質原体になした後にプルラン、結晶セルロース及び乳
糖を添加し、練合して更に均斉分散させ、次いで乾燥さ
せ、これにステアリン酸マグネシウムを添加して混合し
、この混合粉末をゼラチンカプセルに充填してカプセル
剤を得た(各カプセルは原体人を30mg宛含有)。
迄光n(錠剤) 処方: 原体A              30.0 (g)
ヒドロキシプロピルセルロース  3.0カルボキシメ
チルセルロース カルシウム          10.0結晶セルロー
ス          6.4乳糖         
     70.0ステアリン酸マグネシウム    
 0.6120.0 (g) 原体人に結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース
カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース及び乳糖を
添加して練合し、次いで乾燥させた後にステアリン酸マ
グネシウムを添加混合し、その後に打錠処理して素錠を
得た(各素錠は原体Aを30+g宛含有)。
これらの素錠には常法によりフィルムフーティングが施
される。
抜1皿」(原体人の溶出試験) a)試料 供試試料として、製剤例8.9及びlOによる錠剤及び
カプセル剤並びに比較製剤例2による錠剤を用いた。
b)試験方法 「日本薬局方」第11改正、一般試験法の内の「溶出試
験法」に準する。
試験法:パドル法、50rpm。
サンプルの量、液量:原体Aとして50mg。
mla 溶出試験液、液量:崩壊試験法による第1液、p■1.
2.900m1゜ サンプリング時間 : 2.4. [i、 8.10.
20.30゜fig、 70.80及び80分。
C)定量法 試験開始後に溶出液を経時的に5a+1宛秤取し、該液
の吸光度を波長282nI11で測定し、予め作成して
おいた検量線に測定吸光度値を照合して原体Aの放出量
を求め、各製剤からの原体人の溶出率を算出した。
d)結果及び考察 結果は第2図に示される通りであり、本発明による薬剤
組成物(製剤例9及び10による)は、従来法による薬
剤組成物(比較製剤例2による)と比較した場合に原体
人の溶出が緩徐であるために比較例2による薬剤組成物
よりも消化管内で徐々に吸収される傾向がある。一方、
本発明による薬剤組成物の内で製剤例6によるものは、
比較例2による薬剤組成物と比較する場合に、原体Aの
溶出が速やかであり、速効性が期待される。
従って、これらを組み合わせることによって速効性と薬
効の持続性とをもたらすことが可能となる。
U(経口投与による吸収試験) a)試料 供試試料として、製剤例6.9及び10による錠剤及び
カプセル剤並びに比較製剤例2による錠剤を用いた。
b)試験方法 一夜絶食させたピーグル犬(各グループ3頭、体重約1
Okg)を実験動物として用いた以外は、試験例4と同
様にして、原体人の血中濃度を求めた。
C)結果及び考察 結果は下記の表6及び第3図に示される通りであり、本
発明による薬剤組成物は従来法による薬剤組成物と比較
する場□合に、血中11度を高く維持することができ、
生物学的利用率は約2倍程度になることが判明した。
聚」 (発明の効果) 本発明による薬剤組成物においては、有効成分である光
学活性ヒダントイン誘導体(原体)が製剤用高分子担体
に均斉分散せしめられており、その結果として上記の薬
剤組成物が生体に投与される場合に原体が効率よく吸収
され生体内利用率が向上する。本発明による薬剤組成物
において、更に薬物の放出制御担体として水溶性高分子
物質を配合すれば、薬物である原体が速効性と薬理効果
の持続性をもたらすようになすことができる。
尚、本発明による薬剤組成物は難治性疾患とされる糖尿
病合併症の治療や予防に用いられるものであり、従って
比較的長期にわたる継続投与が想定されるので、本発明
による薬剤組成物の生体内利用率が高いことは (従来
の処方のものと比較して約2倍)、薬理作用の安定な発
現が期待され且つこれに伴い過剰投与による副作用発生
の抑制が期待できることを意味している。
【図面の簡単な説明】
第1図は製剤例4による本発明の薬剤組成物及び比較製
剤例1による薬剤組成物を健常人に経口投与して薬物の
血中濃度の推移を調べた結果を示すグラフ、第2図は製
剤例6.3及びIOによる本発明による薬剤組成物及び
比較製剤例2による薬剤組成物からの薬物の溶出率にお
ける経時的変化を示すグラフ、第3図は製剤例6.9及
び10による本発明による薬剤組成物及び比較製剤例2
による薬剤組成物をピーグル犬に経口投与して薬物の血
中濃度の推移を調べた結果を示すグラフである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中wはハロゲノメチル基、1H−テトラゾール−5
    −イル基、−COOR基[Rは水素、アルキル基、−(
    CH_2CH_2O)_nCH_3基(nは1−113
    の整数を意味する)又は置換フェニル基を意味する]、
    基▲数式、化学式、表等があります▼ [R_1及びR_2は同一又は異なり、それぞれ水素、
    アルキル基、−(CH_2CH_2O)_nCH_3基
    (nは1−113の整数を意味する)又は置換フェニル
    基を意味し、又はR_1及びR_2は一緒にて且つ隣接
    する窒素原子と共に或は更に他の窒素原子又は酸素原子
    と共に5−6員の複素環を形成していることができる]
    、−CH_2OR_3基(R_3は水素又はアルキル基
    を意味する)、又は基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4及びR_5は同一又は異なり、それぞれ水素又
    はアルキル基を意味する)を意味し、Xは酸素又は硫黄
    原子を意味し、Y及びZは同一又は異なり、それぞれ水
    素、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基又はアル
    キルメルカプト基を意味する) にて示され且つ光学活性を有するヒダントイン誘導体が
    製剤用高分子担体に均斉分散せしめられ、これにより該
    ヒダントイン誘導体が改質されていることを特徴とする
    、アルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好
    な薬剤組成物。
  2. (2)薬物であるヒダントイン誘導体の放出制御担体と
    して、更に水溶性高分子物質を含有していることを特徴
    とする、請求項(1)に記載のアルドース還元酵素阻害
    作用を有し且つ吸収性の良好な薬剤組成物。
  3. (3)ヒダントイン誘導体が d−6−フルオロ−2,3−ジヒドロ−2’,5’−ジ
    オキソースピロ[4H−1−ベンゾピラン−4,4’−
    イミダゾリジン]−2−カルボキサミド、 d−2−クロロメチル−6−フルオロ−2,3−ジヒド
    ロ−スピロ[4H−1−ベンゾピラン−4,4’−イミ
    ダゾリジン]−2’,5’−ジオン及び d−2−ブロモメチル−6−フルオロ−2,3−ジヒド
    ロ−スピロ[4H−1−ベンゾピラン−4,4’−イミ
    ダゾリジン]−2’,5’−ジオン から選ばれた化合物であることを特徴とする、請求項(
    1)又は(2)に記載のアルドース還元酵素阻害作用を
    有し且つ吸収性の良好な薬剤組成物。
  4. (4)製剤用高分子担体が糖類、糖アルコール類、多価
    アルコール類、高級アルコール類、アミノ糖類、塩基性
    アミノ酸類、これらの脂肪酸エステル類、アミン系高分
    子物質、セルロース系高分子物質、ビニール系高分子物
    質、アクリル系高分子物質、グリコール類、塩基性蛋白
    質及び天然高分子物質から選ばれたものであることを特
    徴とする、請求項(1)−(3)の何れか1つに記載の
    アルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好な
    薬剤組成物。
  5. (5)薬物であるヒダントイン誘導体の放出制御担体と
    しての水溶性高分子物質がヒドロキシプロピルセルロー
    ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシ
    メチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
    ス、プルラン、ポリビニルアルコール、グルコマンナン
    及びアラビアゴムから選ばれた少なくとも1種類の物質
    であることを特徴とする、請求項(2)−(4)の何れ
    か1つに記載のアルドース還元酵素阻害作用を有し且つ
    吸収性の良好な薬剤組成物。
  6. (6)糖尿病合併症の予防又は治療に用いられることを
    特徴とする、請求項(1)−(5)の何れか1つに記載
    のアルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好
    な薬剤組成物。
JP2026139A 1989-02-22 1990-02-07 アルドース還元酵素阻害作用を有し且つ吸収性の良好な薬剤組成物 Expired - Lifetime JP2688266B2 (ja)

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ES90103279T ES2062125T3 (es) 1989-02-22 1990-02-20 Una composicion farmaceutica que contiene derivados de hidantoina.
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