JPH0372124B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0372124B2
JPH0372124B2 JP58094443A JP9444383A JPH0372124B2 JP H0372124 B2 JPH0372124 B2 JP H0372124B2 JP 58094443 A JP58094443 A JP 58094443A JP 9444383 A JP9444383 A JP 9444383A JP H0372124 B2 JPH0372124 B2 JP H0372124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
rare earth
alloy powder
particle size
average particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58094443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59219404A (ja
Inventor
Hitoshi Yamamoto
Masato Sagawa
Setsuo Fujimura
Masao Togawa
Yutaka Matsura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Special Metals Co Ltd filed Critical Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority to JP58094443A priority Critical patent/JPS59219404A/ja
Publication of JPS59219404A publication Critical patent/JPS59219404A/ja
Publication of JPH0372124B2 publication Critical patent/JPH0372124B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳现な説明】 産業䞊の利甚分野 この発明は、はを含む垌土類元玠のう
ち少なくずも皮、Feを䞻成分ずする氞久
磁石甚合金粉末の補造方法に係り、垌土類酞化物
粉ず金属粉およびたたは合金粉からなる原料粉
を所芁組成に混合し、金属CaあるいはCaH2を還
元剀ずしお還元反応を行なわせたのち、䞍掻性ガ
ス雰囲気䞭で加熱し、さらに反応副生成物を陀去
するこずにより、所芁組成の氞久磁石甚合金粉末
が容易に埗られる垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石
甚合金粉末の補造方法に関する。
埓来の技術 氞久磁石材料は、䞀般家庭の各皮電気補品か
ら、倧型コンピナヌタの呚蟺端末噚たで、幅広い
分野で䜿甚される極めお重芁な電気・電子材料の
䞀぀である。近幎の電気・電子機噚の小圢化、高
効率化の芁求にずもない、氞久磁石材料は益々高
性胜化が求められるようにな぀た。
珟圚の代衚的な氞久磁石材料は、アルニコ、ハ
ヌドプラむトおよび垌土類コバルト磁石であ
る。近幎のコバルトの原料事情の䞍安定化に䌎な
い、コバルトを20〜30wt含むアルニコ磁石の
需芁は枛り、鉄の酞化物を䞻成分ずする安䟡なハ
ヌドプラむトが磁石材料の䞻流を占めるように
な぀た。
䞀方、垌土類コバルト磁石はコバルトを50〜
60wtも含むうえ、垌土類鉱石䞭にあたり含た
れおいないSmを䜿甚するため倧倉高䟡であるが、
他の磁石に比べお、磁気特性が栌段に高いため、
䞻ずしお小型で付加䟡倀の高い磁気回路に倚甚さ
れるようにな぀た。
そこで、本発明者らは先に、高䟡なSmやCoを
含有しない新しい高性胜氞久磁石ずしお䞉元系化
合物を䞻盞ずするFe−−系はを含む
垌土類元玠のうち少なくずも皮氞久磁石を提
案した特願昭57−145072号。
たた、さらに、Fe−−系の磁気異方性焌
結䜓からなる氞久磁石の枩床特性を改良するため
に、Feの䞀郚をCoで眮換するこずにより、生成
合金のキナリヌ点を䞊昇させお枩床特性を改善し
たFe−Co−−系異方性焌結䜓からなる氞久
磁石を提案した特願昭57−166663号。
䞊蚘の新芏なFe−−系、Fe−Co−−
系氞久磁石を補造するための出発原料ずしお甚い
られる垌土類金属は、䞀般にCa還元法、電解法
により補造される金属塊であり、この垌土類金属
塊を甚いお、䟋えば次の工皋により、䞊蚘の新芏
な氞久磁石が補造される。
(1) 出発原料ずしお、玔床99.9の電解鉄、
B19.4を含有し残郚はFe及びAlSi等の
䞍玔物からなるプロボロン合金、玔床99.7
以䞊の垌土類金属、あるいはさらに、玔床99.9
の電解Coを高呚波溶解し、その埌、氎冷銅
鋳型に鋳造、 (2) 鋳塊をスタンプミルにより35メツシナスルヌ
たでに粗粉砕し、次にボヌルミルにより、時
間の埮粉砕〜10ÎŒm、 (3) 磁界10kOe䞭配向、成圢1.5tcm2にお
加圧、 (4) 焌結、1000℃〜1200℃、時間、Ar䞭、焌
結埌攟冷する。
発明が解決しようずする問題点 䞊蚘の補造方法では、溶解したのち埗られた鋳
塊に、粗粉砕及び埮粉砕を斜す必芁があり、氞久
磁石甚合金粉末を埗るのに倚倧の繁雑な工皋を芁
する問題があ぀た。
たた、垌土類含有合金粉末を埗る補造方法ずし
お、特開昭54−102271号公報に、垌土類酞化物を
出発原料の䞀郚ずし、Co等の合金粉末を混合し、
Caを還元剀ずしお還元反応を行なわせお、
SmCo5合金粉末を埗る技術が提案されおいるが、
本発明合金系ず党く成分が異なり、融点及びCa
ずの反応性が異なるため、この発明に係るを必
須元玠ずする正方晶の䞉元系化合物を䞻盞ずする
垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末の補造
には䞍適である。
この発明は、新芏な垌土類・鉄・ボロンを䞻成
分ずする氞久磁石を補造するための合金粉末を容
易に埗るこずができる補造方法の提䟛を目的ず
し、たた、さらに、最終成品の磁気特性を劣化さ
せる酞玠などの䞍玔物の少ないすぐれた性状を有
する氞久磁石甚合金粉末が容易に埗られる合金粉
末の補造方法の提䟛を目的ずしおいる。
問題点を解決するための手段 この発明は、 䜆しはを含む垌土類元玠のうち少なくず
も皮原子〜30原子、 B2原子〜28原子、 Fe65原子〜82原子䜆しFeの䞀郚を、Feの
50以䞋のCOFeの8.0以䞋のNiのうち少な
くずも皮で眮換したものを含む を䞻成分ずする垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚
合金粉末の補造方法においお、 少なくずも皮の垌土類酞化物粉ず、垌土類以倖
の少なくずも皮の金属粉およびたたは合金粉
からなる原料粉ずを、前蚘組成のFeを
䞻成分ずする組成ずなるように配合した原料混合
粉ずなし、 該原料混合粉に、金属CaあるいはCaH2を䞊蚘垌
土類酞化物粉の還元に芁する化孊量論的必芁量の
2.0〜4.0倍重量比混合し、 䞍掻性ガス雰囲気䞭で900℃〜1200℃に加熱し、
埗られた反応生成物を氎䞭に投入しお反応副生成
物を陀去するこずを特城ずする垌土類・鉄・ボロ
ン系氞久磁石甚合金粉末の補造方法である。
さらに、この発明は、䞊蚘補造方法においお、
平均粒床〜10ÎŒmを有する少なくずも皮の垌
土類酞化物粉ず、平均粒床〜150ÎŒmを有する少
なくずも皮の金属粉およびたたは合金粉から
なる原料粉を甚いお、 酞玠などの䞍玔物が少なく、埮粉砕を必ずしも必
芁ずしない適床な粒床からなる合金粉末を埗るこ
ずを特城ずする垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚
合金粉末の補造方法である。
垌土類元玠 この発明に甚いる垌土類元玠は、むツトリり
ムを包含し軜垌土類及び重垌土類を包含す
る垌土類元玠であり、これらのうち少なくずも
皮、奜たしくはNdPr等の軜垌土類を䞻䜓ずし
お、あるいはNdPr等ずの混合物を甚いる。
すなわち、ずしおは、ネオゞムNd、 プラセオゞムPr、ランタンLa、 セリりムCe、テルビりムTb、 ゞスプロシりムDy、ホルミりムHo、 ゚ルビりムEr、ナりロビりムEu、 サマリりムSm、カドリニりムGd、 プロメチりムPm、ツリりムTm、 むツテルビりムYb、ルテチりムLu、 及びむツトリりムが包含される。
ずしおは、軜垌土類をも぀お足り、特にNd、
Prが奜たしい。又通䟋のうち皮をも぀お足
りるが、実甚䞊は皮以䞊の混合物ミツシナメ
タル、ゞゞム等を入手䞊の䟿宜等の理由により
甚いるこずができ、SmLaCeGd等は
他の、特にNdPr等ずの混合物ずしお甚いる
こずができる。
なお、このは玔垌土類元玠でなくおもよく、
工業䞊入手可胜な範囲で補造䞊䞍可避な䞍玔物を
含有するものでも差支えない。
組成限定理由 以䞋に、この発明においお、垌土類・鉄・ボロ
ン系氞久磁石甚合金粉末の組成を限定した理由を
説明する。
を含む垌土類元玠のうち少なくずも皮
は、新芏な垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石を補造
する合金粉末に必須な元玠であ぀お、原子未
満では、高磁気特性、特に高保磁力が埗られず、
30原子を超えるず、残留磁束密床Brが䜎
䞋しお、すぐれた特性の氞久磁石が埗られない。
よ぀お、垌土類元玠は、原子〜30原子の
範囲ずする。
は、新芏な垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石を
補造するための正方晶の䞉元系化合物を䞻盞ずす
る合金粉末に必須な元玠であ぀お、原子未満
では、高い保磁力IHcは埗られず、28原子
を超えるず、残留磁束密床Brが䜎䞋するた
め、すぐれた氞久磁石が埗られない。よ぀お、
は、原子〜28原子の範囲ずする。
Feは、新芏な垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石
を補造する合金粉末に必須な元玠であるが、65原
子未満では残留磁束密床Brが䜎䞋し、82
原子を超えるず、高い保磁力が埗られないの
で、Feは65原子〜82原子に限定する。
たた、Feの䞀郚をCoおよびたたはNiで眮換
する理由は、氞久磁石の枩床特性を向䞊させる効
果が埗られるためであるが、CoはFeの50を超
えるず、高い保磁力が埗られず、NiはFeの
を超えるず、高い残留磁束密床が埗られず、すぐ
れた氞久磁石が埗られない。よ぀お、Coの眮換
量はFeの50、Niの眮換量はFeのを䞊限ず
する。
この発明の補造方法によ぀お埗られる合金粉末
を甚いお、高い残留磁束密床ず高い保磁力を共に
有するすぐれた垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石を
埗るためには、R10原子〜25原子、B4原子
〜26原子、Fe68原子〜80原子が奜たし
い。
たた、埗られる合金粉末は、Feの他、
工業的生産䞊、䞍可避的䞍玔物の存圚を蚱容でき
るが、4.0原子以䞋の、3.5原子以䞋の、
2.5原子以䞋の、3.5原子以䞋のCuのうち少
なくずも皮、合蚈量で4.0原子以䞋で眮換す
るこずにより、磁石合金の補造性改善、䜎䟡栌化
が可胜である。
さらに、前蚘垌土類・鉄・ボロン系あるいは
CoたたはNiを含有する垌土類・鉄・ボロン系に、 9.5原子以䞋のAl、4.5原子以䞋のTi、 9.5原子以䞋の、8.5原子以䞋のCr、 8.0原子以䞋のMn、原子以䞋のBi、 12.5原子以䞋のNb、10.5原子以䞋のTa、 9.5原子以䞋のMo、9.5原子以䞋の、 2.5原子以䞋のSb、原子以䞋のGe、 35原子以䞋のSn、5.5原子以䞋のZr、 5.5原子以䞋のHf のうち少なくずも皮を添加含有させるこずによ
り、埗られる氞久磁石の高保磁力化が可胜にな
る。
たた、これら合金粉末の結晶盞は䞻盞が正方晶
であるこずを確認した。
埗られる垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石 この発明の補造方法によ぀お埗られる合金粉末
により垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石を䜜補する
ず、埓来にないすぐれた磁気特性を有する氞久磁
石を埗るこずができる。
より䞀局すぐれた磁気特性を埗るためには、埌
述する劂く、合金粉末䞭に含有される酞玠量、合
金粉末の粒床等を考慮するこずが望たしい。
すなわち、磁気特性向䞊の芳点から含有酞玠量
は少くないほうが良いが、特に奜たしい範囲ずし
おは、3500ppm以䞋の含有酞玠量であり、さら
に、すぐれた磁気特性を埗るには2500ppm以䞋の
含有酞玠量が望たしい。
埗られる粉末をそのたた甚いる際に、合金粉末
の粒床が倧きすぎるず氞久磁石の磁気特性、ずり
わけ高い保磁力が埗られず、たた、平均粒床が
1ÎŒm未満では、氞久磁石の䜜補工皋、すなわち、
プレス成圢、焌結、時効凊理工皋における酞化が
著しく、すぐれた磁気特性が埗られないため、
〜80ÎŒmの平均粒床が奜たしく、さらに、すぐれ
た磁気特性を埗るには、平均粒床〜10ÎŒmの合
金粉末が望たしい。
埓぀お、特にすぐれた磁気特性を有する氞久磁
石を埗るには、含有酞玠量が3500ppm以䞋、平均
粒床が〜80ÎŒmである合金粉末を埗るこずが必
芁であり、このため埌述するように、平均粒床
〜10ÎŒmを有する少なくずも皮の垌土類酞化物
粉ず、平均粒床〜150ÎŒmを有する少なくずも
皮の金属粉およびたたは合金粉からなる原料粉
を甚いお合金粉末を補造するずよい。
この発明による氞久磁石甚合金粉末を䜿甚しお
埗られる磁気異方性氞久磁石は、 保磁力iHC≧1kOe、 残留磁束密床Br4kG、を瀺し、 最倧゚ネルギヌ積BHmaxはハヌドプラむ
トず同等以䞊ずなり、最も奜たしい組成範囲で
は、 BHmax≧10MGOeを瀺し、 最倧倀は25MGOe以䞊に達する。
たた、この発明による合金粉末の組成が、R8
原子〜30原子、B2原子〜28原子、Co45
原子以䞋、Fe65原子〜82原子の堎合、埗
られる磁気異方性氞久磁石は、䞊蚘磁石ず同等の
磁気特性を瀺し、残留磁束密床の枩床係数が、
0.1℃以䞋ずなり、すぐれた特性が埗られる。
たた、合金粉末のの䞻成分がその50以䞊を
軜垌土類金属が占める堎合で、R12原子〜20原
子、B4原子〜24原子、Fe65原子〜82原
子の堎合、あるいはさらにCo5原子〜45原子
を含有するずき最もすぐれた磁気特性を瀺し、
特に軜垌土類金属がNdの堎合には、BHmax
はその最倧倀が33MGOe以䞊に達する。
合金粉末の補造方法 以䞋に、この発明による垌土類・鉄・ボロン系
氞久磁石甚合金粉末の補造方法を詳述する。
この発明においお少なくずも皮の垌土類酞化
物粉ず垌土類以倖の少なくずも皮の金属粉及
びたたは合金粉からなる原料粉ずを配合した原
料混合粉の組成は、本発明の目的ずする前蚘垌土
類、鉄、ボロン系氞久磁石甚合金粉末の組成ず実
質的に同様ずする。
原料混合粉の䞀郚を圢成する垌土類酞化物粉
は、、Fe、を必須成分ずする氞久磁石甚合
金粉末の補造においお䞍可欠であり、皮々の垌土
類酞化物のうち少なくずも皮を、所望する原料
混合粉組成に応じお遞定する。
たた、䞊蚘の氞久磁石甚合金粉末組成ずするた
め、プロボロン粉、プロニツケル粉、プロ
コバルト粉、鉄粉、コバルト粉、ニツケル粉等か
らなる少なくずも皮の金属粉及びたたは合金
粉からなる原料粉を所望する原料混合物の組成に
応じお遞定する。
この原料混合粉においお、垌土類酞化物粉ずの
Ca反応を促進させ、䞊蚘原料粉ずの拡散反応を
進行させ、均質な合金粉末を埗るためには各々の
平均粒床を所定倀に調敎するこずが望たれるが、
特に、垌土類酞化物粉の平均粒床を〜10ÎŒm、
原料粉の平均粒床を〜150ÎŒmずするこずによ぀
お、粉砕しないでそのたた甚いるこずができる平
均粒床〜80ÎŒmの均質な合金粉末を埗るこずが
できる。
垌土類酞化物粉の平均粒床が10ÎŒmを超え、金
属・合金粉の原料粉の平均粒床が150ÎŒmを超える
堎合には、埗られた合金粉末はその平均粒床が
80ÎŒmを超えるため、その埌に機械的粉砕を実斜
しなければならない。この堎合、所望の平均粒床
が埗られるように、ボヌルミル、アトラむタヌ、
ゞ゚ツトミル等の通垞の機械的な埮粉砕を斜すこ
ずができる。
すなわち、原料混合粉の粒床が倧きくなりすぎ
るず、垌土類酞化物の還元反応が䞍十分ずな぀た
り、拡散が䞍均䞀ずなりやすく、均質、単盞の合
金粉末が埗られ難くなるため、各々の平均粒床を
所定倀に調敎するこずが望たれる。
たた、垌土類酞化物粉の平均粒床が1ÎŒm未満、
原料粉の平均粒床が1ÎŒm未満の堎合は、反応生成
物を氎䞭投入し、スラリヌ状ずなし、撹拌、うわ
ずみ液を陀去する際に、生成した合金粉末の䞀郚
が流出し、歩留が䜎䞋するため奜たしくなく、埗
られた合金粉末の粒床が小さすぎるため、該撹
拌、うわずみ液陀去、泚氎を行なう際に、合金粉
末の含有酞玠量が増倧し、氞久磁石材料ずしお有
甚な合金粉末が埗難くなる。
この発明においお、垌土類酞化物粉ずの還元反
応を促進させ、䞊蚘原料粉ずの拡散反応を均䞀に
進行させ、均質、単盞でか぀含有酞玠量の少ない
合金粉末を埗るためには、原料、混合粉を圢成す
る垌土類酞化物粉の平均粒床は〜8ÎŒm、たた、
原料粉の平均粒床は〜50ÎŒmであるこずが最も
望たしい。
この発明においお、還元剀には、金属Caたた
はCaH2を䜿甚する。この金属Caは高枩で蒞気圧
が高く、還元枩床ではCa蒞気ずしお倚く存圚す
るため、特に粒床は限定しないが、垌土類酞化物
粉及び原料粉ずの均䞀な混合を確保するために
は、10メツシナ玄1.8mm以䞋の粒状Caが奜た
しく、望たしくは30メツシナ玄0.5mm以䞋で
あり、CaH2を䜿甚する堎合も同様の粒床を有す
るものがよい。
原料混合粉に混合する金属CaたたはCaH2の必
芁量は、䜿甚した垌土類酞化物粉を還元するのに
必芁な化孊量論的必芁量の2.0から4.0倍重量
比ずする。
CaたたはCaH2の原料混合粉ぞの混合は、この
発明の䞻たる目的ずする垌土類酞化物粉の十分な
還元を達成するこずにある。たた、これらの還元
剀はこの還元反応時に反応副生成物ずしおCaOを
生成し、該CaOによ぀お合金粉末の還元反応時の
結晶粒成長を抑制する効果を有する。しかし、最
終的に埗られる合金粉末䞭にCaが倚く残存する
こずは、補造する氞久磁石の磁気特性を䜎くする
こずから、原料混合粉の組成等に応じおCaたた
はCaH2の配合量を䞊蚘範囲の䞭から遞定するこ
ずが必芁ずなる。
さらに詳述するず、CaたたはCaH2の配合量
が、䜿甚した垌土類酞化物粉を還元するのに必芁
な化孊量論的必芁量の2.0倍未満では、垌土類酞
化物粉が十分に還元されないため目的ずする組成
の合金粉末が埗られず、たた合金粉末䞭の含有酞
玠量が倚くなるこずからも目的ずする氞久磁石の
磁気特性を埗るこずができない。
たた、この発明の合金粉末においおは、原料混
合粉ずしおを〜28原子含有するこずを必須
ずするため、特に工業的芏暡の生産においお、こ
のをプロボロン粉ずしお䟛絊した堎合、他の
原料粉である金属粉や合金粉に比范しお融点が
100℃〜400℃皋床䜎いため、還元反応時に他の原
料粉より速く垌土類元玠や他の成分元玠ず拡散し
急激に粒成長する。
前述の劂く、垌土類酞化物粉の還元反応時に生
成される反応副生成物であるCaOがこれらの結晶
粒成長を抑制する効果を有するが、Caたたは
CaH2の配合量が䜿甚した垌土類酞化物粉を還元
するのに必芁な化孊量論的必芁量の2.0倍未満で
は、十分な抑止効果が埗られず過剰粒成長を起こ
すこずになる。
この結果、磁石甚合金粉末の平均粒床が80ÎŒm
を超え、機械的粉砕を斜すこずなくそのたた氞久
磁石甚合金粉末ずしお䜿甚するこずができなくな
る堎合もある。
䞀方、CaたたはCaH2の配合量が䜿甚した垌土
類酞化物粉を還元するのに必芁な化孊量論的必芁
量の4.0倍を超えお過剰に混合するず、工皋のコ
ストを䞊昇させるだけでなく、還元反応埌に氎䞭
に投入する際、CaOずH2Oの過激な発熱反応を
生ぜしめ、埗られる合金粉末の酞玠量は増加する
ので、奜たしくなく、たた、埗られる合金粉末䞭
の残存Caが倚くなり、補造する氞久磁石の磁気
特性が䜎くなるため、4.0倍を䞊限ずする。
以䞊のこずから、CaたたはCaH2の配合量は䜿
甚した垌土類酞化物粉を還元するのに必芁な化孊
量論的必芁量の2.0〜4.0倍ずするが、特に垌土類
酞化物粉を十分還元し、機械的粉砕を斜すこずな
くそのたた氞久磁石甚合金粉末ずしお䜿甚できる
皋床の平均粒床を有し、䜎い含有酞玠量䞊びに残
存Ca量が少なく、か぀所定の組成を有する磁石
甚合金粉末を、歩留よく埗るために、必芁な環元
剀の化孊量論的必芁量を2.5〜3.0倍ずするのが奜
たしい。
埌述する実斜䟋により、䞊蚘範囲におCaたた
はCaH2を混合するこずによ぀お目的ずする氞久
磁石甚合金粉末が埗られるこずを䞀局明確にす
る。
䞊述した垌土類酞化物粉及び原料粉からなる原
料混合粉に、還元剀を所定量配合したのち、䟋え
ば、型混合機等を䜿甚し、䞍掻性ガス雰囲気䞭
で、混合を行なう。
぀いで、混合したこれらの粉末を䞍掻性ガス流
気雰囲気で、900℃〜1200℃の枩床範囲で、0.5時
間から40時間、還元、拡散反応を行なわせる。
このずき、昇枩速床は、出発原料粉末に含有さ
れる吞着氎分ガス成分を陀去するため、℃
min以䞋が奜たしい。
ここで、還元枩床を900℃〜1200℃に限定した
のは、900℃未満では、垌土類酞化物粉のCaによ
る還元が䞍十分ずなり、所定の組成を有する合金
粉末が埗られず、たた、合金粉末の含有酞玠量が
増倧するため、奜たしくないためであり、たた、
還元枩床が1200℃を超えるず、還元時の拡散反応
が促進されすぎお、結晶粒成長を起し、適床の平
均粒床を有する合金粉末が埗られず、たた、反応
生成物䞭のCaの残存量が倚くなり、氞久磁石甚
合金粉末ずしおは奜たしくないためである。
たた、所定の平均粒床及び成分組成を有し、か
぀䜎い含有酞玠量䞊びに残存Ca量を有する高性
胜氞久磁石甚合金粉末を埗るためには、 1000℃〜1100℃の還元枩床が最も望たしい。
還元拡散反応終了埌は、宀枩たで炉冷あるいは
急速冷华しおもよいが、冷华雰囲気は、埗られた
合金粉末を酞化させないように、䞍掻性ガス䞭が
望たしい。
埗られた還元反応生成物を、氎䞭に投入し、反
応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、Ca
CH2ずなし、陀去する。すなわち、化孊量論的
必芁量の2.0〜4.0倍の還元剀を配合しお埗られた
還元反応生成物は、氎䞭においお、発熱、自然厩
壊しおスラリヌ状態ずなるので、必ずしも機械的
粉砕を必芁ずしない利点がある。
たた、氎䞭で自然厩壊した還元反応生成物のう
わずみ液は、氎酞化カルシりム懞濁液ずなり、こ
の懞濁液にリヌチング、すなわち、撹拌、うわず
み液陀去、泚氎を繰返す。
この撹拌の際に酢酞等の匱酞を加えるこずによ
り、合金粉末の衚面酞凊理がなされ、埗られる合
金粉末の含有酞玠量は䜎枛される。
このようにしお埗られたスラリヌ状合金粉末
を、䟋えば、䜎融点のアセトン、メタノヌル等の
有機溶剀で掗浄し、さらに、宀枩で12時間から36
時間、10-2Torr以䞋で、真空也燥し、新芏な高
性胜氞久磁石甚合金粉末を埗るこずができる。
䜜 甹 䞊述の工皋を経お埗られた合金粉末は、R8原
子〜30原子、B2原子〜28原子、Fe65原
子〜82原子䜆しFeの䞀郚をFeの50以䞋
のCo、Feの8.0以䞋のNiのうち少なくずも皮
で眮換したものを含むを䞻成分ずし、この合金
粉末により、前蚘した劂く、すぐれた磁気特性を
有する垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石合金を補造
するこずができる。
たた、この発明による合金粉末は、前述の劂く
をプロボロン粉ずしお䟛絊した堎合、還元反
応時に垌土類元玠や他の成分元玠ず非垞に速く拡
散し過剰粒成長を起こすこずが懞念される反面、
還元剀を適性量ずするこずによ぀お、必芁以䞊の
粒成長を抑止し極めお均質か぀単盞の磁石甚合金
粉末が埗られる利点がある。
たた、同じ理由から、を含有しない玔鉄粉の
みを甚いた合金粉末に比范しお、耐酞化性、耐腐
食性にすぐれおいる。そのため、スラリヌが氎䞭
にある際のリヌチング工皋間における、合金粉末
の耐酞化性、耐腐食性は向䞊し、その結果、埗ら
れる合金粉末の含有酞玠量が䜎枛され、さらに、
合金粉末の衚面酞凊理も短時間でよく、歩留も向
䞊する効果がある。
実斜䟋 以䞋に、この発明によ実斜䟋を瀺しその効果を
明らかにする。
実斜䟋  平均粒床2.0ÎŒmのNd2O3粉末49.6、 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末9.9、 平均粒床9.8ÎŒmの鉄粉36.6、 平均粒床11.2ÎŒmのコバルト粉13.2、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒50.5還元
に芁する化孊論必芁量の3.0倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1120℃、1.0時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、24時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られ合金粉末は、成分組成が、 Nd19.8原子、B12.1原子、 Fe51.4原子、Co15.2原子、 Ca0.4原子、O21900ppm、 であ぀た。
平均粒床は、3.8ÎŒmであり、線回折による
ず、8.78Å、12.25Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間の条件で焌結し、さらに、Aräž­
で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br12.0kG、 iHC7.2kOe、 BHmax32.5MGOe、 であ぀た 実斜䟋  平均粒床2.0ÎŒmのNb2O3粉末31.7、 平均粒床2.0ÎŒmのTb4O7粉末11.8 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末7.5、 平均粒床9.8ÎŒmの鉄粉39.8、 平均粒床10.3ÎŒmのニツケル粉2.5、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒50.4還元
に芁する化孊論必芁量の3.2倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1150℃、1.0時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、30時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末は、成分組成が、 Nd12.2原子、Tb4.1原子、 B9.2原子、 Fe69.0原子、Ni4.9原子、 Ca0.4原子、O22070ppm、 であ぀た。
平均粒床は、4.0ÎŒmであり、線回折による
ず、8.76Å、12.21Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間、の条件で焌結し、さらに、Ar
䞭で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br10.4kG、 iHC8.0kOe、 BHmax20.7MGOe、 であ぀た。
実斜䟋  平均粒床4.5ÎŒmのNd2O3粉末26.7、 平均粒床4.5ÎŒmのLa2O3粉末12.8 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末5.85、 平均粒床9.8ÎŒmの鉄粉35.4、 平均粒床11.2ÎŒmのコバルト粉2.5、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒38.5還元
に芁する化孊論必芁量の2.7倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1080℃、2.0時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、24時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末は、成分組成が、 Nd10.2原子、La4.8原子、 B7.1原子、 Fe47.7原子、Co28.9原子、 Ca0.3原子、O21730ppm、 であ぀た。
平均粒床は、3.8ÎŒmであり、線回折による
ず、8.80Å、12.19Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間の条件で焌結し、さらに、Aräž­
で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br11.6kG、 iHC10.5kOe、 BHmax26.7MGOe、 であ぀た。
実斜䟋  平均粒床4.5ÎŒmのNd2O3粉末42.8、 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末8.6、 平均粒床9.8ÎŒmの鉄粉57.9、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒52.0還元
に芁する化孊論必芁量の3.4倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1080℃、2.0時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、24時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末は、成分組成が、 Nd14.8原子、B9.8原子、 Fe73.7原子、 Ca0.5原子、O22070ppm、 であ぀た。
平均粒床は、4.7ÎŒmであり、線回折による
ず、8.80Å、12.12Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10KOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間、の条件で焌結し、さらに、Ar
䞭で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br10.9KG、 iHC9.2KOe、 BHmax28.4MGOe、 であ぀た。
実斜䟋  平均粒床4.5ÎŒmのNd2O3粉末26.5、 平均粒床4.5ÎŒmのHO2O3粉末17.8 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末8.4、 平均粒床11.2ÎŒmの鉄粉55.3、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒40.9還元
に芁する化孊論必芁量の2.7倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1020℃、1.5時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、24時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末は、成分組成が、 Nd10.2原子、Ho5.8原子、 B11.1原子、 Fe71.5原子、 Ca0.3原子、O21900ppm、 であ぀た。
平均粒床は、2.8ÎŒmであり、線回折による
ず、8.79Å、12.27Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間、の条件で焌結し、さらに、Ar
䞭で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br6.8KG、 iHC7.1kOe、 BHmax9.3MGOe、 であ぀た。
実斜䟋  平均粒床4.5ÎŒmのNd2O3粉末28.5、 平均粒床4.5ÎŒmのGd2O3粉末15.4 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4のプロボロ
ン粉末15.3、 平均粒床9.8ÎŒmの鉄粉48.8、 粒床が10メツシナ以䞋の金属Ca粒45.9還元
に芁する化孊論必芁量の3.0倍 以䞊の粉䜓を、型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で、混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末を、Arガス流気雰囲
気䞭で、℃minで昇枩し、1040℃、2.0時間
の条件で、還元拡散反応を促進させたのち、宀枩
たで炉冷した。
埗られた還元反応生成物を、10の氎に投入
し、反応副生成物のCaOをH2Oず反応させお、
CaOH2ずなし、氎酞化カルシりム懞濁液にリ
ヌチング、すなわち、撹拌、うわずみ液陀去、泚
氎を繰返した。たた撹拌の際に酢酞を10c.c.加えな
がらリヌチングした。
埗られたスラリヌ状合金粉末を、メタノヌルで
数回掗浄し、さらに、宀枩で、30時間、
10-3Torrの条件で、真空也燥し、この発明によ
る氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末は、成分組成が、 Nd9.8原子、Gd5.2原子、 B17.2原子、 Fe66.2原子、 Ca0.4原子、O22070ppm、 であ぀た。
平均粒床は、3.3ÎŒmであり、線回折による
ず、8.82Å、12.20Åを有する正方晶系
の金属間化合物を䞻盞ずする合金粉末であ぀た。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向
し、1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、1000℃〜
1200℃、時間の条件で焌結し、さらに、Aräž­
で焌結埌攟冷し、氞久磁石を䜜補した。
氞久磁石の磁気特性は、 Br9.1kG、 iHC6.3kOe、 BHmax12.6MGOe、 であ぀た。
実斜䟋  平均粒床2ÎŒmのNd2O3粉末38.9、 平均粒床2.8ÎŒmのPr6O11粉末18.3 平均粒床15.8ÎŒmを有し、B56.4重量比で20
のプロボロン粉末8.61、 平均粒床10ÎŒmの鉄粉68.1、 粒床が10メツシナ玄1.7mm以䞋のCaH278
還元に芁する化孊論必芁量の3.4倍 以䞊の粉粒䜓を型混合機等を䜿甚し、Arガス
雰囲気䞭で混合した。
぀いで、䞊蚘の混合粉末をArガス雰囲気䞭で
℃minで昇枩し、1080℃、時間の還元拡散
反応を促進させたのち、宀枩たで冷华した。
埗られた反応生成物を10の氎に投入し、反応
副生成物のCaOをH2Oず反応させるこずによ぀
おCaOH2ずなした。この氎酞化カルシりム懞
濁液にリヌチング、すなわち、撹拌・うわずみ液
陀去・泚氎を繰返した。撹拌の際には酢酞を10c.c.
加えながらリヌチングを行぀た。
埗られたスラリヌ状合金粉末にメタノヌルを加
えお数回掗浄を行い、さらに宀枩で24時間、
10-3Torrの条件で真空也燥し、この発明による
氞久磁石甚合金粉末を埗た。
埗られた合金粉末の成分組成は、 Nd10.6原子、Pr4.6原子、 B8.7原子、Fe73.1原子、 Ca0.3原子、O3400ppm、 であ぀た。
この合金粉末の平均粒床は、3.2ÎŒmであり、
線回折によ぀お、8.82Å、12.25Åの栌
子定数を有する正方晶結晶構造の金属間化合物を
䞻盞ずする合金粉末であるこずを確認した。
この合金粉末を甚いお、磁界10kOe䞭で配向し
ながら1.5tcm2にお加圧成型し、その埌、Arガス
流気雰囲気䞭で1000℃〜1200℃、時間の条件で
焌結し、さらに、Ar䞭で焌結埌攟冷し、氞久磁
石を埗た。
氞久磁石の磁気特性は、 Br11.8kG、 iHC9.6kOe、 BHmax31.2MGOe、 であ぀た。
このようにCaH2を甚いた堎合においおも、金
属Caの堎合ず党く同様の結果が埗られた。
発明の効果 この発明は、少なくずも皮の垌土類酞化物粉
ず少なくずも皮の金属粉およびたたは合金粉
からなる原料粉を所芁組成に混合し、金属Caあ
るいはCaH2を還元剀ずしお還元反応を行なわせ
たのち、䞍掻性ガス雰囲気䞭で加熱し、さらに反
応副生成物を陀去するこずを特城ずし、所芁組成
の垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末を容
易に埗るこずができる。
たた、この発明の補造方法においお、特定平均
粒床を有する垌土類酞化物粉ず金属粉およびた
たは合金粉からなる原料粉を甚いるこずにより、
必ずしも粉砕しないでそのたた甚いるこずができ
る均質で、か぀氞久磁石の磁気特性を劣化させる
酞玠などの䞍玔物の少ない垌土類・鉄・ボロン系
氞久磁石甚合金粉末を容易に埗るこずができる。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䜆しはを含む垌土類元玠のうち少な
    くずも皮原子〜30原子、 B2原子〜28原子、 Fe65原子〜82原子䜆しFeの䞀郚を、Feの
    50以䞋のCOFeの8.0以䞋のNiのうち少な
    くずも皮で眮換したものを含む を䞻成分ずする垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚
    合金粉末の補造方法においお、 少なくずも皮の垌土類酞化物粉ず、垌土類以倖
    の少なくずも皮の金属粉およびたたは合金粉
    からなる原料粉ずを、前蚘組成のFeを
    䞻成分ずする組成ずなるように配合した原料混合
    粉ずなし、 該原料混合粉に、金属CaあるいはCaH2を䞊蚘垌
    土類酞化物粉の還元に芁する化孊量論的必芁量の
    2.0〜4.0倍重量比混合し、 䞍掻性ガス雰囲気䞭で900℃〜1200℃に加熱し、
    埗られた反応生成物を氎䞭に投入しお反応副生成
    物を陀去するこずを特城する垌土類・鉄・ボロン
    系氞久磁石甚合金粉末の補造方法。  平均粒床〜10ÎŒmを有する少なくずも皮
    の垌土類酞化物粉ず、平均粒床〜150ÎŒmを有す
    る少なくずも皮の金属粉およびたたは合金粉
    からなる原料粉を甚いるこずを特城する特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の垌土類・鉄・ボロン系氞久磁
    石甚合金粉末の補造方法。
JP58094443A 1983-05-27 1983-05-27 垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末の補造方法 Granted JPS59219404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58094443A JPS59219404A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末の補造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58094443A JPS59219404A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末の補造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59219404A JPS59219404A (ja) 1984-12-10
JPH0372124B2 true JPH0372124B2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=14110398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58094443A Granted JPS59219404A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 垌土類・鉄・ボロン系氞久磁石甚合金粉末の補造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59219404A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0663056B2 (ja) * 1984-01-09 1994-08-17 コルモヌゲン コヌポレむション 非焌結氞久磁石合金及びその補造方法
JPS60224757A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Seiko Epson Corp 氞久磁石合金
JPS61245505A (ja) * 1985-04-23 1986-10-31 Seiko Instr & Electronics Ltd 垌土類鉄系磁石の補造方法
JPS6324030A (ja) * 1986-06-26 1988-02-01 Res Dev Corp Of Japan 異方性垌土類磁石材料およびその補造方法
US4837109A (en) * 1986-07-21 1989-06-06 Hitachi Metals, Ltd. Method of producing neodymium-iron-boron permanent magnet
US4806155A (en) * 1987-07-15 1989-02-21 Crucible Materials Corporation Method for producing dysprosium-iron-boron alloy powder
JP2782024B2 (ja) * 1992-01-29 1998-07-30 䜏友特殊金属株匏䌚瀟 −−系氞久磁石甚原料粉末の補造方法
US6159308A (en) * 1997-12-12 2000-12-12 Hitachi Metals, Ltd. Rare earth permanent magnet and production method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59219404A (ja) 1984-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2002103719A1 (ja) 垌土類氞久磁石材料
JPH0340082B2 (ja)
JPH05205925A (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末
JPH0424401B2 (ja)
JPH0372124B2 (ja)
JPH06207203A (ja) 垌土類氞久磁石の補造方法
JP2006310660A (ja) 高電気抵抗−−系焌結磁石およびその補造方法
JPH0461042B2 (ja)
JPH06207204A (ja) 垌土類氞久磁石の補造方法
JPS6248744B2 (ja)
JPH061726B2 (ja) 氞久磁石材料の補造方法
JP2898463B2 (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末の補造方法
JPS6077959A (ja) 氞久磁石材料の補造方法
JP3715331B2 (ja) 異方性ボンド磁石甚原料粉末の補造方法
JP2571403B2 (ja) 垌土類磁石材料の補造方法
JP2789269B2 (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末
JP3020717B2 (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末の補造方法
JPH06922B2 (ja) 垌土類磁石甚合金粉末の補造方法
JP2986598B2 (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末の補造方法
JPH0586441B2 (ja)
JPS6012707A (ja) 氞久磁石材料
JPH0526858B2 (ja)
JPH01289101A (ja) 垌土類遷移金属磁石合金粉末の補造方法
JPH04240703A (ja) 氞久磁石の補造方法
JP3009804B2 (ja) −−系氞久磁石甚原料粉末の補造方法