JPH03720B2 - - Google Patents

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JPH03720B2
JPH03720B2 JP58080897A JP8089783A JPH03720B2 JP H03720 B2 JPH03720 B2 JP H03720B2 JP 58080897 A JP58080897 A JP 58080897A JP 8089783 A JP8089783 A JP 8089783A JP H03720 B2 JPH03720 B2 JP H03720B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/72Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with optimized replacement algorithms

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、メモリ不良ビツト救済解析方式に関
し、詳しくは不良ビツト救済のために冗長ワード
又はビツト線を内蔵したメモリのテストにおい
て、救済線の判定に必要なフエイルデータの解析
を行なうに好適な半導体メモリ不良ビツト救済解
析装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、一般的にメモリ試験装置(以下単にメモ
リテスタという)は、第1図に示すように、タイ
ミング発生器2のタイミング信号出力6により制
御されるパターン発生器1と、被試験メモリ3の
データ出力11と期待値データ10とを比較し、
被試験メモリ3の良否判定結果を出力する比較器
4と、その比較器4からの比較結果12がフエイ
ル(不良)のとき、被試験メモリ3に与えている
アドレスと同一か、又は、対応するアドレスにフ
エイル情報を書込むように構成されたフエイルメ
モリ5であつて、テスト終了後にこの内容を読み
出し、フエイルデータ内容の解析を行なうフエイ
ルメモリ5により構成される。
パターン発生器1は、被試験メモリ3へアドレ
ス8と書込みデータとしてのテストパターン9を
与え、同時に、比較器4への期待値データ10
と、タイミング発生器2への制御信号7を出力す
る。
フエイルメモリ5は、通常被試験メモリ3と同
一かそれ以上の容量を有する書込み・読出し可能
なメモリで構成され、パターン発生器1から被試
験メモリ3に与えているアドレス8と同一のアド
レス8が与えられる。
一方、最近の技術動向として、メモリの大容量
化に伴なつて低下する歩留りを改善するため製造
プロセスの改良などが行なわれているが、メモリ
デバイスそのものの工夫により歩留りを上げよう
とする方法も行なわれている。すなわち、メモリ
内に多少の不良ビツトが存在しても、内蔵した冗
長ビツト線やワード線でこれをライン単位で置換
えて救済する方法が採用され始めている。
第3図は、テスト結果として×印で示したか
ら(〇内の数字はフエイル発生順序を表わす)
のフエイルが発生したメモリを、冗長救済線とし
て用意されたカラム側(x)2本、ロー側(y)
2本で置換えて救済する例を示したものである。
被試験メモリセルアレイ16の中のからま
でのフエイルセルに対し、第3図の例ではカラム
側、ロー側各々2本づつの冗長線で救済が可能で
あつたが、フエイル発生の分布の状態やフエイル
セルの数によつては救済できないこともある。な
お、カラム側、ロー側の冗長救済線の本数を、そ
れぞれNx,Nyということにする。
このように、フエイルデータの分布や数から救
済が可能か否かの判定や、救済線を決定するデー
タ解析処理は、従来テスト終了後に第1図に示し
たフエイルメモリ5内のデータを使つて行なわれ
ている。しかし、救済処理は単なるテスト結果の
データ収集ではなく、この処理によつて1つのメ
モリが完成される製造プロセスの一環として考え
られるべきものであり、オンラインリアルタイム
による短時間の処理が要求されることとなる。
したがつて、単に従来のデータ解析用に用意さ
れた被試験メモリと同一かそれ以上の容量を有す
るフエイルメモリを流用する方法では、その内容
をサーチしてフエイルアドレスを探すだけでも相
当な時間を要し、大容量の被試験メモリに対しこ
のような要求を満足させることが容易ではないと
いう欠点を有していた。
加えて、良く知られているように、メモリ価格
に占めるテストコストの比が高く、これを低減さ
せるため1台のテスタで多数個のメモリを同時に
テストすることが行なわれている。その場合、テ
スタ構成としては第2図に示すように、被試験メ
モリ31から3oまでの各々のテスト結果を記憶す
るためフエイルメモリ51から5oまでを設ける方
法が考えられる。したがつて、フエイルメモリ5
〜5o内のデータに対する救済判定のための解析
処理は、CPU13によつてフエイルメモリ51
ら5oまで順番に行なわれることとなり、上記し
た処理時間に関する欠点はより一層重要な問題点
として注目されるものとなる。
次にリードウエアの規模や構成について見たと
き、フエイルメモリ5として用いられるメモリ
は、被試験メモリ3よりも速いアクセスタイムを
持つが、容量はそれよりも小さいものを多数個組
合せ、フエイルメモリデータをCPU13等を用
いて読出し易いような構成にしたものが一般的で
ある。そのため、一つのフエイルメモリのハード
ウエアの規模は、そのメモリの書込み・読出しを
制御する周辺の回路構成を含めて考えたとき、小
さくすることが困難となり、第2図のように多数
個同時テストを実現させるシステム構成では、フ
エイルメモリのハードウエアの規模・コストがあ
い路となつていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術の欠点を無くし、不
良ビツトを、内蔵された冗長線を使つて救済する
ことが可能なメモリをテストするメモリテスタに
おいて、救済のためのデータ解析を高速度で行な
え、しかも、コンパクトに実現できるメモリ不良
ビツト救済解析装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、被試験メモリのテスト結果を無条件
に全て記憶する従来のフエイルメモリを使用する
のではなく、テストを実行しながら真に救済判定
に必要なデータだけを残し、これを小容量の圧縮
データマトリクスとして蓄え、この救済判定に必
要な最少限のデータに対しテスト終了後解析を行
なうようになしたことを特徴とし、これにより救
済判定の解析時間を短かくし、併せてハードウエ
アの規模を小さくすることができる。
このような高い効率でテスト結果を圧縮し、マ
トリクスの形でデータを残すために、以下の2つ
の基本的な考え方を導入している。
(1) テストを実行しながら比較器(例えば第1図
における符号4)からフエイル結果が出力され
るたびに、被試験メモリ(同3)に内蔵されて
いる冗長線を使つて救済できる可能性があるか
否かを判断し、その時までに発生したフエイル
パターンやフエイル数を基にして救済が不可能
と判断された被試験メモリに対しては救済処理
を実行しない、すなわち、メモリとして
〓NG″であるとし、その後のフエイル結果を
入力しないようにする。一方、それ以外に、ま
だテストを続行し、フエイルデータが入力され
ても救済判定の解析を行なうことにより救済さ
れる可能性のある被試験メモリに対してはテス
トを最後まで実行する。そして、テスト終了
後、救済判定の解析用にマトリクス形態で圧縮
されて残つているフエイルデータに対し救済線
の判定処理を行なう。
(2) (1)で述べたような、救済不可能の判断と同
様、テスト実行途中で救済線として確定するこ
とが可能であるため、この確定されたラインに
対しては解析処理の対象から外す目的で、それ
以後入力されるそのライン上のフエイルデータ
を記憶する専用のラインメモリを用意し、テス
ト終了後に解析を行なう圧縮データマトリクス
内のデータとは区別して扱う。
以上、(1),(2)の基本的な概念を本発明の要点と
して以下に詳述する。
いま、例えば第4図a〜cに示すような位置と
順序とでフエイルが発生し、カラム側、ロー側と
もに各々2本の冗長線が用意されている、即ち
Nx=Ny=2であるものとする。このとき、フエ
イル発生が,までの状態では、これを救済す
る方法としては、第4図aのようにxiを1本冗長
線と置換えて救済する方法と、第4図bのように
yk,yiのロー側に用意された冗長線と置換えて救
済する方法とが考えられる。
一方、テストを更に進め、フエイルが,,
となつた時点では、救済線は第4図cに示すよ
うにカラム側のxi以外にはなく、ロー(y)側の
冗長線を用いることは考えられなくなる。なぜな
らば、xiライン上に並んだフエイル数は3個であ
り、ロー(y)側で有している冗長救済線の本数
Nyよりも多いため、y側の冗長線を使つて救済
することは原理的に不可能である。したがつて第
4図cの例では、この図に示されていない場所に
存在するかも知れない他のフエイルとの関係を見
るまでもなく、救済線としてxiを確定できること
が容易に理解される。この救済線確定方法は、容
量や冗長線数(Nx,Ny)の値が異なつた被試験
メモリに対しても一般化できる基本的な概念であ
る。
すなわち、カラム又はローの同一線上に発生し
たフエイルの数が、対称線側(カラム線上のフエ
イルであればロー側、ロー線上のフエイルであれ
ばカラム側)に用意された冗長線本線を超えた時
点で、そのカラム又はロー線を救済線として確定
できる。この確定は、テスト終了後はもちろん、
テスト実行途中においても第4図cのようにの
フエイルが発生した時点で即時に行なうことが可
能であるため、それ以後、そのライン上に発生し
たフエイルデータは救済線判定の解析処理対象か
ら外せることとなる。
ところで、実際の被試験メモリのセルアレイの
サイズは、64×64(4Kビツト)、128×128(16Kビ
ツト)、256×256(64Kビツト)といつたように大
きく、フエイルの発生するアドレスもその中で
種々の分布形態を示すこととなる。第5図はこの
ようなフエイル情報に対し、上記したような基本
的な考え方をもとにして、被試験メモリ内に発生
したフエイルセル間の相対的位置関係を保ちなが
ら解析処理には不要となる良品セル情報を除去
し、真に救済判定の解析対象として必要なフエイ
ルセル情報をマトリクスの形で残すデータ圧縮法
を示したもので、本発明の重要なポイントとなる
ものである。
次に、この圧縮の具体的方法を説明する。256
×256のマトリクスで表わされる第5図aの被試
験メモリセルアレイ(64Kビツト)16の例にお
いて、テストを実行しながらからまでフエイ
ルが発生する都度、その発生順に、その絶対アド
レスとは異なるがその対応づけが明確なx1,x2
…,y1,y2…といつた圧縮データマトリクス17
用のアドレスを割当てる。その結果圧縮データマ
トリクス17は、第5図bのようにフエイルデー
タの発生順に登録されたアドレスに配置し直され
た形でそのデータを持つことになるが、救済線を
判定するために必要となるフエイル間の相対関係
情報は失なわれずに4×4の小さいマトリクスに
圧縮され、解析処理が極めて容易になることが分
る。
第6図は、このようにして得られる圧縮データ
マトリクスサイズが冗長線の数に依存することを
示すフエイルパターンの1例である。冗長線とし
てNx=2本、Ny=2本を持つ被試験メモリのテ
スト途中又は終了時において、上記した救済確定
が発生しない範囲でフエイルデータを最大限取り
得る圧縮マトリクスのサイズは最大6×6とな
る。
この例では、マトリクスデータを解析すること
により、救済線として第6図中〇印を付したx1
x2,y5,y6を選べば良いことが分る。これは、フ
エイルが2コづつ並んだラインが冗長線数だけx
側およびy側に各々存在できるということから得
られるものである。
このようにして得られるマトリクスサイズは、 x側サイズの最大値:(Nx・Ny)+Nx y側サイズの最大値:(Nx・Ny)+Ny のように冗長線数で表現される。
たとえば、Nx=1、Ny=1であれば2×2の
マトリクス、Nx=3、Ny=3であれば12×12の
マトリクスを用意すれば良いことが分る。
一方、このようにフエイルの発生順に登録され
たマトリクスの外に位置するような新たなフエイ
ルに対しては、救済不可能かもしくは救済線とし
て確定されるかのどちらかとなり、いづれにして
もテスト終了後の解析対象のデータとはなり得な
い。たとえば、第6図は救済不可能であり、
はx2をもつて救済線と確定されることを示してい
る。
以上、本発明の要点である(1),(2)について詳細
に述べた。これらをまとめると、第6図のように
冗長線数に応じたマトリクスと、新しいフエイル
データがこのマトリクスの内側か外側の判定と、
もし外側なら救済線確定か救済不可能かの判定を
行なう機能を持つことにより、テスト終了後に真
に解析が必要となるデータだけをこのマトリクス
内に残せることとなるということである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第7図により説明す
る。本実施例は、第1図、第2図に示した従来の
フエイルメモリ5を本発明を用いて構成したもの
で、第6図に示した冗長線がX方向、Y方向各々
Nx=2本、Ny=2本の場合について示したもの
である。以下、まずこの構成を説明する。
構成は大きく3つに分けることができる。
(1) 被試験メモリのフエイル絶対Xアドレス3
6、絶対Yアドレス37を圧縮データマトリク
ス17のxアドレス44,46とyアドレス4
5,47,48に変換するまでの系であつて、
次の要素を含む。フエイルアドレスX,Yをそ
れぞれ登録するXフエイルラインレジスタ
XFLR20、YフエイルラインレジスタYFLR
21、新しく発生したフエイルアドレスの数を
計数し、圧縮データマトリクス17のx,yの
アドレス数が6×6以内か否かの出力44,4
5を出力すると同時にフエイルの絶対X,Yア
ドレス36,37をその発生順に番号付けをし
て圧縮データマトリクス17のアドレスデータ
として置換えるカウンタ22,23、カウンタ
22,23で置換えられたxアドレス44、y
アドレス45を絶対Xアドレス36、絶対Yア
ドレス37に対応させて記憶するXアドレスレ
ジスタXAR33、YアドレスレジスタYAR3
4、及び圧縮データマトリクス17のデータ入
力(48)としてyアドレス47を変換するデ
コーダ35。
(2) 本発明の概要の説明で述べた第6図の圧縮デ
ータマトリクス17。
(3) 新たなフエイルアドレスが圧縮データマトリ
クスサイズ6×6の外側にあることを検出する
比較器28,29、救済線確定を検出するXラ
インフエイルカウンタXLFC24及びYライン
フエイルカウンタYLFC25、マトリクスサイ
ズの外側にあつて救済線確定がない場合、その
被試験メモリを〓NG″として判定するゲート
30,31,32、および異なるテストパター
ンなどにより同一アドレスでフエイルが発生し
たとき2重にXラインフエイルカウンタXLFC
24、YラインフエイルカウンタYLFC25で
フエイル数をカウントすることを防止するため
のゲート26,27。
以上の3つについて各々以下に詳しく動作を説
明する。
(1) フエイルのX側アドレスを登録するフエイル
ラインレジスタXFLR20は、第8図に示すよ
うなラインメモリ(被試験メモリのX側アドレ
ス長を奥行きに持つ1ビツト幅のRAM)であ
り、マルチプレクサMUX18の出力(Xアド
レス)40を入力として、そのアドレスにデー
タ〓1″を書込む。(もちろん、初期状態とし
てはフエイルラインレジスタXFLR20を含め
て全てのメモリやレジスタは〓0″にクリヤさ
れているものとする。)そして、もし、入力さ
れたアドレスがすでに書込まれていない(一度
もアクセスされたことのない)アドレスであれ
ば、フエイルラインレジスタXFLR20の出力
は〓0″となるため、次段のカウンタ22を1
つ進める。すなわち、フエイルデータが取込ま
れるたびに、ENBが〓0″であればカウント
(+1)する。一方、もし、既に〓1″が書込
まれているアドレス(以前に少なくとも一度ア
クセスされたことがある)であれば、フエイル
ラインレジスタXFLR20の出力42は〓1″
となり、カウンタ22は動作しない。
このようにして、フエイル発生順に、異なる
6種類のフエイルアドレスが1から6まで(も
しくは0から5まで)、絶対Xアドレス40に
対応してXアドレスレジスタXAR32に登録
される。したがつて、Xアドレスのどこが登録
されたかは、Xアドレス40をサーチすること
により、XアドレスレジスタXAR33の出力
46を見ることにより得られる。
一方Y側についても全く同様であるが、Y側
において変換・登録された圧縮データマトリク
ス17のyアドレスは、圧縮データマトリクス
17のデータ入力Din48として用いるためデ
コーダ35に入力される。
(2) 次に圧縮データマトリクス17の構成を第1
0図に示す。x,yでアクセスされる6×6の
マトリクスを構成するため、本実施例では6入
力で奥行が6のRAM構成としている。そし
て、アドレス入力としてx側データ(xアドレ
ス46)を、データ入力としてy側データ(デ
コーダ出力48)を用いている。xアドレス4
6としては、RAM内部にアドレスデコーダを
持つているため、最大6までの2進データを表
わすため3ビツトのカウンタ22で得られたデ
ータをそのまま入力している。したがつて、デ
ータ解析のためにこのマトリクスを読み出すと
きは、CPUからマルチプレクサMUX18を通
じ、上記したように予め調べておいたxアドレ
ス44,46に対応するXアドレス38を入力
し、第10図に示したDOUTから圧縮データマト
リクス出力49を出力することとなる。このと
きCPUは、6ビツトの並列データを6回読み
出すだけで読み出しを完了することとなる。も
ちろん、圧縮データマトリクス17のアドレス
とDinを各々yアドレスとxアドレスに入れ換
え、Yアドレス39をマルチプレクサMUX1
9に入力して読み出すようにすることも可能で
ある。
(3) 前で述べたようにNx=2、Ny=2の冗長線
数を持つた被試験メモリにおいては、3個以上
同一ライン上にフエイルが並んだ時、それが圧
縮マトリクスの内外にかかわらず救済線として
確定される。そのため、X側、Y側共にこのラ
イン上のフエイルを計数するXラインフエイル
カウンタXLFC24及びYラインフエイルカウ
ンタYLFC25を設けている。第9図はこの構
成をXラインフエイルカウンタXLFC24につ
いて示したものである。これはカウンタという
より、むしろフエイルラインレジスタXFLR2
0、YFLR21と同一構成のRAM59,60
を用いた2段のシフトレジスタであり、前述し
た2重カウント防止ゲート26,27の出力
を、このRAM59,60のイネーブル信号5
0,51としてチツプセレクトCSに与え、フ
エイルラインレジスタXFLR20、YFLR21
に同一アドレスが登録される度に、RAM59
→RAM60と〓1″をシフトする。
したがつて、フエイルラインレジスタXFLR2
0を初段として考えたとき、RAM59は2段
目、RAM60は3段目として見なすことがで
き、同一ライン上に3個並ぶということは3段目
のRAM60の出力がそのアドレスの時に〓1″
となることを意味し、これはそのまま第9図に示
すようにX救済確定フラグ52として得られるこ
とが分る。
実際の解析においては、マルチプレクサMUX
18を通じてCPUからXアドレス38を入力し、
xアドレスとの対応を見ることと同時に、この
RAM60の出力からテスト中に救済確定したラ
インを全て得ることが可能であり、このライン数
が冗長線として用意されたライン数以上あつた場
合、解析を要さず、即、救済不可能と判定するこ
とができるものである。
次に、第7図における比較器28,29は、登
録されたxアドレス44およびyアドレス45の
数が各々6を超えたとき出力54,55を出す。
そして、第6図の例で分るように、もし、y側
でマトリクス17を超えたときには、x2が救済線
として確定されるように、x側の救済確定フラグ
をチエツクすることが必要となる。そのため、y
側の比較器出力55はx救済確定フラグ52で禁
止が与えられており、もし、このフラグ52が立
つていない場合には、そのままこの被試験メモリ
は救済不可能であり、ゲートを介して被試験メモ
リNGフラグ58が出力される。第6図の例は
この〓NG″として出力されるパターンを示して
いる。つまり、y側としてはy3上にを含めて2
個しかフエイルが存在しないため救済確定されな
いためである。
以上、本実施例によれば、テスト終了と同時に
被試験メモリサイズには関係なく、冗長線数で決
まるわずか6×6のマトリクス内に救済判定のた
めの解析データが圧縮され、データの読み出し、
解析時間の大幅な短縮が図られ、又、テスト途中
においても、救済が不可能なものについての判定
が可能であり、更には、フエイルの発生パターン
によつては解析を要せず救済線が確定されること
から、これも解析時間を短縮する効果をもつてい
るものである。しかも、本実施例から分るよう
に、従来の被試験メモリと同容量のメモリをフエ
イルメモリとして用いるものに比べ、極めて小容
量の圧縮データマトリクス17と、フエイルライ
ンレジスタXFLR20、YFLR21、フエイルカ
ウンタXLFC24、YLFC25、アドレスレジス
タXAR33、YAR34のような1ビツト幅のメ
モリから構成されるため、ハードウエア規模とし
ても極めて小規模に実現できるという効果があ
る。冗長線数の違いによる種々のマトリクスサイ
ズは本実施例と同様、容易に実現可能である。
なお、以下に述べるわずかなハードウエアやメ
モリを付け加えることにより、更に解析処理時間
の短縮、解析能力の向上が図られるものである。
(a) 救済確定線数カウンタ X・YラインフエイルカウンタXLFC24、
YLFC25の出力段にこれを設けることにより、
救済確定線数が冗長線数を超えたとき、即、救済
不可能と判定できる。
(b) 救済確定ラインメモリ これは、X・YラインフエイルカウンタXLFC
24、YLFC25により救済線と確定されたアド
レスライン上の、それ以後のフエイルデータも解
析対象データとして記憶するためのメモリであ
り、救済確定フラグ52,53の出力をそのメモ
リのチツプセレクト入力として用いることにより
容易に構成が可能である。
このメモリを設けることにより、救済できた被
試験メモリ内のフエイルデータは全て残されるた
め、より高度のフエイル解析や、より多くの条件
を盛込んだ救済判定が可能となる。
第11図乃至第14図に、この救済確定ライン
メモリの配置や構成法について、第6図の圧縮デ
ータマトリクスサイズ(6×6)を例にして具体
的に示した。
第11図は、被試験メモリのX側実アドレス長
Lxを持つy側確定線用の2本の救済確定ライン
メモリ63,64及び被試験メモリのY側実アド
レス長Lyを持つx側確定線用の2本の救済確定
ラインメモリ65,66を設けたものである。
第12図は、専用の救済確定ラインメモリとし
てはy側にだけ2本のラインメモリ63,64を
設け、x側は圧縮データマトリクスに用いるメモ
リを図に示すように幅6ビツトの被試験メモリの
Y側実アドレス長Lyを持つ細長いメモリ17′と
して、救済確定メモリと兼用させたものである。
第13図は、第12図のx側とy側を入れ換え
た構成であり、ラインメモリ65,66とメモリ
17″とを備えている。
第14図はx側、y側とも圧縮データマトリク
スと兼用させた構成である。
以上のように、救済確定ラインメモリの構成と
しては種々のものが考えられるが、圧縮データマ
トリクスと兼用させた側については圧縮がハード
ウエアで行なわれないため、テスト終了後にソフ
トウエアで行なう解析処理量がわずかに増える
が、その反面、ハードウエア規模が第11図に比
べ小さくなるという特長を持つており、処理時間
との関係から構成を選択することができるもので
ある。
以上、本実施例およびこれに付加することによ
り、より大きい効果や高い機能が得られるものに
ついて説明したが、被試験メモリが1ビツトのデ
ータラインを持つものばかりでなく、マルチデー
タと呼ばれるデータ入出力(たとえば、4ビツト
や8ビツト)を持つものに対して冗長線による救
済判定が必要となつた場合でも、本発明による解
析方法に基づく装置を複数組並列に設けることで
対処でき、更には、このようにデータビツトの異
なる被試験メモリに対して共通に機能できるよう
構成することは、第7図のカウンタ22,23を
中心に若干の変更を加えることにより容易に実現
できるものである。
又、第7図のX,Yラインフエイルカウンタ
XLFC24、YLFC25は、一般的なシフトレジ
スタやカウンタで置換えても実現が可能である。
一方、不良救済方法として、X側、Y側の両方
に冗長線を持たず、片側だけで行なう被試験メモ
リに対しては、単に不良アドレスが登録される第
7図のフエイルラインレジスタXFLR20又は
YFLR21の出力だけを用いることにより可能で
あり、本発明ではこの両方式について効果を発揮
できるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、冗長線不良救済方式の被試験
メモリをテストしながら、その結果に対し真に救
済判定の解析が必要となるフエイルデータだけを
残した小容量のデータマトリクスに圧縮できるた
め、解析時間の大幅短縮化とハードウエアの小規
模化が実現できる効果がある。
いま、仮に第6図で示したように冗長線数が
Nx=2、Ny=2の64K×1ビツトのメモリをテ
ストし、従来の同容量のメモリを有するフエイル
メモリを使つた場合と比較する。従来のフエイル
メモリに対しては16ビツト幅でデータを読出すも
のとし、この読出し時間がほぼ解析時間に比例す
ると見なせば、第7図の本発明の実施例では6ビ
ツト幅で圧縮データマトリクス(6×6)を読み
出すため、(64K/16)/(36/6)≒667とな
り、約670分の1の処理時間に短縮されることが
分る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な半導体メモリテスタのブロツ
ク図、第2図は被試験メモリを多数個同時にテス
トする場合の一般的なテスタのブロツク図、第3
図は冗長線により不良ビツトを救済する説明図、
第4図は救済線確定の原理図、第5図は被試験メ
モリのフエイルデータ圧縮方法の説明図であり、
同図aは被試験メモリセルアレイ、同図bは圧縮
データマトリクスである。第6図は圧縮データマ
トリクスを使つた救済線判定の解析方法を示す
図、第7図は本発明の一実施例構成図、第8図は
本実施例のフエイルラインレジスタの構成図、第
9図は同じくラインフエイルカウンタの構成図、
第10図は圧縮データマトリクスの構成図、第1
1図乃至第14図は救済確定ラインメモリを備え
た圧縮データマトリクスの構成例を示す図であ
る。 16……被試験メモリセルアレイ、17……圧
縮データマトリクス、18,19……マルチプレ
クサMUX、20,21……フエイルラインレジ
スタXFLR,YFLR、22,23……カウンタ、
24,25……ラインフエイルカウンタXLFC,
YLFC、26,27……ゲート、28,29……
比較器、30,31,32……ゲート、33,3
4……アドレスレジスタXAR,YAR、35……
デコーダ、36……絶対Xアドレス、37……絶
対Yアドレス、38……Xアドレス(CPUデー
タ)、39……Yアドレス(CPUデータ)、40
……Xアドレス、41……Yアドレス、42……
XFLR登録出力、43……YFLR登録出力、4
4,46……xアドレス、45,47……yアド
レス、48……デコーダ出力、49……圧縮デー
タマトリクス出力、50……イネーブル信号、5
1……イネーブル信号、52,53……X,Y救
済確定フラグ(CPUへのデータ)、54,55…
…(圧縮データマトリクス外フラグ)出力、5
6,57……x,yNG確定フラグ、58……被
試験メモリNGフラグ、59,60……ラインフ
エイルカウンタ用RAM、61……ラツチ、62
……1データ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 X方向、Y方向それぞれに冗長線を有するこ
    とにより不良ビツトを救済できる半導体メモリの
    救済解析をする半導体メモリ不良ビツト救済解析
    装置において、該冗長線を有する半導体メモリに
    おけるフエイルのX方向並びにY方向のアドレス
    を入力する手段と、X方向の特定のアドレスにあ
    るフエイルの数がY方向の冗長線の数を越えたと
    きに該X方向の特定のアドレスを該冗長線で救済
    すべきであると確定するとともにY方向の特定の
    アドレスにあるフエイルの数がX方向の冗長線の
    数を越えたときに該Y方向の特定のアドレスを該
    冗長線で救済すべきであると確定する手段と、救
    済すべきであると確定したフエイル以外のフエイ
    ルについて互いに相対位置関係を保ち、かつ良ビ
    ツトの情報を除去したフエイルの分布を記憶する
    圧縮データマトリツクスと、該圧縮データマトリ
    ツクスに記憶してあるフエイルデータに対して救
    済の判定処理を行う手段とを有することを特徴と
    する半導体メモリ不良ビツト救済解析装置。 2 該圧縮データマトリツクスのX方向のサイズ
    x及びY方向のサイズyは、X方向の冗長線の数
    をNx、Y方向の冗長線の数をNyとしたとき、そ
    れぞれ x=(Nx・Ny)+Nx y=(Nx・Ny)+Ny であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の半導体メモリ不良ビツト救済解析装置。
JP58080897A 1983-05-11 1983-05-11 半導体メモリ不良ビット救済解析装置 Granted JPS59207496A (ja)

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EP84105285A EP0125633B1 (en) 1983-05-11 1984-05-10 Testing apparatus for redundant memory
DE8484105285T DE3482901D1 (de) 1983-05-11 1984-05-10 Pruefgeraet fuer redundanzspeicher.
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EP0424612A3 (en) * 1989-08-30 1992-03-11 International Business Machines Corporation Apparatus and method for real time data error capture and compression for redundancy analysis of a memory
JP2003346496A (ja) 2002-05-22 2003-12-05 Mitsubishi Electric Corp 不良情報格納装置とその装置を備える不良情報蓄積処理装置、不良情報蓄積方法、不良情報格納装置を備える半導体装置試験装置、および不良情報格納装置を備える半導体装置

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JPS5634198A (en) * 1979-08-27 1981-04-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Releaving method of deficient bit of semiconductor memory
JPS57130295A (en) * 1981-02-03 1982-08-12 Nec Corp Inspecting device for ic memory

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