JPH0371714B2 - - Google Patents

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JPH0371714B2
JPH0371714B2 JP60141633A JP14163385A JPH0371714B2 JP H0371714 B2 JPH0371714 B2 JP H0371714B2 JP 60141633 A JP60141633 A JP 60141633A JP 14163385 A JP14163385 A JP 14163385A JP H0371714 B2 JPH0371714 B2 JP H0371714B2
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memory address
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JP60141633A
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JPS622298A (ja
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Hideyuki Iino
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔概 要〕 本発明は、カソード・レイ・チユーブ(CRT)
を専用に制御するCRTコントローラ(CRTC)
を用いて、CRTのみならず液晶パネル(LCD)
をも制御できるようにしたCRTCを用いた画面2
分割表示方式に関する。 ラスタスキヤン方式によるCRTデイスプレイ
装置においては、ラスタを画面の左上部から右下
部まで、一度に200ライン程度をスキヤンし、ス
キヤンされた各画面の画素位置に対応するビデオ
RAM(VRAM)のアドレスを画面1回の走査に
つき1度しかアクセスされないようになつてい
る。一方、液晶デイスプレイ(LCD)パネルに
おいては、パネルの特性上、100ライン程度に1
回はラスタスキヤンを行わないと、文字輝度が非
常に低くなるという現象がある。 本発明は、CRTCによる画面1回の走査につ
き、画面上下それぞれの半領域における対応する
2画素を同時に表示するように、CRTCが出力す
るVRAMアドレスにオフセツトをかけて、他の
半領域の対応する画素の位置に対応するVRAM
アドレスを発生するようにしている。すなわち、
CRTCから出力されるVRAMメモリアドレスと、
そのアドレスにオフセツトをかけたアドレスをそ
れぞれ選択し、選択された結果のアドレスを
VRAMに与える回路手段をもち、前記VRAMの
出力データをキヤラクタ・ジエネレータに与え、
前記メモリアドレスとそのメモリアドレスにオフ
セツトがかけられたアドレスに対応する2つのキ
ヤラクタパターンデータを発生してそれぞれラツ
チし、前記CRTCから発生される水平同期信号お
よび垂直同期信号等の制御信号を用いて、画面1
走査につき画面上半分と下半分それぞれに2回ず
つ文字パターンをLCDパネル上に発生すること
を特徴とするCRTCを用いた画面2分割表示方式
を提供する。このようにCRTCを用いても、
LCDパネル上にメモリアドレスおよびそのオフ
セツトアドレスの両方のアドレスに対応するキヤ
ラクタを、1画面走査内に同時に表示するので、
文字が薄く表示されることがないという効果があ
る。 〔産業上の利用分野〕 パーソナルコンピユータのデイスプレイ装置と
してCRTデイスプレイが一般に使用されている
が、LCDパネルへの接続可能機能が求められて
いる。この場合、CRTコントローラによつて
LCDパネルの表示もコントロールすることが要
求される。 本発明は、CRTを制御するばかりでなく、液
晶のLCDパネルをも制御できるようにCRTCが
画面の上または下半分のいずれか一方の画素に対
応するビデオRAM(VRAM)のアドレスをアク
セスするとき、上記一方の半画面に対する他の半
画面の中の同じ位置に対応する画素を同時に表示
するために、CRTCが出力するVRAMアドレス
にオフセツトをかけることによつて、CRTも
LCDも制御できるCRTCを用いた画面2分割表
示方式に関する。 〔従来の技術〕 ラスタスキヤン方式のCRTデイスプレイ装置
はCPUインターフエイス部およびキーボード部
からの指令を解読するとともに、受信データを
VRAMメモリ部に格納したり、前記メモリ部か
ら読み取つたデータをインターフエイスを介して
CPUに転送することができ、表示画面の編集制
御も行うことができる制御部をもつている。
VRAMメモリは1画面分の表示データを記憶し、
このメモリから表示データを順次読み出し、文字
コードから文字パターンへの変換を行い、文字を
形成するためのビデオ信号を発生している。した
がつて、表示部の偏向回路を駆動するために、同
期発生部において、水平、垂直同期信号を発生し
なければならない。そのため、CRTCには
VRAMのアドレスをランダムにアクセスできる
アドレス発生部があるとともに、前記水平および
垂直同期信号を発生する機能を持つている。ま
た、ラスタスキヤン方式においては、X軸、Y軸
各1組の偏向回路を用いて、テレビと同様に高速
で水平走査を行いビデオ信号により輝度を制御し
て文字を制御しているので、前記水平走査は画面
の左上隅から右下隅まで一度に走査する機能を有
している。一方、LCD装置においては、液晶パ
ネルの特性上、表示走査は表示するべきライン数
に限界があり、CRTにおいては、200ライン程度
まで水平走査が可能となるが、LCDパネルにお
いては、100ライン程度が限界である。したがつ
て、従来、200ライン程度を一度に走査してしま
うような制御を行うCRTCを用いて、LCDパネ
ルを走査しても質の良い表示をすることができな
かつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明はこのような従来の欠点を除去するため
に、CRTCが発生するメモリアドレスにオフセツ
トをかけて、画面の上半分の1点と下半分の1点
とを同時に表示することができるようにして、1
回の走査で各画素を2回表示する制御回路を
CRTCの出力部に設け、CRTCを用いてCRTお
よびLCDの両方を制御できるようにした画面2
分割表示方式を提供するものである。 本発明によれば、CRTCを用いてCRTばかり
でなくLCDも制御できるので、CRTCのコスト
パフオーマンスが向上するとともに、CRTCを
LCDコントローラの代りに用いても、まつたく
同様に、100ラインの水平走査につき必ず1回は
各画素が表示されることになるので、各画素が薄
く表示されることはない。従つて、CRTとLCD
パネル両方に接続可能なパーソナルコンピユータ
等を低コストで実現できる。 〔問題点を解決するための手段〕 メモリアドレスを発生し、かつ水平同期信号、
垂直同期信号および表示期間指示信号等を発生す
るCRTコントローラと、前記メモリアドレスに
オフセツト値を加えるオフセツト発生手段と、前
記メモリアドレスとオフセツトアドレスを選択す
る選択手段と、前記選択手段から発生されるアド
レスを受けるVRAMと、前記VRAM出力データ
を入力するキヤラクタ発生手段と、前記水平同期
信号、垂直同期信号および表示期間指示信号等の
制御信号を入力し、前記キヤラクタ発生手段から
発生される表示データを、画面の上または下の一
方の半領域において前記メモリアドレスにしたが
つて指定される画素と同時に前記オフセツトアド
レスによつて指定される他の半領域上の画素を同
時に走査することによつて、同時に2つのキヤラ
クタを画面1走査につき同時に発生するように制
御するビデオ制御回路手段をもつている。 〔作 用〕 本発明は、CRTCから発生されるメモリアドレ
スにオフセツトを加えることによつて、前記メモ
リアドレスから読み出されるVRAMデータと、
前記オフセツトアドレスによつて指定される
VRAMデータとをキヤラクタジエネレータにそ
れぞれ時分割的に与え、キヤラクタジエネレータ
から発生されるそれぞれのキヤラクタを、CRTC
から発生される水平同期信号および垂直同期信号
等の制御信号に基づいて、1画面走査内に前記メ
モリアドレスに対応するキヤラクタと前記オフセ
ツトアドレスに対応するキヤラクタとの両方を同
時に表示するようにしている。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。 第1図は本発明のCRTCによる画面2分割表示
方式に従う回路構成図である。CRTC1はブラウ
ン管を使つた表示装置であるCRTデイスプレイ
装置を一般に制御する回路である。CRTのスポ
ツトのスキヤンニング方式は、キヤラクタデイス
プレイでは、第2図aに示すようにテレビ放送と
同じラスタスキヤン方式が使われている。CRTC
1はこのラスタスキヤン方式に従うCRTのコン
トローラである。この場合、表示すべき文字また
は記号のコードは、キーボードあるいはインター
フエイスを介してCPUからVRAM4に書き込ま
れる。そしてCRTの水平及び垂直走査に同期し
て、前記VRAM4のアドレスをスキヤンニング
し、そのアドレスがVRAM4に与えられると、
前記VRAM4に記憶されているコード及びラス
タアドレスがキヤラクタジエネレータ5に加えら
れて文字を構成するドツトデータに換えられる。
その信号はビデオアンプで増幅され、CRTのカ
ソードかグリツドに加えられて輝度変調されて、
文字あるいは記号が表示装置に表示される。した
がつて、このようなCRTコントローラは、ビデ
オRAMすなわちVRAM4をアクセスするメモリ
アドレスMAを発生し、かつまたスポツトのスキ
ヤンに対して、水平および垂直走査の同期を取る
ために、水平同期信号(HSYNC)および垂直同
期信号(VSYNC)を出力する。この水平同期信
号は、画面を水平に一走査するたびに出力される
信号であり、垂直同期信号は1画面走査する度に
出力される信号である。また、CRTCからは、表
示期間指示信号(DISPTMG)の信号を発生す
るが、この信号は、画面を表示している期間のみ
論理1となる制御信号である。 本発明は、このようなCRTのみを制御するコ
ントローラであるCRTC1を用いて、液晶パネル
すなわちLCDパネル装置をも制御できるように、
前記CRTC1の出力部に、第1図に示すような回
路を付加している。第2図bに示すように、画面
を2分割して上下半領域の画面上に、画面1回の
スキヤン中にキヤラクタを上下半領域内のそれぞ
れの位置に同時にキヤラクタを表示するようにし
て、CRTC1を用いてLCD装置に対しても制御
できるようにしたものである。そのために、前記
CRTC1から発生されるメモリアドレスMAを入
力し、第2図c,dに示すように、前記MAが画
面の上または下の半領域に対応する画素をアクセ
スするアドレスである場合に、他の半領域の対応
する画素をアクセスするオフセツトアドレスを発
生するオフセツトアドレス発生回路2を設けてい
る。そして、前記メモリアドレスMAと前記オフ
セツトアドレスを入力し、かつまたインターフエ
イス(図示せず)介して、CPUから直接入力さ
れるアドレスバス30にも接続され前記メモリア
ドレスMA13か前記オフセツトアドレス20か
あるいは前記CPUからのアドレス30を選択す
る選択回路3、および前記選択回路3の出力31
をアドレス信号として入力するVRAM4を含ん
でいる。さらに、前記VRAM4からの出力デー
タ40は、キヤラクタジエネレータ5にアドレス
の一部として入力され、CRTC1から出力される
信号がラスタアドレス変換回路41を介してラス
タアドレス42として、キヤラクタジエネレータ
5に入力され、前記出力データ40とラスタアド
レス41とによつてアクセスされた前記キヤラク
タジエネレータ5の出力50はビデオ制御回路6
に入力される。このビデオ制御回路6は、前記
CRTC1から出力される水平同期信号10、垂直
同期信号11および表示期間指示信号12の各制
御信号を入力し、前記表示期間指示信号12が論
理1の状態、すなわちCRTC1が1画面を、画面
の左上隅から右下隅までスポツトスキヤンを行う
ように制御している間に、前記メモリアドレス
MA13に対応するキヤラクタと、前記オフセツ
トアドレス20に対応するキヤラクタとの2つの
キヤラクタを、デイスプレイ装置特にLCDパネ
ル装置7に出力する。そして、CRTC1自身が
VRAM4を1バイト分アクセスする間に、強制
的にオフセツトをかけて2バイト分アクセスでき
るようにしている。 タイミング発生回路8は、CRTC1に基本クロ
ツク(CRTCCLK)を与えると同時に、この
CRTCCLK信号を選択回路3にも与えている。
さらに、前記基本クロツクCRTCCLK信号の各
周期間に1回パルスとなり、前記基本クロツク
CRTCCLKよりも半周期遅れた信号CRTSIDE信
号をも前記選択回路3に与えている。これらの信
号を用いて、選択回路3はVRAM4のアドレス
として、CRTC1から発生されるメモリアドレス
MAか、前記オフセツト発生回路2を介して発生
されるオフセツトアドレス信号20かを選択し、
前記メモリアドレス13かオフセツトアドレス2
0を時分割的にVRAM4に与えている。VRAM
4から出力される対応するコードはそれぞれキヤ
ラクタジエネレータ5に時分割的に与えられる。
このときVRAM4は、1画面のすべての画素に
対応して、1ワードずつ存在しているので、
LCDの画面の1画面の表示キヤラクタ数と
VRAMのワード数は同じである。したがつて、
画面を上下半分ずつ領域分割した場合に対応し
て、VRAMのアドレス空間は、VRAM4に与え
られるアドレス信号31の最上位ビツトの0また
は1の論理状態によつて、下位アドレス領域と上
位アドレス領域に2分割されることになる。従つ
て、アドレスの最上位ビツトが“0”のときには
オフセツト回路2によつて、プラスのオフセツト
をかけ、最上位ビツトが“1”のときにはマイナ
スのオフセツトをかけることになる。なお、2分
割されたアドレス領域に対応して、下位側チツプ
と上位側チツプとでVRAMを構成してもよい。
本実施例では、VRAM4のMAアドレス用と
VRAMオフセツトアドレス用のチツプセレクト
信号80と82の信号を選択する選択回路9を介
して、選択回路9の出力がチツプセレクト信号と
して、VRAM4にあたえている。このとき、前
記選択回路9の入力チツプセレクト信号を選択す
るための制御信号83が前記タイミング発生回路
8から与えられている。この場合、VRAM4を
構成する2つのメモリチツプの一方をイネーブル
にしているときには他方はデイスエーブル状態で
ある。デイスエーブル状態のときにはパワーダウ
ンモードにはいるメモリチツプを使用すれば消費
電流を減少させることができる。 第1図の回路構成図における各回路の動作を第
3図のタイミングチヤートにしたがつて説明す
る。第3図のタイミングチヤートにおいて、波形
Aは、タイミング発生回路8からCRTC1および
選択回路3に与えられる基本クロツク
CRTCCLK信号である。そして、波形Bは、前
記波形AであるCRTCCLKクロツクを遅延させ
たクロツク(CRTSIDE)でありCRTCCLK信号
の連続する2つの立ち下がりの間、すなわち1周
期間内にパルスとなる矩形波である。CRTC1
は、基本クロツクCRTCCLKの各立ち下がりを
始点として、メモリアドレスを発生するので、波
形Cのメモリアドレス信号に示すように、
CRTCCLK信号の各周期にそれぞれMA0
MA1、およびMA2等のメモリアドレスを発生し
ている。各CRTCCLKの各周期において、
CRTC1から発生されたメモリアドレスMAは、
オフセツト発生回路2に与えられるので、波形D
に示すようなオフセツトアドレスOFFA0,
OFF1およびOFF2は、各MAアドレスよりもわ
ずかに遅れて開始するように発生されるが、同じ
CRTCCLKの周期において1つずつ発生される。
これらのアドレス信号CおよびDは、それぞれ
MAアドレスおよびオフセツトアドレスとして選
択回路3に入力される。選択回路3において、波
形AのCRTCCLKの立ち下がりから波形Bの
CRTSIDE信号の立ち下がりまでの区間、すなわ
ちCRTCCLKの各周期の前半において、波形C
のメモリアドレスMAが出力線31に出力され、
一方、波形BのCRTSIDE信号の立ち下がりから
次の波形AのCRTCCLKの立ち下がりまでの区
間、すなわち前記波形AのCRTCCLKの各周期
の後半において、波形Dのオフセツトアドレス信
号が選択回路3の出力31に時分割的に出力され
る。したがつて、VRAM4は、これらのアドレ
ス信号、すなわちMAアドレスとオフセツトアド
レスをそれぞれCRTCCLKの各周期の前半の半
周期および後半の半周期でそれぞれ時分割的に入
力するので、それぞれMAアドレスに対応するデ
ータ、(例えば1バイトのオクタル表示で“31”)
およびオフセツトアドレスに対応するデータ(例
えば、オクタル表示で“32”)がそれぞれVRAM
4の出力40に出力される。VRAM4がMAア
ドレスおよびオフセツトアドレスによつてそれぞ
れアクセスされる期間には、選択回路9から出力
されるチツプセレクト信号は、タイミング発生回
路8から発生されるVRAMMAアドレスチツプ
セレクト80およびVRAMオフセツトアドレス
チツプセレクト信号82のいずれかが与えられ、
これらはそれぞれEまたはFの波形に示すような
波形である。MAアドレスチツプセレクト信号E
は、波形BのCRTSIDE信号のパルスが出力され
るときに論理0に活性化され、VRAMオフセツ
トアドレスチツプセレクト信号Fは、波形Aに示
すCRTCCLKのパルスが発生されるときに論理
0に活性化される信号である。VRAM4はMA
アドレスが発生されている場合には、基本クロツ
クCRTCCLKの前半の半周期の後半においてイ
ネーブル状態になり、一方、オフセツトアドレス
が出力されている場合にはCRTCCLKの各周期
の後半の半周期の後半においてイネーブル状態に
なる。したがつて、VRAM4からはMAアドレ
スで指定されるデータが、波形Gに示すようなタ
イミングで出力され、一方、オフセツトアドレス
で指定されるVRAM4の出力データ、すなわち
オフセツトアドレスデータは波形Hに示すような
タイミングで出力される。波形Gに示すようなタ
イミングにしたがつて出力されるVRAM3から
のMAデータと波形Hで示すオフセツトアドレス
データは、それぞれ時分割的にキヤラクタジエネ
レータ5にアドレスとして与えられ、対応するキ
ヤラクタデータ50が出力される。このような
MAアドレスデータに対応するキヤラクタデータ
と、オフセツトアドレスデータに対応するキヤラ
クタデータは、ビデオ制御回路6の中にあるラツ
チ回路に波形Iに示されたUPLCKのクロツクと
波形Jで示すLPLCKのクロツクの立ち上がりで
それぞれラツチされる。すなわち、波形Iで、
MAデータをラツチし、波形Jでオフセツトデー
タをラツチする。それぞれのキヤラクタは、パネ
ル駆動回路を介してLCDパネルに画面の上半分
の1点と下半分の対応する1点にそれぞれ同時に
表示される。 尚、1画面に表示可能な行数が偶数ならば
CRTCの出力アドレスが画面の上半分をさすの
か、下半分をさすのかを判別して、CRTCの出力
アドレスにオフセツト値を加算又は減算するのみ
で良いが、表示行数が奇数の場合には一種類のオ
フセツト値を単に加算、減算するだけでは完全な
表示ができない。この理由を以下に説明する。 第4図aの様に1キヤラクタが4ドツト×4ド
ツトのパターンで構成されているとする。また、
デイスプレイの一画面には第4図bの様に2文字
×7行の表示が可能であるとする。 尚、第4図bの〜はCRTCから出力される
アドレスを示す。 例えば、CRTCがアドレス1を出力し、対応す
るキヤラクタパターンの一ライン目を走査してい
るとすると、本発明によれば、下半分の画面のア
ドレス7に対応するキヤラクタパターンの3ライ
ン目を走査することになる。従つて、オフセツト
値は+6である。一方、アドレス1に対応するキ
ヤラクタパターンの3ライン目を走査するときに
はアドレス9に対応するキヤラクタパターンの1
ライン目を走査することになる。つまりオフセツ
ト値は+8である。従つて、第4図bに矢印で示
してある様に2種類のオフセツト値が必要となる
のである。第4図bに於けるCRTCのアドレスと
オフセツト値との関係は以下の様になる。
〔発明の効果〕
このように、本発明は、CRTCを使つてCRT
のみならず、最近実用性が高まつてきた液晶のデ
イスプレイすなわちLCDパネル表示装置をも駆
動できるようにしたもので、専用のLCDコント
ローラを必要とせず、量産されているCRTCを使
つてLCDを制御できるので、CRTCに対するコ
ストパフオーマンスが非常に向上するという効果
がある。さらに、本発明によれば、CRTCを用い
てCRTばかりでなくLCDも制御できるので、
CRTCのコストパフオーマンスが向上するととも
に、CRTCをLCDコントローラの代りに用いて
も、まつたく同様に、100ラインの水平走査につ
き必ず1回は各画素が表示されることになるの
で、各画素が薄く表示されることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のCRTCによる画面2分割表
示方式に従う回路構成図、第2図a〜dは、メモ
リアクセスの概念図、第3図は第1図の各回路の
出力波形のタイミングチヤート、第4図aは1キ
ヤラクタのドツトパターン図、同図bはデイスプ
レイの一画面における文字表示を示す概念図、第
5図aは本発明のオフセツト発生回路のブロツク
図、同図bは前記オフセツト発生回路の詳細な回
路構成図、第6図は本発明のビデオ制御回路のブ
ロツク図である。 1…CRTC、2…オフセツトアドレス発生回
路、3…選択回路、4…VRAM、5…キヤラク
タジエネレータ、6…ビデオ制御回路、7…
LCDパネル装置、8…タイミング発生回路、9
…選択回路、10…水平同期信号、11…垂直同
期信号、12…表示期間指示信号、13…メモリ
アドレス(MA)、20…オフセツトアドレス信
号、21,22…アドレスコンペア回路、23,
24…オフセツト値発生回路、25…オフセツト
値を加えるか引くかを決める判断回路、26…加
減算器、M32,M33,M34,M35…比較
回路、M27,M36,M37…オフセツト値発
生回路及び判断回路、M38,M39,M40,
M41,M42,M43…加減算器、60,61
…ラツチ回路、62…選択回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 CRTの少なくとも1画面分の表示データを
    記憶する画像メモリに対してメモリアドレスを発
    生するCRTコントローラと、液晶デイスプレイ
    の画面を少なくとも2つに領域分割した画面上に
    於いて前記メモリアドレスに対応する表示位置が
    分割した領域のうちの何れの領域に対応するかを
    判断する判断回路と、オフセツト値を発生するオ
    フセツト値発生回路と、前記判断回路の出力に応
    答して前記オフセツト値を前記メモリアドレスに
    加算又は前記メモリアドレスから減算して前記メ
    モリアドレスに対応する表示位置が含まれる領域
    とは別の領域の表示位置に対応するようオフセツ
    トされたメモリアドレスを出力する演算回路とを
    設け、前記CRTコントローラが1つのメモリア
    ドレスを出力する間に前記メモリアドレス及びオ
    フセツトされたメモリアドレスにより画像メモリ
    のデータを少なくとも2つ読出し、これら少なく
    とも2つのデータに対応するそれぞれの表示を前
    記液晶デイスプレイの画面に同時に行い得るよう
    にしたことを特徴とするCRTコントローラによ
    る液晶デイスプレイ表示制御方式。 2 前記液晶デイスプレイの画面を上下に2分割
    し、前記判断回路はメモリアドレスに対応する表
    示位置が画面の上、下どちらの領域に含まれるか
    を判断し、前記演算回路は、前記表示位置が上側
    の画面に含まれるときには前記メモリアドレスか
    らオフセツト値を減算し、前記表示位置が下側の
    画面に含まれるときには前記メモリアドレスとオ
    フセツト値の加算を行い、前記CRTコントロー
    ラの1メモリアドレス出力に応答して、上側と下
    側の画面に同時に表示を行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のCRTコントローラに
    よる液晶デイスプレイ表示制御方式。
JP60141633A 1985-06-28 1985-06-28 Crtコントロ−ラによる液晶デイスプレイの表示制御方式 Granted JPS622298A (ja)

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JPS622298A JPS622298A (ja) 1987-01-08
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