JPH037140Y2 - - Google Patents

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JPH037140Y2
JPH037140Y2 JP13091285U JP13091285U JPH037140Y2 JP H037140 Y2 JPH037140 Y2 JP H037140Y2 JP 13091285 U JP13091285 U JP 13091285U JP 13091285 U JP13091285 U JP 13091285U JP H037140 Y2 JPH037140 Y2 JP H037140Y2
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JP
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mold clamping
injection molding
molding machine
mold
magnetic field
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JP13091285U
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、磁場射出成形機の型締装置に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 従来の磁場射出成形機の型締装置として、例え
ば実開昭60−37233号公報に示されるものがある。
この磁場射出成形機の型締装置では、金型→固定
盤→タイバー→可動盤→金型の順に磁気回路が構
成されている。すなわち、タイバーが磁気回路の
一部を構成している。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の磁場射出成形機の型
締装置には、タイバーは最大磁束に対しても飽和
しないようにする必要があるため、必要以上に径
の大きいものとなるという問題点がある。すなわ
ち、磁気回路を構成するために要求されるタイバ
ーの直径が強度及び剛性上から必要とされるタイ
バーの直径よりも大きいため、必要以上に直径の
大きいタイバーを使用する必要があつた。このた
め、型締装置の価格が上昇すると共に大型化す
る。また、通常の射出成形機を磁場射出成形機に
改造することが困難である。また、タイバーの直
径が大きいためエジエクター等の設置場所が制約
され、所望の付属装置を配置することができない
場合があつた。このため、タイバーの磁気回路に
必要な部分だけ直径を大きくし、その他の部分は
型締力に必要な直径とすることが考えられるが、
この場合にも通常の射出成形機を磁場射出成形機
として改造するときには、タイバー及び可動盤を
新規に製作する必要があり、価格は高いものとな
る。本考案はこのような問題点を解決することを
目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、タイバー外周に磁気回路構成用の円
筒形スペーサーを設けることにより上記問題点を
解決する。すなわち、本考案による磁場射出成形
機の型締装置は、タイバーの固定盤端面位置から
可動盤最大型開ストローク位置までの部分の外周
に、磁気回路に必要な断面積を有する円筒形スペ
ーサーがはめ合わされている。
(ホ) 作用 タイバーの断面積と円筒形スペーサーの断面積
とを加算したものは磁気回路に必要とされる断面
積としてある。従つて、必要な磁束を金型に作用
させることができる。タイバーの直径は型締力に
必要とされる直径のままであるので、タイバーに
よつて囲まれた部分にエジエクター等の型締装置
の付属装置を従来と同様に設置することができ
る。また、通常の射出成形機を改造して磁場射出
成形機とする場合には、円筒形スリーブを新設す
ると共に可動盤を新設又は改造すればよいので、
改造価格が低減される。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を添付図面の第1図に基
づいて説明する。
固定盤10と型締ハウジング12とが対面して
配置され、両者はタイバー14及びナツト16に
よつて連結されている。タイバー14の固定盤1
0端面位置から所定の位置までの間の外周に円筒
形スペーサー18が設けられている。可動盤20
が円筒形スペーサー18の外周に案内されて軸方
向に移動可能である。従つて、円筒形スペーサー
18は可動盤20の最大型開ストローク位置にお
いても可動盤20を案内可能な長さとしてある。
固定盤10に励磁コイル22が設けられ、また可
動盤20に励磁コイル24が設けられる。固定盤
10に固定金型26が取り付けられ、また可動盤
20に可動金型28が取り付けられる。可動盤2
0はトグル式の型締リンク30を介して型締シリ
ンダ32と連結されている。
次にこの実施例の作用について説明する。型締
シリンダ32を作動させて型締リンク30を介し
て可動盤20を円筒形スペーサー18の外周に沿
つて移動させることにより、型開閉及び型締が行
われる。型締状態で励磁コイル22及び励磁コイ
ル24に通電することにより固定金型26及び可
動金型28に磁場を発生させることができる。こ
れによりプラスチツクマグネツトなどの磁場射出
成形が行われる。その際、磁束はタイバー14の
断面積に円筒形スペーサー18の断面積を加えた
ものを通過する。この断面積は必要な磁束を通過
可能な断面積としてある。従つて、固定金型26
及び可動金型28の所望の磁場を発生させること
ができる。タイバー14の直径は型締反力を支持
するためにのみ必要な直径としてある。従つて、
型締ハウジング12と可動盤20との間の4本の
タイバー14によつて囲まれた空間は充分な広さ
を有するため、エジエクターなど付属する装置・
部品を設置可能である。また、この磁場射出成形
機の型締装置は、通常の射出成形機を改造するこ
とにより比較的簡単に得ることができる。すなわ
ち、可動盤20のガイド穴の径を円筒形スペーサ
ー18の外径に応じたものとし、円筒形スペーサ
ー18を新たに製作すれば第1図に示す磁場射出
成形機の型締装置とすることができ、安い価格で
改造することが可能となる。なお、説明した実施
例はトグル式型締装置の例であるが、直圧式型締
装置であつても本考案は適用可能である。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、タ
イバーの外周に所定の断面積の円筒形スペーサー
を設けて磁気回路を構成するようにしたので、従
来の射出成形機を簡単かつ安価に磁場射出成形機
に改造することができ、またエジエクター等の設
置スペースを充分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁場射出成形機の型締装
置を示す図である。 10……固定盤、12……型締ハウジング、1
4……タイバー、16……ナツト、18……円筒
形スペーサー、20……可動盤、22……励磁コ
イル、24……励磁コイル、26……固定金型、
28……可動金型、30……型締リンク、32…
…型締シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイバーによつて磁気回路の一部が構成される
    磁場射出成形機の型締装置において、 タイバーの固定盤端面位置から可動盤最大型開
    ストローク位置までの部分の外周に、磁気回路に
    必要な断面積を有する円筒形スペーサーがはめ合
    わされていることを特徴とする磁場射出成形機の
    型締装置。
JP13091285U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH037140Y2 (ja)

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JP13091285U JPH037140Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JP13091285U JPH037140Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6241519U JPS6241519U (ja) 1987-03-12
JPH037140Y2 true JPH037140Y2 (ja) 1991-02-22

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