JPH0423408B2 - - Google Patents

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JPH0423408B2
JPH0423408B2 JP58004240A JP424083A JPH0423408B2 JP H0423408 B2 JPH0423408 B2 JP H0423408B2 JP 58004240 A JP58004240 A JP 58004240A JP 424083 A JP424083 A JP 424083A JP H0423408 B2 JPH0423408 B2 JP H0423408B2
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JP
Japan
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mold
coil
movable
frame
moving
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP58004240A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59130410A (ja
Inventor
Reiji Tamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP424083A priority Critical patent/JPS59130410A/ja
Publication of JPS59130410A publication Critical patent/JPS59130410A/ja
Publication of JPH0423408B2 publication Critical patent/JPH0423408B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/12Insulating of windings
    • H01F41/127Encapsulating or impregnating

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、プラスチツクマグネツト射出成形機
の型締装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 異方性プラスチツクマグネツトを射出成形する
場合には成形過程において磁場を加える必要があ
るが、この磁場を加える方法として2つの方法が
ある。すなわち、金型の内部に磁場発生用のコイ
ルを組み込む方法と、射出成形機の型締装置の外
周にコイルを配置する方法とである。
特開昭51−21197号公報に示されるような金型
の内部にコイルを組み込む方法には、次のような
欠点がある。すなわち、金型の内部にコイルを組
み込むためのスペースを必要とするため、その分
だけ金型が大きくなり、射出成形機も大型のもの
を使用する必要があり、また多数個取りの金型の
場合には取数が減少し、生産性が低下していた。
一方、型締装置の外周にコイルを配置する方法
には次のような欠点がある。すなわち、磁束の他
部分への分流を防止するために型締装置等に非磁
性体材料を用いる必要があり、また外周コイルの
ために一般に磁束の漏れが大きく、必要な有効磁
束を確保するためには発生磁束を大きくする必要
があつた。このためコイルは大型化すると共に消
費電力も増大していた。また、磁束漏れのため、
コイルの周辺では磁気によつて影響を受ける装置
を使用することができないという問題点もあつ
た。また、成形品の取り出しのために各サイクル
毎にコイルを移動させる必要があつた。
上記2つの方法とは別のコイルの配置として、
特開昭58−54620号公報に示されるように、タイ
バーを磁気回路の一部として構成すると共にコイ
ルをタイバーの内方の金型の周囲に配置したもの
がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、コイルを金型の周囲に配置した
場合には次のような問題が発生する。すなわち、
型開時に金型から成形品の取り出しを可能とする
ために、固定金型側にのみ比較的小さいコイルを
設けるか、又は固定金型及び可動金型の両方にま
たがる大きいコイルを設けると共に型開時にコイ
ルを移動させるようにする必要がある。小さいコ
イルの場合には、十分な磁束を得ることができな
いことになる。また、大きいコイルを移動させる
場合には、移動のために大きい力を必要とし、型
開閉のための機構が大型化すると共に動作が円滑
でなくなり、またコイル移動に要する時間が長く
なり生産性が低下する。なお、特開昭55−138218
号公報には、固定側金型及び可動側金型にそれぞ
れコイルを設けたものが示されれいる。しかし、
これの場合には、金型が専用のものとなり、金型
を交換する場合には金型とコイルとを常に一緒に
交換する必要があり作業性がよくないという問題
がある。
本発明はこのような課題を解決することを目的
としている。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、従来のプラスチツクマグネツト射出
成形機の型締装置における上記のような問題点に
着目してなされたものであり、コイルを2つに分
割し、一方のコイルを固定金型の外周に固定する
と共に他方のコイルは可動盤と共に移動するよう
にし、更に金型脱着時には、移動コイルは可動盤
に対して移動可能とし、固定コイルはフレームに
対して移動可能とすることにより、上記課題を解
決する。
(ホ) 作用 射出の際には、固定コイル及び移動コイルの両
方により十分な磁束が発生し、成形品に十分な磁
場を作用させることができる。成形後、型開きが
行なわれると、移動コイルのみが可動盤と共に移
動し、成形品の取り出しが可能となる。移動コイ
ルのみを移動させればよいので、型開閉のための
記号の負担は小さくなり、作動も円滑となる。ま
た、金型脱着時には、移動コイルを可動盤に対し
て移動させ、固定コイルをフレームに対して移動
させることにより、金型を露出させることがで
き、容易に金型の脱着を行なうことができる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1〜3図
に基づいて説明する。
まず、構成について説明する。
略長方形のフレーム12の内周部に型締機構1
4が設けられている。型締機構14は型締シリン
ダ16及び型締ピストン18から構成されてお
り、型締ピストン18の先端部にはフレーム12
によつて案内された可動盤20が取り付けられて
いる。この可動盤20には更に移動金型22及び
移動コイル24が取り付けられている。移動コイ
ル24の外周にはコイルボツクス26によつて保
護されており、このコイルボツクス26は第2図
に示すようにフレーム12によつて案内されてい
る。移動コイル24は、可動盤20に取り付けら
れたコイル移動シリンダ28のピストンロツド2
8aを介して、可動盤20と連結されている。移
動金型22に対面するように固定金型30がフレ
ーム12に対して取り付けられている。固定金型
30の外周には、これを包囲する固定コイル32
が設けられている。固定コイル32は前述のコイ
ルポツクス26と同様のコイルボツクス34によ
つて保護されると共にフレーム12に対して案内
されている。固定金型30のスプルー36に連通
するようにフレーム12にはノズル開口部38が
設けられている。このノズル開口部38には図示
していない射出装置のノズルが連結される。
次に、作用について説明する。
第1図に示すように型締された状態でノズル開
口部38から樹脂が射出される。樹脂はスプルー
36を通つて金型22及び30内に送り込まれ成
形品40が成形される。一方、射出中に移動コイ
ル24及び固定コイル32に電流が供給され、樹
脂が固化する前に成形品40に平行磁束が作用
し、成形品40は異方性プラスチツクマグネツト
となる。このとき移動コイル24及び固定コイル
32によつて発生する磁束は、第3図に示すよう
に閉ループを形成している。すなわち、磁束は移
動金型22→固定金型30→フレーム12→型締
シリンダ16→型締ピストン18→可動盤20
(なお、一部は直接フレーム12→可動盤20)
→移動金型22という閉ループを形成している。
従つて、磁束の漏れは少なく磁束は効率良く成形
品40に作用する。こうして1つの成形品40の
成形が終ると、可動盤20は型締機構14の作用
により、第1図中で左方向へ移動する。従つて、
移動金型20及び移動コイル24は可動盤20と
共に左方向へ移動し、成形品40の取り出しが行
なわれる。次いで、再び次の成形のために移動金
型22及び移動コイル24は可動盤20と共に右
方向へ移動し、再び第1図に示す状態となる。こ
うして次の成形が行なわれる。
なお、コイル移動シリンダ28は成形中には作
動させない。コイル移動シリンダ28は、移動金
型22を脱着するためのものであり、移動金型2
2を脱着する際にのみ作動する。金型の取り外し
は次のようにして行なわれる。まず、コイル移動
シリンダ28を作用させて移動コイル24を移動
金型22に対して左方向へ移動させ、移動金型2
2の取り付けボルト(図示してない)を外し、次
いで、固定コイル32を手動操作によつて図中左
方向へ移動させ、図示してないワイヤーによつて
金型を支え、次いで固定金型30の取り付けボル
ト(図示してない)を外し、その後で可能盤20
を左方向へ移動させ、移動金型22及び固定金型
30を一緒につり上げ、外に取り出す。金型を取
り付ける際には、上記と逆の順序で作業を行なえ
ばよい。上記のように、コイル移動シリンダ28
は金型脱着の際に移動金型22に対して移動コイ
ル24を移動させるためのものであるから、これ
に代えて手動式移動装置、例えばねじを用いた機
構等、にすることもできる。
上記のように本実施例のプラスチツクマグネツ
ト射出成形機の型締装置では、金型の外部にコイ
ルが設けられているため、金型として一般的な構
造のものを使用することができ、しかも成形品の
取り出しの際には、2つのコイルのうち移動コイ
ルのみを移動するだけで済み、生産性が高い。型
開閉動作も円滑となる。また、金型の脱着も移動
コイルを移動させるだけで簡単に行なうことがで
きる。なお、移動コイルは可動盤に連結されてい
るが、コイルはフレームによつて案内されている
ので、コイルの重量はフレームによつて支持さ
れ、可動盤へ作用する荷重は少ない。また、磁束
がもれないようにフレームを通して閉ループを形
成しているので、コイルを小型化して消費電力を
少なくしても十分な磁束効率を得ることができ
る。また、型締装置に非磁性体を用いる必要がな
くなる。
なお、上記実施例では、シリンダ式の型締機構
を用いたが、トグル式型締機構を用いることもも
ちろん可能である。
(ト) 発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、コ
イルを2分割し、一方のコイルは固定金型を包囲
するように固定し、他方のコイルは可動盤と共に
移動するようにし、更に金型脱着時には、移動コ
イルは可動盤に対して移動可能とし、固定コイル
はフレームに対して移動可能としたので、成形時
にコイルを移動するための時間が減少し、生産性
が向上する。また、コイルを移動するための負荷
が減少し、動作が円滑となる。また、金型交換作
業が簡略化されるとともに専用のものでない一般
的な金型の使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプラスチツクマグネツト
射出成形機の型締装置の平面図(下半分は断面
図)、第2図は第1図に示すプラスチツクマグネ
ツト射出成形機の型締装置の一線に沿う断面
図、第3図は本発明によるプラスチツクマグネツ
ト射出成形機の型締装置の磁束の流れを示す図で
ある。 12……フレーム、14……型締機構、16…
…型締シリンダ、18……型締ピストン、20…
…可動盤、22……移動金型、24……移動コイ
ル、26……コイルボツクス、28……コイル移
動シリンダ、30……固定金型、32……固定コ
イル、34……コイルボツクス、36……スプル
ー、38……ノズル開口部、40……成形品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレームと、フレームに取り付けられた型締
    機構と、フレームに取り付けられた固定金型と、
    型締機構の可動盤に取り付けられた移動金型と、
    コイルと、を有し、フレームは移動金型、固定金
    型、コイル及び型締機構を取り囲んでコイルによ
    つて発生する磁束の流れの閉ループを形成するよ
    うに配置されているプラスチツクマグネツト射出
    成形機の型締装置において、 上記コイルは、固定金型を包囲するようにフレ
    ームに取り付けられた固定コイルと、移動金型を
    包囲するように可動盤に取り付けられると共にフ
    レームによつて案内された移動コイルと、から構
    成され、金型脱着時には、移動コイルは可動盤に
    対して移動可能であり、固定コイルはフレームに
    対して移動可能であることを特徴とするプラスチ
    ツクマグネツト射出成形機の型締装置。
JP424083A 1983-01-17 1983-01-17 プラスチツクマグネツト射出成形機の型締装置 Granted JPS59130410A (ja)

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JP424083A JPS59130410A (ja) 1983-01-17 1983-01-17 プラスチツクマグネツト射出成形機の型締装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP424083A JPS59130410A (ja) 1983-01-17 1983-01-17 プラスチツクマグネツト射出成形機の型締装置

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Publication Number Publication Date
JPS59130410A JPS59130410A (ja) 1984-07-27
JPH0423408B2 true JPH0423408B2 (ja) 1992-04-22

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ID=11579021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP424083A Granted JPS59130410A (ja) 1983-01-17 1983-01-17 プラスチツクマグネツト射出成形機の型締装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60248330A (ja) * 1984-05-24 1985-12-09 Matsushita Electric Works Ltd 射出成形装置
JPS61123510A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Matsushita Electric Works Ltd 射出成形装置
JPS61123509A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Matsushita Electric Works Ltd 射出成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121197A (ja) * 1974-08-16 1976-02-20 Nippon Special Steel Co Ltd
JPS5584640A (en) * 1978-12-22 1980-06-26 Daido Steel Co Ltd Production of anisotropic resin magnet
JPS55138218A (en) * 1979-04-12 1980-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic field oriented metal mold
JPS5854620A (ja) * 1981-09-28 1983-03-31 Dai Ichi Seiko Co Ltd プラスチックマグネット用射出成形装置

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JPS59130410A (ja) 1984-07-27

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