JPS6343050Y2 - - Google Patents

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JPS6343050Y2
JPS6343050Y2 JP12029584U JP12029584U JPS6343050Y2 JP S6343050 Y2 JPS6343050 Y2 JP S6343050Y2 JP 12029584 U JP12029584 U JP 12029584U JP 12029584 U JP12029584 U JP 12029584U JP S6343050 Y2 JPS6343050 Y2 JP S6343050Y2
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JP
Japan
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mold
plate
movable
magnetic field
magnetic
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JP12029584U
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JPS6135812U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、磁場射出成形機に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 金型のキヤビイテイに対して放射状の磁場を作
用させることができる従来の磁場射出成形機とし
ては、例えば第8及び9図に示すようなものがあ
る。この磁場射出成形機は、固定盤10、可動盤
12、タイバー14、固定側コイル16、可動側
コイル18、固定型20、可動型22、プレート
24等から構成されており、固定側コイル16及
び可動側コイル18に逆向きの電流を流した場
合、第8図に示すような磁束の流れを得ることが
できる。これによつて金型のキヤビイテイ26に
は放射状の磁場を作用させることができ、ラジア
ル異方化したプラスチツクマグネツト成形品を得
ることができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の磁場射出成形機で
は、プレート24は固定型20及び可動型22と
共に金型を構成する部材であり、これが外周方向
に大きな寸法を有しているため、金型の成形機へ
の取り付け、金型の保守等の際に取扱いが不便で
あつた。本考案は、上記のような問題点を解決
し、金型の取扱いが容易な磁場射出成形機を得る
ことを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、放射状磁気回路を構成するためのプ
レートを磁場射出成形機に装備することにより、
上記目的を達成する。すなわち、本考案による磁
場射出成形機は、強磁性材料性のプレートがタイ
バーに対して軸方向に移動可能に支持されると共
に非磁性材料性の支持部材によつて可動盤と連結
されており、このプレートの中央部には型閉時に
金型のキヤビイテイ外周部が挿入される穴が設け
られている。
(ホ) 作用 上記のような構成とすることにより、金型に外
周方向への突出部を設ける必要がなくなるので、
金型の取扱いが容易になる。また、プレートは、
例えばブツシユを介してタイバーに支持されるこ
とになるため、磁束を導く面積が広くなり、磁気
効率も向上する。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を添付図面の第1〜7図
に基づいて説明する。
固定盤30及び可動盤32がタイバー34によ
つて連結されており、可動盤32はタイバー34
の軸方向に移動可能としてある。固定盤30、可
動盤32及びタイバー34は強磁性鋼を用いて作
られている。固定盤30のポール30aの外周に
固定側コイル36が設けられており、また可動盤
32のポール32aの外周に可動側コイル38が
設けられている。固定盤30に対して固定型40
が取り付けられ、また可動盤32に対して可動型
42が取り付けられる。固定型40は、強磁性鋼
部40a及び非磁性鋼部40bから成つており、
また可動型42も同様に強磁性鋼部42a及び非
磁性鋼部42bから成つている。固定型40と可
動型42との間には固定型40及び可動型42と
同様の外形状を有する中間型44が設けられてい
る。固定型40、可動型42及び中間型44によ
つてキヤビイテイ46が区画されている。キヤビ
イテイ46内には射出シリンダ48から溶融樹脂
を射出可能である。タイバー34に対してブツシ
ユ50を介してプレート52が軸方向に移動可能
に支持されている。強磁性鋼製のプレート52
は、第3及び4図に示すように、非磁性鋼製の支
持部材54及びナツト56によつて可動盤32と
一体に移動するように連結されている。プレート
52は、金型が挿入される金型用穴52aを中央
部に有している。
次にこの実施例の作用について説明する。第5
図に、型締をして固定側コイル36及び可動側コ
イル38に互いに逆向きの電流を流し、磁場を発
生させた状態を示してある。1つの磁路は固定盤
30→ポール30a→可動型40の強磁性鋼部4
0a→中間型44→プレート52→タイバー34
→固定盤30の磁路であり、もう1つは可動盤3
2→ポール32a→可動型42の強磁性鋼部42
a→中間型44→プレート52→タイバー34→
可動盤32の磁路である。こうすることによつ
て、キヤビイテイ46には放射方向の磁場が作用
し、成形品中の磁性粉末を磁場によつて配向させ
ることができる。プレート52とタイバー34と
はブツシユ50を介して広い面積で接触している
ため、磁気効率も向上する。プレート52はタイ
バー34に対して支持され、可動盤32と一体に
移動するので、金型の外形状に突起部がなく、金
型の取扱い及び保守が容易になる。
なお、プレート52は、第7図に示すように、
分割可能な構造とすることにより、取り付け及び
取り外しを容易にすることができ、また金型の取
り付けも容易にすることができる。すなわち、こ
のプレート52は、上側プレート52aと下側プ
レート52bとに分割可能であり、またタイバー
34に対する支持部は金具52cをボルト53に
よつて取り付けることにより構成されている。こ
のような構造とすることにより、プレート52の
取り付け及び取り外しが容易化されることは明ら
かである。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、放
射方向の磁路を形成するためのプレートをタイバ
ーによつて支持すると共に可動盤に連結するよう
にしたので、金型の構造が簡単化され、その取扱
い及び保守が容易となるという効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁場射出成形機を示す図
(第2図の−線に沿う断面図)、第2図は第1
図の−線に沿う断面図、第3図は金型を除去
した状態の磁場射出成形機を示す図、第4図は磁
場射出成形機の斜視図、第5図は第1図に示した
磁場射出成形機に形成される磁束の流れを示す
図、第6図はプレートに形成される磁束の流れを
示す図、第7図は別の実施例の分割可能なプレー
トを示す斜視図、第8図は従来の磁場射出成形機
を示す図(第9図の−線に沿う断面図)、第
9図は第8図の−線に沿う断面図である。 30……固定盤、32……可動盤、34……タ
イバー、36……固定側コイル、38……可動側
コイル、40……固定型、42……可動型、44
……中間型、46……キヤビイテイ、48……射
出シリンダ、50……ブツシユ、52……プレー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイバーを磁路として用いる磁場射出成形機に
    おいて、 強磁性材料性のプレートがタイバーに対して軸
    方向に移動可能に支持されると共に非磁性材料性
    の支持部材によつて可動盤と連結されており、こ
    のプレートの中央部には型閉時に金型のキヤビイ
    テイ外周部が挿入される穴が設けられていること
    を特徴とする磁場射出成形機。
JP12029584U 1984-08-06 1984-08-06 磁場射出成形機 Granted JPS6135812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12029584U JPS6135812U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 磁場射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12029584U JPS6135812U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 磁場射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6135812U JPS6135812U (ja) 1986-03-05
JPS6343050Y2 true JPS6343050Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30679123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12029584U Granted JPS6135812U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 磁場射出成形機

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JP (1) JPS6135812U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6135812U (ja) 1986-03-05

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