JPH0286418A - プラスチックマグネットの成形法および成形金型装置 - Google Patents

プラスチックマグネットの成形法および成形金型装置

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JPH0286418A
JPH0286418A JP23826788A JP23826788A JPH0286418A JP H0286418 A JPH0286418 A JP H0286418A JP 23826788 A JP23826788 A JP 23826788A JP 23826788 A JP23826788 A JP 23826788A JP H0286418 A JPH0286418 A JP H0286418A
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JP
Japan
Prior art keywords
ring
resin
molding
sliding sleeve
runner
Prior art date
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Pending
Application number
JP23826788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuji Kurata
倉田 格治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂中に磁性粉末を充填したプラスチックマ
グネットを、射出によって成形する方法および成形金型
装置に関する。
従来の技術 VTI’?キャプスクンモータ用ロータのように、金属
製のモータヨークの外周にプラスチックマグネットを一
体に成形する場合、モータヨークをインサートとして金
型内に予め配置し、モータヨーク外周に射出成形によっ
てプラスチックマグネットを一体化することが行われて
いる。
この射出成形は、成形空間の外側にリング状ランナを配
し、リング状ランナと成形空間の間を全周にわたってリ
ングゲートで連絡し、周囲から成形空間へ一斉に樹脂を
射出する方法である。
中央部にゲートを設ける方法もあるが、ロータの中央に
シャフトやプーリを有する製品では、このような方法を
採用できず、前述したリングゲートを用いる技術が採用
されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前述のリングゲートを用いる技術では、リング
状成形品(プラスチックマグネット)の着磁面、すなわ
ち外周面または端面にウェルドラインが発生する。着磁
仕様が、NとSの極ピッチ0.3〜0.5 amのよう
な多極着磁である場合は、多極着磁の出力波形をみると
、ウェルドライン部で乱れを生じているという問題があ
る。
本発明は、リングデー1−1用いる技術において、ウェ
ルドラインの発生を抑えたプラスチックマグネットの成
形法および成形金型装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、前述の技術にお
いて、リング状ランナに樹脂が充填されるまではリング
ゲートを閉じておき、リング状ランナへの樹脂の充填完
了後にリングゲートを開いて成形空間に樹脂を射出する
点に特徴を有する。
また、本発明に係る成形金型装置は、リングゲートの空
間を、固定側金型部材と型抜き方向に移動可能な摺動ス
リーブで構成する。そして、リングゲートを閉じる方向
に摺動スリーブを付勢する手段と、リング状ランナ内の
所定値以上の樹脂充填圧で前記付勢を解除する手段を備
えたものである。
作用 従来、ウェルドラインが発生していた理由を考案してみ
ると次のとおりである。すなわち成形空間とリング状ラ
ンナは、リングゲートを介して全周で連絡しているが、
スプルからリング状ランナに樹脂を導入する箇所は1ケ
所あるいは数ケ所の部分的なものである。従って、スプ
ルからリング状ランナに樹脂が導入される部分域が完了
するまでの逆ψ!で、リンクケートから成形空間への樹
脂の射出が始まってしまう。
周囲から一斉に成形空間へ樹脂の射出を行なう目的で採
用しているリングゲートが、その機能を十分に果さずウ
ェルドラインが発生しているのである。
しかし、本発明では、リング状ランナの全体に樹脂の充
填が完了するまではリングゲートを閉じておく。そして
、リング状ランナへの樹脂の充填完了後にリングゲート
を開くので、成形空間へその周囲から一斉に樹脂を射出
することができ、ウェルドラインの発生、を抑えること
ができるのである。
実施例 次に、本発明の詳細な説明する。
シャフトlおよびプーリ2を備えたモータヨーク3を、
可動側金型4に装着してインサートとし、可動側金型4
と固定側金型5で構成される成形空間6へ樹脂を射出す
る。この樹脂の射出は、成形空間6の外側にリング状ラ
ンナ7配し、まず、スプル8からリング状ランナ7に樹
脂を充填する。そして、成形空間6とリング状ランナ7
を全周でつなぐリングゲート9を介して、成形空間6へ
樹脂を射出する。
ここで、リングゲート9の空間は、固定側金型5の部材
と、可動側金型4のこれとは独立して型抜き方向に移動
可能な摺動スリーブ10(円筒状部材)で構成する。す
なわち、摺動スリーブ10は、その基部を、突出しビン
l】の突出し板12に固定されており、突出し板12を
支持するコイルスプリングI3によって、リングゲート
9を閉じるように付勢されている。コイルスプリング1
3は、リング状ランナ7に樹脂の充填が確実に終了する
までは摺動スリーブIOを突出させてリングゲート9を
閉じている強さをもっている。そして、リング状ランナ
7の樹脂の充填圧が所定値以上になったとき、その圧力
がコイルン スブIJA//13の抗力に打ち勝って摺動スリーブ1
0を押戻し、リングゲート9が開いて周囲から一斉に成
形空間6へ樹脂の射出を行なう。
摺動スリーブ10は、リングゲート9の空間を構成する
部材になってい森に、リング状ランナ7の空間を構成す
る部材にもなっている(第1図において、摺動スリーブ
loの先端の円弧部分)、この部分に樹脂の充填圧が加
えられることにより、このような部分がない場合に比べ
て、摺動スリーブの押戻しが円滑に行なわれることにな
る。
本実施例では、リングゲートの開閉にスプリングの弾発
力を利用しているので開閉機構が簡単なものとなる。ま
た、摺動スリーブ1oは、突出しピン11と共に成形品
の型抜き機能も備えており、成形品の金型からの取出し
が容易となる。
摺動スリーブlOは、突出し板12に固定せず、別途ス
プリングで支持したり、油圧シリンダや空気圧シリンダ
等のシリンダ機構に連結して、リングゲートの開閉動作
を行なわせるようにしてもよい。
摺動スリーブ10にシリンダ機構を連結してリングゲー
トの開閉動作を行なわせる場合、リング状ランナ7内に
圧力センサを設置し、リング状ランナ7内の樹脂充填圧
が所定値以上であることを検出して、これに連動してシ
リンダ機構を作動させ、リングゲート9を開くようにす
る。
発明の効果 上述のように、本発明は、リング状ランナに樹脂の充填
が完了するまではリングゲートを閉じておき、その後リ
ングゲートを開いてその周囲から一斉に成形空間へ樹脂
の射出を行なう。
その結果、ウェルドラインの発生を抑えた成形品を製造
でき、ウェルドラインの存在に起因する着磁波形の乱れ
がないプラスデックマグネットを得られる点、その工業
的価値は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る成形金型袋の一実施例を示す要部
断面図である。 3はモータヨーク、4は可動側金型、5は、固定側金型
、6は成形空間、7はリング状ランナ、9はリングゲー
ト、10は摺動スリーブ、13はコイルスプリング 手続補正書印釦 昭和63?r 12JI  f u 長 11゛許庁峙官吉田文毅殿 ・lIl’lツノ;r+:   II/(和63イ1 
 特  許 願 第238267$;2 発明の名称 プラスチックマグネットの成形法および成形金型装置 3111i +lを゛(゛るに ・旧′1との関係  特 許 出願人 if  +9i 東+;<都新宿IA西ni宿’、 ’I’ If l 
ih I 号名fl+、(+2+1)新1111i電機
は入会ν14   J+li +1 のχ、+tぐ5 
捕11の内容 (1)明細書第5頁第13行目における「考案」を「検
討」と訂正する。 (2)明細書第7頁第8行目における「プ10」を[ブ
l0J(3)明細古巣9頁における第3行目と第4行目
の間に、[上記装置で直径72mmのプラスチックマグ
ネットを成形し、その外周面に1440極の着磁を施し
た。これをモーターに組み込み、F’G出力波形をオシ
ログラフで書きとったものを第2図(a)に示す。出力
波形には乱れがないことが分かる。 一方、リングゲートを閉じない従来の方法で得た同様の
プラスチックマグネットのFG出力波形を第2図(bl
に示す。矢印Aで示すように、スプル近傍とウェルドラ
インに相当する部分に波形の突出が見られ、乱れを生じ
ている。」を加入する。 (4)明細書第9頁第16行目における「断面図」と「
である」との間に、「、第2図はプラスチックマグネッ
トのFG出力波形図」を挿入する。 (5)第2図を別紙のとおり追加する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータヨークをインサートとして、その外周にプラ
    スチックマグネットを一体に射出成形する方法において
    、 成形空間の外側にリング状ランナを配し、リング状ラン
    ナと成形空間の間を全周にわたってリングゲートで連絡
    し、 リング状ランナに樹脂が充填されるまでは前記リングゲ
    ートを閉じておき、リング状ランナへの樹脂の充填完了
    後にリングゲートを開いて成形空間に樹脂を流入させる
    ことを特徴とするプラスチックマグネットの成形法。 2、モータヨークをインサートとして、その外周にプラ
    スチックマグネットを一体に射出成形する金型において
    、次の(イ)〜(ニ)の構成を備えたプラスチックマグ
    ネットの成形金型装置。 (イ)成形空間の外側にリング状ランナを備え、 (ロ)成形空間とリング状ランナの間を全周にわたって
    リングゲートで連絡し、 (ハ)リングゲートの空間を、固定側全型部材と型抜き
    方向に移動可能な摺動スリーブで構成し、 (ニ)リングゲートを閉じる方向に摺動スリーブを付勢
    する手段と、リング状ランナ内の所定値以上の樹脂充填
    圧で前記付勢を解除する手段とを備える。 3、リングゲートを閉じる方向に摺動スリーブを付勢す
    る手段が、摺動スリーブを直接あるいは間接に支持する
    スプリングであり、スプリング強さが、リング状ランナ
    内の所定値の樹脂充填圧に相当する請求項2記載の成形
    金型装置。 4、摺動スリーブが、リングゲートの空間およびリング
    状ランナの空間の構成部材である請求項3記載の成形金
    型装置。 5、リングゲートを閉じる方向に摺動スリーブを付勢す
    る手段が、摺動スリーブに直接あるいは間接に連結した
    シリンダ機構であり、シリンダ機構の作動を、リング状
    ランナ内に設置した圧力センサに連動させた請求項2記
    載の成形金型装置。
JP23826788A 1988-09-22 1988-09-22 プラスチックマグネットの成形法および成形金型装置 Pending JPH0286418A (ja)

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462448B1 (en) 2000-07-05 2002-10-08 Black & Decker Inc. Flux ring for an electric motor
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